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- イーサンが入室しました
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- トゥエルヴが入室しました
- トゥエルヴ
- ポンッ
- よろしくおねがいしまーす!
- イーサン
- トゥエルヴの兄です。今日は弟の(精神的な)成長を見に来ました
- よろしくお願いいたします。
- トゥエルヴ
- ??
- お前のような兄がいるか
-
-
-
- イルスファール王国。数多くの冒険者を要する子の国では、日夜様々な依頼が彼らの許に舞い込んでくる。
- が、全てが全て万事が万事冒険者に頼ることはない。ギルド、軍部…そして神殿。
- 勢力最大こそティダンに譲るものの、ライフォス神殿もまた、様々な人々から信仰を集めており、秩序を守るため神殿に所属する神官戦士も少なくはない。
- 所属している場所が多少特殊であるものの、少年…トゥエルヴもまた、ライフォス神殿に属する一人の戦士である。
- 冒険者として活動もしているものの、有事があれば神殿の任務に参加することもある。
- これはそんな彼の任務の一幕である
-
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-
- 今回彼含め、戦士たちに与えられた任務は蛮族退治である。
- 高位の依頼も受けてきた冒険者であるトゥエルヴからすれば、実力はさほどない相手ではある。
- が、何分数が多いとのことで、こうして駆り出されることになった。
- 君と同じ部署に所属する、白髪のナイトメアも共に。
- 君達の関係を知ってか知らずか、なぜかそろって現在君たちは見張りの任についている。
- イーサン
- 「………」相変わらず寡黙な青年である。そもそもが、自分がこの手の任務に駆り出されるのはあまりないとは思っていたが。
- イーサン
- (ロールどうぞ、おまたせしました)
- イーサン
- 先の依頼といい、どうにも、この隣の少年とは縁があるようである。
- トゥエルヴ
- 審問隊として出動する際には必ず身に付けている青い外套を纏い、少年はイーサンから離れた場所で木に寄り掛かっている。フードを目深に被っているため表情は確認しずらいが、フードの下は不機嫌MAXな表情になっているのは想像に難くなかった。雰囲気からして、不機嫌そうである。
- トゥエルヴ
- 描写ありがとう!
- トゥエルヴ
- 仕事に駆り出されるまでは良かった。だがそこまでだった。蛮族が狩れるはずが見張りを命じられ、しかもその相方がこの男ときた。
- 頬をぷう、と膨らませ、おざなりに周囲の気配を探っている 「………」
- イーサン
- トゥエルヴとは逆に、その外套等は身に着けていない。正確には身に着けるといらぬ某を買うことがわかっている。
- トゥエルヴ
- 「なんでお前なんかと」 自分以上に無口な男に向けて、嫌がらせにそんな事をごちる。独り言にしては、相手に聞こえるようにはっきりと。
- イーサン
- 「司祭のご判断だ、帰ったら尋ねるといい」もっとも、あの司祭がそうそう本音を見せるとも思えんが。
- トゥエルヴ
- ふん、と鼻を鳴らしてそっぽを向く 「ついでに、同じ任務に宛がわないようお願いもしとくよ」
- イーサン
- 司祭…あの穏やかだがてこでも動かない自分の上司である司祭を思い浮かべつつ
- 「そこはできる限り、だろうな。平素はないだろうが、今回のように相手の数が多ければ俺も出ることになる」
- トゥエルヴ
- 「…断ってよ」 任務に出る事を。彼の立場は良く分からないが、断れない程でもないのではないか。そんな憶測を立てて。
- イーサン
- 「神殿の任については、相応の理由及び他の任がない限りは出ることになっている」つまりあきらめろということである
- 「その意味では、当代であるお前の方がそうしやすいだろう」
- ただ、この少年がライフォス神殿…あの司祭からの任を断るという選択肢をとるのは考えづらい。
- トゥエルヴ
- 「僕は蛮族を殺すし、穢れは全部払う。ルツィが僕を必要としてくれるなら、何だってやる。だから彼女のお願いなら、僕は断らない」
- イーサン
- その言葉に目を細めた。本当に、神に対して…いや、ルツィガーニャに対して盲目に育ったものである。
- トゥエルヴ
- 「ルツィは優しい。……同類を殺すのが嫌だって言えば、こういう仕事は回ってこなくなるんじゃない?」 後半はつい、うっかりの発言。
- 穢れを払う事が自分の使命だ。故にナイトメアは許容できる存在ではない。……ないのだが、近頃その信条が揺らぎつつあった。
- イーサン
- 「…前も言っただろう、ルツィガーニャは優しいが組織を預かる長だ、私情を交えた甘い判断を下せば…それ幸いと牙をむかれることもあるだろう」
- 誰に、とは言わない。無論すべてがそうだとは思わないが…そうでない部分も嫌という程見てきたのも事実である。
- トゥエルヴ
- 特に、ヨシュアという男に出会ってからは顕著である。彼の教えはすとんと心に落ちるものばかりだった。口は災いの元・いらぬ亀裂を生み出す原因というのを教わり、それをフィオリという少女と出会う事で実感した。イーサンは嫌いだが、言うべき事ではなかったかもしれないと、再び頬を膨らませる。
- 「……じゃあ、冒険者として生きてみたら?」 どうして神殿での立場を、そこまで重要視するのだろう。
- イーサン
- 「難しいだろうな。もし自由になるとしたら…俺が本当の意味で、奴らと同類になったときだ」
- トゥエルヴ
- 「……? 何それ」
- イーサン
- 「少なくとも今は……」
- 君達が話をしていると、最初にトゥエルヴは気づくだろう。
- どこか焦ったような声音と、励ますような声音、そしていくつかの足音
- トゥエルヴ
- 「……?」 声と音のする方へ、綺麗な満月のような視線を向ける。
- 戻ってきたのは一組のPTである。顔くらいは見たことがあるかもしれない。
- どうやら何名か手傷…それも1名は重傷を負っているようだ。
- 神官戦士
- 「すまない、思ったより手こずった…」
- トゥエルヴ
- 「首尾は?」 傷を負った戦士達に対して、動揺も労いの気持ちもなかった。
- 神官戦士
- 「ああ、任務は成功した、が…」
- イーサン
- 「…間に合わずマナが足りなかったか。早く中にいって神聖魔法をつかえる者を」
- 「下手に動かすより、俺より高位の魔方が使える者を読んできた方が早い、傷は俺が塞ぐ」いけ、と
- トゥエルヴは初めて見るかもしれない。彼は魔力を纏わせ打撃力を高める、そういう技を使うのは知っていただろうが。
- イーサン
- 「…神の御名の許に」
- トゥエルヴ
- 「傷を塞ぐって、どう見たって重傷だけど……」 手当で間に合うものか、と口を挟もうとして、眼前の光景に僅かに目を丸くした。
- 神官とは神への信仰ある者のみではなく…神聖魔法を使える者も指す。
- 彼ら神官は己が信仰する神の聖印を持ち、神に祈りを捧げ啓示を、奇跡を授かる
- 目の前の彼が使っているのはキュアウーンズ。その魔法自体は、トゥエルヴも仕事をしている神官が施しているのを見たことがあるだろう。
- トゥエルヴ
- 「……」 愕然、といった様子でその奇跡を眺める。
- ただ、それは紛れもない奇跡であった。
- トゥエルヴ
- 「…ッ」 小さく舌を打つ。居ても立ってもおれず、苛立たし気に先ほどまでいた見張りのポジションへと戻っていく。
- イーサン
- 「…あとは専門の神官が見れば問題はないだろう」俺ができるのはこれくらいだ、と
- 中から出てきた神官たちに怪我人を預け、まだ任の時間はあるのでそのままその場所にいる、が。
- トゥエルヴ
- 背中からイーサンが近づいてくる事を察知して、そのままずんずんと先へ先へ歩いていく。感情が高ぶりいじけたようで、冷静な判断ができていないその様は、まさに子供だった。
- イーサン
- 「…何を子どものようにふてくされている。任は成功したと言っていただろう」つまりほどなく自分達もこの仕事から解放される。トゥエルヴからしたら、悪い報告ではなかったはずだ。
- 彼らの中に知り合いでもいたか?いや、だがそれにしては反応が平坦であった。
- トゥエルヴ
- 「………うるさい!だったら帰ればいいだろ!」 尚も歩みは止まらず。
- イーサン
- 「……」息をついて、離れすぎているその背中に、同じく少し離れた別の場所にいる神官に少しの間頼むと言伝てをし
- 迷子などという失態はおかさないとは思いたいが。明らかに冷静ではない。
- トゥエルヴ
- そのまま思う方へ好き勝手進んでいく。背後から、つかず離れずの位置を保ったままついてくる気配に、徐々に怒りが別の感情にすり替わっていく。
- 奥へ進む速度が緩んでいき、ふいに振り返る 「……なんでついてくるの」
- イーサン
- 「一人では危険もあるだろう」もっとも大抵の危険はなんとかできる実力があるのは十分承知している。
- トゥエルヴ
- 尤もな理由に、子供のような少年には頬を膨らませる事でしか不満を表せなかった。
- とはいえ素直に戻る事も出来ず、視線を前に戻して歩き出した――ところd
- で
- つい先日、雨が降ったばかりの森の地面はぬかるんでいた。雨でさらけ出された木の根につま先を取られ、盛大に前に転ぶ。
- 「……いたっ」
- イーサン
- 「…その危険は想定外だった」
- トゥエルヴ
- 幸い、転んだ先は低木で、無様に泥に突っ込んで外套を汚すことはなかったが、顔や足にかすり傷が出来る。両腕は――意地で死守したようで無事である。
- イーサン
- 息をついて
- トゥエルヴ
- 突然の出来事に目を丸くして数秒固まり、そしてむくりと起き上がった。盛大に頬を膨らませた。
- イーサン
- これはとても沁みる消毒液の出番でしょうか
- トゥエルヴ
- ピイイイ
- 奇跡は!!!
- イーサン
- いーさん「自然の治癒に任せるのが一番いい」
- トゥエルヴ
- 自然派ママ……
- イーサン
- 消毒液はあげる…
- 超沁みるけど
- トゥエルヴ
- びえええええ
- トゥエルヴ
- 「……ついてくるから」 脈絡のない責任転嫁。
- イーサン
- 「不自然な体勢で転ぶと下手をすれば足をひねるぞ」
- 「足元をすくわれただけだろう」使え、と水袋と何やら湿らせた布を渡し
- 水で洗い、それをはっておけと言う。
- トゥエルヴ
- 「……」 文字通りだな、なんて頭の隅っこで考える。
- 「なにこれ」
- イーサン
- 「簡易的な処置だがな。傷口を洗い、それを当てておけ」単なる消毒液だ
- トゥエルヴ
- 「………」 口を強く引き締めて、言われた通り傷口を水で洗う。
- 如何にも言う事を聞くのが癪だ、といった様子である。
- 傷口を洗い、渡された布をまじまじと眺めた。くんくん、と匂いを嗅ぎ、嗅覚に伝わってくるツーンとした匂いに顔を歪めた 「……なにこれ」 もう一度、同じ質問を繰り返す。
- イーサン
- 「ただの消毒液だ」
- トゥエルヴ
- 枝でついた頬の擦り傷へ、布をあてた。途端、突き抜けるような痛みに思わず 「………うっ」 と小さく声が零れる。
- イーサン
- 珍しい物ではない。応急手当として一般的にあるものである。
- トゥエルヴ
- すぐに頬から布を離した 「………痛いんだけど」
- イーサン
- 「傷があるからそれはそうだろう」
- トゥエルヴ
- 「……いい。帰ったらルツィに治してもらうから」 イーサンへ、布を突き出す。
- 治してもらう。この男が使ったのと同じ奇跡で。
そこまで思い至って、再度顔が歪んだ。
- イーサン
- 「ルツィガーニャは忙しい身だ、自分で対処できることであるなら自分で…」
- トゥエルヴ
- 「……」 諭されて布を頬に押し付ける事も、頬を膨らませる事もせず、顔を俯けた。
- イーサン
- 「…何を先ほどから気にしている」
- トゥエルヴ
- 「……お前にわかるもんか」
- イーサン
- 「察しが良い方とは言えんな。気配を探ることに長けているとも言えん」
- トゥエルヴ
- 「………」 生真面目な返答に、若干毒気を抜かれる。
- イーサン
- 「ただ」
- 「…わかろうとすることくらいは、善処する」
- トゥエルヴ
- 「………何それ」 少し困惑の色が滲む。
- イーサン
- 「…話したくないのならばそれはそれでかまわん。時間が解決することもある」
- トゥエルヴ
- 「……ヨシュアみたいな事言う」
- 「………なんで、お前に使えるんだ。……穢れてる癖に」 そう零しながら、低木から腰を上げ漸く立ち上がった。イーサンに問うような瞳を向ける。それは迷子の子供のような、途方に暮れたような瞳だった。
- イーサン
- 「……神聖魔法が使える理由はいまだわかっていない」
- トゥエルヴ
- 「……声、聴いたの?」 ライフォスの。
- イーサン
- 「俺の場合は、それらしいもの、というあいまいな答えにはなる」
- トゥエルヴ
- 「………」 唇を横一文字に引き締める。
- 「じゃあ、どうして」
- 「どうして僕には聞こえないの……」
- イーサン
- 「それは誰にも答えることはできない問いかけだ。さっきも言った通り、神聖魔法は俺に限らず、使える条件や資質が明らかになっていない部分が多い」
- 「ある日突然啓示を受けた者もいれば、敬虔な信者が全て神聖魔法が使えるわけでもない」
- トゥエルヴ
- 片手で、もう片腕を強く握る 「祈る為の腕も貰った。腕を貰ってから、毎日祈ってる。ライフォスの為に、ルツィの為に、蛮族をこんなに殺してる。穢れたナイトメアだって殺した。……こんなに頑張っても、駄目なの?」
- 「僕も聴きたい。ルツィが聴いてる声を、僕も聴いてみたい。どうすれば啓示を受けられるの……お前は何かしたの?」
- イーサン
- 「神の御心は誰にもわからない、それこそ、俺にも…ルツィガーニャにも」
- トゥエルヴ
- 口を開いて、閉じる 「………」 迷子の子供のような目はそのままで、悔しそうに歯を食いしばった。
- 「やっぱり、分かんないんじゃん……」 咎める口調ではなく、落ち込んだ声音だった。
- 片腕を握る手から力を抜いて、布を頬に押し付けた。痛みにもう一度小さく呻いたが、今度は文句を零さず、じっと我慢する。
- イーサン
- 「俺よりルツィガーニャに聞いた方が早い話ではある。俺は…まっとうな状況での啓示が、それこそ、わからないからな」
- トゥエルヴ
- 「……お前は、真っ当な状況で声を聴いたわけじゃないの?」
- イーサン
- 「…そうだな。少なくとも、敬虔な信仰の末のものではない」
- トゥエルヴ
- 「…………」 彼の立場は、やはり未だ謎のままだ。どうして神殿にいるのか、どうして穢れを払う為の部隊に残っているのか。
- そして今回でもう一つ疑問が生まれる。彼はどうして、どうやって、此処まで来たのか、だ。
- イーサン
- 「…前向きに言い換えれば、誰しも平等に機会、はある、ともいえる」
- トゥエルヴ
- だがそれを問うにはまだ、どうしても、彼の事が苦手だった。
- 「……励ましてるの?それ」
- だとしたら、とんだ口下手だ。自分の事は棚上げするが。
- イーサン
- 「…………ただの事実としていったまでだ」励ます、という言葉に虚をつかれた、一瞬だけ表情が年相応に見えたかもしれない
- トゥエルヴ
- 「………」 初めて自分の言葉で表情が変わった。
- 何処となく居た堪れなさというか、居心地の悪さを感じて、踵を返した。
- 「……帰ろ」 イーサンにも伝えるようにそう零して、来た道を戻っていく。
- イーサン
- 「…ああ、そろそろ戻らねば」
- 当代のナンバーが持ち場を長時間離れた、というのは彼女にとってもよくないだろう。
- 適当に哨戒していた、とでも報告しておこう、と息をついて
- 「……」自分と同じくらいの背丈の背中を見つつ
- トゥエルヴ
- ただし精神年齢は5歳児
- イーサン
- …口が滑りそうになったが、本来であれば、知らずともよい話であるのだ。
- トゥエルヴ
- 良い感じだし、このまま締めてもろて……
- イーサン
- 穢れ持ちの話など。
-
-
-
- イーサン
- おつかれさまでした。
- トゥエルヴ
- お疲れ様!
- ゆっくりRPできました、ありがとーう!
- イーサン
- おつかれさまでした。
- トゥエルヴ
- またやろね~~
- イーサン
- ありがとうございます
- トゥエルヴ
- 次はお茶会だったり、イーサンとまた任務だったり……次は穢れ狩りをしようね!!
- では撤退いたしゃす!
- サラダバー
- イーサン
- イーサンが神の声を聞いたのは実は(続きはwebで
- トゥエルヴ
- URLは????
- どこの公式サイトを観に行けばいいんすか!
- なま「そんなものはない」
- はい…
- また根掘り葉掘り聞くとしよう
- イーサン
- ふふ
- トゥエルヴ
- では、今度こそさらば!
- イーサン
- おつかれさまでした
- トゥエルヴ
- しゅしゅしゅ
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- トゥエルヴが退室しました