このログにはBGMが含まれています。
音量設定をONにしますか?
(後からでもメニューから設定変更できます)

川べりの一時

20210912_0

!SYSTEM
ngoが入室しました
!SYSTEM
カノエが入室しました
カノエ
よろしくおねがいします
ngo
ぼぼ
よろしくおねがいします
なにやります!?
カノエ
ちょっとお知らせ。30分後くらいにコインランドリーから洗濯物を取り込みます…
ngo
いいよ!
じゃあ30分くらい悩む時間はあるわけだ
という
こと!?
カノエ
じゃあ返答に難しい発言ぶつけてからいくね
ngo
うん!?
カノエ
やりたみとしてはフィオリからかなあ
ngo
いいよ!
カノエ
場所はどうしよう
ngo
そうだなあ
前回のセッションの心境からして……いや心境で場所が変わる事はなかった、ライフォス神殿か星の標か…王都の何処か
何処でも現れるじゃねえか
えーとえーと
フィオちゃんは何処に行きそうなんですか!?
カノエ
なんか川がとおってるみたいだから
https://sw.tale.blue/p/?plugin=attach&refer=world%2Fillus-far&openfile=CityMap2.png
川べりとか?
ngo
男子高校生の日常スポットですね
良いでしょう
カノエ
男子高校生はちょっとわかりませんが
ええ
ngo
対岸に花街見えるあたりかな
男子高校生は意味もなく川べりに集合するんだ
カノエ
じゃあそのへんで
ngo
時間はこのくらい??
2D6 → 4[2,2] +10 = 14
お昼過ぎになりました
カノエ
いい感じですね
これもユス川なんだな
ngo
適当に導入いれる?こっちいれましょうか
カノエ
あ、じゃあおねがいします
ngo
ユス川ということはヘンテコなもんが流れてくる可能性が微レ存
あい!
カノエ
この時空にはない!
ngo
 
 
 
昼下がりの王都・イルスファール。
昼食を終えて昼から仕事に取り掛かる雑多な音は、この王都にあっては何処にでも耳に届く。
工房街で鍛冶屋が鉄を叩く音、アステリア神殿周りの公園で音楽家たちが歌い踊る声
中央通りからは遅いランチタイムで賑わう人々、もう少し夜に近づけば、対岸の花街もやがては目覚め独特な喧噪が耳を楽しませるだろう。
王都を横断するユス川の支流の縁では、そんな様々なものが聴こえ、見えてくるのだ。
ngo
おわり!
カノエ
ありがとう
フィオリ
色々と忙しくしている間に、いつの間にか夏の盛りはどこかへいってしまったらしい。
日差しもどこか柔らかく、人々の営みの音はやさしく、しぜんと眠くなってしまいそうな日和だ。
――……」 ふう、と息をつき、足をとめて。王都を流れる川の水面を眺める。
黒いケープを羽織った、魔術師然とした少女である。日の光に照らされ、ツーサイドアップにした銀髪が輝いていた。
トゥエルヴ
何の因果か、普段は通らないようなその場所を訪れるは、両目を黒い布で覆った黒髪の少年。
耳だけで川のせせらぎを聞いて、周囲の人の息遣いを追って、ゆっくりと歩いている。
フィオリ
(……空振りだったけど、これはこれで。) とある人物を訪ねて、ライフォス神殿をおとずれた帰りだ。求める人物には会えなかったが、心休まる光景に思わぬところで出会い、気分は少し上向いていた。
トゥエルヴ
普段訪れぬ場所は、普段よりも周囲に注意せねばならないのだが……対面から駆けていく小さな子供に気付くのに遅れてしまった。向こうも背後から追いかけてくる別の少女に気を取られていたせいか、どん、と大きな音を立てて衝突する。
フィオリ
―――?」 子供の声が聞こえて、ふとそちらを振り返る。
トゥエルヴ
幸いにも体幹のしっかりした目隠しの少年は倒れることはなかったのだが、少年を転ばせてしまったようだ。
――…」 二歩ほど後ずさって、ぶつかった子供を眼帯越しに見下ろした。
フィオリ
―――あ、」 なんという偶然だろうか。その人物がまさにそこに居て、思わず声をあげる。そちらに歩み寄っていき……
カノエ
子どもビビりそう
少年
「ご、ごめんなさい!」 転んだ少年の方はすぐに起き上がって、そう声を上げた。
ngo
少年「前見てあるけぁ!!!1」
フィオリ
「大丈夫?」 少年のそばに膝をついて、様子をみてやる。幸いにも、怪我はないようだ
少女
追いついてきた少女も大慌てで少年に駆け寄ってくる 「す、すみません……追いかけっこしてて……」
カノエ
少年「なにその眼帯! かっこいいと思っちゃってるのかよ、だっせえー
ngo
く、くそ……殺さなきゃ……
カノエ
おさえて
ngo
でも数年後はこの少年も真似るんだぞ
眼帯かっけー!って…
カノエ
流行ってる……
いや流行らんし
少年
「だいじょうぶ!」
トゥエルヴ
横合いから聞こえてきた声に、びくりと肩を揺らした。
フィオリ
ふ、と。その微笑ましさに笑んで、 「気を付けてね」 と、少年の背中に、とんと触れた。
ngo
両目は流行らんが片目に眼帯は流行る!
少年
「ほんとにごめんなさい。気を付けます」 「ほら、行こう」 そう言うと、少年は少女に手を差し出した。
少女
「うん」 「ごめんなさーい」 少女は少年の手を取ると、二人してゆっくりと駆けて行った。
フィオリ
―――……」 ばいばい、と小さく手を振って、子供たちを見送る
トゥエルヴ
駆けていく二人の子供を見送って……見送ったまま、視線を戻せずに意味もなく二人の駆けて行った方角へ顔を向けている。
フィオリ
「ふう…… トゥエルヴも気を付けてくださいね。まあ、間違っても川へ落ちるようなことはないと思いますけど。――いつも思うけど、それでよく歩けますよね。感覚の訓練にでもなっているんですか?」
澄ました感じの、いつもの少女の声。ちょっとだけ口数が多いのは、気のせいだろうか。
トゥエルヴ
「……ん」 少女に反して、全ての質問や言葉をひっくるめて、こちらは一言――にもなっていないのだが――で済ませる。
ngo
コインランドリー大丈夫??
カノエ
あわわわ
ngo
あわわわわ
待ってるから行ってきていいんだぜ…(いけぼ
フィオリ
「……」 まともな返答ではないのに、特にそれをとがめるような事はせず、トゥエルヴから水面へと視線を移した。何事もなかったかのように、 「……久しぶりですね、トゥエルヴ」
カノエ
わかた
5分くらいあけます
ngo
あーい
トゥエルヴ
「そうかな…? ……そうかも」 最後に会った日から、何かと気忙しい日々が続いていたのか迷うように眼帯に隠れた目を彷徨わせる。
ようやく子供たちが去っていった方向から意識を逸らして、今度は目の前の少女を伺うように神経を尖らせる 「………」
フィオリ
「会いたかったです」
トゥエルヴ
――……」 呆気にとられたか、口を薄く開閉して 「……何か用でもあったの?」
フィオリ
ぽろっ、と唇から零れるように言ってしまってから、あまりに直接的な言葉に少し慌て、
――あ、と、会って話をしたかったんです」
トゥエルヴ
「う、うん」
少女の少し慌てた様子にあてられたのか、こちらも少しだけ言葉に詰まった。
フィオリ
「………」
トゥエルヴ
「………」
何の話だろうか、この前の依頼の話だろうか。それともまた別の……今までの事を咎められるのだろうか。少し緊張した、憂鬱な気分で少女の言葉を待った。
フィオリ
――お礼と、あとはグレイスさんから手紙が届いたので、その報告を兼ねて。……さっき、ライフォス神殿を訪ねたんですけど、トゥエルヴはいないようだったので……?」
少年の微妙な気配の変化に、 「――と。もしかして、都合が……悪いですか」 歓迎されていないととったのか、少しだけ不安げな色が声に混ざった。
トゥエルヴ
「……」 ぱっと顔を上げた 「ううん、別に……」
フィオリ
「……よかった」
トゥエルヴ
「………」 気に掛けられている。そのことが分かって、何処となくバツが悪そうに身じろぐ。
お詫び、というほどではないのだが、徐に手のひらを差し出した。
フィオリ
―――」 差し出された手のひらを見て、眼帯に覆われた少年の顔をまじまじ見て。ふう、とわざとらしく息をついた。 「川に落ちたら大変ですからね」
少年の手のひらに自分のを重ね、川べりの座れそうな場所に手を引いていく。
トゥエルヴ
「……お、落ちないよ。此処、人通りあるから……」 フィオリの手を握って、少女に引かれていく。
フィオリ
剣だこの出来た手のひらは固く、立派な戦う手をしている。しかし、少年のそれに比べたら、二回りも小さく細かった。
トゥエルヴ
「………」 指先で、固くなった皮膚を撫でる。意外と鍛えてるんだ、と改めて思う。
フィオリ
このへんでいいでしょう、と適当な場所に腰を落ち着ける。川向うには花街の雑多な街並みが広がっていて、ロマンチックというには生活感が溢れすぎてはいる。フィオリエナは、ほとんど立ち入ったことのない界隈だ。
トゥエルヴ
それでもやはり女の子なのだ、とその手の大きさに、改めた思考を上から更に塗りつぶした。
フィオリが座ったのを、手の位置と音で察知すると、こちらもゆっくり腰を下ろした。草がちょっとちくちくする。
フィオリ
―――」 ふう、とまずは気持ちを落ち着けて。
「……まずは、最初にお礼を言わないと」
トゥエルヴ
「い、いいよ。別に……この前も聞いたし……」
それに――と続く言葉は飲み込む。あの時頑張ったのは、フィオリを守ったのは誰よりもソフィアやアニトラ、レイヴェンだ。自分は、言われるままにやっただけ。
フィオリ
「……ひょっとして、自分なんて――とか、思ってませんか?」
トゥエルヴ
「……え」 子供のように困惑した声が上がる。
「な、なんで……」
フィオリ
「……図星ですか」
「なんとなく、そんな気がしました。ここに来るまで、トゥエルヴの事をずっと考えていたので」
トゥエルヴ
「………」 ぐ、と言葉が詰まる。なんだか別の意味に聞こえて、顔の向き事視線を逸らす。
フィオリ
事実を述べている口調で、恥ずかしげもなく言ってのけて
「確かに、今回のことは、誰ひとり欠けてもいけなかった。ソフィアやレイヴェンさん、アニトラさん。それに、グレイスさんたちマルフォードの人々も含めた皆があっての成果です」
「でも、それで、トゥエルヴのしてくれた事の重さが変わるわけじゃない」
トゥエルヴ
「……」 そんな大層な事をしたつもりはない、どちらかというと……
フィオリ
「やっと時間ができて、今までのことを振り返ってみて。……もしわたしがトゥエルヴの立場だったら、同じ事が出来ただろうか、って。そう考えた時――
「わたしは、はっきり、はい、とは思えませんでした」
トゥエルヴ
口を開いて、閉じる 「………」
フィオリ
少年の顔を見やるが、眼帯のおかげで、彼がどういう表情をしているのかは読みづらい。
トゥエルヴ
首を緩く横に振って 「フィオリなら、もっと上手にやってたよ」
――……でも、ありがとう」 胸の奥が少しだけ軽くなった気がして、自然とそんな言葉が口をついて出る。
あまりに自然と出た言葉に、自分で困惑したが、それは悟られないように平静を装う。代わりに、指先で手元の草をくるくると弄んだ。
フィオリ
少し考え、どうだろうか、と少し苦笑する。自分を揶揄する者は、フィオリのことを優等生と呼ぶ。正しいルールを守ることに厳しく、融通が利かない、とか、目上の者にいい顔ばかりしている、とか。
――正しいと思っていた事、自分の歩いてきた道を疑うこと。そして、本当に自分が正しいと思うことを成すこと」
「その難しさと、尊さみたいなものを…… 勉強させてもらった気がします。今回は」
トゥエルヴ
「……」 ゆっくりと、顔を――視線を、隣の少女に向ける。
「……ほんとに勉強、好きなんだね」 そんな風には思ってなかったや、と
フィオリは名のある学校とやらに籍を置く学生だが、彼女からすればこの世界全てが学校みたいなものなんだろうかと。ふとそんな風に考えて
フィオリ
む、と眉を寄せて 「……ちょっと言い方は気になりますけど、否定はしません」 後半は、細い肩をすくめて。
「新しいことや、知らないことを知るのは、純粋に好きです」
トゥエルヴ
くるくると草をまた弄ぶ 「うん」 そうだったね。
フィオリ
「例えば今なら、ただいかがわしい場所と思っていた、あの川向かいにも…… いろんな事情がある人々が暮らしているんだろうなって思えます」
トゥエルヴ
「………」 顔の向きを前方に向ける。確かこの川の対岸は花街だったな、と思い出す。
フィオリ
まあ、 「――利用するかは別として、ですけど」
トゥエルヴ
「ん……」 なんとなくほっとした。
フィオリ
「つまり、わたしの中にも偏見や差別があるという事です。そのことを自覚して――……」
「……トゥエルヴは、行ったことあるんですか?」 花街に。
トゥエルヴ
「えっ」
フィオリ
「後学のために」
トゥエルヴ
「……行かないよ。行ったら怒られるし……」
フィオリ
「ん…… そうですか」 なんとなくほっとした。
―――」 怒られる、といえば。 「……そういえば――
トゥエルヴ
「……?」 フィオリも行きたいものなのだろうか。利用しないとは言っていたが……なんて考えて
フィオリ
「神殿……というか、神殿の職のほうは、大丈夫ですか」 あくまで全ては、オールテアに巣食っていた魔神を討伐するため、ということに出来てはいるはずだが――と。
その真意が知れれば、彼の審問隊での立場を危うくする行動に違いない。
トゥエルヴ
途端、僅かぴりっとした緊張が走る。草を弄んでいた手が止まり、視線――は眼帯に隠れている為分からないのだが――を花街から外す。
「……」 視線を泳がせ、回答に困って口を開いては閉じた。結局 「……ん」 と答える。
フィオリ
「……そうですか。ひとまず、安心しました」
少年の気配の変化に気づいてはいたが、それには触れずに。
トゥエルヴ
自然に答えられたようで、ほっと安堵する 「……それで、グレイスからの手紙っていうのは……?」
安堵すれば、もう一度指先で草をくるくると弄び出した。
フィオリ
本心からいえば、彼が審問隊で働くことがなくなれば良い。だが、それは拠り所がなくなるのと同じ―― そして、ライフォス神殿に属する組織とはいえ、苛烈な組織はそれに反する者への反応も苛烈と決まっている。
――ん、」 そういわれて、愛用の鞄から封の開けられた手紙を取り出す。それを開けようとして、手を止め、
「……もし、」
「……トゥエルヴ。もし困ったことがあったら、相談してください。今度は、わたしが力になるから」
何をとは言わず、それだけ伝えて。
トゥエルヴ
別の草で遊ぼうとした指先が、草ではなく、小さな花を摘まんだ。くるくると弄べば、花弁がふわふわと踊る 「………」
「困ってないよ」 平坦な声が、端的にそう述べた。
フィオリ
―――」 答えを待たず、手紙を開く。
「………」 それ以上は聞かず、頷いた。
――グレイスさんは正式に、クリスタにあるライフォス神殿の所属になったそうです」
トゥエルヴ
「へぇ……」 花弁の縁を、指先でなぞる。この花は何て名前なんだろう。隣の少女に聴けばわかるだろうか。
「あの人、あの国には向いてなさそうだもんね」
フィオリ
「ルチアちゃんの父親も、新しく仕事を見つけて、親子ともども、どうにか生活していくことができそうだ……って書いてあります。あの人、木工の職人だったんですね、知らなかった」
トゥエルヴ
「ふぅん……」 立てた両膝に頬を乗せて
カノエ
木細工のことになるとテンションが危険に上がる親方のいるギルド
ngo
違う世界線のお話ですねぇ…
フィオリ
「あはは……」 トゥエルヴの率直なコメントを、否定はしない。
トゥエルヴ
「ソフィアに教えたら、喜びそうだね」
フィオリ
少しだけ間をおいて、どこか気のない感じの少年に、「……トゥエルヴ、眼帯を外してください。今だけ」
さっきより近くから、少女の声が響いた。
トゥエルヴ
――……」 驚いて、両膝に乗せていた顔をゆっくりと上げた
「なんで…?」 そんな事、今まで要求してこなかったし、駄目だとも知っているはずだ。
フィオリ
「いいから」
トゥエルヴ
「駄目だよ、約束だから……街にいる間は外しちゃ駄目だって……」 片手を後ろについて、近くにいるらしい少女から少し離れる
フィオリ
――ふう。しょうがないですね。じゃあ、」 トゥエルヴの手に、何かを握らせる。紙の感触。手紙の入った封筒だ。 「見られる場所にいったら、あとで見てください」
トゥエルヴ
「………?」 手の中にあるのは手紙らしい。首を傾げる
「…読んでくれないの?」
フィオリ
「……直接、じぶんの見た方が、たぶん良いと思うので」 くすり、と少女が笑う気配がした。
フィオリが読まなかった最後の一文―― それは、ほんの短い一行だ。ルチアが、きっと教えてもらいながら書いたのだろうつたない文字で、トゥエルヴたちへの感謝の言葉がつづられている。
トゥエルヴ
「………」 不思議そうに手の中の手紙に、眼帯越しの視線を落とす。
フィオリ
「あ、見たら、ちゃんと返してくださいね? 皆にも見せてあげたいので」
独り占めはだめです、とあくまで笑いを含んだ声で
トゥエルヴ
「……うん」 どうしてそこまで手間取るようなことをするのだろう。未だ少女の真意が分からず、不思議そうだ。
フィオリ
トゥエルヴが頷くと、「よし」 と、フィオリは満足げにうなずいた。
トゥエルヴ
「……犬じゃないのに」 よし、て
フィオリ
「いいじゃないですか、犬。可愛くて。猫も可愛いですけど」
トゥエルヴ
「……よくわかんない。動物は嫌いだよ。臭いし、噛むし……」
でもアシュの家の猫はそこまで嫌いじゃなかったな……なんてふと思い出す。
フィオリ
「そうなんですか?」 アシュさんの家の猫に対しては、そんなに嫌そうにしていなかったように思えたけれど。
「トゥエルヴは、犬か猫かでいったらやっぱり犬ですね。わたしは…… 猫かな。どっちだと思います?」
トゥエルヴ
「……フィオリはフィオリだよ」
カノエ
猫耳猫尻尾と犬耳犬尻尾とどっちが似合うと思います?
ngo
猫耳猫尻尾!!!!!
カノエ
猫じゃん!
ngo
ふぃおりはふぃおりだよ。。。。。。
フィオリ
「なんですか、それ」 くすり、と笑って
トゥエルヴ
「……ちゃんと話してくれて、笑って、時々怒って」
「話すときしゃがまなくて済んで、一緒に紅茶飲んでくれて」
「猫じゃそういうのできないから……だから、フィオリはフィオリがいい」
フィオリ
―――……」
――あ、あ、あ、」
トゥエルヴ
「……?」 あ?
フィオリ
「とっ……突然、なにを……」 だって、全然そんな話をしていなかったじゃないですか。まったくの不意打ちだった。フィオリがいい、の言葉がリフレインしてしまい、顔が紅潮するのを抑えられない。
ngo
ラブコメの波動を感じる…
トゥエルヴ
「……だって、犬か猫かって聞くから……」
フィオリ
――あ、ああ。そういう……そういう話ですか。そうですよね!」
カノエ
ゴゴゴ…
トゥエルヴ
「……??」 頭上に疑問符がいくつも並ぶ。声からして、何か戸惑っているようにも聞こえるが…
「……変な事言った?」 言ったら、ソフィアに怒られてしまう…
フィオリ
肩にかかる髪のひと房をくるくるくる……
「大丈夫です!!」
トゥエルヴ
「わ」 びくり
フィオリ
「ふ、ふう…… 暑い…… 今年の夏は残暑が厳しいですね」
ぱたぱた、と両の手のひらで自分の顔を仰ぐようにして
トゥエルヴ
「そう……?」 今日はどちらかというと涼しい方な気がする……川べりにいるということもあるが。ともあれ、ソフィアに怒られるようなことはないようで、ほっと安堵の息を漏らす。
暑いなら…とぽつり 「――…今度」
フィオリ
「暑いですよ。暑いので……」  そろそろ帰ります、と言いかけて、 
少年のつぶやきが耳に入って。
トゥエルヴ
「ソフィーとお出掛けするんだ……一緒に来る?」
フィオリ
「……ソフィー?」
トゥエルヴ
「うん」
フィオリ
ソフィアの事ではない、のは分かる。 「――あ、」 そういえば、ソフィアの愛称の話をしていたとき、似たような名前の友達がいると言っていた――
トゥエルヴ
それ以上は答えず、伺うようにフィオリの方へと顔を向ける。
フィオリ
トゥエルヴの友人。自分の知らない、彼の一面を知ることができるだろうか。
――そう……ですね。せっかくのお誘い、だし。もし、その相手の人も良いと言ってもらえるなら……」
トゥエルヴ
「………」 少年の表情は変わらない。変わらないが、纏う雰囲気がふわりと和らいだ 「うん」
フィオリ
踏み出しきれない内心を映して、どこか保険をかけた言い方になってしまったが。
ほっ、と小さく息をつき、頷いて。 「……行き先は決まっているんですか?」
トゥエルヴ
「多分。ソフィーはいつもサプライズで連れてってくれるんだ。だから、僕は行き先は知らない」
フィオリ
「なるほど…… ふむ、面白い趣向ですね」
「それじゃ、楽しみにしてますから。日取りがきまったら教えてください」 肩をすくめ、少し笑ってから立ち上がって
トゥエルヴ
行先も知らない、何をするかも秘密。それでも誘われればついていくのは、彼女が優しいからと知っている。そんな無類の信頼感をいつか、この少女にも抱く時がくるのだろうか、とふとそんな事を考えて……考えたところで思考が途切れる。
「うん」
フィオリ
「それじゃ―― 話せてよかったです、トゥエルヴ」
トゥエルヴ
「………」 しばしの逡巡 「うん、僕も」
フィオリ
たったそれだけのやり取りに、少女は纏う空気をふわりと柔らかくして。
それじゃあ、と言って、魔術師の少女は川べりを歩いてゆく。
カノエ
―――敬語をやめるの、難しい……)とか思っていたとかいないとか
トゥエルヴ
「………」 無言でフィオリが去っていくのを耳で聞いた。
もう少し、この穏やかな気分のまま、この場所にいよう。少しだけ、神殿に帰る事が怖くて、少年は西の空から太陽が沈むまで、その場所に座って花を指先で弄んでいた。
カノエ
わたしはおわり!
ngo
まだ友達じゃないからね…敬語なんだね…
カノエ
ちっ、ち、ちがうよ!
ngo
スンスン…
カノエ
ちがうのよ!
ngo
いつか、なれるといいね――
カノエ
もう友達なのおおおおおおおおおおおおおお
ngo
><
口先だけそういって!!
カノエ
微妙なおとしごろ
というわけで、楽しかったです。ありがとうございました!
ngo
こちらこそありがとうございました!
久しぶりにお話しできてよかった……
カノエ
らぶでこめってた
よかったです
ngo
ラブコメテオ
カノエ
またよろしくね!
ngo
あと二組あるね!?
来週またどこかでお願いします!
カノエ
おう…… 来週の平日どっかでやろう
ngo
わーいわーい
カノエ
ではではテタイ!
ngo
テタイ!
!SYSTEM
カノエが退室しました

出目統計

23456789101112合計平均
23456789101112合計平均
ngo
0.0%0.0%1100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1回4.00
背景
BGM