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神が死んだ世界ー幕間Ⅰ

20211027_1

!SYSTEM
アンフィスが入室しました
!SYSTEM
ヘーレムが入室しました
アンフィス
こんばんは。お付き合い感謝です。
ヘーレム
いえいえ~
遅れちゃってごめんね!
アンフィス
どうしましょうね。休憩室見ないなところで休憩中にアンフィスかヘーレムがやってきた、みたいな感じでよろしいでしょうか
あるいはこちらが理由つけてお部屋から連れ出すのでもOKです
ヘーレム
どっちでも大丈夫よ!アンフィスが登場しやすい方でどうぞどうぞ
アンフィス
了解です。では前者で参りましょう。自動販売機の前で使い方考えていますね。
よろしくお願いいたします。
ヘーレム
あい!
よろしくおねがいしまうま!
 
 
 
魔神人間と呼ばれる勢力と、魔動天使を信仰する勢力が存在する混沌の魔域を攻略するため、一行は大きな手掛かりがあるであろう、北を目指すこととなる。
そのために各々準備を整えているところであった。
!SYSTEM
BGMを変更 by アンフィス
聞きなれたメロディー60%
休憩室にある、長大な箱の前に立っているのは1人の少女である。
ヘーレム
聞きなれて…いない!(FGO未履修
白いリボンを頭に巻き、首からは森羅魔法を受けるためのシンボルを下げている。
アンフィス
いつでもどうぞ
ヘーレム
💯
最初はミシェルを手伝っていたが、一度休憩をと言われ、他の仕事がある彼女とは一旦別れたところである。
アンフィス
「なるほど…ベスティア君もこれを…」仕組み自体はだいたい見ればわかるし、資料で見たことがないわけではない。
ヘーレム
箱から取り出した小さな缶を手に、まだあどけなさを残す少女が廊下の先からとことこと現れる。魔動機から入手したミルク入りの缶を飲み終え、残った空き缶をどうしようかと考えたところ、元あった場所に戻すのが最適解だと考えその場に戻ってきたところだった。
アンフィス
しかしながら、現代ではあまり見られない代物でもある。しかしながらココにあるということは…やはりこの魔域の時代は魔動機文明時代で止まっているのだろうか。
アンフィス
しかしながらを二回使ってしまいました
ヘーレム
「……あれ?」 目的の箱の前にたたずむ少女を見つけると、声を上げた。
ヘーレム
しかしかし
アンフィス
「…あら」こちらも気づいた
ヘーレム
「アンフィス?何してるの?」 小さな歩幅で近付いて、首を傾げる
「……アンフィスも、飲み物欲しいの?」 次いで、ちらりと視線の先にある魔動機の箱を見やった。
アンフィス
「ヘーレムさん」確か彼女は施設の探索に赴いたはずである。ここにいるということは、一区切りついたということだろう。
「ええ。ちょうど、休憩をと言われたところなの。ついでに、他の皆にも差し入れを持っていこうかと」
ベスティア君達も、準備を手伝ってくれているから、と微笑んで。
ヘーレム
「そうだったんだ。お疲れ様なのだわ」 にぱっと笑って見せた。
アンフィス
「そちらもね。貴方も休憩を?」
ヘーレム
「うん、拠点内ぐるーー」 空き缶を手にしたまま、拠点の広さを表すように、両手をぶんぶん振り回した 「…っと見回ってきたけど、何も見つからなかったわ」
アンフィス
「そう…そうなると、あの玉はまた別のところで使えるのかしら…」デモニカ君とあったということは、何かしらの意味がある代物ではないか、とは思うが…。
ヘーレム
「多分……」
アンフィス
考え始めてから、少女に立ち話をさせるのも、と思い。よければ座らない?と提案した
ヘーレム
座るという提案に 「うん!」 快く承諾するも 「あっ、飲み物いる?私が取ってあげようか!」
アンフィス
「ふふ…ありがとう。お願いするわ」使い方はわかるが、ここは彼女に任せよう、と。
アンフィス
ほら、こういうの見るの珍しいから触り隊だろうなって
ヘーレム
魔動機の前で佇んでいたと言う事は、きっと使い方を知らなくて途方にくれていたのだろうと、そう踏んでの提案だった。嬉しそうに頷いて 「任せて!」
ヘーレム
ポチポチポチポチポチ
ヘーレム
「ん-っと……」 魔動機の箱を見上げて、文字を読み上げていく 「何味がいい?」 そんな事を聞きつつ
アンフィス
無邪気な様子に、孤児院の子どもたちの様子が思い出される。あの子達は元気にしているだろうか。
「そうね…ココアはあるかしら?」
ヘーレム
「分かった、ココアね!」 えーと、えーと、と一つずつラベルを読んで、ココアを探す
やがて目的のラベルを見つけると、楽しそうにボタンを押した。
ガラガラガラ、缶が転げ落ちてくる音が鳴り、取り出し口から缶を取り出す。引き換えに、空いている缶を口に押し込んだ 「ありがとうございました、美味しかったわ」
箱を撫でてやってからアンフィスの元に駆け寄って 「はい!」 と両手でココアを差し出した
アンフィス
空き缶を持っているということは、おそらくアーニャ達が彼女に渡したのだろうなと思いつつ
ありがとう、とその缶を受け取った
ヘーレム
缶を手渡すと、アンフィスの横に座って、足をプラプラさせる
アンフィス
缶の口をあけて、一口飲む。つい飲みなれた飲み物を選んでしまった。
ヘーレム
「準備、どうだった?北の沼に着くまで、何もないといいけど……」
アンフィス
「ええ。さっきまで、ミシェルさんと一緒に、物資の整理をしていたから…順調に進んでいるわ」
ヘーレム
「……ミシェルさん、どうだった?」 大丈夫だった?と案じるような視線を送る
アンフィス
「話した感じ、落ち着いていたわ」もっとも、受けた傷はまだ癒えていないし、すぐに癒えるものではないであろうが。
ヘーレム
「……そっか……」
アンフィス
あのようなことがあったのだ。この心優しい少女も、ミシェルの事を案じているのは不思議ではない。
ヘーレム
「魔域から出られるようになったら、ちゃんと埋葬してあげなくちゃね……」 魔域の中で眠るのは、寝心地が悪いだろう。
アンフィス
「…そうね、眠らせてあげないといけないわ」
このようなことを言うとまた甘いと言われてしまうかもしれないが。ただ、今この時に、現実を伝える必要はないと思う
ヘーレム
床に足がつかない為か、両足を前後にぷらぷら揺らしながら、じっと魔動機から漏れる光を見つめた。
――…この魔域の中で倒れちゃったら、皆ああなっちゃうのかな……」 呟いてみて、自身担う責任の重さに圧し潰されそうになる。
自身の担う
アンフィス
「…そうならないために、私も、皆もいるわ」
暗に貴方はひとりではないのだと。そう、穏やかに語り掛けるように。
ヘーレム
「うん……」 こくりと頷く。皆と言えば……ふと視線を上に上げて、何かを思い出すような仕草
「北の沼には、ミシェルさんやベスティアも来るのかしら?」
アンフィス
「…ええ。彼女達も一緒に移動すると思うわ」
ヘーレム
「………」 返答されてから、ちらちらとアンフィスを盗み見るように視線を送る
アンフィス
少なくとも今この拠点は既に知られている。大人数で動くというデメリットはあるが…ここにいては危険であるリスクの方が高い。
「?」
「どこか、気になるところがあるのかしら…?」ヘーレムは識者である。その彼女が何かに気づいたのならば…と思い、声をかける
ヘーレム
「…え、えっとね。アーニャから聞いたんだけど……お部屋、交換したの?」
アンフィス
「そうね。今は私とベスティア君が二人部屋を、彼女が一人部屋を使っているわ」
ヘーレム
「ごくり…」
「と、殿方と同室……ドキドキなのだわ」
アンフィス
「……もしかして、アーニャさんとも一緒のお部屋がよかったかしら?」でも二人部屋で三人じゃ手狭よね…と
エリカも一緒の前提である。
「え」
ヘーレム
「あっ、ううん!そう言う事じゃなくて……」 ふるふると首を横に振る 「あっあっ、でもアーニャと同室が嫌ってわけじゃなくて!」
アンフィス
「………そうね。普通ならそうかもしれないわ。でも私たちは…幼馴染で、お互いに一緒にいた時間が長いから…」
ヘーレム
「幼馴染……えっと、孤児院?にいたんだっけ?」 ちらっとそんな話を聞いた気がする
アンフィス
「ええ。一緒の孤児院に育ったの」
@孤児院で
ヘーレム
「小さいときから…?じゃ、じゃあ兄妹みたいな感覚なのかしら…」
アンフィス
「ふふ、そうね。それが近いわ」
ヘーレム
「そっかぁ……」 兄妹、なら分かる。自分にもそういう相手が……家族に近い安心感を覚える相手がいる。
的外れの邪推をしていたようで、少しばかり残念そうにした。
アンフィス
「無愛想で皮肉屋なところはあるけれども…」
「…優しくて頼りになる、私の大切な人よ」
@私にとって、ですね
ヘーレム
「確かに、ベスティアは頼りになるけど……もうちょっと愛想よくしてもいいと思うのだわ!」
アンフィス
ふふ、と笑みがこぼれた。
ヘーレム
「アンフィスもそう思うでしょ?」
アンフィス
「そうねぇ…私の場合、もうずっと一緒にいるから…」慣れた部分はある、正直。
ヘーレム
「もー!アンフィスも甘やかしてる!」
アンフィス
「そう、かしら…」あまりこうしてベスティアとの関係を人に話したこともなければ、こうして指摘されたこともない。
「一緒にいるのが自然になっているところは、ある、かしら…?」
無論過度にべったりしているということはない。
ヘーレム
「そうよ、冒険者をしてる殿方は粗野な人が多いから、レディがソッセンして注意しないと!」
「あのままじゃ、お相手が出来た時、レディが大変だもの!」
アンフィス
「お相手」
ベスティアからそういった話を聞いたことも、ベスティアについてそういった話を聞いたことがない、が。
ヘーレム
「……?」 オウム返しされて、首を傾げ乍らアンフィスを見た
アンフィス
確かに年頃の男性である。そういったことがない、とは言い切れない
ヘーレム
「も、もしかしてもういるの!?」
アンフィス
「い、いいえ。私は聞いたことがないわ」
ヘーレム
「なんだ、いないのね……」
アンフィス
「本人に聞いてみないと本当のところは…」
ヘーレム
自分がベスティアに聞いてみた際の反応を想像する。めちゃくちゃ嫌そうな顔をしてきそうである 「……アンフィス、聞いてみて!」
アンフィス
「えっ」
ヘーレム
「だってだって、気になるじゃない!ベスティアに意中のレディがいたら、すごくびっくりなのだわ!」
アンフィス
自分がベスティアに聞いてみた際の反応を想像する。
「………すごく呆れて、ため息をつかれるだけだと思うわ」
ヘーレム
「アンフィスも気になるでしょ?」 ね、ね、とせっつく
「……アンフィスにもそういう反応なの……?」
アンフィス
「気に…でも、ベスティア君が好きな女性なら、きっと、ベスティア君のそういうところは…あまり気にしないんじゃないかしら」
「…それに加えてからかわれると思うわ」
皮肉もおまけにね、と
ヘーレム
「うぐ、」 自分と想像した姿と、そう変わりはなかった
アンフィス
「自然が好きなところとか、よく森に行ったりしてるところとか…虫について
3時間くらい語っても耳を傾けるとか」
ヘーレム
「虫……」 男の子が好きそうだ
「3時間も……ベスティアって、虫が好きなのね……」
アンフィス
「仮にベスティア君に意中の女性がいるとしたら、そういう、彼のまま、受け入れてくれる女性じゃない、かしら」
ヘーレム
うげっという表情。対して自分は虫が大の苦手である。
アンフィス
なお昔孤児院から抜け出して森に行って虫を観察していて帰りが遅くなるシスターから叱られていたことは彼の名誉のために黙っておく
@遅くなり
ヘーレム
「もー、だからアンフィスは甘いのよ……ずっと現れなかったら大変なのだわ」
アンフィス
「そんなことはないと思うわ。ベスティア君は…いいところもたくさんある、素敵な人だもの」
「ベスティア君に大切な人が…というのは素敵な事だし、嬉しいけれども」
「…………うん、少し、寂しいわね」
ヘーレム
「……」 疑わし気な視線を送ったのも束の間 「アンフィスがそこまで言うなら……」 自分には見えない部分では魅力的な殿方なのだろう
「………」 ぱちぱち、と瞬く
「ほ、ほんとにただの幼馴染……なの?」 ついつい興味が湧いてきて、わくわくした表情で改めて確認する
アンフィス
その言葉を聞いて、少し考えて、そして
「ええ。私にとって…大切な人よ」穏やかに微笑んだ
といっても、頼ってばかりだけれども。幼馴染離れをしなくてはいけないわ、などと続けて
ヘーレム
「た、大切な人……」
アンフィス
大切な幼馴染です
ヘーレム
「お、幼馴染離れなんて勿体ないのだわ!それに、アンフィスがいなかったらベスティアも寂しいに決まってるし!」
アンフィス
「…ふふ、そうね、彼からもそう思ってもらえてたら、嬉しいわ」
ヘーレム
「そうに決まってるわ!アンフィスは頼ってばかりって言ってたけど、ベスティアだってアンフィスに頼ってる部分はあると思うの。……ほら、この前の協会での事とか……」
アンフィス
「ありがとう、ヘーレムさん」
ヘーレム
「……へ?」 お礼を言われるとは思っていなかったのか、目を瞬かせる
アンフィス
大切な幼馴染です(大事な
ヘーレム
大事な事だな…
アンフィス
「ベスティア君も、頼りになる、って思ってくれてたら…嬉しいわ」
その表情は穏やかで、嬉しそうな…年相応に見える
ヘーレム
「……わ」 穏やかそうな笑顔を見て、嬉しそうに声を上げた
「アンフィスもそうやって笑うのね!とても綺麗!」 戦闘時のきりっとした表情や、ダニエルらに咎められて落ち込んだ表情ばかりを見てきただけに、新鮮だ
アンフィス
「え…あ、ありがとう」照れる
気恥ずかしい部分もあるが、褒められたのは嬉しく思う
ヘーレム
「もっともっと笑えばいいのに!そしたら、アンフィスも素敵な殿方ができるし、ベスティアも――…」 ベスティアも喜ぶだろうか?いや、もしお互いが気付いていないだけでそういう感情があるなら、変な事を吹き込む事になるか……?
ぐ、と押し黙ってぐるぐると考え込む
アンフィス
「ん…うーん…考えたことがなかったわ」
素敵な殿方、という言葉に。
ぴんときた様子はない。
ヘーレム
「…考えた事、なかったの……?」 女性は皆、素敵な結婚を夢見るものだと思っていただけに、驚いた表情 「――でも、そういえばアーニャもクリスティナも、あまりそういうのは考えて無さそうだったし……」
「……エリカも――」 彼女に至っては、まず普通の幸せを掴んで欲しい
アンフィス
「仕事の事もあるし…それに…素敵な人はいても、私にはもったいないわ」
ヘーレム
「アンフィスも素敵なレディなのに……」
「もしかしてアンフィスも、星の標には好きなタイプに合う殿方がいないからそう言ってる……?」
アンフィス
「えっ」
ヘーレム
「アーニャもクリスティナも、そうなんだって言ってたのだわ」
アンフィス
「すきなたいぷ…そうね、それも、考えたことがなかったわ」
ヘーレム
「じゃあ、じゃあ、どんな方が好みなのか、考えてみて!」
「まずは――見た目から!クリスティナは体のがっしりした方が好きなんだって!」
アンフィス
「好み…そう、ね。一緒に歩いてくれる人、かしら。お互いに対等で支え合える関係というのはよい関係であると思うわ」
ヘーレム
うんうん、と腕を組んでコクコク頷く
アンフィス
「その条件なら、むしろお宿にはたくさんいそうではあるけれども…」冒険者は鍛えている人も多いのではないだろうか?
ヘーレム
「それでいて、クリスティナより強い人がいいんだって。体ががっしりした人はいても、クリスティナより強い人を探すのは、とっても難しそうなのだわ…」
アンフィス
「確かに…どういう意味で強い、かにもよるけれども」
ヘーレム
「盾と心臓を貫ける人……?」 らしい
アンフィス
「それはまた…」さすがクリスティナさんだ、と思う。・
「あとは…そうね、お互いに補えあえる関係も、かしら」
ヘーレム
クリスティナの運命の相手が現れるのは、まだ先らしい……そんな事をふんわりと悟っていると 「補い合える?」
アンフィス
「たとえば…例として、私とベスティア君だと、孤児院にいたころ、私がベスティア君の説明をフォローしたり」実際はあとは任せた、と丸投げされていただけである
「逆に、私が悩んで動けなくなっているときは…ベスティア君が行動で示してくれたり」
アンフィス
大切な幼馴染です(大事な
ヘーレム
3回も言った
ヘーレム
「ふんふん」 ふんふん、と頷いて 「……?」
「……じゃあ、アンフィスの好みってベスティアみたいな人、ってこと?」
アンフィス
きっと今スペキャ顔になっているとおもう
アンフィス
「……………えっ」
ヘーレム
「……えっ」
ヘーレム
俺はアーニャに言われてるんだ……この二人のことよろしくねって……
アンフィス
「………そう、なのかしら?ベスティア君が近くにいたから、無意識に彼を参考にしてしまっているのかも…」
アンフィス
君の所の次男はどうなんだろう…
エの人
ヘーレム
「………でも、アンフィスの挙げた好みのタイプは……ベスティアにぴったりよね……?」
ヘーレム
わからない。。。
ヘーレム
というか参考にしているってことはそう言う事なのでは……?ヘーレムは訝しんだ
アンフィス
「ベスティア君のことが自然と出てきてしまうのはあるわ…ね」
小さいころから一緒に育ってきたから…?かしら
等と本人は言う。
ヘーレム
「じゃ、じゃあえーっと……ダニエルは?ダニエルとも親し気だったし、アンフィスの好みと合ってる?」
あの少年なら、歩調を合わせてくれそうだし、レディの扱いも慣れてそう。フォローし合うというなら、彼もピッタリ合うだろう。
アンフィス
「ダニエルさんは素敵な人ね。仕事でも冷静な判断ができるし、女性に対しても紳士的ね」とても頼りになる人である、と頷く、が
そんな人だからこそ、むしろ自分が脚を引っ張るのではないかということもある、が
ヘーレム
うんうん、と頷いて見せる
アンフィス
だが。隣で戦う…という意味であると、無論、仕事上それを行うことはある、が。
浮かぶのは
アンフィス
エの人は進展したのかな…(連作よく知らない
ヘーレム
あれは根っからの朴念仁だ……
アンフィス
「…でも私にはもったいないわ、ね」きっと彼にはもっと才がある女性が似合うだろう。
ヘーレム
「………」 もしかして彼女は自己評価が低いのだろうか。じっとアンフィスを見つめて
「アンフィスは、素敵なレディよ。笑顔も綺麗だし、優しいし……控えめで、背もすらっとしてて……」
アンフィス
「ありがとう、ヘーレムさん」
そして私にはまだ恋は早いみたいね、と笑った
ヘーレム
「……えへへ。実は、私もまだ分かんないの」
「だから、今の内に色んなレディからお話を聞いて、お勉強するの!」 えへん、と胸を張った。
アンフィス
「知り合いの神官さんが言うには…恋は落ちるものだそうよ」
ヘーレム
「……落ちる?」
アンフィス
「ふふ…ヘーレムさんなら、きっと、素敵な恋ができると思うわ」
ヘーレム
きょろきょろと地面を見渡した 「落ちてるものなの?」
「うんっ、あ、でもその前に大陸を出る方法を探さなきゃ……」
アンフィス
「比喩表現ね。恋に落ちると、ついその人の事を考えてしまったり、胸が苦しくなるそうよ」
ヘーレム
「……ひゆ?ふぅーん……」 今一ピンときていない表情で首を傾げた
アンフィス
「そういう意味だと…ダニエルさんなら、詳しいかもしれないわ?」
ヘーレム
「ダニエルが?どうして……?」
アンフィス
「恋についてなら…レディもだけれども、殿方からのお話も、参考になると思うわ」
「彼ならきっと親切に答えてくれると思うわ」無論状況が落ち着いていることが前提ではあるが。
ヘーレム
「……ほあ」 そんな事、考えもしなかった。鳩が豆鉄砲を喰らったような声と顔で、少女を見上げる
アンフィス
なおベスティアの場合は………残念ながら、ヘーレムと自分が想像した通りの反応がかえってくるだろう。
ヘーレム
「なるほど……イチリあるのだわ……」
「私、聞いてみる!」
天啓を得たり。ぴょんと立ち上がって、やる気満々な笑顔で振り向いた。
アンフィス
「ええ、聞いてみるといいわ」
きっとダニエルならば、少女の話にも耳を傾けて、自分なりの答えを教えてくれるだろう
ヘーレム
「うん!何か分かったら、アンフィスにも教えてあげるね!」
アンフィス
「ふふ、ええ、ありがとう」
ヘーレム
頭頂部の一房と二つ結びの髪が、少女のテンションに合わせてピコピコ動く 「そうと決まれば、いざ戦場に、なのだわ!またね、アンフィス!」
アンフィス
「ええ、また」
手をひらひらと振って少女の背中を見送り
ヘーレム
ふふふーっと楽し気に漏れる笑い声と、足取りの軽いステップが、暗い廊下の奥に消えていく。
アンフィス
無邪気でかわいらしい少女である。エリカやアーニャが気にかけるのも無理はない。
人の事も気遣える優しさもある。それは…この場所以外でも、必要な、忘れてはいけないものである。
『……じゃあ、アンフィスの好みってベスティアみたいな人、ってこと?』
少女の言葉が頭をよぎる。ダニエルやアーニャも誤解しているが、自分とベスティアの関係は幼馴染である
そう、向こうも思っていて…でも、どうしてだろう。今はそれを考えると言いようのない少し苦さを感じた。
ヘーレム
あらあら
うふふ
アンフィス
大切な幼馴染です
ヘーレム
そういう事にしておいてやるさ…今はまだ、な――
アンフィス
息を一つついて。またこのようなことでは呆れられてしまうのが容易に浮かぶ。
立ち上がり、飲んでいたココアの缶を適切な場所に入れて そして、部屋にいるかもしれないその幼馴染に
機械のボタンを押し、そして出てきたココアの缶を持ち帰るのであった。
!SYSTEM
BGMを削除 by アンフィス
ヘーレム
えらい…
アンフィス
お疲れさまでした
ヘーレム
お疲れ様でした!
アンフィス
コイバナは果たしてできたのでしょうか…。
ヘーレム
思いっきりコイバナできた!!!!!!
ヨシ!!!!
アンフィス
よし。
では次回ダニエルとのコイバナを楽しみに
お疲れさまでした
ヘーレム
うい!
ありがとうございましたー!お疲れ様!
シュシュシュッ
アンフィス
ヘーレムちゃんのコイバナ巡りの旅はつづく
ありがとうございました。
!SYSTEM
ヘーレムが退室しました
!SYSTEM
アンフィスが退室しました

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