- !SYSTEM
- GMが入室しました
- GM
- ここがアナ男ルームね点
- !SYSTEM
- エスメラルダが入室しました
- エスメラルダ
- 甘寧一番乗り
- GM
- げえっ、甘寧!?
- !SYSTEM
- シュナが入室しました
- シュナ
- シュナ
種族:リカント 性別:女 年齢:17
ランク:長剣 信仰:- 穢れ:0
技能:シューター8/マギテック6/セージ5/エンハンサー1/アルケミスト1
能力値:器用21+1[3]/敏捷17[2]/筋力18[3]/生命18[3]/知力24+1[4]/精神18[3]
HP:44/44 MP:38/38 防護:4
- GM
- 武器の名前とか性能に悩んでたら本編用の文章を容易しておく時間がなくなったので
- シュナ
- 私だけまだ8レベルなんですよ
- GM
- いつも通りその場でやります。
- はい
- シュナ
- はい
- !SYSTEM
- リコが入室しました
- リコ
- リコ
種族:リカント 性別:女 年齢:15
ランク:長剣 信仰:なし 穢れ:0
技能:シューター9/スカウト8/エンハンサー2/アルケミスト2/セージ1
能力値:器用24+1[4]/敏捷26+1[4]/筋力18[3]/生命16+3[3]/知力19[3]/精神11[1]
HP:48/48 MP:13/13 防護:2
- GM
- クソ
- NPC欄だけちょっとパージできないかな
- リコ
- 影矢を引っさげてやってきた
- GM
- カグラとかレオンとか一時避難させないと圧迫がすごい
- !SYSTEM
- ヴィクトールが入室しました
- ヴィクトール
- ヴィクトール
種族:人間 性別:男 年齢:28
ランク:長剣 信仰:“炎武帝”グレンダール 穢れ:0
技能:ファイター9/プリースト5/エンハンサー3/アルケミスト2
能力値:器用26+2[4]/敏捷15[2]/筋力24+2[4]/生命22[3]/知力23[3]/精神12[2]
HP:66/66 MP:29/29 防護:15
- エスメラルダ
- エスメラルダ
種族:ナイトメア(人間) 性別:男 年齢:22
ランク:長剣 信仰:なし 穢れ:1
技能:フェンサー9/スカウト7/エンハンサー5/アルケミスト2
能力値:器用28+2[5]/敏捷29+1[5]/筋力27+2[4]/生命16+3[3]/知力15[2]/精神18[3]
HP:63/63 MP:18/18 防護:1
- !SYSTEM
- ウィスタリアが入室しました
- ウィスタリア
- ウィスタリア
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:10代半ば
ランク:長剣 信仰:なし 穢れ:1
技能:フェンサー9/フェアリーテイマー5/セージ5/エンハンサー3/アルケミスト1
能力値:器用27+1[4]/敏捷26+1[4]/筋力22[3]/生命21[3]/知力19+1[3]/精神15[2]
HP:50/50 MP:32/32 防護:0
- エスメラルダ
- カードの補充だけしておく。
- !SYSTEM
- ヘーレムが入室しました
- ヘーレム
- ヘーレム
種族:人間 性別:女性 年齢:自称15
ランク:短剣 信仰:“導きの星神”ハルーラ 穢れ:0
技能:プリースト9/セージ7/コンジャラー3
能力値:器用10[1]/敏捷22[3]/筋力13[2]/生命16[2]/知力27+1[4]/精神27[4]
HP:43/43 MP:65/65 防護:4
- GM
- みんなもしかして
- ヴィクトール
- 石とカードと指輪だけ補充じゃ
- GM
- 揃っちゃいましたかァー
- シュナ
- 揃っちゃったかなぁ
- リコ
- 補充は済ませている
- !SYSTEM
- レディチェックを開始 by GM
- シュナ
- チェック:✔
- ヘーレム
- チェック:✔
- ヴィクトール
- チェック:✔
- エスメラルダ
- チェック:✔
- ヘーレム
- 補充OK!
- リコ
- チェック:✔
- ウィスタリア
- チェック:✔
- GM
- よし
- じゃあ
- 前回から本編だった気もしますが
- 今日から本編です。
- よろしくお願いします。
- エスメラルダ
- よろしくお願いします。
- !SYSTEM
- ラウンドをリセット by GM
- ラウンド: 0
- ウィスタリア
- よろしくお願いします
- ヘーレム
- 宜しくお願いします!
- リコ
- よろしくお願いします
- シュナ
- よろしくお願いします
Sword World 2.5
the Serial Story of Illus-far : the Saga of "Hemi-Ignis"
亡国のアナスタシス
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ Retaliation for Oblivion  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前編 甦る鋼の騎士- 奈落の底より蘇る亡国は、
索漠の大地に咲き誇る。
其は憎悪の炎を携えて、地上の全てを灼き尽くす。
其は人々を戦へ駆り立てて、心を黒く塗り潰す。
たとえ望まぬ戦でも、それが交わらざる道であるならば。
たとえ望まれぬ在り方でも、それが守るためであるならば。
無貌の荒野に、鬼の醜草追憶し、
鋼鉄の騎士、大地に降り立つ。
機神の巫女を神座より、再びこの手で救い出すため――
- GM
- ――アナスタシスの兵たちと戦った遺跡を後にして、しばらく。
- 君たちはまだ少し重い身体を引き摺りながら、一度ラグノ砦へと帰還することにした。
- ヴィクトール
- よろしくです
- GM
- 幸い、道中ではアナスタシス兵や蛮族と遭遇するようなこともなく、君たちは無事にラグノ砦まで戻ってくることが出来た。
- まだ遺跡で何が起こったかなどということは伝わっていないし、これといって何かが起きたわけでもないようで、砦は落ち着いた状態だった。
- 君たちが砦へと戻ってくると、その様子を見て詰めていた兵士が駆け寄ってくる。
- 兵士
- 「あなた方は……〈星の標〉の? どうされたのですか」
- 癒やしたとはいえ、君たちの負った傷は決して浅いものではない。衣服などの汚れも相俟って、兵士は心配した様子だ。
- GM
- というところから適当にどうぞ。
- シュナ
- 「すみません。ちょっと厄介事に」 みんな服とかぼろぼろな気がする
- リコ
- 「………」正直に言っても混乱どころか正気を疑われるだけだ。仲間を見やる。
- エスメラルダ
- 「周辺で交戦し、撤退してきたばかりだ。追われている様子はないが、この状態でな」
- ウィスタリア
- 「………、」 説明が難しい言語化しようとして、じ、と兵士を見つめて
- ヴィクトール
- 自身も疲弊しながらも、憔悴している仲間に手を貸しながらここまで歩いてきた。兵士に問われ、一瞬、どう答えようか迷いつつも、
- ヘーレム
- 「あ、の……大きな魔動機とかは見ませんでしたか?」
- 兵士
- 「交戦、ですか」 〈星の標〉の冒険者たちが、森の方面の遺跡に向かったことは聞いていたが……。 「満足に休息も取られていないご様子……。よろしければ、宿舎で休まれてはいかがですか」
- エスメラルダ
- 「ああ、借りられるだろうか」 坐り、濁った瞳で淡々と言って、駆けてきた兵士に温度のない言葉を投げ掛ける。
- 兵士
- 「魔動機ですか? 特に見ていませんが……」
- リコ
- 「……ヘーレム」余計なことは言うな。
- シオン
- 「休息の前に、イルスファール軍に報告を行いたいのだけど」
- ヘーレム
- 「そう、ですか……」 いきなり襲い掛かってくる、なんてことはないのか。よかったと安堵のため息をつきつつも、リコの一言に身長に頷いた。
- ヴィクトール
- 「……大きな戦に発展する可能性がある。誰か、上に話を通せる者に取り次いでもらえないか」
- シュナ
- 「──助かります、が、報告すべきことがあります砦の指揮官にお目通り願えますか」
- 「────」 直立して、真っ直ぐ目を向ける
- ウィスタリア
- 「……、」 目を伏せて 仲間に任せるようにする そうしたいという気持ちはあったけれど、強い疲労が、少女を蝕んでいた
- 兵士
- 「承知致しました。現在、大隊長は不在にしておりますので、中隊長へとお取り次ぎ致します」
- ヴィクトール
- 「感謝する」
- シュナ
- 「願います」 頭を下げる
- リコ
- 「……流石に、疲れがヤベえな……」今すぐにでも座り込みたいぜ。
- 兵士
- 君たちの様子から、尋常ならざる様子を感じ取ったのだろう。兵士は敬礼して答えると、すぐに砦の中へと駆けていく。
- ヴィクトール
- 「先に、休んでいていいぞ。無理はするな」
- エスメラルダ
- 兵士に頷きを返して、砦に近付いたとしても遺跡の中と同様の警戒を続ける。
- リコ
- 「そうさせてもらう。ヘーレム、お前もこっちだ」
- シオン
- 「……報告を後回しにすることは出来ないわ。限界なら、先に休ませてもらっていてもいいとは思うけど……」
- シュナ
- 「はい。報告は私達が行います。ウィスタリアとへーレムも休んでいて下さい」
- ウィスタリア
- 「……、」 目を開けて 「……、いえ、」
- 「……見届けます」
- ヴィクトール
- 兵士が駆けていくのを見送りながら、「全てを話す訳にはいかないな……」
- ウィスタリアの拘束論が持ち上がりかねない。
- シュナ
- 「話せるところまででいいでしょう。嘘はつかず」
- シオン
- 「……そうね。必要な事、この国に降りかかろうとしている脅威についてだけ報告しましょう」
- ヘーレム
- ウィスタリアに手を貸そうとしたところで、彼女からの返答に数秒考えて 「……」
- ヴィクトール
- 「ああ。事はもう、おれたちの手だけではどうにもならん所まで来てしまった。今後は、より大きな武力の協力がいる」
- エスメラルダ
- 「……」 沈黙したまま、兵士が戻って来るのを待つ。遺跡を出て――遺跡で起き上がってからは、口数は減ったままだ。
- ヘーレム
- 「分かったわ。行こう、ウィスタリア」
- 「リコ、いい?」
- リコ
- 「……ったく、こういう所は頑固だな」
- ウィスタリア
- 「……、ありがとうございます、へーレムさん」
- ヴィクトール
- 「……気丈だな。お前がそう言うなら、これ以上何も言わんよ」
- GM
- しばらく話していると、先程の兵士が足早に戻ってくる。
- シュナ
- 「強力な魔動機と交戦。此方は撤退。魔域絡みで、その魔動機を含め勢力と言える程の集団が攻めてくる可能性がある。そんなところでどうでしょう」
- 兵士
- 「お待たせ致しました」
- ヘーレム
- 礼には笑顔で答えて、手を差し出す。
- ウィスタリア
- エスメラルダの様子を伺うようにしながらも、少女に頷いて
- シュナ
- 「いえ、取次ありがとうございます」
- エスメラルダ
- 足音に視線を向けて、声をかけられれば向き直る。
- 兵士
- 「中隊長が、皆様を宿舎の一室にお通しせよとのことです」
- ヴィクトール
- 「大筋は、それでいいだろう」
- 兵士
- 「すぐにそちらに中隊長が参るとのことですので、どうぞこちらへ」
- ウィスタリア
- 「……、」 ウィスタリアの手袋がはまった手は、考えてみれば当たり前なのだが、体温を感じさせにくい。だが、今は何故かより冷たく感じさせられた
- シュナ
- 「了解しました。出頭します」
- ヴィクトール
- 「助かる。――行くぞ、皆」
- エスメラルダ
- 「ああ。頼む」 ウィスタリアの視線は気付いていながら一度流し 兵士に応えると、彼に続いて歩き始める。
- ウィスタリア
- 小さく、まだ震えている
- リコ
- 「──、」へーレムとウィスの肩に手をやる。
- シオン
- 「……ええ、いきましょう」
- ヘーレム
- 「……?」 疲れてるのかな、と思い、こちらの体温を分けてあげられるようにぎゅっと強く握る。
- ウィスタリア
- 「…‥了解です」
- シュナ
- 「────」 エスメラルダには苦々しい表情を向ける
- シオン
- 仲間たちの様子を気遣うように見ながらも、兵士に礼を述べて彼に続く。
- ウィスタリア
- リコに背中を押されながら へーレムの手を握って移動する
- GM
- そうして、君たちは兵士に連れられて宿舎の一室へと案内される。
- ヴィクトール
- 兵に礼をいって、部屋へ。
- GM
- 用意されたベッドにすぐにでも飛び込みたい気持ちを抑えて、中隊長が来るのを待ち――
- 少しして、部屋の扉がノックされた。
- シュナ
- 「───はい」 立ち上がる
- GM
- 「イルスファール、ラグノ方面軍所属レベッカ・アストリーです。入室してもよろしいでしょうか」
- 扉の向こうからは、凛とした印象の女性の声が返ってくる。
- ヴィクトール
- 「待っていた。入ってくれ」
- シュナ
- 「はい。どうぞ」
- エスメラルダ
- シュナやヴィクトールが応対したのを聞き、此方は口を閉ざしたまま扉に視線を向ける。
- GM
- 「失礼します」 頷く声に続き、扉が開かれ、
- 扉の向こうから、その声の印象に似つかわしい若い緑髪の女性士官と、彼女とは対照的にやや軽薄そうな雰囲気の赤髪の男性が入ってきた。
- 赤髪の男
- 「なーるほど。さすが〈星の標〉だ。レベルが高いねぇ」
- ヴィクトール
- 「急な訪問を謝罪する。〈星の標〉の冒険者、ヴィクトールだ」
- GM
- 男の方は入ってくるなり、君たち(主に女性陣)を見回して口笛を吹いた。
- リコ
- 「───」目を瞑り、黙り込む。疲れている上、わざわざ口を挟む必要もない。
- シュナ
- 「────」 敬礼、しかけて通常の礼を取る 「星の標所属の冒険者、シュナです。此方はエスメラルダ、ウィスタリア、リコ、ヘーレム、そしてシオン」 軍人への堂々と応対は、同じく軍人である雰囲気であった。ヴィクトールは自分で名乗ったので省く
- レベッカ
- 「……」 ぎろ、と背後の男を睨むようにして。
- ヘーレム
- ぽっ///
- シオン
- 「……シオンと申します。お時間を割いていただき、感謝致します」
- ウィスタリア
- 「………、」 意識が落ちかけていた所に 声を聞き取って 少女は機械的に立ち上がって会釈をする
- レベッカ
- 咳払いをひとつ挟んでから、君たちを向き直って
- ヴィクトール
- 赤髪の男の反応は流す。小さい事に関わっている気はない。
- ヘーレム
- ぺこり、とお行儀の良いお辞儀をして見せた
- エスメラルダ
- シュナの説明に合わせて礼をして、男の視線には反応を返さない。
- レベッカ
- 「改めて。レベッカ・アストリーです。不肖の身ながら、中隊長の位に就いています」
- ウィスタリア
- 「ウィスタリア、と申します」
- オスカー
- 「俺はそのこわーい中隊長殿の部下のオスカー・クレイグだ。ま、ひとつよろしく頼むぜ」
- レベッカ
- 「疲労もまだ残っているでしょう。どうぞ楽になさってください」
- シュナ
- 「───」 中隊長。自分のいた軍では主に大尉が務めていた。いずれにせよ幹部だな
- GM
- 君たちにそう促すと、レベッカとオスカーも扉を閉めて、手頃な椅子に座る。
- リコ
- 「……お気遣いどうも」
- シュナ
- 「お時間を頂きありがとうございます」
- ウィスタリア
- 「……、」 着席して レベッカとオスカーの方を見つめる
- シオン
- 「……」 男の方はともかく、話の通じそうな相手で助かったと内心で呟き、こちらも椅子を引いて座る。
- レベッカ
- 「――では、早速ですが」
- ヴィクトール
- 「ああ」
- レベッカ
- 「何があったのかを簡潔に説明していただけますか」
- ヴィクトール
- どかり、と腰を落ち着け
- オスカー
- 「大きな戦に発展する可能性がある、って報告は受けたが、蛮族絡みってわけじゃあないんだろ?」
- シュナ
- 「はい
- 」
- エスメラルダ
- 椅子に浅く腰掛けながら、先程会話をしていた様に話すのだろう、とシュナとヴィクトールの言葉を待つ。
- ウィスタリア
- 「……、」 ぴく、と手袋を嵌めた手が震えて 目線を下げた
- シオン
- 「……ええ。戦となる場合、相手は蛮族ではなく、とある人族の国家です」
- シュナ
- 「───」 ウィスタリアの様子には気付いているが、少し苦い顔をして視線はオスカー達の方へ
- レベッカ
- 「人族の国家? 一体どこの……」 シオンの言葉に、流石に戸惑った表情を浮かべる。
- リコ
- 「───」このまま寝ちまいそうだ。意識は保っとかないとな。
- ヴィクトール
- 「その国の名は、アナスタシス。とある魔域の中に存在する国家だ。強力な魔動機を駆り、訓練された多数の兵を擁する」
- GM
- 伝えることを決めたら、これこれこのあたりを伝えました、って地の文で言ってくれれば大丈夫です。
- シュナ
- 「───とりあえず、簡潔に説明します」 ヴィクトールの言葉を引き継いで
- レベッカ
- 「“奈落の魔域”の中の国が、イルスファールに戦争を仕掛けて来る、と……?」
- ヴィクトール
- 伏せるべきは、ウィスタリアが敵に操られたこと。そして、その強力な魔動機を駆って自分たちを殺害したこと。
- ヴィクトール
- 逆に言うと後は説明しても良い気がする
- シオン
- 「俄には信じ難い話かも知れませんが、彼らの言うことは真実です。私はそのアナスタシスの出身で……彼らの凶行を止めることが出来ませんでした」
- シュナ
- その他は大まかに、大体話した、でいいかな。神とかはまあ、言わなくていいだろう
- エスメラルダ
- そうだね。他は協力を仰ぎたい所だし
- ヘーレム
- そうですね、隠す事でもなさそう
- シュナ
- いやそこもいったほうがいいか
- レベッカ
- 「……詳しくお聞かせください」 レベッカは君たちから一通りの情報を聞き出す。
- エスメラルダ
- 機神周りは説明しちゃってもいいんじゃないだろか
- ヴィクトール
- 機神の存在に関しては話が複雑になるが、彼ら独特の信仰は述べておいたほうがいいだろう。地上の人々、国に強い復讐心を持ち、侵略の意図をもつことも。
- GM
- まあ君たちにデメリットはそんなにないかもしれない
- <機神周り
- ヘーレム
- ヴィクトールが挙げた二点以外はいっちゃえいっちゃえ!
- シュナ
- はい。ではその辺りは話しましょう
- レベッカ
- 君たちが話している間彼女は終始難しい表情をしていたが、君たちの話を疑っている様子などはないようだ。
- ヴィクトール
- 加えて、アナスタシスといっても一枚岩でなく、シオンのようにその企みを防ぎたい者も存在することは、強く付け加えておく。
- リコ
- 「………」思ったより話が進むな。そう思いつつも疲れを取る事に集中する。
- オスカー
- 「いやこりゃ寝耳に水ってやつだな。侵略ったって、魔域の中の連中がどこからどうやって湧いて来るんだ」
- シオン
- 「……申し訳ありません。それについては、まだ私たちも把握していなくて」
- レベッカ
- 「何にしても、すぐに他の砦にユディス、王都にも報告しなければならないわね」
- ヴィクトール
- 「お前たちがアナスタシスから地上へ来るとき、決まった道筋のようなものはないのか?」>シオン
- ウィスタリア
- 「……、」 ぐ、と右手で左手の手首を掴むようにしつつ 話の推移を見守って
- シオン
- 「……ええと、砦の南の方に広がる荒野――無足の荒野だったかしら」
- ヴィクトール
- そうだな。エニア丘陵近くの村――あの少年たちの村が、魔動機に襲われた前例を出して、
- シオン
- 「いつもは、あの辺りに出て来るわ。毎回同じ場所というわけではないけど」
- リコ
- 「………、」無足の荒野、か。碌でもない場所から来てたんだな。
- ヘーレム
- 「あ、あんなところから…」 意外と危ないとこにPOPしてた
- シュナ
- 「厄介な場所ですが……砦がある分にはましですね。敵としてくるなら、ですが」
- ヴィクトール
- 「彼らの目的を考えれば、ある程度の人口がある集落や街を標的にする可能性が高い。蛮族絡みで人手も足りんことと思うが、どうか、警戒を強めるよう、各所に伝えてほしい」
- エスメラルダ
- 「大まかな位置としては、という事だな」
- レベッカ
- 「……分かりました。すぐに全軍に知らせましょう」
- シュナ
- 「相当に強力な魔動機を有しています。可能であれば、マギテック協会にも」
- オスカー
- 「国や軍への報告は、こっちからやっとく。お前さんたちは、とりあえず休むといいぜ」
- シュナ
- 「──見ず知らずの私達の話を聞いて下さって、ありがとうございます」 ぺこり
- オスカー
- 「男連中の部屋は別に用意してあるから、後で案内させる」
- レベッカ
- 「いえ、〈星の標〉の方々には私たちも何度もお世話になっています」
- ヴィクトール
- 「かなりの戦力を伴って、一度地上に出たからな。再び、アナスタシスに戻ることがあるかどうかは五分五分といった所だろうが、無足の荒野は、警戒を強めておいた方がいいな」
- レベッカ
- 「共に国民を助く立場にある以上、当然のことです」
- 「であれば、哨戒に出ている兵たちは一度退かせた方が――」
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- シュナ
- 「それでも、ありがとうございます」
- GM
- レベッカが考え込んだタイミングで、カタ……と部屋の丁度が微かに揺れた。
- ヴィクトール
- 「それと―― 軍では、〈奈落の剣〉という存在を把握しているか?」
- GM
- 調度。
- リコ
- 「───?」
- ウィスタリア
- 「……、」 天井を見上げる
- シオン
- 「……何?」
- エスメラルダ
- 「ああ、戦力としては――……」 レベッカに応えようとした所で、眉を顰める。
- ヘーレム
- 「……?」 なんだろう、と揺れた調度品を見やる
- ヴィクトール
- 「――……」
- GM
- ヴィクトールの言葉への返答の前に、その音はゆっくりと大きくなっていき、やがて君たちの足元……いや、建物全体が小刻みに揺れ始めた。
- オスカー
- 「こいつは――」
- シュナ
- 「───地震!」
- リコ
- 「気のせい──じゃねぇな」
- ヴィクトール
- 「………」 すぐに立ち上がり、部屋を大股に横切って、窓をばんと開ける。
- GM
- 小さく、素早い揺れがしばらく続いたかと思えば――ドンッ!と地面が一度深く沈み、浮き上がるような衝撃が走る。
- ヘーレム
- 「…ひゃっ」 思わず立ち上がったが、余りの揺れに地面に座り込み
- リコ
- 「ッ──、クソデケェぞ」
- エスメラルダ
- 「――出るぞ」 立ち上がり、それぞれを見回し。
- ヴィクトール
- よもや、魔動機の襲撃かと考えたのだ――が、
- シュナ
- 「ヘーレム、こっちに!」 たっと駆け寄ってひっつかんでテーブルの下に押し込める
- レベッカ
- 「……皆さん、避難の準備を!」
- ヴィクトール
- 「―――!」 すぐに、そんなものではないと気づく。
- ヘーレム
- 「は、はい…! ウィ、ウィスタリア!」 ウィスタリアの手を引いて、シュナの示した方へ駆けだし
- GM
- 地震は留まる所を知らず、がたがたと建物だけではなく周囲一帯を揺らしていき……
- ウィスタリア
- 「……、」 手を引かれて 共にテーブルの下に収まる
- シュナ
- 「こっちに──ダメそうなら逃げます」 二人を抱えるようにして押し込め
- GM
- 遠方から、大きな地響きが断続的に聞こえて来る。
- エスメラルダ
- 「……どうした、ヴィクトール」 窓の外を睨む彼を見て。
- シオン
- 「……ヴィクトール」 彼の横に立ち、外を見やる。
- リコ
- 「───」ヴィクトールの様子が変だ。外で何かあるな。
- GM
- 倒れないようにどこかを掴みながら、窓の外へと目を向ければ、
- 窓の開かれた南方――蛮族領域の方角から、大きな土煙が上がる。
- ヘーレム
- 「ううぅ……!」 体を丸めて、机の下から窓の外を見つめる仲間へ視線を向ける
- GM
- 土煙といっても、生半可なものではない。
- リコ
- 「──何が起きてる」
- エスメラルダ
- 「南、無足の――」
- シュナ
- 「大丈夫、大丈夫」 宥める様に声をかけ
- GM
- この砦――いや、ユディスのような街ひとつは優に呑み込んでしまいそうな程の巨大なものだ。
- ヴィクトール
- 「――あれは……」 山が火を吹いたかと見まごう程の規模だ。
- GM
- それが轟々と噴き続けている間、強い地震は君たちの足元を揺らし続け、
- ウィスタリア
- 「……、ごめんなさい」 身体を丸めながら小さく呟いて
- ヴィクトール
- 「……いや、あんな場所に、火を吐く山などない」
- GM
- 砦の兵たちもざわつき、驚き戸惑った様子で外に出ている。
- シュナ
- 「何を謝ることがあるんですか」
- シオン
- 「まさか――」
- リコ
- 「………地上に登る際は無足の荒野に出る、だったな」
- エスメラルダ
- 「……アナスタシス、か」
- ヴィクトール
- 「まさか、浮上した―――のか?」
- リコ
- 「………」奴らの本気が伺える光景だ。
- GM
- 幸い、非常事態に慣れている砦の兵たち故、地震そのものはそこまでの大きな混乱には至らなかった。
- シュナ
- 「────収まりましたか。一体、何が?」
- ウィスタリア
- 「………、」 シュナの言葉に再び唇を結んで
- GM
- 長く続いた揺れが収まっていくと同時に、荒野にあがった煙がゆっくりと晴れていく。
- シュナ
- これリアン人だから大騒ぎするけど日本人からすると大したことないのかもしれない
- エスメラルダ
- 「南から何かが浮上……している。……規模は、」
- GM
- 日本人なら何だ震度5か
- ヴィクトール
- じしんはまあ…
- GM
- で済ませそう
- リコ
- 「見た方が早いぜ」窓を指し。
- シュナ
- 震度5は
- ヘーレム
- 「…お、収まった……?」 恐る恐るテーブルの下から上半身を出して
- ウィスタリア
- 地震への耐性はまあ…
- エスメラルダ
- 「ああ。少なくとも、この砦では比較にならないな」
- シュナ
- 他の耐震構造ないところからするとやばそう
- GM
- そこから現れたのは――遠く距離を置いたここからでもはっきりと見える、巨大な要塞を戴いた都市。
- ヴィクトール
- 「――…………」 視界が晴れつつある。にらみつけるように、煙の中に見える物を凝視した
- エスメラルダ
- じゃあ震度7はアナスタシスがやってきてた……ってコト?
- GM
- リアン地方は地震対策ばっちりだから
- よゆうだよ
- シュナ
- そっかー
- シオン
- 「……アナスタシス……」
- ヘーレム
- 鉄骨コンクリートで出来た建造物
- シュナ
- リチャード「ひらいめいた。建築基準法を整備する」
- シオン
- 「でも、あの姿は……?」
- ヴィクトール
- 「――あれが、アナスタシス……。地の中に封じられていた国か」
- ウィスタリア
- 陛下!?
- リコ
- 「どこか違うのか?」
- エスメラルダ
- 都市を睨みつつ、シオンに視線を向ける。
「違和感でも?」
- ウィスタリア
- フットワークが超軽そうなんです
- シオン
- 「ええ……でも、あんな巨大な建物なんてなかったわ」
- ウィスタリア
- 「……、」 へーレムに続いて テーブルの外に出る
- シュナ
- 「───どういうことでしょう」 テーブルから這い出てきた
- オスカー
- 「……おーおー、随分派手に登場するじゃねえの」
- リコ
- 「ハッ──じゃあ、創り出したってか」
- エスメラルダ
- 「ロキ達が秘密裏に用意していたもの、と考える方が良いか」
- シオン
- 「……用意していたものというか、したもの、でしょうね」
- ヴィクトール
- 「姿を隠す気はさらさらないという訳だ。……地上の民よ、我らを見よ――とでも、言いたいのだろうな」
- シオン
- 「“魔装機神”の力で、浮上に際してあんなものを造り出したんだわ……」
- ヴィクトール
- リチャードは思いついた設定をつけくわえたりするよ
- リコ
- 「そりゃそうだろうな。あんだけ憎んでりゃ自己主張もするだろ」
- ヘーレム
- 「………カグラさん…」
- レベッカ
- 「オスカー、すぐに各方面へ連絡を」
- リコ
- 「奴らは間違いなく本気、って事だ」
- オスカー
- 「おうよ」
- エスメラルダ
- 「都市というよりも、あれでは要塞だな」
- シュナ
- 「───図らずとも……信じてもらう材料が出てきてしまいましたね」
- GM
- 応えると、オスカーは君たちへの挨拶も程々に部屋を出ていった。
- リコ
- 「──、おちおち休んでもいられねぇか」溜息を一つ。
- ウィスタリア
- 「……、」 窓の外、出現した都市に、記憶を探る
- レベッカ
- 「……ええ、あんなものを見ては信じないわけにはいきません」 元々、疑ってはいなかったけど。
- ヴィクトール
- 「……まったく、その通りだな」
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- シュナ
- リチャードは割と理想的な王として作っております。
- ウィスタリア
- 死なずに好戦的じゃないラインハルト
- シュナ
- どっちかというとハクオロとかに寄ってるかm
- シオン
- 「ロキ、レオン…………」
- ウィスタリア
- ああ、ハクオロ
- なるほど
- 確かに理想的
- だから歓楽街が…
- レベッカ
- 「……事態は、とても我々だけで収められるようなことではありません」
- ヘーレム
- 新作の主人公の声がまだ藤原さんで感動した
- シュナ
- まあ>規制すると好き勝手やられるから整備しちまえ
- レベッカ
- 「皆さん、申し訳ありませんが」
- 「馬車でお送り致しますので、すぐにユディスへ向かい、王都へと事態を報告していただけないでしょうか」
- シュナ
- 規制というか放置
- ウィスタリア
- 星屑とかの設定周りが急速に腑に落ちた
- <ハクオロイメージ
- ヴィクトール
- 「人族側も、蛮族側も無視できん。ロキは、どちらとも戦うつもりなのか……」
- ウィスタリア
- 「……どちらともと、戦えるのだと思います」
- ヘーレム
- はい、とレベッカに頷いて 「ウィスタリア、リコ、大丈夫?」
- ウィスタリア
- ヴィクトールの言葉に応えるように口を挟んで
- レベッカ
- 「人族も、蛮族も襲う魔動機……」
- リコ
- 「むしろ有り難えよ。もう歩くのは勘弁だ」>ヘーレム
- シュナ
- 「了解しました───彼らが保有する大型魔動機は圧倒的です。接敵することがあっても、戦力が整うまで遅滞戦闘を心がけた方が良いかと」
- ヴィクトール
- 「アレがあるなら、その自信もうなずける」
- ウィスタリア
- 「……」 頷きを返して
- 「移動は問題ありません」
- GM
- 目がいたい
- ヴィクトール
- 「了解した、レベッカ。短い時間だったが、貴殿らの心遣いに感謝する」
- ウィスタリア
- 大丈夫?
- GM
- 手頃な目薬がないから
- しばらくたえればなんとかなる
- エスメラルダ
- 「……」 窓の外を変わらずに睨んでいたが、レベッカに視線を向けて頷いた。
- ヘーレム
- あいぼん…
- ヴィクトール
- 最後に一度だけ要塞を見据えると、すぐに視線を切って歩き出した。
- シオン
- 「……そうね。《魔動騎士》の戦力は文字通り一騎当千」
- ヴィクトール
- 「あれに対抗する術はないのか、シオン」
- レベッカ
- 「《魔動騎士》……アナスタシスにも、それが在るのですね」
- ウィスタリア
- 「……推測ですが、此方側への接敵はすぐには成されないと思います」
- エスメラルダ
- 「――、にも?」
- シュナ
- 「──中隊長殿はご存知なのですか?」
- リコ
- 「──知ってるのか?」
- シオン
- 「少なくとも、生身じゃ無理よ。こちらにも、同じものがあればいいのだけど――」
- ウィスタリア
- 「………、」
- ヴィクトール
- 「――……」 足を止める
- レベッカ
- 「私もそう思います」 ウィスタリアには頷いて
- ヘーレム
- 「同じものって……」
- レベッカ
- 「あの都市が出現した領域は、ほぼ蛮族の領域。まずはあちらをどうにかしなければ、こちらへ攻め込むことは難しいでしょう」
- リコ
- 「《魔動騎士》には《魔動騎士》、確かに理想だが──」
- ウィスタリア
- 「無足の荒野の南側。まずは此方を攻める前に、蛮族戦線の後退を狙うと思います」
- レベッカ
- 「――イルスファールでも、《魔動騎士》と呼ばれる機体が開発されているのです」
- リコ
- 「………、は?」
- ヴィクトール
- 「……なに?」
- シオン
- 「イルスファールに?」
- ウィスタリア
- 「……機密では、ないのですか?」
- エスメラルダ
- 「――詳しく聞きたい。話せる限り、話してくれ」
- ヴィクトール
- 流石に驚きを隠せない。
- エスメラルダ
- 淡々と、けれど声色はそれまでよりも張り詰められている。
- ヘーレム
- すっかり危険なものだという認識になっていた為、少し不安そうにレベッカを見上げる
- レベッカ
- 「……ええ。ですがこの事態です。事情を知る貴方たちには、話しても……いえ、話しておくべきだと思いますので」
- リコ
- 「………」あのマッドボックス、なんて物に手を出してやがんだ。流石に頭を押さえた。
- レベッカ
- 「ただ、イルスファールの《魔動騎士》はまだ実用化に至ってはいません」
- シュナ
- 「────支部長」 なにやってるんだ。でかした
- エスメラルダ
- 「その目途もない、という事だろうか」
- シオン
- 「そう……」 イルスファールのマギテック協会の技術力は見たことはあるが、確かにまだ自在に魔動騎士を操ることは出来ないものだ。
- ウィスタリア
- 「………、お手伝いできることが、あると思います」
- ヴィクトール
- 「―――イルスファールが、そこまでの強力な戦力を整えていたとは……」 別の面で危うさを感じるが、 「――いや、今はいい」
- ウィスタリア
- 「お目通り、頂けますか」
- レベッカ
- 「私はアル・メナスの技術にそこまで精通しているわけではありません」
- 「……お話は、王都で聞いていただくのがよろしいでしょう」
- ヴィクトール
- へたすると軍拡戦争になりそう
- ウィスタリア
- 「了解しました」
- GM
- こわいね
- シュナ
- 「了解。ユディスで事情を説明し、次いで王都まで」
- エスメラルダ
- 「了解した。戻り次第行動する」
- リコ
- 「んじゃ、急ぐとすっか。お前ら、帰り道でしっかり休んどけよ?」
- ヘーレム
- あとでGMに一枚噛ませてって打診しておこ
- シオン
- 「分かりました。《魔動騎士》のことなら、私の知識も少しはお役に立てられると多みます」
- シュナ
- 「リコさんこそ。だいぶ眠そうですよ」
- シオン
- 思います
- リコ
- 「───、言うな」目をぱちぱちさせた。
- エスメラルダ
- 「先ずは自分が休息を取ってからにしろ」 >リコ
- レベッカ
- 「馬車を手配します。みなさんは少しでもお休みになっていてください」
- GM
- ということでおけまる水産になったら移動します。
- ヘーレム
- 「少しだけでも眠ってね」 リコに苦笑して
- ヴィクトール
- 「――分かった。色々と感謝する。武運を、レベッカ」
- ヴィクトール
- おけまるです
- ヘーレム
- おけまる水産です
- シュナ
- おけまる水産(ブラック)です
- エスメラルダ
- あざまる水産です
- ウィスタリア
- 「……失礼します」
- リコ
- おけまる
- ウィスタリア
- OKです
- シュナ
- 「武運を」 けいれい
- GM
- じゃあ参ります水産
- GM
- ユディスを経由し、君たちは列車でその日の夜にイルスファール王都へと帰還する。
- レベッカたちにしたのと同様の報告は、軍の方からその日のうちに政府へと伝えられ、
- ひとまず君たちは限界だった身体を休めるために、泥のような眠りについた。
- シュナ
- 私はウィスタリア、ヘーレムについていましょう
- GM
- ――翌日、〈星の標〉へとやってきた政府高官、軍の幹部にラグノで行った報告と同じことを伝えて、
- エスメラルダ
- こういう伝令もドルイドがいるとすぐ終わるって考えると
- 死ぬほど便利だなあ……
- GM
- 彼らから、《魔動騎士》の存在についても聞かされることになる。
- ヘーレム
- めちゃくちゃ爆睡しました
- シュナ
- まあドルイドが街に出てくることは少ないんだろうけどねぇ
- ヴィクトール
- まあ本来は魔動機術のほうが便利なはずなんだがな
- GM
- より詳しい話は後日ということになり、しばらくの間、君たちは心の休まらない日々を過ごすことになる。
- ウィスタリア
- アル・メナスネットワークが生きていれば
- エスメラルダ
- アルメナスだったらもっとびっくりどっきりメカが溢れてたのかな
- ヴィクトール
- いんたーねっつみたいなものがあったので…
- ウィスタリア
- ドルイドの出番なんてなかったのです
- ヴィクトール
- ツイッターもあったよ
- ヘーレム
- ま??
- エスメラルダ
- ひまわりネットワークもありそう
- GM
- てれる
- シュナ
- fc2ブログ
- エスメラルダ
- NINJATool
- やめやめ!!
- ヴィクトール
- だから大破局の時は、各地の襲撃により、惨劇がニュース配信されて、それも徐々に途切れてって
- GM
- そして、数日が過ぎる頃には――アナスタシスがイルスファールへの領土へと侵攻を開始したという情報が、君たちの耳にも入ってくる。
- ヘーレム
- アルメナス時代の黒歴史とかまだ残ってたりする?
- シュナ
- ザーレィドルンとかいう魔動機wwww ってスレが人気あったよ
- ヴィクトール
- それこそ世界の終わりって感じだったんだろなと思う
- ウィスタリア
- 公式設定によれば
- リコ
- ジオシティーズ
- ウィスタリア
- アースシェイカーという気象兵器を利用した
- ヴィクトール
- 軸軸たる思いで日々を過ごす
- ウィスタリア
- ラクシア全土への大規模な地震が発生
- ヘーレム
- 安部ちゃんの陰謀じゃん
- ウィスタリア
- それでアル・メナスネットワークがオフラインになって
- GM
- 数で優るイルスファール軍は、四大砦の方面軍がそれぞれ連携し、戦いを優位に運んでいたが、それもつかの間のこと。
- ウィスタリア
- 地下から蛮族達が来襲
- エスメラルダ
- 手に出来る情報を知れば知るだけ、その表情は陰り 仲間内での会話も最小限に狭めていく。
- ヴィクトール
- 衛星は無かったとみえる
- ウィスタリア
- ネットワークがオフラインになって
- シュナ
- じじばばエルフのトラウマになってそう>地震
- リコ
- 配達の仕事も出来ないので、時間を持て余しつつ戦いの準備をしておく。
- GM
- アナスタシス軍は、一兵卒に至るまで“魔装機神”の力によって強化されており、また彼らの操る魔動機兵たちもその恩寵を受けているという。
- ウィスタリア
- 魔動兵器が軒並み使用不可になり
- GM
- 少しずつ、少しずつ、戦線は後退しつつあった。
- ウィスタリア
- 蛮王という首魁を複数得た蛮族軍による侵攻に耐えられず各個撃破
- 滅亡寸前まで行ったところで
- GM
- そして、アナスタシスの浮上から2週間程経過したある日――
- ウィスタリア
- 各地で蛮王が討たれるという偶発事態が起き
- かろうじて人族は絶滅を免れたことになっています
- ガルバ
- 「――お前たち、ちょっといいか」
- シュナ
- なるほど
- でもけんつぐはちょっと
- 読めない
- シュナ
- 「はい」
- ヴィクトール
- 2週間か。なかなか待つにはつらい時間だな
- エスメラルダ
- 「……何だろうか」
- GM
- シオンもその間、南方戦線に参加しに行きたい気持ちを抑えて王都で過ごしています。
- リコ
- 「───、」声掛けに歩を進める。
- シュナ
- 此処最近はウィスタリアを抱き枕にしていました。たまにヘーレムと遭遇した時はヘーレムも抱き枕にしていよう
- ガルバ
- 「今までも散発的に冒険者の協力が要請されていたが、正式に冒険者戦力の投入が決定された」
- ウィスタリア
- 「………、」 こくり、こくりと船を漕いでいて
- ヘーレム
- 依頼を持ってきてくれるガルバのいつもの言葉、けれど声色はずっと張り詰めている雰囲気を感じ取る 「はい」 こちらも表情を引き締めて
- シュナ
- ウィスタリアのせいじゃないというのを全身で伝えていくスタイル
- ヘーレム
- だきまくらになりました
- シオン
- 「……そう」
- ウィスタリア
- 今までの彼女の様子からは考えられないほどに憔悴した日々が続いていて 「……、」 ゆっくりと瞼を開け、顔を上げる
- たぶんそんなに眠れていません
- ヴィクトール
- 「――……」 逸る気持ちを、身体を痛めつけることで反らしていた。ちょうど、裏手から店へ戻ってきたヴィクトールは、汗を拭いて 「どうした、ガルバ」
- ガルバ
- 「〈星の標〉の冒険者たちにも、じきに通達が来るだろう」
- シュナ
- だから抱きついてよしよししてるんです
- ウィスタリア
- されました
- エスメラルダ
- 「……戦列に加われ、という事か」
- シオン
- 「正式に、あなたたち冒険者が戦力として投入されることが決まったそうよ」
- ヴィクトール
- 身体から放つ熱気は、いつでも飛び出せるというほどの戦意を現しているようだ。
- リコ
- 「……これだけの事だ、宝剣や魔剣連中も出るだろうな」
- ガルバ
- 「前線に出ろってこと以外にも、冒険者だからこそ出来る依頼も舞い込んで来るだろうがな」
- シュナ
- 「ええ。望む所です」
- ヘーレム
- 心の中で、よし、と声を上げる。子供だからと置いて行かれるかと不安だったが、杞憂に終わった。
- ガルバ
- 「ただ、今話しかけたのはその話と少し趣が違ってな」
- 「まあ、当然無関係ってわけじゃあないんだが」
- リコ
- 「………あん?」
- シュナ
- 「───はい。話して下さい」
- シオン
- 「どういうこと?」
- ヴィクトール
- 「――おれたちに、何か関係があるのか?」
- ウィスタリア
- 「………、」 席を立ち、些かおぼつかない足取りでガルバの方へと向かう
- エスメラルダ
- 「……」 前線にウィスタリアを向かわせる事には、現状は賛成出来る訳もない。が、一先ずは口に出さず、ガルバの言葉を待つ。
- ヴィクトール
- 冒険者であれば、無関係ではいられないこの状況。だが、ガルバがこの面子を集めたことには、意味があるように思われた。
- ガルバ
- 「アナスタシス人の意見を聞きたい、っていうのが大きいそうだが。お前たちは今回の件に大きく関わっている」
- 「お前たちに話を聞いてもらいたいという人物が居てな」
- エスメラルダ
- 「ああ、そうだな」 彼女の事を一瞥しながら、視線はゆっくりとガルバに戻される。
- 「……それは?」
- シオン
- 「状況を打開するためなら、勿論応じるわ」
- シュナ
- 「分かりました。そういうことなら否やはありません」
- リコ
- 「その人物ってのはどいつだ?」
- ヘーレム
- 「……話を?」
- ガルバ
- 「“ビッグボックス”に向かってくれるか。彼らは、そこで待っているそうだ」
- ウィスタリア
- 「……了解、です」
- ガルバ
- 「《魔動騎士》の開発者たちだよ」
- ヴィクトール
- 「“ビッグボックス”……? そうか。《魔動騎士》絡みだな」
- シオン
- 「……どうやら、そうみたいね」
- エスメラルダ
- 「――、了解した。移動する」 開発者、と聞けば頷きを返して。
- リコ
- 「なるほどな」そういう事なら行くしかない。
- シュナ
- 「はい──支部長じゃないといいけど」
- ヴィクトール
- 「行こう、シオン。お前の知識は、彼らにとっても値千金なのだろう」
- エスメラルダ
- 「……急ぎなのだろう。行こう」 そのまま扉へ向かって、“ビックボックス”へ向かおう。
- ヴィクトール
- 「それに―― 俺たちも、より敵を知っておく必要がある」
- シオン
- 「ええ。私の知る限りの事を伝えるわ」
- リコ
- 「のんびりしている暇も無さそうだしな」椅子に掛けていた新たなパーカーを羽織り、「行くか」
- ヴィクトール
- 「ああ」 と、仲間たちと共に歩きだす
- ウィスタリア
- 「……、」 旅行かばんは持たず、冒険に出る服装のまま 片手で頭を押さえながら歩き出す
- シュナ
- 「はい。では行きましょう」
- ヴィクトール
- 「――しかし、エスメラルダは、相変わらずか」 2週間経っても、彼の様子に大きな変化があったようには見えない
- GM
- “ビッグボックス”へと向かう途中で眺めた街の様子は、どこか沈んでいるように見える。
- 今の情勢を思えば、当然のことだろう。
- ヘーレム
- 「……うん」 心配そうにエスメラルダの先行く背中を見つめ
- シュナ
- 「──大丈夫、ですか?」 ウィスタリアの頭に手を添える。これはエスメラルダの役割だった筈なのだが
- GM
- 突然現れた敵が侵略を開始してきて、しかもそれが蛮族ではなく、同族たちだというのだから。
- エスメラルダ
- ヴィクトールの言葉は聞こえていない様子で、先導――というよりも、先行する形で歩を進めて行く。
- ウィスタリア
- 「……問題はありません」
- ヴィクトール
- 「………」 ふうむ、と唸る。ヘーレムの背を押して、自分たちも一路ビックボックスへ向かった。
- シュナ
- 「無い様には見えないんですけどね」
- ヘーレム
- 背中に力強い手を感じて、こちらも負けじと頷く。気を引き締め直して
- リコ
- 「アイツ、急いてやがるな……」エスメラルダの後ろ姿を見つつ、フードを被って後を追う。
- ウィスタリア
- 「……、活動は出来ます」
- エスメラルダ
- 拳は握られ、足取りは重い。けれども、先へ先へと歩を進めて リコの言葉通り、急いた様子で角を曲がり、仲間達の視界から消えた。
- シュナ
- 「──その程度だと、言っている様なものですよ」
- ヴィクトール
- 「――〈星の標〉の者だ。《魔動騎士》の件に、詳しいものを連れてきた」 手近な作業員に声をかけ、取次を求めよう
- ウィスタリア
- 「……、」 肩が落ちる
- GM
- ビッグボックスへとたどり着けば、君たちはすぐに迎え入れられ、
- ヘーレム
- 「あっ、エ、エスメラルダ!ま、待って!」 姿が見え無くなれば、急いで駆け寄った
- GM
- 建物の中にある一室へと通される。
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- エスメラルダ
- 声をかけられれば、歩を止めて彼女を待ってから移動した。
- ヘーレム
- やさしい
- エスメラルダ
- 文字通り待つだけだぞ
- シュナ
- 殴りたい
- GM
- 支部長はあまりにうるさいので、先に例のものの所へ追いやってありますからと苦笑する協会員に案内されて通された部屋には――
- ヘーレム
- 無視されるよりは…
- シュナ
- 私がエキセントリックな設定にしてしまったため
- あまり表に出てこれない支部長
- すまない
- GM
- くすんだ金髪の優しげな雰囲気の青年に、赤い長髪の――大きな優美な角と一対の皮膜の翼を生やした女性が待っていた。
- ヴィクトール
- この二週間、ヴィクトールは、気丈に、そして頑健に、自分を律している。それこそ張り詰めたように。案内される際、意気消沈する作業員を励ますようなことさえ言ってのけた。
- シュナ
- 「─ど、ドレイク…!?」
- エスメラルダ
- 鳳凰院さんみたいな印象
- シュナ
- まああってるかもしれない
- 赤髪の竜人
- 「……ごめんなさい。驚かせてしまったわね」
- シュナ
- 時折素になる
- ウィスタリア
- 「……失礼しま…、」 折り目よく頭を下げて 顔を上げて
- ヴィクトール
- お、おまえは……
- リコ
- 「──ああ、驚いたよ」
- ヴィクトール
- おれはこいつを知っている
- エスメラルダ
- 「……」 ここに居るからには、そういう事なのだろう。彼女を見て、開きかけた口を閉ざす。
- ヴィクトール
- おれではないが
- リコ
- 私も知っている
- ウィスタリア
- 驚いたように動きを止める ドレイクではなく、 金髪の青年の方に
- シュナ
- お前の魂が知っている
- リコ
- 俺ではないが
- 優しげな青年
- 「彼女の身元は、イルスファールに正式に認められている。心配はしないで大丈夫だ」
- 「……うん?」 ウィスタリアの視線に首をかしげた。
- ヘーレム
- 「……ふあ」 と驚いたような気の抜けた声を発して
- ウィスタリア
- 「……、リカルド・フルーズ」
- シュナ
- 「───失礼しました」 いや仇敵なので…
- 赤髪の竜人
- 女性の胸元にはイルスファールでは見慣れない意匠の徽章が身につけられている。
- リコ
- 「ならいいが──知り合いか?」>ウィスタリア
- エスメラルダ
- 澤野がアップを始めちゃうじゃん>リック
- リカルド
- リカルドと呼ばれた青年は、少し考え込むようにして。 「……どこかで会ったことがあったかい?」
- GM
- ぶおんぶおん
- ウィスタリア
- 「……、……、」
- ヘーレム
- 「……ウィスタリア?」
- ヴィクトール
- 「――……」 この国では、協力的な蛮族を受け入れている事は知っていた。だが、 「……彼女が、魔動機術の技術者なのか?」
- ウィスタリア
- 「……、いえ」
- シュナ
- 「────」 眉を潜めた。ウィスタリアを保護した際に知っていたのだろうか
- ヴィクトール
- 魔動機術の専門家の、ドレイク。ヴィクトールの経験や知識からしても、はじめての存在であった。
- エスメラルダ
- 「……記憶にある、という事か」 ウィスタリアにかけられた言葉は、仲間内に対してかけられたものと同じトーンではあったが 探る様な物言いは、どこか冷たかったかもしれない。
- 赤髪の竜人
- 「……ああ、そうね。自己紹介をしないと」
- ヘーレム
- あ、ごめん。ちょっとだけ席をはずします
- GM
- てら
- リコ
- てら
- ウィスタリア
- 「お会いしたことはありません。ですが、……」 エスメラルダの言葉に頷いて
- ヴィクトール
- 「――……」 ウィスタリアをちらりと見て
- リカルド
- 「……そうだね。僕たちの出自を話すことで、判ることもあるだろう」
- エスメラルダ
- 「そうか」 短く返して、竜人と、リカルドと呼ばれた男に視線を向ける。
- シュナ
- 「──分かりました。お願いします」
- 赤髪の竜人
- 「私はヘルミーネ。……驚かないで欲しいのだけど、《魔動騎士》の開発者の一人よ」
- ヴィクトール
- 「順序が変わってしまったな。ヴィクトールだ。……彼女がシオン。アナスタシス人だ」 と、こちらも名乗っておく
- ヘーレム
- もどりました
- シオン
- 「……え?」 驚くなという方が無理がある。
- ウィスタリア
- 「………、ウィスタリア、と申します」
- GM
- おかえり
- エスメラルダ
- 「開発者……?」 眉を顰め、訝しむ様に聞き返す。
- シオン
- 「あ……彼が紹介してくれた通り、私はシオン。アナスタシスの人間よ」
- リコ
- 「………」マジかよ。
- シュナ
- 「シュナです」
- ヴィクトール
- 「もうすでに驚いている」 と、感嘆して
- リカルド
- 「……はは、流石にその伝え方で驚くなという方が無理があると思うよ」
- エスメラルダ
- 「その知識を持つ、ではなくか」 そのものだと。
- リコ
- 「リコだ」
- シュナ
- 「──蛮族が開発者というのは驚きました」
- リカルド
- 「僕はリカルド・フルーズ。魔動機文明時代に存在したフルーズという王国の生き残りだ」
- ウィスタリア
- 「……、」
- シュナ
- 「──魔動機文明時代の?」
- リカルド
- 「ああ。僕も彼女も、正真正銘当時から生きている」
- エスメラルダ
- 「……」 俄かには信じがたい。顔に出そうになるのを、ウィスタリアの反応を見る事で一先ずは呑み込んだ。
- ヘーレム
- 「……へっ」
- リコ
- 「………」とんでもねえ話だ
- シオン
- 「ドレイクっていうのは、寿命が長い、のよね?」
- 「……あなたの方は、普通の人間にしか見えないけれど」
- ウィスタリア
- 「ドレイクは通常。1000年の寿命を持ちます」
- ヴィクトール
- リカルドは種族・人間でいいのかな
- シュナ
- 「──当時を知っている人──ナイトメア、ですか」
- エスメラルダ
- 「エスメラルダだ。……話がある、と伺っている」
- GM
- 人間でOK
- ヘーレム
- 何度も瞬きを繰り返して二人を交互に見つめる 「……な、長生きなのね」
- リカルド
- 「僕はナイトメアでもないただの人間だ。けど、まあ……特殊な事情があってね」
- ヴィクトール
- 「彼女はともかく―― 彼は、随分若く見えるが」
- リコ
- 「……今はその事情とやらはどうでもいい。話を聞かせてくれ」
- シュナ
- 「300年以上生きている人はただの人間って言いませんよ」 苦笑し
- ヘルミーネ
- 「私も彼も、〈奈落の剣〉に関わっていたの。そのせいで……いえ、おかげね。今も生きることが出来ているの」
- ウィスタリア
- 「……、」 視線を下にして
- リカルド
- 「すまないが、詳しい話は今は省かせてもらうよ。長くなってしまう」 と苦笑して
- シオン
- 「……《魔動騎士》を開発しているとは聞いていたけど、まさか文字通りの開発者が関わってるなんて」
- ヴィクトール
- 「全く、ここのところ、驚くべき事ばかりだ」 と、淡々と言って、肩をすくめる。長く続く非日常に、感覚がマヒしてしまったようだ
- 「――だが、これなら話が早い」
- ヘルミーネ
- 「……正直、私は《魔動騎士》を現代に蘇らせることに抵抗がないわけではないのだけど」
- リコ
- 「よく戦争が起きねえもんだ──いや、今起きちまってるけどな」
- シュナ
- 「ええ、大丈夫です。続けて下さい」
- ヘルミーネ
- 「条件付きで、開発に手を貸しているの」
- シュナ
- 「分かります。あれだけの力ですから」
- GM
- 水とってきていい?
- エスメラルダ
- 「……だが、既にあちらにはもう、立っている」
- リコ
- いいよ
- GM
- いいよ
- ヘーレム
- いっといれ
- ウィスタリア
- いいよ
- エスメラルダ
- 【✔:いいよ】
[×:いいよ]
- ヴィクトール
- 「その点に関しては、全くの同意見だな」
- エスメラルダ
- いいよ
- ウィスタリア
- 「………、」 ぎゅ、と右手で左手首を握って
- GM
- トイレの湧き水くんできた
- ヘーレム
- よし(よし
- エスメラルダ
- 「――、」 「その調子で、聞いていられるのか」 ウィスタリアを一瞥して、短く問う。
- リカルド
- 「ああ。彼女はあの力を絶対に侵略には使わないという条件の下、開発に協力してくれている」
- シュナ
- 「───」うん。エスメラルダがウィスタリアを気遣うのは少し安心
- ウィスタリア
- 「……、聞きます」
- リコ
- 「侵略には使わない、ねぇ」
- ヘーレム
- 「大丈夫よ」 ウィスタリアの右手に手を重ねる
- エスメラルダ
- 目を伏せて、それ以上は問わず、彼女も見ず。リカルドとヘルミーネに視線を戻す。
- ヘルミーネ
- 「アナスタシスは、魔動騎士を侵略のために使っているわ。……対抗するには、こちらもそれを使うしかない」
- リコ
- 「でも開発途中なんだろ?」
- エスメラルダ
- 「……ああ。同じものを遣う他にはない、と思う」
- シュナ
- 「──そうですね。あれに対抗するのは──英雄と呼ばれる者でもない限り」
- ヘルミーネ
- 「……ええ。現代に残された技術では、完全に《魔動騎士》の動力機関を再現することは出来ないの」
- ヴィクトール
- 「………」 リチャードは賢王と聞いている。みだりに力を振るう事はないだろうが―― 侵略に使わない、という意思を示したとしても、その存在が知られれば、友好的な国であっても、ただ素直にそれを信じてくれることはないだろう
- シオン
- 「それで私の意見を聞きたい、と……? でも、そこまで専門的な話だと私もどこまで力になれるかは分からないわね」
- ヴィクトール
- 「――これも、天の采配か? まるで、この状況が来るのが分かっていたかのようだな」
- リカルド
- 「イルスファールで開発が進められていたのは、流石にアナスタシスに備えてのことではないんだ」
- ヴィクトール
- 「……アナスタシスの者たちは、それを、人の魂を燃料にすることで実現しようとしていた」>ヘルミーネ
- リコ
- 「だろうな。こんな事態、予測できるはずもねえ」
- ヘルミーネ
- 「……そう」 心当たりがあるかのように、目を伏せて頷く。
- エスメラルダ
- 「更に他の脅威に対応すべく、か」 >リカルド
- シュナ
- 「防衛戦力の開発は理解を示します。ああしておけば良かったではすまないのが国防ですから」
- ウィスタリア
- 「………、」
- ヘーレム
- 「……」 まさか同じ手法で動力源を確保しよう、ということはないだろうがやはり警戒してしまう。
- リカルド
- 「……ああ。西方――ミール地方の方でも、魔動騎士に似た魔動兵器が存在しているという話があってね」
- ヴィクトール
- 「ああ。現実に、数少ない対抗手段足りえるからな」
- リカルド
- 「まあ、それは今は置いておこう」
- ウィスタリア
- だよなぁ<帝国
- エスメラルダ
- 「……笑えない話だな」
- 呟きながら、リカルドに頷き。
- ヴィクトール
- やはり、戦の備えではあるわけだ。「――ああ、本題に入ろう」
- ヘルミーネ
- 「安心して。私たちは人の魂を燃料にするような手段は取らないわ、絶対に」
- シュナ
- 「──ミール地方。ピエトヴァ共和国などは、かなり高度な魔動機を有しているとは聞いたことがありますけど」
- リコ
- 「……簡単に信じて良いものかね」
- ヴィクトール
- 「では、異なった方法があるんだな?」
- ヘーレム
- 「……よ、よかった…」 ほっと安堵の息を吐く
- ヘルミーネ
- 「……それでは、私から技術を奪った人たちと同じだもの」
- ウィスタリア
- 「………、」
- エスメラルダ
- 「……しかし、他にどんな方法がある?」
- 「動力を再現する技術はなく、魂を用いる訳でもない。……そうだろう?」
- ヴィクトール
- 「アナスタシスの者たちも、それを探さなかったわけではないだろう。――別の方法があるというのなら、それは光明になりえる」
- 教えてくれ、とヘルミーネに。
- リカルド
- 「……先程再現が出来ないといったが、絶対に不可能というわけではないんだ。――時間を掛ければ、ね」
- エスメラルダ
- 「……それはいつだろうか。現実的な時間ではない、のでは?」
- シュナ
- 「間に合わないのであれば、呼びつけたりはしないのでは。マギテック協会の人たちは合理的です」
- ヘルミーネ
- 「……ええ。その間に、イルスファールはアナスタシスの魔動騎士たちに蹂躙されてしまうでしょう」
- リコ
- 「……じゃあ、どうすんだよ」
- ヘルミーネ
- 「貴方たちを呼んだのは――貴方たちなら、その問題を解決出来るかもしれないと思ったから」
- シュナ
- 「なんとかする手法がある、かも知れない、というところですか」
- エスメラルダ
- 「間に合わせる為の何か……それが、俺達に関わっているんだろう」 >シュナ
- シュナ
- こくりと頷き
- シオン
- 「……彼らは技術者でもなんでもないのよ?」
- ヘーレム
- 「……え、でも…」 魔動機の知識なんて全然ない
- リカルド
- 「間違っていたら済まないが――君たちは、今回の件で〈奈落の剣〉に深く関わりはしなかったかい」
- リコ
- 「………」心当たりは無い、が──
- リカルド
- 「……いや、これでは聞き方がよくないかな」
- ヴィクトール
- 「――――………」
- シュナ
- 「────」
- エスメラルダ
- 「……」 かつて熱を灯された左胸を無意識に触れる。
- リカルド
- 「〈奈落の剣〉と深く繋がっている何者かと、関わりを持たなかったかい」
- リコ
- 「──まさかな」胸に手を当てて
- ヴィクトール
- 「――ああ」
- ウィスタリア
- 「……、はい」
- ヘーレム
- 「……あっ」 思い当たって声を上げる
- シュナ
- 「───まあ、沈黙したところで、関係あると言っている様なものですね」 隠すことでもない
- シオン
- 「……カグラ様……」 胸に当てた手を握りしめた。
- エスメラルダ
- 「……勿体ぶらずに説明してくれないか」
- ヴィクトール
- 「カグラ。――アナスタシスの巫女と呼ばれている少女だ」
- 「おれたちは皆、一度死んだ」
- ウィスタリア
- 「………、」
- リカルド
- 「……僕もかつては、この身体に〈奈落の剣〉を宿していてね。今はもう僕の中には残ってはいないけど、その名残というか……少し、その力を持っている相手のことが分かるんだ」
- ヘルミーネ
- 「…………」
- ヴィクトール
- 「――そして、恐らく…… その彼女の『力』で、呼び戻された」
- エスメラルダ
- 「……力、か」
- ヘルミーネ
- 「……〈奈落の剣〉、いえ……そのカグラという子の力で、蘇ったのね」
- ヴィクトール
- 「彼女の力。彼女の意思だ」
- リカルド
- 「彼女や僕の見た魔域もそうだったが、他の魔域でも、〈剣〉の力によって魔動騎士を再現、起動した例がある」
- ヴィクトール
- それが〈奈落の剣〉というモノに由来するものだとしても、大事なのはそこだ、と言うように。
- シュナ
- 「────」
- リコ
- 「───」
- シュナ
- 「成程。少し読めました」
- リカルド
- 「もし君たちに、そのカグラという子の意志が宿っているのなら、起動者となり得る可能性は0じゃない」
- シュナ
- 「他の者には動かせないが、私達ならば、ひょっとすれば動かせるかもしれない。そしてそれを試したい、ということですか」
- ヘルミーネ
- 「……」 こくりと頷いた。
- ウィスタリア
- 「………、動力の問題というよりは、」 「やはり、操縦者の問題なのですね」
- ヴィクトール
- 「………」 ――同時に、この2週間抱えていたひとつの懸念。それを腹の底へ押し込んで
- リコ
- 「……試すのはいいけどよ」
- シオン
- 「《魔動騎士》は本来、簡単に動かせるものじゃないわ。動力機関を再現出来たって、扱えるだけの人間がどれだけいるか」
- シュナ
- 「──逆に言えば、奈落の剣の欠片が私達に宿っているかも知れない、ということですか」
- リコ
- 「燃料のように使うなら、カラになったりしねえだろうな」胸に当てた手を握って
- シオン
- 「……それを考えれば、ひとまずそれに縋ってみるしかない、というのは確かね」
- エスメラルダ
- 「……」 シュナとヘルミーネの会話に、心に沸き立っている殺意が喜びの声をあげた事を、確かに理解し ぐ、と歯噛みする。
- ヘーレム
- 「………」 シュナの言葉に、思わず自分の身体を見下ろした。
- リカルド
- 「……それは分からない。どんなリスクがあるかは、僕たちにも予測がつかないんだ」
- ウィスタリア
- 「……、…存じています」 シオンに静かに答えて
- ヴィクトール
- 「………」
- シュナ
- 「まあ、穢れも無い蘇生なんて、ずるもいいところですからね。そこを埋める何かがあってもおかしくないんですが」
- リカルド
- 「起動出来たとしても、長時間の運用は絶対に控えてもらう」
- ヴィクトール
- 「――この命は、借りものだ。おれで良ければ、使ってくれ」
- シュナ
- 「いいですよ。私は乗ります」
- エスメラルダ
- 「構わない。俺も乗ろう」
- ヘルミーネ
- 「……《魔動騎士》は誰かを殺すための力ではなく、誰かを守るためのもの」
- 「それは、忘れないで」
- リコ
- 「最悪、命と引き換えか。──、そりゃ面白いこった」溜息混じりに。
- ウィスタリア
- 「………、」
- ヴィクトール
- 「一つ、質問がある」
- ヘーレム
- 「……」 ヴィクトールの言い様に、顔を上げた。何か言おうとして、賛成の声を上げる仲間たちに口を閉ざした。
- リカルド
- 「うん?」
- エスメラルダ
- 瞳の奥に、確かに昏い焔を灯して ヘルミーネの言葉には、頷きも返事もしなかった。
- リコ
- 「まあいい、地上が滅んじまったらどの道終わりだ。乗るぜ」
- シュナ
- 「ヘーレム。怖かったら、無理して合わせなくていいんですよ」
- ヴィクトール
- 「万が一、制御が出来なかった時の備えはあるのか」
- シュナ
- 「ああ、それは私も聞こうと思っていました。外部から強制停止はできますか?」
- ヴィクトール
- 「あれは、一度動き始めてしまったら、本人ですら正しく止まる事のできないほどの大きな力だろう」
- ヘルミーネ
- 「ええ。外部から動力を断つ手段は用意してあるわ」
- ヘーレム
- シュナにもう一度口を開いて見せ 「ううん、私も行くのだわ」
- ヴィクトール
- 「――そうか。それを聞いて安心した」
- シュナ
- 「うん。じゃあ念押しはしません」 ヘーレムを撫でた
- ウィスタリア
- 「………、」 ヴィクトールやシュナの言葉に 「……、」 静かに目を伏せて
- リカルド
- 「支部長も張り切っていたからね。万一の場合は、こちらでどうにかしてみせるよ」
- ヘーレム
- シュナに笑顔を見せて頷く
- ヴィクトール
- 「………」 ヘーレムをちらりと見やれば、シュナに笑顔を見せていて
- シオン
- 「……カグラ様の意志が宿っているというのなら、大丈夫よ」
- シュナ
- 「あの人が張り切るというのが一番不安なんですけど…」
- ウィスタリア
- 「……用意された機体は、単座ですか、複座ですか」
- リカルド
- 「はは……」 否定は出来ないな、と苦笑するしかなかった。>シュナ
- ウィスタリア
- 「…単座であれば、ご相談したいことがあります」 とヘルミーネに
- シュナ
- 自爆装置ついてそうでいやだ
- ヴィクトール
- 「そういえば、ここには居ないのか。これほどの重要な件、支部長が出張るものと思っていたが」
- ヘルミーネ
- 「単座のものが六機。現在稼働可能に近い状態のものは、それがすべてね」
- リコ
- 「………」魔動機文明の人間でも手を焼くって何なんだ、アイツは。
- ヘルミーネ
- 「相談したいこと?」
- シュナ
- 「取り押さえられたんじゃないですかね…」
- リカルド
- 「彼は既に、格納庫で待っているよ」
- シュナ
- 「───」 いるんだぁ…
- ヴィクトール
- 「……? なぜだ。ここの長なのだろう」>シュナ
- リカルド
- 「この場に居ると騒がしくて話が滞るだろうからと、先にあちらに追いやら……いや、あちらで待ってくれているんだ」
- ウィスタリア
- 「……、」 小さく頷いて
- シュナ
- 「ああ、会えば分かりますよ…」
- エスメラルダ
- 「曲者だと聞いている」 >支部長……
- シオン
- 「……」 そんなに?
- ヴィクトール
- 「…………」
- ヘーレム
- むしろ魔動機の操縦なんて一人で出来るだろうかと、そっちが不安だった。何とも言えない表情で口元だけ引き締める。
- シュナ
- 「魔動機術の事に関しては誰よりも優秀です。優秀すぎて他に変えがないから、その地位にいるというだけで──」
- シオン
- 「……カグラ様を信じましょう」 起動についても、操縦についても。>へーレム
- ウィスタリア
- 「後で、お聞き頂ければと思います」
- ヘーレム
- 「う、うんっ」 表情は変わらないまま、シオンに頷いた。取扱説明書とか、あるかな……
- ヘルミーネ
- 「分かったわ。後でね」
- リカルド
- 「準備が良ければ、格納庫に付いてきてもらいたい」
- シュナ
- 「──私も聞きたいのですけど」>うぃす
- ウィスタリア
- 「ありがとうございます。ドクター」 小さく言葉を添えて 「了解しました」 とリカルドに
- GM
- ということで皆の準備がOKになったら
- 格納庫にうつります
- ヴィクトール
- 「まずは、動くかどうか試すだけだ」 と、ヘーレムをなだめるように
- リコ
- 「───、」ウィスはシュナに任せておけばいいな。「ああ、行こうか」
- ウィスタリア
- 「……では、同席を」
- エスメラルダ
- 「準備は出来ている。頼むよ」 >リカルド
- シュナ
- 「はい」
- リカルド
- 「ではいこう」
- シオン
- リカルドに頷き、席を立つ。
- ヴィクトール
- 「ああ」
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM
- ヴィクトール
- いきましょうか
- ヘーレム
- 「だ、大丈夫よ!ちょ、ちょっと緊張してるだけなんだから!」 >ヴィクトール
- ヴィクトール
- 「そうか。俺もだ」
- ヘーレム
- おけまる牧場です
- リコ
- おけまる
- ウィスタリア
- OKです
- エスメラルダ
- おけまる水
- GM
- おけまる水産が事業拡大
- ヘーレム
- 「……」 ヴィクトールが緊張……なんとも想像できずに目を丸くして、ついていきmした
- シュナ
- 「全然そう見えませんけどね」
- GM
- では
- GM
- リカルド、ヘルミーネの二人について君たちは地下に建造された巨大な開発スペースへと足を踏み入れる。
- いつの間にこんなものを用意したのかという答えには、協会員たちは皆苦笑しか返さない。
- ひんやりとした空気の流れる地下研究施設をしばらく歩けば、大きなスライド式のドアの前へと辿り着き、
- それが開かれた瞬間、君たちを歓迎する言葉がこだました。
- ヘーレム
- CVは宮野真守でお願いします
- 白衣の男
- 「フハハハハハ! よくぞ来た、星の戦士たちよ!」
- ヴィクトール
- 「………………」
- エスメラルダ
- 「……」
- 白衣の男
- 「歓迎しよう! 盛大にな――ッ!」
- ウィスタリア
- カービィだ
- リコ
- 「…………」
- ヘーレム
- 「……へあ」
- ウィスタリア
- 「………」
- エスメラルダ
- ORCAの人がいる
- 白衣の男
- ばさっと白衣を翻し、片手を額に当てて決めポーズを取った。
- シオン
- 「……ええ……」
- シュナ
- すまない
- エスメラルダ
- 「能書きは良い。話を進めてくれ」
- シュナ
- 「───こんにちは、支部長」
- ヴィクトール
- 「………」 理解不能であった
- 白衣の男
- 「……」 冷静なツッコミに決めポーズが少し揺らいだ。
- シュナ
- いつものことなのである
- ヘルミーネ
- 「……支部長、だからあまりふざけては駄目よと言ったのに」
- ヘーレム
- 「エ、エスメラルダ。だ、だめよ……その、折角歓迎してくれてる?のに……。ほ、ほら困っちゃってる……」
- ヴィクトール
- 「……成程、彼が……」
- ウィスタリア
- 「……、ウィスタリア、と申します」
- リカルド
- 「……」 笑いをこらえようと必死だ。
- エスメラルダ
- 「歓迎はもう済んだろう」
- 「〈星の標〉から来た、エスメラルダだ」 戦士じゃないんだ。
- リコ
- 「マッドボックスと呼ばれる意味が分かるだろ……?」>シオン
- ヴィクトール
- 「――確かに、話に聞くだけのことはある。特異な人物のようだ」
- ヘーレム
- 口をHの形にした
- マックス
- 「ま、まあいい! 俺が、俺こそがマックス・フリューゲル! 人は俺のことを“天災”と呼ぶ!」
- 「あ、ちなみにルビはマッドサイエンティストと振っておいてくれ」
- シュナ
- 「はい」 ぱちぱち
- ヘーレム
- 「るび」
- シオン
- 「……ええ。うん……そうね」 これは狂気だわ。>リコ
- リコ
- 「どうでもいい。早く話を進めろ」淡々と。
- リカルド
- 「……まあ、あんなだが腕は確かだし、悪い人物ではないんだ」
- エスメラルダ
- 「ルビを振る文字に対してルビが長過ぎる。見直せ」
- シュナ
- 「ええ、まあ、さっさと進めたいのはやまやまなんですけど」 ちょっと可哀想だよ
- マックス
- 「ぐっ……さすがかの〈星の標〉の冒険者たち。容赦がない」
- ヘーレム
- 「……」 突っ込んであげてる
- ウィスタリア
- 「……、」 ビッグボックスも含めて、何処か懐かしい気がした
- マックス
- 「だがお前たちは、すぐにこの俺、マックス・フリューゲルに頭を垂れることになるだろうッ!」
- 「見よ――!」
- ヴィクトール
- 「では、貴殿を“天才”と見込んで尋ねよう。《魔動騎士》はどこだ?」
- マックス
- 再びマント(白衣)をはためかせ、背後へと向けて手を広げる。
- シュナ
- 「────」 見よと言われたので見よう
- GM
- ぱっ、ぱっ、ぱっ!
- 多分このためだけにわざわざ取り付けたのであろう魔動灯たちが、奥の暗がりを照らし出す。
- エスメラルダ
- 腕を組み、その灯りに照らされるものを見る。
- リコ
- 「容赦も何も、今の状況分かって──?」
- シュナ
- 「────」 シュナは驚愕した。なんという無駄
- ヘーレム
- 協会員がタイミングよくつけてくれてそう>照明
- GM
- 照らし出されたのは――ヘルミーネに聞いていた通り、6機の《魔動騎士》。
- ヴィクトール
- 「―――………」
- GM
- 兵装こそまだ身に付けていないものの、先の遺跡で目にしたものと同じだけの力を持つであろうそれが、君たちの前に並んでいた。
- ヴィクトール
- かの機体が6体も並ぶ。支部長が演出する壮観な光景に――やはり、戦慄めいたものを覚えてしまう。
- エスメラルダ
- 「――、……」 一瞬抜けた集中が、《魔動騎士》を見ると取り戻されて――そのまま、明確な殺意に塗り替えられる。
- ウィスタリア
- 「………、」 格納庫の空気、並ぶ機体達、其れ等をすべてを見つめて
- シュナ
- 「───すごい。圧巻ですね」
- ヘーレム
- つい反射でぎくりと体を揺らした。すぐに落ち着いて魔動機をそれぞれ見上げていく 「……わあ」
- リコ
- 「……確かに、願ってもない存在だな。コイツらは」
- シュナ
- 「敵であった時は、じっくり見てる余裕なんかなかったですが」 正直──かっこいい
- GM
- 青、黒、赤、紫、橙、灰。それぞれにカラーリングされた巨大な鋼の騎士たちは、まるで君たちを見つめるかのように佇む。
- エスメラルダ
- 無意識に強く握られた拳に、腕に嵌めたグローブが小さく悲鳴を挙げた。
- シオン
- 「……見た目は、完全にそれね」
- ヴィクトール
- 「……大きいな。そして……」
- マックス
- 「古代人たちの協力があったとはいえ、この短期間で完成までこぎつけたのは何を隠そう、この俺の力があってのこと!」
- ヴィクトール
- 「どれも、ロキの呼んだ《魔動騎士》とは趣が違う」
- シュナ
- 「あ、はい…」
- ヘルミーネ
- 「……支部長、まだ完成はしていないわ」
- ヴィクトール
- 「《魔動騎士》というのは、一つ一つ、特徴があるものなのか」
- リカルド
- 「勿論だ。完全に同一なものは、ひとつとしてない」
- リコ
- 「………」そんなに複雑な存在なのか。
- ヘルミーネ
- 「当時私と一緒に開発に携わっていた博士が、そういう拘りが特に強い人でね」
- シュナ
- 「つまりほぼワンオフなんですね」
- ヘルミーネ
- 「その流れが、ずっと残っているみたい」 機体の構造からしても、一般の魔動兵器とは違う故でもあるんだけど。
- ウィスタリア
- 「………、」 ふと手元を見る 震えは止まっていて ゆっくりと機体をもう一度見つめて
- エスメラルダ
- 「……見ただけでは、色以外にそう大きな区別は付かないが」
- ヴィクトール
- 「手の込んだ事だ」
- リコ
- 「起動するなら分かる、って事なんだろ」
- シオン
- 「問題は、これを起動出来るかどうか」
- ヘーレム
- 「……う、うん」
- シュナ
- 「───なんとなく、関節や構造で特徴は分かりますよ」
- ウィスタリア
- 「……、」 まだあるのだろうか、何処かに
- ヴィクトール
- 「そうだな。――おれに出来ることなら、何でも協力は惜しまないつもりだ。だが、知識がない。どうすればいい」
- シオン
- 「動力機関が未完成では、普通は動かないでしょうけど……」
- マックス
- 「うむ。ではひとまず普通にコクピットに座らせて――」
- GM
- そう言ったマックスが君たちに背を向けた瞬間、君たちの胸の内から熱い何かがこみ上げて来る。
- エスメラルダ
- 「――、っ」
- GM
- あの遺跡で蘇った時にも感じたような、強い熱。
- リコ
- 「ッ──!?」胸を押さえて
- シュナ
- 「───これは、カグラの」
- ヴィクトール
- 「これ、は……」
- エスメラルダ
- 左胸に手を当てて、その熱に導かれる様に視線をあげる。
- ヘーレム
- 「! ……カグラさん?」 胸に触れる
- ウィスタリア
- 「……、」 ぎゅ、と握りこぶしを作る
- GM
- あれ以降燻り続けているようだったそれが、再び大きなものとなって君たちの胸にやってくる。
- シュナ
- 「共鳴でも、しているんでしょうか」
- シオン
- 「――…………」
- リコ
- 「おいおい──マジかよ……」
- GM
- その熱は、胸の内から溢れ出てくるように、
- 光となって、君たちの目の前に現れて――
- それぞれの武器へと吸い込まれるように消えていき、その武器と――《魔動騎士》たちが光の線で結ばれる。
- リコ
- 「何──コイツは──」
- ヘーレム
- ああ^~
- シュナ
- 「ああ────呼ばれていますね」
- エスメラルダ
- 「――何だ」
- シオン
- 「……カグラ様が、私たちを」
- リコ
- 「……そうらしいな」
- ヘーレム
- 武器を両手で握って、光の線で繋がっている魔動機を見上げた
- ヴィクトール
- 「――これは……」 斧槍を手に取り、そして、その光を追って視線を移し
- シオン
- シオンの武器に宿ったそれは、6機の《魔動騎士》を繋げるように光の線を作り……
- ヴィクトール
- 「……おれたちを導いてくれるのか? カグラ」
- エスメラルダ
- 光の続く先、高く伸びたそれを見上げ、睨み付ける。
- GM
- 君たちは、眼前の《魔動騎士》と繋がったことを本能的に理解する。
- ウィスタリア
- 「……、」 ほう、と息をつくように 「……、」私は、貴方達の仇かもしれない。それでも、 「前に進めと…そう仰るのですか」 小さく呟いて
- ヴィクトール
- 「支部長」
- GM
- そして、繋がった光が輝きを増していき――君たちの武器が、“鍵”として変貌を遂げる。
- マックス
- 「むっ!?」 繋がった光に見とれていたが、名前を呼ばれて振り返る。
- ヴィクトール
- 顔は、《魔動騎士》からそらさないまま、ぽつりとつぶやくように
- 「行けるかもしれん」
- シュナ
- 「────ええ、きっと動きますよ」
- マックス
- 「……本当か!?」
- ヴィクトール
- 根拠はない――が、奇妙な確信めいたものが、胸の中にある。
- ヘーレム
- 「……うん。わ、私。この子に乗ってみる」 なんとなく動いてくれそうな気がした。目の前の魔動機を見上げて、支部長に振り向いた。
- シオン
- 「……ええ。はっきりと分かるわ。カグラ様が、私たちを導いてくれる」
- シュナ
- 「理論的な説明はちょっと難しいですけれど。魂で分かります」
- シオン
- 「――そして、今度は私たちがカグラ様を導くの」
- リコ
- 「───、」線を辿り、導かれるように橙色の機体の前へ立つ。
- シュナ
- 「はい」 シオンに微笑み
- ヘーレム
- 「……今度は、私たちが……」
- シオン
- 「……みんな、騎士たちの前に」
- ヴィクトール
- 「……ああ。彼女は、きっと待っている」
- シュナ
- 「ええ」 灰色の機体の前に進もう
- GM
- 6機の《魔動騎士》と、それを繋ぐように立つシオンへと近付いていけば、
- ウィスタリア
- 「……、」 懐かしいような、恐ろしいような、…でも、と 最後に青い機体の前に立って
- ヴィクトール
- そう言って、歩みを進め―― 自らは、金属的な、深い赤をたたえた機体の前へ立つ。
- エスメラルダ
- 「……、」 あの日から、悲鳴が耳を離れない。悲痛な怨嗟の声ばかりが響いて来るのは、カグラの熱を胸に強く感じる今も変わらない。
- ヴィクトール
- 「――おれは、こいつか」
- GM
- 手にした“鍵”が、その姿を露わにした。
- リコ
- 「──!」
- GM
- 青の機体の前に立ったウィスタリアの手には、今まで扱っていた武器の代わりに、青と白、一対の短剣が。
- エスメラルダ
- 一歩前に踏み出して――黒い機体を前に、それを見上げ 握った拳を柔く緩めた。
- GM
- 深い赤を湛え、悠然と立つヴィクトールの手には、同じ色の獣の牙を思わせるような斧槍。
- ウィスタリア
- 「……、」 知っている事。分からないこと。忘れてしまったこと、忘れらないこと 其れ等が過ぎ去って 短剣をそれぞれ握り込む
- GM
- 黒に深い緑のラインが施された機体の前に立てば、エスメラルダの手にあった刀の色が同じ色へと染まっていく。
- シュナ
- 「───綺麗」 見上げた魔動機騎士の機能美に見惚れる
- GM
- 灰色の機体の前へと進み出たシュナの手には、あたかも最初からそうであったように、己の手のように馴染む長い銃身を持つガンが。
- ヴィクトール
- 「――……」 確かめるように一振りすると、新たな力を得た武器を強く握った。
- GM
- へーレムの手には、眼前の紫色の魔動騎士と同じ色に輝く、機械仕掛けの杖。
- ヴィクトール
- 「するべき事をしろ――と、そう言うのだな」
- GM
- リコの手の内には、橙に黒でアクセントが入った機体と同様の色を持つ弓が。
- それぞれ、宿る。
- どうぞ。
- ウィスタリア用 〈閉ざされた記憶〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i052
ヴィクトール用 〈悠き王権〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i053
エスメラルダ用 〈黒の残響〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i054
シュナ用 〈故に我在り〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i055
へーレム用 〈約束の詩歌〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i056
リコ用 〈秘めた言の葉〉:https://sw.tale.blue/sheet/?id=haragurodou-i057
- ヘーレム
- 「……うん、綺麗」 両手で杖を握り直して
- ヘーレム
- ああ~~~
- エスメラルダ
- その刀身を見れば、淀んでいた瞳を一瞬だけ輝かせ、同時に僅かにその熱に心を照らされる。
- シュナ
- 「あ、あれ?」 いつの間にか手に見慣れぬ銃が
- エスメラルダ
- 目を伏せて右に軽く薙ぐと、もう一度瞳には殺意を漲らせて 小さく息を吐いた。
- GM
- 亡国のアナスタシス中、君たちのメインウェポンが一時的にこれらに代わります。
- ウィスタリアはマンゴーシュも代わりました。
- シュナ
- 私の武器主動作増やせるチート
- ヘーレム
- 杖を握れば全身が暖かくなるような、力が沸きあがるような感覚を覚える 「……待っててね、すぐ迎えにいくのだわ」
- ウィスタリア
- 了解です
- リコ
- 「……………マジかよ」もう驚くことばかりだ。
- ヘーレム
- これ全部考えたのすごいな…
- ウィスタリア
- うっかりエヴァーガーデンってルビを振りそうになる<○そこにある庭園
- GM
- ネタバレはやめろよ
- シュナ
- 「──そう。存在意義って言うんだ」
- ヘーレム
- オホーッ
- エスメラルダ
- 威力40分の確定ダメージ、っていうのは
- GM
- 「r40」だね
- 修正値なしで
- 振る。
- エスメラルダ
- ああ、OK
- GM
- 威力40 → 13[6+6=12] = 13
- これだけ
- 相手に追加ダメージを与えられる
- ヴィクトール
- つよい
- エスメラルダ
- つよい
- GM
- 出目が強い
- リコ
- 1日1回だけ複数宣言=2回を得られる。強い
- ウィスタリア
- つよい
- GM
- 大体全部つよい
- シオン
- 「…………」 シオンの手の中にも、変貌を遂げた剣が握られている。
- ヘーレム
- ウィスタリアの武器がSincerelyでウッてくる
- GM
- そうわよ
- シオン
- 「――みんな」 呼びかけ、剣の切っ先を高く掲げた。
- ウィスタリア
- 「………、」 懐かしい様な、温かいような…… 木漏れ日の様な笑顔、あれは──、誰だったのか
- ヴィクトール
- 王の力で制圧しつつ味方を援護できる感じだな
- リコ
- 「──?」シオンを見る。
- GM
- すると、それぞれの武器と機体が共鳴するように音を立て始め――
- シュナ
- 「──ええ」
- GM
- 君たちの身体が、光の粒子となってそれぞれの魔動機の胸部へと吸い込まれていく。
- ヴィクトール
- 「……恐れることはない。いこう」
- GM
- 今日はまだ魔動騎士のデータはありません!
- ヘーレム
- 「はい!」
- ヘーレム
- おーらい!
- リコ
- 「……ったく、テメエに返すまで消えてくれるなよ──」胸に手を当て
- シュナ
- 「──Semper fi」
- GM
- これまで目にした《デモン・ギア》や《魔動騎士》たちとは違い、その操縦席へと収まれば、大きな安心感のような、在るべき所に在るといった感覚が胸に訪れる。
- ウィスタリア
- 「──、博士」 粒子となって吸い込まれる直前に、そう呟いて
- GM
- そして、繋がれたそれぞれの機体が、君たちへとその名を語り掛けて来る。
- ヘーレム
- ここあちゃん!
- リコ
- やめなさい
- エスメラルダ
- 「――、……」 彼女の熱は暖かくて、優しくて。望まれたものは、望まれるものはきっと違うものだ。それでも、と小さく頭を振り、語り掛けて来るそれに耳を傾ける。
- GM
- 「マルバス」、「アンドロマリウス」、「アンドラス」、「レラジェ」、「フォカロル」、「バルバトス」。
- ヴィクトール
- 「―――……」 不思議な感覚だ。まるで幼少のころ、はじめて馬に乗り、風吹き抜ける草原を駆けた時のような
- GM
- 青、赤、黒、灰、紫、橙の機体は声もなく、君たちの心へと向けてそう名乗った。
- ヴィクトール
- 安心感、あるいは万能感。そして、奇妙な高揚がある。
- リコ
- 「………」孤児院に居た頃を思い出す。母親、そしてガキ共の声。それらが聞こえてくるような。
- GM
- そして、君たちがその名乗りに応えるように操縦桿へと手を伸ばせば――
- ヴィクトール
- 「――『アンドロマリウス』、それがお前の名か」
- ヘーレム
- 「力を、貸してね……」 今は会えない両親に、名前を呼ばれた時のような安心感に包まれる。
- ヴィクトール
- 「そうか。お前にも、名があるのだな」
- GM
- ヴ――ン……と、それぞれの目に光が灯る。
- シュナ
- 「──ええ、撃鉄を上げましょう。レラジェ」
- ヴィクトール
- ウィスタリアが操っていた、あれにも、名があったのだろうか。
- リコ
- そして、その安寧を壊そうとする阿呆が今、この世界に存在する。
- ウィスタリア
- 「──、ギアからのコードを受領。機体名称、マルバス。認証開始。──、起動」 居るべき所、本来自分がある場所。それを何処か、理解して
- エスメラルダ
- 「――アンドラス、俺に遂げるだけの力をくれ」 他には要らない。それだけを遂げられればいい。
- ヴィクトール
- 「ついてこい、アンドロマリウス。反撃の狼煙をあげよう」
- リコ
- 「───、」操縦桿を握る。「オーケー──バルバトス、今度は俺達の番だ」
- GM
- 起動した《魔動騎士》たちから、君たちへとその操縦方法がまた声もなく伝えられる。
- 恐らく、それが保つのは一日の内ほんの僅かな時間だろう。
- だが、僅かな時間であっても、君たちは確かにアナスタシスの《魔動騎士》たちに対抗するための手段を手に入れた。
- カグラより借り受けたその力をどう振るうかは――全て、君たち次第だ。
- ヘーレム
- 呼べば答えてくれる魔動機に、ぱっと表情を明るくさせ 「すごいすごい!動いたのだわ!」 と眼下のシオンや支部長に声をかけた。誰かを見下ろすなんてことはあまりないため、気分が上がる。
- シュナ
- 『支部長、聞こえますか。成功、成功ですよ』 早速操作の一部を覚え、スピーカーで支部長へ語りかけた
- ウィスタリア
- 「出力安定……、ドクター・ヘルミーネの設計は確かなものですね。それに、それを形にする"ビッグボックス"の技術力も」
- GM
- シオンたちは君たちを見上げ、微笑を浮かべて手を振っている。
- ヴィクトール
- 「こうか? ――不思議なものだな、鉄の中に居て、これほど明瞭に周りが見える」
- GM
- マックスは手を振っているというか、興奮した様子で両手で何度もガッツポーズを取っているが……喜んでいる様子はよく伝わるだろう。
- エスメラルダ
- 「――、……」 通信は開かず、コクピットの中で一人、僅かばかりに口角をあげた。
- マックス
- 「おおっ、聞こえるとも! 《魔動騎士》の産声が!」
- ヴィクトール
- 外を見るにはこうすればよい、とささやいてくる知識のままに、全方位の外部視覚をONにして
- リカルド
- 「……だが、流石に長時間は動かせなさそうだね」
- リコ
- 『ああ、そうみたいだ』外部音声をONにして
- ヘルミーネ
- 「そうね。彼らの身体への負荷もあるでしょうし、まともな動力機関なしで動かすのだもの」