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幕間:霞

20210920_1

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が入室しました
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イクシアが入室しました
イクシア
こんばんは、来たわよ
はい
でははじめていきましょう
描写はわたくしがいたしましょう
よろしくおねがいします
イクシア
よろしくお願いいたします。

Place└〈王都〉:シェアハウス

冒険者の中にはシェアハウスなるものを借りて一緒に暮らしている人々もいる。
先日、戦争期間中に、とある魔域に飲まれていた5人組。そのうちの2組である。カスミとイクシアもその一つである。経緯はともあれ、なんだかんだ二人は上手くやっていたのだが──。
剣の迷宮です
×魔域→魔剣の迷宮
イクシア
そうよ
さて、とある迷宮の仕事終え、カスミとはいうと早々に次の仕事にありついていた。彼女の置手紙にはこう書いてあった。
カスミ
「竜と手合わせして参ります」
イクシア
「は?」
その後、<星の標>の冒険者5人組が、また大業を果たしたのだと。炎の暴虐を尽くす魔竜を倒したという噂が広まっていた。
頸切りの斧使い。“日輪”のアネモネと、それに付き添う森羅導師。“獣の友”ロナ。そして──
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曲名不明100%
カスミ
「と、いうわけで竜を退治して参りました」と、水色髪の少女はシェアハウスをしているイクシアにそう語る。
特に自慢するわけでもなく。恐怖におびえていた様子もない。ただいつも通り、嫋やかにだ。
もっとも、言っている発言は嫋やかでもなんでもないのだが──
いつでもどうぞ
イクシア
「そんなさらっと言えるような存在じゃないんだけど本来竜って…」
カスミ
「若い竜でしたから。レッサードラゴン級と、皆さんは申しておりましたね」
イクシア
「手ごたえはあったの?」今日の夕飯をテーブルに並べつつ。いつもよりおかずが若干世間でいうシュラ風になっているのは気のせいである。
カスミ
「ただ、非常に世間的には大業なのでしょう。わたくしでもこの金額は少々驚きました」15000ガメルだったそうな
イクシア
「若い竜とはいえ、相手が相手ならそれくらいは出てもおかしくないわね」
カスミ
「確かに竜というわけであり強力な個体でした。されど、わたくしの刀は通りましたし。皆さんの機転や、戦術に竜も翻弄されておりましたし──」と、ご飯を頂きながら
「良い経験になった。と申し上げておきましょう」
イクシア
揚げ出し豆腐、筑前煮、メインはサンマである。たまたま商人が仕入れていたのか、あるいは…
カスミ
「ただ──最初から驕りの欠片も一切なく。あの竜が本気で殺しにかかってきたのなら──相応に被害はでた、と思いますわ」
「ふふ。美味ですね。まさかこういう食事を頂けるとは」柔らかい笑みを浮かべている。
「ちなみに秋刀魚は胃がございません。無胃魚と申します。食べ物を数分で排出してしまうのですって」
イクシア
「…たまたま仕入れてて珍しくて使ってみただけよ」
カスミ
「シュラのことですね。──少し様相は違いますが、わたくしの故郷にも似ているところです。言葉は違うようですけど──」といいつつ
「ああ、でも。先ほどの竜の話ですが。戦術の関係上、わたくし1人が竜の懐にもぐりこむ必要がございました。もちろん、支援を存分に受けてでしたが」
「あの、刹那のやり取り。わたくしがこの命がある以上──かけがえのない永遠の経験でしょうね」うんうんと、思い返しつつ
イクシア
「それだけなら無茶やるわね、って言うけど、それが最適解ならやるでしょうね」
心配のしの字もない。
カスミ
「取り巻きがいましたから」
イクシア
裏を返せば竜討伐に選ばれた他の面々もだが…何より、カスミの実力については微塵も疑ってないことがわかるだる
@だろう
カスミ
「ああ、そうだ。わたくし、琵琶……と、ここではリュートでしたね。あの歌のように語れませんが」
「なんだか、異界から来た竜のようですよ」
「皆さんは魔神じゃないかと、申し上げていましたけど」ふふ
といいつつ
データを渡そう
イクシア
「異界…?またどこかの術師が穴でもあけたかあるいはどこかに魔域ができてるかもしれないわね…」まあそれはそれで店主が既に手を打っているだろう。
「ありがとう、後で返すわ」魔神関連でカスミの手元にあるならばキルヒアの神殿にもっていっても問題はない資料なのだろう。
https://sw.tale.blue/sheet/?id=demon5656-m071
これと
https://sw.tale.blue/sheet/?id=demon5656-m069
カスミ
「いえ、お礼ならティスさんという方や、ロナさんという方に」
イクシア
「覚えておくわ」
カスミ
「しかし、この相手ならイクシアさんも得意でしたでしょうけど。あの爆撃の嵐を涼しい顔で突破する御方ですもの」
「ええ、覚えておいてください」
イクシア
前者はともかく後者は名前は聞いたことがある。
「強力な能力持ちだけど、単属性相手ならやりようはあるわ。特に炎なら対抗手段も多い」
「私が使った森羅魔法もそうだけど、妖精魔法には水の膜を張る魔法もあるわ」
カスミ
「ふふ、げに恐ろしきは精霊、妖精を扱う力ですね」
イクシア
「あとはそうね…属性に対する軽減なら、サーマルマント、アステリアの守りのような魔具、神聖魔法、あとは魔動機術にも…」
カスミ
「アステリア神の魔具は少々値がはると聞きましたが?」
イクシア
「彼らは私達よりも自然のマナとの結びつきが強いのもあるかもしれないわ」
「少々どころじゃないわよ」
「ただ回避と防護という意味では他の武具の方が優れているから、持っている人は少ないわね」
貴方の方がそのあたりは詳しいでしょう、と続けて
カスミ
「なるほど、確かに。魔元素はもとより森羅万象、自然に帰するもの。故に精霊、妖精、自然を愛するアステリアの神にこそ軍配が上がる。ですか」
「機会があれば買ってみようかしら? とはいえ、鞘と、鏡の盾で手一杯なのだけれども」
イクシア
「私は妖精魔法は使えないけれどもね。確か星の標にいるわよ、一人。妖精魔法が使えるアステリアの神官」見たことはあるがやけに言い方が悪いがふわふわとした少女だった。なんで冒険者やってるのかわからないくらい。
「武具は使いこなせてこそでしょ」
「あって損はない代物ではあるけれども、使えなければ意味はないわ」
カスミ
「わたくしも存じておりますね。ラドロさんとご縁があるノルミアさん。アステリア神の力で調伏させておりましたね。恐ろしき神の御業です」
「ええ、武装とはこの身と同じ。身体の延長として飲み込めてこそ、力を発揮するものですから」
イクシア
「別にアステリア神自体は恐ろしいってわけでもないんだけど…あれは神話のエピソードが個性的なだけで」そもそも神話なんてものは脚色されているであろうし
そして一瞬眉が動いたが特に深くは言わず
カスミ
「ただ、武器を使い捨てる戦法もげに然りでしょう。変幻自在の妙技とわたくしは御見受けします」
「とはいえ、わたくしの宝石は散ってしまいましたが」アルーセルの最期のことだ。
イクシア
「あれはそもそも外にそのまま持ち出せる方が驚きよ」
カスミ
「縁があったということです。大切にしなければね」
「袖触れ合うのも多少の縁。それにイクシアさんも、彼女に感謝を申し上げていたではありませんか」魔動機文明語は分かるのだ
「詐欺師の彼の酒芝居に囚われ──そのほかの事を見ていないと思ったら大間違いですよ」ぴんと指を立てて
イクシア
「彼女も含めて、いなかったら実際乗り越えられなかったからよ」聞かれていたのか、とどこか気恥ずかし気に目を少しそらした
実際あの量の魔法を外でそのまま使えと言われたら難しいと言わざるを得ない
カスミ
「ふふ、良い縁に巡り合えたということでここはひとつ」
「──ルネさんも良い縁だったのかしら?」
うーんと、首を傾げつつ
「ごちそうさまでした。良き食事でした。明日はわたくしが用意しましょう」と、手を合わせて
イクシア
「…次会ったらビンタするくらいには」
カスミ
「ビンタをするには、少々腕力を鍛えねばなりませんね。シルバージムからの課題もありましたでしょう?」
イクシア
「…………最近は散歩の量増やしたわよ」ぷい
カスミ
というつつ、食器の片づけをしつつ。
イクシア
もっとも、先ほど名前が出てきた脚本家(ブックメイカー)のせいで報告書の枚数が増えてしばらく缶詰だったのは置いておく
「…………嫌いじゃなかったから腹が立つのよ」
カスミ
「まあ」
と、片づけを終え
「ただ、鏡の魔神がそうであるように。あの溶け込み方は畏れ多いものですね──何を考えているのやら」
「と、そういうこともありますので──。前回の竜退治を踏まえ。わたくし、少々瞑想に入ろうと思います。課題もあれば、刀以外の技をいかに鍛えるかを考えねばなりませぬから。
と、イクシアに告げる。ほかに何かあれば今のうちに話しておきましょう。ということだ。
イクシア
珍しく、一瞬だけ迷うそぶりを見せた
「………頭痛はもういいの?」が、口に出した。
カスミ
「何か気になることでも?」と、イクシアに首を傾げ
「ああ、あの迷宮での。ええ、問題ありません。思い出すことも思い出しましたし、過去について悩まされることはないでしょう」
イクシア
彼女とのそもそもの出会いからして、彼女がこの大陸の、下手をすればこの世界の住人ではないことは前々から予想がついていたが、本人がてんで覚えていない、という事情もあり、このままでいた、が
思い出したのならば、何かあるのではないかと、そう、心配していたのは否定しない。
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イクシア
「…そう。別に、思い出しても、そっちの事情だし、私がどうこう言えるものでもない、のはわかってるけど」
カスミ
「ふむ──」様子が違うイクシアに少々思考し
イクシア
「…何か問題抱えてるなら、手助けくらいは、するわよ」
カスミ
「ええ、その時はぜひ。しかし。今は性質上、どうすることもできない問題なのです。故に、わたくし自身を鍛えなおすしかないのです」
「身体と技を覚えていても──心がなければ、剣が震えぬ。今までそういう状態でしたから」
「ですが──もしよろしければ、少々昔ばなしでも致しましょうか。ふふ、必要ないならわたくしはそのまま瞑想に入ります」
イクシア
「…話してくれるなら、聞くわ」
カスミ
「全て鮮明に思い出したわけではございませんから」と、何事もないように笑みを浮かべ
「では──食事の余興に」
 

語り高天原物語

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曲名不明100%
カスミ
「その島群がどこから来たのか。またいつできたのかは存じません。流れてきたのか。このリアンの地に古来よりあったのか。わたくしは知る由もありません」
「されど、蛇頭海よりはるか南方。そして、蛮族領域にすら見えぬ結界に覆われた一角。そこに──高天原諸島という場所があります。無論、ただ航海するだけでは通れぬ魔の領域」
「おそらくはそれは伝説の魔剣の加護なのでしょう」
「故に、その伝統は独特──そして、その気候も」
「四季を司る島々。そして、中央に座する魔を封ぜし孤島。それが、わたくしが流されてきた場所です──」
「そう、魔がとかれ──わたくしはその魔神の一柱である邪蛇と戦いました」
「結果──どうなったのかはいざ知らず。しかし、まだ死ぬべきではないと神は御手を差し伸べたのか──流れこの地についた。これがわたくしの身の上です」
イクシア
最初に出会った時の事を思い出す。だからあの行き倒れか…。
カスミ
「わたくしは蛇喰霞。春霞の一島の蛇喰島の姫。そしていまや、あの諸島がどうなったかを存じません」
「しかし、誰も行きつかぬその諸島。いかにしてたどり着く術があるかを存じません」
蛇喰× 蛇喰家
「故に、期を待つしかないのです。だって、魔の門をくぐるわけにはいかないでしょう?」
 
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イクシア
「さすがに場所が場所だから普通に行くのは自殺行為ね」
「(魔剣の加護…剣自体が信仰されているタイプ…誰も入れないってことは、この前のケースと同じ、疑似的な迷宮になってるってこと…?)」
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曲名不明100%
カスミ
「ふむ、やはり語るのは下手ですね」
「まさに法螺吹き貝のような言葉を並べてしまいました」
「ふふ、ルネさんならどう語るのかしら?」
イクシア
「察するに、その封じられた魔の封印の監視、管理をしていた家の出身ってことね」
カスミ
「ええ、その通りです。話せば長くなりますので、それはおいおい」
「“酒幸神”に縁があるのも、それゆえです」
「とはいえ──「は?」と言われると思っていましたが」
「それは予想外でした」にっこり
イクシア
「確かに豪胆な心臓持ってるでしょうけどこの状況で法螺はふかないでしょ」
「特殊な環境なのは否定しないし、色々考察できる部分も多い、けど」
「…現状やりようがない、っていうのもわかるわ」
カスミ
「ふふ、ですか。ご内密に。実を見せねば普通は信じられぬ内容でしょうから」
イクシア
「しいていえば店主に相談はしておきなさい、もしかしたら…なかなかに天文学的な確率にはなるけど、貴方と同じ人がいないとも限らないわ」
カスミ
「ただ、今は魔域に飲まれているのかもしれませんわ。わたくしを追っている魔神がいた以上──劣勢にあるとは思われます。蛇は斬りましたが」
「そうですね──。探してみましょう」
イクシア
「厳密には異なるけど、シュラの魔域出身者も何人かいるってきいてるし…ここはそういう流されてきた人たちが動きやすい土壌があるから」
「反面情報も集まりやすい」
@つまりですね
カスミ
「ふふ、そういう意味では動きやすくもありますし──」
「実は申請してきました。名剣のランクを。立場はある方はよいでしょう? 竜退治が評価され、宝剣もどうかと言われましたが──まずは一歩ずつ」
方が
イクシア
「よくひょいひょいとれるわね…確かに一理あるけれども」
尚自分はただのエルフであるため申請は行っていない
カスミ
「よほど、竜の一件が大きかったようですよ?」
イクシア
「名前も知られるでしょうしね」
「…事情は分かったわ、話してくれてありがとう」
カスミ
「いえ、楽しんでいただけたら何よりです」
「では、当初の瞑想に入りましょう。まだまだ研鑽を積む必要があります」と、瞑想の準備を始める
イクシア
「…何か進展あって、手助けが必要なら言いなさい。できることはやるわ」
カスミ
「そうですね──イクシアさんとその彼女に寄り添う言葉で答えるならば」
「流らふる風のみぞ知る」
「でしょうか」と、ふふっと笑みを浮かべ、去っていた。(といっても同室内だが
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イクシア
「……」その様子に言葉はかけず。確かに戦については多少…なところはあれど
彼女は愚鈍ではない。
その時が来れば、また適切な行動をとるだろう。
瞑想から戻ったら…わたせなかったアレの用意でもしてよう。
20210920_1
はい
イクシア
ありがとうー!
お付き合い感謝
あいあい
イクシア
撤退します、お疲れさまでした
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イクシアが退室しました

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