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- ソフィア
- ソフィア
種族:リカント 性別:女 年齢:10代後半
ランク:- 信仰:- 穢れ:0
技能:グラップラー8/スカウト5/エンハンサー3/アルケミスト1
能力値:器用20+2[3]/敏捷26+1[4]/筋力18[3]/生命13+3[2]/知力19[3]/精神19[3]
HP:57/57 MP:19/19 防護:3
- レイヴェン
- レイヴェン・コリンズ
種族:人間 性別:♂ 年齢:35
ランク:- 信仰:“酒幸神”サカロス 穢れ:0
技能:プリースト7/スカウト5/セージ5/コンジャラー3
能力値:器用18[3]/敏捷22+2[4]/筋力14[2]/生命12[2]/知力28+2[5]/精神19[3]
HP:33/33 MP:49/49 防護:4
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- トゥエルヴ
- トゥエルヴ
種族:人間 性別:男 年齢:18
ランク:長剣 信仰:“始祖神”ライフォス 穢れ:0
技能:ファイター9/スカウト7/エンハンサー3/アルケミスト2
能力値:器用26+1[4]/敏捷22+2[4]/筋力24+2[4]/生命23+1[4]/知力14[2]/精神12[2]
HP:66/66 MP:12/12 防護:11
- KGM
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- アニトラが入室しました
- ソフィア
- どこどこ
- トゥエルヴ
- どんきーこんぐどんきーこんぐ
- レイヴェン
- どかどか
- KGM
- ドコドコドコドコドコ┗(^ω^)┛
- アニトラ
- アニトラ・オルソン
種族:グラスランナー 性別:女 年齢:22
ランク:長剣 信仰:- 穢れ:0
技能:ライダー8/フェンサー7/エンハンサー2
能力値:器用30+1[5]/敏捷32+1[5]/筋力7[1]/生命16+2[3]/知力18[3]/精神24[4]
HP:57/57 MP:0/0 防護:2
- アニトラ
- ( ´◔ ω◔`)ほあようごァいまーしゅ!
- ((o( ´◔ ω◔`)o))あっあたちゅ かちゅぜちゅわるいンしゅ いまのま ほあようごァいまーしゅって いいたかったンしゅ!
- (((( ´◔ ω◔`))))ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwww
- ソフィア
- どんちき└(^ω^)┐♫┌(^ω^)┘♫どんちき
- アニトラ
- ( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪
- レイヴェン
- ( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪
- アニトラ
- どんちき└(^ω^)┐♫┌(^ω^)┘♫どんちき
- トゥエルヴ
- ( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪
- アニトラ
- ( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪( ┘^ω^)┐)))ヨイサヨイサ♪(┌ ^ω^)┘)))ヨイサヨイサ♪
- ソフィア
- ?
- 真面目にやってください
- トゥエルヴ
- ふんがー
- アニトラ
- こーひーいれよろしくおねがいします
- ソフィア
- よろしくお願いします
- レイヴェン
- よろしくお願いします
- トゥエルヴ
- 宜しくお願いします!
- KGM
- 宜しくお願いします!
- きょうは多分後半の前半です
- ソフィア
- はい
- #
- #1179
The Tale of Lothian
降 魔 は 清 都 に 潜 む
後編
- KGM
- オルトラント最大の国家、マルフォード大公国。
- 歴史上、ナイトメア率いる蛮族軍に手痛い被害を幾度も出しており、それゆえ、特別に穢れへの忌避が強い国だ。
- その首都、オールテアに至っては、穢れを持つ者は、街の中にひとりも存在しないと公言されるほどである。
- だが、たとえそうであっても、穢れ持ちである事が判明したからといって、それだけで罪に問われる訳ではなかった。
- これまでは。
- その風潮が、最近になって変化してきたのは、ライフォス神殿の内外に強い発言力を持つ、ある人物によるものが大きい。
- オズワルド・メイスン司祭。
- 神殿騎士グレイスによれば、メイスン司祭は、穢れ排斥派の中でも穏健で、理性的であったという。
- しかしそれも、病の治療のために一度姿を消し、復帰してから状況が変わった。
- メイスン司祭は、人の変わったように、苛烈な采配を繰り返すようになった。
- 密告の奨励。穢れを持つと疑われた人物の捕縛。
- 行方不明者や、不審な死を遂げる者の増加。治安の悪化。
- その結果、後ろ暗い者の手引きを、ライフォス神殿がしているという噂まで立つようになった。
- まるで人の変わったような――
- 思い悩むグレイスたちに協力したのが、フィオリだった。
- 彼女は魔道具の調査のため、マルフォード大公国を訪れていたのだ。
- その魔道具こそが、いかなる者の真の姿をも暴き出すという魔道具――〈月光の鏡〉。
- もし司祭に何者かが成り代わっているとすれば、この力を使うことで真実にたどり着くことが出来る。
- フィオリからの要請を受け、はるばるイルスファールから赴いた冒険者たち――トゥエルヴ、ソフィア、レイヴェン、アニトラ。
- 彼らは試練に打ち克ち、ついに、〈月光の鏡〉と各々の魔剣を手に入れることに成功する。
- メイスン司祭の真意を確かめるために必要な力は、ここに揃った。
- 〈鏡〉の元に、はたして人ならざる姿を見せるのか――
- それとも、グレイスたちがそう願望しているだけで、ただ、メイスン司祭自身の人心の変化に過ぎないのか。
- それは、実際に試してみるしかないだろう。
- オルトラント地方 マルフォード大公国
首都オールテア近郊 - 君たちが旅立ってから、すでに一週間と少しが経過していた。
- その旅も、ようやく終わりを迎えようとしている。
- 前方に見えるのは、太陽を照り返して白く輝く、首都オールテアの城壁だ。
- 君たちは、戻ってきたのだ。
- KGM
- というところからどうぞ
- トゥエルヴ
- 高低差が激しいフィールドでPCをマス目に沿って動かしたくなってた
- ソフィア
- 「――……」 荘厳かつ壮麗な城壁を見上げて、二度目であってもまたほう……と感嘆の吐息を漏らす。
- 同時に、隣を行く穢れ持ちの少女の様子を心配そうにみやって。
- レイヴェン
- 「戻ってきたねぇ」眼前に見えるはオールテアの城壁。草臥れたおじさんはふーと一息つくのであった
- ソフィア
- ヘヴンズランで壁無視します
- レイヴェン
- にゅい~んと伸びる矢印
- トゥエルヴ
- 泉の迷宮を出てからというもの、口数が目に見えて少なくなっている。じっと進行方向を見つめて、レイヴェンに 「ん」 と頷くのだった。
- アニトラ
- 「ええ。ようやくこの城壁の見えるところまで来れましたね」
- トゥエルヴ
- じゃあ僕はクリムゾンライン
- フィオリ
- 「ふう…… もう少し、ですね」
- 額の汗を軽く拭って―― ふとソフィアの視線に気づき、心持ち明るい声で、 「……どうしたの、ソフィア」
- ソフィア
- 「……あ、ううん……やっぱり、心配だな、って。街に入ったらすぐ……フィオリは〈慈悲の家〉に向かって、しばらく隠れてた方がいいんじゃ」
- レイヴェン
- 「とりあえず、現状の確認と彼女(グレイス)と合流するのが先決かな」外から見ただけではあまり変わりはないようにも思えるが
- アニトラ
- サルトビの術なんてあったなぁ
- ソフィア
- 「…………」 歩いている途中、他にも考えていたことはある。考えてもまだ分かりようがないことではあるけれど、今回の事件で腑に落ちない部分があるのだ。
- アニトラ
- レイヴェンの言葉もあり、自分も気になっていたのか、身を乗り出してオールテアの様子を見ようとしている。
- フィオリ
- 「………」 少し考え、 「昼間のうちに向かうのは少し気になるかな……。でも、早く知らせてあげたいのはそうだし、ううん……」
- ソフィア
- 「グレイスさんは、普段はどこにいるんだろう……。やっぱり、神殿?」
- フィオリ
- 「そうですね。この時間なら、普段は神殿にいる……と思います。グレイスさんのような神殿騎士が日常どういった仕事をしているのか、はっきり知っているわけではないですけど」
- 「――トゥエルヴは知ってます?」 そのへん。
- 「……ソフィアはずっと何か考え込んでるみたいだけど…… 何か、気になるコトでもあるの?」
- トゥエルヴ
- 「……さあ。国も違うし、普通の神殿の人が普段なにしてるのかなんて、知らない」
- KGM
- ここから見るオールテアの城壁は、来たときと変わらず美しく輝いている>アニトラ
- ソフィア
- 「……」 フィオリの視線を追ってトゥエルヴに意識を向けていたところで不意に話題がこちらを向いて、びくっと小さく身を竦ませて。 「あ……え、えっと……その、誰かが、司祭様になりすましてるとして……誰が、そんなことを考えるのかな、って」
- アニトラ
- 「流石にこの位置からではまだ、人影は見えませんね……」 有り様の変わらない、美しい城壁から視線を外し、ソフィア達を見た。
- ソフィア
- 「……確かに、穢れ排斥派の勢力が、強くなるだろうけど……。でも、それって、一時的なことでしょ……? 現に、……街では、ライフォス神殿が悪いことを、て、手引きしてるんじゃないかって、……流れてるみたいだし」
- 「……それじゃ、結局……ライフォス神殿も得をしないな、って……その、ごめんなさい。あんまり、詳しくないのに」
- フィオリ
- 「そうですか」 ちょっと肩をすくめて。まあ、そんなものなのだろう、と言う風に>トゥエルヴ
- トゥエルヴ
- 「…誰って――」 言われて、こちらもふと考える。
- レイヴェン
- 「ふむ、確かに。そも高位の司祭に成り代わると言う時点で単独では難しいからねぇ。一定の組織だった相手がいるのは間違いないのかなあとおいたんは思ってしまうね」だとすれば司祭に成り代わっているとしてそいつはトカゲの尻尾かなあと思わないでもない
- アニトラ
- 「トゥエルヴさんと見て回った時だけで言えば、基本的なところは、そう変わらない感じはしましたけれどね」 遅れて補足をするように口にして<神殿の様子
- フィオリ
- 「確かに、ライフォス神殿の評判は下がるかな。評判が下がるだけじゃなくて、信じられない人も出てくるかも」
- 「穢れを排斥するだけなら、多くの人は評価こそすれ、悪いようには思わないだろうけど……」
- ソフィア
- 「……オーガ、っていうのも考えたけど……でも、しっくりこなくて。それだと、穢れの排斥を強める方向に持っていくのは、回りくどいな、って……」
- 「だとすると……一体、誰がこんなことを考えるんだろう」
- アニトラ
- 「誰……なんでしょうね。予想がつかないです」
- レイヴェン
- 「明確に人同士での仲違いをするように仕向けているのは感じちゃうねえ……ふむ」そこまで言ってちょっと難しい顔をしてしまうのであった
- トゥエルヴ
- 「――……」 細く息を吸って 「…実際に明かしてみればわかるでしょ。もしかしたら、本当にただの心変わりだったかもしれないし」
- フィオリ
- 「わたしの聞いた限りでは、最近の排斥行動は、根拠も怪しいものです」
- ソフィア
- 「……そう、だね。……もしただの心変わりだったら、私たちの仕事も、そこで……終わり?」
- アニトラ
- 「一応は、そういうことになるのでしょうか」
- フィオリ
- 「本当に穢れを持つ者だけを排斥するならまだしも、死の病に冒された人に、穢れの嫌疑をかけて放逐したり―― 近所の住民が疑いをかけた人を、きちんとした調べもなしに捕縛したり」
- ソフィア
- 「……そ、それどころか、〈月光の鏡〉なんて使ったことを咎められて、つ、捕まっちゃったり……しない……かな」 大丈夫……?
- フィオリ
- 「……仲違い。疑心暗鬼……」
- 「―――」 フィオリは眉を寄せたが、 「……その場合は、わたしたちに出来ることは何もない、かな」>ソフィア
- 「あの国の人々が選んだことなら、それを変えるような力も、義理もない……」
- ソフィア
- 「うん……その場合は、すぐに離れた方がいい、ね」
- フィオリ
- 「〈鏡〉については、直接本人が、鏡に映った自分を見るのが条件。――ある程度近づく必要はあるけど、その行動自体は…… 行動自体は、ちょっと怪しいかな……」
- レイヴェン
- 「とは言え、今は乗っている舟の針路をどうするかだね。さてすんなりと王都に入れるのかどうか」
- ソフィア
- 「ちょ、ちょっとどころか……。だいぶ近付かないといけないね……」 怪しさばりばり……
- フィオリ
- 「……そうですね。何事もなく入れればいいんですけど」
- アニトラ
- 「よもや検問で引っかかる……とならなければ良いですね」
- トゥエルヴ
- 「………」 耳に届く話し声に、視線を少しだけ落とす。ライフォスの信徒が、そんな乱暴な事をするはずがないのに。
- ソフィア
- 「……ま、前はちゃんと入れたんだし、大丈夫なんじゃないかな……?」
- フィオリ
- 「――トゥエルヴ?」 「……その、大丈夫ですか」
- アニトラ
- 「……トゥエルヴさん?」
- トゥエルヴ
- 「……えっ」 ぱっと顔を上げて 「な、なに。別に何ともないよ」
- フィオリ
- 「……それなら、いいんですけど」
- トゥエルヴ
- 「人の心配より、自分の心配をしたら」
- レイヴェン
- 「ソフィア君は念の為、出た時と同じように耳が目立つようにしてもらえるかな? トゥエルブ君は聖印が一目で見える位置に。この国じゃライフォス信徒がいるかどうかで第一印象は大分違いそうだからねぇ。まあ今は悪い意味も入っちゃうのが不本意なんだけど」
- ソフィア
- 「……何か、考えてるなら……ちゃんと、言って」 言葉に少し棘があるのは、あの遺跡での一件以降ずっとだ。
- フィオリ
- そういって、思考に戻る。 「近づく、か……」 何か考えなければいけないな――と
- ソフィア
- 「……あ、う、うん……。私に注意を向けさせる作戦、だね」
- アニトラ
- 「……」 心配そうに3人を見やるも、緩く首を振って、それ以上は今考えないことにした。
- トゥエルヴ
- 「……ん」 レイヴェンに言われ、指先で胸元の聖印に触れる。
- ソフィア
- ぐっとフードを目深に被り、顔を隠し、まるで角のように耳を目立たせる。
- フィオリ
- 「え、あ、はい。そうですね。ありがとうございます……」 半分思考に入っていたため、そんな答えとなって>トゥエルヴ
- トゥエルヴ
- 「……何でもないって言ってるじゃん」 ソフィアには、顔をそっぽに向ける事で応えた。
- ソフィア
- 「……何でもないなら、いい、けど」
- レイヴェン
- 「フィオリ君は……うん、血色がよく見えるお化粧出来てるね。アニトラ君はいつも通りでオッケー!」
- フィオリ
- 「お化粧はだいぶ上達しましたよ。不本意ながら」
- アニトラ
- 「あ、あはは……はい。いつも通りで居ます」
- トゥエルヴ
- ぱっと見で化粧してるかどうかわかるレイヴェンおじすき
- KGM
- 心遣いの権化
- 髪型ちょっとかえても気づきそう
- トゥエルヴ
- わかる
- レイヴェン
- 変装するにもお化粧は必須項目だからね!
- KGM
- トゥエルヴはきづかなそう
- ソフィア
- フィオリがこっそり部屋で化粧の練習してるのを私は見てるよ
- <●> <●>
- レイヴェン
- こっそり とは
- トゥエルヴ
- わかる(わからない
- アニトラ
- めがマジ
- ソフィア
- トゥエルヴは髪が30cm短くなっても気付かない
- トゥエルヴ
- わかる(わからない
- アニトラ
- トゥエルヴはきづかない
- フィオリ
- 「――……」 レイヴェンの一言で、少しだけ空気が明るくなったように思え、少し微笑む
- 「――さあ、行きましょう。もうすぐですよ」
- ソフィア
- 「……うん、いこう」
- レイヴェン
- 「まあそもそも最初から疑いを向けられてたらあまり意味が無かったりもするんだけどね! その時はその時だ」
- KGM
- 君たちは、疲れた足に力を入れ、オールテアへ近づいていく。
- KGM
- でははいっちゃいますね
- アニトラ
- 城門が見えてくるなら、よく様子を見ています。
- レイヴェン
- では参ろうか(ざっざっざ
- トゥエルヴ
- ずぶり♂
- ソフィア
- はいっちゃいます
- !SYSTEM
- BGMを削除 by KGM
- #
- オルトラント地方 マルフォード大公国
首都オールテア
- KGM
- 幸いにして、門のところでトラブルに遭うようなことはなかった。
- 内心、ほっと胸をなでおろしながら、旅に出る前にも見たオールテアの街並みを見ながら歩く。
- レイヴェン
- 街の雑踏に耳を傾けながら歩こう
- KGM
- 一週間強ぶりの街は、どこか―― 以前見たときと、微妙な違和感を感じる
- 聞き耳してみてもいいよ>レイヴェン
- レイヴェン
- おいたんイヤーは
- 2D6 → 11[6,5] +10 = 21
- 地獄耳
- トゥエルヴ
- つ、つよすぎる
- ソフィア
- つ、つよすぎる
- KGM
- 地獄耳だった
- アニトラ
- つ、つよすぎる
- ソフィア
- 「――……?」 ぴく、と獣の耳と尻尾が揺れる。
- アニトラ
- 「ソフィア……さん?」
- トゥエルヴ
- 「……何?」 あれ、と足を止めて異変を感じた二人を振り返る。
- ソフィア
- 「……なんだか、少し、空気が変な気がして」
- KGM
- 「―――で、また穢れ持ちが出たんですって。例の、穢れが移る病にかかってたって話よ」 「――いやだ、怖いわ。あそこでパン、わたし何度も買っちゃったわ……」
- トゥエルヴ
- 「……」 眉根を顰め 「何それ……よくわかんないよ」
- KGM
- こんな感じの、ヒソヒソ噂話を筆頭に
- アニトラ
- 「空気が……? 何か、聞こえたのでしょうか……」
- KGM
- どこか、街全体が以前よりピリピリしている雰囲気だ
- ソフィア
- 「……その、居心地が、悪いっていうか……」
- フィオリ
- 「………」 フィオリは努めて堂々と歩いている
- レイヴェン
- 「わかってはいたことだけど、着実に悪い方向に流れて行ってる感じだね」さっさと宿を決めてグレイス君と合流したい所だねこれは
- アニトラ
- 「……あんまり、穏やかな雰囲気ではないとは思えますね」
- ソフィア
- 「…………」 実家に居た時と同じような気持ちで、少し気分が悪い。 「……うん。……なんだか、一気に状況が進んじゃってる気がする」
- レイヴェン
- 「さて、何はともあれ宿を決めて長旅の疲れを癒そうか」壁に耳あり障子にメアリーとも言う。街の通りであれこれ話し込むのはアレがソレだ
- トゥエルヴ
- 「………」 何か聴こえたというアニトラの言に、こちらも耳を澄ませてみる。聞こえてくる噂話にも、一見表情の変化はなかったが、何某かから視線を逸らすような仕草
- フィオリ
- 「――〈家〉で合流するにしても、いま余所者が押しかけるのは良くないかもしれませんね」
- ソフィア
- 「……そう、だね。……陽が沈むまで、何処かで休憩、する?」
- レイヴェン
- 「綺麗な街だからねぇ、もう少し見ていたいのもわからなくはないけど」つとめて観光か旅の途中で立ち寄ったおのぼりさんエアーを醸し出しつつ
- フィオリ
- 「ええ。前に使っていた宿が空いていればいいんですけど」
- トゥエルヴ
- 「……何処だったっけ、宿」
- フィオリ
- 「綺麗な街――そうですね、本当に。ちょっと皮肉なくらい、ですけど」
- レイヴェン
- 「じゃあその辺を目当てにしつつ今日の宿を探してしちゃおうねえ」
- トゥエルヴ
- またスイートルームお願いしますおいちゃん!
- アニトラ
- この間トゥエルヴと街の中を見た時と違って、良くはない。買った覚えのある露店の人にでも様子を聞けたらいいが、そうも行かなそうだ。
- フィオリ
- 滞在して長いけれど、観光するような行動は一度もできずじまいだ。
- ソフィア
- 「……あ、あの……今度は、私も、宿を探すの、て、手伝う、ね」
- アニトラ
- 「はい。私も、是非」
- レイヴェン
- 「優しさが身に染みる!」
- ソフィア
- 私が極上スイートルームを見つけてやるよ
- KGM
- ひとまずの落ち着きどころを探しながら、君たちが歩いていくと――
- ソフィア
- トゥエルヴは厠だけど
- トゥエルヴ
- アニトラと同じことを考えたのだろうか。視線が大通りへ向く。
- トゥエルヴ
- ????
- 落差!!
- アニトラ
- ??
- トゥエルヴ
- 厠占領して君たちがトイレにいけなくしてやる
- KGM
- 大通りに面した広場に差し掛かったところで、ちょっとした人だかりにぶつかる。
- ソフィア
- 私たちは宿のお手洗い使うから……
- アニトラ
- 女子トイレにトゥエルヴが!?
- ソフィア
- トゥエルヴはなんかすごい遠くの厠
- トゥエルヴ
- 建物さえも別なの?????
- ソフィア
- 「……? なんだか、人が集まってる、ね」
- ソフィア
- もしかしたら街も違うかも
- アニトラ
- 「あら……? 何かあったのでしょうか」
- KGM
- 広場の中心には、城壁と同じく、白く美しい建築様式の、立派なライフォス神殿が聳えていて
- トゥエルヴ
- 「……?」 観光時に食べたタルトタタンの店を探してた
- ソフィア
- 「……あそこ、神殿、だよね」
- KGM
- 何やら、そこへ人が集まっていくのが見える。
- トゥエルヴ
- そんなところの厠をわざわざ探すな
- レイヴェン
- 「覚え間違いでなければライフォス神殿だね」
- フィオリ
- 「……ええ」 目立たぬように何食わぬ顔をつくってはいるが、声には若干の緊張があって
- トゥエルヴ
- 「……礼拝じゃない?」
- フィオリ
- 「――それにしては、何か……」
- レイヴェン
- 「国教とは言え、礼拝にしては集まり過ぎに見えるけどね」さりげなくフィオリが目立たなくなるように陣取りつつ
- ソフィア
- 「……ちょ、ちょっと、……聞いてくる、ね」
- フィオリ
- 「――気を付けて」
- アニトラ
- 「よ、よろしくおねがいします……」
- ソフィア
- フィオリを近付かせるわけにはいかないけれど、何があったかも気になる。
- 一人皆から離れると、人だかりの方へ駆けていく。
- レイヴェン
- (礼拝であればいいんだけど、この空気で人が集まるとなれば演説か何かか)
- KGM
- ソフィアと、あと近づいていくのはいるかな
- レイヴェン
- おいたんは待機しましょうか
- トゥエルヴ
- 「……」 じゃあ僕も行きましょう。無言でついていく
- KGM
- OK。雰囲気的にアニトラは待機っぽいかな
- レイヴェン
- 「はーい、足元には気を付けるんだよお」
- KGM
- では、ソフィアとトゥエルヴは神殿に近づき、人だかりに交じっていく
- トゥエルヴ
- 「子供じゃないんだから……」 転ばないよ、とレイヴェンに応えてからどいてどいて
- アニトラ
- 掲示板の前
- のようにもみくちゃになってもあれなので待ってます
- KGM
- トゥエルヴとソフィアにははっきりと、後方のアニトラたちにも見えるのだが
- 広場に面した神殿の2階にバルコニーがあり、
- その左右を、ライフォスの聖印が刻まれた鎧を着た神殿騎士が固めている
- そのバルコニーの奥から、ひとりの老人が現れた。
- ソフィア
- 「……」 街の様子からして、あまり良いものではなさそうだ。フードの奥からバルコニーを見上げる。
- トゥエルヴ
- ソフィアからつかず離れずの距離を保ちながら、少女の視線を追ってバルコニーを見上げた。
- アニトラ
- ちょうど見える範囲に、その様子が見えてきた。
- トゥエルヴ
- アニトラを肩車してあげたい
- ソフィア
- 人だかりの近くまでいったら見えないアニトラ
- アニトラ
- はなれてる;;
- トゥエルヴ
- ;;
- KGM
- 老人は清廉な司祭服に身を包んでおり、手には宝杖をつき、どこか威厳を漂わせている
- 控えていた神殿騎士が、よく通る声でこう言った。「賢明なるオールテアの皆さん。オズワルド・メイスン司祭から、お言葉があります」
- ソフィア
- 「……メイスン司祭……あれが……?」
- KGM
- 皺のよった瞼は重く、司祭の目は殆ど見えない。メイスン司祭は人々をなだめるように手を挙げると、辺りは波のひくように静かになっていった。
- アニトラ
- 「メイスン司祭……」
- メイスン
- 「――賢明なる、そして勇気あるオールテアの皆さん。本日の礼拝の前に、一つ、皆さんにお伝えをしておかねばならない事があります」
- レイヴェン
- 「まさかのご本人登場とは」遠く小さく見える姿に目を細め
- メイスン
- 「喜ばしい、そして同時に悲しい報告でもあります」
- 「今日また、この愛すべきオールテアを汚す者が現れました」
- メイスンは、嘆かわしい、とばかりに首を振り
- トゥエルヴ
- 礼拝前の説教か…典礼ではよく見る光景に何処か安堵して、ソフィアを引き戻そうともう一歩前で出る。が、メイスンの言葉に再度顔を上げた。
- ソフィア
- 「……」 こちらに近づいて来たトゥエルヴを振り向いて、小さく首を横に振る。
- そうしてから、じっとフード越しの紅い瞳をメイスンへと戻した。
- メイスン
- 「――〈慈悲の家〉。その名で、近隣の皆さんに親しまれていた病院が……」
- 「複数の穢れ持ちを。そして、穢死病の患者を匿っていたのです」
- アニトラ
- 「……」 動揺を表に出さないよう、変わらぬ表情で、メイスンの話に耳を傾けている。
- ソフィア
- 「――」 司祭から出てきた名前に、耳と尻尾が跳ねた。
- KGM
- 人々に悲鳴と、ざわめきが広がる。
- フィオリ
- 「……っ」
- レイヴェン
- (先手を取られたかぁ)まあまあとフィオリ君を手で制しつつ
- トゥエルヴ
- 「………〈慈悲の家〉、って」
- フィオリ
- 手近にいたレイヴェンの服の裾を、ぎゅうっと握った。
- メイスン
- 「――皆さんが驚くのも無理はない。〈慈悲の家〉は、身寄りのない子供を育て、慈しむ場でもあったと言います」
- アニトラ
- 「(……先に、行っておいた方がいいかしら。でも、こう話している時点で、既に手は回っているでしょうか)」
- メイスン
- 「しかし、もう心配はありません。敬虔な信徒の方が勇気をもって知らせて下さった。そのおかげで、穢れが広まるのを食い止めることが出来ました」
- レイヴェン
- 「今下手に動くのは下策かな。向こうは不審な動きをする奴を監視している可能性もある」辛いが最後まで聞いて去るしかあるまい
- メイスン
- メイスンは鷹揚に両手を広げ、微笑みを浮かべて手を叩いた。
- KGM
- ぱち、ぱち、ぱち―――
- トゥエルヴの隣の、善良そうな中年女性が手を打ちはじめ
- アニトラ
- 「……」 不審に動いて見えただろうか。レイヴェンに嗜める言葉を受けて、ただ静かに聞いていた。
- KGM
- それはさざ波のように次第に広がって、辺りに、拍手の音が響き渡った
- トゥエルヴ
- 「――……」 隣の女性を見て、反対側にいた信徒を振り返り、そうして広がっていく拍手の音にソフィアに近づく足が止まる。
- ソフィア
- 「――……」 周囲から沸き起こる拍手の音を見回して、それに紛れるように遅れて小さく手を叩く。
- 「…………」 近づいて来たトゥエルヴを振り向いて、合わせてと口だけを動かした。
- レイヴェン
- おざなりエアー拍手をしつつフィオリ君は背中にしまっちゃおうねぇ
- アニトラ
- 自然と、続けて小さく拍手をした。
- トゥエルヴ
- 「………」 途端、迷子の子供のような表情でソフィアを見返して
- KGM
- 神殿の周りに集まる人々は、みんなほっと救われた――とでもいうように笑顔だ。とても注意深く見ていれば、ぎこちなく拍手する者も若干見られるが。
- フィオリ
- 「…………」 ぎりぎりぎり、とレイヴェンの上着が後ろから引っ張られている
- トゥエルヴ
- おじの首が絞められちゃう…
- ソフィア
- ぐい、と片手を伸ばしてトゥエルヴの腕を引いて、
- 「……いいから、ここは、合わせて」
- アニトラ
- 酒がマーライオンする
- レイヴェン
- おじがしのうと酒は零さず!
- トゥエルヴ
- 「……! う、うん……」
- 混乱する自分に混乱する。そんな思考のまま、目の前の少女と同じ動作を必死に真似た。
- メイスン
- メイスンが再び両手を広げると、いくらか拍手が収まって
- 「汝の隣人を愛せよ―― ライフォス様は、そう仰った」
- 「しかし、穢れを持つ者は、その範疇にない。皆さん、力を合わせて、この美しきオールテアを、この素晴らしきマルフォードを守っていきましょう」
- ソフィア
- 周りの拍手が止んでくると、自分も手を下ろす。
- KGM
- 歓声が上がる中―― 一瞬、メイスンは目を開く。
- ソフィアとトゥエルヴは、異常感知判定をしてください。
- トゥエルヴ
- ギャーー
- ソフィア
- 私はフィオリの髪が1mm伸びただけでも気付く!
- 2D6 → 7[1,6] +8 = 15
- アニトラ
- ?
- ソフィア
- 6がフィオリの分、1がそれ以外の分です。
- トゥエルヴ
- ンンンンイジョカン!
- 2D6 → 12[6,6] +9 = 21
- ソフィア
- すごい
- アニトラ
- つ、つよすぎる
- トゥエルヴ
- すごいきづきました
- レイヴェン
- つ、つよすぎる
- KGM
- つ、つよすぎる
- では――
- ソフィアは、その一瞬、ぞくり、とした感覚を覚える。どうしてそう感じたのかは、分からない。
- 一方、トゥエルヴは――
- ソフィア
- 「――……!」 ぞわりと、耳の毛がフードの下で逆立った。
- KGM
- それは、トゥエルヴの経験から来る感覚だったのか、あるいはライフォスの意思だったのか
- メイスンが目を開いたその一瞬、距離などまるで無いかのように、瞳に何も映していない事に気づいてしまう。そして同時に、直感的に気づいてしまう――あれは、老人の姿をした何かだ、と。
- 理屈というより、感覚的なものだ。それは生理的な嫌悪感に近い。
- トゥエルヴ
- 「………っ」 鋭く息を吞む。
- KGM
- 気づいたのは、君たちふたりだけのようだった。
- メイスン
- 司祭は、にこやかに目を細めて、善良な人々を見回し、満足げに頷いて
- ソフィア
- 「…………」 自分の感じた違和感を確かめるように、隣のトゥエルヴに目配せする。
- メイスン
- バルコニーの奥へと消えていく。
- トゥエルヴ
- 「――あれは、違う…」 極々小さな声で、ソフィアに聞こえるように呟く。視線は真っ直ぐ司祭に伸びたままだ。
- ソフィア
- 「……分かってる。でも、今は、声に出しちゃだめ」
- KGM
- 何事もなかったように周囲は動き
- 「―――では、昼の礼拝をはじめます。神殿の中へお入りください―――」
- トゥエルヴ
- 「………」 バルコニーに向いていた瞳がゆるゆるとソフィアへと向いて 「……ん」 と不安気に小さく頷いた
- KGM
- 神殿騎士の丁寧な言葉と共に、人だかりの多くが神殿の中へ、残りが通りへ散っていく
- ソフィア
- 「……私たちも、戻ろう?」 人だかりが散っていくと、トゥエルヴに声を掛けて、皆の元へ。
- トゥエルヴ
- 「……うん」 素直についていきます
- KGM
- 目立たぬように離れていたレイヴェンたちの元へ、ふたりが戻ってくる。
- レイヴェン
- 「やあやあおかえり――フィオリ君そろそろ離してくれないとおいたん窒息しちゃう」戻ってきた二人に手をふりつつ
- フィオリ
- 「―――間に合わなかった…… どうしよう、間に合わなかった…… どうしよう……」
- アニトラ
- 「え……あっ」 近くに居ながらレイヴェンさんがそんなことになっていたなんて!
- フィオリ
- フィオリの表情は、化粧など関係ないくらいに青白い。
- 「――え、あ、…… ご、ごめんなさい」
- ソフィア
- 「……フィオリ……」 胸の前で手を握って、心配そうに名前を呼ぶ。
- フィオリ
- ぱっ、と手を離し
- トゥエルヴ
- 「……あの――」 広場で感じた事を伝えようとして、フィオリの様子に言葉が続かなかった。
- フィオリ
- ソフィアに、トゥエルヴに頷いて、 「……話は、ここからでもだいたい聞こえていました」
- レイヴェン
- 「一先ず宿を取ろう。前の宿を当たってくるからソフィア君とトゥエルヴ君はフィオリ君を見てて。アニトラ君付き合ってくれるかな?」
- ソフィア
- 「……うん、〈慈悲の家〉の子たちが……って」
- KGM
- なんだこのできる男……
- トゥエルヴ
- 気遣いの化身
- アニトラ
- 「……はい。行きましょう、レイヴェンさん」
- ソフィア
- 「……わ、分かった。……私たちは、フィオリを、休ませておくから……お願い、ね」
- レイヴェン
- 「何を話すに大通りじゃ憚られるからね」
- アニトラ
- フィオリ達の様子に後ろ髪を引かれつつ、レイヴェンと共にした。
- レイヴェン
- 前の宿ならワンチャングレイスからの言伝もあるかもしれないからね。
- フィオリ
- 「…………」 フィオリは、言葉少なにただ従う
- レイヴェン
- (あそこが目を付けられるのは時間の問題ではあったんだろうけれども、さて……)とか考えながら宿を取りましょう
- トゥエルヴ
- 今回の宿のグレードは果たして
- KGM
- オーケイ。では、レイヴェンとアニトラは、幸いにも前の宿で部屋を確保できたよ
- ソフィア
- 近くのベンチを探して、そこにフィオリを座らせて2人が戻ってくるのを待とう。
- レイヴェン
- スイートゲットだぜ
- トゥエルヴ
- 有能すぎる…
- KGM
- 部屋じたいは前とはズレているが
- アニトラ
- つ、つよすぎる
- フィオリ
- フィオリは、ずっと俯いて座っていた。膝の上で、爪が白くなるくらいに拳を握っていた。
- レイヴェン
- 決まったらアニトラ君にはみんなの所に走ってもらい、おいたんはその間、念には念を入れて部屋の中をつぶさにチェックしておきましょ。
- トゥエルヴ
- おいたん!?
- レイヴェン
- ベッドの下、隙間、ヨシ!
- ソフィア
- 「……子供と、職員さんたち……大丈夫、かな」
- ソフィア
- ベッドの隙間に私が!?
- トゥエルヴ
- ソフィアが寝れるだけのスペース、ヨシ!
- KGM
- 特に怪しいものはない。安心と信頼のアメニティの数々だよ
- アニトラ
- 息を弾ませながら、早々と3人の元へと戻ってきた。
- フィオリ
- 「…………」
- アニトラ
- 「お待たせしました、部屋は違いますが、以前と同じ宿を取ることが出来ました……」
- フィオリ
- 「――ありがとうございます、アニトラさん」
- レイヴェン
- 「問題無しと……さて、人の口に戸は立てられない、あまり長居も出来ないな」よっこいせっと立ち上がりつつ
- ソフィア
- 「……ありがとう」
- 「……それじゃあ、すぐに向かおう。フィオリは……少し、ベッドで休んだ方がいい、よ」
- トゥエルヴ
- 「………」 ふと、ライフォス神殿の方を眺めて
- フィオリ
- 「……私だけ、そんなわけには――。……トゥエルヴ?」
- アニトラ
- 「……ええ。行き来の疲れもありますから……」
- ソフィア
- 「……」 ふるふると首を横に振って。 「……私たちも、休憩しないと、だから」
- フィオリ
- さきほどからずっと言葉少なに、そして今は神殿の方を見ている少年を怪訝に
- ベンチから立ち上がり、見やって
- トゥエルヴ
- 視線に気付いて、振り向こうとして目が合わせられず。ぼうっと神殿を見つめて 「……僕、もう少しだけ見てくる。先に休んでて」
- ソフィア
- 「……だ、だめ……。今、ひとりになるのは、危ない、よ……」
- アニトラ
- 「今は、皆で居ましょう? トゥエルヴさん……」
- フィオリ
- 「……いっしょに来て。トゥエルヴ……」
- その姿に、いいようのない不安を覚え、懇願するような声で
- トゥエルヴ
- 「だって……、でも……」 あの清閑な神殿の中で、日がな一日祈っていたい。祈っていないと迷ってしまう。未だ混乱する自分に、迷ったような表情っで振り返り
- 「――……」 結局、自分よりも不安気な少女の姿に、視線をもう一度外して頷いた。
- フィオリ
- 「………」 ほっと息をついて、 「――それじゃあ、行きましょう」
- ソフィア
- 「……さっきの、司祭の様子、見たでしょ」 人だかりの時と同じように、ぐっとトゥエルヴの腕を掴んで。 「……いこう」
- トゥエルヴ
- 「………」 ソフィアに引かれるままについていこう。
- KGM
- では移動しますぞ
- アニトラ
- はい
- トゥエルヴ
- ザッザッザッ
- ソフィア
- >ベッドの隙間
- !SYSTEM
- BGMを削除 by KGM
- #
- マルフォード大公国 首都オールテア
宿屋
- トゥエルヴ
- 一人だけクエストの目的地がおかしい
- KGM
- レイヴェンが待っていると、しばらくして、アニトラたちが部屋へと集まってきた。
- 以前と違う、しかし手入れの行き届いた、過ごしやすそうな部屋だ。
- レイヴェン
- 「お疲れ様、軽く食べるものも頼んでおいたから一先ずは座って落ち着こうか」休めと言うとそんなことはしてられないと帰ってきそうなので座ってと言いました
- KGM
- ここでなら、外ではしづらい話も安全にすることができるだろう。
- ソフィア
- 「……ありがとう、レイヴェンさん」 頭を下げて、まずはフィオリとトゥエルヴを座るように促してから、自分も席に着く。
- アニトラ
- 「ありがとうございます、レイヴェンさん……」
- レイヴェン
- 「アニトラ君もお使いありがとうねぇ」
- トゥエルヴ
- 隊列はアニトラの横
- フィオリ
- 「何から何まですみません」
- アニトラ
- 「いえ」 気がかりでしたし、とは口にはしないで、小さく首を横に振った。
- フィオリ
- 腰を落ち着け、飲み物だけをいただく。食事は喉を通らない様子だったが、それでも、外にいたときよりはいくらか落ち着いたようだ。
- ソフィア
- 「……フィオリと、トゥエルヴさんは……少しでも、落ち着けた?」
- レイヴェン
- 「気にしない気にしない。さて、食べながら飲みながらでいいから情報交換だけはしておこうか。かの演説はこっちにも聞こえてきてたけど、近くで見てた二人は何か気づいたかな?」と真っ先に葡萄酒を取って
- フィオリ
- 「……ええ、お陰様で」 心配かけてごめんなさい、とソフィアに
- アニトラ
- 「何か、気づいたような……そんな感じに見えましたが」 どうでしたか、とトゥエルヴとソフィアを見る。
- フィオリ
- 頷いて、ふたりを見る
- アニトラ
- 自分は最後に座ろう。
- ソフィア
- 「……あ、う、うん……」 飲み物の入ったグラスを手に、レイヴェンに頷いて。 「……メイスン司祭は、間違いなく、何かが化けてる、と思う」
- トゥエルヴ
- 「…僕は、別に……」 落ち着くも何も、と強がる言葉を吐いてから、ソフィアを見た。
- フィオリ
- 「――間違いなく……?」 可能性の一つとして予想を立てたフィオリ自身が、ソフィアが断言することに少し驚いた様子で
- ソフィア
- 「……そ、その……具体的になにが、っていうのはわからないんだけど。……近くで見たら、おかしいのは、はっきりと分かったの」
- レイヴェン
- 「うん、こう言う時の違和感や直感は結構核心をついていたりする。トゥエルヴ君はどうだい?」
- フィオリ
- 「………」 ソフィアの感覚は信用していい。レイヴェンの言葉に頷き、少年に目を移す
- トゥエルヴ
- レイヴェンを見て、視線を落とす 「よく、分からない。……でも、あれは違う」 片手で片腕を掴んで、少しだけ指先に力を入れる。
- アニトラ
- 続けて、トゥエルヴを見る。
- トゥエルヴ
- 「目が、嫌いだ。何か観ているようで、何も見てなかった。ライフォスの信徒に――よもや司祭があんなのは、嫌だ」 ぽつぽつとその時感じた事を、そのまま口にする
- レイヴェン
- 「――いい辛いことを話してくれてありがとう。トゥエルヴ君も同じ意見であればまず間違いなく、そういうことと見ていいだろう」ライフォスの高位の司祭に疑いを持つと言うのは彼の立場や信念上相当なことであり、信用に充分足りうる
- フィオリ
- 吐息、 「――ふたりがそう言うなら、きっとそうなんでしょうね」
- アニトラ
- 「ソフィアさんの感覚を信じているのもそうですし、敬虔な信徒であるトゥエルヴさんでもそう思えるのでしたら……きっと、そうなのでしょうね」
- ソフィア
- 「……あれは、本物の司祭様じゃない、なら……始祖神の信徒でもない、よ」
- フィオリ
- 「でも、どうして二人だけが気づけたのか…… オールテアの人たちは、まるで違和感を覚えた様子がありませんでした」
- トゥエルヴ
- 「……」 レイヴェンとアニトラが信用してくれた事に、安堵の息を気付かれないように吐く。疑われるのが怖いと思われるのはいやだった。
- ソフィア
- 「……私たちが、注意して見てたから……だけじゃ、ないのかな」
- トゥエルヴ
- 続いたソフィアの言葉に、思わず少女を見た 「そう、だね」 あれがライフォスの信徒でないと言う事に、何処か救われた気がした。
- KGM
- と――
- コンコン、と、部屋のドアがノックされた。
- レイヴェン
- 「現状、下手に疑えば誰かに何かを『言われる』かもしれないからね――おいたんが出よう」すっと立ち上がり
- KGM
- どこか控えめに、抑えるように。
- アニトラ
- 「……あ、頼んでいた軽食、……」 いや、もしかして……
- ソフィア
- 「……」 お願い、とレイヴェンに頷いて。
- トゥエルヴ
- イケメンムーヴ
- レイヴェン
- 「はいはーい、どちら様ですか」
- 至極呑気な声音で
- KGM
- 部屋の中に、一瞬緊張が満ちるが――
- グレイス
- 「――――私です。グレイスです」 聞こえてきたのは、彼女のものだった。
- アニトラ
- 「グレイスさん……」 ほっとしたような、心配そうな視線が向いた。
- レイヴェン
- 「やあやあ!先だっては護衛をしてくれてありがとう!また会えてうれしいよ!」と旅の仲間を歓迎するように扉を開こう
- これで後ろに一杯いたらおいたんはしぬ
- KGM
- さようならレイヴェン…
- トゥエルヴ
- おいたああああああん!!!
- アニトラ
- アアーーーッ!
- ソフィア
- 「……」 こちらからはまだ連絡していないのに、すごくいいタイミングで来たものだ。
- レイヴェン
- うわああああああ
- グレイス
- レイヴェンが扉を開くと、そこには、グレイスひとりが居た。以前一緒に旅をした時の甲冑姿ではなく、そこらの街人と変わりない、平服姿だ。
- トゥエルヴ
- よかった…
- レイヴェン
- 「何はともあれ中にどうぞ、ちょうど軽く食事をしてた所でね」とグレイスを招きいれ。すっと廊下の様子を見てから扉を閉めました
- グレイス
- グレイスもやはり沈んだ様子で、レイヴェンが促すままに部屋へ入り
- ソフィア
- 「……こんにちは、グレイスさん」
- レイヴェン
- 「取り合えず、ここまでついてきたような影は無かったから安心していいと思うよ」
- グレイス
- 「――もしや戻られているかもと思い、以前の宿を訪ねたところ、レイヴェンさんが言伝をしていてくださったので」
- 「……お帰りなさい。皆さんがご無事で何よりです」
- こんな時でも、背筋はピンを伸ばし、グレイスは立っている。
- ソフィア
- 「うん……グレイスさんも」
- アニトラ
- 「でも、ごめんなさい……こうなる前に、間に合わず」
- フィオリ
- 「……求めていたものは、手に入りました。でも……」
- グレイス
- 「――……」
- 「……自分の、」
- ソフィア
- 「……あ、あの……〈慈悲の家〉の子たちは、どうなった、の……?」
- グレイス
- 「……自分の足取りから突き止められてしまったのかもしれません。気を付けていたつもりでしたが、どこかに隙があったのかもしれない」
- グレイスの口には、唇を噛み切った跡がある。 「……院長、職員はじめ、保護されていた人々、病人、あわせて20人が連れて行かれました」
- ソフィア
- 「……起きちゃったことは、この際……しかたない、よ」 それより、これからのことを考えた方が、きっとフィオリのためになる。
- 「……どこへ?」
- グレイス
- 「――これまでと同じなら、神殿の奥の部屋へ軟禁されている筈です。そこで、裁きの日を待ちます」
- レイヴェン
- 「まだ望みはあると言う事だね」
- ソフィア
- 「裁きの日……が来ると、どうなるの……?」
- グレイス
- 「……ここでは、神聖裁判と呼ばれています。ライフォス様のもと、魂の穢れた罪に対しての処罰を決定するのです」
- 「……実際は、司祭をはじめとした神職の者が決定するのですが」
- フィオリ
- 「……それは、いつなんですか? グレイスさん」
- アニトラ
- 「……」 グレイスの心労の痕を見て痛ましく思いながら、その話を聞いている。
- グレイス
- 「……三日後、と決まったと」
- トゥエルヴ
- 「………」 じっと、片手でもう片方の腕を抱きながら、耳に届く声に意識を傾ける。
- ソフィア
- 「…………」 あの様子だと、その処罰というのは、概ね処刑と同義なのではないかと思うものの、口には出しづらい。
- 「……み、3日……」
- フィオリ
- 「たったの三日……」
- レイヴェン
- 「3日か……」当初考えていた正規の手段を通しての面会は難しいかもしれないと腕を組む
- フィオリ
- 「20人の取り調べが、3日で終わるはずありません」
- ソフィア
- 「……うん。裁判なんていって、もうどうするかも……全部、決まってるんじゃないかな」
- アニトラ
- 「必要なことを聞き出すだけ聞き出して……でしょうか」
- レイヴェン
- 「真っ当な裁判でないのは、間違いないね」
- グレイス
- 「――連れて行かれた中で、実際に穢れを持っているのは、ルチア一人です。その父親は普通の人間ですし、」
- 「残りは、死病を患った罪のない人々です」
- アニトラ
- 「あの、グレイスさん……穢死病……っていうのは」
- ソフィア
- 「…………そう」 あの子だけ。
- 「……穢死病、って言ってたね」
- アニトラ
- 「わたし、知らなくて……実際にそのような病気はあるのですか?」
- ソフィア
- 「……実在しない、病気?」
- グレイス
- グレイスは自嘲するように笑って、 「この地方では、昔から恐れられていた病です」
- トゥエルヴ
- 「――……穢れが移る病。街の人の噂の中に、そんな言葉が聴こえた。もしかして……」 ちらりとグレイスを見やる
- フィオリ
- 「確かに、その名前で呼ばれている病気はあります。全身に発疹や腫瘍ができたり、酷い人になると肉が腐れ落ちる業病…… ですが、ただの伝染病です」
- アニトラ
- 「実際に穢れは関係なく、そのような症状に見舞われるだけ、ということなんですね」
- フィオリ
- 「わたしも、気になって調べましたけど、リアンやほかの地方では、全く別の名前で呼ばれています」
- ソフィア
- 「……それを、穢れのせいにしてる、っていうこと」
- 「スフェンじゃ……あんまり、聞いたことはない……から、北東部特有の呼び方、かな」 自分もあまりスフェン国内の事情に詳しいわけではないけれど。
- レイヴェン
- 「おいたんもちょっとはみんなより長く生きてるけど、その名前は聞いたことないからね」>穢死病
- グレイス
- グレイスは頷き、 「……ええ。昔から、オルトラントの北東部で言い伝えられていたようなのですが―― マルフォードで広く呼ばれるようになったのは、ここ十年ほどの話です」
- レイヴェン
- 「ただ、全身にできる発疹や腫瘍は或いは『痣』に見えるかもしれない。いよいよ穢れが溜まり切った肉体は時に肉が腐れ落ちることもあると言う。そう言ったイメージが結びついた可能性はある――十年、つい最近じゃないか」
- アニトラ
- 「何か、きっかけになることがあったのでしょうか。……あるいはその頃から、準備をされて……?」
- フィオリ
- 「高まる偏見が、そうさせるんだと思います。正しいかじゃなくて、それらしい話であるかが大事なんでしょう」
- ソフィア
- 「……今回のことに、繋がってるかは……まだ分からない、ね」
- 「……とにかく、そんな病気のせいにされてるなら……ルチアちゃんだけじゃなくて、他の人たちも……殺されちゃう、可能性が高い、っていうこと、だよね」
- トゥエルヴ
- 「………」 眉根に皺が寄る
- アニトラ
- 「そう……ですね」 疑いが疑いを呼んで、少し先走ってしまった。落ち着かせるように、息をついた。
- グレイス
- 「……表向きは、追放された、という事にはなるでしょう」
- 「ですが…… その実、十中八九は」 ソフィアに頷く。
- ソフィア
- 「……そのうち、表向きの理由さえ、使って来なくなる……かも」
- グレイス
- 「……私は、私は――」
- グレイスは、がくりと膝を折った。
- 「どう、すれば、いいんでしょうか。……ルチアも、皆も、何も悪くないのに。誰も、望んで穢れを、病を得たわけではないのに」
- 「こんなことを、ライフォス様が本当にお許しになるのでしょうか……」
- トゥエルヴ
- 「――……」 膝を折るグレイスへ、ゆるりと視線を向けた。
- ソフィア
- 「…………」 望んでそう生まれたわけではないという言葉が胸に刺さる。自分だって、好きでこの身体に生まれたわけじゃない。
- アニトラ
- 「グレイスさん……」 決意を改めるように、自分の拳を握る。
- グレイス
- 「……わ、私が、おかしいのでしょうか。私の考えが、くっ、狂って、いるのでしょうか……」
- ソフィア
- 同情というよりは、共感。無性に、彼らを虐げる者たちに怒りを覚えて。
- アニトラ
- 気休めにしかならないが、席から離れると、その背を優しく撫でた。
- ソフィア
- 「……グレイスさんは、おかしくない、よ。……フィオリも、ルチアちゃんも……私も、そうなりたくて、そうなったわけじゃない」
- フィオリ
- 「―――………」
- グレイス
- 背中の震えが、アニトラの手に伝わる。
- レイヴェン
- 「ライフォス神がいたならば、許しはしないだろうね。けれども神々は既に此岸を去り、ここにはいない――我々が動くしか今を変える手段は無い」
- ソフィア
- 「……でも、私たちは、そう生きていくしかない。……どうにもならないから、この身体のままで、誰かに認めてもらって、……誰かに愛してもらいたい」
- 「……だから、私は、グレイスさんには……そのままで居て欲しい、な。……きっと、それでフィオリたちは、少しでも救われると思うから」
- フィオリ
- 「……わたしも、ソフィアと同じです。誰かに認めてもらえれば、ここに居ていいんだと思えるから……」
- アニトラ
- 「……必ず、詳らかにしましょう」 震えが治まるまで(止められるまで)、ゆっくりと撫で続けます。
- ソフィア
- ちょっと水確保
- アニトラ
- いって水
- フィオリ
- 「――どんなところにも、グレイスさんのような人が居るんだって。それが嬉しかったから、協力をさせてもらったんです」
- トゥエルヴ
- 今日はGMじゃないからちゃんと台所にいってくるんだよ
- ソフィア
- ピュアの森で水汲んできたよ
- グレイス
- 「………今を変えるために、動く―――」
- グレイスはゆっくりと顔を上げ、君たちを見る。
- アニトラ
- 穢れ0%!
- グレイス
- 「……ありがとう、ソフィアさん、フィオリさん」
- 傍らのアニトラに頷き、 「……ありがとう、アニトラさん」 震えは、収まりつつあった。
- フィオリ
- 「――それに……」
- レイヴェン
- 「3日と言うのは言い換えれば3日もある、と言うことだ。3人寄ればなんとやらなら6人よれば2倍のなんとやらだ。さあ、頭を回して体を動かす時だよ」
- フィオリ
- 「……あれは、ライフォス様の使徒などではありません」
- 「そうなんですよね、トゥエルヴ」
- トゥエルヴ
- 「………」 フィオリの視線をを受けて、迷いを宿したままの瞳がグレイスを見やった 「……そう、だね」
- レイヴェン
- 「トゥエルヴ君の立場は聞いてるね。その彼がこう言うのであれば――意味はわかるね?」
- アニトラ
- 落ち着いた様子が見て取れるなら手を背から離します。
- ソフィア
- 「……3日のうちに、何が起きてるかを確かめて、……メイスン司祭に、〈月光の鏡〉を突きつける。……簡単とは、言えないけど」
- グレイス
- 「―――そ、それでは…… あの懸念は正しいと」
- ソフィア
- 「……」 こくりと頷いて。 「……トゥエルヴさんと、私は、司祭は偽物だと、思ったよ」
- フィオリ
- 「……トゥエルヴ」
- 「改めて、お願いします。わたしたちに、力を貸してください。……トゥエルヴにとって、複雑な思いがあるのは分かってます。穢れのある者を、容易に認められないコトも」
- トゥエルヴ
- ずんずん飲まれた気がします
- ソフィア
- ずん!?
- トゥエルヴ
- 「……っ」 びくりと肩が揺れる。視線は向けないものの、意識だけをフィオリに向けて
- レイヴェン
- ずんずん
- アニトラ
- ずん;;;
- トゥエルヴ
- 「……穢れ持ちは、許せない。其の一点だけ見れば、アレが言ってる事は、間違ってない――」 少なくとも、今までの自身の信条に、あれは逸していない。
- ソフィア
- 「…………」
- トゥエルヴ
- 「でも……穢れ狩りは、厳正な審問の上、行われるべきライフォスの裁きだ。それを――司祭を騙る何某かが行うなんてことは、許されない……」 片腕をゆるりと撫でて
- フィオリ
- 「それで構いません。あなたの正しさの為に、で構わない」
- 「それでもお願いします。助けてください、トゥエルヴ。わたしには――あなたの力が必要なんです」 穢れ持ちとしてでなく、ただの一人の人間として助けを請う
- レイヴェン
- 「奪うべからず、騙すべからず、殺すべからず。与え、信じ、命を共有せよ――ライフォス神の教えはこうだったかな」と独りごとの如く
- トゥエルヴ
- 「……」 それでも視線を合わせられず 「……僕は、僕の思う通りにする。君は、それで勝手に助かるだけだよ」
- グレイス
- 「―――………」 レイヴェンの呟きに、グレイスはぐっと拳をにぎった。
- フィオリ
- 「それで、十分です」 少女は、柔らかに微笑んだ。
- ソフィア
- 「…………」 フィオリとトゥエルヴのやり取りに、少し表情を暗くして。 「……トゥエルヴさん、聞いていいかな」
- アニトラ
- 自分に聞かれたわけじゃないのにドキってする
- トゥエルヴ
- 「………」 逃げるように視線を落として 「……なに」
- KGM
- わかる
- トゥエルヴ
- 恋かな
- ソフィア
- 「穢れ持ちが許せないのは、どうして? ……ナイトメア……フィオリが、何かあなたに悪いことをしたの?」
- フィオリ
- 「――ソフィア……」
- 「………」 ソフィアとトゥエルヴ二人を、むしろ心配そうに見守る
- トゥエルヴ
- 「………え」 虚を突かれたような顔でソフィアを見た。まるで、当たり前の事を質問されて、驚いているかのような。
- 「ど、どうしてって……」
- アニトラ
- ソフィアの疑問は自分も気になっていることだ。どんな考えでいるのだろうと、言葉を待つ。視線を向けると、圧をかけているように思うかもしれないので、じっとは見ないようにした。
- トゥエルヴ
- やさしさ
- ソフィア
- 「……理由がはっきりとあるなら、まだいい。でも、ただ……それが悪いものだから、って、思ってるだけなら」
- 「……私は、今回、あなたに、手を貸してほしくない」
- 「……だって、それじゃ、今の偽物のメイスン司祭に従ってる人たちと、何も変わらないから」
- レイヴェン
- 黙って事の成り行きを見守ろう
- アニトラ
- 街デートで人となりを知る機会もあったのでできたのかも///
- グレイス
- 「………」 その問いは、グレイスにも思う所があるのだろう。じっ、と見守る
- トゥエルヴ
- 「……僕は彼らとは違う。ちゃんと、僕はライフォスの意思に則って――」
- ソフィア
- 「……違う」
- 「私が聞きたいのは……ライフォスなんて、私を見てもくれない、神様の意思じゃない」
- トゥエルヴ
- 困惑した表情でソフィアを見た。何を問われているのか、真意を捉え切れていない様子で。
- ソフィア
- 「……トゥエルヴさんは……何も、考えてないんだね」
- トゥエルヴ
- 「……僕は、僕はライフォスの信徒だ。ライフォスの意思を、啓示を、教えを受けて行動する。……それが、正しい生き方だ」
- フィオリ
- 「――……」 はっ、とする。以前、トゥエルヴと激しくぶつかって以来、はっきりとそれらの問いを突きつける事を避けてきたこと――この微妙な関係が壊れてしまう事を恐れてきたこと、それを強く自覚して
- ソフィア
- 「それが正しいっていうなら、」
- 「今、この国で正しいのは……私たちの敵の方だよ」
- トゥエルヴ
- 目を丸くして 「ち、違う……! だって彼らは、この国は……」
- ソフィア
- 「……司祭は偽物でも、それに従ってる人たちは、本物のライフォスの信徒たち。……中には、本当にライフォスの声を、聞いてる人たちだって、いるはずだよ、ね」
- トゥエルヴ
- 「偽物の司祭に騙されてて……」 そうでしょう?とレイヴェンを見て、アニトラを見た。そういう話だったはずだ、と
- グレイス
- 「――――私にも、僅かにですが、神の御声は聞こえます」 若干いいづらそうに、しかしはっきりと
- トゥエルヴ
- 再び目を見張った 「……き、聞こえてるのに――なんで」
- グレイス
- 「ライフォスは…… ライフォスは、私に、彼らを――〈慈悲の家〉に身を寄せる彼らを排せよと―― 一度も、そう語りかけた事はありません」
- アニトラ
- 困ったように、下唇を指で撫でている。
- グレイス
- 「それは、私だけなのかもしれません。他の人が、どのような声を聞いているかなど、私には確かめようがありませんから」
- トゥエルヴ
- 「それ、でも……穢れなんてこの世にない方が、良いに決まってる。ライフォスは、そう人々に伝えてきたんでしょ……?」
- ソフィア
- 「……どうしてない方がいいかは、知らないの? ……聞いてないの?」
- レイヴェン
- さてどこまで口を出すべきかと思案
- トゥエルヴ
- 「………」 口を開いて、閉じる。知らないし、勿論聞いた事さえない。
- レイヴェン
- 「ライフォス神ははじめ、蛮族とも融和を求めたとされる説がある。しかし蛮族――穢れを是とする彼らに裏切られ結果として穢れを容認しがたいものとした――せざるを得なかった」
- ソフィア
- 「……そんなことも知らないのに、あなたは、フィオリがいない方がいい、なんて言える?」
- トゥエルヴ
- 「それは――だって、」 フィオリを見ようとして、また視線が逃げていく。レイヴェンの声に、逃げるようにそちらへ眼を向けた。
- レイヴェン
- 「穢れがあるから許されないではなく許せない行いをしたのが穢れを持っていたんだよ」
- フィオリ
- 「――……」 いうべきなのだろうか、と口を開き、閉じて
- グレイス
- 「――ライフォスはかつて、蛮族との融和すらも望んでいたと言います」
- 「しかし、戦神ダルクレムに刃を向けられ、世界を巻き込む大きな戦が起きた。その裏切りから、蛮族の存在を厭うようになった、と言われています」
- トゥエルヴ
- 「……な、何が違うの。穢れ持ちが許せない行為をしたのなら、他の穢れ持ちだって、きっとライフォスの事裏切るに決まってる……!」 首元の聖印を握って、声を荒げながら立ち上がる。
- アニトラ
- 「犯罪を犯した人族は、どうなるのでしょう」
- トゥエルヴ
- 「……」 ゆっくりとアニトラを見やる。
- ソフィア
- 「……だったら、来なくていいよ」
- 「……私からすれば、そんなこと言ってる人、いつか、フィオリを裏切るに決まってるから」
- アニトラ
- 「例えば、わたし以外のグラスランナーが、許せない行為をしたとして」
- 「わたしも、きっと同じように裏切る……そう思いますか?」
- フィオリ
- 「……ソフィア……」
- トゥエルヴ
- 「――……、」 息に上下していた肩が、その速度を落としていく。
- レイヴェン
- 「そうだなぁ……例えばおいたんが死んだとしよう」
- 「けれども蘇生の術を受けて甦ってきた。そしたらおいたんは穢れ持ちだけど――もう信じてくれないかな?」それはちょっと寂しいけどなあと苦笑い
- トゥエルヴ
- 「……そ、それは……」
- フィオリ
- 「―――」 ありがとう、と言う代わりに、ソフィアの手の甲に、そっと手を重ねた。
- トゥエルヴ
- 荒げていた息を落ち着けて、瞳が床をじっと見つめた。グラスランナーが裏切ったからといって、アニトラはそんな人じゃない。蘇ったレイヴェンを、ライフォスの名の許に裁く事も、嫌だった。
- フィオリ
- きっと、自分がいま何かを言うべきではないのだろう。
- レイヴェン
- 「教えとは、教示とは、ただ唯々諾々と従う物では無い。教えを受け、自らが何を思い、どう受け取り、そこからどうやって歩いていくかを考えるための物――だとおいたんは思ってるよ」
- ソフィア
- 「…………」 重ねられた手に視線を落として。 「……何の理由もなく、フィオリや、ルチアちゃんたちが、虐げられるのは、納得できない、から」
- グレイス
- 「……ルチアは、まだ4歳です。隠れ住んでいたせいで、殆ど外の事も知りません。幼すぎて、角を収めることもできない」
- 「――そんな子が、3日後には裁きを受け、死か――それと同等の罰を与えられる」
- 「それが、どうしても…… どうしても……! 私には、正しいとは思えない……!」
- トゥエルヴ
- 揺れる瞳でレイヴェンを見上げ、ついで影の堕ちる瞳でグレイスを見やった。
- ルチアの姿を思い出す。あれは、本当に裁くべき人間だっただろうか、と。
- フィオリ
- こくり、と頷き、ソフィアの手をぎゅっと握った。
- トゥエルヴ
- 考えて、考えて 「……じゃあ――…じゃあ、僕が今までしてきた事って、なんだったの……」
- 名前さえ知らない相手をライフォスの名の許に裁いてきた。レイヴェンを揺れる瞳で見上げて、じりじりと足が後退する。ただただこの場から逃げたい一心で。
- グレイス
- 「――正しいとされる教えを疑うというのは、本当に難しい事です」
- 「……トゥエルヴさん、私は――私は、ずっと後悔してきました。そして、これからもし続けるでしょう」
- トゥエルヴ
- 「……後悔?」 自身の胸元の服を握り込む
- グレイス
- 「――ええ、」
- 「あのとき、あのころ、どうして自分の頭で考えなかったのか、と」
- フィオリ
- 「――みんな、」 かぶりを振る、 「みんな、少し落ち着いてください。――グレイスさんも」
- グレイス
- 「……すみません」
- フィオリ
- 「……レイヴェンさん、少し、休憩を入れませんか?」
- レイヴェン
- 「そうだね、ちょーっとハードな話になっちゃったし少し休もうか」
- ソフィア
- 「…………」 口に出せば、こうなることは分かっていたけれど、出さずにはいられなかった。少女は、彼女にしては珍しく、謝罪は口にせず、息を吐いて。
- フィオリ
- 「いま本当に考えなくてはいけないのは―― ソフィアの言う通り、3日のうちに、何が起きてるかを確かめて、メイスン司祭に、〈月光の鏡〉を突きつける方法」
- 「それを考える為にも、いちど頭を切り替えたほうがいいと思うんです」 ある意味で渦中の少女は、しかしつとめて軽く
- 大丈夫、とソフィアには頷いて
- トゥエルヴ
- 胸元を握り込んだまま、すとんと脱力したように椅子に座り込む。
- レイヴェン
- 「国の現状についてはちょーっと遺跡ギルドにかけあってみよう。イルスファールと違って独立したものの筈だからね」
- フィオリ
- 「私はあまり外をうろつかない方がいいと思うので…… 〈鏡〉の使い方などについて考えてみます」
- アニトラ
- 「……よろしくお願いします。レイヴェンさん、フィオリさん」
- ソフィア
- 「……フィオリは、もう少し休んでからに、してね」
- フィオリ
- 「う…… はい……」
- ソフィア
- 「私は……少しでも、街で情報を集めて来るから」
- レイヴェン
- 「アニトラ君は万が一もあるから、フィオリ君の護衛を頼めるかな?」
- グレイス
- 「――私は、神殿の状況を確認してこようと思いますが、何かしておくべき事はありますか」
- アニトラ
- 「了解しました」 うん、と頷いて
- ソフィア
- 「……じゃあ……えっと……最近の、司祭の動きと、どれだけの人が護衛についてるか、とか……派閥の対立は、どうなってるか、とか」
- フィオリ
- 「ありがとうございます、アニトラさん」 申し訳なさそうにいって
- ソフィア
- 「……そういうのを、調べてみて、欲しいかな。……で、でも、無理はしないで、ね」
- グレイス
- 「成程。できるだけ、情報を集めてみましょう」
- レイヴェン
- 「うん、ソフィア君の言った通りでいいと思う。勿論無理は禁物だよ」
- グレイス
- そう言うと、すっくと立ちあがる。その表情には、すでに迷いが無い。
- フィオリ
- 「―――………」 脱力したように座り込んだままのトゥエルヴを、心配そうに見やって
- アニトラ
- 「いえ。お役に立ててみせます」 柔らかく笑み>フィオリ
- フィオリ
- 「……トゥエルヴも、少し休んでください」
- レイヴェン
- 「さて、作戦はいのちだいじにで行こう。くれぐれも無理は禁物だ」
- KGM
- 子供にみえて手練れって護衛としてはよさそう
- フィオリ
- 「――ええ」
- ソフィア
- 挑発攻撃までしてくれる
- フィオリ
- ぱん、と自分の両頬を張り、 「……さあ、反撃はここからです!」
- トゥエルヴ
- びくりと肩が揺れる。視線を落としたまま、頷くでも首を横に振るでもなく
- アニトラ
- ヘイヘイヘーイ!
- レイヴェン
- 「一人も欠けることなく事を終わらせようじゃないか」
- 一人も、とは勿論慈悲の家の人々も含めてだ
- フィオリ
- レイヴェンの力強い言葉に、深く頷いた。
- KGM
- さて、そんなところで表が良くなったら今日は終わりです
- 続きは来週日曜日でよい?
- トゥエルヴ
- ハアハア……ヨシ!!!
- レイヴェン
- 大丈夫でーす>来週日曜
- KGM
- 行動開始までに少し時間があるので、CCは自由にしてください
- レイヴェン
- これはCCしなきゃですね!
- ソフィア
- 「……うん」 それが叶えられたのなら、少しは、自分も前に進んでいると自信が持てるかもしれない。
- トゥエルヴ
- ハアハア……
- ソフィア
- 大丈夫
- KGM
- フィオリやグレイスが必要なら声を声を声を声をかけてください
- ソフィア
- くぉあ
- こわ
- KGM
- 声を声を
- アニトラ
- 「トゥエルヴさん……答えを見つけるのは、自分ひとりでないといけませんが……一人だけで考え抜いたり、早い段階で見つけるというのは、難しいことだと思います」
- トゥエルヴ
- 声を声を
- アニトラ
- こわ
- こえをこえを
- うお~~CCいいょ
- レイヴェン
- こえをこえを
- KGM
- 自分は連作がない所はだいじょうぶです。月・火とたぶん土夜がNGかな? たぶん。
- アニトラ
- 日時だいじょうぶです
- ソフィア
- アナ男はどこに侵入してくるかまだ分からない(わからない)
- トゥエルヴ
- 「………」 揺れる瞳が、ゆっくりと、遠慮がちにアニトラへ向く。
- KGM
- はい。土夜はちょっと流動的です
- 月火は確定で🙅
- レイヴェン
- にゅるりと侵入するんだなあ、あなを
- ソフィア
- 🙅
- トゥエルヴ
- アナ男の穴に侵入
- レイヴェン
- 今週もちょっと流動的だけど大丈夫な時はせっきょくてきにこえがけするぞ!
- トゥエルヴ
- ♂
- ハアハア………
- ソフィア
- こわ
- アニトラ
- 「ましてや、答えを与えるなんてことは、貴方自身の答えにはなりません。わたしには、ただ傍に居ることしか出来ないと思いますが……心細い時は、お声がけ下さい」
- KGM
- というわけで今日はここまで。会話がよくなったら流れでブラウザ閉じてくらさい
- ソフィア
- ひゃい
- アニトラ
- アァーイ
- ソフィア
- お疲れ様でした
- KGM
- 来週(とCC)もよろしくおねがいします!
- アニトラ
- おじさん///
- レイヴェン
- ぽんぽんとトゥエルヴの肩を叩いて「向かいの部屋が男部屋だからね、ゆっくり休むんだよ」
- そう言っておいたんは遺跡ギルドへ――
- トゥエルヴ
- ぐ、と唇を引き締めて、やはり頷く事もなければ首を振るわけでもない。服を掴んでいた手で、聖印を強く握り込んだ。
- ソフィア
- 「……それじゃあ、私は、情報収集に行ってくる、から」
- レイヴェン
- ではてったーい!
- おつかれさまでした!
- トゥエルヴ
- ハアハア……おつかれさまです!
- アニトラ
- 「ご自愛下さい……それでは。お待たせしました、行きましょう。フィオリさん」
- ソフィア
- 部屋に残る皆に言ってから、最後にトゥエルヴを一瞥して、部屋を出ていった。
- アニトラ
- 来週もよろしくおつかれさまでした!!!11
- ソフィア
- 「……アニトラさん、フィオリのこと、よろしく、ね」
- フィオリ
- 「はい、いってらっしゃい。皆、気を付けてください」
- ソフィア
- (ジュワァ
- レイヴェン
- (シュン
- アニトラ
- 「はい、ソフィアさん。お気をつけて、いってらっしゃいませ」
- KGM
- (シュン
- !SYSTEM
- BGMを削除 by KGM
- ソフィア
- :w:
- レイヴェン
- :m:
- KGM
- ;;
- ソフィア
- なかないで
- KGM
- そういえば業務連絡なのですが、トゥエルヴ以外の3人はアイテムの効果がちょろっと更新されてるのでご確認ください
- レイヴェン
- もうすこし
- ソフィア
- な、なんだってー
- KGM
- あと、今回で一区切りいれて、完結編を別に立てる流れになります
- なりそうです
- ソフィア
- シナリオ限定効果が
- 出た
- これは私がレベル8だから
- レイヴェン
- ところでGM、この美緑の宝杖なんですが
- KGM
- はい
- レイヴェン
- 魔法の発動体は……兼ねますか……?
- KGM
- ああ…… そうか。兼ねますよ
- レイヴェン
- やったあ
- ソフィア
- まあスタッフの時点で余程
- 発動体だよ;;
- KGM
- いちおう書いとかないといけないの失念してましたね
- あとでかいておきます
- とりあえず急いでごはん!
- レイヴェン
- ブラロベースだから兼ねるとは思ったんだけど、一応!
- ソフィア
- くえ
- KGM
- もどり
- ソフィア
- おかえり
- フィオリ
- フィオリ
種族:ナイトメア(エルフ) 性別:女 年齢:15
ランク:大剣 信仰:- 穢れ:1
技能:フェンサー9/ソーサラー8/エンハンサー2/アルケミスト1
能力値:器用26[4]/敏捷28+1[4]/筋力28[4]/生命19+2[3]/知力23+1[4]/精神19[3]
HP:50/50 MP:45/45 防護:4
- レイヴェン
- フィオリチャン!
- ソフィア
- ハアハア
- KGM
- アハアハ
- アニトラ
- コントンジョノイコ!?
- トゥエルヴ
- ハアハア!?
- KGM
- 揃ったみたいなのではじめようと思います
- ソフィア
- よろしくお願いします。
- KGM
- よろしくお願いします
- アニトラ
- ハアハア
- よろしくおねがいします
- #
- レイヴェン
- よろしくおねがいします(遅刻)
- KGM
- ――情報収集に、休息に、と、それぞれ行動を始めた君たちが、再び全員揃ったのは、陽が落ちてからのことだった。
- フィオリ
- 「―――」 窓の外をちらりと確認していたフィオリが、カーテンを閉めて振り返る。
- KGM
- 部屋には彼女のほかに、ソフィア、レイヴェン、アニトラ、トゥエルヴ――そして、グレイスが居る。
- フィオリ
- 「まずはお疲れさまでした。グレイスさんも、お帰りなさい」
- KGM
- ゆるゆるはじめてくださいね
- グレイス
- 「……ええ」 平服姿のグレイスは頷いて答える。
- ソフィア
- 「…………」 部屋での休息を終えた後は、皆が揃うのを静かに待っていた。
- ソフィア
- 部屋の壁を
- すごい早い蜘蛛が走っていった
- 今日はよく虫を見る日だ
- トゥエルヴ
- ギャアアアアアアアア
- アニトラ
- アシダカさんか!?
- ソフィア
- 小さいっていってるでしょ
- アニトラ
- ちいさい……
- ソフィア
- 蜘蛛は別に平気だからいいや
- レイヴェン
- 「さて、では情報の共有と行こうか」トゥエルヴの件もあるが、それは彼が然るべき時に自ら口にするだろう――しない時はつまり、そういうことだ。
- ソフィア
- 小さいって
- いってなかった……
- ごめんアニトラ……
- アニトラ
- はい……
- ソフィア
- 「――うん」
- アニトラ
- 居住まいを正して、皆を見た。
- トゥエルヴ
- 部屋に入室してから黙したまま、部屋の扉付近で立っている。服はいつも通りの恰好で、視線は何か考えたまま、部屋中央に置かれてるテーブルに注がれている。
- KGM
- まずは行先を整理しよう。レイヴェンが遺跡ギルド、トゥエルヴとソフィアが神殿周りでよかったかな。
- レイヴェン
- はい
- トゥエルヴ
- ヨシ!
- 結局どこまで調査できたのかはGMにお任せしましゅ
- KGM
- では、冒険者レベル+任意のステータスBで振ってみてください。アニトラも振っていいです。
- ソフィア
- 私はまあ全体的な街の情報収集かな
- アニトラ
- わぁい
- レイヴェン
- では冒険者+知力で
- 2D6 → 8[4,4] +7+5 = 20
- ソフィア
- しゃかしゃか獣の足で稼ぎました。
- 2D6 → 5[4,1] +12 = 17
- もっと働きなさい
- アニトラ
- ぼうけんしゃきよう
- 2D6 → 2[1,1] +8+5 = 15
- だめだそうです!
- ソフィア
- アニトラ!?
- トゥエルヴ
- あにとら!?
- 冒険者Lvと器用で器用に調査したかもしれない
- 2D6 → 7[6,1] +9+4 = 20
- レイヴェン
- 稼ぎますねえ
- KGM
- アニトラは恋愛小説に集中していたかもしれない
- アニトラ
- 多分あのあと疲れて寝た
- 恋愛小説だった
- KGM
- いや、護衛に集中していたんだなそうだ
- アニトラ
- やさしい
- KGM
- では、レイヴェンから。軽く羅列してしまうので、つっこんで確認したい点があったら言ってください
- レイヴェン
- はあい
- KGM
- ――ライフォス神殿の内部、街の住民ともに、現状の苛烈化するライフォス神殿の取り締まりに違和感を憶えている者は一定数いるようだ。これは、ソフィアも耳にしていてよいです。
- ソフィア
- 耳にしました。
- KGM
- そして、これまでオールテア内で行方不明になった者は、ライフォス神殿に批判的な者が多いこと。街の外に出ている様子はないこと。
- このあたりで、遺跡ギルドの者はかなり渋りはじめた。
- レイヴェン
- 「このままの状況が続くのは君達にとってもよろしいことではないんじゃないかなあ。お隣さんだって見逃す筈がないしねえ」とかなんとかと金貨の袋を
- トゥエルヴ
- このおいたん、出来る……
- レイヴェン
- どさっとおいたとかどうとか。尚おとなりさん=ヴェイルーン
- KGM
- ギルド員は、金貨の袋の重みを確かめ、そういう事なら――と、声を潜めて囁いた。
- 深夜、人の入りそうな袋を抱えて、怪しい一団が地下水路へ入っていったのを見たやつがいる――と。誓って、身内の者ではない、と彼は言った。
- レイヴェンは以上かな。
- レイヴェン
- 「と言う感じかな。成程このご時世深夜に出る人は殆どいないし、地下水路なら人にさらに見つかりにくく流したいものは遠くへ流してしまえる、と……」
- トゥエルヴ
- 穢れ持ちの川流れ
- アニトラ
- ヒエ……
- レイヴェン
- 「こっちはこんな具合だよ。他のみんなはどうだい?」
- トゥエルヴ
- 「……地下水路」 探索中に、そういえば見掛けたような……ぼんやりとした記憶を掘り起こす
- ソフィア
- 「……で、でも……流すだけの目的で、そんなことをするかな」
- グレイス
- 「――確かに、この都市には水道が整備されています。中は入り組んでいて、この都市いっぱいに広がっているとか」
- ソフィア
- 「……大きな都市だと、昔のそういう施設を流用して、整備してる……っていうのは、偶に、聞く、ね」
- アニトラ
- 「もしかしたら、流しているだけではないのかもしれませんし、どこかへ運んでいることもなくはない……のかも」
- レイヴェン
- 「流す以外……うん、そうか、そう言う可能性もあるのか」ソフィアの呟きにぶつぶつと
- フィオリ
- 「どこかへ運ぶ……」
- ソフィア
- 「……今、分かってる限りだと……、放逐するなら、わざわざ……夜に、水路に流すような必要、ないと思う、から」
- 「それと……神聖裁判っていうのは、神殿の、中庭でやるんだって。……市民の内、希望して抽選で選ばれた人たちが、立ち会うみたい」
- フィオリ
- 「……たしかに。汚名を着せてしまえば、大っぴらに裁判にかけて処分することだってできるはず」
- ソフィア
- 「……“慈悲の家”の人たちについては、人数が、多いから……準備も、裁判も、時間はいつもより、だいぶかかりそう」
- 「……偽物の司祭は、裁判とか……礼拝とか、そういう時だけ、表に出てくる、っていう話もあった、よ」
- グレイス
- 「――そうですね。私も、普段は殆ど姿を見掛けることはありません」
- フィオリ
- 「やっぱりどうしても、接触の機会は限られる、ですか」
- トゥエルヴ
- 「………」 立場ある者として、滅多に出てくることはないというのは分かるが、司祭の正体に疑問を感じてからだとこの考えも怪しくなってくる。
- フィオリ
- 「――でも、普段はどこに居るんだろう」
- レイヴェン
- 「神殿から出ないのであれば神殿になるだろうけれど……」
- アニトラ
- 「神殿の中にはいらっしゃらないのでしょうか?」
- ソフィア
- 「……神殿の中じゃ、ない、のかな」 普通であれば、だけど。
- 「……司祭の最近の、私生活について、何か……聞いてない?」 >グレイス
- グレイス
- 「最近の事については、残念ながら。――ただ、以前のメイスン司祭は、神殿の敷地内にある塔に住んでいらっしゃいました。今も変わらずであれば、そこでしょうか」
- ソフィア
- 「……最近も、そこに出入りしてるのかどうか、聞けるような間柄の人は……どう、かな」 いる?
- レイヴェン
- 「急に住む場所を変えると言う事はないだろうけれども、いつもそこにいるとは限らないしねぇ」ふうむ
- グレイス
- 「塔の出入口は常に人が番をしていて、私も何度か面会を申し出ましたが、とりつくしまもありませんでした。多忙であったり、不在であったりと、理由は様々でしたが」
- ソフィア
- 「……自分の周りは、もう固めてる、のかな」 当然といえば当然だ。
- アニトラ
- 「そうかもしれません。表立って、よく側近に選ばれている方は居ますか?」
- トゥエルヴ
- 「……」 アニトラの質問に、こちらもグレイスに視線を向ける。
- グレイス
- 「数人、いますね。司祭が姿を現すときには、必ず傍についている者が」
- フィオリ
- 「広場で見たときに、司祭の横に立っていた人ですかね」
- ソフィア
- 「……その人たちから、どうにか、話を聞ければいいけど……」 チャームでも使えない限りは難しそうだ。
- フィオリ
- 「そうね…… グレイスさんが申し出ても会えないとなると、よほどの理由を作らないと難しそう」>ソフィア
- 逢えないというか、とりつくしまがないかな
- ソフィア
- 「……うん」 まず会うだけでも困難で、その上話を聞き出すなんてのはもっと難しい。
- アニトラ
- 「ううん……そうですよね、これも難しそうです。以前のメイスン司祭の時と、もし別の方が選ばれていたらとも思ったのですが」
- フィオリ
- 「――とりあえず、頭の隅に止めておきましょう。ありがとう、ソフィア」
- 他にはありますか? と、皆を見回して
- ソフィア
- 「……うん。役に立てたのなら、よかった」
- トゥエルヴ
- フィオリと目があって、口を控えめに開く 「……〈慈悲の家〉の人達の事、見てきた」
- アニトラ
- フィオリにはいいえと首を横に振った。
- ソフィア
- 「――……」 赤い瞳が細められ、トゥエルヴへ向けられる。
- 「……見てきた?」
- レイヴェン
- 「先ずは話を聞こうね」
- トゥエルヴ
- 「神殿の敷地内の……」 具体的な場所を思い出しながら伝えて 「一室に捕まってた」 そう言ってからソフィアへと目を向けて、うん、と頷いた。
- グレイス
- 「……そんな、どうやって」 と、声をあげそうになり、レイヴェンの言葉に口をつぐむ
- フィオリ
- 「………」
- ソフィア
- 「……なんで、そんなところまで」
- トゥエルヴ
- 「検挙の時に多分……乱暴されたんだと思う。怪我をしてる人もいたけど、無事だったよ」 ぼそぼそと呟く
- アニトラ
- 「……そうですか」
- トゥエルヴ
- 「裁判の日まで、あのままだと思う。神聖裁判っていうのは多くの手続きが必要なんだ。それを省くと、神の意向であると周囲にも認められない」
- アニトラ
- 「一応は、その手順が踏まれはするのですね」
- レイヴェン
- 「つまり、3日より早く事が起こることはない、と」
- トゥエルヴ
- アニトラとレイヴェンをそれぞれ見て、うん、と頷いた。
- 「あとは、あまり踏み込めなかった……」 危ない事はしないとも約束したから、とアニトラを見た。
- フィオリ
- 「絶対にとは言えませんが、そこのところは、ある程度そう考えておいてよさそうですね……」
- ソフィア
- 「…………」
- アニトラ
- 「いいえ。ありがとうございます、トゥエルヴさん」
- グレイス
- 「……ルチアも、あの子も、無事でしたか?」
- トゥエルヴ
- 「………ん」 こくりと頷く。
- ソフィア
- 「……何で、どうやって、そんなところまで、一人で行ったの」
- トゥエルヴ
- 「……」 ちらりとソフィアを見る。
- グレイス
- 「――……」 安堵のため息をついて、肩の力が抜ける
- トゥエルヴ
- 「――僕は」 フィオリを控えめに見てから、もう一度ソフィアへと揺れる瞳を向ける 「……穢れ狩りを専門とする、神殿の部隊に所属してる」
- グレイス
- 「……そうですよ。一体、どうやって」 自分ですら、様々な事情が絡み、踏み込めないところまで
- トゥエルヴ
- 「部隊章を見せて、身分を明かして……通してもらった。神殿騎士の人も立ち合いの上だったけど……」
- フィオリ
- 「………」 少女は分かっていたように、何も言わず、目を伏せた。
- アニトラ
- 「………」 少ない情報しか持ち得ていないが、これまでのことを踏まえると、そう言われれば納得はいった。
- ソフィア
- 「……そう」 これまでの言動から、そういう場所に属していたとして、驚くようなことでもない。 「……敵側に、顔や身分を、知らせたんだね」
- トゥエルヴ
- 「……」 これもこくりと素直に頷く。
- ソフィア
- 「……それが、どれだけ危なくて……これからの活動に、悪い影響を出すかもしれないか、……分かってる?」
- トゥエルヴ
- 視線を降ろそうとして、もう一度ソフィアを見た 「無事を、確認したかった。……泣いてる人を放っておくのは、難しい考えを巡らせる事より、もっと嫌だ」
- ソフィア
- 「……穢れてる人と、それを守ろうとしてた人たち、だよ?」
- トゥエルヴ
- 「――……」 口を開いて、閉じて。呼吸を一つ
- 「………関係ない」
- ソフィア
- 「……何が、関係ないの」
- トゥエルヴ
- 「穢れてるとかどうとか……関係ない。僕は――ルチアが居なくなるのは嫌だ」 間違ってるだろうか。突然不安に駆られて、自身の胸元を掴んだ。
- ソフィア
- 「…………」 その言葉に嘘が無いかを見定めるように、じっとその表情、仕草を観察する。
- フィオリ
- 「――……」 じっと、その様を見守って
- トゥエルヴ
- 口に出してしまってから、言ってはいけない事を言ってしまったのではないかと、視線が徐々に降りていく。
- ソフィア
- 「……フィオリにも、同じこと、ちゃんと、言える?」
- トゥエルヴ
- 「……え」 降りきった瞳が再びソフィアを見据えて
- 「――……」 ついでフィオリを見やる。
- ソフィア
- 「……〈星の標〉に届いた、フィオリからの手紙……覚えてる、よね」
- トゥエルヴ
- 「…うん」
- フィオリ
- ソフィアの言葉に誘われるように、トゥエルヴを見返した。
- ソフィア
- 「……トゥエルヴさんには、報せないで、って」
- 「今なら……ああして書いてあった理由、分かるんだ」
- 「……あなたが、ここに来れば、嫌でも……ナイトメアや、穢れの話に、関わることになる」
- 「…………」 気遣うようにフィオリを見やってから。 「……フィオリは、平気な振りしてたけど、ずっと、怖がってた。……あなたとの関係が、崩れて、嫌われてしまうことを」
- 人に嫌われる、拒絶される、不要なものだとされる――そういった気持ちには、誰よりも敏感な自負がある。
- フィオリ
- 「………」 ややあって、こくり、と頷いた。
- ソフィア
- そういったものを忌避する気持ち、だ。
- 「……フィオリは、すごく格好良くて、優しくて、いい子……だけど、友達を作るのが、少しだけ、苦手なの」 最初は自分もそうだとは思わなかったけれど、思い返せば、自分の部屋を最初に訪ねて来てくれた時もだいぶぎこちなかった。
- 「……当たり前、だよね。……自分のせいじゃないのに、望んでそう生まれたわけじゃないのに、ナイトメアだから、才能がないから……そんな理由で、嫌われちゃうかも、しれないんだから」
- レイヴェン
- これは平凡に生まれることが出来た人間が口をはさむわけにはいかないなと3人のやりとりをじっと見守る。
- トゥエルヴ
- 「………」 ソフィアをゆっくりと見つめた。ふと、言葉の中に紛れる"才能"というワードに、過去の記憶が掘り起こされた。
- ソフィア
- 「……トゥエルヴさん、フィオリが、思ってること、したいこと……。関係が崩れるのが怖かった理由……、怖がりながらも、逃げなかった理由、分かる、よね」
- フィオリ
- 「――――」 ソフィアからの人物評に関しては、さすがに少し恥ずかしそうに髪を弄り、レイヴェンやアニトラへ、助けを求めるように視線を彷徨わせ。
- レイヴェン
- 愛されてるねぇって言う顔をして肩を竦めるのであった
- フィオリ
- 「……ソフィア……」 その言葉は、そのまま彼女自身にも返る言葉でもある。その境遇を、少女は知っている。
- トゥエルヴ
- 認められたいから、と先日フィオリが言っていたのを思い出す。どうして自分なのだろうと考えが逸れそうになって、慌ててソフィアを見つめて
- フィオリ
- ――希代の魔術師の家に生まれ、取り替え子ゆえに、望まれた魔術の才能を持たずに生まれてしまったソフィア。
- アニトラ
- よく見て、知っているからこその理解なのだろうと思っている。どこかおかしなところはあるのだろうか? 詳らかにされて恥ずかしいかもしれないが、それほどその人となりを理解している人物が近くにいるというのは、良いことではないだろうか。僅かに微笑んで、フィオリを見返した。
- トゥエルヴ
- 「……僕、ちゃんと分かってるか、まだ分からない」 結局、自信なさそうにそう呟いた。
- フィオリ
- 「………」 レイヴェンとアニトラ、ふたりの反応に、ちょっと俯いて。
- ソフィア
- 「……自信がなくても、いいよ。……言ってみて」
- トゥエルヴ
- おかんか???
- アニトラ
- 時に殺意を持つ
- トゥエルヴ
- おかんじゃない…
- ソフィア
- フィオリのガーディアンだが?
- ファミリアⅢなので……
- KGM
- 自意識をもっている
- トゥエルヴ
- 顔色を伺うようにフィオリを見て 「……僕がルチアをそう思うように、フィオリも、僕が居なくなるのは嫌だった」 最後に疑問符がついたが、これも結局は、調査前に行われた会話から判明したことそのままだ。
- ソフィア
- 「……居なくなるのが、嫌なのは」
- 「……フィオリは今でも、あなたと、友達になりたいって……思ってるから、だよ」
- トゥエルヴ
- 「――……」 口元をもごもごさせながら引き締めて、床を見下ろした。先日とは違う反応を示す。むず痒そう。
- ソフィア
- 「……ルチアちゃんに言えたこと、フィオリにも……言える?」 最初の問いかけを改めて向ける。 「……穢れとか、関係なく、フィオリが、友達が居なくなるのは嫌だ、って」
- トゥエルヴ
- これは一種の羞恥プレイです
- フィオリ
- 「……そ、ソフィア……」
- レイヴェン
- そうよ、君の青春をここにさらけ出す所を見せてくれ
- ソフィア
- 「……?」 違った?と首を傾げる。
- アニトラ
- さあ! さあ!
- トゥエルヴ
- 助けてGM!
- フィオリ
- 胸の前で、何とも言えない感じに手を泳がせる。 「……ち、違わない…… けど……」
- KGM
- フィオリもそろそろオーバーキル
- ソフィア
- かわいそう
- トゥエルヴ
- 照れ臭そうにフィオリへと目を向けようとして、寸前で止まる。何か飲み込みきれないものが、喉に詰まったような感覚。
- 泉の迷宮で見せられた光景を思い出して、思い出して……そんな事を言って良いのだろうかと、急に不安になった。
- ソフィア
- 「……言えない、の?」
- レイヴェン
- 「過ぎた時は変わらない……が、これから行く道は未知であり、どこに行くかを決めるのは自信のみ。ちょっと鉄道神王様っぽくなっちゃったかな」
- KGM
- トマスの幻影が…
- レイヴェン
- 自信→自身
- フィオリ
- 「特別扱いして欲しいわけじゃないんです。他の人たちと同じように、普通に…… 普通に接してくれれば、それで。それだけで今は十分」
- レイヴェン
- もやぁ……
- ソフィア
- 降霊術
- アニトラ
- なるほど???
- ソフィア
- 「…………」 今は、ということはフィオリは将来的にはそれ以上を望むのだろうか。じっとフィオリを見た。まだそこまでは認めません。
- トゥエルヴ
- ソフィア!?
- アニトラ
- ????
- レイヴェン
- おかあさんでは?
- フィオリ
- 「わたしは今も、友達と思ってますよ。――ずっと、片思いだと思ってましたけど」
- グレイス
- 「………」 ふっ、と笑って、 「未知へ踏み出す時は、いつだって怖いものですね」>レイヴェン
- レイヴェン
- 「そういう意味では鉄道神王の信徒はすごいんだよねえ。我々がおっかなびっくり抜き足差し足で進む道を迷うことなく邁進する。いやこれは今関係ないか」たはーっと自分の額をぺちっとした
- トゥエルヴ
- 「――…僕も、」 息苦しさを飲み込みきれず、胸元を強く握りこみながら 「……ちゃんと言えなくて、ごめん……。でも今は、いなくなって欲しくない……って、それだけは」 段々尻すぼみになっていった。
- フィオリ
- 不安に瞳を揺らしていたが、 「………」 その言葉に、ゆるくかぶりを振った。
- ソフィア
- 「……うん」 それぞれの口からの言葉を聞き、頷いて。 「……そう思うなら、今度から、一人で、危ないことは……しないで、ね」
- トゥエルヴ
- 「――……」 ぱっとソフィアを見る。
- レイヴェン
- 「まあ、これからも沢山迷うし悩むだろう。振り返ってみてもしかしたら……なんて思う時もあるかもしれない。けどまあ、むず痒く恥ずかしくも懐かしいと思える日になるかもしれない」
- グレイス
- 「私たちは、それで良いのでしょう。恐れながら、戸惑いながら、それでも一歩一歩」
- トゥエルヴ
- 「……ん」 少女の言葉をかみ砕いて飲み込むように、ゆっくりと、しっかり頷いてみせた。
- レイヴェン
- 「そんな日が来るかもしれないし来ないかもしれない……なーんて思いながら我々は日々おっかなびっくり足跡をつけて歩くのさ」ういんく
- グレイス
- なにかの可能性を見るように、トゥエルヴたちを眩しそうに見た
- トゥエルヴ
- これは長女ですねぇ…
- ソフィア
- 「……むず痒い、かな……?」 思っていた事を口にしていただけで、二人がそんなに恥ずかしそうにしているのは、あまりよく分からなかった。
- アニトラ
- 内心、安堵の息を吐いたのであった。
- フィオリ
- 「………」 こほん、と咳ばらいをして
- トゥエルヴ
- 「……」 レイヴェンを見て、彼にもゆっくりと頷いた。口の中で、彼の言葉を反芻する。
- レイヴェン
- (多分ソフィア君はいつか思い出してゴロゴロするタイプ)
- フィオリ
- 「と、とにかく―― これで、いまある情報は確認できましたね」
- KGM
- 情報以外にもいろいろあった気がする
- トゥエルヴ
- 青春がそこにはありました
- レイヴェン
- 「そうだね、やはり焦点はいかにして司祭の前にたどり着くか、だ」
- アニトラ
- 完
- トゥエルヴ
- ED:いつか桜の木の下で
- ソフィア
- 「……でも、今ある情報だけだと、司祭の前に行くのは、ちょっと、難しい、かな」
- トゥエルヴ
- 深呼吸を繰り返す。息が整った事を確認して 「…ん」
- グレイス
- 「――そうですね。何か、突破口がなくては……」
- ソフィア
- 「………………」 口元に手を当てて、考え込む。
- フィオリ
- 「動けるところから動いていきましょうか。最悪、神殿に潜入する羽目になるかもしれませんが…… 例えば、レイヴェンさんの情報にあった、地下水路の件は?」
- ソフィア
- こういう時は、どう考えれば良いだろう。小さな頃、まだ可能性があると教育されていた時の事を思い出して。
- 「――うん」 分かる所から、考えていくとする。フィオリの言葉に頷いて。 「……あの、ね」
- トゥエルヴ
- 「街全体に広がってるなら、神殿にも繋がってるのかな……」
- レイヴェン
- 「グレイス君、塔の出入り口は一つだけかい? 裏口や地下通路みたいなのは? 例えば高位の司祭が有事に脱出出来るようにと、さっき話に出た地下水路に通じる通路があるとか……そこまでわかんないか流石に」
- ソフィア
- 「……もし、レイヴェンさんの言ってた、連れ去られた人たちが……追放された人たち、なら、」
- フィオリ
- 「ん」 と、ソフィアを促して
- ソフィア
- 「……水路と神殿が、繋がってる可能性もあるし――水路から繋がる何処かに、……何かの、儀式場が、ある、かも」
- グレイス
- 「――申し訳ありません。私も、そこまでは……」 力不足を悔やむように>レイヴェン
- ソフィア
- 流す目的だけでそこに連れ込むのはおかしいという話は、さっきちょっとしたよねと、皆を見回して。
- レイヴェン
- 「いやいや、普通にわかってたら意味が無いからね!無理を聞いたおいたんが今のは悪い!どちからと言えばソフィア君の話の方があり得るし!」
- トゥエルヴ
- 「……儀式場?」
- レイヴェン
- 「やっぱりそうなるかなぁ……処刑するだけなら堂々とすれば人々に対する抑止にもなるからそうすればいい。だのに秘密裏に地下水路へと運び込むと言うことは」ほかの利用価値があるからでは
- ソフィア
- 「……一部の魔術や、邪教にはありがち、なんだけど……。人を、触媒や、生贄にすることが、ある、から」
- 「……儀式場は、ひとつのたとえだけど……連れ込む“理由”が、あるんじゃないかな、って」
- フィオリ
- 「可能性としては、十分考えられますね。神殿内ではさすがに目について出来ない事も、人の目が届かない場所なら――」
- ソフィア
- レイヴェンと自分の意見の一致に、こくりと頷く。
- 「……神殿と、違って、地下水路なら、入りやすい、から」
- トゥエルヴ
- 「…そっか」 なるほど、と頷く
- ソフィア
- 「……そこが、司祭たちと関係ある場所なら、先に、制圧しておくのは……選択肢として、ある、かなって」
- もし無関係だった場合は、ただの徒労になってしまうのだけど。
- グレイス
- 「………」 すかさずフォローを入れるレイヴェンに感謝するように俯き、 「確かに、城や大きな神殿は、そういったものが人知れず存在する、という話自体は聞きますから…… 私などが知らないだけで、ありえない話ではないかもしれません」
- レイヴェン
- 「アリだね。少なくとも何者かが何かを運び込んでいるのは間違いない。全くの徒労には終わらないだろう」遺跡ギルドがあれだけ口を渋って出てきた情報だ。関係ない事件ではない
- トゥエルヴ
- ソフィアの懸念を察して 「関係あってもなくても、いけない事をしてるかもしれないのなら止めた方がいい」
- フィオリ
- 「――いまが夜なのは、都合がいいかもしれませんね」
- ソフィア
- 「……うん」 無関係な事に割いている時間は惜しいとはいえ、二人の言うことはもっともではある。
- レイヴェン
- 「うん、ましてやライフォス神殿は首都、その中心的な建造物だ。少なからずそういうのもあるだろう。それの探索も兼ねての潜入なら――時間を使う価値は十分にある」
- 「あと難しくアレコレやるより我々の領分――でしょ?」
- トゥエルヴ
- レイヴェンに頷いて 「…行ってみる?」 とフィオリを見た。
- フィオリ
- 「――もちろん」 頷いて、 「アニトラさんも、それで良いですか?」
- アニトラ
- 「――……あ、はい」 引き戻されるように、少し俯きはじめていた顔を上げて、返事をする。 「それで問題ありません」
- ソフィア
- 「……そう、だね。そういう場所を調べる方が……今の神殿の中に入り込もうとするより、簡単、かな」
- フィオリ
- 「――よし。それじゃあ、準備ができ次第、行動開始しましょう」
- ソフィア
- 「……うん」
- トゥエルヴ
- 「ん」
- !SYSTEM
- レディチェックを開始 by KGM
- アニトラ
- 「ええ」
- レイヴェン
- チェック:✔
- トゥエルヴ
- チェック:✔
- ピポロロン
- ソフィア
- 妖怪マナチャ男をひとつ増やすのは可能ですか?>GM
- 夜のお店にいってかってきます
- レイヴェン
- おっとオー君を作っておきます
- KGM
- 昼のうちにかっておいた扱いでいいのよ
- ソフィア
- やったあ
- じゃあ昼のお店で2つ買ってこよ
- アニトラ
- ではマナチャージクリスタル5点を2つかいます
- チェック:✔
- ソフィア
- チェック:✔
- KGM
- ではでは
- !SYSTEM
- ラウンドをリセット by KGM
- ラウンド: 0
- #
- レイヴェン
- MCC(荷物)から4点使用。きたれオー君!
- 2D6 → 8[6,2] +8+1+0+0 = 17
- トゥエルヴ
- オォンッ
- KGM
- 準備を整えた君たちは、夜の街へと出る。
- オー君
- HP:23/23 MP: 防護:
- KGM
- そのころにはもう、かなり遅い時間となっていて、通りに人の姿はほとんどない。
- オー君
- 防護:2 [+2]
- ソフィア
- オイヨイヨ
- トゥエルヴ
- オイヨイヨ、アヤク!
- KGM
- 空には厚い雲がかかっているのか、月も星もほとんど見えない。ただ街灯の明かりが、君たちの陰影を浮き上がらせていた。
- レイヴェン
- ではそれとなく聞いておいた地下水道の入り口……その袋を担いだ連中が入っていったと言う――を通って潜入です
- KGM
- レイヴェンの指示に従い、怪しい人影を見かけたという、件の地下水路の入り口へと向かっていくと――
- フィオリ
- 「……隠れてください」
- ソフィア
- 暗視のためにすでに獣変貌して仮面とフードを被っておこう。
- 『――……』 ぴたりと足を止めて、物陰に身を隠す。
- レイヴェン
- 「おっと」ささっと物陰に
- KGM
- 君たちがまさに水路の入り口を遠目に確認した所で、
- まさにその入り口から、ひとりの男が中へと入っていくのを目撃する。
- トゥエルヴ
- 「………」 姿勢を低くして、進行方向を目を細めて見やった。
- アニトラ
- そっと、それを伺った。
- フィオリ
- 「……ふう。行きましたか――」 立ち上がりかけるフィオリ。
- KGM
- 異常感知で13以上を出すといいことがあります。
- ソフィア
- フィオリは私が守護る!!!!!!!!!!!!
- 2D6 → 6[2,4] +8 = 14
- レイヴェン
- 異常感知!
- 2D6 → 3[2,1] +10 = 13
- ソフィア
- あぶないけど守護った
- レイヴェン
- 無駄の無い出目、ヨシ!
- アニトラ
- 異常感知ってライダーでふれたっけ…w
- トゥエルヴ
- フィオリのパンツが!?
- 2D6 → 7[2,5] +9 = 16
- アニトラ
- 記憶喪失なのでひらめです
- 2D6 → 10[4,6] = 10
- ソフィア
- 騎獣に触れてる状態じゃないと
- トゥエルヴ
- サマリーには記載がなかった…るるぶるるぶ
- ソフィア
- ダメ<探索指令
- レイヴェン
- 探索指令にも入ってないし、ライダー技能でも異常感知は無いね
- ソフィア
- 探索指令には入ってるはずだよ
- KGM
- では、男が入っていったその少し後―― 別の物影から、今度は数人のフード姿の人物たちが現れる。あやうくこちらの存在が見つかるところだ。
- レイヴェン
- あ、ほんとだ>異常感知
- ソフィア
- 『…………』 ぐい!とフィオリの肩を掴んでしゃがませる。
- アニトラ
- あ、ほんとだ
- ソフィア
- ただまあ探索指令の条件が騎乗か手綱を握ってる状態だから
- 今は難しいと思う
- フィオリ
- 「……っ」 物影に引き込まれ、目を白黒させて
- アニトラ
- 街中でツァンナは出せないわ。
- KGM
- そうね…… もう少しいったら騎獣出して大丈夫だからまっててね
- トゥエルヴ
- つぁんな。。。
- ソフィア
- 『……』 人差し指を口の前に立てて
- KGM
- 先客から少しの間をおいて、フード姿の人物たちも、地下水路へと入っていく。そのさまはまるで―― 先客を尾行しているかのようだ。
- トゥエルヴ
- ソフィアがフィオリを引き戻したのを確認して、こちらはソフィアの横からフード姿の人物をちらちら
- ソフィア
- 私には暗視があります。
- レイヴェン
- 「ふむ……」新たな勢力か
- アニトラ
- 危うく、遅れて自分も皆の様子に気づいて音を殺していた。
- ソフィア
- 『……最初に、入っていった人を、尾けてるみたい』
- トゥエルヴ
- アニトラには指で指し示そう。
- フィオリ
- 「………」 危ないところだった、と胸を撫でおろし
- アニトラ
- 小さく頷いて答えた。>トゥエルヴ
- KGM
- おっと、書き忘れてた…… グレイスさんは待機組です
- レイヴェン
- うっす
- アニトラ
- ほい
- トゥエルヴ
- わんわんお
- ソフィア
- ぼっち
- トゥエルヴ
- 言い方ってももんがあるまじろ!
- レイヴェン
- 「さて、我々も行こうか」果たして敵か味方か
- トゥエルヴ
- 「…ん」
- アニトラ
- 笑顔になる
- トゥエルヴ
- 抜き足差し足
- ソフィア
- 『……うん』
- KGM
- こちらの存在を気取られないためには、ある程度の距離を取って慎重に進む必要があるだろう。
- 宣言で入っていけます。
- ソフィア
- 宣言で隠密していきます
- トゥエルヴ
- α、GOGOGO!
- アニトラ
- 後ろの方からついていきます。
- レイヴェン
- おんおんおんみつ
- KGM
- アニトラは騎獣を出してOK
- アニトラ
- じゃあなんか騒ぎにならなさそうな場所にきたところでツァンナを出しました。
- KGM
- 先行して皆を誘導するというイメージで、振れる人は隠密判定を振ってください
- それから足跡追跡判定を。
- ソフィア
- 両方振っていいんですか
- 振っちゃいますよ、ソフィア
- ツァンナ
- ツァンナ
HP:78/78 MP:28/28 防護:12
- トゥエルヴ
- やっちゃいなよYOU
- KGM
- どうぞどうぞ
- 何とでもなるはずだ
- トゥエルヴ
- 金属鎧はペナルティがあった気がします
- KGM
- スカウトだぞ!
- ソフィア
- フィオリを同じローブの中に隠せば完璧な隠密!!!
- 2D6 → 12[6,6] +9 = 21
- ほらね
- アニトラ
- 完璧
- トゥエルヴ
- !?
- KGM
- ありますねうぇえええ
- レイヴェン
- ではおいたんも隠密6ゾロだと!?
- 2D6 → 10[5,5] +9 = 19
- ソフィア
- フィオリの匂いがあれば完璧な足跡追跡!!
- 2D6 → 7[6,1] +8 = 15
- KGM
- 6ゾロではないが高かった
- レイヴェン
- そして追跡
- 2D6 → 8[2,6] +10 = 18
- ソフィア
- 隠密の達成値は26になりました
- アニトラ
- ツァンナの手綱を握ってついていきます。
- KGM
- やばい
- トゥエルヴ
- ウォンミツゥ!
- 2D6 → 3[1,2] +11 = 14
- あぶねえ!
- KGM
- よわい
- ソフィア
- フィオリの部屋の中に入る時もこのくらい隠密してます
- KGM
- ぜったい気づかねえ…怖い…
- アニトラ
- 完璧
- トゥエルヴ
- あじあど!!
- 2D6 → 9[5,4] +9 = 18
- KGM
- ソフィアの感覚は冴えわたる。音の響きと、前方の気配から、気取られず、見失わない絶妙な距離を保って追跡していける
- ソフィア
- 『――……先導は、私がする、ね』 薄暗い中でも、獣化していればはっきりと見渡せるし、姿を見失っても匂いや音で完璧に追うことができる。
- レイヴェン
- 「じゃあ我々はちゃんと足跡を追いましてと」
- アニトラ
- よろしくおねがいしますと、頷いた。
- ソフィア
- はっきりと自信を持った様子で、時折足を止めて様子を伺いながら皆を誘導する。
- トゥエルヴ
- 「ん、後ろは見ておくね」
- KGM
- 技術を持たない者から見れば、まるで、彼我の距離に目盛りでも見えているかのようだ。
- 君たちは協力して、追跡を続けていく。
- と――
- 水を貯めておく池だろうか。空間が広くなる所に行きついて
- その通路で、例の先客が、それぞれ前と後ろを、フードの人物らに囲まれている場面に出くわす。
- トゥエルヴ
- 「……貯水槽?」 声が響かないように、努めて低く囁く
- ソフィア
- 『…………』 物陰からその様子を伺いながら、聞き耳を立てる。
- レイヴェン
- 「木乃伊取りが木乃伊、か」さてどう動こうかと様子を見ながら
- KGM
- 先客は、男だった。特徴のないフードの人物らと比べて、どこか人目を引く、しゃれた身なりをしている。暗視持ちの目には、髪型までしっかりと決めているのが分かるかもしれない。
- アニトラ
- 先導する者たちと同期したかのように止まるツァンナを見て、自分も止まり、その先を見やる。
- ソフィア
- 『……こんなところに来るには、随分、派手というか……』
- トゥエルヴ
- オールバックだった?
- アニトラ
- 「一体何の用があって……?」
- ソフィア
- なにか話してるかしら
- レイヴェン
- 「明らかに先客のそのまた先客を追いかけてたから無関係、では無いね」
- トゥエルヴ
- 「……」 自分では、目を凝らしてもこの暗闇の先を捉える事はできない。諦めて 「……人を連れ去るような人じゃ、ないってこと?」