- !SYSTEM
- GMが入室しました
- !SYSTEM
- シュナが入室しました
- GM
- ずももも
- どんな場面がいいですかっていっても休憩中しかありませんでした。
- シュナ
- そうですね。休憩中呼び出したか何かで2人のタイミングがいいですかね
- GM
- 呼び出す? それとも偶然の運命の糸がいい?
- シュナ
- まあ普通にカグラさんちょっといいですか?でいいと思うんです
- GM
- わかりました。
- では。
-
-
- 冒険者たち一行は、アナスタシスで祀られるという“機神”の巫女カグラと、その護衛のひとりである男レオンと共に、ポルダ北西に出現した遺跡へと赴いていた。
- 様々な魔動機が徘徊するその街の遺跡の中央で、研究施設へと入り込んだ一行だったが、ウィスタリアの不調などの事情を鑑み、適宜休息を取りながら進むことにしている。
- そんな休息中、シュナは話したいことがあったのか、カグラを呼び出し、近くの比較的安全な部屋へと連れ出した。
- GM
- という形でいいかな
- シュナ
- ありがとう
- カグラ
- 「……あの、シュナさん、どうされたんですか?」
- シュナ
- 「お呼び立てしてすみません」 小さく頭を下げ
- カグラ
- 「いえ、皆さんお怪我もありませんでしたし、手は空いていましたから」
- 何もなければ、ヘーレムと歌を教え合おうかなと思っていたくらいで。
- シュナ
- 「ちょっと、気になることがあって……手を出して貰っても良いですか?」 近くの手頃な椅子になるものに腰掛けているのでしょう
- カグラ
- 「……手、ですか」 手袋を身に着けたままの自分のそれを見て、少し躊躇ってから手を差し出した。
- シュナ
- 「……失礼しますね」 優しく手を取ってそれとなく握り、手のツボと呼ばれる部分、力を入れれば絶対に痛い場所に、見た目では分からない様に力を入れてみた
- カグラ
- 「――……」 その様子を見て、少しの間を置いてから。 「……あ、の、少し、痛いのですが」 遅れてそう口にしたのは、シュナの意図を察してのことだろうと推察するのは、難しくはない。
- シュナ
- 「───ごめんなさい」 ゆっくりと手を離し 「でも、目で見ていなければ、気付きましたか?」 じっとカグラを見つめる目は、違うだろうという確信がある
- カグラ
- 「…………」 す、と自分の胸元に手を引いて。観念したように小さく首を横に振る。
- 先日、既にもう一人――リコには気付かれていたようだから。
- シュナ
- 「肩をぶつけたり、この前の攻撃を受けた時もそうです。痛みに対する反応が、大分鈍かったので」 それで気づきましたと
- 「感覚が無いのは、痛みだけですか?」
- カグラ
- 「……」 この場にシオンがいなくてよかったと、心の中で呟く。
- 「――いえ……」
- 「……シュナさんが合流される前、皆さんと出会って最初に訪れた遺跡で機神への捧げ物を手にしてから、あらゆる触覚がなくなりました」
- シュナ
- 「───ああ」 なんてことだろう、と息をついた
- カグラ
- 「……痛みも、熱さも冷たさも、皆さんに触れられる感触も、今は何も感じられません」
- シュナ
- 「だからあんな……」
- 「機神への捧げもの……そんな様子では、最初に捧げられてしまうのはカグラさんではないのですか」
- カグラ
- 「……シオンの前では、上手く隠していたつもりなんですけど」 街で肩がぶつかった時も、彼女は自分を守るために相手に意識を向けていたから、幸い気付かれることはなかった。
- 「……そうかもしれませんし、そうではないかもしれません。ただのヒトという存在から離れることになるのは、きっと間違いないのでしょうけど」
- シュナ
- 「私は……昔軍隊にいて、部下の様子を見たりしていたから、そういうのは敏感なんです。時折、怪我を隠して行軍についてこようとする人がいるから」
- 「──それでも、止まるわけには行かないから、ここにいるんですね」
- カグラ
- 「……」 その経験もあるのだろうけど、きっとそれだけではなく、彼女の生まれ持っての気質がそうさせるのだろうと、口元に優しい笑みを浮かべた。 「シシリさんたちと出会った時も、シュナさんは彼らにしっかりと寄り添ってあげていましたね」
- 「……止まってはいけないと、そう思っていたのは確かです」
- シュナ
- 「──自分でも甘いとは思いますが……」
- カグラ
- 「いえ……止まってはいけない、止まりたくはないと、今も思ってはいます」
- シュナ
- 「心からの、ことだと」
- カグラ
- 「それは甘いのではなく、優しさで、あなたの魅力だと思います」 あまり自分の意見というものを持ってこなかった自分だが、これは本心から思う。身近に居た人も同じだったから。
- 「……私が止まってしまえば、アナスタシスの民たちは遠からず死を迎えて、紡がれてきた彼らの思いは全て無駄になってしまいます」
- 「だから何があっても、何を犠牲にしても止まるわけにはいかないと、そう思っていました」
- シュナ
- 「───今は、違う?」
- カグラ
- 「……私は、地上のことを何も知りませんでした。かつて私たちの先祖を捨てた地上の人間たちは、酷く醜い者たちばかりだと、地下ではそう教えられて来ましたから」
- シュナ
- 「──そうしなければ、団結できないという面もあったのでしょう」
- カグラ
- 「でも、あなたたちはそうではなくて……こんなことを言っては失礼かもしれませんが、地下の人間と同じで、仲間や、そうではない人たちにも優しく手を差し伸べることが出来る方々でした」
- シュナ
- 「──まあ、冒険者の中では、お人好しの部類かと思いますけどね」 苦笑して
- カグラ
- 「そうなのかもしれません。でも、私は最初にあなたたちと出会えましたから」
- 「地上には、世界には、私の知らないことが沢山ある」
- 「そう思ったら――こんな方法以外にも、皆を救う方法があるのではないかと……そう考えるようになってしまったんです」
- GM
- かの゚(゚´ω`゚)゚。ピーが乱入可能な状況かどうかを伺っているようだ>シュナたそ
- シュナ
- ぴー
- シュナ
- 「こんな、ですか」 目を閉じ 「まだ話していないことも、あるんですね」
- カグラ
- 「……」 ぎゅっと胸元の手を握りしめ、顔を逸らす。 「……ごめんなさい。私には、まだ……」
- 続く言葉は、小さく唇を震わせるだけに留まった。
- シュナ
- 「──いいんです。今は聞きません。もし話したくなったら話してくれれば、それでいいんです」
- !SYSTEM
- ヴィクトールが入室しました
- シュナ
- 「──ただ、あなたに、やらなくてはいけないことがあるのならば」
- 「もうあんな無茶はしないで下さい。感覚が無い、というのは、ダメージコントロールが出来ない、ということですよ」
- カグラ
- 「…………」 お互いがお互いのまま、それを話せる時は、来るのだろうか。握りしめた爪が掌に食い込む感覚も、今は感じることはない。
- シュナ
- その手を握って、指を開かせた
- カグラ
- 「でも、あれは――」 仲間を守るために必要なことだった、とは思う。けれど、コントロールが出来ていないというのは、彼女の言う通りだ。
- ヴィクトール
- ―――その時、部屋のドアをノックする者がいた。
- カグラ
- 触れられ、開かれた指、そこから繋がる掌。隠すように身に着けた手袋を隔てた素肌には、感覚が消えてから負った火傷の跡がありありと残っているのだから。
- 「――」 ノックの音に、びくっと身体が跳ねる。
- シュナ
- 「──ここまでにしておきましょうか」頬を撫で 「はい」 とノックに返事をした
- ヴィクトール
- カグラの姿が先ほどから姿が見えぬことに気づいたヴィクトールは、念のためにと辺りを見回ってきた。そこで、中から微かに話声がする部屋を見つけたのだ。
- ドアの向こうから、男の声。「おれだ。――カグラを、知らないか?」
- カグラ
- 「…………」 触れられた指の熱も、頬にもたらされることはなくて。
- ヴィクトール
- 少しの間をおいて、返答をしたシュナに向けて。
- カグラ
- 「……あ、私なら、ここに居ます」
- シュナ
- 「入っても大丈夫ですよ。着替えとかではないので」
- ヴィクトール
- 「………」 ――所在を確認できればそれでよかったのだが、そう言われれば、少し考えてから
- 「入るぞ」 断ってから、部屋のドアを開ける。
- カグラ
- 「……」 無意味なことではあると知りつつも、布に包まれた自分の掌を隠すように胸元で軽く握る。
- ヴィクトール
- 「―――………」 果たして、二人の姿が目に入った。そうして、カグラを見た途端、その表情に、なにかがあった事に気づいて―― シュナを、ちらりと見る。
- 本当に良かったのか? という目線である。
- シュナ
- 「ちょっとお借りしていました」 ヴィクトールの視線には曖昧に微笑んでみせた
- カグラ
- 「ごめんなさい、勝手に離れてしまって……ご心配をお掛けしました」 申し訳無さそうに眉を垂れさせて、小さく頭を下げる。
- シュナ
- 「ああいえ私がお呼びしたのでカグラさんが謝ることでは……皆に声をかけなかったのは私のせいですので」
- ヴィクトール
- 「――そうか」 と、その理由については深く追求せず、 「次からは、言伝の一つでも残していってくれ」
- 「――先刻、近くを徘徊する偵察機を、レオンと協力して処理した。問題はないと思うが、念のため、いつでも動ける心づもりを頼む」
- シュナ
- 「はい。すみません」
- カグラ
- 「……はい」 静かに頷きながらも、気を遣われていることに心が痛む。肉体の感覚が無くなるのに反比例するように、彼らに対する思いは、強く、敏感になっていくばかりだ。
- 「……大丈夫です。私の身体に異常はありません。いつでも、動けますから」
- ヴィクトール
- 「――……」 ふと沈黙した後、その言葉とは裏腹に、ヴィクトールは、室内に入って扉を閉める。
- カグラ
- 「――……」 答えた後、居た堪れなくなって先に他の皆の所へ戻ろうと踏み出した足が止まる。 「ヴィクトールさん……?」
- シュナ
- 「…どうかされましたか?」
- ヴィクトール
- 「……おれは、カグラの身体の事など一言も言っていないが」 ほんの少しの苦笑い。
- カグラ
- 「それは……」 思わず取り繕うように口に出た言葉に、後悔しても遅い。 「うぃ、ウィスタリアさんが、不調のようでしたから――……」 挙げ句言い訳のように続けた言葉には、自分でも絶句してしまう始末だ。
- ヴィクトール
- 「いや、いい。すまん。意地の悪い言い方をした」
- シュナ
- 「─────」 リコさんも気づいていた様ですし、ね
- ヴィクトール
- 可哀そうになるくらいうろたえてしまうカグラを、なだめるように言って、
- カグラ
- 「…………」 どうやら自分は、嘘を吐くのは苦手らしい。よく知った相手なら、どう感じるか、どう考えるかが分かるから、上手くやれていたと思うのだけど。
- 「……ごめんなさい」 ようやく出てきたのは、何に対するものかもはっきりしない謝罪だった。
- シュナ
- 「ごめんなさい。余計なことをしました」 私の謝罪はカグラへ。耳としっぽがへちょんとする
- ヴィクトール
- 「いい。下手に隠し事がうまいよりは、ずっと好感が持てる。旅の仲間としては、猶更な」
- カグラ
- 「……いいんです。悪いのは、隠していた私なんですから」 萎れたシュナの耳を撫でるように手を伸ばして、途中で引っ込める。
- 「好感、ですか?」 信用ではなくて?と首を傾げる。
- ヴィクトール
- 「政とは違う。――お前の立場はどうあれ」
- 「俺たちは皆、ひとりの個人として対等だ。友人としてどちらが好ましいか――そんな、単純な話だ」
- カグラ
- 「……身体のことだけではなく、〈奈落の剣〉などのことも、私は知っていながら皆さんに話していませんでした」
- シュナ
- 「────」
- ヴィクトール
- 「そうだな」 それは否定しない。
- カグラ
- 「そんな隠し事ばかりの私が、皆さんと対等で、好ましいと思ってもらえる資格なんて……」 あるのでしょうか、という問いはとても続けられない。
- シュナ
- 「そういうのに資格は無いですよ。私はカグラさんを好ましいと思っていますが、好ましいと思うのに資格が必要ですか?」
- ヴィクトール
- シュナの言葉に頷き、それからカグラを見て、 「こうして、誰一人欠けることなく皆が協力しているのが、その証左だろう」
- 「資格が証明が欲しいというなら、だが」
- カグラ
- 「それは、そうかも知れませんが……」 地下は、シビュラを与えられて来たから、他人からどう思われているかなんて気にしなくても良かった。でも、そうではなく、個人としての自分には何もない。
- 「協力してくださっていることは、その証……」
- 確かに、彼らがどんな依頼を請け、どこで抜けるかは自由だと聞いている。隠し事をし続けている自分に彼らが付いてきてくれているのは、利害だけではありえないことだ。
- ヴィクトール
- 「単に、金や名声が目的なら、他に割のよい仕事は山ほどある」
- 「冒険者のいい所はな、自分の責任で、戦う理由を選べるところだ」
- カグラ
- 「……自分で、戦う理由を選ぶ」
- シュナ
- 「─────」静かに聞いている。無表情に見えて、尻尾や耳が下がったりするのだが
- ヴィクトール
- 「――格好悪く言ってしまえばな」
- カグラ
- 目を閉じ、周りに居た人々の事を考えてみる。目の前に居る彼らは勿論のこと、シオンも、レオンも、兄も――そうだと、思う。
- ヴィクトール
- 「おれたちは皆、根なし草だ。風が吹けば、どこへ飛んでいくか分からない凧のようなものだ」
- 「だから、時折、重しが必要なのだと、おれは思う」
- カグラ
- 「……その重しが、それぞれの戦う、理由?」
- ヴィクトール
- 「国や民、使命―― お前は、たくさんのものを抱えている。きっと、おれたちの知らない事も、まだあるのだろう」
- 「それは、ひとりで抱えるには重すぎるものだ。――だから、時折、その重しの一部でも共に背負いたい。そうすることで、ようやく、自分がいまここにいる意味が作り出せる」
- カグラ
- 「――…………」 耳に入ってきた言葉に思わず目が潤み、目尻から一筋涙が零れる。
- それが頬を伝い、床に落ちて小さな水音を立ててようやく、自分が流したものに気付いて、目元を拭う。 「……あ、あれ……」
- 「……ごめんなさい……私、何で……」
- ヴィクトール
- シュナのほうが、よほど明快に言えていたな、と、内心に自らを苦笑しつつ、 「冒険者という人種は、そういう者たちなのだと――」
- 「――……」 ぽたり、と落ちる涙を見て、続く言葉は宙に消えた。
- シュナ
- 「カグラさん……」 かける言葉は思い浮かばないが、放っておきたくはなくて、身を引き寄せた
- ヴィクトール
- 「………」 そんなつもりはなかった。逆効果だったか、と頭を掻く。
- カグラ
- 「…………」 何故と口にしながらも、涙が流れた理由は、なんとなく自分で理解出来ていた。
聞かされたものは、役割ではなく、個人を想って、言われた言葉。まだ幼い頃、兄や憧れの人が口にしてくれた言葉、そして、今も一番の護衛が、言い続けてくれている言葉だからだ。
- ヴィクトール
- シュナが居てくれてよかった。――順番があべこべだが、そっとカグラの肩を抱くシュナに感謝する。
- カグラ
- シュナに抱き寄せられながら、そんなことが頭を巡る。
- 「……ごめ、んなさい……大丈夫……。悲しいわけでは、ありませんから……」
- シュナ
- 「ええ、そうでしょう」 優しく語りかける 「それでも私はこうしたくなるのです」
- カグラ
- 「……私」
- 「この遺跡を出たら、……レオンやシオン、兄と、話してみようと思います」
- ヴィクトール
- 「………」 カグラを支えるシュナ――というよりも、どこか、お互いがお互いをどうにか支えあっている、そんなふうにも見えた。
- カグラ
- 「……皆さんのこと、それを見て私が感じて、思ったこと。私がどうしたいかを、全部」
- ヴィクトール
- 「――……」
- 「お前がどうしたいのか、――か」
- カグラ
- 「……はい。与えられたもので満たされていたシビュラではなく、空っぽだったカグラが、初めて得た意思」
- シュナ
- 「────私は」 「カグラがどんな道を進むとしても、応援しますよ」
- ヴィクトール
- 大きく息をつき、顔面を覆うようにする。何かを考えながら、手のひらは顔を下り、顎を撫でて
- 「ひとつ――」
- 「――確認しておきたいことがある」
- カグラ
- 「その後になってしまいますが……皆さんにも、聞いていただきたいです」
- 「――……はい」
- ヴィクトール
- 「もし違うなら、否定してくれ」
- シュナ
- 「────」それがこの身をかけることになっても、だ
- カグラ
- 「……何でしょうか」
- ヴィクトール
- 「アナスタシスを救う方法――かの国を巡る思惑は、一つではない」
- 「お前が望む道とは、べつの道を、レオンたちは描いているのではないか?」
- 「言うなれば、主流派と、巫女派のような」
- カグラ
- 「――……ずっと昔は、ひとつだったと思います」
- ヴィクトール
- 「……否定はしないのだな」
- カグラ
- 「……」 言葉はなく、悲しげな表情で俯いた。
- 「……だから私は、彼らと――いえ、兄と話さなければなりません」
- シュナ
- 「……………」 先程の言葉から、ある程度は類推できようものだ
- ヴィクトール
- 「……そうか」
- カグラ
- 「……ロキは、兄として私のことを守り続けてくれました」
- シュナ
- 「それは、お兄さんの意にそぐわない事ではないのですか」
- カグラ
- 「――今は、そうかもしれません」
- 「でも、遠い昔に……二人で誓ったんです」
- 「二人で力を合わせて、アナスタシスの皆を幸せにしよう、って」
- シュナ
- 「…………分かりました」 そっと離れる
- ヴィクトール
- 「――……」 幼いがゆえの、純粋な願い。そこから、兄妹の間にどれほどの距離が開いたのだろうか。それは、想像するしかない。
- カグラ
- 「……だから、私を信じてくださいませんか」
- シュナ
- 「最初から、そういうつもりですよ」 最初からではなく、身を張って仲間を庇った時から、の様な気がするけど
- ヴィクトール
- 「お前が皆に信を置くだけ、皆はそれを返すだろう」
- カグラ
- 「……はい。ありがとうございます」
- ヴィクトール
- 「使命のために、口にできないこともあるだろう」
- 「だが、それ以外のことで、隠し事はもう、しないほうがいい」
- カグラ
- 「――そうします。……私はあなたたちのことも、裏切りたくはありません」
- 「……そろそろ、戻りましょうか。あまり長く離れていると、また誰かに心配を掛けてしまうかもしれません」
- シュナ
- 「──そうですね」 微笑んで髪を撫でる。その感覚は伝わらないだろうけれど
- ヴィクトール
- 「――ああ、そうだな」
- そういって、背後のドアを開けた。
- カグラ
- 労るように撫でてくれるシュナへと微笑みを返し、その手を取る。
- ヴィクトール
- 従士がそうするように、カグラを外へ送りだしてやる。
- カグラ
- それに従い、手を引いて部屋を後にした。
- シュナ
- 「───」 いい子だ。本当に。カグラに手を引かれ、ヴィクトールに頭を下げて部屋を出た
- GM
- ひとまずGM側はこれで大丈夫です。
- ヴィクトール
- 「………」 頷き、ふたりの少女を見送って
- 大きく息をつく。
- シュナ
- 私も大丈夫です
- ヴィクトール
- 「――天は二物を与えず、というが、あれは嘘だな」 ひとりごちながら、扉を閉めて歩き出して
- 天はなぜ、一つや二つどころではない、こうも多くの試練を与えるのか――と
- その言葉が、皮肉にしか思えない。
- 「――だが、」
- 彼女の身にふりかかるのは、試練ばかりではない。
- ――よい仲間に、巡り合えた。
- 少し前を寄り添うようにあるくふたつの背中が、少しの救いをもたらしているように、ヴィクトールには思えた。
- ヴィクトール
- おわーり
- GM
- ヤッター!!!
- ヴィクトール
- 闖入者すみませんでしたありがとうございました
- GM
- 皆さんの不断の努力でフラグが成立しました。
- やったね。
- ありがとうございました!
- また夜お願いします!!
- ヴィクトール
- シュナちゃんもいいこだね
- シュナ
- おねがいします!
- ヴィクトール
- 幸せになってほしいですね
- GM
- 2021/05/03_0
- シュナ
- いいこなんだけど
- GM
- ログナンバーはこうなるものと思われます。
- シュナ
- ご病気をなんとかしませんとね…
- ヴィクトール
- 破滅の匂いがします
- GM
- いい子だけど自己犠牲病
- ヴィクトール
- ヴィクトールはカグラに敬意をはらっているよ
- GM
- よし
- ヴィクトール
- 幕間かいとこ
- シュナ
- ありがとうございました
- ヴィクトール
- ありがとうございました!
- GM
- カグラも周りの人間とはまた違った形で尊敬してるよ
- てったいだあああ
- !SYSTEM
- GMが退室しました
- シュナ
- てったいだああ
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- シュナが退室しました
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- ヴィクトールが退室しました