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- ラドロが入室しました
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- イクシアが入室しました
- イクシア
- よろしくお願いいたします。
- ラドロ
- よろぴこ
- 最終ステージへの突入前の下準備と休憩中ってとこかね
- イクシア
- そんなイメージですね
-
-
- 魔動都市アルセール。その実体は魔剣によって、かつて在りし日の一時を繰り返し続ける、ある種の〈魔剣の迷宮〉だった。
- その世界を維持・管理する魔剣ホロウの手引きによって、管理権限を乗っ取りつつあったドン・アルセールと対決した冒険者一行は、激戦の上、これを撃破。
- ついにこの世界の核心、〈天国〉へと通じる門が開かれた。
- ドン・アルセールの真意がどこにあったのか、彼が人間としての意思で動いていたのか、魔剣の一部となっていたのか、〈天国〉で眠り続けているという街の住人たちの行く末はどうなるのか
- 未だ多くの謎を残しつつも、決戦の時が近いことは否応なく予感された。
- ラドロ
- やべえよ
- アルーセルだった
- イクシア
- 棒の位置が…。
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- 魔動都市アルーセル。その実体は魔剣によって、かつて在りし日の一時を繰り返し続ける、ある種の〈魔剣の迷宮〉だった。
その世界を維持・管理する魔剣ホロウの手引きによって、管理権限を乗っ取りつつあったドン・アルーセルと対決した冒険者一行は、激戦の上、これを撃破。
ついにこの世界の核心、〈天国〉へと通じる門は開かれた。
ドン・アルーセルの真意がどこにあったのか、彼が人間としての意思で動いていたのか、魔剣の一部となっていたのか、〈天国〉で眠り続けているという街の住人たちの行く末はどうなるのか。
未だ多くの謎を残しつつも、決戦の時が近いことは否応なく予感された。
冒険者達は最後の休息を取るべく、住人たちの大半が動きを止めてしまったアルーセルへと帰還した……。
- ラドロ
- リテイク!
-
- イクシア
- りていく
- ラドロ
- まるで絵画のように動きを無くした街を抜け、拠点にしていたホテルへとたどり着いた一行。
- 決戦に備え、ベイやジルニア、アイレのようにまだ動ける住人の手も借りて必要な物資の調達などを勧めつつ、休息を取ることになった。
- 普段はふらりと遊びに出かけたり、だらけて過ごしている姿が目立つこの男も、珍しく何やらやる気を出しているようで、人気のないホテルのロビーの一画を占拠して、自分の装備品・道具類を広げて点検や整備をしていた。
- 「……」ガラスで出来たバックラーに細かい傷が無いか、短剣の鞘を固定する金具の状態、ベルトの長さの調節などを一つ一つ、入念に行っている。
- イクシア
- お声かけしても大丈夫ですかね
- ラドロ
- 作業の合間、無意識に手が口元へと動いて……常日頃なら煙草でもふかしながらやっていたことだったことを思い出し、苦笑した。
- ラドロ
- いいぜぇ
- ラドロ
- 煙草は……荷物のどこかに紛れてしまった。そもそも、火縄壺も分解してあった。
- イクシア
- またどこかで油を売っているのだろうかなどと思っていたら、その一画が視界に入り目を細めた
- この男の日頃の言動は真面目とは程遠いものではある、が。
- 仕事についてだけは行動をよく見れば不真面目とは真逆のことをしているのがよくわかる。
- 「…準備は進んでるの?」普段と変わらぬ声音で声をかけた。
- ラドロ
- ああ、そういえば昔はいつも出発前は気合を入れて準備してったもんだな、と思い返す。熱意を無くしたのはいつからだったろうか。
信頼していた仲間に裏切られたと感じた時からか、成果をあげられないことで冷めてしまったからか――
「――」背後からかけられた声に驚きを感じた様子もなく、首だけそちらに向けると
- 「へへ、ご覧の通りってなもんだ」肯定とも否定ともつかない回答に、へらりとした笑みを浮かべて見せた
- イクシア
- 「お店、まだ一部は動いてるみたいだから、用意できる物の範囲ではあるけれども、必要な物があればそろえてくれるそうよ」
- ラドロ
- 「せっかくだから街から色々パク――借りに行こうと思ったのになぁ? 必要なモンは持ってくるから此処にいろってな」
- 「ま、ぶっちゃけ中で用意したモンがどこまで信用出来るかってぇのも問題なわけ」
- イクシア
- 「今のところは問題ないわね」何枚かマテリアルカードを調達してもらったが、問題なく動作はしている
- ラドロ
- 「問題があるんなら、ここで飲み食いしたものもどうなんだって話ではあるんだけどなぁ」
- イクシア
- 一瞬ルネの姿が頭をよぎったがあれは単純に…飲みすぎなだけであると思い出汁
- @出し
- ラドロ
- そこまで深刻に問題視しているわけでもないのだろう。ただ、元々外から持ってきた品は信頼できるものとして大事に使おうという観点から、こうして整備点検を行っている。
- イクシア
- 道具類がこの男の見た目の気質にそぐわず、きちんと手入れされているのがうかがえた。
- ラドロ
- どれも年季の入ったものだ。細かな傷が目立つ品が多い。
- イクシア
- 「…物持ちがいいのね」
- といってから、自分がもってきたあるものを思い出し
- 今さらながらあのチョイスでよかったのかどうかと一瞬迷った。
- ラドロ
- 「物持ち良くしとかないと遊ぶ金が足りなくなるじゃん?」
- イクシア
- 「いったいどれだけ使うつもりなのよ…」
- 冒険者という職業は確かにリスクが高い職業である反面、報酬自体は一般人からすればかなりの高額である。
- ラドロ
- 「念願の魔剣を手に入れたら? これがまた追加で金がかかることかかること。花街のじっさまにえらい持ってかれるしよぅ」
- イクシア
- 「魔剣ねぇ…私のもそうだけれども、規格外の魔剣、外でも使えるのかしら…」
- ラドロ
- 「無理無理、分かってんだろ? どう考えもイレギュラーだっての」
- イクシア
- ルーチェやヘルレの魔剣も規格外であるが、あれは一応現代の技術でつくられたものである。
- (ヘルレは怪しいが)
- ラドロ
- 「ルネの奴も腕は確かなんだろうけど、あんな規格外、外でマトモに動いたら伝説級だろぉ?」
- イクシア
- 「結局まだコレ(アルーセルで作られた特殊な魔剣の正体)についてははっきりわからずじまいね」
- 「少なくともマギテック協会が回収しにくるのは間違いないわね」
- ラドロ
- 「始まりの剣よろしく、実は他にもう二本あって、そいつらとの共同運用だったなんてオチかもだぜ」
- 「あいつがそれを隠したまんま、俺達を利用して残り二本を抹殺を狙ってる……なーんてな」 ただの冗談という口ぶりだ
- イクシア
- 「貴方最初からあの剣については信用してないでしょ」最もこれはPT全体に言えることだが
- ラドロ
- 「お互い様ってやつだろ? むしろ信用出来る要素どこにもないじゃんよ」
- 「あいつをへし折って片付けるのが一番楽でマシに思えるぜ、実際」
- イクシア
- 「この迷宮の出口を確認するまでは、かしらね」
- ラドロ
- 「ただ、まぁ……それは攻略してやった、ていうにはちょいと違うだろ?」
- 「きっちり謎解いて、色々と後腐れなく片付けて、その方がイカしてるだろうよ」
- イクシア
- 「まだ謎だらけで頭が痛くなるわ」
- ラドロ
- そう、後腐れ、心残りが出来そうだと思っている。ここで出会った街の住人達はホロウが言うような過去の残響ばかりではない。
- 「おいおいおい、キルヒアの神官様は謎解きは苦手ってか? そりゃあ困るぜ」
- イクシア
- 「あと腐れなく…ね」なかなかの難題である
- ラドロ
- 「まぁ、色々と規格外なのは確かなんだろうけどな」
- イクシア
- 「最初の時よりは材料は集まってるわ」規格外なのも事実ではあるが。
- 「前例にあてはまるものばかりではないけれども、考察や推論を立てることはできるわ」
- そういえば、会議の時に色々羊皮紙に書き留め、まとめていたのを思い出すかもしれない。
- ラドロ
- 「材料ね。集めた時点で腐ってんなら、腐ったピザにしかなりそうもねぇや」
この世界は魔剣によって魂を繋ぎ止められた死者の牢獄なのではないか、そう思っているところがある。つまり、後腐れしか残らない、そういう予感だ。
- イクシア
- 「確かに真実や事実はお綺麗な物ばかりじゃないわ、でも」
- 「落としどころくらいは作れるようにするわよ」少なくともきっと彼女はそうなのだろうと、かわいらしい見目の妖精の姿が頭をよぎった
- ラドロ
- 「そりゃあいいや、一口、賭けさせて貰うかね。少額でも配当がドンと来そうな話だわな」肩を揺らして笑った。馬鹿にしているわけではなく、愉快そうに
- イクシア
- 「は?何言ってるのよ、貴方とっくに入ってるわよ」
- ラドロ
- 「は?」
- イクシア
- 「私一人でできるものじゃないのよ。全員の力借りる前提に決まってるじゃない」
- 頼っていいんでしょ?と
- ラドロ
- 「…は、はは……へーいへい、どうぞご随意に、おひいさま」
- イクシア
- 「………認めるのすごい癪だけれども」
- ラドロ
- 「いやぁー、こん中では最早公式じゃん?」
- イクシア
- 「貴方には私にない物があって、それは今回の件を解決するためには不可欠なものなのよ」
- この男には自分にないものがあるのは癪であるが事実である。
- ラドロ
- 「…わーお、照れるぅ」イラっとする表情でそう答えたが、ほんのわずかに遅れた反応に見えたのは案外本音だからかもしれない
- イクシア
- 「事実なんだからしょうがないじゃない」
- ラドロ
- 「……それ言ったら、全員が全員そうじゃねぇのよ」
- 「なんやかんや全員役割違うし、それはそれで上手いこと回ってなんだから。 まぁ良いチームだと思うぜ」
- 「多少、分の悪い賭けでもイケるんじゃねって思えるくらいにはな」
- イクシア
- 「ひっくり返せる確率がゼロじゃないなら、ひっくり返せる材料集めてひっくり返すだけよ」
- ラドロ
- 「いいね、イカサマ・仕込み、大歓迎」
- イクシア
- 「だから、これは、その…」珍しく言いよどんだ
- 「先行投資よ」
- はい、と何やら袋をラドロに差し出した
- ラドロ
- 「先行投資」オウム返しに言いつつ、袋と顔を交互に見て
- イクシア
- 若干耳に赤みがあるかもしれない
- ラドロ
- 「え? なになに、これなーに?」あえて受け取らずにニヤニヤ笑いを浮かべつつまじまじと
- イクシア
- 「たいしたものじゃないわよ、」
- ラドロ
- 「え? ひょっとしてこれ渡しに来た感じ? なにそれかわいい」
- イクシア
- 「っ…貴方が先に人にがんばったで賞とか言って渡したんじゃない…!」
- 「それもあるし、ジムでもこの前の戦いでもがんばってた、し…それだけよ!」
- ラドロ
- 「賞? あー、あれね。律儀だねぇお前さんも」
- 「あれ、この街で見つけたもんだから、消えものになっちまうかもだけど」
- 「じゃ、これもお互い様ってことで」 ひょいと袋を受け取って中身をがさごそ
- イクシア
- 中身は…デザインこそ違えど、どこかで見たことがあるような手のひらサイズの猫のぬいぐるみである。
- ラドロ
- 「へー」首の後ろを指でつまみ上げてプラーン
- イクシア
- おなかのあたりにポケットのようなものがついているのと、首輪の所に取り外し可能な銀色の鈴がついている。
- ラドロ
- 「おいおい、スマ鈴じゃねーの」
- イクシア
- 「使えないものじゃないでしょ」
- ラドロ
- 「そりゃあもう」
- イクシア
- 受け取ってもらえない可能性は低いとは思ったが受け取ってもらえたことについては息をついた
- ラドロ
- 「これを私と思って大事にしてね💕って感じ? いやー照れるーぅ」
- イクシア
- 「は?確かに贈った側としては長く使ってもらえるのは嬉しい、けど…意図が違うわよ意図が」
- ラドロ
- 「これに指輪とかつけてキリキリ働きなさいって感じ? いやー、禿げるーぅ」
- イクシア
- 「実用的なのもあるし、音を鳴らすという意味でも…仮にあのホテルの空間みたいに、どこか行ってもならせばヘルレみたいな斥候が耳で気づきやす……いっそはげればいいのに(ぼそ」
- ラドロ
- 「あ、俺のは俺だと思ってくれていいんだぜ?」
- 「つまり、間接的に耳をハムってるってことになるわけで?」
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- が入室しました
- ラドロ
- 「あ、今のナシナシ、ナンデモアリマセーン」
- ラドロ
- カスミン!>
- イクシア
- は?と思わず言いたくなったが、そこで反応すれば相手の思うつぼでもあり、それは癪であったのもあり、なにより
-
- そうですの
- イクシア
- 「………物に代えられる男じゃないわよ」
-
- JOINしますわ
- ラドロ
- 「( ゚д゚) …」
「 ( ゚д゚ ) 」
-
- まあまあ
- ラドロ
- 「詳しく」
- どっかで刀構えてるカスミンとか控えてない? ドッ斬りとかいって
- カスミ
- イクシアさんが楽しそうなので大丈夫ですよ^^
- イクシア
- 「とにかく!実用的なものだから無駄にはならないし、貴方なら使いこなせるでしょ」
- ラドロ
- 「アッハイ」
- イクシア
- 「…?」反応が妙に鈍いなと疑問に思いつつ
- ラドロ
- 「……いや、その、な。人から物貰うのって、あんまなくてな」
- 「結構、やる気出たかもしんね」
- イクシア
- 「用意した甲斐はあったわ」その言葉と共に
- ラドロ
- 「今までやる気なしだったのかよって話だけどな?」
- イクシア
- 少し表情が柔らかくなったかもしれない
- ラドロ
- 「まぁ、少なくともこの迷宮が片付いてっからの話だわ」
- ん? やる気とは?
- イクシア
- 「キリキリ働いてもらうわよ、従者1号」おひいさんとよばれた意趣返しである
- 「そろそろカスミ達の様子も見てくるわ」時間もらったわね、ありがとう、と言いつつ
- ラドロ
- 「そんじゃ、攻略、頑張っちゃおうかね」 両手の人差し指を向けて (σ ・∀・)σ
-
- かわいい
- ラドロ
- 迷宮の攻略とは言っていない
- イクシア
- 「働きぶり期待してるわ」
-
- !!
- イクシア
- またね、と少し離れて背中を見せつつ
- ラドロ
- 「マジで? イケそうじゃんこれ」
- イクシア
- 「…さっきのだけれども、詳しくも何もそのままの意味よ」物に代えられる安い男じゃないでしょ?と言い残して
- ラドロ
- 「……さっきのも迷宮の話じゃねーんだよなぁ」
- イクシア
- その言葉は聞こえなかったのか、そのまま立ち去る。
- ラドロ
- 「いつの間にそんなに値段がつり上がってたんだかね、俺」白い短剣に手を伸ばし、刀身に自分の顔を映してみた。
- 鏡のようにとはいかないが、いつもより血色がよく見えた気がする。これも祝福なのだろうか
- 「……よろしく頼むぜ、相棒たち」
- そう言って、再び装備の点検整備に戻るのだった
- ラドロ
- こんな、ところかな
- イクシア
- 余談であるが
-
- うむ
- ではオチを
- やっておくわね
- ラドロ
- あい
- イクシア
- その後、エルフの少女は仲間の一人である銀髪の少女と合流した
-
- 実はわたくし
- 水色なんです
- ?
- ラドロ
- そうだよね?
- イクシア
- すいません
-
- あやかどのに吸われた
- カスミ
- 「──ふふ、首尾よくいったようで」と、いつからか見ていたのか
- 少し耳の赤からむエルフの少女にそう投げかけるのである。
- イクシア
- 「渡すもの渡しただけよ」ぷい などというやりとりがあったかもしれない
- カスミ
- 「ふふっ──では、準備に戻りましょうか」
-
- という感じかしら?
- イクシア
- という感じですね
- お付き合い感謝です(深々とお辞儀
- ラドロ
- こちらこそお付き合い感謝なのぜ
- イクシア
- 続きも頑張りましょう
-
- ありがとう~~~
- ラドロ
- 俺、帰ったらデートに誘うんだ(死亡フラグ
-
- ルネ いいコース教えますよ!
- ?
- 20210828_1
- はい
- ログです
- イクシア
- はい
- ありがとうございました
- ラドロ
- ありがとうありがとう
- では撤収!
- !SYSTEM
- ラドロが退室しました
- イクシア
- おつかれさまでしたー
- !SYSTEM
- イクシアが退室しました