- !SYSTEM
- エスメラルダが入室しました
- !SYSTEM
- ヘーレムが入室しました
- エスメラルダ
- よしじゃあ
- ヘーレムってどこ住みだっけ
- ヘーレム
- ほししべ宿3階
- エスメラルダ
- じゃあほししべでいいね 時間は何時でもいい?
- ヘーレム
- の角部屋でございます
- いいよ!
- エスメラルダ
- 呪怨かな?>3階角部屋なのに外から物音がする
- ヘーレム
- いきなりホラーにするな
-
- ――王都イルスファール、〈星の標〉
- 地方内外を問わず、その名を広めているその冒険者ギルド支店は
- 日々、多くの者が訪れ 発っていく。
- エスメラルダ
- 1D12 → 11[11] +8 = 19
-
- 日が沈み切り、依頼から帰ってきた者達で店内が賑わう頃、
- 〈星の標〉の店内に、一人の青年が席に着いている。
カウンターが埋まっているからと通されたそのテーブル席は、一人で使うにはあまりに広い。
- 相席になる可能性もある、と付け加えられている事もあり、気まずさはそう感じてはいなかったが
- エスメラルダ
- 黒い髪にエメラルドの瞳を持つ青年は、静かにそのテーブル席についていた。
- 机には、まだ使い始めたばかりのペンと、白紙の羊皮紙。
- 何かを記しているのだろうが、その手は動いておらず また、机にもそれ以外には何も置かれていない。
- 「……」 小さく唸りながら、頬杖を突き 何も浮かんでこない事に溜息を吐くと、静かに目を伏せた。
- !SYSTEM
- トピックを変更 by エスメラルダ
- 場所:〈星の標〉1F酒場 時間:19時頃
- ヘーレム
- 騒音の奥からひょこっと顔を出し、店内を見回すのは淡い藤色の髪の幼い少女。両手にはキャロラインから渡された夕食ののったトレイ。
- !SYSTEM
- BGMを変更 by エスメラルダ
- もう一杯!100%
- !SYSTEM
- リュードが入室しました
- ヘーレム
- 空いている席はないかと、低い身長で背伸びをして探し、漸く目に留まったのは青年の座るテーブルである。
- ヘーレム
- 親の声より聴いたBGM
- ヘーレム
- 「――あっ、すみません。ここの席いいですか?……あれ?」
- エスメラルダ
- 「ん」 暫く唸っていた所に、かけられた声に視線を向ける。
- 「ああ、……ヘーレムじゃないか。どうした、こんな時間に」 見かけると口から出たのはそんな言葉だった。
- 席を立って、ヘーレム側の椅子を軽く引いて どうぞ、と示しつつ。
- ヘーレム
- 「私はこれから夕食なのよ!」 ほら、と美味しそうな…女性向けの野菜メインの料理を見せ
- 紳士的な青年の所作に満足げに笑ってから、すとん、と席に座る。
- エスメラルダ
- 「はは、随分じゃないか。声をかけてきた時はもう少し、大人びていたのに」 微笑みながら、自分の席に戻り
- 机に広げていた用紙を纏めて ペンを置く。
- エスメラルダ
- 何かと便利過ぎるんだよなこのBGM
- ヘーレム
- 「…んぐっ」
- エスメラルダだと分かれば確かに気が緩んだが、そこまで顕著だっただろうか、と頬を染める。
- 「エ、エスメラルダこそ何してたの?夕食じゃないのね……お手紙書いてたの?」 青年の手元のペンや羊皮紙に視線を落とす。
- エスメラルダ
- 「はは、」 その反応に小さく笑って 「ああ、これは……まあ、そうなるかな。上手く、書き出せていないんだけれど」
- ヘーレム
- 目を瞬かせて、ちらっと用紙を覗き込む。――が、それは果たして淑女のすることだろうかと思い直して、慌てて視線をエスメラルダに戻す。
- 「…だ、誰へのお手紙?」
- エスメラルダ
- ヘーレムの様子を見ていると、どうにも微笑ましくていけないな。ぼんやりと考えながら、
- 「ウィスタリアへ、少しね。一通目はもう、送っているんだけれど」
- 「もう一つ、書いている所なんだ」
- ヘーレム
- 「ウィスタリアに……?」 再び目を瞬かせる。視線を虚空に投げかけて何かを考えては、 「でも、二人はいつも一緒にいるわ。それなのにお手紙なの?」
- リュード
- 「(んん……? なんか聞き覚えのある声がするような)」 すぐ後ろの席で背中合わせに座っていると主張しておくやつ
- エスメラルダ
- 「いつも、ではないよ。仕事がたまたま合うだけだ」 苦笑して、軽く手を振って
- 「それが一番だけれど、そうではないんだ。……それに、よく合う友人にでも、一緒に暮らす家族にでも、直接口にし辛い事はあるだろう?」
- ヘーレム
- 「……そうなの?」
- エスメラルダ
- 「…………無いか、ヘーレムは」
- ヘーレム
- 「……仲がいいエルメラルダとウィスタリアにも、口にし辛い事があるのね」
- 意外だなーなんて思いながら、料理に手を付ける。茹でたブロッコリーを口に運んで、もぐもぐと咀嚼。
- エスメラルダ
- 「ヘーレムが思っているほど、近い距離でもないよ。……」 視線を外して、戻して
- 「ヘーレムは、仲のいい人に何でも口に出して伝えられるか?」
- ヘーレム
- 「……なんでも?」 首を傾げ 「……なんでも……」 逆側に首を傾げる。
- 「ど、どうしても知りたいっていうなら……」
- エスメラルダ
- 「えっ」 そんな無理に言わせる内容だったのか?
- ヘーレム
- 「な、なんでもないわ!……そ、そうよね!人には言えない秘密って、あるわよね!」
- 「そ、それでエルメラルダはウィスタリアになにを伝えたいの?」
- エスメラルダ
- エスメラルダだよ(小声)
- ヘーレム
- 打ち間違えたんです!!
- 2回打ち間違えてて草
- エスメラルダ
- 「……そこなんだ。伝えたいことはあるんだが、こう」
- 「言葉とか、文章にすると難しくてね。難儀しているんだ」
- エスメラルダ
- 2回続いたから言っちゃったwすまねすまね!
- ヘーレム
- 「……!じゃあ私が手伝ってあげるわ!」
- エスメラルダ
- 「……そう、か。じゃあ、そうだな」
- 「ヘーレムも一緒にどうだ? 誰かに、手紙を書いてみるのは。解らない事は、都度聞くから」
- ヘーレム
- 以前の冒険の際、ウィスタリアがやっていた事を思い出し自信ありげに胸を叩き。「私も?」
- エスメラルダ
- 「うん。……書きたい相手、いないか?」
- ヘーレム
- 「え、っと……うーん……」
- リュード
- 「(んー……誰だったかな。確かにどこかで聞いたはず……)」
- リュード
- もうしばらくしたら、たれが修正機能を実装してくれるよ
- ヘーレム
- 徐々に視線が下へ下へと下がっていき 「いる、けど……きっと届かないわ」
- エスメラルダ
- 「届かない? それは、……どういう?」
- 「ああ、大陸の外に、か?」
- ヘーレム
- 居心地悪そうに足をふらふらとテーブルの下で揺らしているのが、体の揺れから分かるだろうか 「……」 エスメラルダの問いに、コクリと素直に頷く。
- ヘーレム
- 予測変換機能
- エスメラルダ
- 「そうか、……ヘーレムも、外から流れてきていたのか」
- 困ったように笑って、もう一度ヘーレムを見遣る。
- ヘーレム
- 突然沸いたホームシック紛いな感情を隠す事もできず、手持無沙汰というようにナイフとフォークを指先で遊んでいる。
- リュード
- 「(うーん……、!) そうだ、思い出した! あのときの甘えた女!」
- エスメラルダ
- 「俺も、外から流れてきていてね。……向こうに届けたいものは、いくつもあるよ」
- ヘーレム
- 「…あっ、で、でも他にいないわけじゃないのよ!そうだ、この前の冒険の時にお世話になった――…?」 ぱっと表情を取り繕ったとたん、背後から聞こえてきた声に振り向く。
- エスメラルダ
- 「うん?」 ヘーレムの視線を追って、その奥の少年を見る。
- リュード
- 「あっ」 いけね、思わず声に出しちゃった。という顔でおそるおそる振り返る
- ヘーレム
- 「……あ、あーっ!この前のお子様!」
- リュード
- 「だ、誰がお子様だ! お子様はそっちだろう!」 指差して
- エスメラルダ
- 「……」 どちらもお子様では? 苦笑しつつ、二人の会話を見て
- 「知り合いか、ヘーレム」
- ヘーレム
- 「紳士としての礼儀作法も、レディに対する態度も身に付いてないアンタなんか、まだまだお子様よ!」
- リュード
- 「え、レディ? レディなんてどこにいるんだ? あっちの席の人か?」
- ヘーレム
- 「……い、一応!」 怒っているような、ホームシックな気分がすっ飛んで安堵したような、そんな曖昧な表情でエスメラルダに応える。
- エスメラルダ
- 気分転換にはなったようか。二人の様子に微笑んで
- ヘーレム
- 「め、目の前にいるでしょ!だからお子様なのよ!」
- リュード
- 「それにしても、まだ生きて冒険者やっていたんだな。てっきりもうやめるかどうかしたもんだとばかり思ってたよ」 特別意訳:息災なようで何よりです
- エスメラルダ
- 「まあまあ、二人とも落ち着け」
- リュード
- 「ハッ、お子様に言われてもぜんっぜん響かないね!」
- ヘーレム
- 「……むきーっ!」
- リュード
- 「……むがーっ!」
- エスメラルダ
- 「相手の事をお子様だと言い合っていれば、どちらもそう見えてしまうよ。一先ず一旦止まるんだ」
- 「大人なんだろう。ストップだ、二人とも」
- ヘーレム
- 「……んぐっ」
- リュード
- 「むう……」
- エスメラルダ
- 「うん」 頷いて 「君は、ヘーレムの友達かな?」 >リュード
- ヘーレム
- 「きょ、今日はこれぐらいで勘弁してやるわ!ちょっとはエスメラルダを見習うといいのよ!」
- エスメラルダ
- 「……」 そういうとこだよヘーレム――
- リュード
- 「こっちのセリフだね! もうちょっとお淑やかになったら、レディと認めないこともないけどな!」
- ヘーレム
- ぐぬぬぬぬ……エスメラルダの手前、反論しようとして口を噤んだ。が、頬を膨らませて不満を表明する。
- エスメラルダ
- おお、彼はまだ歩み寄りの姿勢を見せている。ヘーレムから見れば火に油だろうけれど。
- ヘーレム
- 「ちなみにお友達じゃないんだから!なんか知らないけど突っかかってくるお子様よ!」 とエスメラルダに
- エスメラルダ
- 「ヘーレム」 苦笑して、落ち着け、と手を上下に。
- リュード
- 「そうだ、こんな風に突っかかってくるお子様と、友達なんかじゃあるもんか!」
- 売り言葉に買い言葉が終わらない!
- エスメラルダ
- 駄目だった――
- ヘーレム
- エンドレス小学生バトル
- 「む、むーっ!」 頬を膨らませて、エスメラルダを見る。今の発言聞いた?ねえ聞いた?とでも言いたげである。
- エスメラルダ
- 「ええと、……何と呼んだらいいかな。それとも、テーブルに戻るか……?」 困惑しつつ、会話に入るかどうするか、とリュードに問いつつ
- ヘーレムにはうんうんと頷いておこう。
- リュード
- 「あー……んん、こほん。騒いで申し訳ない。そこのお子様につられてつい乗せられてしまった」
- ヘーレム
- 「んなっ」
- エスメラルダ
- 「お子様は禁止だ、君もヘーレムも」
- リュード
- 「僕はリュード・ヘブンス、見ての通り(?)ここの冒険者だ」
- エスメラルダ
- 「リュード……?」 首を傾げて
- ヘーレム
- 「……見ての通り…?」
- エスメラルダ
- 1なら聞いた事があるぞ名剣ボーイ
- 1D2 → 1
- あった。
- リュード
- What is 今の姿。私服で鍋つつき終わった後に本でも読んでいた
- エスメラルダ
- 「――……ああ、名剣級のリュード・ヘヴンス?」
- リュード
- 「む、僕のことを知っているのか。フフフ。いやあ、有名になると困っちゃうな。ハッハッハ」
- ヘーレム
- 「メーケン?エスメラルダ、このおこさ――こ、この子の事知ってるの?」
- リュード
- 「ナチュラルに子呼ばわりするのはやめろ」
- エスメラルダ
- 「ああ。……」 「冒険者ランク、というのは聞いた事はあるだろう?」 >ヘーレム
- ヘーレム
- 「う、うん…」
- エスメラルダ
- 頷いて 「短剣、小剣、長剣、大剣、名剣、宝剣……と続いていってね」
- 「その中でも、リュードの様な名剣級の冒険者は冒険者ギルド自体から、期待以上の働きをする実力者……という評価を下されている者達なんだ」
- ヘーレム
- 「…ええー!こ、こんな野蛮で礼儀のレの字も知らないようなおこ――子が…っ?」
- エスメラルダ
- 「俺も顔までは知らなかったが、名前は聞いた事があるぐらいだからね。……」 ヘーレムの返答に苦笑して
- 「ああ。ギルドから、そう評価されているんだよ」
- リュード
- 「どうだ、すごいだろう? 僕はもうべてらんなのさ」 ベテランではない
- 「でも本当は宝剣になってもいいくらい大きな仕事を果たしてるはずなのに、ガルバがまだ早いって言って上げてくれないんだよなぁ……ちくしょうめ」
- エスメラルダ
- 「うん?」 何か言っていたかな……?
- リュード
- 「何でもない! 何でもないぞ」
- ヘーレム
- 「……?」
- エスメラルダ
- 「ああ、なら構わないんだが」 頷いて
- リュード
- 「ほら、どうした。何か言うことはないのか」 ドヤ顔でへーレムに
- ヘーレム
- 「……"そんな事"より今はお手紙だわ!」
- リュード
- 「なっ!」
- エスメラルダ
- 「……凄い事は凄いと、ちゃんと言おうな」
- 「相手を見て言葉を選ぶのは良くない事だよ、ヘーレム」
- ヘーレム
- 「……む、だ、だって…!」
- リュード
- 「すぅ……はぁ……」 深呼吸 「お前、人のことを礼儀がどうとか言うけど、まずお前自身が礼儀の欠片もないよな」 ジト目
- エスメラルダ
- 「……」 君が言うのか――
- ヘーレム
- 「わ、私はこれでもちゃんとお勉強してきたんだから!一緒にしないで頂戴!」
- リュード
- 「へぇ? どんな勉強? 見せてみてよ」
- エスメラルダ
- 「ま、待て待て」
- ヘーレム
- 「だ、だから――…!」 エスメラルダの制止にぴたりと止まって
- エスメラルダ
- 「二人とも、相手への敬意を持てなければ大人とは呼べないな。売り言葉に買い言葉を続けていては、ただのお子様だ」
- リュード
- 大人だ……
- ヘーレム
- 「え、ええーっ!い、嫌な相手にもケイイを持たなくちゃいけないの…?」
- エスメラルダ
- 「一旦止まってくれないか。二人がそうやって言い合っていては、疲れてしまうよ」
- リュード
- 「だって、こいつが……!」 指をさして
- ヘーレム
- 大人だ………
- エスメラルダ
- 「……」 うーむ。
- 「嫌な場所ばかりを見ていないか、二人とも」
- 「相手の良い所を見て、認めなければ、敬意は持てないだろう? だから、まずはお互いに見方を変えてみるといい」
- ヘーレム
- 「…見方を…?」 ちらっとリュードへ視線を投げる。
- リュード
- 「…変える……?」 ちらっとへーレムを見て目があう
- エスメラルダ
- 「……」 どうだ――?
- ヘーレム
- リュード鍋食ってたんだっけ
- リュード
- もう食事は終わってたつもり
- 鍋は戯言の一種だし、邪魔だからw
- ヘーレム
- じっと少年を見つめてみるが…… 「………」 徐々にそれは睨めっこの様相を呈し始める。
- エスメラルダ
- 「あー、あー……」
- リュード
- 「…………」 先に目をそらした方が負けだ
- ヘーレム
- 「………」 負けられない戦いが、ここにはある
- エスメラルダ
- 「ヘーレムは神官で、リュードは確か、ウィザード……だったよな」
- ヘーレム
- 「えっ、う、うん」 ぱっと表情を戻してエスメラルダへ
- リュード
- 「まあね。自慢じゃないけど、僕ほど真語操霊の双方に通じた魔術師は、この宿にはいないと思うぞ」
- エスメラルダ
- 「……うん。ならば、ほら」
- リュード
- ※自慢です
- エスメラルダ
- 「お互いに、敬意を持てる情報はもう手に入ったろ?」
- リュード
- 「えぇー……」
- エスメラルダ
- 苦しいか――
- リュード
- 「神官と言ったって、せいぜい下位の癒やしの奇跡が使える程度じゃないのか?」
- ヘーレム
- 「……んなっ!」
- エスメラルダ
- 「ストップだ」
- 「リュード、そういう所だよ。最初から頭ごなしに否定してしまうのは、大人の男のする事ではないよ」
- リュード
- 「むむ……」
- エスメラルダ
- 「俺も神官については明るくはないけれど……俺達にはない力には変わりはないしね」
- リュード
- 「まあそりゃ、僕だって神官そのものを否定する気はないけどさ……」
- エスメラルダ
- 頷いて、ヘーレムへ視線をずらし。
「ヘーレムも、名剣級の冒険者で名の知れたウィザードであるリュードの事は、尊敬できるだろう?」
- ヘーレム
- 「………む、むむ」
- エスメラルダ
- 苦しい。言い分が苦しいぞ。頭を抱えたくなるのを堪えながら、双方の反応を見る。
- ヘーレム
- 「………」 頬を膨らませて、しかし素直に頷く事もできず、視線をエスメラルダの手元の手紙に移す 「エスメラルダ!」
- エスメラルダ
- 「うおっ」 「はい」 なんだろう
- ヘーレム
- 「……わ、私も出来たのだわ。口にし辛い事。」
- リュード
- いったいこいつは何を言い出したんだ? という顔
- エスメラルダ
- 「お、おう……?」
- ヘーレム
- 「……手紙なら、口にし辛い事も伝えられるって言ってたでしょ。なら、私はこいつに書いてやることにするのだわ」
- リュード
- 「おい、いったい何の話だ」
- エスメラルダ
- 「ああ、……」
- ヘーレム
- 頬を膨らませたまま、席に座る。料理を横にずらして、予備の紙とペンを受け取ろうと、両手をエスメラルダに差し出す。
- エスメラルダ
- 「直接言葉にし辛い事は、手紙にして渡せば伝え易い……という話をしていてね」 リュードに視線を向けながら、ペンと紙をヘーレムへ差し出し。
- 「だから、きっとヘーレムは、君に手紙が書きたいんだろう。言葉では、その。言い辛い事を?」
- リュード
- 「え、それで今この流れで僕に手紙を書くって? 嫌だぞ、そんなの」 読みたい雰囲気がどこにもないんですけどぉ!
- エスメラルダ
- 「……」 あっ。横目でヘーレムをちらり。
- ヘーレム
- 「わ、私だってほんとは嫌なんだから!」
- リュード
- 「……なんで嫌なのにやるんだよ」
- ヘーレム
- 「……だって、ほんとは喧嘩ばっかりするのだって、嫌だもの」
- リュード
- 「え?」 そうだったの? って顔をエスメラルダに向ける
- エスメラルダ
- 「えっ」 何で俺を見るんだ――? 一瞬頭によぎった疑問を握り潰して
- 「――……」 それらしく微笑んで、頷いた。>リュード
- ヘーレム
- これが大人の対応力よ
- リュード
- うーん、と難しい顔をしながら、不承不承頷いた
- ヘーレム
- 有耶無耶は大人の武器
- エスメラルダ
- ウヤ=ムヤ
- ヘーレム
- 「……私が書いたら、ちゃんと返事を書くのよ。自分が大人の紳士だって思ってるなら、レディの出した手紙にお返事を書くものだわ!」
- リュード
- 「わかったよ! そこまで言うなら、ちゃーんと読んで返事を書いてやろうじゃないか!」
- エスメラルダ
- 「――」 ヨシ!
- ヘーレム
- エスメラルダから紙とペンを受け取ると、両手を組んで悩み始め、それから徐々に字を綴った。
- エスメラルダ
- そろそろ時間的に落ちねば故
- この辺りで締めに向かいたく――
- ヘーレム
- 区切りもよしなので
- おわっときましょうか
- リュード
- 「……」 いったい何を書く気なんだろうと、中身が気になるがぐっと我慢して様子を伺っている
- エスメラルダ
- 「……すぐには書きあがらないさ。届くのを楽しみにしているといいよ」 ナチュラルに子供扱いしながら リュードの肩をかるくぽんと。
- リュード
- まだこの先の展開が読めてないけど、場合によってはへーレムだけ付き合ってね! になるかも?
- あ、これで解散?
- エスメラルダ
- 二人で続けるならそこは全然!
- ヘーレム
- アアイ
- エスメラルダ
- 俺はとりあえず離脱の流れに
- ヘーレム
- 続けるならそれでもヨシ!
- リュード
- 「いやでも、こんなの気にならない方が嘘だろう……」
- ヘーレム
- エスメラルダありがとねまたやろうね
- リュード
- おっつおつ
- いや本当におつw (仲裁的な意味で)
- エスメラルダ
- 「ああ、勿論。それでも、覗き見や急かしたりはいけないよ」
- 「大人なんだろう、君は」 なー、と
- エスメラルダ
- 大人の仲裁じゃないから全然気楽う
- リュード
- 「そんなことは、わかってるさ」 自分の席に座り直し
- エスメラルダ
- ではこの後は場面転換入れて貰って
- 良い具合に導入して貰ってよいでしょか
- この場でヘーレムが描き終えるなら、普通に部屋に戻った事にして貰っちゃって全然。
- ヘーレム
- 多分このままの状態で続行で問題なかろう!
- エスメラルダ
- OK~。じゃあ立ち去る描写を差し込んで離脱しよう
- エスメラルダ
- 「うん。……それがいい」 頷いて、ゆっくりと席を立ち
- リュード
- 「行くのか」
- エスメラルダ
- 「俺は少し部屋に戻るよ。少しやり残しているものがあってね」
- 「ペンはカウンターに返しておいてくれ。キャロラインに伝えたらわかる」 >ヘーレム
- リュード
- 別にこの娘の保護者ってわけじゃなかったかと今気づいた
- ヘーレム
- 「……あっ、ご、ごめんなさい、エスメラルダ……」 手伝うって言ったのに、結局疲れさせてしまった
- エスメラルダ
- 微笑みながら軽くヘーレムの頭を撫でて
- リュード
- 「あー……まあ、なんだ」 コホン、と咳払い 「少しばかり面倒をかけたかもしれないが、悪かったな」
- エスメラルダ
- 「いいんだ。……仲良くできる相手は、大事にね」 ヘーレムに答えて、
- リュード
- チッ、相変わらず甘やかされてるな、って表情が一瞬だけ出た
- ヘーレム
- 「………うん」 照れたように俯いて。
- エスメラルダ
- 「いいや。仲間と話をしたんだ、面倒な訳がない。……ああでも、今度はもう少し、君も聞き分けを良くしてくれよ?」 リュードにも微笑んで
- 「それじゃあ、またいずれ」 手荷物を持って、軽く手を振りながら上階へと歩いて行った。
- リュード
- 「それはこいつが! ……まあ、考えておく」
- あ、へーレムへのセリフだったか
- ヘーレム
- リュードに一瞬だけむっとしたが、エスメラルダに手を振ることを優先し
- リュード
- いや、いいのか
- エスメラルダ
- うん。いいんだ
- エスメラルダ
- よし、ではこれにて。終わったらついったーでリプしておいてください(ログ格納する
- ルームPW教えてもいいんだけど普段使ってる奴だからちょっと怖いのだ。
- ヘーレム
- は、そうか部屋作ったのはつむぎくんだった
- ごめーん、あとで終わったらリプしましゅ
- エスメラルダ
- そうなのだ。ではこれにてー
- リュード
- よろ
- ヘーレム
- 「あれが大人の紳士ってやつなのよ」 エスメラルダの背中が見えなくなると、再び視線を手紙に戻した。
- リュード
- 「お前が威張るな」 元の席で背中合わせに本を読んでいる
- ヘーレム
- 「お手本にするといいのだわ!」
- リュード
- 「それで、なんで自分はしないんだよ」
- ヘーレム
- 「レディのお手本は、他にきちんとあるもの」
- リュード
- 「それで、お手本にできてるのか?」
- ヘーレム
- 「勿論よ!」
- リュード
- 「……………………」
- ヘーレム
- 「……それにしても気になるわ。エスメラルダは、ウィスタリアに何を伝えようとしていたのかしら……」
- リュード
- 「だとすると、そのお手本にした相手は余程の問題人物なんだなと僕は思わざるを得ないんだが、お前、本当にわかってるのか?」
- ヘーレム
- 「そんなわけないじゃない!ライカさんもミネットさんも、それにウィスタリアにアリーシャ、アーニャも皆素敵なレディなんだから!」
- リュード
- 「僕は、お前が素敵なレディじゃないと言っているんだ。お前、本当に自分がそう振る舞えていると思っているのか?」
- ヘーレム
- 「むっ!私は立派なレディだわ!あんたみたいなおこさ――人にはそう振舞うのが難しいってだけよ!」
- リュード
- 「ハッ、そんなの口だけじゃ……」 こほん 「そうじゃなくて、手本にして、そのとおりにできていると主張するなら、お前の姿を見た人はその手本にした人たちにまで同じ評価をするぞって言っているんだよ」
- リュード
- ふと、ライカって手本にするような評判だったかなぁ? などと内心思うリュードであった
- ヘーレム
- 「……わ、私はちゃんと、皆を困らせるような事は――」 先程のエスメラルダの反応を鑑みるに、していないは言い切れなかった。
- ヘーレム
- 表面上はきっちりした人に見えるんだ――
- 清楚清楚言ってるところは見てないし…な!
- ヘーレム
- 「…じゃ、じゃあそっちはどうなのよ。大人大人って言ってるけど、本当にそう振舞えてるって思ってるのかしら?」
- リュード
- 「……僕はもうずっと一人で仕事して、一人で生活している。自分で自分の身を立てているんだから、立派な大人だ」
- ヘーレム
- 「……?ずっと一人なの?ご両親は?」
- リュード
- 「……さあね、知らない。元気でやってるんじゃないのか。どうでもいいけど。僕には関係ないし」
- ヘーレム
- 「何それ……家族なのに……」
- リュード
- 「家族じゃない」
- ヘーレム
- 思わずペンを止めて――元々あまり動いてはなかったが――振り返る。
- リュード
- 微動だにせず本を開いて見ている
- ヘーレム
- 「……喧嘩してるの?」
- リュード
- 「別に。してない」
- ヘーレム
- 「……じゃあなんで…」
- リュード
- 「別にいいだろ。僕のことなんか」
- 「そんなことより、手紙は書けそうなのか?」
- ヘーレム
- 「まあまあ。えっ、気になってたの…?」
- リュード
- 「そりゃあならない方がおかしいだろう!?」
- ヘーレム
- 「…えぇー……あんなに嫌がってたのに……」
- リュード
- 「それは悪口でも書くのかと思ったからだよっ。そうでないと言うなら、いったい何を書こうというのか、気にならないわけがないじゃないか」
- ヘーレム
- 「………」 何か考え込むようにしてしばらく黙ると、ペンをさらさらと動かす。やがて書き終えたのか、羊皮紙を四つ折りにして封筒に入れる。
- 蝋で留めたかったが、そこまでする必要はないだろうと諦めて 「……はい」 と振り返って封筒を渡す。
- リュード
- 「ん……」 受け取った 。そして早速とばかりに中を取り出そうとする
- ヘーレム
- 「ちょ、ちょっと!」 思わず長い袖でぺちり
- リュード
- 「うわっ、な、なんだよ」
- ヘーレム
- 「本人がいる目の前で手紙を読むなんて、マナーがなってないのだわ!」
- リュード
- 「はぁ……仕方ないな」 言うことはもっともだ
- 「それじゃあ、読んで返事を書いてくるから、ちょっと待ってろ」
- ヘーレム
- 「べ、別に急いでないから、じっくり読んで……じっくりお返事を書いて頂戴!」
- 料理の乗ったトレイを持ち上げ、慌てて席を立つ。
- リュード
- 「次の機会がいつになるかわからないだろ。返事くらい、すぐに仕上げてみせるさ」
- リュード
- まあ別の日でも構わない
- ヘーレム
- 「……な、何それ。メーケンで忙しいから暇がないってこと?」
- リュード
- 「? お前だって、いつもここにいるわけじゃないだろう」
- ヘーレム
- 折角なんでネタを取っておこうじゃないか
- リュード
- ちょっとやっておきたいネタがありましてね
- ヘーレム
- ほう
- じゃあどうぞどうぞ!
- ヘーレム
- 「そりゃ、そうだけど……手紙なら、ウィスタリアに頼むといいのだわ。お仕事でお手紙の配送もしてるみたいだし」
- リュード
- 「いいから待ってろ。いや、待ってなくてもいいけどさ」
- そう言い残してスタスタと立ち去り
- リュード
- ところで、中身はどんなんなんでしょう?w
- ヘーレム
- 「……もう、仕方ないわね!」 頬を膨らませて、席にすとんと戻る。
- ヘーレム
- 名剣はすごいと思うけど、貴方がなれるなら私だってなってみせる。今に見てるといいのだわ!
追伸
家族は大事なものだから、ちゃんと仲直りしてください。
- リュード
- ~しばらくした後~
- 先ほどとは違い、見るからに立派な杖を持ち、魔術師用の正装に身を包んだリュードが降りてくる
- ヘーレム
- 「……!?」 思わず目を丸くした。そんな仰々しく…
- 「ど、どうしたのそれ……なんか……変なのだわ」
- リュード
- そしてへーレムの前で膝をついて一礼し
「お手紙感謝いたします、レディ。大変不躾でありますが、この場に於いてはこれが相応しいと思い、お返事を直参致しました。どうぞ、お受け取りいただければ幸いです」
と、きちんと封のされた手紙を差し出し、スラスラと口上を述べた (ノーブル3レベル)
- ヘーレム
- 「へっ」
- 思わず呆気に取られて、リュードを見下ろした。
- リュード
- 手紙を差し出したポーズのまま、微動だにしない
- ヘーレム
- 「あ、う……」 こつん、とつま先を床につけ、スカートの両端を軽く持ち上げる。散々習った通りのカーテシーを返した。
「あ、有難う御座います。お手紙、頂戴するのだわ……」
- リュード
- 見るものが見れば未熟な所作ではあるのだが、見慣れぬ者からすれば立派な貴族の作法に見えるかもしれない。謂わば、社交界デビューするのに問題ない程度の子供の作法である
- ヘーレム
- 恭しく手紙を受け取ると、駆け足気味にそこから離脱し、手紙と少年をちらちらと交互に見た。
- リュード
- 「こちらこそ、お受け取り頂きありがとうございます。未熟な文で汗顔の至りでありますが、どうかご容赦を」
- 立ち上がり、胸に手を当てて一礼し
- 続け退去の意を述べ、立ち去ろうとし……そして、ある程度離れたところで頭だけ振り返る
- 「どうだ、礼儀礼儀うるさいから、ちゃんとやってやったぞ」 と、いつもどおりの表情で言い放ち
- ヘーレム
- 「………」 居心地悪そうに、バツが悪そうにリュードを見ている。
- リュード
- さっさか去るのであった
- ヘーレム
- 「な、なんだ!やればできるじゃない!」 立ち去る背中にそう声を掛けた。
- 「………はぁ、びっくりした……一体、何かいてきたのかしら……」
- リュード
- 一方、手紙の内容であるが
- ヘーレム
- 本人が立ち去った事をきっちりと確認して手紙を開けます。なんてかいてあるんですか!
- リュード
- これまた時候の挨拶から始まり、由緒正しく格式張った無駄話がつらつらと続き
- (なお、手早く書いたのでよく見ると荒いかもしれない)
- それはわかりづらくて、嫌味にも激励にも取れる内容で
- ・頑張ってください / できるもんならやってみろ
・私も頑張ります / その頃に僕はもっと上にいるけどな
・貴方が一人前のレディになれば、周りもそう扱うことでしょう / 今扱われないないのは、ようするにそういうことだよ?
・くれぐれもお体の安全には気をつけて、無茶をなさらぬように / 冒険者なんて危険なんだから、死ぬより前にさっさと諦めちゃった方がいいんじゃないのかなぁ
・まわりに立派な大人たちがいて良いですね / まわりに甘えてばかりで迷惑かけるのもほどほどにしろよ
- どう受け取るかは、読み手次第なのであった
- ヘーレム
- 「……む、むきーーッ!」 もちろん悪い方を受け取るのであった。
- リュード
- なお、家族については、どこにも書いていなかったそうな
- ヘーレム
- 無視しやがって!
- ヘーレム
- 良い感じに
- 区切れましたかね!
- リュード
- はい
- ヘーレム
- ではお疲れ様、ありがとう!
- リュード
- お疲れさまでした!
- ヘーレム
- リュード君は乙女ゲーにでてきそう
- 生意気弟ポジ
- リュード
- 大人になると、慇懃無礼なインテリ眼鏡になるよ
- ヘーレム
- もっと年を重ねると鬼畜眼鏡に進化しそう
- ではつむぎにリプしてお掃除してもらいましゅ!
- リュード
- はーい
- ヘーレム
- またやろうね小学生バトル楽しい~~
- リュード
- はいw
- ヘーレム
- では、さらば!
- !SYSTEM
- リュードが退室しました
- !SYSTEM
- ヘーレムが退室しました