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手紙を添えて

20210322_0

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シュナが入室しました
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ウィスタリアが入室しました
ウィスタリア
お誘いありがとうございます
描写をよろしければやっていこうかと思います
シュナ
ありがとうございます。お手紙を渡したいと思います。
まあ、私は部屋で体育座りしてますよ…
ウィスタリア
大丈夫ですか?
シュナ
(微笑む
夢見が悪くて不安定な時期なんです
ウィスタリア
了解しました
では始めていきます
宜しくお願いします
シュナ
お願いします
 
 
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国 王都イルスファール "星の標"
此処は国内でも有数の冒険者ギルド支店であり、冒険者が集う宿屋でもある
そこの2階から上は、冒険者たちの個室であり、部屋を借りている者も多い
その一つ、とある二人部屋の扉がノックの後にゆっくりと開かれて
青いジャケットに白いワンピースドレスを身にまとった、人形めいた顔の少女が入室してくる
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BGMを変更 by ウィスタリア
Never Coming Back100%
 
時間は空が暗くなる頃合いで
カーテンの隙間からは月と星とが見て取れる
ウィスタリア
「──、ただいま戻りました」
旅行かばんを手に、少女は室内に声をかける
シュナ
「………」 部屋はランプにぼんやりと照らされていて、ベッドの隅に、座った状態で毛布に包まった少女が静かに寝息を立てている
ウィスタリア
「──、」 かばんを置くと ゆっくりと部屋主の所に近づいていって
「……」 眠っているのか、と 様子を伺うように顔を近づける
シュナ
目の下には若干の隈があり、閉じた目の端には涙の後が見える
ウィスタリア
「……」 「シュナさん」 少女は少し間を置いてから声をかける 
シュナ
「……ん」 声に、まず耳が反応して震え、やがてゆっくりと瞼が開く 「……うぃす…?」
ウィスタリア
「──、その姿勢での睡眠は、推奨されません」淡々とした声で告げて 「それから、…‥」僅かな戸惑いの色を載せて  「大丈夫ですか?」と少女は口にした
シュナ
「……ああ、寝ちゃったんですね……すみません」 耳をへちょんとさせて微笑み 「……ん………」 大丈夫か、との言葉には、少し困った笑顔を見せた
ウィスタリア
「顔に不調の症状が見られます。目の下の隈は、強い疲労の証です」
シュナ
自分から、教えた言葉だけに、嘘をつくわけにもいかず、さりとてダメとはとても言えなくて
ウィスタリア
「それから、涙の痕がありました──何処か、負傷を?」
シュナ
「……最近、夢見が悪くて、あんまり眠れなくて」 「いえ、怪我などは無いですよ。というか、本当に?」 涙の跡というのには些か戸惑い、目の端を拭う
ウィスタリア
「薬草茶、マッサージ、保温、それからホットミルクなどが良いと聞きます」
「はい」 本当に?という言葉には頷いて
シュナ
「うん。そうですね……試してみましょう。寝不足はよくないですもんね」 
「……あ、そうだ。おかえりなさい。ウィスタリア」
ウィスタリア
「ただいま戻りました、シュナさん」 頷き 「よろしければ、下で注文してきます」
シュナ
「……うん。いいですか。お願いして」
ウィスタリア
「はい。少々お待ち下さい」
シュナ
「はい」
ウィスタリア
少女はそのまま部屋主から離れると 扉をくぐって階下へと移動を始めた
シュナ
「───」 帰ったばかりでお願いして悪いな、とか思いつつ、毛布を除けて、髪や服などの身だしなみを整えておく
 
しばらくすると 僅かに開けられた扉が再び開かれて
両手に湯気が僅かに立つマグカップを持った少女が戻ってくる
ウィスタリア
「戻りました。調味はしていただいたので問題ないと思います」  
シュナ
「──うん。おかえりなさい。ありがとうございます」 戻った時には、小さなテーブルの上が綺麗に片付けられていて、その前の椅子に座っていた
ウィスタリア
カップをテーブルに置いて 小さく頷きを返す
シュナ
「お疲れのところ、すみません」
ウィスタリア
「いえ、疲労は強くありません。問題ないです」
「着替えます。どうぞお召し上がり下さい」
シュナ
「……はい。頂きます」 笑顔を見せるのだが、尻尾は耳はやや垂れたままである
 
自分のベッドの近くで脱衣すると 部屋着に着替え始めて 仕事着の片付けも終わると、戻ってくる
ウィスタリア
「……、大丈夫ですか?」 髪を下ろした少女はもう一度部屋主に尋ねる
シュナ
「大丈夫には、見えないんですね」 今度こそ困った顔して 「ウィスが戻ってきたので、大丈夫になると思います」
ウィスタリア
「元気な状態にあるシュナさんは、」
「耳と尻尾が活発です」
シュナ
「え、そうなんですか?」 耳に触れてみた。あ、へっちょりしてる…
ウィスタリア
「夜、という時間帯で休息に入っていることを加味しても、元気、という状態にはなっていないと思います」
「……」 対面の席について 自分の分のホットミルクを前に 少女は命令者をじ、と見つめた
シュナ
「そうですね……最近一人だと、昔の事を思い出しちゃって……夢も、そんな感じで……あまり、よくないことなので…」
ウィスタリア
「昔のこと、ですか」
「夢は記憶の整理を行っている働きとも言われています。心身の不調期には、過去の失敗経験などを追体験することもあるようです」
シュナ
「ウィスは物知りになってきましたね」 ふふ と微笑み
ウィスタリア
「はい。知識量も増えました」 頷き
シュナ
「………うん」 小さく呟き、視線を落とし、ホットミルクをひとすすり 「私、ここに来る前は軍人だったんです」
ウィスタリア
「軍に所属されていたのですね」 頷きを返して
シュナ
「ええ。でも、この辺りの、じゃなくて、アルフレイム大陸にある国の軍で」
ウィスタリア
「かつて、ケルディオンとも地続きだったとされる大陸ですね」
シュナ
「はい。それで……蛮族との戦いがあって、その時は負け戦で、撤退の最中に、気づけば、私はこの辺りに」
ウィスタリア
「──、撤退戦。最後衛に居た、ということでしょうか」
シュナ
「……分かりません。幾つかの陣が抜かれて、大混乱で……撤退なんていえば聞こえはいいですが、敗走でしたから…」
ウィスタリア
「──、」
「その状況の追体験をなさっていたのですね」
シュナ
「………そうですね」
ウィスタリア
「──、疲労が貯まると思います」
「状況から、かなり負荷のかかるものだと考えられますから」
シュナ
「仲間達が、私を探す声がして」 ふるふる 「起きていても、声が頭から離れなくて」
ウィスタリア
「──、再会を、望んでおられますか」
シュナ
「………そう、ですね……いえ、わかりません」
ウィスタリア
「──、ケルディオン大陸から出ることは、困難であると言われています」
シュナ
「……はい」 こくり
ウィスタリア
「──、もう一つの仕事で各地に出向く機会がある私なら、なにか方法を探すことが出来るかもしれません」
「もし、出る方法が分かったなら」
「シュナさんに、お伝えします」
「戻られるかの判断は、シュナさんにお任せします」
淡々と少女は提案をしてみせた
シュナ
「……はい」   「……、………、ありがとうございます」  戸惑い、何度か言い淀んでから、結局はそう言って頭を下げた
ウィスタリア
「──、行き来する方法が見つかれば、手紙を届けることも出来ると思います」
「戻られて、直接言葉を交わすことが難しくなったその時は、」 「手紙でご指示を下さい」
「必ず、届けに、受け取りに参ります」
シュナ
「……ふふ。ウィスが来てくれるのなら、戻っても寂しくなさそうですね」 微笑み 「……あ、そうだ。いけない」
「ウィス宛のお手紙、預かったんでした」 若干、話を打ち切る様にしてサイドボードに移動し、置いてあった手紙を手にとって、ウィスに差し出した
ウィスタリア
「……私宛、ですか?」
シュナ
「はい。差出人は、裏面に」 
ウィスタリア
ひっくり返すと 「──……、エスメラルダさんから」
封筒をペーパーナイフで開くと 「拝見します」 と短く述べて
手紙を取り出し、広げる
シュナ
「はい」 言葉を選んだのは私なので、内容も知っているのですが
ウィスタリア
「──、」 そのまま読み始める 目で文字を追う速度は、仕事柄早いはずだが、そのときは何処かゆっくりで
シュナ
「……………」 再び座りなおして、ホットミルクをすする。話したおかげか、大分心が落ち着いて、今は穏やかにウィスを見ている
ウィスタリア
「会って話がしたい。とのことでした──、それから、シュナさん宛に追伸が」
シュナ
「はい。え?」
ウィスタリア
「『文面を考えてくれてありがとう』と伝えて欲しいとのことでした」
シュナ
「そんなの直接いえばいいのに……というか、ウィスにばれてしまうではないですか……」
ウィスタリア
「発覚するとなにか問題が生じるのでしょうか」
シュナ
「私が照れくさい、くらいですけどね」
「……それで、会ってみます?」
ウィスタリア
「伝えるべきことは、以前お伝えしました」
「ただ、その際にご返答は頂けませんでした」
「今回は頂けるのではないかと、考えます」
シュナ
「うん。私も、思ったことは伝えています」
ウィスタリア
「シュナさんも、エスメラルダさんと会話を?」
シュナ
「ええ。それで、呼び出すのにも上手い言葉が見つからないからと、頼まれたんですよ」 それで追伸に、というのに繋がるのです
ウィスタリア
「?」
「職務外であれば、部屋か1階で自習しています。1階で会話習熟のために人を見ていることもあります」
「その時に声をかけていただければ、良かったのではないでしょうか」
シュナ
「ふふ。どうして手紙にしたのか、は、私には分かりません」
ウィスタリア
「なにか意図が、あるのでしょうか」
シュナ
「それは、直接聞いてみるのが良いかも知れませんね」
ウィスタリア
「了解しました」
シュナ
「………うん」
ウィスタリア
頷きを返して ホットミルクに口をつけた
シュナ
「温かいですね。おかげで、落ち着きました」
ウィスタリア
「はい。効果があったのであれば何よりです」
シュナ
「うん、あと……今日は一緒に寝て貰えませんか?」
ウィスタリア
「構いません……、確か」
「親しい他者の体温を感じながら眠ることは、リラックスに繋がるという文献を読んだことがあります」
「その対象として取って頂けているなら、幸いです」
シュナ
「はい。ウィスといると、落ち着きます」
ウィスタリア
「何よりです」 小さく口角が上がったのを見ることが出来たかもしれない
シュナ
「私も、ウィスにとってそうであればいいのですけど」 その様子を見て微笑んだ。尻尾も耳も元気になってきた
ウィスタリア
「部屋に戻ってくる時に、」
「いらっしゃると思って戻ってくるのと、そう思っていらっしゃらなかった時とでは、」
「就寝までの時間が変わります」
「最近のことなので、どの様な変化かはわかりませんが、自覚して居る変化です」
シュナ
「………うん、なんか今のはぐっときました」
ウィスタリア
「ぐっとくる、とは」
シュナ
「うーん……なんかときめくというか、嬉しくなるというか……」
ウィスタリア
「嬉しい、ときめく。……了解しました」
シュナ
「……ふふ、じゃあ、寝る用意をしましょうか」
ウィスタリア
「はい」
シュナ
「今日はぐっすりできそうです」
ウィスタリア
「眠りにつかれるまで、確認します」
席を立って、枕を自分のベッドからシュナのベッドに移動する
シュナ
「ウィスも一緒に寝ちゃいましょう」
同じベッドに潜り込み
ウィスタリア
「了解しました。ただ、確認は──」と言ってる間にランプの灯りが落とされて
「……おやすみなさい」 と隣で小さく挨拶を口にした
シュナ
「………うん。おやすみなさい」 手を取って胸に抱いて、瞳を閉じるのでした
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BGMを削除 by ウィスタリア
ウィスタリア
こんな所でしょうか
シュナ
こんなところですかね
ウィスタリア
お付き合いありがとうございました
シュナ
ありがとうございました
今日はウィスに甘える側でした
ウィスタリア
はい。シュナさんの健康状態は私にとっても留意することなので
お役に立てたなら良かったです
シュナ
精神状態は大分回復したと思います
ウィスタリア
なによりです。では、エスメラルダさんに会いにいってきます
シュナ
はい。いってらっしゃい
ではでは
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シュナが退室しました

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