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神が死んだ世界ー幕間Ⅱ

20211023_0

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 が入室しました
!SYSTEM
ダニエルが入室しました
ダニエル
よし
待たせて済まねえ… ありがとうな
 
うむ
えっと、アーニャに部屋から
叩きだされたので
廊下うろついてますね
???
ダニエル
いいぞ
ナレーションはどうする
 
描写はこちらでしよう
ダニエル
OK
 
ちょうど、あっちの部屋のナレーションもあるから
それを流用する感じでいくぜ
では──
ダニエル
頼んだ よろしくお願いします
 
 
 

Place└〈魔域〉:地下拠点廊下


複数の勢力が競い合う“奈落の魔域”に踏み込んだ冒険者たちは、踏み込むなりそれらの争いに巻き込まれることになった。
その内のひとつとひとまずの共闘を終え、彼らの拠点で傷付いた身体を休めることにする。
幸い、拠点には魔動機文明時代のものと思しき設備が生きていて、現代と勝手は違うものの休息を取るには十分な状態だった。
──さて、君たち6人の冒険者とは、別動隊という形で、君たちの任務に同行することなったベスティアであったが……。
眠ろうと思った矢先、アーニャにたたき起こされ(彼女はアンフィスとベスティアのことを気遣った形で)、結局としては1人部屋をアーニャに譲ることとなり
現在はアンフィスと同室になってしまっていた。
少し眠気が出るまで散歩してくると、アンフィスに伝え──。彼はミシェルから渡されたマギスフィアを手に廊下を歩いていた……
 
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BGMを変更 by  
Tsukiji Hongwanji100%
 
部屋は大体こんな感じのレベル感
https://pbs.twimg.com/media/DaYgZaVVMAAP0kN.jpg:large
ダニエル
ほんほん 俺も廊下に出よう
ベスティア
白髪の青年は──頭を掻きながら廊下を歩いていた。マギスフィアを起動すれば地下拠点の地図が開ける。
ダニエル
自販機コーナーみたいなのってあってもいいよな?(?)
 
よゆ~~~~
ベスティア
あの何かを勘違いしたじゃじゃ馬にたたき起こされた結果、眠気が少し飛んでしまった。かつての孤児院の馴染みであるアンフィスに眠たくなったら帰ってくると告げ、ついでに散策をしているところだった。
 
じゃあ自販機コーナーでダニエル見つけるわ
ダニエル
「──、えーと」 濡れた手ぬぐいサイズのタオルを首にかけながら 1人の少年が廊下にある飲み物のラベルが幾つも描かれた機械の前で佇んで ボタンを押してから魔動制御球(マギスフィア)をかざすと ガコン、と音がして下の方にある受け手に缶と呼ばれる形状の飲料が転がり落ちてくる
ベスティア
「──ん」と、さて、開けるのならばどこかの部屋の様子でも見ておくかと思った矢先。知った顔が視界に入る。
ダニエル
「おー」
「すげぇ、なるほどこうなってんだ」
ベスティア
「──ほう。中々面白いものと遊んでいるじゃないか。隊長殿」
と、ダニエルに声をかけにくる。
ダニエル
「ん、どうした」
缶を拾い上げて 矯めつ眇めつ 「独り寝が寂しくなって起きちまったか?」
なんて皮肉に皮肉を返して 缶を放って
ベスティア
「散歩といったところだ。どれ、俺もやってみるか」と、ダニエルがやってみたのと同様に、ボタンを押してから魔動制御球をかざし、飲料を買う。
ダニエル
「っと、じゃあ返せ」
ベスティア
「──ふん。寝ようと思ったのだがな、無理矢理部屋を交代させられたところだ」
「ああ」
ダニエル
投げた缶を取り戻そうとへいぱーすと
ベスティア
ぽいっとパスした
ダニエル
「部屋を交代ぃ?」
キャッチして 「…えーと、こうか」 ぷし、と開けて 中身を飲む
ベスティア
「ちょうどいい。お前とは少し話をしておきたいところだった」と、ダニエルに言いつつ「まあ、少し小言に付き合え」
ダニエル
「いいぜ、付き合ってやるよ」
ベスティア
「ほう、そうやるのか」と、自分の買って真似しつつ
ダニエル
「唯一つ教えろ」
「フィスから誘われたのか?」 どうなんだ??
 
多分、自販機コーナーの近くに座るところあるよね
ダニエル
ベンチあると思う
 
うん
ベスティア
プシュという音とたてつつ「残念ながら、そういった話ではない。まあ──お前のところのじゃじゃ馬娘の1人が、いらぬ気遣いをしたというところだ」
ダニエル
「俺のところのじゃじゃ馬って言うと……アーニャか」
「まー、悪いのはお前って感じするよな」 苦笑して ベンチに座る
ベスティア
「そういうお前こそ、麗しい堅楼様の同室でよかったじゃないか」と、最初は皮肉めいたことをいいつつ「正直、一番同室で安心できる人間であるからな」
ダニエル
「ああいうタイプの傭兵は割と居たからなれちゃいるがな」 
「麗しの、って言ってやれよ、たぶん困った顔するぜ」
ベスティア
「くくっ、それも面白いな」と、ダニエルのジョークに
「さて、──俺が悪いか。さて、分からんが。そのアーニャとかいう小娘が、寝ようと思った矢先、女の子を傷つける男は最悪だの、空気を読めだの、いらぬ小言を吐いてきてな。部屋を交換しろと、とにかく煩くてな」
「面倒だから交換した、という次第だ」
ダニエル
「"堅楼"を困らせたって自慢できるかもな‥……あー」
「いいそう」 いいそう
ベスティア
「だろう、全く──中々にお転婆ということだ」
ダニエル
「お転婆っていうかお節介だろうな」
「まあ、お前たちの距離感知った上でからかいすぎたかな。俺が」
「本気にされちまったかもしれね。悪い」
ベスティア
「構わんさ。どうせ、ここは辛気臭い魔域だ。それくらいの遊びがある方はまだマシだ」
ダニエル
「まあ、せっかく美人なんだから、約得って思っておかねえと」
役得
「そのうちどっか行かれちまうぞ」
なんて言って 「小言ってそれか?」 と改めて問う
ベスティア
「あまりそういう目で見たことはないのだがな」といいつつ
「ああ、それだけだ」
ダニエル
「まあ、分かる。そういう目で見てる相手には、相手にされなかったり」
「接点が中々無かったりな」
「ただ、だーいぶ贅沢だぜ、お前が言ってること」 苦笑して
ベスティア
「──まあだが、別動隊とはいえ、お前にアンフィスを任せられることは安心ではある」
ダニエル
「まあ、任せろよ。無茶はさせねえから」
ベスティア
「それに、クリスティナの奴も。さすがは魔剣の一振りだ。ヘーレムも、最初に同行した時より幾分と力をつけたようだからな。腐っても戦争を乗り越えた、ということだろう」
ダニエル
「それに、」
ベスティア
「ああ、それは頼むぞ」
それに? に視線を向けて
ダニエル
「フィスは思ったより、うまく自分を操作できるようになってるぜ」
「まー、こういう仕事じゃなきゃ一生縁がなかったやつなのは確かだなぁ」 ははは、と笑って<クリスティナ
ベスティア
「ああ、反面教師というのもあるだろうがな──。ただ、前の仕事で思う所はあったようだ」
ダニエル
「そいつはよかった」
「へーレムとはいつ知り合ったんだ?」
ベスティア
「うまいこと使ってやるといい」
ダニエル
「使うか、使われるか。分かったもんじゃねえけどな」 と返して
ベスティア
「俺がここの所属になって──初仕事の時だ」
ダニエル
「そりゃだいぶ前だろうな」
ベスティア
「よくわからん恋の騒動に巻き込まれた時に──随分と未熟な神官がいると思ったものだが」思い出すように
ダニエル
「そっか……最初は俺も、あのなりだろ?疑ってかかっちゃいたが」
「背中を預けるには十分な技量の仲間だと思ってるよ」
ベスティア
「ああ、確かに今回の魔域は、あいつにとって少々応えるかもしれんが。それに耐えうる肝はもっているだろうよ」
ダニエル
「何より、まあ何度か死ぬかもな?ってところを助けられてるからな」
ベスティア
「獣の相手は愉しかったか?」
ダニエル
「後ろを振り向かずに済むっていうのは、ありがたいぜ」
ベスティア
と、アザービーストのことを皮肉るように
ダニエル
「楽しそうに見えたかよ」 こいつ、と睨んで
ベスティア
「全く。ただ、後ろをみないで済むのはありがたいのは確かだ」
「しかし、そう思えば──くくっ、お前の所は随分と、個性派ぞろいだな」
「隊長殿の心労が伺える」
ダニエル
「アーニャにしても、………まあ、エリカ殴ったのはちょっとびっくりしたけどよ」
「よく見てるやつなんだと思うぜ。お前とフィスのことも含めてな」
「個性派も個性派。俺も使われる側にいてえよ」
ベスティア
「なるほどな──お前が言うならそう取っておこう」これは素直に納得した
ダニエル
「そういうのは全部、"少佐"に投げてきたからな」
ベスティア
「"少佐"──か。傭兵時代の話か。そういえば、お前の過去のことは意外と知らんな。話題にあげたこともないのは確かだが」
ダニエル
「俺は真似事くらいしか──、」
「ああ、そういやそうだな」 と笑って 「俺の育ての親で、ただ1人の上司だった」
「何処で生まれたか、いまいち分かって無くてな。気がついたら、何処かの傭兵団で下働きしてた」
ベスティア
「ほう」と、大体おおまかなことには興味なさげな男だが、ダニエルは気が置けない相手と認識しているのだろう。ダニエルの言葉に耳を傾ける。
「なるほど、ガキの頃から妖魔とじゃれあっていたとはそのことか」
ダニエル
「幾つか、そういうところ渡り歩いて、んで"少佐"に会った。まともに人扱いしてくれたの、"少佐"が始めてだったな」
初めて
「まあそういうこった。最初は突き役だったぜ」
「俺を餌に、蛮族達を引っ張って」
「そんで横合いから刈る、みたいな」
ベスティア
「──なるほど、道理でお前も肝が据わっているわけだ。親であり恩師みたいなものか……」と、これには少し柔らかな表情を浮かべて
ダニエル
「まー、"少佐"に会わなかったらもう死んでただろうな。それは思うわ」
ベスティア
「くくっ、その経験が今回上手く活かせそうじゃないか」
ダニエル
「そんなところだな。勝ち易きに勝って、負ける時は上手に負ける。そういう指揮官だったよ。無駄死にさせない人だった」
「ほんっとに、お前そういうところだぞ」 こいつ
ベスティア
「──ふん、少しは気は楽になるだろう」
ダニエル
「──気を遣うの下手くそか」 呆れたように笑って 
「ありがとうよ」
ベスティア
「しかし、"少佐"か。よほどできた人物だったようだな」
「どう考えてもこれからは気詰まりなことしか起きないだろうからな」
今回の依頼について
ダニエル
「最後はらしくもなく、俺を庇ってよ」
「死んじまった……死ぬ傷だった。しかも殿だった、んだけど」
ベスティア
「──」
ダニエル
「なんかなぁ……最悪の形で再会しちまった」
「"少佐"の戦い方をするトロールに、会っちまったんだ」
「まー、気詰まりってのはそうだな」
ベスティア
「──なるほどな」
ダニエル
「だから、まぁ」
「きっちりぶっ殺してやらねえとなってのが」
「俺の今の目的だ」
ベスティア
と、その少佐関連の話は一切の皮肉を漏らさず、静かに聞いていた
「そういう意味では、お前は良い人選だったんだろうな。宝剣くらいを店主に推薦してもらったらどうだ?」
ダニエル
「だからなんとかランクをあげて、うまい具合に叩きにいける仕事回してもらわねえとな」
「ばーか」 苦笑して 「そんな上まで上がれるかよ」
「次であがりなんだ。俺からすりゃあな」
ベスティア
「冗談だ。が、魔剣と一緒に仕事したという事実自体は残るだろうよ」
「しかし、そのあがりという感覚は俺も分かる」
ダニエル
「何の因果か、変に評価されちまったからなぁ…」 苦笑して
ベスティア
「ある程度の地位は欲しいが、過ぎた地位は面倒ではあるからな」
「使える武器はある方がいい、くらいの感覚だ」ランク
ダニエル
「いやー、世の中」
「サクッとあがるやつもいれば」
「そうそう上がんねえやつもいる。実力とか運とか以前にスタートラインが違うからな」
「それを不公平とは思わねえけど、そういう奴らと比較されるのはむかつくぜ」
ベスティア
「確かにな──」
ダニエル
「だから、まあいいのさ」
「上がれるところまで上がる。それでいい」
ベスティア
「それに関しては同意しておこう。仕事が終わったら、軽く飲みに行きでもするか」
ダニエル
「柵が増えるっていうのはお前の言う通りだろうからな」
「それがいい。これもさー」 自販機見て
「どれが酒か分からねえから」
ベスティア
「意外と、マギスフィアに表示されていたりしてな」
「……まあ、俺は機械は苦手なんだが」
ダニエル
「マジか」
「だめじゃねえか」
「自然派には厳しいぜ都会は」
ベスティア
「腐っても森羅導師だということだ。俺も」
「村が襲われて──たまたま生き残れて、孤児院に拾われて……それで、アンフィスとかと別れてからはしばらく森の中で過ごしていたからな。棒術もその時に教わった」
「金は必要だが、都会の喧騒よりも、森の静けさの方は俺にとっては居心地がいいってやつだ」
「だが、使い方が分からんのはお前だからな」と、マギスフィアをぴこぴこしながら
ダニエル
「──、」 ふぅんと ベスティアの生い立ちに耳を傾けて
「こういうもんはなんとかなるもんなんだよ」
ベスティア
ああ
自分自身だからなです(お前)
「そうか──まあ、気軽にいじってみるとしよう」
ダニエル
文脈的にあんまり違和感無いセリフでよかった
ベスティア
よかった。ごめんよ
ダニエル
「人間が使うように出来てるもんは、大概なんとか出来るもんだ」
「まあ世の中には異次元の機械音痴がいるけどよ」
ベスティア
「まさか──触っただけで壊すような奴いないだろう?」
「アンフィスでも使えるんだ」
ダニエル
「いやー、そういうやつも偶にいる」
ベスティア
「まじか」
ダニエル
「なんでかは知らんがまあ相性が悪いんだろ」
 
レイヴンとレーヴィアは目をそらした
ダニエル
くしゅん
ベスティア
「ああ──いや、納得できるかもしれん」
「異次元の料理下手と、同じようなものか」
ダニエル
「軽量とレシピ、それから手間を惜しまなければちゃんと食えるもんが出来るんだけどなー」
計量
ベスティア
「──孤児院の同期にそんなやつがいたことを思い出した」
「途中までの過程はあってるのに、一瞬にして何もかも無駄になる」
「理由は分からん」
ダニエル
「そりゃ、難儀だな……」
ベスティア
「だが、異次元の機械音痴は腑に落ちた」
「さて──」と切り替えるように「この魔域のことはミシェルから聞き出す必要はあるが……」と、話題を変えるように
「どう考えても片方を相手しているうちに、片方がしゃしゃり出てくるパターンだろう。頭が痛いところだ。仲良く争って、お互いに自滅してほしいところだ」
ダニエル
「そうだな。まあミシェル自身についても聞いてやりてえところだな」
「お互い潰し合ってくれたらそりゃ俺たちは楽だが、」
「どっちから見ても俺たちは異常者の集まりらしいからな」
ベスティア
「本当にな──やれやれといったところだ」
ダニエル
「特にフィス、エリカ、へーレムは狙われてる。どっちからも」
「魔神からしたら一剣の神の声を聞いたやつなんて、生贄にちょうどいいだろうからな」
ベスティア
「神というものがどうにも大きな引金になっているらしい」
「かたや、魔動天使側は、自分勝手な理屈で、自分たちを救わなかった神に対して──異常なまでの憎悪を抱いている」
ダニエル
「戦力だけど、守ってやらなきゃいけない対象でもある……ってのによー」 がこ、と缶が潰れる
「そのうち1人が死にたがりとかやってらんねえ」
ベスティア
「ふん、ようやく本音が出たか。少しくらい吐いても構わんぞ」
ダニエル
「男だったら放り出してるぜほんとに……」
ベスティア
と、少し嬉しそうに
ダニエル
「あの匂い、戦い方、雰囲気、そのどれもが死にたがり野郎だって俺の経験が言ってんだ」
「復讐心だか、自己犠牲精神だかは知らねえが」
「チームで動いてんだ。死にたいなら勝手に首くくってくれよ」
「仕事に出る前にな」
ベスティア
「おそらくなんだが、アンフィスが冷静でいられるのも、エリカの姿が目に映っているんだろう。あいつも……自己犠牲の塊ではあるんだが……。ああ、お前が感じているその匂いが」
「かえって冷静さに繋がるんだろうな」
ダニエル
「…………はー…」 ゴミ箱に缶を放る かこん、と縁に当たって落ちたので 嫌そうな顔をして
拾って、入れて、戻ってくる
ベスティア
「御乱心だな」と、こっちも投げて
ダニエルと同じように
ミスった
「──ふん、俺も人の事を言えた立場ではないか」と、同じように拾って、入れて、戻ってきた
ダニエル
「なに抱えてんのかは知らないがよ、聞くつもりもあんまりねえよ。口説いてる先でもねえならさ」
「ただ、動きを無駄にしそうなことをすんのはやめろ。そう思う」
ベスティア
「同意だ。作戦であれば構わんがな」
ダニエル
「まあ結果的に上手く行ったから、クリスも気にしてねえし、良いんだろうけどな」
ベスティア
「──そういう意味では少しお前が羨ましくなる。魔剣殿と、冷やかすのはやめるか。クリスティナの動き、少々見させてはもらったが、二つ名の違いなし。防御面では到底真似できんが、立ち位置、判断──」
「参考にしたくなる」
「というわけで、レポートは任せるぞ。ダニエル隊長」くくっと笑って
ダニエル
「参考にできるんならお前もすげえよ」
「俺はなんともだぜ」
「やめろってんだその隊長っての」
こいつ、と
ベスティア
「薬の使い方の判断くらいだな」
「くくっ、語呂が良くてな」
ダニエル
「まー……」
「聞けたら聞くか……事情とか、その辺り」
ベスティア
「任せよう。それで生まれたストレス発散なら付き合ってやる──と言おうと思ったが」
「まあ、小言は掃く暇はなさそうだな──これから」
吐く
ダニエル
「お前にはお前の仕事がある」
「気持ちはまあ、受け取っておくぜ。ありがとよ」
「正直今吐けてだいぶ気が楽になった」
ベスティア
「そちらも抜かりないようにな」
ダニエル
「流石にクリスにゃ話しづらい、真面目に受け取られそうと言うか、落としに来られそうで怖いんだわ姿勢が」
「あれは同性でも惚れさせてくるタイプの奴だ」
ベスティア
「──ああ──」
「なるほど。厄介な女、だな」くくっと笑い
 
エンディングにつなぐ形でちょい台詞を書いていくぜ
ベスティア
「──と、この際だ。ダニエル。お前に聞いておきたいことがあった」
ダニエル
OKだ
ダニエル
「ん、どした」
ベスティア
「報告では聞いているが、魔神人間について詳しく教えろ。それと、その後、魔動天使が現実でも暴れたと聞いているが、それに関しては俺はほとんど知らん」
「お前の主観でいい。所感を教えてくれ」
ダニエル
「魔神人間について、だな」
ベスティア
「代金は──そうだな」と、自販機に再び立ち、そしてマギスフィアを操作して、缶を出し
ダニエル
「それ」
「それと魔動天使」
ダニエル
ごめんちょっと途切れた
ベスティア
「こいつでいいだろう」と、タダの飲料をダニエルに放って。彼の所感について聞こう。
 
うむ
ダニエル
「追加料金の方に期待しとくか」
ふ、と笑って
ベスティア
そして、自分も再び飲料を手にして、座るのであった。
ダニエル
「魔神人間は、なんか人間から感情というか魂というかそういうもんを切り取って居た。そんで人間と魔神の混ぜもの、みたいなことを行っていたな。だから、人の意識が残ってる魔神みたいななにか、ってのが俺の印象だ」
言って
「魔動天使が暴れたってのは、神様の代わりに、みたいなこと言ってて、契約者がどうとか、絶望がどうとか言っていた。倒した後、スフィアに入っちまったりするから、不思議なやつだって感じだ」
ベスティア
「──ふむ。蛮族と魔神の組み合わせは聞いたことがあるが……。相当に欲望に忠実に見えたのもその関係か」
「そういえば、あのスフィアも回収していたな。それは専門家殿に任せるか」
ダニエル
「暴れてたのは村人を洗脳して実験台にしてたってところだな、それにしても魔動天使がっていうより契約者の男の方が問題だったけど」
「あと、いちばん重要なことは」
ベスティア
「ああ」
ダニエル
「今のところみんな顔が良くて可愛いことだな」
ベスティア
「くくっ、お前らしい所感だ」
「──なら、追加の魔動天使の方も期待しておこう。もしかしたら、仲間にできるかもしれんぞ。その時は口説いてやれ」
ダニエル
「なんかダメ男に貢いじゃってる感があっていたたまれねえ」
ベスティア
と、冗談めかして
ダニエル
「どーだかなぁ」
苦笑して ぷしゅ、と飲み物の蓋を開けて飲む
ベスティア
「女とは、しっかりしている男よりも、少しダメな男に惹かれるものらしいぞ?」
ダニエル
「そりゃ俺も少しだめな方が好きだね」
「男がってよりは手が掛かる方が可愛いのはそうだろ」
「完璧超人は正直相手が疲れる」
ベスティア
「──……確かに、違いないかもしれんな」と、ふと幼馴染の顔が浮かんでしまっていた。
「それこそ、クリスティナ大先生か?」
ダニエル
「クリスはまた違うだろ」
「顔よし、金よし、身体よし だとさ」
ベスティア
「違いない」違うだろ
ダニエル
「自分が釣り合ってるのか、気にしたくなくても気になっちまって結局相手を正面から見れねえだろ」
「それは相性が違うのさ」
ベスティア
「ほう──そういう観点は俺にはなかった。面白いじゃないか」
 
という感じで、男子高校生の会話しつつ~ になりそうな感じかしらね
ダニエル
いいよぉ
 
うむ
ダニエル
「そうだ」
 
多分、言えることは全部いったかんじだ
ベスティア
「どうした」
ダニエル
「丁度いいからお前の好みのタイプ聞かせろよ」 にひ、と笑って
ダニエル
こんな感じで
ベスティア
「──いいだろう。女というか、人の好みをする話をするのも悪くない」
「だが、余興が必要だろう。俺の趣味の話も聞いていけ」
ダニエル
「ああ」
ベスティア
「カブトムシについて、少々語ってやろう」
ダニエル
「──は?」
ダニエル
これで切っても楽しそう
 
うむ
 
 
 
 
20211023_0
よいしょとおいておいて
ダニエル
ほいほい
 
お疲れさまでした!
ベスティア自然派少年だから夏になるとカブトムシとりにいきます
???????????
ダニエル
お疲れ様ー、お付き合いありがとうー
なるほどw
 
おつおつー
まあ、男二人は
ダニエル
そうか、次は昆虫本でも読んでみるか…
 
めっちゃ気軽にできる……
ダニエル
ってなりそう
 
楽しかったありがとう!! 
わかる~~~
ダニエル
<感化されたら
 
おう
ダニエル
ありがとう。楽しかった
じゃあまたね~
 
うむ。明日本編であいましょう!
ダニエル
はーい
お疲れ様でした
 
そちらこそ、都合つくってくれてサンキュー。では!
ダニエル
では撤退!
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ダニエルが退室しました
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