冬国のリテラチュア 幕間 クレハ、ノーラ、フィアールカ
20211026_1
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- が入室しました
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- フィアールカが入室しました
- フィアールカ
- こんばんは
-
- まことに
- モウシワケゴザイマセンでした
- フィアールカ
- いえいえ。
- !SYSTEM
- ノーラが入室しました
- ノーラ
- 気にしないであります
- フィアールカ
- デアリマス
-
- ええと
- どういうシチュではじめるのは
- 2人がいいでござるか?
- 剣を習いたいがなにかとか
- 聞いたでござる
- ノーラ
- バケツの中は空っぽ、ノーアイデアでありますが、剣を使えるようになりたいので
- フィアールカ
- フィアールカが剣についてノーラちゃんから聞いたなら
- じゃあ剣を使える人にお話を聞いてみましょう
- は提案しそうでアリマス
- ノーラ
- このメンバーの中ではクレハ殿かなと
-
- なるほどでアリマス
- では
- 外のお散歩から帰ってくるところで
- 捕まえられますか
- 拙者
- 描写は拙者が
- ノーラ
- 朝は掃除、昼間は薪割り、そして鍛錬、充実してるであります
-
- 致しましょう
- フィアールカ
- よろしくお願いいたします。
- ノーラ
- お願いします
-
-
- アングルシ妃国、魔女の隠れ里――
万年雪に覆われたその国の中にありながら雪は少なく、気温も比して低くはない。魔女の力が成せる業と言う事か。
つまる所、里の中であれば外で活動するにも特に問題は無く。客人達は出立までの時間を思い思いに過ごしていた。
- されど──その中でも1人。風変わりな青年は外に出て──なんと、岩の上で座禅を組んで──
- 何かを掴んだのか、満足げな顔で、里の中に戻ってくるのであった。
Place└〈妃国アングルシ〉:魔女の隠れ里
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- 華散る縁100%
- クレハ
- 「──ふう」と、危ないと言われながらも、外の結界から戻ってくる白髪の青年。衣服には雪が積もっているが──
- ノーラ
- 冬国なのに稲妻であります!
- クレハ
- さぞ、満足げな表情である。
-
- そうであります
- というところから
- フィアールカ
- BGMいいでアリマス
-
- いきましょう
- フィアールカ
- じゃあ捕まえに行きましょう、デアリマス殿
- ノーラ
- はらがみくんのBGMは出来が良い……
-
- じっしつあやかどののてーまだから
- ふゆっぽさがつよい
- フィアールカ
- 里内を見回して、誰かを探している様子の少女が一人。
- そしてクレハに目を止めると
- 「おりました!」
- コートを羽織っているが、金色の髪に同じく雪をわずかに積もらせた少女である。
- ノーラ
- その少女の後方、建物の影に半ば隠れるようにシルバーアッシュの髪をした小柄な少女が顔を覗かせていた。
- クレハ
- 「む──フィアールカと、ノーラか。どうした、拙者に何か用か?」
- ノーラ
- 甲冑を身に纏ってはいるが、兜は被っていない。背負っているのはいつもの得物――ではない。
- フィアールカ
- 「はい。実はクレハさんにお願いが………」後ろに隠れたノーラの方も見て
- クレハ
- 「もし、魔術のことや、この度の作戦のことであれば、力になれぬぞ? 拙者は風のようになるまま、としか考えておらぬからな」あっはっはと、快活に笑い
- 「と、何か不自然を感じるとおもうたが」
- フィアールカ
- 「いいえ、魔術の事ではなく…剣について、教えていただきたいです」
- クレハ
- と、ノーラを見て「なるほど、自然が不自然になり。不自然が、自然になっておったか。爽やかでよいではないか」と、バケツなしノーラにいいつつ
- 「剣──?」
- と、ここでノーラの獲物をみて
- ノーラ
- 「あ、あの……わ、私、」 背負っている獲物は布に包まれてはいるが両手剣であろう
- クレハ
- 「……ふむ、確かに剣であれば、拙者も師を持つもの。いくらかは指導はできようものだが──」といいつつ、ノーラの言葉をまつ
- ノーラ
- 意を決したように物陰からまろびでて、顔を上げる。頬が赤いのは寒さばかりでは無かろう。
- 「わ、私……自分に、剣を教えていただきたいのであります!」
- クレハ
- 「……ふむ。その視線、本気とみた。よいだろう。フィーアルカそなたも手伝ってくれるか?」などといいつつ
- ノーラ
- 「せ、先日の仕事で、自分に足りないものがあると感じました」
- クレハ
- 「うむ、足りないもの」
- 「先に聞いておこう」
- フィアールカ
- 「はい。それで…彼女と話をして…剣のことならば、クレハさんが適任であると、私もお伝えいたしました」
- 手伝いについては無論です、と応える・
- ノーラが話し始めたらノーラの言葉を待つ
- ノーラ
- 「ふ、賦術の力を借りて、手応えを感じました……でも、自分の攻撃は皆さんのそれには及ばず」
- 「じ、自分が振るっているものが剣であったなら、どうだったか、考えてました……」
- フィアールカ
- 厳密にはクレハが振るう剣と、ノーラが今使おうとしている剣は異なる形態もののであると自分も思う、が
- ノーラ
- 「わた、自分の腕では扱い切れるか、自信がなくて、でも……」
- クレハ
- 「──ふうむ。なるほど、其方の剛力。それは拙者にも真似できぬもの。使い方、戦い方によっては、拙者の剣を優に超える破壊力はでるであろう」
- 「自信に関してはつけさせると約束しよう。武士──剣士の言葉に二言はない」
- フィアールカ
- 彼の剣の使い方は、きっと彼女にとって大きな糧になると、そう、思う。
- クレハ
- 「だが、なぜ、手慣れた武器を捨て──剣の道を歩もうと思った。いや、考えたのか。きかせてくれぬか?」
- 『す、す凄いでしょ、か彼。ま、まるで剣の国の住人、ね』 いつぞや助けてくれた冒険者の言葉が思い出される
- クレハ
- 「何となくの答えでよいぞ」
- フィアールカ
- ノーラの方を見て、だいじょうぶ、と安心させるように笑みを浮かべて頷きをひとつ
- ノーラ
- 「……私は、騎士神ザイア様の信徒です。でも、尊敬する先達の方々のように誰かを守りながら戦う事が出来ずにいます……」
- クレハ
- 「──」と、ノーラの言葉に耳を静かに傾ける。
- ノーラ
- 「周りを見て、誰かを支えることが出来ないなら、剣として敵の注意を引けたらって」
- 「だから、その為に必要なのはきっと、破壊力なのかなと……」
- クレハ
- ノーラの言葉に静かに頷きつつ、思考する素振りを見せる。
- 「──なるほど、それが其方の心であるか」
- 「剣こそ、最大の盾であり、盾こそ、何物をも一閃する剣でありたい、それこそが、己が神に背かぬための道、と申すのだな」と、じっとノーラをみて
- ノーラ
- 「うぅ……、……は、はいっ!」見つめられると身じろきして、一度は目をそらしてしまったが、顔を正面に向き直して、一歩前へ。ロニと薪割りをしていた時のように、いつもおバケツを被っていた時のように声をあげた
- クレハ
- 「なるほど、だが、一つ。拙者が『風』を探し求めるように。おぬしにとっては『破壊力』とは何ぞやを、考えることが、剣の道の追及の課題になろうな」
- 「しかし、理解した。うむ、では、剣の振り方、扱い方については──」
- ノーラ
- 「課題…‥」
- クレハ
- 「うむ、帰国してから教えるとしよう」
- と、なんとも清々しい笑顔を向けてきた
- ノーラ
- 「え……えぇっ!?」 今じゃないの、というショックの表情
- クレハ
- 「拙者も、大剣はあまり使わぬのでな。師を名乗るならば──1本くらい買わねばならぬよ」はっはっは
- 「まあ、待て。ノーラよ」
- ノーラ
- 「は、はい」
- クレハ
- 「拙者の故郷にいる剣聖と呼ばれた人物の言葉がある。拙者はそれをとても気に入っていてな」
- 「おそらく、これは剣に限らず、全ての武具に言えることであろう」
- フィアールカ
- クレハの言葉には少し笑みがこぼれつつ。ノーラにとっては残念かもしれないが、それだけ彼がノーラへの指導を考えていてくれているという前向きにとらえよう。
- クレハ
- 「今日はそのことを話す──で、いかがだろうか?」
- 「どう思う? フィーアルカ?」
- ノーラ
- 「けんせい……」
- クレハ
- 「うむ、剣士で気に入っている者が多い言葉よ」
- フィアールカ
- 「…そう、ですね。直接的なご指導を承れないことは残念かもしれませんが…それだけ、クレハさんがノーラさんのことを考えてくださっていることでもありますし、それに…他の剣を扱う方、それも剣聖と呼ばれたお方の逸話は気になるところでもあります」
- 「ノーラさんのためになると思って、お話をとおっしゃっていただいている、と」
- ノーラ
- 「……」考えてみれば、剣を扱うという技術が文字通りの付け焼刃で身に着くはずがない。コクリと頷き
- クレハ
- 「うむ、ティアエレスの目の前でいうと、冷ややかな目で見られてしまうかもしれぬが──まあ、酔いどれの話として聞いていくがいい」と、そこらへんの岩に適当に座り
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- 月下に風立つ100%
- クレハ
- 「──拙者が剣を教えぬ。いや、教えられぬのは、即ち『技』であるからよ。剣技など一長一短に身につくものではない。それに、己が目指す流派や、趣向、性質、性格、片手剣か、両手剣、様々に変わるもの」
- 「故に、今教えられぬといったのだ」
- ノーラ
- 「は、はい……」
- クレハ
- 「だがな──その剣聖は、剣とは即ち『心』『技』『体』の全てが掛け合わされて生まれるものだと述べたのだ」
- 「『心』とは即ち、なりたい姿」
- 「『体』とは言葉の通り、肉体そのものよ。腕が3本あれば、剣技も当然変わるでござろう?」
- 「まあ、これも拙者の腕のようなものであるが」と、操りの腕輪を使って、棒杖をひらひらさせながら
- フィアールカ
- 確かに…おとぎ話で読んだことがあるが、魔法文明時代には…三本目の腕を持つ種族もいたと聞いた子おtがある。
- @こと
- ノーラ
- 「……」『技』は言うまでもなく武器を十全に使いこなす技術ということになるだろうか
- クレハ
- 「──だが『技』というのはな『理想』──つまりは『心』と、その『心』に耐えうる『肉体』がなければ、生まれぬ──と拙者は思うのだ」
- 「さて、ここでノーラの『心』とはなにであったか」
- 「誰かの守るための──破壊力のある剣の技」
- を
- ノーラ
- 「私の……『心』」クレハの言葉に物思いに耽り、俯いていた顔を上げて
- フィアールカ
- クレハの言葉はもっともであり、そして、どこか遠い。自分はクレハのように剣の道を歩くわけでもなく、ノーラのように専門的な騎士としての鍛錬を受けたわけでもなく、ただ…
- いや、今はノーラのことが先決である。
- ノーラ
- ちらりと付き添ってくれたフィアールカを見やる。
- クレハ
- 「──しかし、破壊力とは、拙者のような流れる剣術であろうか……。いや、むしろ、ノーラのもつ『肉体』を活かした──。誰もが目を瞠る鬼のような破壊の剣術──のように」
- 「拙者は思い浮かんだ」
- 「どうだ、ノーラ。其方の『心』は何と述べておる?」
- フィアールカ
- ノーラからの視線を受ければ…再度、変わらぬ見守る様子を見せて、頷きをひとつ。
- ノーラ
- 「……」フィアールカに頷き返し、クレハにもう一度向き直って
- 「一振りを、全力で……そこに、私の全部を」
- クレハ
- ノーラが手探りで、しかし、自らの理想を見つけ出そうとする様子をしかとみつめている。
- ノーラ
- 「理想は、まだわかりません。技は、もっと……体は、小さい、ですが……騎士神様のご加護で、力はお借りできました、から」
- 「そこにありったけを……、た、単純すぎますか……?」
- クレハ
- 「見事な答えであるな。それならば、拙者も『技』につなぐ、拙者の意見を言えよう」
- 「うむ、天晴だ」
- と、称賛の答えをあげ──
- 声
- フィアールカ
- きっと、彼が聞きたかったのは…今のノーラの答えなのであろうと、そう、思う。
- クレハ
- 「であるならば──次に考えるべきは、己の全てをぶつけるその瞬間を。いかに発揮すべきであるか? ではないか? ノーラ」
- 「それこそが『技』よ」
- フィアールカ
- 言葉に出すということは…それを聞く己の考えを、見つめ直せる機会でもあるのだから。
- クレハ
- 「ふと思いつくのは、練技による瞬間的な力の強化──などであるが……」
- 「まあ、それは帰国してから探すとしようではないか」
- 「な、フィーアルカ」
- と、急に飛んでくる
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- 華散る縁100%
- フィアールカ
- 「そう、ですね。あとは…ロニさん、にもお話を聞いてみるとよいやもしれませぬ。彼の武装はノーラさんの武装に一番近い物であると」
- ノーラ
- 「技……」タイミングや間合い、刃筋を意識して当てる。これは軍に居た頃に基本として習ってはいたことだが苦手な分野だった
- クレハ
- 「だが『技』は知識なければ身につかぬものである。だが──このたびの戦。『この瞬間のありったけ』と意識するだけでも──。ノーラよ。心もちが違うのではないか?」
- 「おお、ロニの戦い方は知らぬのだ。また見てみたいものだな」
- ノーラ
- 「えっと、昼前に、ロニさんの薪割りを御手伝いして、それで」
- フィアールカ
- 「わたくしも戦い方を実際に見たわけではありませぬが…ただ、彼が持っている武装から、そう、ではないかと」
- クレハ
- 「なるほど」
- ノーラ
- 「あんな風に、堂々と、思いきり振るのが良いんだろうって、思いました」
- クレハ
- フィアールカでした(誤字
- フィアールカ
- @うむ
- クレハ
- 「うむ、それも正解の一つよ」
- 「だがな、ノーラ。それではメイスでよくはないか?」
- 「──くくっ、剣の道とは、誠面白きものよ。『思い切り振る』と『刀線刃筋』を意識する。その両方ができるのだから」
- ノーラ
- 「そう……、思っていました。でも、この間、違うって感じたんです」
- クレハ
- 「──ほう」
- ノーラ
- 「メイスの時は、とにかく当てることしか考えてなくて、そればっかりで」
- クレハ
- 「──それが転機となったのだな」うむと、腕を組みうなずき
- ノーラ
- 「でも、あの時の皆さんは、その先をちゃんと考えて、狙っているんだなって……」
- クレハ
- 「──拙者は刃の筋を斬れねば、敵を倒せぬからなあ。力が足りぬよ」と、ノーラの言葉に
- フィアールカ
- やはり、普通の剣士や戦士の方は…そのようなことを考えて戦っているのですね、と思う。
- クレハ
- 「だがな、ノーラ。その話を聞いて、そして、ノーラの『心』にもたがわぬ──『技』を一つ思いついた」
- 「聞いてくれるか?」
- フィアールカ
- わたくしのような農民では、浮かばぬ答えである。
- ノーラ
- 「私は身体が小さくて、武器の重さだけじゃ足りないんだって、おもいました」
- 「き、聞かせてください」
- クレハ
- 「──うむ。それが『体』を理解することよな」
- 小さくてにいいつつ
- 「ああ、当てることしか考えてないといったな?」
- 「それは間違いではない。当てねば何も始まらぬからな」
- ノーラ
- コクリと頷き
- クレハ
- 「だが──ノーラは、全力。その一瞬に力を注ぐのであろう?」
- 「ならば──当ててから全力で振り抜けばいいではないか」
- 「『思い切り振る』──に相違なき答えだと思うのだが、どうだろうか?」
- と、フィアールカにも視線を送ってみる
- ノーラ
- 「そ、それじゃあ、勢いが足らないんじゃ……あ」そう、自分には奇蹟がある。魔力がある。普段、メイスを扱う時、ほぼ意識せずに打撃の瞬間に魔力を爆発させている。それこそ、当ててからの全力ではないか
- フィアールカ
- 「そう、ですね。わたくしの場合は…少々異なるものではございますが…」
- 「ノーラさんであれば、例えば、そこに魔力を込める、あるいは、神の奇跡で更に追撃を、と」
- 「多彩な手段をもって、力をこめることは可能であると思います」
- ノーラ
- 「剣でも、出来る……でしょうか」
- クレハ
- 「うむ。実はな剣も同じよ」と、自分の剣を取り出して「当てて──刃筋が違えば、深追いせずに退く」「当てて、そこが切れ筋であれば、かまいたちのように断ち切る。それが拙者の剣よ」
- 「──うむ、瞬間に魔力を込めることは可能であろう。意識を向けてみるといい
- 力や魔力
- 「そして──やがて……剣を振るううちに。『この場所なら両断できる』という筋が見えるようになるはずよ。そこまでくれば──。ノーラの破壊力の一歩近づくのではないか?」
- ノーラ
- 「む、難しいです……」 当てた瞬間にそれが『斬れる』一撃であるかどうかを見極める、というのは自分にはかなり高等な判断と感じた
- クレハ
- 「うむ、難しいだろう。だが──その分、ノーラには」
- 「『力』があるではないか」
- 「まずは、当たった瞬間に、全力を込める。それができて、次の段階よ」
- ノーラ
- 「……」言葉の意味を考えて、考える。思いついたのは余りにも馬鹿らしい考え無しの答え
- 「筋を、自分で決めたところにするって、出来るものなんでしょうか……」
- クレハ
- 「──なんと」
- と、目を丸くした。そこには嘲りなどではない。関心の色が浮かんでいて
- フィアールカ
- その言葉に少し考え
- クレハ
- 「くくっ──」と、笑いを抑えて「なんだ、分かっているではないか。ノーラ」
- ノーラ
- 「え、と、その、どこならって選ぶのは、む、難しそう、かなって……」 恥ずかしそうに
- フィアールカ
- 「……できると思います」
- そう、口に出した
- クレハ
- 「それは拙者にはやろうと思うてもできぬ技よ」
- 「──しかし、ノーラであれば、可能である『技』であろう」
- ノーラ
- 「ほ、本当ですか?」自分でも疑念を持っていたところに賛同を受けて驚いて >フィアールカ
- フィアールカ
- 「筋を見つける、というよりは、筋を作ると言った方が適切ではあります。…その、ご参考になるかはわかりませぬが」
- 「わたくしは元々農村の出身。…決して、日々の脅威がないわけではありませぬ」
- クレハ
- 「──フィアールカの言う通りだな」筋を創る
- フィアールカ
- 「そういうときは、皆で一致団結して脅威に相対します」
- ノーラ
- 「え、ええっ」まず、農村出身というところに驚いた
- フィアールカ
- 「足止めをするもの、敵を引き付けるもの、敵を誘い込む者…そして、最後に」
- 「刈り取る者」
- クレハ
- 「ああ、そういえば」
- ノーラ
- 「刈り取り……」そう、彼女の武器は鎌だ。軍でも見たことが無い
- クレハ
- 「フィアールカも、ザーレィを叩きっていたではないか」
- フィアールカ
- 「と、このように…敵を倒す道筋を皆で作り、一致団結して倒す、のです」
- ノーラ
- 「ザーレィって、あの、き、機械、でしたよね……?」
- クレハ
- 「ああ、拙者が最初、救った時な」
- フィアールカ
- 「そのためわたくしも…戦いの際は、多数であれば…相手のシルシをつけるように薙ぎ払い」
- クレハ
- と、フィアールカを見て
- 「ザーレィを斬っておった」
- 「そう思えば、ノーラの師はフィアールカであるのかもしれぬな……」むむむ
- ノーラ
- 「すごい……」 私には多分、叩き潰すことしかできない
- フィアールカ
- 「賦術で動き止めを行いもし、一撃を加えれば…相手を放しませぬ」
- 「そして次の方と交代を…って」
- クレハ
- 「まあでもよいではないか。ノーラよ」
- 「其方の『心』形になってきたではないか」
- フィアールカ
- 「そ、それは無我夢中でございまして…偶然というものでございます…」恥ずかしさで少し頬が赤い
- >クレハ
- クレハ
- 「自ら刀筋刃筋を創り──そして、全力をもって、斬る」
- ノーラ
- 「そう……でしょうか……」小首を傾げた。方針はある程度決まった気はするが、そんな事でいいのだろうか
- クレハ
- 「破壊力よりも具体的なビジョンでではないか」はっはっは
- フィアールカ
- 「そしてわたくしは師になれる器ではございませぬ…武器のことも、剣についての心構えも…クレハさんの方が適任でございます」
- クレハ
- 「世の中は宿縁でできておる。偶然などあり得ぬよ」はっはっは
- ノーラ
- 「偶然じゃ、ない……」騎士神様が奇蹟を授けたのも、此処に流れ着いたのも、そうなのだろうか
- クレハ
- 「ならば、フィアールカと、ノーラはよき友なのではないか?」
- 「ノーラがフィアールカと話す表情、とても自然である」
- 「それに師など言い出したら、拙者など、落第よ」
- 「現に、一つも具体的なことを教えておらぬからな」わっはっは
- ノーラ
- 「と、友達だなんて、そんな、私なんかと……」
- フィアールカ
- 「わたくしは嬉しいです!」>ノーラ
- クレハ
- 「……僕は所詮、ただの人斬りで、機械斬りよ」と、自重するように
- 「うむ──それでよい」
- 自嘲
- ノーラ
- 「……」即座に嬉しいと言ってくれたフィアールカに、自嘲や否定など返せようものか。うっすらとだが微笑みを見せ
- フィアールカ
- 「…そしてクレハさん、貴方からしたらそうかもしれませぬが…わたくしは貴方の剣に救われました」
- クレハ
- 「拾う神あれば、捨てる神あり。世の習いよな」フィアールカ
- 「まあ、そのような話はよいではないか」
- フィアールカ
- 「決して、斬るだけの剣、では、ないか、と……」後ろは声が小さい 差し出がましいことをまた言ってしまったと
- ノーラ
- 「え、えっと、ち、違うと思います」フィアールカの言葉に続くように、クレハに
- クレハ
- 「ふむ」
- ノーラ
- 「だ、だって、私達は斬られてません」
- クレハ
- 「確かにな。仲間や同朋を斬る意味などない」
- ノーラ
- 「だから、ただの人斬りじゃ、ないです」
- クレハ
- 「──おっと、その言葉は一杯食わされたな。うむ、負けを認めよう」と、ノーラの言葉に
- ノーラ
- 「……」見当はずれな事を言ってしまったと思い、身を縮めていた。図らずも声が小さくなったフィアールカとそっくりだ
- クレハ
- 「──すまぬ。拙者がよからぬことをいったようだ」
- 「久しぶりに剣について話して、少々熱くなってしまったようだ。頭を冷やしてこよう」
- と、くるっと、後ろ向き
- 躊躇いもなく結界の外で出ようとしている
- フィアールカ
- 「く、クレハさん…!」
- 呼び止めるのではなく
- クレハ
- 「なに、銀世界と会話してくるだけよ。雪の声は、儚く。そして美しいからな」
- フィアールカ
- 「…寒いのでお気をつけて…それと、お話をありがとうございました」
- クレハ
- 「──うむ」
- と、フィアールカにいいつつ
- フィアールカ
- 「わたくしは、あなたとノーラさんとも、こうして、話せてよかったです」
- ノーラ
- 「あ、あの、」こちらは呼び止めようとしたが、フィアールカはそのつもりは無いようだと気付いて伸ばしかけた手を下げ
- クレハ
- 「そして、ノーラ。其方の『心』が導く剣術」
- 「楽しみにしておるぞ」
- 「では──また会おう」
- といって、結界の外で出て、再び座禅を組むのだ
- ノーラ
- 「……は、はい!」背筋を伸ばしてから、腰を折って頭を下げた
-
- 拙者は退場
- フィアールカ
- 「………」その背中を止めることは、今はできない。あの時と変わらず、何もかもが、あの青年からは遠い
- ノーラ
- そうして、クレハの姿が見えなくなるまで頭を上げることなく見送って
- フィアールカ
- 追いつきたいと思っても、まだ、色々足りない。
- ノーラ
- ありがとうでござる
- フィアールカ
- ありがとうでござる
-
- ノーラの為に
- 拙者
- デストロイヤーを
- サブウェポンでもつかー
- フィアールカ
- バルザーは!?
- ノーラ
- デストロイヤーでござる!?
-
- バルザー&デストロイヤーだよ
- フィアールカ
- 息を一つついて、よし、と
- ノーラ
- 「……フィアールカさん、あの、さっきは‥‥」友達じゃないみたいなことを言ってごめんなさいという気持ちで
- フィアールカ
- 「…気にしておりませぬよ。そして、わたくしのあの言葉に偽りもございません。わたくしは…あなたとお友達になれたら、とても、嬉しいです」
- ノーラ
- 「と、友達というか、あの、お、お姉さんがいたら、こんな感じなのかなって、思ってて、その、勝手に……ご、ごめんなさい」
- フィアールカ
- その言葉に目を瞬かせ
-
- アドバイスこんなかんじでよかったですか;;
- ノーラ
- ノーラ
- 大変結構でありました!
-
- わあい
- フィアールカ
- 「ノーラさんのような妹がいるお姉様は、とても幸せでありますね」
- ノーラ
- 「わ、私、きょうだいはいなくて、軍はもっと、ずっと年上の人ばかりで、その」
- 「ちょ、ちょっと、素振りをしてくるであります! お庭だと、迷惑がかかりますしであります!」上ずった声で、顔を真っ赤にして、おかしな言葉遣いになりつつ
- フィアールカ
- 「はい、いってらっしゃいませ。後で暖かい飲み物お持ちするのと…よかったら、姉と思っていただいてよいですよ」
- ノーラ
- そう言って、新しい得物を担いで、クレハが去って行ったのとは別の方向へ向かって駆け出した
- フィアールカ
- 「と申しましても、わたくしも不肖の者ではございますが…互いに頑張りましょう」
- 「っと………」駆けていくノーラの背中を見て見送りを
- ノーラ
- 「!」少し離れて、ざざ、と、制動をかけてから振り向いて
- 「い、行ってきます、お、お姉ちゃん……」
余程耳の良いものでなければ聞き逃してしまうであろう声でそう言って、手を振り、今度こそ全力で駆けて行った。
-
- かわいい
- フィアールカ
- 耳は良い方である。
- 「ええ、いってらっしゃいませ」手をふって見送り
- 台所の人に頼み、クレハが帰ってきたときと、ノーラが帰ってきたときと…他の皆が、里を見てきたあとに、あたたかい飲み物があるようにと思いつつ
- その背中が見えなくなると同時に、自分も銀の魔女の家へと戻るのであった。
-
- umu
- フィアールカ
- はい
-
- こんなかんじかしらね
- おつかれさまでした!
- フィアールカ
- こんなかんじですね
- ノーラ
- であります!
-
- 2人とも遅くなってごめんね;;
- ありがとう!
- フィアールカ
- 皆様お付き合いありがとうございました
- ノーラ
- ありがとうございました!
- フィアールカ
- お疲れさまでしたー
-
- つー
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- フィアールカが退室しました