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15時の雑談

20210511_0

!SYSTEM
ojsnが入室しました
!SYSTEM
んごが入室しました
ojsn
あそぶんご
んご
んご^~
ojsn
なにする~
んご
なにしよっかなあ~
まあ!
好きなキャラ出してほししべですかね!
ojsn
わあい
んご
ネタは特には
ない!
ojsn
ない!
アシュにしよ
んご
今は
1D16 → 9[9] +6 = 15
15時です
ojsn
おやつたいむじゃん
んご
そうだぞ
ojsn
じゃあ導入入れるね。おじの導入の速さに驚け
#
 
 
 
んご
は、はやい!!
だれでいこう
#
イルスファールは冒険者ギルド、星の標
太陽はとっくに頂点を過ぎ、けだるい午後の時間である。
アシュ
「あっつ……牛乳、ロックで」裏庭から模造槍を担いでやってきたのはパーカーを目深に被ったリカントであった。
ojsn
導入おしまい!!!!
んご
いいんだよこんくらいで!!
丁度ヨシ!
ojsn
みんなスゴイ=カッコイイ=導入文入れるから……
んご
ゴイリョク=スゴイ=ドウニュウ
アシュ
リカントの若者は滴る汗をパーカーの端っこで拭いながらカウンターのスツールにどっかと腰を下ろし、早速やってきた氷の入った牛乳を煽っている。午後の星の標は人が少ない
トゥエルヴ
小さな振動に、カウンターの隣に座って突っ伏していた少年が 「ん……」 という小さな声を零しながら瞼を開けた。
アシュ
「っはー染みる……何だ生きてたのか」舌打ちはしないが遠慮のない言い様で突っ伏していた少年を見下ろす
トゥエルヴ
春眠暁を覚えずとはよく言ったもので、眠そうな目をしている気配が眼帯越しに分かるだろうか 「……やあ」 これまた眠たげな声で短い挨拶
「そっちもね」 生きていたのか、という言葉に対する返答を、数秒遅れてから発する。
アシュ
「寝るなら上か巣に帰って寝ろよお前」担いでいた木製の模造槍をカウンターに立てかけ、おかわりと氷の浮かんだグラスを店員に
!SYSTEM
カノエが入室しました
ojsn
あ、あなたは!
トゥエルヴ
「此処に来るまでは、こんなに眠くなかったんだけど……」 少しだけ頬を浮かせて……でも途中で力尽きたようにもう一度テーブルに押し付ける
「…ユアンの作るおやつが美味しくて。満足」
アシュ
「庭でスクワット100回くらいしてくれば目ぇ覚めるぞ」
んご
かのぴー!?
トゥエルヴ
「……やだよ。今すごく気持ちがいいのに、汗まみれになるの……」
カノエ
ごいっしょしてもよかですか
トゥエルヴ
「君はしてきたの?」 汗のにおいに、そう察する
ojsn
はい!
んご
もちよん!!
アシュ
「スクワットはしてねーけど。頼まれたから相手してきた」駆け出しの相手をしていたらしい
トゥエルヴ
「…ふぅん……」 少しだけ考えて 「……意外と、付き合いいいね」
フィオリ
扉が開き、紙袋を抱えた少女が入ってくる。「こんにちは……」 店内に人気の少ないことに気づき、その挨拶はしりすぼみに小さくなった。
アシュ
「頭下げてきた奴を袖にするほどじゃねえよ。他の奴にしろとは言ったけどな」ちらっと開いた扉に視線を送った
フィオリ
〈星の標〉に身を寄せる、魔術師の少女である。ツーサイドアップにした銀髪はいつも通りだが、きょうは休日なのか、いつもの黒いケープも羽織っていなければ、だいぶラフな格好をしていた。
トゥエルヴ
「………」 そっちもあるけど、自分に対しても含めたつもりだった。そう言おうとして、アシュの意識が逸れた事を察して口を閉ざす。
アシュ
「ああ、なんだこないだの」先日魔域攻略を共にした少女だと気づいて軽く手を挙げる
フィオリ
「………」 御多分に漏れず、少女も階上に部屋を借りている。フロアを横切り、階段の方へすたすた、と歩く途中で
ojsn
アシュが自分から呼びかけた……だと……
んご
じぶんでびっくりしてる…
フィオリ
「あ」
足を止め、ちょっと頭を下げる。「……こんにちは」
トゥエルヴ
聞こえてきた声に、もう一度だけ頬を持ち上げる。まだだいぶ猫背のまま、背後へ視線――といっても例によって眼帯越しだが――を送る。
フィオリ
耳をくすぐる涼やかな声であいさつをすると、何気なくアシュたちの方へ歩いてきた。
アシュ
「おう」頭を下げた少女に、牛乳のロックに口をつけつつ返事をする。返事をするついでにパーカーのふちで汗をぬぐいなおす
フィオリ
――……」 ある程度近づいた所で、アシュの身体から男の人らしい熱気を感じた――ような気がする。ちょっぴり気圧された内心を表情には出さず
んご
えっちなこといってる
ojsn
んごの好きな腹筋チラだぞ
よろこべ
んご
ああ^~
フィオリ
「トゥエルヴも」 トゥエルヴから見ると、アシュの横から頭を出したように見えるかもしれない
!SYSTEM
蒼千代が入室しました
蒼千代
むっわぁぁ……
トゥエルヴ
やってきた相手が誰だかを理解すると、数秒考え込むように黙ってから 「うん」 と答えた。
ojsn
あおちよ!?
んご
この蒼千代…すけべすぎる……!
アシュ
「何だ今の間」
カノエ
かわいい かわいい
蒼千代
スケベなのはアシュ はっきりわかんだね
フィオリ
「さすがにこの時間は人が少ないですね」
んご
丁度4人いるし…鍋、ですかねぇ…
蒼千代
誰で入るか問題にさしかかっている
トゥエルヴ
「別に」 とアシュに短く答えて
んご
ゆっくり迅速に選ぶのだ
フィオリ
「あ、レモネードお願いします。喉が渇いちゃって」 と、そんな会話をよそに注文をしている横顔。すぐに部屋に戻る気はなくなったようだった。
アシュ
「あっそ」牛乳ロック(二杯目)を飲み切るとポケットから胡桃を取り出して
「まあ、この時間はいっつもこんなだよな。騒がしい方が珍しいっつうか」
トゥエルヴ
ぽてん、と再度頬をテーブルにくっつける。眠気はある程度収まったものの、窓から差し込む陽の光が心地よくて、どうにも体を起こす気にはなれなかった。
アシュ
「シャキっとしろよお前……」
トゥエルヴ
「…あと5分……」
フィオリ
「アシュさんは鍛錬ですか。精が出ますね」 スツールに腰かけて、レモネードを受け取る。早速ひとくち飲んで、 「――んんーっ、冷たい。今年もそろそろ、〈永久氷片〉のありがたみが分かる季節ですね……」
カノエ
ジュディでもいいし
ほかのこでもいい
フィオリ
「で、そっちは何ですか。夜、眠れなかったの?」>トゥエルヴ
トゥエルヴ
「ううん。ユアンのお菓子が美味しくて、満足な気分」
アシュ
「そんなつもりじゃなかったんだけどな……コレ(トゥエルヴ)は単にだらけてるだけだろ」
フィオリ
「ユアン……?」
アシュ
「さっきも出たなその名前」
トゥエルヴ
「此処で働いてる足の人」
アシュ
「足」
フィオリ
「あ、足?」
トゥエルヴ
「うん」
フィオリ
――……」 何かの符丁だろうか。それとも特徴? 足が長いとか、多いとか少ないとか。
「へ、へーえ。そうですか。トゥエルヴにも、お菓子を作ってくれるような人がいるんですね」
アシュ
「まあ、お前が菓子食って太る為に寝てたってのはわかった」
フィオリ
いやそれよりも、ユアン? 響きから男性だと思うが、女性でもあり得ない名前のような気がする。
トゥエルヴ
彼はそれ以上言うつもりはないのか、小さく欠伸を零してから心地よさげに息を吐いた 「すごく美味しいよ」 とフィオリに返して 「君も食べてみれば分かるよ。ユアンのお菓子はすごい」 こちらはアシュへ
フィオリ
「……べた褒めですね。めずらしい」
「そんなに幸せそうな顔、はじめて見たような気がします」
アシュ
「菓子な……まあ覚えとく」ぱきっと胡桃を割って中身を口に運び
トゥエルヴ
「本当の事を――」 言っただけ、と続けようとしてまた考える。本当の事を言うだけが正しい事ではない、と以前ヨシュアに諭されたことを思い出す。
ジュディッタ
扉から入ってきたのは依頼人らしき人影……ではなかった。栗色の髪と側頭部よりやや上から生える細長い耳を揺らし、仮面で目元を隠した身長が低めのレプラカーンが店内へと歩を進め、床を軋ませた。
トゥエルヴ
「……幸せそう」 どんな顔してるんだろう、と疑問に思って顔に手をあてたが今一わからずだった。
アシュ
「……よう、ジュディッタ」再び開いた扉をちらっと見て、見知った顔に手を挙げる。
ジュディッタ
「思ったよりも早く終わってしまったよガルバ――」 そう口を開いたところで、アシュ達に気づいた。
フィオリ
「………」 むむむ、と考え込んでしまったところで
ジュディッタ
「ああ、アシュ……に、この面子は……この間の依頼ぶりだな、僕は」
手を振った。
トゥエルヴ
頬をカウンターに乗せたまま、顔だけを声のする方へ向ける 「やあ」
フィオリ
「こんにちは、ジュディッタさん。……きょうは何だか、偶然が重なりますね」 この間のメンツが4人、と
アシュ
「そういやそうだな、あん時の面子の半分か」
フィオリ
「こっちは気にしないでください。美味しいお菓子をいっぱい食べて、夢心地だそうです」
ジュディッタ
「猫はすぐに見つかったよ。何か事件に巻き込まれたわけでもなくね……どうも」 ガルバへ簡単に報告を済ませれば、依頼と引き換えに小銭をもらった。
フィオリ
トゥエルヴの様子を、ほんのちょっぴり棘のある言葉で説明し
トゥエルヴ
「ん」 こくりと頷く。自分の状況を説明してくれた。
ジュディッタ
「今日もその目隠しか……いや、僕も人のことは言えないな」 ふふ、とトゥエルヴには含み笑い。
アシュ
「猫……あー……ガルバ悪ぃけど牛乳一瓶後でくれ」
ジュディッタ
「偶然だね。ま、こうして何も無い日に会うのもいい」
アシュ
「見えてるか見えてないかの差があるだろ」>目隠しと仮面
フィオリ
――猫? もしかして、飼ってるんですか?」
アシュの反応に、ふと気になって聞いてみる。
ジュディッタ
「その口ぶりだと飼っているのかと思うね」 実際どうなのか、とアシュを見た。
アシュ
「飼ってない、居着かれただけだ」そう、彼の外に借りている部屋には何故か3匹くらい猫が居着いている
フィオリ
「あのう、それは飼ってると言うのでは……」
ジュディッタ
「それは確かに。実際見えていないようだからね、その目隠しは」
トゥエルヴ
「それ、飼ってるって言うんじゃない?」
アシュ
「飼ってない」
ジュディッタ
「世話を見てやってるんじゃ、飼っているようなものじゃないか?」 くすくす。
フィオリ
「いや、世間的にはほぼ飼ってるようなものだと思いますけど」
アシュ
「そもそも仕事が来たら一月二月部屋あけんのに飼う訳ないだろ」
フィオリ
「……そこはまあ、異論ないですけど」
ジュディッタ
「ちなみにそうなった場合はどうしているんだい?」
アシュ
「下のばあさんに一言言っとく」
トゥエルヴ
「……飼い主じゃん、もう」
フィオリ
(それは100%飼ってるというのでは……)
ジュディッタ
「……」 生暖かい笑みを浮かべた。
フィオリ
ものすごく突っ込みたかったが、アシュにも何か拘りがあるのだろうと思ってそれ以上あまり突っ込めず
トゥエルヴがばっさり言ってくれたので、こくこく、と頷くだけ頷いた。
アシュ
「飼ってないから」
トゥエルヴ
「…猫って何食べるの?」
フィオリ
「いいですよね、猫」
ジュディッタ
「彼らを呼んだりすることはあるかな?」
フィオリ
かく言うフィオリも、黒猫を主たる使い魔としている。スツールのそばにおいた、肩掛けカバンの方をちらりと見た。
アシュ
「猫用の食いモンってのが売ってる」所謂カリカリ
トゥエルヴ
「……へぇ」
ジュディッタ
「割と色々あるようだよね。まじまじとは見てはいないんだが」
トゥエルヴ
「…そうなんだ。猫なのに贅沢」
アシュ
「そういや魔術師の使い魔って猫多いよな」
フィオリ
「わたし、実際の猫を飼ったことはないんですよね…… アシュさんは色々詳しそう」
アシュ
「100歩譲って面倒見てるだけだ」
ジュディッタ
「蛇もたまにはいるね」
フィオリ
「猫、鳥、それに蛇に、蜘蛛なんてのもメジャーでしょうか」
トゥエルヴ
「………やっぱ飼ってんじゃん」 三度目のツッコミは、小声だった。
アシュ
「ああ、蛇もいたな。そういや魔王は何だったっけな……」
フィオリ
「猫は夜目が利きますし、人里で連れていても怪しまれにくいですから」
ジュディッタ
「未だ見たことはないが、蛙もいるというのだが……本当かな?」
トゥエルヴ
「…此処で出さないでね」 念押し
アシュ
「……魔術師ってのはよくわかんねー趣味してんな」蛙と聞いて眉をハの字に
フィオリ
「カエルは、実はかなり高度な使い魔になるんです。私もまだ、うまくは作り出せません」
「だから、カエルを連れている魔術師がいたら、その人は相当な手練れと思っていいです」
ジュディッタ
「持っていないよ蛙なんて……苦手なのか」
ojsn
ウサ……ウサ……
トゥエルヴ
「ふぅん……」 カエルより蛇の方が強そう
アシュ
「蛙は脚が美味いんだよな」
ジュディッタ
「む、そうだったのか。そういう事情は知らなかったな」
トゥエルヴ
「……蛙はまだ平気」
ジュディッタ
「久しく食べていないね。まあ、それもこうして冒険者を続けられているからというのもあるが」
フィオリ
「はい。先生にはそういう風に教わりました」 嘘である。その先生が熱烈なカエル派で、カエル至上主義を吹き込まれただけである
ジュディッタ
「ふふ、まだね」
フィオリ
「出しません!」>トゥエルヴ
アシュ
「まだねぇ」両生類のなんかがだめなのか覚えトコみたいな顔してうr
トゥエルヴ
ジュディッタの小さな笑い声に、カウンターに押し付けていない方の頬を、ぷくっと膨らませて見せた。
カノエ
そのうち真っ赤な顔で訂正します
んご
出しません(意味深
ジュディッタ
だがフィオリの眼は真っ直ぐだ。フィオリは嘘をついていない。
カノエ
あげません!!!
蒼千代
あげません!!
アシュ
「先生……ああ、そういや魔術師ギルドでなんかやってんだっけ」学校みたいなことをやってるとはチラっと聞いた
ojsn
あげません!!!
フィオリ
「はい。一応まだ籍を置いていますし、学生の身でもあります」
ジュディッタ
「誰しも苦手なものはあるだろうし、そうすねなくても」 頬を膨らませたトゥエルヴくん。
トゥエルヴ
「……苦手じゃない」 苦手だと負けた気がする。迷って迷って 「………嫌いなだけ」 と答えた。
アシュ
「学校なあ、ピンとこねえ世界だわ」
フィオリ
くすりと笑って、「べつに苦手でも嫌いでも、ばかにしたりしませんよ」
ジュディッタ
「学生でも冒険者は出来るんだな……」 そういえばと。
アシュ
「だってさ、よかったな」
フィオリ
「それにしても、猫を飼う――か。いいですね」
トゥエルヴ
「……よくない」 そっぽを向くように、カウンターにつける頬を入れ替えた。
ジュディッタ
「認め受け入れるのもまた強さじゃないかな」
フィオリ
「生き物を飼うのって、なんていうか、責任が重いじゃないですか。機会がなかったわけじゃないんですけど、つい二の足を踏んでしまって」
トゥエルヴ
「………」 ジュディッタに優しく諭されれば、反論も出てこない。
「フィオリも何か飼うの?」
そっぽを向いてはいても、なんとなく気になってしまった。
アシュ
飼ってねぇんだけどなぁとはもはや言わなかった
ジュディッタ
「吟遊詩人でもなければ、飼う理由もない……というかそうだな。アシュのように、他に面倒を見てくれる者がいなければ、飼うのは難しいかもな」
フィオリ
「うぅん」 少し考え、 「いつか、そのうち……かな」
アシュ
「まあ、この仕事やめたら飼えばいいんじゃねえの」
トゥエルヴ
「…そっか、飼い主が死んじゃったら、おしまいだものね」
ジュディッタ
「ま、そういう楽しみを取っておくのもいいかも……というわけでもないか」
フィオリ
「この仕事をやめたら……」 一気に、現実感のない未来になってしまった。
ジュディッタ
そうさ、とトゥエルヴには頷く。……頷いたけど見えないんだよな。
フィオリ
「猫でも、長生きする子になると15年くらい生きるみたいですからね」
アシュ
「そんなに生きるのあいつら」
フィオリ
「私がいま飼い始めたとして、30歳か……」
トゥエルヴ
「…え、それしか生きられないの?」
ジュディッタ
「人と比べちゃいけないよ」
トゥエルヴ
頬を持ち上げて、フィオリを見る。同時全く違う感想を述べたアシュに、眼帯越しの視線を投げた。
フィオリ
「……ええっと」 ふたりの反応が真逆に、同時にかえってきたので、困ってしまった
アシュ
「15年つったら俺32なんだけど」
ジュディッタ
「はは。なるほど、15歳と17歳か。若いね」
フィオリ
「……人間の感覚からしたら、短いかもしれないけど」>トゥエルヴ
トゥエルヴ
ジュディッタの言葉にやはり平坦な 「ふぅん……」 というつぶやきを返すも、視線がやや下に向く。
アシュ
(そういやジュディッタって何歳だ)とか言う顔
トゥエルヴ
「……? ちなみにジュディッタはいくつなの?」
フィオリ
「たとえば…… この店のイーライくん……だったかな。彼みたいなコボルドは、だいたい30年。この店の冒険者にもいる、メリアの短命種になると、だいたい寿命は10年くらい」
トゥエルヴ
「……ウサギは?」 とフィオリに首を傾げる
ジュディッタ
「いくつに見えたかな?」
トゥエルヴ
「…わかんない」 首を横に振りながら、ジュディッタに応える
アシュ
「ウサギってどっちのウサギだよ……タビットなら50年くらいだ」
フィオリ
「ウサギは…… ウサギって、タビットのこと?」
トゥエルヴ
「50年」 そっか、とカウンターに頬杖をつく。少し安心した様子。
フィオリ
「動物のウサギは……たぶん、10年とか、それくらいじゃないかな。自信ないけど」
「タビットの友達がいるんだ?」
ジュディッタ
「そうか……どの年頃にも見えないか。そのままにしておきたい気持ちもあるな」
トゥエルヴ
「うん」 とフィオリに頷き
「……何歳に見える?」 ジュディッタの年齢、とアシュとフィオリに尋ねてみる。
フィオリ
「そう」 安心したような少年の様子に、くすり、と微笑む。
ジュディッタ
「50年か。タビットを知人に持ったことがないから、知らなかったな」
アシュ
「さっぱりわからん」>ジュディッタの年齢
フィオリ
――もっとも、あくまで寿命をまっとうしたら、の話ではあるのだけれど。
アシュ
「まあ、この店は色んな種族の奴いるからなあ」
フィオリ
「ジュディッタさんは、なんていうか落ち着いてるから…… 10代ではないですよね。30…… いや20代……の半ば……とか」
ジュディッタ
「ふふふ。君たちには少なくとも、子供に見られていなくて何よりだ」
カノエ
ナイトメアは健康でいるうちは永遠に生きるから安心してねトゥエルヴ
んご
じゃあさきにぼくがしぬんだね…
ジュディッタ
「同じ女性だからと気を使わせてしまったかな? 少し若く見てくれてありがとう、フィオリエナ」
カノエ
うう…
んご
うっ
蒼千代
とぅ、トゥエルヴーッ
んご
ぱたり…
フィオリ
「い、いえ、別に! 気を使ったわけでは」
トゥエルヴ
なんだかナゾナゾをしているみたいで楽しくなってきた。足をご機嫌そうにゆらゆらと揺らして
ジュディッタ
「しかしいい推理だね。そう、僕はちょうど……フィオリが後一年早く猫を飼って、その猫が天寿を全うした時の年齢がそうだね」
フィオリ
「ということは……?」
アシュ
「つうと……マジか」指折り数えてそんな年上だったのかと
トゥエルヴ
「……?」 指折り数える
フィオリ
なぜか楽しそうにしている彼に悪戯心でふってみる、「わかります? トゥエルヴ」
トゥエルヴ
「…えっ」 指を止めて
ジュディッタ
「人族から見れば、僕たちレプラカーン……の女性も、年齢より若く見られるようだからね」
トゥエルヴ
眼帯越しの視線を彷徨わせる。あんな風に聴かれては、指を折りながら数えられない
アシュ
「そもそも背がなぁ……」
フィオリ
「ちなみに、私のいまの年齢は15歳。もうちょっとで16歳です」 ヒントをあたえてみる
ジュディッタ
「140に到達しないからね。仕方がない」
そんな中別の数字がとぶ。
トゥエルヴ
「にじゅう……。……?もうちょっとで誕生日なの?」
フィオリ
わざわざもうすぐ16歳、なんて余計な情報をくわえるところがちょっと意地悪。
トゥエルヴ
二十…まで数えて与えられた情報に意識が持っていかれる。
フィオリ
「そうですよ。まだ数か月先ですけど」
アシュ
「そもそも見た目とトシが一致するのって人間くらいじゃね?」
フィオリ
澄ました顔だが、口元はにやにやと少し緩んでいる
トゥエルヴ
「ふぅん………」 また最初から数え直して 「……いつなの?」 また質問に戻る
ジュディッタ
「緩やかに見た目が変わりゆく彼らの方が予想をつけやすいから、そうだねぇ」
フィオリ
「暦で言うと――」 と、月日を述べる。また別の数字。
カノエ
暦わかんないのでぼやかします
んご
あ、そうか暦もなんかちがうのか
ぼかそうぼかそう
ojsn
ぼけぼけ
ジュディッタ
「……」 あれでは答えに辿り着けないかもなと、苦笑を浮かべるのだった。
蒼千代
(附子)ぼかせぼかせ わからんわからん
トゥエルヴ
「………」 にじゅう、ろく……与えられた新しい数字…さいしょの15……
アシュ
わざとやってんなアレって顔
フィオリ
「………」 面白そうに見ていたが、ちょっと意地悪しすぎたかな、と言う顔になってきた
「……15歳の1年前は、14。猫の寿命が15年だから……」
だんだん心配そうな顔になって、助け舟を出してしまった。
ジュディッタ
「……っくく」 つい笑いを抑えられなかった。
トゥエルヴ
悔しくなってきて指折り数えて 「……にじゅう、きゅう」 立てた指を、ずずいとジュディッタに向けた。
合ってる?と首を傾げる。
アシュ
「お前も学校行った方いいんじゃねえの」
フィオリ
ジュディッタを見る。
ジュディッタ
「よく出来ました。その通りだよ」 そう言って、彼の前頭部に手を置いて撫でてやろうか。
フィオリ
「………」 ほっ
トゥエルヴ
「………」 椅子に座り直して、少し照れたように口をもごもごさせる。
「学校って、楽しいとこ?」 アシュに聞いてみる。
アシュ
「行ったことないから知らん」
トゥエルヴ
「一緒に行く?」
アシュ
「なんで」
ジュディッタ
「ふふ……僕は止しておくよ」 ある程度撫でてから、緩やかに手を引いた。
トゥエルヴ
「…なんとなく」 アシュの質問にもう一度口をもごもごとさせて、ジュディッタには 「ざんねんです」 と答えた。
フィオリ
「かんたんな読み書き計算なら、この街ならキルヒア神殿で教えているみたいですけどね」
アシュ
「そういう仕事でもなければ予定はねーよ」今更だしと付け加え
フィオリ
「……興味あるの? 学校」
ジュディッタ
「年齢が近いなら、並んで歩いて通っていてもおかしくないのだろうな」
フィオリ
>トゥエルヴ
トゥエルヴ
「うん、フィオリも行ってるし」
フィオリ
「………」 意外な答えに、ちょっと目を丸くして――
――そ、」 この機を逃してはいけない気がした。勢いこむように、 「それなら調べてきます、どんな学校があるか! どんな学校で、どんなことが学びたいんですか?」
アシュ
「食いついてきた」
ジュディッタ
「……」 おっと、なんか食い気味だぞ。
トゥエルヴ
「……」 今度はこちらが眼帯の奥で目を丸くした。
「……」 助けを求めるように、アシュやジュディッタを見た。
アシュ
「俺しーらね」
フィオリ
トゥエルヴがライフォス神殿にゆかりがある事は既知の事実だ。だが、それにしては、何というか――彼の知識や生育には偏りがある。そんな彼が勉学に興味を示したのは、またとない機会であるように思われた。
ジュディッタ
「ああ、学校同士で交流があったりするとかも聞くな。そこから調べてみてもいいかもな」
などと自分は言う。
フィオリ
「ですよね!」 ジュディッタに深くうなずく。
アシュ
「よかったな、選び放題らしいぞ」トゥエルヴに
トゥエルヴ
「……う、うん」 珍しく、返答に言い淀む
フィオリ
「なんでもいいんですよ。きっかけはなんでもいいんです。自分のなかの興味を大事にして!」
「さあ、何の学校が良いんですか」 ずずいずい
アシュ
「こりゃいいわ」押されてるトゥエルヴを見ながらにやにや
トゥエルヴ
眼帯の奥の視線を、あっちへ泳がせこっちへ泳がせ。最後に下を向いて 「………じゃあ――
フィオリ
「じゃあ……?」
トゥエルヴ
「色々、さわれるとこ」 文字通り
ジュディッタ
さてどんな答えをだす……?
「さわる……?」
「……物事の色々基礎的な部分のさわり、ということかな」
フィオリ
「広く浅く、ですね。うん、まずは何を知りたいのかを知るため。トゥエルヴ、それはきっといい選択です」
アシュ
「物理的に触れるって事じゃねえの、多分」
フィオリ
「えっ」
トゥエルヴ
「指先で、触れるところがいい」
ジュディッタ
「えっ」
「触覚……」
フィオリ
「指先……」
トゥエルヴ
「ないの?」 ないんですか?
アシュ
「探せばあるんじゃね?」よっこいせっと立ち上がり、牛乳瓶を小脇に抱える
トゥエルヴ
アシュの言葉に、期待を含ませた視線を眼帯越しにフィオリに送る。
フィオリ
――――視覚を使わずに学ぶ、ということ……? 盲学校のような……」 ぶつぶつ
蒼千代
僕は思った。魔動機文明時代には点字があるかもしれないと。
フィオリ
「……うん。アシュさんの言う通り、探すあてがないわけじゃなさそうです」
蒼千代
今もあるのか!?
んご
あるのか!?
ジュディッタ
「……おや。案外心当たりが」
んご
網膜再生とかできてたかもしれない
蒼千代
更に先を行っていた。
ojsn
ビックボックス「つくってみた」
カノエ
魔動機文明時代だともっと高度に解決してそう
アシュ
「まあ、言った手前頑張って探しな。お前も行った手前見つけられたら通えよ」
「俺ぁ一遍帰って着替える」
フィオリ
「はい。頑張ります」
カノエ
むん
トゥエルヴ
「……うん。猫、頑張ってね」
ジュディッタ
「ああ。それで牛乳を与えてな」
ojsn
むん
蒼千代
むん
んご
むん
フィオリ
「あっ、今度、見に行ってもいいですか。猫」
アシュ
「お前ら……好きにしろよ。場所はガルバにでも聞いてくれ」なんとか通りのアパルトメントである
フィオリ
ふふ、と笑って 「すみません。遊びに行くときは、ちゃんとお土産を持って行きます」
ジュディッタ
「おや、それじゃ僕も都合のいい時にでも伺うとしよう」
トゥエルヴ
「猫用のご飯とか持ってく」
アシュ
「肉以外で頼んだ。じゃあな」ひらひらと手を振って店を後にするのであった
フィオリ
「はい。それではまた」 と、猫好きのアシュ青年を見送って
ジュディッタ
「またな」
んご
新しい二つ名が
ojsn
おじはこれでおしまい!なので部屋はすきにつかってね!明日にでもろぐにするよ!
フィオリ
――空いた時間のお店にも来てみるもんですね」
蒼千代
あ~い
んご
ありがとうおじ!またやろね…
蒼千代
ありがとうね~~~
フィオリ
意外なひとの、意外な一面。人には、いろんな姿があるものだ。
カノエ
おじいいいいいいいいいいいい
ojsn
遊んでくれてありがとうな!またCCしてくりゃれ
カノエ
おやすみ
ojsn
おysm
蒼千代
おやすみ
!SYSTEM
ojsnが退室しました
トゥエルヴ
「うん。意外と面倒見がいい」 さっきまで新米の相手もしていたみたいだし
フィオリ
「私も、最初はちょっと誤解してました」
トゥエルヴ
「どんな奴だと思ってたの?」
ジュディッタ
「依頼以外で会う可能性が一応あるからね。確かに、彼と会う日が来るとは思わなかったけれど」
フィオリ
「“熾火”のアシュ。伝え聞いていたその名の通り、触れたら火傷するようなひとなのかなって」
――まあ、第一印象は、確かにその通りでしたけど」 と、細い肩をちょっとすくめて
トゥエルヴ
ジュディッタとフィオリの言に 「……もしかして、すごい奴だったの?」
ジュディッタ
「その一面だけでみれば、触れるまでの近づき方を学べば問題ない……なんてね」
「近寄りがたいという印象は確かに受けるよ」 しょうがないと頷く。
フィオリ
「もしかしてって。もしかしなくても、ギルド界隈では名の通った冒険者ではあるはずです」
トゥエルヴ
「へぇ……この前くしゃみぶっかけちゃった」 まあ、大丈夫だろうと気楽に構え直す。事実、今日は別に怒って無さそうだった。
ジュディッタ
「功績としては十分にあるんじゃなかったかな。ランクで言えばどうだったかな……」
「まあ、どんなランクであれ、普通に付き合っていいとは思うがね」
トゥエルヴ
「そうだね」
フィオリ
「うん。そうですね。ランクや評判と付き合ってるわけじゃないですし」
「私たちだって、仕事仲間ですし」
ジュディッタ
「そういうことだ」
トゥエルヴ
「仕事仲間」
フィオリ
「トゥエルヴは、友達ですかね」
トゥエルヴ
「………」 思わずフィオリを見る
ジュディッタ
「詳しい間柄を知るわけじゃないが、そんな風に見えるな」
フィオリ
「アシュさんとも、友達になれそうな気がします」
「猫好きに悪い人はいないですし」
トゥエルヴ
「……でも、僕――
ジュディッタ
「おいおい」 犬好きからなんだとか、そう言葉を紡ごうとしたが、トゥエルヴの言いかけた言葉に視線が向く
トゥエルヴ
「……」 どうしようと、迷って視線をもう一度泳がせ
フィオリ
――いいですよ、別に。無理しなくても」
「前にも言った通りです。こうして普通に話してくれるだけで十分だって」
ジュディッタ
「……?」 どうも何か、事情が違う。その様に見えて、フィオリとトゥエルヴの両方を視界に入れる。
フィオリ
「ごめんなさい、さっきは、ちょっと調子乗りました」
トゥエルヴ
何か声に出そうとして、口を魚のように開閉して 「……」 ジュディッタがこちらを見ている視線に、なんだか居た堪れなくなる。
フィオリ
トゥエルヴが何か言う前に、言葉を重ねて、話題を切る。それは、彼が決定的な何かを口にするのを防ぐようでもあった。
トゥエルヴ
「……」 結局何も言えず体を揺らして、居た堪れなさに立ち上がった。
ジュディッタ
「……」 もしかして、これは二人の間で起きている問題か、と。そう思い、耳の先を掻くように手で梳く。
フィオリ
少女の表情に不快そうな色は見られない。むしろ、諦観あるいは開き直りのような、奇妙な透明さがある。
「……すみません」 と、これはジュディッタに。
トゥエルヴ
「……えーと、お仕事、あったかも」 初めて意味のない嘘を吐いたかもしれない。
フィオリ
「せっかく……」 楽しく話してたのに、と。>ジュディッタ
ジュディッタ
「あー、ああいや。僕は構わないんだが……」 首を小さく横に振る。>フィオリ
トゥエルヴ
とんとん、と後ずさるように遠ざかって 「またね」
フィオリ
「それは大変ですね。おなかも落ち着いたでしょうし、休憩は十分でしょう」
ジュディッタ
「……そうかい。じゃあね」
フィオリ
「……はい。また」
ジュディッタ
特に止めることもなく、その姿を見送った。
トゥエルヴ
「……うん」 言い訳をくれる彼女に、安心した面持ちを見せて踵を返して真っ直ぐ出て行った。
フィオリ
――……」
少年が出て行ってから、溜息をついた。
「………」 ごん、とカウンターに額を当てる。
ジュディッタ
「さて……あくまで仕事仲間として言うか、年の離れた知人として言うものか……」
フィオリ
ごろり、と横を向いて
「……ジュディッタさん…… 友達になってください……」
ジュディッタ
「え」
いきなり、予想しなかった言葉を聞いたもので、仮面の下で目を瞬かせた。
「……き、君が良ければ……ああ。いいのだが……」
「……大丈夫か?」 その脱力の仕方、というか。
梳いていた手が止まる。
フィオリ
「……ありがとうございます」
断られなかったことに安堵しつつ、あの少年との違いを強く再確認して
人によってはあっさりと乗り越えられてしまう、その壁が、あまりに高い。
ジュディッタ
「……喧嘩をした、というわけではないのか」 雰囲気的に、なんとなく。
フィオリ
ジュディッタの存在に、少し平静を取り戻して、身を起こし
「……いえ。トゥエルヴは悪くないです。彼のほうが、むしろ、世間では普通なんですから」
ひどく喉がかわいていて、すっかりぬるくなってしまったレモネードの残りを、飲み干す。
ジュディッタ
――……ああ」 少し考えて、ようやくそこに考えが行った。傭兵や冒険者をやっているとつい、その辺りが希薄化する。
フィオリ
「この国が、特殊なんですよね」
ジュディッタ
「仕事仲間でいるのは良くても、親しくするには抵抗有り、か」
「国王が国王、のようだからな」 軽く肩を竦めて。
フィオリ
「わたし、この国に来て驚きました。こんな街もあるんだなって」
「はい。その事実が、どれだけのナイトメアの救いになっていることか」
「だから、この国ではむしろ珍しい方なのかもしれませんけど。トゥエルヴは、多分―― 世間の…… いえ、より厳しく、穢れを忌避する教えの元に、育ってきたんだと思います」
ジュディッタ
「ライフォス信徒の中で、そういう強い部分を持ったところ、か……」
フィオリ
少女は頷き、
「でも、そこに踏み込まなければ、普通に接してくれるんです」
「それで十分。それで満足しなくちゃいけないのに…… 話していると、時々つい、ゆるんでしまって」
「だめですね、ほんと。駄目です、私は」
最後のほうは、ほとんど独りごちるようにつぶやいて、フィオリエナは席を立った。
ジュディッタ
「自分を責めなくていい。生き方が違うんだ」
「……それに考えても見ろ。強く忌避するわけじゃなかったろ」
「そういう教えの元に居るのに、なんでもっと強く突っぱねない」
「まあ……同士が近くに居たらまた、違ったのかもしれないが」
フィオリ
「一度だけ、思い切り喧嘩はしちゃいました」 ははは、と苦みのある笑顔で笑って、 「でも、それ以来は……」
ジュディッタ
「む」 既に、していた。そうか。
「……どちらにせよ、強く自責することでもないと、僕は思う」
フィオリ
「でも、ジュディッタさんの言う通りです。いまで十分。これ以上を望んだら、それこそ罰が当たります」
ジュディッタ
「十分とは言っていないんだがな……」
フィオリ
「すみません、大丈夫です。聞いてくれて、ありがとうございました」
ジュディッタ
「歩み寄りたいのにそうは出来ない、という辛さはわからなくはないがね……はあ、そうかい。」
フィオリ
少女もまた、これ以上語るのが辛いというように、言葉では丁寧に礼をいって、話を切ろうとする。
その様は、さきほどの少年と、ある意味では似ていたかもしれない。
ジュディッタ
「この間は問題なかったし、信頼はしているつもりだが。……その問題、遂行中に持ち込むんじゃないぞ」
「君の気持ちが落ち着いた頃にでも、友達として何か付き合うよ。じゃあね……」
フィオリ
そんな自分の内心を、薄々自覚していたのか、ジュディッタの気遣いに申し訳なさそうな表情で、
「……肝に命じます」
ジュディッタ
ふいと視線を切って、店外へと出ていった。
フィオリ
「ありがとう、ジュディッタさん」
ジュディッタの、自分よりも小さな背中に、しっかりと頭を下げて
「………」
――大人だなあ……」
ため息をつきそうになるのを、ぶるぶるとかぶりを振って止め
気を取り直して、買ってきた紙袋を抱え、ぱたぱたぱたと二階へと上がっていくのだった。
カノエ
そんなこんなで
んご
オユカレサマデス!
蒼千代
ビターですよ君たちの関係はぁ……
おつかれさまです
んご
ニコニコしながら見てましたはあはあ…
カノエ
たよれるちいさなおねえさん
んご
またフィオちゃんを曇らせてしまった
おねえさまがいてくれてよかった
カノエ
がまんできないフィオちゃんがわるい
蒼千代
じっさいほんとうにたよれるかな!?
んご
我慢できないフィオちゃん!?
蒼千代
えっちですねぇ…
カノエ
穢れた身体を自覚せよ
んご
精神的な支え…>じゅでぃった
カノエ
ナイトメアふぜいがよ~~~~
んご
穢れたやつがよお~~~
カノエ
オレ ライフォス オレ タブン ソコマデ イッテナイ
んご
隣人愛せよって言ってるのに
蒼千代
あんたの魔法も大概ってやつあるやろがーい
んご
過激派のせいで印象すこぶる悪いライフォスくんかわいそう
カノエ
後世になって教義がいいように解釈されるのはよくあること
この世界の怖いのは
小神とかの場合
蒼千代
過激派のせいで神殿に魔域って事件もあったしまま多少はね
カノエ
まちがった信仰によって神のほうが捻じ曲がる可能性があることである
んご
なんてこった…>神殿にまいき
カノエ
ライフォスレベルだとそんなことはありえないだろうが
こわいね!
蒼千代
エッケザッカとかがそういう例でしたっけね<小神
カノエ
うん
んご
アイドルはファンの手によって変えられていく
カノエ
まさにそんなかんじよ
蒼千代
そんな二次創作の力が強くなってしまったみたいにいうんじゃない
んご
小神AV堕ちってやつね
蒼千代
えっちだねぇ……
カノエ
んご
薄い本が厚く……
カノエ
おじのお陰でこのあいだの卓の同窓会ができて
ありがたい…ありがたい…
んご
ほんまに…
たのしかったですありがとうございました!
カノエ
またよろしくおねがいします!
ではでは
蒼千代
ありがたい機会でした
んご
曇らせちゃったフィオちゃんにメイド服きせておきました!!(事後
蒼千代
ありがとうまたよろしく~
んご
では!!!
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蒼千代が退室しました
!SYSTEM
カノエが退室しました
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んごが退室しました
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ojsnが入室しました
背景
BGM