- !SYSTEM
- トレイシーが入室しました
- !SYSTEM
- アカシアが入室しました
- アカシア
- よいしょ。おまたせ
- トレイシー
- ううん、いま来たとこ
- どうしよっか 状況は
- アカシア
- トレイシーはほししべの二人部屋なんだよね
- トレイシー
- ガルバさんが良いよーって言ってくれてたらね まあ
- アカシア
- まあ部屋あるんじゃない?
- トレイシー
- 姫連れてくるからーって言って、鍵は貰った(どや
- 神殿に迎えに行こうかな
- アカシア
- こわい
- おっけー。
- トレイシー
- わ、結構遠いねぇ
- まああたしの足ならすぐだけどね
- とりあえず状況描写していくねー
- アカシア
- 程々の距離だね
- おねがーい
- トレイシー
- よろしくお願いします
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
- リアン地方、イルスファール王国 王都イルスファール
- 南方では戦禍の炎が熱くこの国を焦がしているが、王都は未だ、緊張感はあるものの平穏なまま時を過ごしている
- 賢王リチャードの施策もあり、戦時における急激な物価上昇などの問題も起こらず、予備役の動員も抗議活動らしいものもなく、
- 皆が団結して、この降って湧いた国難に対処している
- 長く苦しい戦いにはならぬと良い という人々を───
- どこ吹く風という様子で 気楽な様子で街を行くのは、くせっ毛のダークブラウンの長髪で右目を隠した旅装の少女で 一路キルヒア神殿の方に向かっていた
- 誰が死のうが、誰が生きようが、絶えず月と星は巡って陽は昇る。そう出来ているのだから、深刻ぶってる奴らがおかしいのだ、と 心の中で冷笑を浮かべながら
-
-
-
- イルスファール王国 キルヒア神殿
- アカシア
- よろしくお願いします(遅
-
- 魔術師ギルドもほど近い位置にあり、イルスファールを代表する王都図書館も併設する、知の殿堂だ
- 王都に住まう子ども達に文字や簡単な計算、歴史や自然科学などの知識を与える役目を持つこの場所は
- 老いも若きも、様々な学徒が訪れる
- トレイシー
- 個人レッスンがいい?子どもたちと一緒に勉強でもいい?
- <現代語
- アカシア
- どっちでもいいからー
- こういうときは
- 【✔:個人】
[×:共同]
- 個人だった
- トレイシー
- おk
-
- そんな中、子どもたちの教卓…‥とは離れて、神官の1人を傍らに、文字の学習をする女の子が1人。
- ある遺跡……或いは魔域から冒険者によって保護され、紆余曲折あり、イーヴ神殿ではなくキルヒア神殿に引き取られてきた少女は
- 魔動機文明語の会話と読解、魔法文明語の会話と読解、魔神語の会話等、様々な言語の習得を示したが、現代語に対しては ある意味当然というべきか、不自由だった
- そのため、身体検査等を経た後、キルヒア神殿において、共通語の学習をしていたのだが……、その吸収速度は目覚ましいもので、
- 傍らの神官も最初の頃こそ気をもんだが、少女の知能が明晰であることを見ると、質問に答える役目だけを自認して、見守るように佇んでいる
- 子どもたちの声を他に、静かな図書館、理想的な知的な雰囲気
- それを崩されるまでは、誰もが落ち着いていたのだった
- トレイシー
- 「ひーめー、アカシャー、どーこー」
-
- そんな空気知ったことかと、少女が声を上げるまでは
- アカシア
- 「――」 名前を呼ばれて、ペンを動かしていた手を止めて顔をあげた。 『トレイシー……?』
- こんなところで彼女の声が聞こえるなんて気のせいだろうかと思いつつも、声の主を探すようにきょろきょろと辺りを見回す。
- トレイシー
- 「あ、いたいた。おはよー」 朗らかな様子で近づいて手をふりふり
-
- 眉根を顰めると言うか、静かにしろみたいな空気と視線がトレイシーを追いかけてやってくる
- アカシア
- 『しっ』 ボリュームそのままに近付いてくる彼女へ向けて、少しだけ目を細めて、人差し指を立てて口の前に立てた。
- トレイシー
- 「お、勉強かー、かんし──、」
- 「……、はいはい」
- 声のトーンを落として
- アカシア
- 『皆――』 と続けようとしたところで、つい母語になっていることに気付いて、少々の間を挟み。 「皆ちゃんと勉強してるんだから、邪魔するのはよくないよ」
- トレイシー
- 「おはよ、姫」 改めて少女はアカシアの傍までやってくると 「ん、ああ……はい」
- アカシア
- 「おはよう、トレイシー。神殿に来るなんて、どうしたの?」
- トレイシー
- 「図書館では静かに。か、言われたの久しぶり」
- アカシア
- 「言われたことはあるんだ」
- トレイシー
- 「うん、姫に用事」
- 「いやー、昔の上司がこう」
- 「そういうのうるさくて」
- 「いや、うるさくはなかったけど」
- 「……なんというか、」 んー 「一手先を読まれる感じ?」
- アカシア
- 「そんな人の下に居たのに……」 教えてもらったことはちゃんと活かさなきゃダメだよ、とちょっとじとっとした目を向けて。 「……悪戯しようとしたら先に牽制されたりとか?」
- トレイシー
- 「まあ、言われたことはあるんだよだよ。テキトーさんも本くらいは読んだことあるし」肩を竦めて両手を曲げると HAHAHAって感じで笑う
- アカシア
- 「結構物知りだもんね」
- 「それで……私に用事って、なんだったの?」
- ペンを置くと、膝の上に手を置いてトレイシーを見上げる。
- トレイシー
- 「そんな所」 困ったように笑って<悪戯しようとしたら
- 「うん。端的に言うと」
- 「姫を迎えに来た感じ。もっとも、姫が嫌じゃなければってつくけど」
- アカシア
- 「迎え……何処かに出掛けるの? 今日の課題はもうこれで終わりだし、時間なら沢山あるけど」
- トレイシー
- 対面の席に座ると 話題を切り出して
- 「んー、と」
- 「神官でもないのにずっと神殿預かりっていうのもなんだし」
- 「星の標のあたしの部屋に来ない?ってお誘いなんだよね」
- 「ルームメイトっていうか」
- アカシア
- 「神殿の人たちはよくしてくれてるけど――」 辺りを見回して、教師役やその他の世話をしてくれる人たちと目が合えば、笑顔で小さく手を振った。 「トレイシーの部屋に?」
- 「確かにそのうち宿は取った方がいいっていう話は神殿からもされたね」 うん、と頷き。 「でも、トレイシーの負担にならない?」
- トレイシー
- 「うん。まあ神殿が居心地いいなーってなるならそれでも良いんだけどね」 他の人と上手くやってる様子に、ちょっと笑って
- 「負担、それは考えてなかったな」
- 「姫なら確りしてるし、あたしは歓迎。むしろ姫のほうが負担になりそーね」 あはは、と笑って
- アカシア
- 「そう? 私は言葉……は大分覚えて来たけど、家事がどこまで出来るか分からないし、もしかしたら寝相が悪いかもしれないし」 指を一つずつ立てていって
- 「でも――そうだね。一緒だったら、何かと助かるし、何より楽しそうかな」
- トレイシー
- 「可愛い負担だねえ。まあご飯はガルバさんが作ってくれるし、出かける時に一緒だと楽しいし、まああそこの人たちは基本楽しいからさ」
- 「あたしは気に入ったから姫もどうかなってお誘いなんだ」
- にっと笑って
- アカシア
- 「うん。それじゃあ、トレイシーがいいなら、お願い。荷物はほとんどないけど、神殿の人たちに挨拶とかがあるから、ちょっと時間は欲しいけど」
- トレイシー
- 「うん。大丈夫大丈夫」
- 「じゃあ、よろしくアカシャ」 手を差し出して
- アカシア
- 「ん」 自分の手がインクで汚れていないかを確認してから、手を差し出して、触れさせる。 「こちらこそよろしくね、トレイシー」
- トレイシー
- 「ほんと、そういう所律儀だよね」 また笑って
- アカシア
- 「だって、汚れたら嫌でしょ?」
- トレイシー
- 「あたしは中々、相手に対してそう思えないからねぇ」
- 手を握って
- ゆるく振ると 離す 「それじゃ、追々準備はしようか」
- アカシア
- 「まあ、私も居眠りしてる立哨のほっぺに落書きしたこととかあるし、あんまり言えないかも」
- トレイシー
- 「実はテキトーさんも部屋を借りるにあたってなんにも買ってない」
- 「そりゃまた」
- アカシア
- こちらからもしっかりと手を握り返してから離して。
- トレイシー
- 「テキトーさんのほっぺを守らないといけない‥」
- アカシア
- 「あれ、もうそこの部屋で暮らしてるわけじゃないんだ」
- 「昔の話だから、今はしないよ……」
- トレイシー
- 「元々旅ぐらしだったから」
- 「借りたはいいけど結局外で寝てたりしてたんだよね」
- 「ちゃんと自分の部屋借りるなんて、年単位でなかったことだしネ」
- アカシア
- 「旅ぐらしをしてるからこそ、偶にはベッドで眠りたくなったりするものじゃないの?」
- トレイシー
- 「だから姫の生活用品買うのと合わせて自分のも買っちゃおうってね。合理的でしょ」
- アカシア
- 「合理的だけどなんだかちょうどいい口実に使われてる気がする」
- トレイシー
- 「逆もあるのよ」 笑って 「ぱーっとお金が使いたくなるのと一緒」
- アカシア
- 「ぱーっとお金を使いたくなること……」 顎に手を当てて真面目な表情で考え込む。 「……衝動的にイルスファールで一番高いと評判の宿の一番いい部屋に泊まりたい、って思ったことはあるかも」 ここに来てから。
- トレイシー
- 「そりゃ丁度いい口実だもん」 と返してから 「あー」
- 「あたし門前払いというか守衛にすごい目で見られたけど」
- 「姫ならワンチャンスあるんじゃない・・・?」
- アカシア
- 「今はまだお金に余裕がないから……そのうちお金が貯まったら。その時は一緒に泊まりに行こう」
- トレイシー
- 「お、いいね。目標が出来た」 笑って
- アカシア
- 「それにしても、一々硬貨をあんなに持ち運ぶのって大変だと思うんだけど……」 みんなよくこんな状態で暮らしてるなあ、って。
- トレイシー
- 「あー、アカシャからするとそう見えるんだねぇ」
- アカシア
- 「誰もカードやスフィアで管理してないんだよね……」
- トレイシー
- 「色々方法はあるんだけどね。そうだね、マギスフィアとかじゃ運用できない」
- 「例えばこれ」 と宝石を取り出してみせて
- 「これだけで2000G相当のものなんだけど。それを換金して持ち歩いたりね」
- アカシア
- 「そっか。金貨複数枚分の価値を持つものを硬貨の代わりに使うんだ」
- トレイシー
- 「そうそう」
- 「端数はまあ持ってかれちゃうんだけど。それくらいは手数料だからね」
- アカシア
- 「魔動機術は廃れちゃったというか、文明が尽く壊されちゃったっていうのは聞いたんだけど、そういうのを聞くとようやく実感出来るね……」
- トレイシー
- 「まーね、流通してる所とか、在るには在るんだけど」
- 「リアンじゃめったに見ないしね」
- 「この前も言ったけど、イルスファールで結構在る方だよ。魔動機」
- 「無い所本当に無いからね」
- アカシア
- 「そうみたいだね。この前、駅員さんやビッグボックスの人の話を聞いたら、鉄道は地方のごく限られた地域にしか敷かれてないって言うし……」
- トレイシー
- 「元々そういう下地があるにしたって、よくやるよって思えるくらいには、この国は頑張ってるわねぇ」
- 「テキトーさんからしてもそう見えるんだから他の人はもっと誇らしいだろーね」
- アカシア
- 「トレイシーがそう思うならすごいことだね」
- 「私に専門的な知識があれば鉄道の普及にもっと力を貸せたかもしれないけど……」
- トレイシー
- 腕を枕にして勉強する子どもたちを眺めながら
- アカシア
- 「……何で私が使えるのは操霊魔法なんだろう?」 うーん、と首を捻る。
- トレイシー
- 「まあ無いものねだりしてもね」 あはは、と笑って
- 「んー…それは分からない、けど」
- 「魔動機術ってさ、」
- 「姫たちが本当に生きてた時代ってありふれてたんでしょ。それこそ、魔法って認識じゃないくらいに」
- 「それを特別に学ぶよりは、別のことを教えた方が良いって思われたか、」
- 「姫にその才能があったか、だと思うよテキトーさんは」
- アカシア
- 「うん。魔法っていうより、当たり前にそこにあるものだった。これくらい」 紙とぺんをひょい、と持ち上げて。
- 「……なのかな。もしかすると、ただの反抗期とかだったかもしれないけど」
- トレイシー
- 「ただの反抗期で」
- 「ゴーレムを扱えるまで学べるなら才能でしょ」 また笑って
- 「魔動機術と違って、勉強してなんとかなる。って魔法じゃないもん、その辺りは」
- アカシア
- 「魔術師ギルドでも同じことを言われたよ」
- 「魔術師ギルドは新鮮だったなぁ……。私の時代には、ああいうのはほとんどなかったから」
- トレイシー
- 「神聖魔法、妖精魔法、あ、森羅魔法は置いといて、真語魔法、操霊魔法、召異魔法」
- 「この辺りは才能が無いとピクリともしないらしいからねぇ、世知辛いよ」
- アカシア
- 「……森羅魔法も才能じゃないの?」
- トレイシー
- 「なるほどねぇ」
- 「だって、あたしが使える時点で才能とか、笑っちゃうじゃない?」
- アカシア
- 「どうして?」
- トレイシー
- 「生まれてこの方、使えたってわけじゃなくて」
- 「仕事辞めて、ぼーっとしてた時に、たまたま師匠に拾われてすぐ使える事がわかった感じだからネ」
- アカシア
- 「それだけですぐ使えるようになったなら、それは才能って言っていいんじゃない……?」
- トレイシー
- 「そうかなー。まあ姫がそう言うならそう思っておこう」
- あはは、と笑って
- アカシア
- 「だって私、この前精霊が見えたり話しかけたり出来ないかなと思って頑張ってみたけど、なんにも起こらなかったし」
- 「あれで2時間くらい川沿いでぼーっとしてたから、通りがかりの人にちょっと心配されちゃった」
- トレイシー
- 「今度一緒に修行してみよっか」
- 「そっかそっか。姫は好奇心強いねぇ」
- アカシア
- 「うん、いいよ。魔法は使えなくても、そういうのが感じ取れるようになれば違うかもしれないから」
- 「そうかな。自分ではよく分からないや」
- トレイシー
- 「記憶がないって所から来てるのかもしれないけど、」
- 「自分に何が出来るのか、って」
- 「行動できるのはすごいと思うにゃ」
- アカシア
- 「何なのかは全然分からないけど、果たさなきゃいけない使命がある、っていう話はしたよね」
- 「多分、そのために何かしてないと落ち着かないんだと思う」
- トレイシー
- 「うん、会ったときにも言ったけど、」
- 「手伝うよ。楽しそうだから」
- ふふ、と笑って
- アカシア
- 「……楽しいかどうかは分からないな」 困ったように笑みを返して。 「でも、頼もしい。そう言ってもらえるのは」
- トレイシー
- 「楽しいかどうかはあたしが決めるもん」 指を振って
- 「あたしが楽しいからそうする。行動原理はそれで十分」
- アカシア
- 「トレイシーらしいね」 まだ付き合いが長いわけではないが、為人はなんとなく分かっている。今度は楽しそうに笑った。
- 「――っと」
- 「いけない。そろそろ課題を出して来ないと、時間が来ちゃう」 大分余裕を持って終わらせたから話せてたけど。
- トレイシー
- 「いってらっしゃい」
- ひらひらーっと手を振って
- 「此処で待ってるから、ゆっくりね」
- アカシア
- 「うん。なるべく早く済ませてくるね」 筆記具を片付けると、積み重ねた紙を持って、小走りに教師役の元へと走っていく。
- それからしばらくして、トレイシーの元へと戻って来ると、生活用品の買い出しにと、二人で街へ出たのだった。
- アカシア
- っていう感じかな
- トレイシー
- うん。ありがとうー
- アカシア
- こちらこそありがとう
- トレイシー
- お疲れ様でしたっと
- アカシア
- 現住所の表記をほししべにしとくね
- トレイシー
- うん、あたしもそうする
- ログ番号はーと
- 20210616_0 これみたい
- アカシア
- はーい
- ありがとー
- トレイシー
- それじゃまたねー お付き合いありがとうー
- アカシア
- こちらこそお付き合いありがとう
- またね
- !SYSTEM
- アカシアが退室しました