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20210929_0

!SYSTEM
ソフィーが入室しました
!SYSTEM
トゥエルヴが入室しました
!SYSTEM
フィオリが入室しました
トゥエルヴ
ヌン
フィオリ
よいしょ
ソフィー
こんばんは。本日はお誘いありがとうございます。
フィオリ
よろしくおねがいしまーす
トゥエルヴ
こちらこそ応じてくれてありがとう~
ソフィー
予定ではゆるっとしたキャンプになる予定です。日頃の合間の憩いになれば幸いです
トゥエルヴ
わあい
フィオリ
内心緊張して参加してそうです
トゥエルヴ
導入とかお任せしちゃってもだいじょうぶでしょうか
ソフィー
では描写初めて参ります。
はい。がんばります。
 
 
トゥエルヴ
ありがとう~助かります
 
フィオリ
お願いします!
イルスファール王国。星の標…ではなく、王都より少し離れた森の中。
からっとした秋晴れ。太陽の下、1人の少年と1人の少女と1人のタビットは森の中を歩いていた。
以前より約束していたキャンプ。メンバーはタビット族と少年、そして少年の友達である少女、フィオリ。
常日頃は物騒な件に関わることが多い冒険者であるこの3人。これはそんな冒険者の仕事の合間のひとときである。
!SYSTEM
BGMを変更 by ソフィー
キャンプの朝70%
ソフィー
「よきお天気になってよかったですわね」ほわほわとリュックサックを背負っているタビット族である。
ソフィー
(ロールどうぞ)
トゥエルヴ
「うん」 こくりと頷くは、ソフィー動揺鞄を背負った少年。その顔に、今は眼帯は見当たらない。
トゥエルヴ
動揺してしまった同様
フィオリ
動揺鞄
トゥエルヴ
最初は大人しくソフィーの後ろについてまわっていたが、森の中に踏み込んで暫くすると、目新しい物につられて、あっちへフラフラこっちへフラフラ。
フィオリ
「ええ、本当に」 そう答えたのは、黒いケープを肩にかけた小柄な少女だった。背中にかかる長さの銀髪を、きょうはポニーテールに結わえている。ケープの下は、いつもより幾分ラフな街着だ。
トゥエルヴ
ぽ、ポニーテール
ソフィー
尚、少女フィオリエナとソフィーはこれが初対面でもあった、が。このタビットはフィオリエナも一緒にという話を打診された際、嫌な顔ひとつせず「まぁ。それは是非に。楽しみですわね」うふふ といつも通り穏やかに微笑んだ。
フィオリ
面識のないトゥエルヴの友人が来るということで、内心この日が来るまで身構えていたフィオリである。
ソフィー
このタビット、ほんわかした雰囲気と人当たりの良さでなにがしかのちょっとした頼まれごとをされることもあり
フィオリ
肩にはいつもの肩掛け鞄――空間拡張の魔術がかかった優れもの――と、手にバスケットを下げている。
ソフィー
本日のキャンプはそのお礼のひとつでもある。頼まれごとの礼として森(地図手指定された範囲)に入る許可をもらったのである。
トゥエルヴ
打診したのは、少年だ。あくまで友達ではなく仕事仲間、という事で連れてきて、あくまで暑いって言ってたから避暑の為にと理由付けもした。
「あ」 目の前をヒラヒラと舞う蝶を追いかけて、森の中を駆け回る。二人から離れないように、駆け回る範囲をきちんと定めたのは、冒険者慣れした所以だろうか。
フィオリ
「……トゥエルヴはさっきから落ち着きませんね」
ソフィー
「お出かけですから、うきうきしているのでしょう」
トゥエルヴ
歩く二人の前後をフェードインしたりフェードアウトしたりする感じ(アニメ的表現
フィオリ
「まあ、それならそれで良いんですけど……」
あっちこっちにと駆ける少年を目で追いながら、あきれたように肩をすくめた。
ソフィー
木々の緑から注ぐあたたかな木漏れ日、ふかふかとした土や、そろそろ黄色や赤に色づく木々や花の色と匂いなどは
王都にいるばかりでは見られない風景である。依頼として入ることはあるだろうが…こうして季節を感じる心の余裕を持って入れることは少ないだろう。
トゥエルヴ
蝶を追いかける最中で地面に落ちる木の実を見つけると、摘まみ上げる。木の実の中からウネウネと虫が這い出てくると、目を丸くした。
フィオリ
「……ちょっと、トゥエルヴ。あんまりあちこちフラフラしないでください?」
トゥエルヴ
「迷子になんかならないよ……ほら、面白いもの見つけた」 どんぐりの中から這い出ようとしてくる虫をフィオリにずいと見せる。
ソフィー
まるで姉弟のようなやりとりに、微笑ましさを覚える。
フィオリ
なにやら立ち止まった少年に対して、後から歩いて追いつくと、 「……?」 いったい何を見ているのか、と横からそっと覗き込んだ。
「……っ!」 すざっ、と思わず後ずさり。虫が特別苦手なわけではないが、さすがにいきなり突きつけられれば驚く。
トゥエルヴ
目を瞬かせて、不思議そうに首を傾げる 「ソフィー、見て見て」
ソフィー
「まあまあ。秋がくれば冬になりますから、虫も冬ごもりの準備をしているのでしょうか」このような対応に慣れている様子である。
ソフィー
タビット族は
きっと
村の子どもからふわもこと
トゥエルヴ
「へぇ……これ、虫の家なんだ」 そっとどんぐりを地面に戻した。
ソフィー
もみくちゃにされるのが想像できます
トゥエルヴ
大きなウサギなんて子供達の大人気コンテンツよ
フィオリ
「………」 少年が優しく地面に戻す背中を見て、はあ、と胸をなでおろす。
ソフィー
つまり、子どもの行動はきっと見慣れております
フィオリ
まったく、子供みたいなんだから――と、そこまで思ってから、ふと…… よく気づいたな、という別の思いもわいてくる。
自分は、どんぐりになど目がいっていなかった。どころか――
ソフィー
「そういう虫もおりますわねぇ」前よりも色々な物事に興味を示し、考えている様子に気づき
トゥエルヴ
ダブルオカン
ソフィー
きっとそこにいるフィオリエナ含め、彼もまた様々な冒険を経て、少しずついい方向に変わっているのだろうと
フィオリ
――……」 ふと、顔を上げれば、周りの木々の緑、土のにおい、色づく木々や花々―― 自分がほとんどそれらを見ていながら、見ていなかったことに気づく。
トゥエルヴ
「……?どうしたの?」 フィオリの動きが止まった事に、少女を見上げて首を傾げた
フィオリ
「え? ……ええと」
ソフィー
タビットがあるくスピードは決して速くはない。それどころか、あえてゆっくり歩いていたり、少したまに立ち止まったりしていることにも気づくかもしれない。
フィオリ
「えと、そう…… いいところだと思って」
トゥエルヴ
「うん、ソフィーが向かう場所だもん」
彼女を取り囲む世界は、素敵なものばかりなのだ。当然のようにそう言って、先を行くタビットを小走りで追いかける。ゆっくり歩いていてくれたおかげか、すぐに追いつく事ができる。
フィオリ
「すごい信頼。……ねえ、ソフィーさんは普段は何をしているひとなんですか?」
ソフィー
「ええ、普段は村の方々が出入りしている森でして。危険な獣もおらず、今の時期は穏やかな森ですわ」
フィオリ
少女もまたタビットに追いついて、なにげない疑問を訪ねる。
ソフィー
「普段は…そうですわねぇ、冒険者をしたり、依頼がないときは村々をまわったり、そこでたまにちょっとしたお手伝いをしたり」
フィオリ
「つまり、慈善事業のようなことをされていると……」
トゥエルヴ
「いつも誰かにお礼されてるよね。それで芋を焼いたり、ぽっぽこぽーん作ったり……」
フィオリ
「ぽっぽこ……?」
ソフィー
「慈善事業とまではいきませんわ。十分なお礼もいただいておりますの。この森も、普段は近くの村の方が利用されておりまして…腰を痛めてしまったおじいさまおばあさまに頼まれて、薬草摘みを手伝ったのがきっかけで…お礼にとお願いしてみて今日ここにも来れましたの」
「ポップコーンですわね」
トゥエルヴ
「へぇ、美味しい木の実とか、キノコとかが採れたりするかな」
フィオリ
「へえ……」 よくできた人、よくできたタビットだ。
ソフィー
「ふふ、そう思いまして、きちんと取っていいきのこと量も聞いてまいりましたわ」
トゥエルヴ
無表情でありこそすれ、その言葉に楽し気に 「ほんと?」 と声を上げた
早速とばかりに、珍しいキノコを見つけ出すべくあちらこちらへと視線を向ける。
ソフィー
「でも全部はとってはいけませんわ。次につなげないといけませんから」
トゥエルヴ
「ん」 こくこく、と素直に頷く。
フィオリ
「………」 ああ、なるほど、と納得してから、少しの間。少年をちらちらと見る。
トゥエルヴ
「ソフィー、これは?」 「こっちは?」 見つけたキノコを指差し、一つ一つ聞いていく中で、ふとフィオリと目が合った。
フィオリ
「ぽっぽこぽーん」 くすくす、と悪戯っぽく笑う。
ソフィー
「そのきのこは…焼くといい香りがしますわね」これくらいならとっても良いですよ、など一つ一つ丁寧に説明をする
トゥエルヴ
「……」 む、と片頬を膨らませる
しかし、ソフィーの説明に意識を持っていかれて、膨らんだ頬はすぐにしぼんだ。
フィオリ
少女は少しだけ、してやったり、という顔をして、けれどそれ以上はつつかない慎みというものも持っていた。
ソフィー
2人のやりとりにはうふふ、と微笑んで見守り
「フィオリさんもいかがですか?見つけていただけましたら確認いたしますわ」
ソフィー
フィオリエナさんだった
フィオリ
短縮形でいいのよ
ソフィー
ならばそれで
フィオリ
「そうですか? それじゃ…… どっちが多く見つけるか、勝負です」 急にやる気を出し、腕まくりをして、きのこ探しをはじめてしまう
トゥエルヴ
「……ん」 勝負と言われてしまえば、負けてはいられない。
ゆっくり森を進んでいく中で、あちこちからソフィーの名前を呼び、大丈夫と言われたキノコだけを摘んでいった。
フィオリ
膝に土がつくのも構わず草をかきわけ、木の根元を覗き込み、めぼしいキノコを捜索し――
これだけ見つけました
2D6 → 8[2,6] = 8
トゥエルヴ
ぼくはこのくらい
2D6 → 6[1,5] = 6
く…
ソフィー
「ふふ、ええ、よいですわ」時間を区切りましょう、と言いつつぽてぽてと二人についていき
「うふふ、たくさんとれましたわね。勝負は…ちょっとフィオリさんの方が多いですわね」おふたりともありがとうございます、と微笑んで
フィオリ
――いち、に、さん……と、わたしは8個。8個見つけましたよ」
ソフィー
「ちょうどよいのでお昼ご飯の付け合わせにさせていただきましょう」
トゥエルヴ
6個の多様なキノコを両腕に抱えていたが、数が劣ったと分かるとムムッと頬を膨らませる。
ソフィー
https://www.honda.co.jp/outdoor/recipe/2015-09/02/image/feature_image.jpg
参考画像<つけあわせ
フィオリ
おいしそう
トゥエルヴ
ポヤァ…
フィオリ
「ふふ、キノコ勝負は僅差でわたしの勝ちですね」 フィオリこそ年柄もなく、澄ました顔でわかりやすく得意げにして
トゥエルヴ
「……でも、僕の採ったキノコの方が美味しいかもしれない」 未練がましくそう言った
フィオリ
「なるほど。では勝負はお預けということで」
ソフィー
「そうですわねぇ。お友達が集めてくださった…たとえばコレとかは、焼くとうま味が増して美味しくなりますの。お料理にぴったりですわ」トゥエルヴの頑張りも褒める
トゥエルヴ
「……」 ぱっと表情が明るくなった。
ソフィー
「フィオリさんもたくさん集めてくださったおかげで、お料理が一品増えましたわ」
トゥエルヴ
機嫌を良くしたのか、両腕にキノコを抱えたまま、また歩き出す 「今日のご飯はキノコ焼きなんだね」
トゥエルヴ
焼きキノコ
ソフィー
「…うふふ。それだけではありませんわ」こういう風に微笑むときは、大概何かしら企んでいるときのソレであることにトゥエルヴは気づくだろう
フィオリ
「……よ、よかったです」 ソフィーの言葉に素直に喜んでしまって。このタビットには、どこか警戒を解いてしまうような所がある。
トゥエルヴ
けれども、ソフィーの企みとやらはいつも楽しさを増幅させる効果を持つ。警戒することなく、うん、と素直に頷いた。
ソフィー
「おふたりがとってくださいったきのこですもの、美味しいお料理になりますわ」
フィオリ
――楽しみですね」
ソフィー
@とってくださったですね
トゥエルヴ
木々を駆け抜ける風の中に、秋の香りを感じ取る。ふわりと舞う髪が顔にかかり、ふるふると首を横に振って髪を払った。
ソフィー
では少し場面をうつします
フィオリ
ふぉい
トゥエルヴ
どうぞどうぞ
きのこをとったりしているうちに、森の奥まで来ていたのだろう。君達はしばらく進むと…川のせせらぎの音が聞こえるだろう。
ソフィー
https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/32/3296b73a892bda318e8c8c4cd28619c0_t.jpeg
参考画像(再掲
トゥエルヴ
ここは……もしや前もきたところ
ソフィー
もしや前も来たところですわ
前回は春、今回は秋。
トゥエルヴ
わあい
トゥエルヴ
「ん……」 水音に、顔を持ち上げる
川の水が綺麗である。タビットから話を聞けば、村の人々も生活用水として利用しているとのこと。
季節が異なるため気づかなかったかもしれないが、トゥエルヴはその川に見覚えがあるかもしれない。
水面には前回は青い葉や花弁が浮いていたが、今回は赤や黄の葉が浮いている。
無論川魚も季節は違えど、同じようにいる。
フィオリ
川のほとりに膝をつき、手袋を脱いで傍らに置くと、流れる清水を手にすくって、一口。 「――はぁ…… 冷たい。美味しい……」
ソフィー
「このあたりにテントをはりましょうか」リュックサックを下ろし
ソフィー
点とは
トゥエルヴ
そんな少女の傍らで、水面を眺めた。何処となく、瞳がキラキラとしている。
ソフィー
3人用か2人用と1人用か
悩ましいですがどっちがいいでしょうか>フィオリ
トゥエルヴ
「あ、うん」
トゥエルヴ
男子用女子用だ…
配慮されている
フィオリ
んー、元々持ってたものを流用してるなら後者……? でも前者でもよい気がします
ソフィー
うしゃぎに性別はあってないようなものではありますが今回フィオリちゃんという女の子がいるので
フィオリ
あってないようなもの
ソフィー
なら3名用で参りましょう。ありがとうございます
トゥエルヴ
わあい
フィオリ
「はい」 立ち上がると、きゅっと手袋をはめて。その顔にはやる気が満ち溢れていて、テキパキテキパキと野営の準備に取り掛かっていくのだ
ソフィー
うしゃぎサイズからいって2人用でも3人で使えそうですね
ソフィー
なお、テントを立てる際は背丈が小さいので時折ぴょんぴょんとはねる様子が見られる
フィオリ
たしかに
タビットは0.5カウントくらいでいけそう
トゥエルヴ
ソフィーの手が届かない場所の作業は、率先してお手伝いしました
フィオリ
冒険者となってから、随分経った。野営の準備は、さすがに慣れたものだ。
トゥエルヴ
「此処、僕がやるね」 そう一声かけてから、ソフィーの手から組み立て用工具を取り上げて、てきぱきと組み立てていく。
ソフィー
「まあ。ありがとうございます」とお礼を言って任せよう
フィオリ
フィオリを見れば、使い魔のフクロウを、野営地点のそばの木に止まらせていた。
トゥエルヴ
ホーーーーー
ホケキョ
フィオリ
何かあったときの見張り兼、といった工夫だろう。
フィオリ
うぐいす?!
トゥエルヴ
そんな気配りは露知らず、警戒心が全く欠如した様子で川べりを見つめた。
目の前の水面を横切っていく赤や黄色の葉、それらを遡って上流に視線をやって、そこからまた流れてくる葉を追いかける。
フィオリ
「とりあえず、こんなものですか」 テントの入口にタープをかけて、ぱんぱんと手を払う。
「ソフィー……さんと、トゥエルヴは、前もここへ来たことがあるんですか?」
ソフィー
「これでよし、と。ありがとうございます」彼女がてきぱきと動いてくれたり、トゥエルヴが手伝ってくれたりしたおかげで早くすんだ
「はい。前回は春ごろに参りました」
トゥエルヴ
「ん」 こちらも頷く
「その時は森や山が緑色で、川は青かったんだよ」
思えば、景色を楽しむといった行為があることを知ったのも、その時だった 「今は……オレンジ色だね。同じ場所なのに、全然違って見える」
フィオリ
「じゃあ、ここには2度目…… 確かに、素敵な場所ですね。普段はきっと、気づかないで通り過ぎてしまいそう」
ソフィー
「よろしければ水面を歩いてみますか?」
フィオリ
「もう何か月もしたら葉は落ちて―― そうして、雪が降ったら一面真っ白になって……」
トゥエルヴ
「ん」 ぱっとソフィーを振り返り、こくりと頷く
「雪……」
ソフィー
「ええ。少し大変かもしれませんが、その季節に歩くのもまた趣深いですわね」
「こことは違う山の奥の村では、雪がふった朝に子どもたちが雪合戦をしていたり、雪だるまを作っていたり…かまくらも作っておりましたわね」
フィオリ
「水の妖精魔法ですか。水上歩行の」 フィオリは職業柄、その一言ですぐに察する。
ソフィー
「はい。よろしければ少し散歩いたしましょう」
トゥエルヴ
「……」 なんだ、知ってたのか。驚くフィオリを見てやろうと画策していたので、少しだけ肩を落とす。
ソフィー
ふふ、と微笑んで。2人にハードウォーターを施す
2D6 → 8[2,6] = 8
フィオリ
「いいですね。真語魔法で浮遊はできてもごく短時間で、自由に歩き回るというわけにはいかないですし――
ソフィー
[
「夏場でしたらボトムウォーキングもよいかもしれませんわね。川底を歩くのもまた違った景色が見れると思いますわ」
水面をあしをつければ沈む…ということはなく、不思議とあるくことができるだろう。
泳ぐ川魚等、水が綺麗であるためより近くではっきり見える。
フィオリ
「いいですね。妖精の力を借りて自然の中に遊ぶ。わたしにも才があったら、ぜひ学んでみたかった魔法です」
「……トゥエルヴ?」
トゥエルヴ
「え?」 ぱち、と目を瞬かせた
フィオリ
「……何か、少し、落ち込んでいるように見えたので」 それが少し気になっただけだ、とそう言って、おもむろに手を差し出す。
トゥエルヴ
「……」 そんな風に見えたのか、考えていた事が事なだけに、すこしだけバツの悪そうにして
「ちゃんと見えてるよ」 差し出された手には、見えないから誘導しようとしているのだろうか、と首を傾げた
フィオリ
「………」 むっ、とするオーラ。すぐに気を取り直すと、逡巡を誤魔化すかのように少し乱暴に少年の手を取って
「経験者なんでしょう。……エスコートしてくださいよ」
トゥエルヴ
「……!」 わ、と短い声を上げた
ソフィー
「ふふ…お友達、フィオリさんはお友達と一緒に歩きましょうとお誘いしていたのですよ」
フィオリ
少し目を反らし、言い訳するように早口で言った。
トゥエルヴ
「……」 なんだか気恥ずかしくなって 「…じゃあ、ソフィーも」 と彼女へと手を差し出した
フィオリ
「そ、ソフィーさん……」
ソフィー
うふふ、とこのタビットは穏やかに微笑むのみである。
「ええ、参りましょう」
握ればあいかわらずふわふわのあたたかい手であろう。
トゥエルヴ
毛並みのいいソフィーの手を捕まえた途端、表情が少しの緊張から解放されたように穏やかになる。ゆっくりと川の上へと足を乗せ、飛び乗った。
フィオリ
「……と、っと……」 水の上に踏み出せば、硬くもなく柔らかすぎずもなく、不思議な感触で押し返してくる水面が、しっかりと身体を支えてくれる。
トゥエルヴ
「……あ、魚」 数歩歩いて、視界に入った魚を見つけた途端、しゃがみ込む。
ソフィー
「お時間になったら岸に上がっていただいて、かけなおしますわね」
フィオリ
「こ、氷の上を歩く…… のとも違う。面白い……」 
ソフィー
水面は少しひんやりとしている。
かといって寒いと感じるほどではない、適度な冷たさである。
フィオリ
何度か踏みしめる靴の下を、小魚が通り過ぎていく。
トゥエルヴ
「もっと奥なら、もっといるかも」 エスコート、とは到底言えるものではない身勝手さでもって、二人を川のあちこちへと連れ回した。
フィオリ
「これは、だいたいどのくらい保つものなんですか? 個人差があるって話は聞きますけど」
ソフィー
「1回で1時間くらいですわね」
フィオリ
「わ、ちょっと、トゥエルヴ……」 ぐい、と手を引かれるも、決してそれは不快ではなかった。
ソフィー
「あらあら…」彼の好奇心に任せるままに
トゥエルヴ
「魚、捕まえられるかな」
フィオリ
「実用的ですね。一度発動した後は妖精の力を借りる分、自分のマナを使うより長く力を維持することができる……?」 ぶつぶつ。
トゥエルヴ
「……?フィオリ?」 なんかブツブツ言いだしたぞ…
ソフィー
「ふふ、今日は材料を既にご用意しておりますので、お魚さんはキャッチアンドリリースですわね」
ソフィー
前回は焚き火で川魚を焼きました
トゥエルヴ
「はーい」
「………」 魚を捕まえようとして、両手が塞がっている事に気付く。
フィオリ
「足は沈まなくても、手を突っ込むことはできるのかしら……?」 ぶつぶつ言いながら、手のひらはぎゅっと握ったまま。
フィオリ
ハフハフッ ハフッ
ソフィー
ちゃんと
ご用意しておりますので
併せてお楽しみください
トゥエルヴ
左右の手を確認して、徐に体を丸めた。慣れているのだろうか、器用に口だけで簡単に靴を脱がせてしまった。――のだが、足裏で浮いているので、水面下に足を突っ込めず 「………」
フィオリ
「ちょ、トゥエルヴ、何やって……」 いきなり口で靴を脱ぎだしたことにびっくりして、それから少年の意図に気づく。
―――……」 ぱっ、と手を離し、 「く、口で言えばいいじゃないですか。口で」
ソフィー
ハードウォーターについてはあの解釈だと
手はつっこめそうな気配はしますが
個人的には手は突っ込めそうな気がします
ただたぶん解釈が色々異なるので
ここではこうできるくらいでいただけたらと。
フィオリ
沈めないけど手を突っ込むくらいはできるかもしれない
トゥエルヴ
「……」 困惑した表情でフィオリを見上げ、ソフィーを見た
フィオリ
「それにしても、蝶やら、魚やら…… なんでも捕まえたがるんだから」 本当に子供みたいだ。
ソフィー
「きっと手を離したくなかったのでしょう」さらっとそんなことを言って
フィオリ
「ソフィーさんん……」
ソフィー
うふふ、とタビットは微笑む。
トゥエルヴ
「エ、エスコートしてって言ったのフィオリだし……」 どちらにも弁明するようにそう言って
フィオリ
母親同伴のデートみたいになってきた
トゥエルヴ
苦sあ
ソフィー
だいたいあっている気がします
フィオリ
帰り際うちのトゥエルヴちゃんをよろしくねっていわれるやつ…
トゥエルヴ
途端になんか12君がマザコンに見えてきて辛い
ソフィー
だいたいあってることは言うつもりです
フィオリ
そんなことないよ!
トゥエルヴ
言うのか…
ソフィー
13「お前は元々そうだろう」ずば >12
トゥエルヴ
そういやそうだわ!
フィオリ
「ま、まあ? それは? そうですけど?」
トゥエルヴ
片手が空いた事で、気まぐれに手を川に突っ込んで魚を散らしたり流れてくる綺麗な葉を摘まみ上げたりして遊びだす。
フィオリ
考えてみればずいぶん思い切ったことを言った気がする。フィオリは指で髪の毛をくるくるともてあそんだ。
―――……」 本当に子どもみたいだ。
たぶん、年齢は自分より上だと思うのだけれど―― そういえば、彼はどんな子供だったのだろう。
トゥエルヴ
「ほら、フィオリ、魚そっちに行ったよ」
フィオリ
「え、」 そんな急に言われても。 「む、無理ですよ!」 思い切って水に手を突っ込むものの、するりと手の中を逃げていってしまう
トゥエルヴ
「あー、逃げられた」
ソフィー
今度13も兄として弟が日頃お世話になっていますとごあいさつに伺わなければ…
フィオリ
「いきなりは無理ですって……」
トゥエルヴ
言葉に反して、残念がる素振りはない。無表情は変わらずだが、フィオリの様子に、目元が穏やかに和らぐ。
ソフィー
「つりざおをご用意してお魚釣りもまたよいかもしれませんわね」
トゥエルヴ
家族ぐるみのお付き合いになっていく…
フィオリ
「キャッチアンドリリース、ですけどね」
トゥエルヴ
「釣りはまだやった事なかった」
ソフィー
「今日はご用意がありませんので…また次回ですわね」
フィオリ
はあ、とため息をつくと、再び、先ほどの疑問が浮かび上がってきた。 「そういえば…… ソフィーさんは、昔からトゥエルヴと友人なんですか?」 自分が知るより前の、少年のことを知っているだろうか。
フィオリ
この家族こわい…
トゥエルヴ
「……うん」 ソフィーにゆっくり頷く
トゥエルヴ
まずは外堀から
逃げられないように埋めていこう
ソフィー
「昔から…わたくしがイルスファールにきてからですわね、出会ったのは」
トゥエルヴ
こくこく頷く
ソフィー
「それからお茶会をたまに行ったり、お出かけをしたり…ですわ」
トゥエルヴ
またもや頷く。
ソフィー
ふぃおりちゃんに
書類提出が遅れていて
事務方が大変なめにあっている
のはさすがに言わない
トゥエルヴ
やさしさ
フィオリ
「そうなんですか。……本人を前に、こういう言い方は何なんですけど、トゥエルヴがこんなに気を許している人って、はじめて見た気がして」
「でも、それはソフィーさんと話していたら、何も不思議なことじゃないように思えてきました」
ソフィー
「あらまあ。ふふ、ありがとうございます、フィオリさん」
ソフィー
よし
最後にフィオリちゃんにアレを言いましょう
フィオリ
まだキャンプは3日あるよ
トゥエルヴ
「……」 気を許す、という言葉に目を瞬かせる。他人に興味がないわけではないし、誰かを警戒しているという事もないと自分では思っていた――少なくとも、相手がナイトメアでないのなら。
フィオリ
あと6時間はたたかえる
トゥエルヴ
つ、つよすぎる
ソフィー
もうちょっとだけ続けますね
フィオリ
「何だか、トゥエルヴのお姉さんか、お母さんみたい」 言ってから、これも、ソフィーの年齢が分からない以上、失礼に当たるだろうか…? との思いが頭をよぎる
トゥエルヴ
「……と、友達だよ。ソフィーは…」 なんだか気恥ずかしい事を言われた気がする
フィオリ
くすり、と笑い、 「じゃあ、特別な友達、ということで」 
なぜだか、少し安心していた。少年にも、ソフィーのようなひとがいるのだ、と知ったことに。
トゥエルヴ
「…………うん」 釈然としないような様子で頷く。確かに、ソフィーに甘えてばかりだなと自覚してしまった。
「…ソフィーは凄いんだ。僕の知らない事をたくさん知ってて、それを教えてくれる……」
ソフィー
「ええ。大切なお友達ですわ、貴女ももちろん
フィオリ
「………え?」
トゥエルヴ
――……」 ソフィーを見下ろす。
ソフィー
「よければわたくしともお友達になってくださると嬉しいですわ、フィオリさん」
フィオリ
「……」 少し目を丸くし、やがて微笑んで、 「――ええ、それは勿論。わたしでよければ、ぜひ」
ソフィー
「はい、ありがとうございます」穏やかにタビットは微笑み、あいている手をフィオリに差し出した
フィオリ
フィオリはしゃがみこんで、タビットのふわふわの手を取った。
トゥエルヴ
「……」 じっと二人の様子を見つめている。
ソフィー
握ればふわふわであたたかいだろう。
フィオリ
確かめるように、握手した手を上下に動かして、 「……ふふ、よろしくお願いします」
ソフィー
「さて…そろそろかけなおしてテントに戻って…ご飯にいたしましょう」
「せっかくのきのこに…あとは色々準備してまいりましたの」ふふ、と微笑んだ
トゥエルヴ
「……あっ、う、うん」 ぱっと顔を上げて、喜色を滲ませた声で頷いた
気づけば少し日が傾いているかもしれない。
ソフィー
場面うごかしまーす
トゥエルヴ
こちらはだいじょびです
フィオリ
ふぁーい
ソフィー
「おふたりにもお手伝いお願いしますわね」
!SYSTEM
BGMを削除 by ソフィー
フィオリ
「ええ、勿論」
トゥエルヴ
「うん、任せて」
2人とタビットはその後テントへと戻り、タビット族がリュックから取り出した材料をもとにご飯の準備をしていく。
!SYSTEM
BGMを変更 by ソフィー
【DQ11】セーニャの竪琴~Harp of Segna70%
材料を切ったり、火の準備をしつつ
余談であるが焚き火は2つ作り、1つで料理の準備をしつつ、少し離れたところに作ったもう1つはいつぞやこのタビットがいっていたポップコーンの種を入れて耐火性の布を敷きどこまで飛ぶか確認したりもしたかもしれない
フィオリ
リアルでキャンプしてみたいなァ
トゥエルヴ
ぽっぽこぽーんだああ
フィオリ
ぽっぽこぽーんそういう遊び方??
ソフィー
元々ポップコーンって
トゥエルヴ
夏にフレンズとキャンプするようなリア充になりたい
ソフィー
たきびにいれてたらしくて(wikipedia
それを言ったらやってみたいって話になりまして
こんな描写いれました
トゥエルヴ
12くんならやりたいと言い出すかもしれない
ソフィー
屋内でやるとそこの5歳児(by 13)の目に入るという事故がおきかねないので
トゥエルヴ
きゃっきゃとぽっぽこぽーんが飛んでいく様を見てはしゃいだ。きゃっきゃっ
ソフィー
じゃあ屋外で今度やりましょう、という話です
フィオリ
なるほどw
フィオリ
最初はあきれていたフィオリだったが、最後には声を出して笑っていた。
しばらくすれば、肉と野菜が焼ける香ばしい匂いや
ソフィー
https://mv-image.moov.ooo/1557742522424_nryglg8zg08lkvxqo2m4xyb1.jpg
トゥエルヴ
PLよりPCがリア充してる…つらい
ウインナーにパン生地を巻いたものが焼ける音や
ソフィー
https://img.cpcdn.com/recipes/3129170/750x500cq60/2b0e02ddb2e9cd5e5dfc176972667d9e?p=1467203825
トゥエルヴ
ふらんくふると??
鉄板を2枚くっつけたものにパンと具材を挟んだものを作ったり
ソフィー
https://recipe.r10s.jp/recipe-space/d/strg/ctrl/3/fdc5c216dc134bef795223d971360392fa452251.83.2.3.2.jpg?interpolation=lanczos-none&fit=around|716:716&crop=716:716;*,*
トゥエルヴ
ひどい飯テロ
フィオリ
フィオリのバスケットには、ランドラーズで買ったパンが入っていて、サンドイッチを作るのにつかわれました
フィオリ
あががが
ソフィー
「お友達、じゃがいももこうすると美味しくなりますわよ」とタビットがふかしたじゃがいもにバターを挟んだり、チーズをのせたり
ソフィー
https://tamago-gohan.com/wp-content/uploads/2019/09/DSC00333.jpg
トゥエルヴ
「あつ……おおー……」 手元のジャガイモに乗せられたバターが見る見るうちに溶けていく様を眺めて、楽し気な声を上げる
トゥエルヴ
最後が一番攻撃力高い
ソフィー
そして先ほど意味深に笑っていた原因は…トゥエルヴに、串にさしてある白いふわふわとしたものを渡して
フィオリ
「………」 口元を抑えながら、もぐもぐ…… 「……っふぅ……これ、美味しい……」
ソフィー
「こちらをあぶってみてください、お友達」
トゥエルヴ
普段は小食な少年は目一杯はしゃいだ後ということもあり、この日だけは手渡された料理を片端から食べていった 「……なにひょれ?」 もぐもぐ
ソフィー
そう、キャンプで定番のあいつです
トゥエルヴ
口をもぐもぐとさせたまま、串を受け取り火に翳してみる 「……こう?」
白いその物体は、火にあぶられるとじゅわっと茶色い焦げ目がつくだろう
甘い匂いもする。お菓子だろうか?
フィオリ
食べているうちに体が熱くなってきたので、ケープを脱いで涼しい恰好になると、幸せそうに料理を頬張る
トゥエルヴ
「!」 漂う匂いに、目をきらきら輝かせた
フィオリ
―――あ……」 少女は気づいたようだったが、ソフィーをちらりと見て笑うと、なにもいわずに黙っていた。
トゥエルヴ
「いい匂いがする。食べていい?」
「そのくらいですわね。このまま食べても美味しいですが、今日はこれをこうして」そっとトゥエルヴの手から串をとり、どこから取り出したのか、串から抜くようにクラッカーとクラッカーの間にのせて
トゥエルヴ
グワーーーー
ソフィー
https://media.istockphoto.com/photos/more-with-burnt-marshmallow-and-melted-chocolate-picture-id498951239?k=20&m=498951239&s=612x612&w=0&h=3zXO0NLMn_sJHNWAxSGGAub4GHT_wEV9v3PLcy6Q1RY=
トゥエルヴ
罪の形をしておるわ…
ソフィー
「どうぞ」
フィオリ
メオルかな?
トゥエルヴ
(やばい
フィオリ
焼きメオル
トゥエルヴ
許しがでた瞬間にぱくりと頬張った 「……!」 夢中でもぐもぐもぐ
ソフィー
熱いから火傷にはお気をつけて、と言いつつ
トゥエルヴ
「ふぃおり、ほれふごいよ」
ほおばれば塩気のあるクラッカーに、とろっとしたマシュマロの甘みが重なってえもいわれぬ美味しさが口いっぱいに広がるだろう
トゥエルヴ
「そふぃー、ほれふごいあまい」
フィオリ
「……っ」 思わず、噴き出してしまった。 「ふふ、あはははっ」
トゥエルヴ
もぐもぐもぐ 「……? ほひたの?」
ソフィー
「ええ。甘ければこちらもありますわ」いつのまにか焼きリンゴも用意している。こちらは食べれば甘酸っぱさが広がるだろう。
フィオリ
「はぁ……」 目尻をちょっとぬぐって、 「わたしも。わたしも一つ頂きます」
ソフィー
https://camp-boo.com/wp-content/uploads/2018/11/167.jpg
トゥエルヴ
はむはむはむ、普段の小食は何処へやら、マシュマロサンドをもう一つと、焼き林檎にも手を伸ばす。
トゥエルヴ
今日は豪勢だあ…
ソフィー
「ええ、どうぞ」フィオリにもマシュマロを刺した串を渡して せっかくなら自分であぶったほうがいいだろう。
フィオリ
串を受け取ると、トゥエルヴがそうしたようにマシュマロサンドを作って、かぶりつく。
「あ、ふっ…… んん~~っ…… はぁ、おいしい」
トゥエルヴ
「……」 ちらとフィオリの様子を盗み見る
フィオリ
はふはふと口の中で冷ましながら、幸せそうに味を楽しんで
トゥエルヴ
「ね、ソフィーは凄いでしょ。林檎もキノコも、よく食べるものなのにこんなに美味しくしちゃうんだ」 ただのトウモロコシだって、ポッポコポーンとして遊ばせてくれたのだ。何故か少年が自慢するように、誇らしげにそう言った。
フィオリ
「ふぅ…… 確かにこれはすごいかも。焼いただけでどうしてこんなにおいしいんでしょうね……」
「知らない事をたくさん知ってて、教えてくれる……か」
トゥエルヴ
「………」 視線を手の中のマシュマロに移す 「フィオリも」
フィオリ
それはきっと他愛もないことであったり、ささやかな楽しみであったり。ふだんは気づかず通り過ぎてしまうようなことなのだろう。
フィオリの言う通り、このタビットが行う物事はごくごくありふれたものである。
そのマシュマロをはさんだものも、キャンプでの料理としては定番のもので、ただ
そこにはきっと、ただの食べ物の枠におさまらない、優しさとあたたかさが感じられるだろう。
フィオリ
「………?」 普段はさほど量を食べられる方ではないのだが、きょうばかりは食が進んでいる。焼き林檎にフォークを突き刺し、あーん、と口にはこびながら>トゥエルヴ
トゥエルヴ
「フィオリも僕の知らない事をたくさん知ってる。魔法も、色んな国や学校のことも」 今度はソフィーに対して、少女の事を自慢するように誇らしげに、静かにそう言った。
フィオリ
「………………」 フィオリが静かになったのは、焼き林檎をもぐもぐと咀嚼しているからである。少しだけ顔が赤い。
「…ふふ、ええ、お友達。わかりますわ」出会ったのは今日が初めてであるが、フィオリがとても真面目で優しい少女であるのはよくわかる。
ソフィー
@こちらです
トゥエルヴ
ふわりと穏やかに目元を和らげる。
フィオリ
ごくん、 「な、何ですか、急に」
トゥエルヴ
「べ、別に……ほんとの事だよ」
ふと、遠くの山を見上げて 「僕も何か……二人に教えてあげられたらいいんだけど」
ソフィー
「世界はとても広くて色々な物事であふれていますわ。こうしてたくさんの物ごとに見て、聞いて、触れたり…たくさんの方と出会い、その人のことを知ることで、世界はどんどん広がっていきますの」
その言葉にはきょとん、として、微笑んで
トゥエルヴ
――あ」 思い至る事があったのか、小さく声を上げる。
ソフィー
「親愛なるお友達。わたくしはこうしてお友達と一緒にお出かけするのはとてもわくわくして楽しいんですの」
「教えるのとはまた異なりますが…こうしておふたりとお出かけできたのは、わたくしにとってかけがえのない思い出で…宝物ですの」
トゥエルヴ
少し考えて、ちらりとフィオリを盗み見て、再度ソフィーを見つめた 「……うん、僕もだよ。ソフィー」
「そのうえで、たくさん教えてもらったんだ。ソフィーにそんな気はなかったのかもしれないけど」
フィオリ
――そうですね。わたしも、来てよかったです。本当に」
トゥエルヴ
フィオリの返答に満足そうに目元を和らげ、残ったマシュマロを頬張った。
「……へも、僕もあたへてもらうだけは、格好悪いはら……」
ごくん 「だから、今度雪がたくさん降ったら、今度は僕が教えてあげるね」
ソフィー
「まあ。ふふ…ええ、お願いしますわ。よろしければこうしてお出かけいたしましょう」
トゥエルヴ
「うん」 満足気に頷く。
ソフィー
ね?とフィオリにも
フィオリ
「………」 十分、世界を広げてくれていると思いますけどね――と、少年の横顔を眺めた。
「雪がふったら……か。じゃあ、次は冬――
「……はい。ふたりが良ければ、またご一緒させてください」
トゥエルヴ
「……ん」 何処となく、ほっと安堵したようだった。
ソフィー
このような感じでしょうか
フィオリ
――こんな他愛のない時間が、ずっと続けばいい。
ぱちぱちと燃える火を眺めながら、フィオリは膝を抱える。
トゥエルヴ
暫くすると、こくりこくりと船を漕ぎ出す。普段の旅ではどんなに眠くても警戒は怠らないが、ことこの場においては警戒心というものが著しく欠落する。
ソフィー
よければ〆の描写とフィオリちゃんには一言言って
ですね
トゥエルヴ
このままスピーしました
フィオリ
ほーい
了解です!
ソフィー
うふふ、と見守りながら、空を見上げて、12が穏やかに眠っているのを見てとことことフィオリの傍に近寄り
フィオリ
―――……」 少女もまた眠っているように静かだったが、近くに寄れば、ふとその気配に顔をあげて
ソフィー
「よいことをお教えいたしましょう、フィオリさん」
フィオリ
「……良いコト?」
ソフィー
「お友達がこうして、わたくしに誰かをご紹介するのは、貴方が初めてですの
トゥエルヴ
完全にお母さん
フィオリ
おかあさんだ…
フィオリ
「………。それが、良いことですか?」
ソフィー
「あなたの事を、とても信頼しているのですね」普段の言動から無自覚であると思われるが。
フィオリ
しばしの沈黙。かかえた膝の上にあごを乗せ、 「………」
――信頼……」 眠っている少年を、そっと見やる。 
トゥエルヴ
膝を抱えて丸くなりながら、穏やかな寝息を立てている。瞼は閉じられ、金色の瞳が覗く事はない。
フィオリ
「……自惚れでなければ、たぶん、そう――なんだと思います。最初のころは、ひどい出会い方をしてしまいましたけど」
――いまは。でも、それは、わたしの方も同じで」
訥々と、独りごとのように紡ぎだされる言葉。
ソフィー
タビットは穏やかにフィオリが紡ぐ言葉を受け止めている
フィオリ
ソフィーに誘われるように、訥々と口にする、
「……トゥエルヴは、危険を顧みず、自分を支える教えを曲げてまで、わたしを助けてくれたんです」
「だから――
ソフィー
先を促すこともせず、口をはさむこともせず、ただただ相手の言葉を待っている。
フィオリ
――トゥエルヴにとって必要なときに、自分に何ができるだろうか、って、最近はときどき、そんなことを考えます」
そこまで言って、ソフィーに困ったような笑みを見せた。
ソフィー
「そうですわねぇ、コレ、という答えがあるものではありませんわ、ただ」
「信頼できる誰かがいる、それはきっと、お友達の力になると、そうわたくしは思いますわ」
フィオリ
――ありがとう、ソフィーさん」
きっとそうであってほしい、とフィオリもまた頷いて。
ソフィー
同じく微笑んで。
フィオリ
起こさないように静かに身を起こすと、脱いでいたケープを、毛布代わりに少年の肩にかけてやった。
「……わたしたちも少し、休みましょうか」 おなかいっぱいですしね、と笑って
ソフィー
「ええ、そういたしましょう」
トゥエルヴ
ふるりと睫毛が震えたが、まだ目を覚ます様子はなかった。今日食べた料理を反芻するように口をもごもごさせた後、穏やかに寝息を立てた。
フィオリ
「………」 そっと少年から離れると、
「……おやすみなさい」 囁くようにいって、一つ伸びをすると、横になった。
トゥエルヴ
こちらは大丈夫です(小声
この世界は確かに人々にとって優しいばかりのものではない。特に冒険者ともなれば、困難に遭遇することも多いだろう、が。
フィオリ
だいじょうぶです!!!!!!!!!!
こうして大切な誰かと過ごす時間や、信頼できる人がいるのは、きっと、明日の君達の力になるだろう。
!SYSTEM
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ソフィー
お疲れさまでした
トゥエルヴ
お疲れ様です!
ソフィー
すごい時間に…お付き合い感謝です
トゥエルヴ
ゆっくりできました癒されました全てにありがとう
フィオリ
ふー
ありがとうございました
ソフィー
フィオリさんにとっても息抜きになれたら幸いです
トゥエルヴ
いつもお世話になりますアニマルセラピー…
フィオリ
こんな穏やかな日々が懐かしい日がいつか……
トゥエルヴ
うっ
フィオリ
(不穏
ありがとうございました! お誘いうれしかったです
またよろしゅうおねがいします~~
トゥエルヴ
じゃあぼく、キャラセ立てるので……(早速不穏にする
ソフィー
こちらこそ、お付き合い感謝です。
トゥエルヴ
また是非に~~~
フィオリ
たてろ
トゥエルヴ
カーンカーン
フィオリ
ではでは!
トゥエルヴ
お疲れ様です!ありがとうございました!
!SYSTEM
フィオリが退室しました
!SYSTEM
トゥエルヴが退室しました
ソフィー
お疲れさまでしたー。

出目統計

23456789101112合計平均
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ソフィー
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フィオリ
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