- !SYSTEM
- カレンが入室しました
- !SYSTEM
- GM苗が入室しました
- GM苗
- おや、はやいね
- カレン
- そうなんです
- GM苗
- ちょっとご飯いってくるからまっててね
- カレン
- ><
- !SYSTEM
- エナが入室しました
- エナ
- フェルが30分くらいになりそうよ
- カレン
- カレンデュラ
種族:人間 性別:女性 年齢:15
ランク:大剣 信仰:- 穢れ:0
技能:フェアリーテイマー10/アルケミスト8/コンジャラー4/セージ3/レンジャー1/ドルイド1
能力値:器用12[2]/敏捷17[2]/筋力14[2]/生命21[3]/知力34+2[6]/精神28+2[5]
HP:53/53 MP:77/77 防護:3
- エナ
- 私は丁度その頃か直後くらいにすごくなるわ
- GM苗
- ん、了解。ありがとう
- !SYSTEM
- フェルが入室しました
- フェル
- フェル
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:不明
ランク:大剣 信仰:なし 穢れ:1
技能:ファイター10/ソーサラー6/エンハンサー5/アルケミスト4
能力値:器用27+1[4]/敏捷27+1[4]/筋力23[3]/生命31[5]/知力13[2]/精神20[3]
HP:78/78 MP:40/40 防護:17
- フェル
- どったんばったんですみません
- !SYSTEM
- ジャンヌが入室しました
- ジャンヌ
- どったんばったん大騒ぎ
- カレン
- あ
- フェルだ
- フェル
- フェルです
- ジャンヌ
- ほんとうに?
- ジャンヌ
- ジャンヌ
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:17
ランク:宝剣 信仰:“騎士神”ザイア 穢れ:1
技能:ファイター10/プリースト7/エンハンサー3/アルケミスト2
能力値:器用23+1[4]/敏捷17+-6[1]/筋力36[6]/生命25[4]/知力19[3]/精神22[3]
HP:72/72 MP:45/45 防護:23
- フェル
- はい
- エナ
- “斜陽”エナ
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:16
ランク:宝剣 信仰:- 穢れ:1
技能:ソーサラー10/スカウト7/コンジャラー4/セージ4/ドルイド1
能力値:器用13[2]/敏捷26+1[4]/筋力15[2]/生命20[3]/知力38+2[6]/精神26+1[4]
HP:52/52 MP:74/74 防護:2
- フェル
- 明日もあさっても仕事になりましたが
- エナ
- 今はまだすごくないわ
- フェル
- わたしはげんきです
- エナ
- わたしもよ
- ジャンヌ
- ほんとうに?
- フェル
- 元気だと言い張らないと倒れそうです
- エナ
- なぞのぱわーでどんどんげんきになっていくわ
- ジャンヌ
- かわいそう
- GM苗
- 揃いましたね 20分くらいから始めていきましょう
- エナ
- 私はなんやかんやあと3,40分先になりそうだけどいつものことね
- GM苗
- あらま。。。
- では 始めていきましょう
- カレン
- よろしくおねがいします
- ジャンヌ
- よろしくお願いします。
- GM苗
- 宜しくお願いします
- エナ
- 時間ね、よろしくお願いします
- フェル
- よろしくお願いします
- #1038暗中遊戯:独り鬼alone aloNe alone
わたしは知っていた、
自分が彼女じゃないことを、
わたしはもう、1人じゃ生きていけないことを
でも受け入れた、生きるために。
──"匙"と契約した
ニオはね、しってるの
ニオにたくさん、入ってきたこと
でもね、匙がそうしなさいって言うなら、ニオはそれでいいの
──"匙"だけを愛してるから- "青薔薇の双輪"の討滅が済み、屋敷で休息をとった君たち
- "狩猟者"やジャンヌの扱う快眠の奇蹟によって短時間の睡眠であっても十分な気力を回復することに成功する
- もっとも、心身共に、とは言い難いかもしれないが
- 全員の起床と補給の完了を持って、イオンは話し始める
- カレン
- セッションまたいだのでここで藁鳥処理しておきますね。
- 作成後、即、魔香草しておきます
- エナ
- 私もれデュースマジックと藁鳥作成しておくわ
- 君たち──、エナ、カレン、ジャンヌ、フェルは、イオンと共にテーブルについていた
- カレン
- MCC5点かra藁鳥です。
- ソレイ、マニエ、そしてシンはホールに居て、オズマ達は彼らの目的のために、屋敷を調べるための準備を進めていた
- GM苗
- はーい
- カレン
- 作成~
- 2D6 → 9[3,6] = 9
- 魔香草自分に
- パイプ&くすしきっと
- カレン
- 1D6 → 1[1] +4 = 5
- GM苗
- エナは判定後でいいよ
- エナ
- 「……」 むぅ、なんでまたあの女達と一緒に行動してるのよ。オズマ?居たわねそんな奴
- エナ
- りょ
- カレン
- 4点回復だから全快したのだわ
- イオン
- 「──さて、まずは予備知識の説明をしましょう」
- ジャンヌ
- 「お願いします、イオン」 姿勢正しく椅子に座って。
- フェル
- 「はい」 大人しく座っている
- カレン
- 「中々に複雑ですし、覚えきれるかどうか自信はないのですが──」
- 「ふふ、分からなかったらエナ先輩に聞けばいいので、後輩として私は気軽に聞いていますね?」
- イオン
- 「先ず"庭"、という組織」 面々を見て
- エナ
- ご機嫌斜めな私は視線をテーブルではなくそっぽに向けている。今、赤く光っているこの目をあまり見られたくないというのも大きい
- イオン
- 「"根"と呼ばれる立場の幹部や"草"と呼ばれる構成員を中心に構築される組織郡で、」
- フェル
- そっぽ向いてるエナに小首をかしげた
- エナ
- 「無節操で無分別な犯罪者集団でしょ」
- イオン
- 「"根"や"草"毎の各派閥に別れてはいますが、主に行っているのは非合法薬物の生産、人身売買、売春の斡旋、誘拐、要人暗殺です」
- 「ええ、一言で言えばそうです」 頷き
- ジャンヌ
- 「……言葉はともかく、エナさんの言う通りですね」
- エナ
- 「各々好き勝手してるくせに、なんだって纏まってられるのよ」
- カレン
- 「お仕事が多岐にわたりますね?」
- イオン
- 「暗殺や誘拐、売春の際に扱われる薬への耐性が女性の方が高いという理由もあって、末端の構成員は女性、それも少女が多いです」
- シン
- 「別に纏まっているという程纏まっているわけではないよ」 エナの後ろからすっと現れた。
- カレン
- 「アウトローな何でも屋」
- フェル
- 「だいたいそんな感じみたいですね」>カレン
- エナ
- 「ひゃ」椅子からずり落ちかけた
- イオン
- 「その認識でもあってますね。他の正規組織に薬を流したり、他の犯罪結社に暗殺者を売り込んだり、様々です」 カレンに頷いて
- ジャンヌ
- 「なぜ構成員に女性が多いのかは不思議でしたが……」
- カレン
- 「私もアウトローな何でも屋目指してみようかしら? 意外といけるような気がするんですよね」と、自分の服とか、肌とかさわって
- 「ひゃ」と、エナの復唱して
- フェル
- 「捕まるからやめておいたほうがいい」
- カレン
- 「後は女性であれば、先ほど言ったように売春につかえますもの」
- シン
- 「なんでも屋なのは冒険者な時点で満たしているんじゃないかい?」
- カレン
- 「ふふ、冗談です」>フェルにいいつつ
- エナ
- 「あ、あんた、い、いつの間に」 >シン
- フェル
- 「それならいいですが」
- シン
- 「男であってもそういった商売が出来ないわけじゃないが、需要はどうしても女性に劣るからね」
- イオン
- 「──まとまりについては、"根"毎の寄り合い的な部分もあります。"匙"もそうですが、」
- シン
- 「さっきからずっとホールに居たじゃないか」
- カレン
- 「誘惑ほど古典的で、かつ有効な技はないですもの。ほら、いってしまえば、あの双子のあの瞳も誘惑の一種みたいなものです」
- 「ええ、ええ」と、シンにうなずき
- イオン
- 「"葉"と呼ばれる暗殺者や"花"と呼ばれる売春婦の組織間取引、それから新薬の提供や検体の提供など」
- ジャンヌ
- 「細かな所はともかく、一枚岩でないというのは今の私たちにとっては朗報ですね」
- フェル
- 「つまり、組織として横の結びつきは強い訳ではない」
- エナ
- 「だって、ずっとあいつらといたじゃない……」ブツブツ
- イオン
- 「協力的に交流している"根"達も少なくないのです」
- 「はい。そうなります」
- シン
- 「ずっと君の寝顔を眺めていると起きた時に怒られると思ったからね」 程々に準備もしていたんだ
- イオン
- 「あくまでも根個人の目的や目標が優先的なので、それでぶつかり合うこともあります」
- フェル
- 「それで良くバラけない……ああ、リーダーが強力?」
- エナ
- 「黙 り な さ い」>しん
- イオン
- 「いえ、指導者的な立場のものはいません。それ故に強固なのです」>フェル
- フェル
- 「……よくわかりませんね」
- イオン
- 「全体の統括者がおらず、談合によって決まるつまり」
- エナ
- 「ああ、そうね 逆にかじ取りがいないからこそ纏まってるのかも」
- ジャンヌ
- 「叩くべき頭が居ないということは、潰れにくいということでもあります」
- イオン
- 「蜘蛛の巣と一緒。何処を切り取ろうが、残る部分は残ってしまう」
- エナ
- 「綱で結び合った筏みたいなものね」
- イオン
- 「現に、"根"を刈り取る作戦は組まれ、成功している部分もあります」
- エナ
- 「どこか目的地があるわけでもなく、漂い続けて生き続ける面倒くさい連中だわ」
- フェル
- 「感覚としてよく分かりませんね…」 あまり社会経験もないので
- イオン
- 「ですが、"庭"は滅びない…つまりはそういう事です。"匙"の庭もその一つですから」
- カレン
- 「雑草に毒がついているようなものでしょうね」
- 「どこにでもいるし」
- 「どこからでもはえてくるし」
- エナ
- 「……」まるで吸血鬼のようだ
- カレン
- 「いつの間にか生えてくる。ふふ、怖いです」ぶるっと、わざとらしいポーズした
- シン
- 「何なら、この大陸に限った話ですらないからね」 そういう組織の存在は。
- ジャンヌ
- 「そうであれ、放っておくことは出来ません」
- イオン
- 「──、外のことは知りませんが、これが"庭"という組織の概要です」
- ジャンヌ
- 「ひとつずつであっても、着実に摘み取っていかなければ」
- イオン
- 「続いて、"匙"について」
- フェル
- 「まあ、そういうものだと思っておきます」 「それで、匙というのは? ニオが依存している存在という他、あんまり知らないのですが」
- エナ
- 「今は目先の目標に集中しなさい。上や遠くばかり見てると足をすくわれるわよ」>ジャンヌ
- イオン
- 「森の入口でも軽く触れましたが、"吸血鬼の庭"の構成員であり、かつての"根"です」
- ジャンヌ
- 「分かっています。今の私に出来ることは限られていますから」
- 「“庭”の本流とは完全に袂を分かったという認識で良いのでしょうか」
- イオン
- 「天才的な"医師"であり、様々な薬学や魔法にも長けた人物ですね」
- エナ
- 「ルスルリアンでしてやられて、敗走から吸血鬼のところに転がり込んだのよね」
- ジャンヌ
- まあ、今の話を聞けば“抜けた”ところで大した変化はないのかもしれないけど。
- フェル
- 「ちなみに、女でしたっけ」
- カレン
- 「"医師"とは珍しいですね」
- エナ
- 本当に無節操だわ、と毒づき
- カレン
- 「うーん」
- イオン
- 「袂を分けたという意味ではそうとも言えますが…‥生憎と他の根との交流は続いています。あくまで古い酒を新しい革袋に入れただけです」
- 「はい。女性ですよ」
- カレン
- 「実はルスルリアンの事件についてそこまで詳しくないんです、私。<星の標>の面々が関わったということは存じているのですけれども」
- ジャンヌ
- 「……やはり、特に何かが変わったというわけではないのですね」
- カレン
- 知ってる? と、賢そうなやつらにくびをかしげてみた
- フェル
- 「大丈夫です、私も全く知りません」
- イオン
- 「ええ、ルスルリアンでの攻勢を受けて、わたし達の庭は壊滅的な打撃を受けました。それから彼らに取り入ったのが始まりです」
- カレン
- 「ええ。ディニスのあの大事件ならともかくですけれども」
- フェル
- 「……そちらも全く知りません」大事件なんてあったんですね
- エナ
- 「向こうの軍が主導で動いてたんでしょう?詳細が流れてくるわけないでしょ」>カレン
- シン
- 「ディニスの方にも“庭”は多少関わっていたみたいだけど、そちらは今回の件にはあまり関係はしないと思うよ」
- イオン
- 「──、ルスルリアンの一件は、"庭"の本拠地を突き止めたという精華騎士団と」
- エナ
- 「あんた、どっからそういうの仕入れてくんのよ……」シン
- シン
- 「地道な情報収集、かな」
- カレン
- 「なるほど? 皆さんお詳しいんですね? ちなみに、私は"庭"といえば、シア先輩しか知りませんでした」お手上げ侍のポーズ「ああいえ、あの時の縁を手繰るなら、ニオ先輩も知っていましたか」
- イオン
- 「以前から協力関係にあったイルスファール冒険者ギルドとの合同の侵攻作戦でした。結果としては騎士団側、冒険者側にも被害はあれど"根"の討滅に成功。そこに集っていた他の"庭"にも打撃を与えました」
- カレン
- 「はい、手品も地味な作業の積み重ねですから」地道な情報収集
- ジャンヌ
- 「……」 あの時の縁、先程イオンから聞いた話のことだろうか。
- フェル
- 「他所の国でも頑張るんですね」 よくやりますねくらいの感想
- イオン
- 「ええ、そうですね」 とカレンに返してから 「シア、というのは聞き馴染みがありませんが。まあ他にもいるとは聞きました」
- エナ
- 「……」そういやあの女(シア)もそうだって後から聞いたんだった
- イオン
- 「──、話を"匙"に戻しましょう」
- シン
- 「そう考えると、冒険者ギルドの懐は恐ろしい程に広いね」
- カレン
- 「底なし沼ですね?」
- ジャンヌ
- 「はい」
- !SYSTEM
- エナが入室しました
- エナ
- はじめましょう あたらしい すごいわたし
- ジャンヌ
- すごいエナさんです
- イオン
- 「"匙"の目的は人体の完全理解。そのために色々と実験をしましたし、解体などもしました。わたしもニオも手伝ったりしましたね」
- 「そして、その過程に造られたのも、わたし達です」
- フェル
- 「ふむ」 食べる以外で解体なんてするんですね
- カレン
- 「実験や、解体」ふーむと、首を傾げ
- フェル
- 「作られた?」
- エナ
- 「……それで? その成果があの翼手だけなんて事はないでしょうね」
- ジャンヌ
- まず第一に、人を造るなどという発想が理解出来ない。
- イオン
- 「ええ、その成果の恐らく最たるものが、わたし達ですよ、エナ」
- GM苗
- 振っといてね>エナ(こっちで
- エナ
- MCC5点使ってレデュースマジック
- 2D6 → 9[4,5] +18 = 27
- 同じくMCC5点使って藁鳥作成
- 2D6 → 10[6,4] +12 = 22
- MP:71/74 [-3]
- ジャンヌ
- 「……貴方たちは、“匙”の手で育てられたのではなく、文字通りの意味で一から造られたのですか?」
- イオン
- 「わたしとニオの他に、24組、用意された、"匙"の人形」
- カレン
- そのエナに魔香草しておきましょうね。パイプ&薬師をつかい
- 1D6 → 6[6] +4 = 10
- エナ
- すごい
- イオン
- 「いいえ、ジャンヌ。それも少し違います」
- カレン
- 全快です。先輩
- フェル
- 「組」 「ニオとイオンで、一組」
- イオン
- 「わたしとニオ……この身体の本来の持ち主は、別人です」
- エナ
- 「つまり、コレクションと対のお人形ってこと?」
- カレン
- 「24組も。1ダース?」
- 「まぁ、また<コレクション>」
- イオン
- 「いいえ、コレクションとは関係ありませんよ、エナ」
- ジャンヌ
- 「別人……」
- イオン
- 「わたしは、ニオに入ってきた、異物という意味です」
- シン
- 「人間の身体に、まったく別の人間の魂でも容れたのかい?」
- イオン
- 「──、さて、此処から話が少し難しくなります」 シンに目を向けつつ
- 「皆さんは、"魂"は何処に宿ると思っていますか」
- エナ
- 「どういうこと? レドルグでもあるまいに……」
- フェル
- 「そもそも考えたことがない」
- カレン
- 「魂ですか? あまり考えたことはありませんね?」
- ジャンヌ
- 「……難しいお話ですね」
- イオン
- 「ええ、そうでしょう。でも2匙"は違ったのです」
- "匙"
- ジャンヌ
- 「身体、精神……」
- エナ
- 「人間、という在り方に規定するなら身体でしょうね」
- フェル
- 「一度死んで蘇生でもしなければ、考えたりすることもなさそうです」
- イオン
- 「"匙"は何処までが人間か、何処からが肉なのか、何処までなら加護が得られるのか、何処までなら人は人で居られるのか」
- 「そういった事を試すために様々な研究を行っていきました」
- 「彼女が見つけた結論は、──魂は各臓器に少しずつ宿り、総量で1であるというものです」
- シン
- 「成程。物好きな研究者が好みやすいテーマだね」
- ジャンヌ
- 「臓器に、少しずつ……?」
- イオン
- 「そして、総量を超えれば拒否反応…身体が耐えきれず死に、不足すれば、失調に至りやはり死ぬ」
- エナ
- 「……つまり、心臓にも心があるって言いたいわけ?」
- ジャンヌ
- 「であれば、イオン、貴方たちの身体は――」
- カレン
- 「なるほど? つまり、魂というものが細分化されているため──完全な状態でなければ、1人の人間の臓器を分けて、そして移植すれば──」
- 完全な状態でなくともだ
- イオン
- 「では、その総量を超えず、他人から臓器を移植することで1とする事ができれば、どうなるのでしょう?」
- 「はい」
- エナ
- 「パッチワークにでもしたっていうの? そんなの、身体が持つ筈が……」
- エナ
- MP:74/74 [+3]
- イオン
- 「そういう事です。ニオという宿主を用意し、そこにわたしや他の子達の臓器が移植されたことで、わたし達は出来ているのです」
- シン
- 「だから、彼女たちの身体は限界を迎えようとしているんだろう?」
- カレン
- 「一種の複製体のようなものが完成する、といった感じかしら?」
- エナ
- 「……それを無理矢理持たせているのが"庭"の薬ってことね」
- フェル
- 「よくわかりません…」
- ジャンヌ
- 「複製体というよりは、集合体でしょうか……」 考えるだけでもおぞましい話だ。
- イオン
- 「薬の薬効、影響が受けやすい部分と受けにくい部分が人体の構造上どうしても出ます」
- カレン
- 「そうですね。本来ならば『1』必要なものを『0.1』で動かしているわけですから──、限界はすぐきてしまうでしょうね? とまあ、私は先ほど聞いた話を何となく考えてみただけなので」
- シン
- 「外科医という存在にはあまり詳しくはないけれど、彼らの中は他の人間の臓器を移植することで、病に罹った人間を生かす技術をも持っているらしい」
- カレン
- 「実際は分かりません♪」と、ウィンクした
- イオン
- 「わたしは、より影響が出にくい部分を取り出されて接合された。なので、ニオや葉にはない、思考や記憶力があるわけです」
- シン
- 「尤も、その技術は完全には程遠いものだ。それを魂と結び付け、あるいは魔法的なアプローチをも加えて昇華させたのが“匙”の技術というわけだね」
- イオン
- 「そういう事になります」 シンに頷いて
- エナ
- 「他人の血を注いで助かったんなんて話もあるけれど、大抵は亡くなったそうよ。それを臓器でだなんて」
- カレン
- 「この魔法的なアプローチが、気になりますね? むしろ、この魔法的なアプローチが本体なのではないでしょうか。と思ってしまいます」
- ジャンヌ
- 「……それだけの技術を、どうして人を生かすために使わないのでしょう」
- カレン
- 「もしかして、ここが吸血鬼に絡んだりします? 私、ノスフェラトゥの文化には詳しくないのですが」
- エナ
- 「人体を活かしたままで一種のフレッシュゴーレムを作るようなものね」
- フェル
- 「むしろ全部魔法の方が納得できます」
- シン
- 「言っておいてなんだが、俺も全部魔法や奇蹟のお陰だと言われた方が気が楽だよ」 ははは
- イオン
- 「見た目がいい子どもたちを24人、そして、暗殺者としての適性を持つ子どもたちをいっぱい──そうして造られた24組の人形。それが"匙"の自慢でした」
- エナ
- 「魔術的な観点から言えば、連中(吸血鬼)の血なんて、良い触媒になりそうな話ではあるわね」>カレン
- イオン
- 「残念ながら魔法だけでそれを行うには、手が足りなかった…というよりは」
- 「詰まらなかったそうですよ」 と言って
- カレン
- 「まあ、お詳しい」さすがエナ先輩
- シン
- 「“外科医”としては、それでは物足りないだろうね」
- フェル
- 「それは、良く言っても変態というのでは?」
- エナ
- 「無節操なくせにそういうところだけは拘る……」
- イオン
- 「人のために使わないというのは、誤りですよジャンヌ・ダルク」
- ジャンヌ
- 「彼女の中では、それが人のためだと信じている、ですか」
- イオン
- 「彼女は誰よりも自分自身に正直に自分のために技術を使っているのですから」
- カレン
- 「正義というものは、視点によって変わりますからね。一概には言えないものです」
- イオン
- 「彼女が認識する人の範囲と貴女が言う人の範囲が違うだけです。わたしもニオも、人ではなく、人形ですから」
- エナ
- 「けれど、人でなしよ。そいつを含めて人の為なんて詭弁だわ」
- ジャンヌ
- 「自分のため……。それでは、折角の技術にも未来がないではないですか……」
- 「……いいえ、貴方たちは人間です」
- 「多くの人の臓器を組み合わされていたとしても、貴方たちはここにこうして生きています」
- 「私たちと何も変わりありません」
- イオン
- 「──、強情ですね」 小さく息をついて 「それから、変態という言葉はきっと褒め言葉として受け取られますよ」
- フェル
- 「そうですか」
- 「強情というか、人形だと言い張る方が強情なのでは」
- イオン
- 「人形遊びが今でも好きだから、ニオのような子を選んだんですからね」
- シン
- 「彼女のように熱く語りはしないが、ルーンフォークが人族として認められている以上、君たちを人形だと言うのは少し無理があるんじゃないかな」
- エナ
- 「それで? そこに吸血鬼どもがどう関わってくるのかしら? ミックスジュースでも飲みたくなった?」 臓器パッチワークから絞り出したミックスジュース(血液)、自分で言っていて酷い例えだ、と顔をしかめた
- イオン
- 「"匙"やニオからしたら、という意味です。わたしは少なくとも人間のつもりですよ」
- 「吸血鬼との関わりに移りましょうか」
- フェル
- 「ええ、まあニオは人形がいいと言い張っていましたけど」
- イオン
- エナに頷いて
- ジャンヌ
- 「……はい」 言いたいことはいつか会った時に直接言えばいい。
- カレン
- 「んー」と、話聞きながら首、左右に振ってる、考えつつ、吸血鬼とのかかわりをきこう
- イオン
- 「"青薔薇の君主"という首魁を中心とした、一族でして」
- 「ヴァンパイアは、ツインズの他に、後二人居ます。まあ彼らは双子と比べても迂闊さに欠ける存在なので、でてこないとは思いますが」
- エナ
- 「あんなのが下についているようじゃ、まとまりの無さそうな一族ね」できればそう在って欲しいという願望に近い
- イオン
- 「"青薔薇の君主"というノスフェラトゥ、"青薔薇の水晶"、"青薔薇の騎士"、そして欠けた双輪、と」
- ジャンヌ
- 「水晶に、騎士……」
- フェル
- 「ヴァンパイアは親と子の関係は絶対といっていい程ですけど、それ以外は個人主義的ですよ」
- カレン
- 「"青薔薇”一族。存在しないものが、夢がかない、存在するようになった─罫線なんて、言うと浪漫がありますが」
- イオン
- 「"君主"の目的は、教えて貰ったことはありませんが、」
- カレン
- 「あまりあいたくありませんねぇ。誘惑されちゃう」はぁ、と頬に手を当てため息ついた
- 罫線が─じゃなくなってた
- イオン
- 「匙の技術、目的と合致するものだったのでしょう。"匙"も吸血鬼の血液や、リャナンシーの血液などは提供してもらっていましたよ」
- 「ついでにいうと他の"根"に提供もしていました。育成した"葉"の提供と引き換えにね」
- エナ
- 「なんでそういうとこだけ協調してんのよ……」
- ジャンヌ
- 「“匙”の方は、先程エナさんが言っていたように吸血鬼の血液などを触媒に利用出来るなどのメリットがあったのだと推測は出来ますが……」
- 「人を造る技術が、吸血鬼たちにとって何の利になるのでしょう……」 ただでさえ、彼らは永遠に近い命を持っているのに。
- フェル
- 「────血、ですか」 自分の真っ赤な目の近くを触ってみたり
- イオン
- 「──そこまでは知りえません。残念ながら」
- エナ
- 「食生活の改善にでも目覚めたんじゃないの……」げんなりとした表情で
- カレン
- 「牧場づくりかしら?」
- フェル
- 「吸血鬼が能動的に動くときの理由第一位は、娯楽だと思いますが…」
- イオン
- 「"牧場"ならもう幾つもありますよ。オズマ達に提供しましたが、オルトラントやリアンにもね」
- エナ
- 「……」 もしくは、それこそコレクションに適合するものを人為的に生み出す手段の確立などか
- イオン
- 「これは推測なのですが──、"匙"も"君主"も、恐らくその先を見ている」
- カレン
- 「その先ですか、うーん」
- イオン
- 「人体の完全理解の先、その応用を──具体的に何かと言われれば、わたしには分からないのですが」
- ジャンヌ
- 「…………」 その先に何があるというのか。顎に手を充てて考え込む。
- エナ
- 「陽の光の下に出てきて名乗りを上げて国でも作ろうって?」
- イオン
- 「──結構な目標ではないですか。わかりやすくて」
- シン
- 「国くらいなら、人体を理解するまでもなく作れるんじゃないかい」
- エナ
- 「人類を糧とする真なる人類による帝国だとかなんとか、言い出しそうな連中じゃない」
- フェル
- 「それもう蛮族でいいじゃないですか」
- エナ
- 「蛮族でしょ」
- イオン
- 「牛や豚が草を喰む、わたし達が牛や豚を喰む、そして人を吸血鬼が喰む。まあ彼らの理屈ですね、エナ」
- シン
- 「さて、彼らがそんな人間の真似事をしたいと思うかな」
- カレン
- 「どうなんでしょうね。それこそ多方面の”庭”に詳しい方々なら、もしかしたら推察が及ぶのかもしれませんけど──」
- エナ
- 「それで生の営みの頂点に立ってるとか、お笑い草だわ」
- イオン
- 「内側から見てきたわたしではこれが限界という所ですね」
- カレン
- 「ただ、そこまでご自身にプライドがある方なら──何も言わずとも理想だの何だの語ってくれるかもしれませんね?」
- ジャンヌ
- 「流石に、今の時点では想像もつきそうにないですね」
- イオン
- 「どうでしょう。会って見た時にカマをかけてみるのは良いかもしれませんね」
- フェル
- 「まあ、目的はここで推察しても答えは出ませんし、置いといて」
- イオン
- 「ただまあ、会った所で無事では済まないです」
- エナ
- 「……でしょうね」
- カレン
- 「はい、ただ私はカマをかけたり、騙すことは苦手なので──」
- イオン
- 「ええ。予備知識としてはこんな所ですね、次に実務について移りましょう」
- カレン
- 「シン先輩、よろしくおねがいしますね?」ウィンクして
- イオン
- 「屋敷の地下は、案内できると思います。ただし、妨害が皆無では無いでしょう」
- シン
- 「俺も嘘を吐くのは苦手なんだ」
- エナ
- 「嘘吐き」
- フェル
- 「………」
- ジャンヌ
- 「……ふふ、仲がよろしいですね」
- カレン
- 「ふふ、いちゃいちゃ」
- 「と、それはさておき。実務の話でしたね?」
- シン
- 「君に対しては誠実でいると自負しているよ」
- エナ
- 「くぅ……」
- イオン
- 「休眠中の"葉"の潜伏、双子の趣味で仕掛けられたトラップ、翼手、その辺りがまあ」
- 「考えられうる危険です」
- カレン
- 「用心せねばならないということですね。気が重いです」ぷす
- フェル
- 「翼手とトラップはまあいいとして、休眠中の葉?」
- イオン
- 「特に、"葉"の襲撃に関しては、気をつけて下さい。基本自分のことを省みず、命令のまま襲撃をかけてきて、そのまま死にます」
- 「ええ、薬で仮死状態にしておいて、」
- 「通りかかると覚醒用の薬を討たれて目の前の敵を殺害するというものです」
- 打たれて
- 「わたしも何人か仕掛けたので、それは確実にあります」
- エナ
- 「……それで、いきなり起こして即実戦になんて……うえぇ……」
- カレン
- 「以前、一度、薬の効能をみたことはありますが──」
- ジャンヌ
- 「……どうしてわざわざそのような回りくどいことを」
- イオン
- 「"葉"を大量発注したんです」
- エナ
- 「常時、起こしておいても身か心が使い物にならなくなってるってところでしょ……」
- カレン
- 「あれ、生命的な限界も、魔法に対する抵抗──というより<熱狂の酒>や<アンチマジックポーション>の応用みたいなものかしら?」
- 「闇の妖精による、妨害はきかないでしょうねえ」
- 「それほど、抵抗力が上がってしまう代物のようにみえました」
- エナ
- 「大方、ゴーレムみたいに逐一の命令が無いと動けないとか、狂乱状態のトロールみたいに暴れ回るとか」
- イオン
- 「そして使わなかった子達は、基本的に仮死状態にしておいた、実験で使うものは別として、使わないと判断されたものはそうして罠としての役目を与えられた。それだけですよ」
- フェル
- 「動く前に排除できればいいですけど…」
- ジャンヌ
- 「……ありえない……。何故、そのような事が出来るのですか」
- カレン
- 「自分を正しいからと信じているからでは?」ジャンヌ
- イオン
- 「──、言ったでしょう、人の認識の範囲が違うと」
- エナ
- 「それこそ、人を人として見てやしないからでしょ」
- イオン
- 「彼女たちもわたし達も素材でしかないのです。"匙"からすればね」
- ジャンヌ
- 「……だから何故、そのような見方が出来るのかと言っているのです」
- カレン
- 「私たちの論理はその“匙”にはわからないでしょうし。逆に”匙”の論理は私たちには到底、理解できない」
- フェル
- 「ジャンヌには難しいかも知れませんけれどね」
- イオン
- 「──、そればかりは、"匙"に聞いてみないと分かりませんね」
- カレン
- 「んー、例えば魔神の思想が私たちには普通は理解できないようなもの。だと私は思いますけれども、ね」
- 「もしかしたら、異界の理に触れて、気がふれてしまっているのかもしれませんね」匙
- フェル
- 「自分と他人は同じではないのだから、同じものとして認識しない、ということもあると思いますよ」
- エナ
- 「人に対する悪意かもしれないし、逆に、無関心や無遠慮なだけなのかもね……そういう奴は平気で人を踏みつけて、気付きもしないのよ」
- シン
- 「何をどう感じて、何を大切にするかは人それぞれだからね。理解出来ない価値観を持つ者は少なからず存在するものだよ」
- イオン
- 「──、一先ず、わたしからのお話は以上です」
- カレン
- 「では、私から──エナ先輩に聞いていいです?」と、視線がエナに向いた「私たち、今から死ぬか死なないかわからない世界に飛び込み、ますよね?」と、これは全員に投げかけて
- エナ
- 「私? ええ、まぁ……そうね」
- カレン
- 「死ぬか死なないかは”いつも”ですけど」ふふっと笑って
- ジャンヌ
- 「…………」 いくら自分の目的のためといっても、同じ姿形をした存在を物として扱って、何も感じないのだろうか。
- カレン
- 「その杖、インテリジェンスウェポンのようなものだと先ほどお聞きしましたが──。実際的にはどのようなものなんです?」
- 「先ほどの戦い──どう考えても、あの杖がなければ、あそこまで早く試合は決しませんでした。それに、素人目ですが、エナ先輩の本来の魔力とは違った、魔力の奔流も感じました。コレクションとは聞いていますが──」
- フェル
- 「まあ、分かりやすく目の色にも変化が出ていますからね」
- カレン
- 「改めて共有した方がいいのでは? と思ったんです。ふふ、話したくないなら聞きません。乙女には秘密がつきものですから」
- 「ええ、ええ」
- フェルにうなずいた
- シン
- 「だそうだよ」
- フェル
- 「私と同じ色です」
- エナ
- 「……不死者の遺産、そう呼ばれている器物よ」
- 「文字通りの、生前吸血鬼だった者の遺物を組み込まれていて……今も生きている」
- カレン
- 「まあ……つまり、その杖”道具”ではなく、”生物”と同義と思っていいんですね?」
- 「納得かも」色々な不思議現象
- エナ
- 「こんな姿になってさえ、生にしがみ付いているなんて滑稽でしょ?」
- フェル
- 「遺産なら素直に死んでいて欲しいものです」
- カレン
- 「ある種、生物らしいのでは? とまあ、それが聞けただけで十分です。先輩、話してくれてありがとうございます」と、微笑んだ。
- エナ
- 「運悪く波長が合ってしまって、そいつの声が聞こえてしまったら、そこから先は身体を乗っ取られるコースへ転落ってわけ」
- カレン
- 「まあ」
- エナ
- 「そいつや私みたいにね」
- イオンに視線を向けた
- ジャンヌ
- 「……」 話に耳を傾けながら、エナとイオンを見やる。
- フェル
- 「そういえば、ニオというかイオンのそれもそういうものでしたね」
- イオン
- 「──、ええ、そうですよ」
- エナ
- 「ねえ、青薔薇の連中にとってコレクションと、その適合者の位置づけってどういう感じなのかしら?」
- ジャンヌ
- 既に何度か聞いた話ではあるが、聞く度に参ってしまいそうになる。
- カレン
- 視線は、イオンにむかう。確か、モーニンググローリーだったか
- エナ
- 「あの双子は私を青薔薇の元に連れて行くっていってたわ」
- イオン
- 「彼ら…だけではないでしょうが、基本的に覚醒する予定のある、一種の蕾や蛹という扱いですね」
- エナ
- 「こいつを復活させて、自分の派閥に取り込もうって魂胆? それとも、滅ぼしてでもくれるのかしら」
- イオン
- 「盟約があるそうです。目覚めた時、相互に相手を尊重するというね」
- 「ただし、領域は譲らないし、静かに暮らすなら放っておく程度のものですが」
- エナ
- 尊重と聞いてやるせない表情をうかべた。そこには宿主(じぶん)など含まれてはいないのだから
- イオン
- 「派閥に取り込むなりは個人によるでしょうね」
- シン
- 「エナを連れていこうとしたのは、監視するためか、あるいは覚醒を妨害してしまうつもりだったのかもしれないね」
- イオン
- 「もっとも、プライドの高いヴァンパイアが誰かの下につくはずもないですが、まあ目覚めれば──、そうですね」
- フェル
- 「吸血鬼も、昔聞いた以上に色々ですね」
- イオン
- 「どうぞ他所で元気にやってくれと送り出すまで世話をするか」
- エナ
- 「どっちにしても私が私のまま無事でいられる保証なんてありはしないってことね」
- シン
- 「彼らは皆我が強そうだ。実際に復活なんてしてしまえば、盟約なんて簡単に破棄されてしまいかねない」
- イオン
- 「人族のハンター達にデコイとして送り出すか、どちらかでしょう」
- 「それはそうですね」>エナ
- 「ただ、そうですね…一つ補足すると」
- フェル
- 「まあ、イキモノとしての強度が強い方が残るみたいな話ではないかと」
- エナ
- 「正直、今の有り様だけでも誤射されかねないところだわ」 赤く光る眼
- カレン
- ? 補足に耳を傾けた
- イオン
- 「貴女のもつそれについては、双子達だけじゃなくて他の吸血鬼も興味を示していました、恐らく、"君主"もね」
- 「封じられてるものに、もしかしたら何かしらの心当たりがあるのかもしれません」
- エナ
- 「……やめて頂戴…これ以上、本当…」
- イオン
- 「大丈夫です。わたしも似たようなものですから」
- ジャンヌ
- 「……大丈夫です。貴方たちを吸血鬼などに渡しはしません」
- イオン
- 「わたしのこれは、制約なく対象を縛る鎖だそうですよ──それがなんであっても」
- エナ
- 「双子に遭遇したあたりから、妙に協力的なのよ、こいつ……あの時の魔法もそうだし、片付いた後のアレ(補充)もそう」
- シン
- 「まあ、エナは性格の悪い相手に好かれやすいからね」
- カレン
- 「まあ、協力的……ということは”青薔薇”の一族と何か縁でもあったのか──……」
- 「あ、そういえば、そのエナ先輩の杖は、コレクション単品だったんです?」
- エナ
- 「最初に契約した時以来、こんなに積極的に働きかけてきたことは……」
- 「…ないでもなかったけど」
- フェル
- 「割と出たがりなんでしょうか」
- イオン
- 「吸血鬼に対抗する装備であることは確かですので、もしかしたら吸血鬼を討つ事で何かしらの効果が彼らにあるのかもしれません」
- カレン
- 「複数あったら、ノスフェラトゥ派閥同士の因縁に付き合わされてるかもしれませんね。それこそ、”赤薔薇”一族対、”青薔薇”一族だったりとか?」
- イオン
- 「同族殺しが無い種族ではありませんからね」
- エナ
- 「……一番性格の悪い奴が言うと説得力があるわね」 ともすれば折れそうな心境の中で、こうして虚勢を張ってる間だけ何とか保ってられる。 >シン
- ジャンヌ
- 「あの双子を討ってから、杖に変化は……?」
- シン
- 「だろう? 格好いい台詞は彼女に取られてしまったからね」
- フェル
- 「まあ種族というより氏族で語るべきものですしね」
- ジャンヌ
- 「え、あ……す、すみません」
- エナ
- 「その時一緒にいた仲間が受け取っているわ…そいつ(シン)も含めて」>カレン
- カレン
- 「そうなんですか。なるほどなー」フェル
- 「まぁ……」ちらとシンみて
- イオン
- 「──、さあ、その辺りは」 ソレイ達に目を向けて 「彼女たちが詳しいのではないでしょうか」 >カレン
- カレン
- 「まぁ……っ」
- エナ
- 「嫌がらせのつもりで加工した宿り木を落とされた以外に?」>ジャンヌ
- カレン
- 「あ、あー……」
- フェル
- 「人間も人間全体の繋がりとか大雑把なものより家族の方を重視するじゃないですか」
- シン
- 「どうかしたかい?」
- カレン
- 「いえ、一蓮托生なのかしらと思ったんです。でも、恋人ならば愚問でしたね。それに……」
- エナ
- 「そういえば、自分のことを"無限の魔女"だとか何とか言っていたわね……なによそれ、恰好つけのつもり?って思ったわ」
- カレン
- 「エナ先輩がソレイさんにすごい当たりが強い意味、ようやく腑に落ちたような気がします」
- ジャンヌ
- 「それ以外に、です。何か契約の段階が進んだような感覚がないか、とか」
- エナ
- 「私は捨てろって言ってるんだけどね、どいもこいつも馬鹿揃いでうんざりだわ」>カレン
- シン
- 「俺のコレクションは声を掛けてきたこともなければ、これといって変化する様子もないよ」
- エナ
- 「……今のところは、まだ」
- シン
- 「吸血鬼にも性格が悪いと思われているのかもしれないね」
- カレン
- 「エナ先輩……優しくて、私、涙が出ちゃいそうです」
- シン
- 「捨ててもいつのまにか手元に戻ってきそうじゃないかい?」
- エナ
- 「どうしてそういう感想になるわけ?」目を逸らしつつ>カレン
- カレン
- 「シン先輩なら、吸血鬼の思惑を逆にはめてしまって──『おや、そんなこといったかい?』『明言はしてなかったはずだ』なーんて、いっちゃいそうなきがしますけど」
- 「感情凄いこもってるから?」
- >エナ
- フェル
- 「カレンは、もうカレンなので、で良いと思えてきています」
- エナ
- 「……」ノーコメント、ノーコメントよ
- イオン
- 「では補足しましょう。契約は持ちかけてくるケースと、此方から提案するケースがあります」
- 「わたし達は双方を経験しました」
- ジャンヌ
- 「……イオンの言葉に従うならば、あれで契約が進むことはないはずですが――あの双子程の吸血鬼を討ったのなら、いつ変化が表れてもおかしくありません」
- カレン
- 「ふむ」>イオン
- イオン
- 「基本的に彼らが吸血鬼を討った事で得られるなにかについては分かりません。ただ、」
- シン
- 「へぇ。」
- イオン
- 「契約は先ず持ちかける。そして此方から提案することで段階を進ませることができる」
- フェル
- 「ふむ……」
- シン
- 「ではこれから毎晩これに宿っている吸血鬼に声でも掛けてみようかな」
- エナ
- 「今回、あいつは"私の為なら何でもする"なんて言っていたわ」
- 「あれは要するに詐欺師の見せ金ってところ?」
- イオン
- 「恐らくそれは、はったり等ではないですね」
- ジャンヌ
- 「適合者の心に隙を作るための策略と思っておくべきかもしれません」
- イオン
- 「貴女と結んだ契約のうちの力を履行して出力している……つまり、契約外の力は使っていないということです」
- エナ
- 「安く見られたものだわ、そんな餌に釣られるような女だって思われているんでしょうね」
- イオン
- 「策略もあるとは思いますが、ね」
- カレン
- 「毎晩シン先輩に声をかけられたら恥ずかしくて絆されてしまうかもしれませんね」
- エナ
- 「絆されないわよ!」
- カレン
- 「……”何でもしてくれる”なら、契約破棄もできるのかしら? ふふ、そうはうまくいかないと思いますが」
- ジャンヌ
- 「必要な時に、その力が傍にあれば、……誰だって縋りたくなるものですから」 自分の佩いた剣の鞘を撫でる。
- フェル
- 「別の適合者を連れてくるのが代償とかであれば、あるかもしれませんよ」
- シン
- 「そもそも俺の持っているコレクションに宿っているのは同性なんじゃないかな」
- イオン
- 「なのでまあ、言わせておくだけ言わせておく、利用できる限りは利用する、位の気持ちでいればいいと思います」
- 「わたしはそれで運用してますから」
- カレン
- ちらと、ジャンヌの剣を見て。そういえば、彼女の使っていない剣は……見たことない代物だ。是も何かしらの因縁があるのかもしれないと思いつつ
- イオン
- 「ただ、自分を弱らせない事です」
- 「乗っ取られたくなければ」
- エナ
- 「薄氷の上を歩いているような状態でギリギリを見極めろって? 簡単に言ってくれるわね……」
- シン
- 「特にエナは、人を頼るのが苦手だからね。気を付けなければいけないよ」
- エナ
- 「ぅ……」弱ることにかけては強く言えない
- イオン
- 「わたしが出来て貴女が出来ない道理はないでしょう、エナ」
- カレン
- 「え、男性と男性ってないんです?」と、目を丸くしていた。「うーん、いずれにせよ。エナ先輩の思考が凝り固まっている時に──」
- 「ふふ、リラックスさせてあげるのが私の仕事ということはよくわかりました」
- フェル
- 「薄氷の上を歩いている様な状態、と認識している時点で、上手く使うとかいうのは難しいのでは」
- シン
- 「少なくとも俺にはそういう趣味はないね」
- カレン
- 「残念」>シン
- ジャンヌ
- 「エナさんに関しては、可能な限りその力を使うべきではないと思います」
- カレン
- 「でも、服破けてるネタ使えないんですよね……どうしましょう」うーんと、考える
- イオン
- 「──さて、そんな所でしょうか。他になにか、質問などはありますか」
- エナ
- 「だって、踏み抜いて落ちたらそこまでなのよ? どこが限界なのかこっちに走る由もないじゃない……」
- カレン
- 「すみません。私の疑問にここまで答えてもらって。よくよく、分かりました」
- フェル
- 「正直エナが心配です。いろんな意味で」
- ジャンヌ
- 「私は大丈夫です」
- シン
- 「だろう? 目が話せない子なんだ」
- エナ
- 「いろんなってどういう意味よ……」
- カレン
- 「ねぇねぇ、私は?」フェルにいった心配
- シン
- 離せない。
- カレン
- 「はい、分かります。可愛くて目が離せません。じっと、見つめていたいくらい」
- 「じっー」と、エナ見つめた。
- フェル
- 「カレンを心配するのは、黙り込んだ時ですかね」
- エナ
- 「うるさいわね、なら、もっとちゃんと見てなさいよ」>シン
- カレン
- 「いけず」と、ちょっとむくっとした フェル
- フェル
- 「エナより余程図太そうですし」
- エナ
- 「ちょ、ちょっと、あんまり見るんじゃないわよ」>カレン
- イオン
- 「──、さて、貴方が此方に居るということは」
- フェル
- 「ああ、質問、質問でしたね」
- イオン
- シンに水を向けて
- ジャンヌ
- 「そうでしょうか……カレンさんも、すごく繊細な方だと思いますよ」
- エナ
- 「悪かったわね、心も体もガリガリで」
- イオン
- 「彼女たちの協力はあるということですか?」
- カレン
- 「ふふ」と、さすがに目をはなして 「太い……? 確かにお尻は大きいですが……」 「繊細……そうなんでしょうか?」と、それぞれに答えた。
- フェル
- 「繊細なんです?」>カレン
- シン
- 「いや、ソレイたちの目的はもう果たされた。彼女たちがこれ以上協力してくれる理由はないだろうね」
- エナ
- 「は?」
- カレン
- 「自分事はよくわかりません。と、なるほど、協力は得られないですか」
- イオン
- 「なるほど……」 小さく息をついて 「オズマ達と同様という所ですね」
- カレン
- 自分のことは
- シン
- 「まあ、ソレイの方は友人としてお願いすれば力を貸してくれるかもしれないが――」 ちら、とソレイを見て手を振っておいた。やっほー。
- ソレイ
- 「──、」 うわぁ、こっち見た…
- エナ
- 「は?」 ソレイの方を見た、殺す目で視た。超目が光ってる
- フェル
- 「……」ひらひら やっほー
- マニエ
- 「…‥」 クスクス笑って 手を振った
- ソレイ
- 「──……」 何事かマニエと話して 渋々此方に近づいた
- シン
- 「彼女はとても友人思いの優しい子でね。俺が今回マニエたちに協力することに関しても、俺が危険だといって乗り気じゃなかったんだ」
- エナ
- 魅了返しではなく即死の魔眼とかにならないだろうか
- ソレイ
- 「な、ナニカナー、私達もうちょっとお暇しようかなぁとか」
- フェル
- バロールに昇格してからね
- ソレイ
- 「……」 こいつ
- カレン
- 「せんぱーい♡」ソレイに声をかけて「エナ先輩にたよること、これから先に、ないことはないとおもうんです」
- エナ
- 「は??」>ソレイ
- カレン
- 「恩の売り時では?」
- シン
- 「ここから先は先程と同等以上の危険が待っている。俺としても出来れば大事な友人を危険な目には遭わせたくはない」
- ソレイ
- 「…‥…、いや、恩を売ると言うか貸しがいっぱいあるのよ」
- イオン
- 「良い駒じゃないですか」
- ジャンヌ
- 「……あ、あの、無理はなさらないでくださいね」 >ソレイ
- カレン
- 「そうですか……こうして、私たちは見捨てられるんですね……」
- と、わざとらしく倒れた
- エナ
- 「私、人に貸しを作るのって大好きなのよね」
- ソレイ
- 「──やだなぁこのカップルとカレンちゃん…」
- カレン
- 「うう……ミネット先輩、ジャック先輩ごめんなさい……私、ここで終わってしまうんです……よよよ」と、ハンカチだして
- ソレイ
- 「いいよいいよ。協力するよ。乗りかかった船だし…こわいし…」
- フェル
- 「私も借り1でいいですよ」
- ソレイ
- 「勘弁して…‥」
- エナ
- 「でも、作りっぱなしなのも気持ちが悪いし、あんたも借りのまま残しておくのは嫌よね?そうよね?」
- イオン
- 「‥…」 人間味がありすぎる、このリャナ…… 「まあ、良いでしょう」
- カレン
- 「まあ、やっぱり先輩素敵♡」と、反転して笑顔になった。「あ、私は貸し借りはないので、ソレイ”先輩”と仲良くできたらなあと思っていただけですので。嬉しいです♪」きゃっきゃっ
- ソレイ
- 「……」 シンのやろうぅ・・ 「ありがとうジャンヌちゃん・・・」
- シン
- 「正直な話、俺たちにはまだ知らない事が多すぎる。彼女の知識は役立つだろう」
- ソレイ
- 「あーはいはい、わかった、わかりました」
- 「フェルちゃん、そこに重ねてくんの止めて」
- イオン
- 「では早速地下に行きましょうか」 立ち上がって 「このメンバーで、最奥を目指します」
- エナ
- 「あんたが持ってきたコレクションなんだから、責任もって最期まで面倒みなさいよね」
- ジャンヌ
- 「それは……そうですね。コレクションに関する事も、“青薔薇の君主”や“匙”の目的についても、ソレイさんの知識が合わさることで見えて来ることがあるかもしれません」
- カレン
- 「はい、その通りに」
- ソレイ
- 「‥…はぁ…」
- がっくりと肩を落とした
- シン
- 「というわけで、君の大事な妹を借りていくよ。無事に返すから待っていてくれ」 マニエにはそうやって笑っておきました。
- フェル
- 「? 1回頼みを聞くというのでは微妙でしたか?」
- マニエ
- 「高いわよシンくん。追加報酬から差っ引いておくから」 ふふ、と
- ジャンヌ
- 「はい。必ず薬を手に入れましょう」
- シン
- 「諸々を考えると、元々タダ働きのようなものだからね。今更さ」
- ソレイ
- 「あ、私が貸す方か。まあ、うん。それなら、それなら…」
- >フェル
- エナ
- 「……」あの女はあの女で腹が立つ。ソレイとは別の意味で
- ジャンヌ
- 「それと……これは出来る限りのお願いなのですが」
- マニエ
- 「またね」 ひらひらと手を振って
- フェル
- 「はい」
- カレン
- 「はぁい。またご縁があれば」
- 「どうしましたか。ジャンヌ先輩」
- エナ
- ふん、とそっぽを向いた>マニエ
- ジャンヌ
- 「道中、“葉”と戦闘になった場合は可能な限り、命を奪うことは避けたいと思っています」
- 「……皆さんの身が脅かされない限りで大丈夫です。協力していただけませんか」
- カレン
- 「ジャンヌ先輩の反応から、それは少し提案されると思っていました」
- フェル
- 「難しい事を言いますね。その分危険は増しますよ」
- カレン
- 「そうですねぇ……そうですねぇ」と、考えて
- エナ
- 「可能な限り、ね……実際、ここに連れて来られた"葉"は、薬抜きでどれだけ生きられるの?」>イオン
- イオン
- 「──……」 小さく息をついて 「無駄です。彼女たちはそのまま死にますよ」
- カレン
- 「できたら、褒めてくれますか? 先輩」と、ジャンヌに首傾げた
- ジャンヌ
- 本音を言うのならば、翼手たちもだが――彼らを救う手立ては現状では“葉”とは違ってまったく見当たらない。
- イオン
- 「そうですね、覚醒効果のある薬物がかなりの劇薬なので」
- エナ
- 「確か、自決用の毒薬も持っているんだったわよね?」
- イオン
- 「今のわたしと似たりよったりの時間が限度ですね」
- ジャンヌ
- 「私はカレンさんを褒められるような立場にはありませんが……」
- イオン
- 「ええ。それを除いても、です」
- ジャンヌ
- 「……それは、分かっています」
- エナ
- 「つまり、任務に成功しても死ぬし、無力化しても自決して死ぬ、放っておいても死ぬ……最悪ね」
- ジャンヌ
- 「それでも……一分一秒でも長く生きられれば、私たちが薬を確保して、投与するのが間に合うかもしれません」
- フェル
- 「───」嘆息 「まあ、いいですよ。ジャンヌの頼みなら」
- イオン
- 「──……、良いでしょう」
- エナ
- 「なら、その薬が十分な量が無かったら?」>ジャンヌ
- カレン
- 「私も庭の劇薬には詳しくありませんから、やってみてもいいですよ」
- 「でも、褒めてくださいね? 先輩。そしたらやります」ジャンヌ
- イオン
- 「ただしわたしはわたしを優先します。それにかからない程度しか協力は出来ません」
- エナ
- 「薬の量がそいつの、ニオって子の余命よ?」
- ジャンヌ
- 「覚悟はしています」 彼女たちが死ぬ、ということについて。 「私にとって今一番大事な事は、ここにいる皆さんを守ること」
- 「ただ、それでも」
- イオン
- 「わたしの薬と葉の薬は少し違いますから。まあ影響は出ません」
- ジャンヌ
- 「最初から彼女たちを失くしていい命だなどと、切り捨てることはしたくないのです」
- エナ
- 「はぁ……」
- ジャンヌ
- 「……私の言葉程度でいいのならば、いくらでも」 >カレン
- イオン
- 「他の薬物も置いてないはずはないので──まあ、運次第ですね」
- ソレイ
- 「私、そっち方面の組織はそんなわかんないからね。わかんないからね!」
- エナ
- 「カレン、あんた、氷の妖精はフラウより上くらいまで扱える?」
- カレン
- 「はい、契約成立です。では、可能な限り命を奪わない方向で──私もそれなりの策を準備しておきましょう」
- シン
- 「君が為すべき事を間違えない間は、それに手を貸してもいい」
- 「ただ少しでも君がそれに背いた時は、俺は独断で“葉”たちを処分しよう」
- ソレイ
- 「…‥っとに性格悪いわねぇこいつ…」
- エナ
- 「氷の棺の魔法なら、それこそ仮死状態で生かしておくことは出来るんじゃない?」
- カレン
- 「私ですか? 炎と土のおじい様。風と光であれば、かの戦好きの風の”彼女”は契約していますが──ごめんなさい、水と氷であれば……フラウが限界ですね。凍てつく氷の女王とは契約はまだ──」
- エナ
- 10レベル魔法だから本人なら使えるよ!
- ジャンヌ
- 「助かります。そうして戒めていただける方がいるのであれば、私も安心して動けますから」
- カレン
- こいつ性格的に
- 自分でつかうことあんまかんがえてなさそうだから
- 今から発言するね
- エナ
- (契約があれば)
- カレン
- 「ああ、私自身は扱えますよ。ただ──んー」
- ソレイ
- 「──、アイスコフィンねぇ…、」 指輪を弄りつつ 「まあ、それくらいなら模倣出来そうだけど」
- カレン
- と、光る宝石を見て
- シン
- 「“葉”の数がひとりふたりなら妖精魔法でどうにでもなるだろうが、数が多ければ現実的な手段ではないね」
- ソレイ
- 「うん。魔力足りないよ絶対」
- カレン
- ちなみに私は炎。風。闇、光から変えていないので
- エナ
- 「まぁ、正直言ってそこまでしている余力はないわね」
- カレン
- システム的にむりです
- エナ
- はい
- フェル
- 「取り敢えず気絶させておくのが関の山な気がしますが」
- ジャンヌ
- 「……そうですね」
- カレン
- 「本日はルビー、エメラルド、ダイヤ、オニキスの日。うん、ごめんなさい。すぐには無理そうです」>エナ
- ソレイ
- 「──、まあ、できることしようよ」
- シン
- 「縛り付け、裸に剥いて所持品を全て奪った上で舌を噛み切る事も出来なくしておけばいいんじゃないかな」
- エナ
- 「日を改めて、が通じるならその時はってところね」
- イオン
- 「──、そうですね。その辺りまですればなんとか」 シンに頷き
- フェル
- 「そこだけ聞くと押し込み強盗みたいですね」
- カレン
- 「はい。覚えておきますね」エナさん
- イオン
- 「素手でも人を殺す術を身に着けている子たちなので」
- エナ
- 「全く、厄介事を背負いこんでくれるものだわ」腰に手を当ててやれやれ>ジャンヌ
- シン
- 「まあ、それも数が多ければ時間的な制約が厳しくなるが――きっとソレイが手伝ってくれるだろう」 ありがとう。二人で頑張ろうね
- ソレイ
- 「──、いやまあ、えー…」
- フェル
- 「さすがですねソレイ」
- ジャンヌ
- 「……すみません。自分勝手なことを」
- ソレイ
- 「──、やれば良いんでしょ」
- フェル
- 「まあ、ジャンヌですし」
- イオン
- 「では、そろそろ行きましょう」
- エナ
- 「良いのよ、そういう馬鹿は身近に多いから。今更一人増えても大差ないわ」
- シン
- 「君のそういう所は好ましく思っているよ。友人としてね」
- オズマ
- 「──っと、話纏まったかい」
- ジャンヌ
- 「――はい、ありがとうございます」 胸に手を当てて微笑む。
- オズマ
- 「俺たちはそろそろ行動開始だ。生きてたらお互いまた会おうや」
- カレン
- 「はい。オズマ先輩が素敵だというところで、話が纏まりました」要するにまとまったということだ
- 「はぁい、また会えるの楽しみにしていますね?」
- オズマ
- 「そりゃありがたいね」 はは、と笑って
- 「そんじゃ、しっかりやれよ、イオン」
- ジャンヌ
- 「ええ、必ずまたお会いしましょう」
- エナ
- 「そうね、出来れば陽の光の下で再会できることを願うわ」
- イオン
- 「──いつまで仲間気取りですか」
- オズマ
- 「そりゃ、ヴァンパイア相手にすりゃ仲間だよ。またな」
- ジャンヌ
- 「イオン」 めっ
- イオン
- 「……」
- 「貴方は死ななさそうですからね。生きてたらまたあいましょう」
- エナ
- 「……」コレクションを手にして、それを言うのはある意味滑稽だ
- オズマ
- 「任せた」 じゃあな、と
- フェル
- 「素直ではありませんね。イオンは」
- オズマ
- 狩猟者達を纏めて、彼もまた行動を開始する
- イオン
- 「それで得ならいくらでも素直になりますよ」
- フェル
- 「認めるところは素直です」
- イオン
- 「…行きますよ」
- ホールから出て、先導する
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM苗
- エナ
- 「……」そこで気まずそうになるところは少しだけ親近感がわいたわ
- ジャンヌ
- 「はい」
- カレン
- 「はい」と、そそくさと<熱狂の酒>飲んで
- フェル
- 「────」 ニオとはまた違う可愛げがある
- カレン
- 「うぅ……」と、一瞬、似つかわしくない声が聞こえたが
- 「………ふぅ」
- エナ
- 殴られた事を忘れたわけじゃないんだからね。勘違いしないでよね
- カレン
- 「はいいきましょう」と、笑顔つくった
- フェル
- 「……苦手ならやめたほうがいいのでは?」
- 君たちはイオンに続いて 屋敷の中庭に出る。庭の中心、噴水の獅子の口にイオンが手を入れると ごご、と音がする
- カレン
- 「……苦手でも、手品の一つになるでしょう?」
- 「ふふ、戦いとはそういうことです」
- と、フェルに答えて
- 噴水が凹んで、そのまま階段が地下に伸びるようにせり上がってくる
- ジャンヌ
- 「大掛かりな仕掛けですね……」
- イオン
- 「──双子の趣味です」
- カレン
- 「まあ」
- フェル
- 「──まあ、そう納得しているならいいのですが」
- ソレイ
- 「無駄ってのを大事にするからね」
- エナ
- 「……それを聞いてちょっとでも面白いと感じたのが台無しよ」
- >双子の趣味
- シン
- 「家にもこういう仕掛けを作ってみるかい?」
- イオン
- 「此処から先は敵地ですから、気をつけて……それから、夜目が効かないなら、灯りを準備したほうが良いですね」
- エナ
- 「うちにそんな無駄な空間ないでしょ」
- イオン
- 暗闇に入ると、イオンの瞳がエナと同様赤く染まる
- ジャンヌ
- 「分かりました」 どうせ敵に見つからないはずもない。頑丈なランタンを用意しておきましょう。
- フェル
- 「私は暗視があります」
- カレン
- がんたんと迅速種火しかないんです><
- イオン
- 「──、さて。行きますよ」
- フェル
- 「ああ、そういえば聞こうと思っていたのですが、ニオ達が血を欲しがる理由というのはコレクション由来なんです?」
- イオン
- 「ええ、そうですよ」
- エナ
- 「……吸血鬼の器に相応しいように、少しずつ作り替えていってるんでしょ……?」
- !SYSTEM
- トピックを変更 by GM苗
- 難易度:40 規模:0/20 地図ボーナス:- その他ボーナス:+3
- GM苗
- https://sw.tale.blue/p/?user/wannya#r8b8687c 再度此方を使います
- カレン
- ひゃい
- ジャンヌ
- わぬんだむ!?
- イオン
- 「わたしの仮説でもそうですね……そして、最後には」
- エナ
- 今回はモンスターハウスじゃありませんように
- フェル
- 「ふむ。そうでしたか、取り敢えずは大丈夫ですか?」
- イオン
- 「適応できるようにさせられる、と思ってますよ」
- 「ええ、今のところは平気です。それに、啜るときっと」
- 「薬も欲しくなるでしょうからね」
- カレン
- 私はヘナにならない限りは地図真君
- ジャンヌ
- 「最後というか、その過程が既に適応出来るようにという行為に思えますが」
- フェル
- 「そうでしたか。安易にあげてしまうのも考えものですね」
- イオン
- 「仕上げ、という意味合いです」
- ジャンヌ
- 私は基本的に護衛です
- フェル
- 基本的に警戒です
- GM苗
- シンとソレイ、イオンが支援に回れます
- ジャンヌ
- 「……仕上げには何をされるのでしょう。魂に穢れを帯びさせる、とか……」
- エナ
- 「吸血鬼化自体が、蘇生時の穢れの影響と似ているもの」
- カレン
- じゃあシン先輩に支援してもらおっと
- エナ「あんたはソロよ」
- カレン「ひゃい」
- シン
- 「蘇生の穢れでは暗視能力は得られないけれどね」
- 「まあ、楽しい話は進みながらにしよう」
- エナ
- 「指が伸びたり、皮膚が腐れ落ちないだけマシね」
- イオン
- 「魂に穢れはそうですが、それは元々彼らが持っているものですからね」
- カレン
- 「んー……」と話を聞きながら、左右を見渡しつつ
- エナ
- 「暗視は蛮族のほぼ基本的な能力でしょ」
- イオン
- 「それと言うよりは……まあ、推測にしかなりません」
- エナ
- 「あれも穢れによる身体強化の一つと見做すべきよ」
- ソレイ
- じゃ、かれんちゃんの援護に入るわね
- カレン
- やったあ
- エナ
- 私は探索ね
- カレン
- いちゃいちゃしましょうね。先輩
- シン
- じゃあ俺はエナの支援かな。
- フェル
- 「蛮族軍は暗視がないと行軍についていくのが一苦労です」
- カレン
- では、エナ先輩の探索待ちます
- イオン
- 警戒と護衛、どちらでも良いですが、護衛のほうがダメージもらう時に楽できそうですね
- シン
- 「暗視は俺たちの特徴でもあるんだけどね」 傷つくなあ、よよよ。
- カレン
- よよよ
- シン
- 「お陰でバジリスクは大変だろうね」
- エナ
- アニマルサックはともかく、ひらめき眼鏡はやめておこう
- カレン
- トラウマになってる;;
- フェル
- 「バジリスクはあれはあれで支配者階層なので、自分たちに都合のいい様に進めますよ」
- エナ
- シンの支援を受けて探索よ
- 2D6 → 6[5,1] +13+1+2 = 22
- カレン
- +3で25だね
- イオン
- 一先ず今回はジャンヌの支援に回ります 護衛する必要がない時はフェルの警戒に回りましょう
- エナ
- 「おっと」
- カレン
- では、地図をつくります
- 2D6 → 11[5,6] +9+3+2 = 25
- シン
- 「あれはあれでなどと言われてしまっている時点で、彼らの扱いがよくわかる」
- フェル
- 「他の蛮族の下にいるバジリスクは、まあ、大変ですね、としか」
- ジャンヌ
- すごい地図
- カレン
- まあ、がんばりました。けど、変わりません;;
- !SYSTEM
- トピックを変更 by GM苗
- 難易度:40 規模:7/20 地図ボーナス:+3 その他ボーナス:+3
- ジャンヌ
- その他ボーナス+3がありそうですよエナさん
- エナ
- 「はい」
- カレン
- 「先輩、地図作るのお上手ですね。とても丁寧」と、ソレイに任せつつ
- フェル
- 「まあ私はバジリスクに知り合いはいませんでしたが…」
- ジャンヌ
- さっきから
- 「」がついてるのがじわじわくるのでやめてください!!
- フェル
- 草
- エナ
- あれ?
- カレン
- 「ふふ、私、さぼっていいかも?」
- フェル
- おっと と はい に
- カレン
- うん
- イオン
- うんw
- フェル
- 「」がついている
- エナ
- 意識せずにかっこつけてたわ
- カレン
- 「」ついてて
- じわった
- ジャンヌ
- かっこつけたいお年頃なんです
- イオン
- まあ補正は25だから7って計算は間違ってないしこのままで
- エナ
- ♰無限の魔女♰ヴィエナになるわ
- シン
- 「こういう時は便利だが――暗闇でエナをエスコート出来ないというのは寂しいね」
- イオン
- では君たちは進んでいく では前回とは逆に行こう フェルちゃんからどうぞ
- フェル
- 6ぞろですよ
- 2D6 → 9[5,4] = 9
- エナ
- 「そもそも、元から猫がいるから暗闇のエスコートなんかいらないし」
- フェル
- おや、これは。
- 奇襲 無警戒な敵の群れを発見しました。
奇襲を仕掛けるなら「HP:難易度×4、部位数:5」、1ラウンドで倒すと「進行度」が1d6増加します。
立ち去る場合は何も起こりません - さて、この場合の解釈は、と
- フェル
- 休眠中の葉を見つけたパターンでしょうか
- エナ
- 「……こんな目になって、むしろ目立ってしょうがないじゃない」
- シン
- 「つれないね」
- そっちでもいいね そっちにしようか
- フェル
- 「お揃いです」
- エナ
- 「そっちは光らないでしょ」
- ジャンヌ
- 「……」 会話には意識を向けながらも、前線で警戒に当たる。
- フェル
- 「はい。ですがまあ、由来は同じようなものです」
- イオン
- 先導するイオンが、ジャンヌの前に手を出す 「──、フェル」 声をかけて 「この先に仕掛けた覚えがあります」
- フェル
- 「私の目も後天的なものですし」 「──と」
- エナ
- 「え?」
- ジャンヌ
- 「後天的……そうなんです――」
- 「仕掛けた……罠ですか? それとも、“葉”ですか」
- イオン
- 「"葉"の方です」
- フェル
- 「いるのが分かるなら、避けます?」
- 「というか避けられます?」
- エナ
- 「……ちなみに、どこにどういう状態で潜ませてるわけ?」
- カレン
- 「ふむ」
- ジャンヌ
- 「起こさずに進む事が出来るのならば、それが良いのではないでしょうか」
- エナ
- 地面を割ってむくりと起き上がってくる様を想像して、顔を引きつらせ
- ジャンヌ
- 「彼女たちを止める手段が奥で手に入るかもしれないのですから」
- イオン
- 「避けられますよ。自分たちで進むための暗示が生きていれば」
- 「灯りを借ります」
- フェル
- 「それならジャンヌの言う通り、避けて進んでいいでしょう。無駄に体力を使うこともありません」
- カレン
- 「構いませんよ。脱出の際、ここに潜んでいることを、良いようにも、悪いようにも忘れずに」
- エナ
- 「……そっか、気付かせなければ仮死状態のままで居させられるわね?」
- カレン
- 「さてさて、私はソレイ先輩と仲良く地図を作りますね」
- イオン
- 小さくランタンを揺らすようにして 「そういう事です」
- ソレイ
- 「こわー・・・」
- エナ
- 「逃走することになった時に、退路が絞られることになるけれど……」
- イオン
- 「床に2人、壁に4人、天井から3人ですよ」>エナ
- シン
- 「まあ、助ける場合も帰りには交戦する必要はあるだろうけどね」
- ジャンヌ
- 「床に、壁に、天井……?」
- エナ
- 「聞きたくなかったわ」特に壁の四人
- イオン
- イオンがランタンを一定のリズムで揺らすとその上で立ち止まる
- 「──さて、此処ですので、お先にどうぞ」
- エナ
- 「今のがサイン? 本当に大丈夫でしょうね……」
- イオン
- 「揺らしている間は平気です」
- 「あんまり長いと目覚めるかもしれませんが」
- ジャンヌ
- 「分かりました」 彼女を信用して最初に進んでいきましょう
- イオン
- と付け加えて
- フェル
- 「ではさっさと行きましょう」
- シン
- 「レディファーストだ。俺は最後にいこう」
- エナ
- 「金糸雀役を買って出てもいいのよ」
- フェル
- 「仲が良いですね」 すたすた
- シン
- 「万一彼女たちが目覚めた時は俺が対処した方がいいだろう?」
- 「それは勿論」 <仲がいい
- エナ
- 「その時は一蓮托生よ」
- 「……悪くは、無いわ。ええ」
- ソレイ
- 「もっと場所を弁えていちゃついてよね」
- エナ
- 「原点」
- 減点
- カレン
- 「いえ、これ、いちゃつくに入ってないんですよ。ソレイ先輩」
- 「つ、ま、り」
- 「うふふ」
- では全員が通り過ぎる
- ソレイ
- 「いやいや・・・ってええー・・・」
- カレン
- 「さ、私たちの地図を作りましょう? セ・ン・パ・イ」>ソレイ
- イオン
- 「馬鹿やってないで行きますよ」
- ジャンヌ
- 「エナさんはソレイさんに厳しいですね……」
- !SYSTEM
- ラウンド: 1
- !SYSTEM
- ラウンド: 2
- ジャンヌ
- 「はい、すみません」 いや私はもう通ってますけど
- エナ
- 「ふん」
- では2ターン目
- ジャンヌ
- そういえば
- フェル
- 「ソレイってなんでそんな弱いんですか」 強さではなく…
- ジャンヌ
- 奇数だったので予兆が振れたのでは?
- フェル
- ZMZM
- エナ
- 1ラウンド目、奇数だから予兆いけるわね
- ソレイ
- 「山より高く谷より深い理由があるのよ・・・」
- シン
- 「さっき言っていたじゃないか。ソレイは友達思いの優しい子だと」
- フェル
- 「苦労してますね」
- 引き続き警戒を
- エナ
- 「大丈夫よ、まだ道半ばもいいところだから」
- ジャンヌ
- 予兆しましょう、予兆
- フェル
- 「半ば──、ああ、目の話でした」
- カレン
- しましょう
- エナ
- 誰が振るか
- ソレイ
- じゃあジャンヌどうぞ
- 逆順なので
- ジャンヌ
- はい
- 了解、わぬんだむ!
- 2D6 → 10[5,5] = 10
- 頑張りました
- エナ
- これは
- カレン
- いいですね
- 辻
- フェル
- 「エナにはあまり良くない話かも知れませんが、私の目がこの色になったのは」
- 偉い
- 休息 全員が追加で「回復」または「支援」を行う事が出来ます。
または、放棄してイベントダイスを振り直す事が出来ます。この時、イベントダイスの出目に「+1」します。
- フェル
- 「“血の接吻”を中途半端に終了したからですよ」
- ジャンヌ
- まあ無理して振り直さなくていいですし、探索や地図に支援を回していいでしょう
- フェル
- そうですね
- カレン
- はい
- とりあえず地図ふりつつすすめてみましょうか
- ジャンヌ
- 「……血の接吻というと、吸血鬼になるための儀式ですか?」
- エナ
- 「うえぇ……」そういや吸血鬼の下にいたって話だった
- イオン
- 「──この先には罠は無いはずですね」 と思い出すようにいいつつ
- フェル
- 「はい。そうです」
- ジャンヌ
- 私は支援枠が溢れそうなので今回はあまりやることがなさそう
- ソレイ
- 「──、」 ふぅんって顔をした
- エナ
- 「ふつうに考えればさっきの罠だけでも過剰なくらいだものね」
- ソレイ
- 「血の接吻はそうね」
- カレン
- エナパイセンの探索まち
- シン
- エナに支援しよう
- エナ
- では、探索よ
- 2D6 → 4[2,2] +13+1+3+3 = 24
- フェルがそんな話するから・・・(責任転嫁
- カレン
- では地図の民ですよ。いでよ、ソレイ!
- 2D6 → 8[5,3] +9+3+2 = 22
- フェル
- 「まあ、どうしてやめたのかは当時の主人のみぞ知るです。気まぐれな人でしたから」
- シン
- 気が抜けてる……
- カレン
- 安定して私はがんばってます
- フェル
- ひどい
- ジャンヌ
- 回復する方もいませんし、私はキャライメージのために護衛です
- !SYSTEM
- トピックを変更 by GM苗
- 難易度:40 規模:13/20 地図ボーナス:+3 その他ボーナス:+3
- エナ
- 警戒でもいいのよ
- (ただし敵は出ない)
- ジャンヌ
- 敵にあいませんし……
- フェル
- 「エナには話したことですが、私は元々あちら側だったのです」
- イオン
- 「──、後少しです。後少しで研究施設の方に入ります」
- 「ニオにも言っていましたね。血を吸われるのが好きだと」
- フェル
- 「ん。分かりました」 「ええ、慣れというか、癖ですね」
- エナ
- 「よく、こっち側に戻ってこられたものよね」 恥知らずだと責めているのではなく、更生できたことを感心するように
- ジャンヌ
- 「……その辺りの事情は、普段の様子から察せることではありました」
- エナ
- さて、休息ポイントは素通りなので3ターン目ね
- ジャンヌ
- ええ
- 階段の終わりが見えてくる そろそろだというのは本当なようだ
- カレン
- はい
- !SYSTEM
- ラウンド: 3
- エナ
- あ、さっきの支援の+2が抜けてたわ
- カレン
- 「ふむ──確かに気配もありますが……悪趣味だけれども、先ほどの双子のように無駄はありませんか」
- !SYSTEM
- トピックを変更 by GM苗
- 難易度:40 規模:14/20 地図ボーナス:+3 その他ボーナス:+3
- カレン
- シン殿の支援が;;
- しょうがないにゃあ
- ではどうぞ
- エナ
- ありがとう><
- シン
- ひどい;;
- イオン
- ジャンヌの支援に回りましょう
- ソレイ
- カレンちゃんの支援
- シン
- こちらはエナの支援を
- フェル
- 「まあ、どうしても当時の習慣が出てしまいますから、ね」>ぬ
- ジャンヌ
- 私は護衛です
- エナ
- かれぴっぴの助けて借りてルンルン探索
- 2D6 → 6[4,2] +13+1+3+3+2 = 28
- フェル
- 警戒だ!
- !SYSTEM
- トピックを変更 by GM苗
- 難易度:40 規模:21/20 地図ボーナス:+3 その他ボーナス:+3
- カレン
- 一応、地図しておきましょうか
- 地図です
- 2D6 → 8[5,3] +9+3+2 = 22
- エナ
- これで7が来てもスルー出来るわね
- カレン
- ソレイがいるから安定しています
- では最後の カレンちゃんどうぞ
- カレン
- はい
- わぬんだむ!?
- 2D6 → 6[4,2] = 6
- フェル
- 「戻ってきた、というつもりも無いのですが。元は“あちら”なので。まあ──ジャンヌの様な人がいたということです」
- >えな
- カレン
- あらあら
- 障害です
- フェル
- しょうがい。
- ジャンヌ
- 「私のような……?」
- フェル
- こちらには筋力ゴリラ様がいるんだぞ
- 障害 何らかの障害により進行を妨げられます。代表者1名は「任意の冒険者技能+能力値B」を使用し、
目標値「難易度÷2(端数切り上げ)」の判定を行ってください。
判定に成功した場合、「進行度」を1d6得ますが、失敗した場合は逆に「進行度」を1d6失います。
- ジャンヌ
- まるで人をゴリラみたいに
- エナ
- 「……それって――……ん」
- カレン
- こちらには筋力ゴリラがいるんだぞ
- ふふ、こわいか
- こわい;;
- フェル
- こわいぞ
- ジャンヌ
- でも筋力だと割り物はありませんよ
- カレン
- そうか
- エナ
- 順調だった道のりに何かを見つけた
- カレン
- ジャンヌ素で
- 36なんだな;;
- ジャンヌ
- はい
- エナ
- 私も知力ゴリラよ
- ジャンヌ
- なんですかそれは自慢ですか!
- 階段を下っていくと、ガコンと壁が下がる
- カレン
- エナエナしんくんにまかせるか…
- イオン
- 「──これはなかった仕掛けですね」
- エナ
- じゃあ森の賢者オラウータンでいいわ…
- カレン
- 「あら、最後の最後に──」
- ジャンヌ
- 「イオンでも知らない仕掛け……」
- フェル
- 「まあ、こっちがわ、に来たのは、周りが壊滅してからではありますけど」 「底抜けに強情というか」>ぬ
- シン
- 「当たりに繋がっているといいね」
- エナ
- 「ふぅん」
- イオン
- 「……」 小さく息をついた
- ジャンヌ
- 「イオンにもフェルにも、強情と言われてばかりです……」
- エナ
- 目標値は20か、なら知力ボーナスで私が挑もう。
- イオン
- ではどうぞどうぞ
- ジャンヌ
- お願いします
- エナ
- 「ああ、なるほど、これね」レリーフに隠れたレバーを速攻で見つけ出して
- 2D6 → 5[4,1] +10+6 = 21
- フェル
- 「嫌いじゃないですよ」 なんだかよくわからない仕掛けを見つつ
- エナ
- あぶないとこだったわ
- ジャンヌ
- 危ないエナちゃん
- カレン
- ふう
- ジャンヌ
- 「そう言っていただけると」
- イオン
- ではがしゃ、と言う音を立ててレバーが戻り 壁がせり上がっていく
- カレン
- 「めちゃはやい……」こえなまった
- イオン
- 「──妙な所で度胸がありますね」
- エナ
- 「噴水の仕掛けと共通点があるでしょ?」
- フェル
- 「自信がある時のエナは能力が乗算といった感じです」
- シン
- 「判断力があると言ってあげるといい」
- イオン
- 「ええ、双子が増設したと言われたら、それは納得できますね」
- 「では自信がない時は除算ですね」
- フェル
- 「除算ですね」
- エナ
- 「無い時の感想はいらないわよ!!」
- ジャンヌ
- 「ふたりとも……こんな時にそういう冗談を言ってはいけませんよ」
- フェル
- 「はい」('x'
- エナ
- 「そこ、余計なこと言わないでいいから」シンへ先に口封じを
- シン
- 「俺はまだ何も言っていないよ」
- 壁が登り切ると そこから先は網目のついた鉄の廊下で 下が透けて見える いわゆる実験室のようなもののようで、そこから続く道は空中廊下のようだ
- エナ
- 「目は口程に物を言うのよ」
- シン
- 「そもそも何も言うつもりもなかったのに。自分で何か言われることがあると言っているようなものじゃないか」
- イオン
- 「──、いいでしょう」
- !SYSTEM
- トピックを削除 by GM苗
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM苗
- カレン
- 「──これは……」と、目を左右させ、流石に驚く
- フェル
- 「すごいですね」 とカレンに続けて
- なんだかわからないがすごい
- ジャンヌ
- 「……」 隙間から見える下の部屋を見て。
- エナ
- 「脱出経路を逆行して来たみたいなルートかしら…」
- イオン
- 「脱出ルート、はまあ考えなくていいんです。転移の宝珠を預かってるはずですからね」
- 「単純に双子が仕掛けたかっただけです。無くてもいい気がしてはしました」
- エナ
- 「また、無暗に稀少なものを……」
- イオン
- 「──、此処は"匙"の研究施設の一つです」
- ジャンヌ
- 「……そうでしょうね。あの双子が、このように設備の整った研究室を用意するとは思えません」
- イオン
- 下は淡く光った大型の水槽などがあり、その中に 少女から翼手になりかけの個体や 翼手の標本などが散見する
- エナ
- 「実験体を抱え込んでいたりする……?」
- フェル
- 「翼手の素体も女だったんですね」 なんとなく男かと
- イオン
- 「知ることはできるかもしれませんが、近づくことは出来ないでしょうね。実験体ならいくらでも、です」
- 「いえ、翼手は男女関係なくですよ」
- カレン
- 「──」と、若干興味ありげに色々見てた
- イオン
- 「──ですが、薬品の由来からしても、女性の方が耐性があるからああなりやすいですね」
- と、なりかけを見て
- フェル
- 「正直、ああはなりたくないです」
- ジャンヌ
- 「……」 なりかけであれば、まだ間に合うかもしれない。しばらく彼らから目が離せなくなる。
- イオン
- 「もしかしたらうまく探れば、翼手から人に戻す手がかりが見つかるかもしれませんが……先に薬です」
- エナ
- 「……」 見た目の変化の違いはあれど、自分も彼女とそう変わらないのでは
- ジャンヌ
- 「なりたくてなる人などいないでしょう」
- 「……はい」
- エナ
- 「そうね」
- ソレイ
- 「…また悪趣味なものを‥」
- シン
- 「あまり彼らに気を取られていてはいけないよ。いこうか」 エナの背中を軽く叩いて。
- エナ
- 「うん……」
- イオン
- イオンは先導していくと 空中廊下は終わり、更にガラス越しに幾つもの翼手が漬けこまれているのを目にすることが出来る
- それは、徐々にだが、段階的なものを映しているようで、ガラス張りの終わりかけには完全な人にしかみえないものもあった
- どれも女性で 年の頃は少女のものだ 髪は、確認できたものは銀髪に見える
- ジャンヌ
- 「――……」 それらひとつひとつを目に焼き付け、後ろ髪を引かれながらも進んでいく。
- エナ
- 「……これは、あなたのお仲間?」>イオン
- イオン
- 「ええ、」 そっけなく頷いて 「"葉"でしょうね」
- カレン
- 「──ここまであからさまだと見せつけられている感じがしますねえ」
- 「ああ、”庭”の」
- エナ
- 「例の24組じゃないのね」
- イオン
- 「先程言った24組は」
- 「わたしとニオを残して全滅してます」
- ジャンヌ
- 「“葉”まで翼手にされているのですね……」
- イオン
- 「まあ、わたしやニオが見殺しにしたのも含まれてますが」
- エナ
- 「!?……そう、そうよね」
- フェル
- 「───」
- カレン
- 「”葉”だからこそ、実験にいくらでもつかえたのかもしれませんが──ふむ、ただ、彼女たちだったものはどうなったんです?」と、残りの22組について
- シン
- 「ルスルリアンの事変で、かな」
- イオン
- 「あの子からしたら、匙を独占する邪魔者。わたしからすれば、より上位に近づくための邪魔者」
- 「ええ、ルスルリアンで皆」
- エナ
- 「術後の経過で、というわけではないのね」
- カレン
- 「そこまでルスルリアンの事件は大きなものだったんですねぇ。ふうむ」
- 「誰か知り合いで知っている人とかいないかしら?」
- イオン
- 「──ああ、」 苦笑して エナにチェシャ猫の笑みを向ける
- 「候補者で言ったら数え切れませんよ?」
- エナ
- 「やめて」その笑みは嫌いだ
- フェル
- 「イオン、悪い顔ですよ」
- ジャンヌ
- 「わざとそういう表情を作らなくていいのですよ」
- イオン
- 「──、お互い利用する立場で居たほうがいいですよ、エナ。感情移入はしないことです」
- 「貴方はわたしを助ける。わたしはなりかけの中で貴方に情報を提供する。それで十分でしょう」
- エナ
- 「……違うわ、それだけ施術法が確立されているって事に脅威を覚えただけよ」
- イオン
- 「──、」 ジャンヌとフェルの言葉に 小さく黙るようにして 「さて、もうすぐです」
- シン
- 「そういう風に簡単に割り切れる性格なら、エナはここにはいないさ」
- エナ
- 「私個人にあなたや“庭”の関係者を助ける理由なんかないもの」
- イオン
- 「ええ。それで構いません」 エナに返して シンには肩を竦めた
- エナ
- シンのブーツの踵(硬い)のあたりを無言で蹴っ飛ばしました
- フェル
- 「私がお願いしたら頷いてくれたくせに」
- イオン
- 「確か、精華騎士団の団長がそれで解任されて冒険者をやっているはずです。訪ねてみるといいでしょう。何処でやっているかまでは知りませんが」>カレン
- シン
- 「痛いよ、エナ」 フォローしてあげたのに。
- カレン
- 「そうなんですか。お詳しいですね。ふふ、ありがとうございます」
- >イオン
- カレン
- この時、それがラルカの語るフローラだとは、まだおもいもつかなかったのであった
- ジャンヌ
- 「……」 もうすぐだという言葉に、視線を横に並ぶ翼手たちから行く先へと移した。
- エナ
- フェルの指摘には気付かないふりをしました。ええ、ええ
- ガラスの張られた壁のある廊下を進み、更に通常の廊下を進むと 小さなホールのような場所に出る
- !SYSTEM
- BGMを削除 by GM苗
- エナ
- 部隊長ではあるが団長でないのだ(ふんわり
- 代理団長!?
- GM苗
- おっと、では部隊長に差し替えで
- ジャンヌ
- フローラがそんなに偉いわけないでしょう!!>団長
- カレン
- 代理団長…
- エナ
- 隊長は放っておいたら危ないと思わせて隊員が頑張る、そんな人選
- フェル
- 「──ふむ。ここはどういった場所ですか?」
- カレン
- 警戒しつつ辺りを見渡す
- イオン
- 「此処が調薬室です。助手が何人か居て、テーブルが──」 と辺りを見渡す
- エナ
- 「……つまり、目的地ってわけ」
- ホールは、まるでなにもない 片付けられたかのように
- ジャンヌ
- 「調薬室――」 翼手たちが残っていたのならば、ここにもまだ人員はいるのだろうかと見回してみるが
- 「……もう、撤退した後なのでしょうか」
- エナ
- 「もしくは、網を張られていたかね……」
- フェル
- 「────」
- イオン
- 「──……、」
- 部屋に踏み入り 周囲を見渡すと
- フェル
- 「探しましょう」
- カレン
- 「───ふむ」
- シン
- 「双子が討たれてから動いたにしては、少し動きが早いね」 休憩を挟んだとはいえ
- ジャンヌ
- 「イオン」 声を掛け、彼女に続いていく
- 「お、お、」 吃音めいた声が聞こえてくる
- 低い女性の声で
- カレン
- 「?」と、耳を澄ませる。
- エナ
- 「薬の完成品か、素材の形状を教えて。暗号なりで見分けくらいはつけて――」
- ジャンヌ
- 「――……誰ですか」
- ????
- 「おお……おお……、お、ほ、ほんとに綺麗、う、うふ、うふふふ」
- エナ
- 「……な、なに……?」
- カレン
- 「イオン先輩、聞き覚えは?」
- イオン
- 「──、」 小さく舌打ちする
- フェル
- 「──敵であるという予感しかしませんが」
- ジャンヌ
- 「……イオン、この声は」
- イオン
- 「──"匙"」
- エナ
- 「……は?」
- ジャンヌ
- 「……屋敷の中に、居たのですね」
- エナ
- 「ちょ、な、なんで、こんな場所に……」
- "匙"
- 「き、きいてたとおり、み、見れて、よか、よかった・・・」
- ジャンヌ
- 「――姿を現しなさい」
- カレン
- 「引き上げてはいなかったということですね? それとも、録音かしら? 分かりませんが……」
- シン
- 「なんだか満足しているようだけど」
- "匙"
- 「で、でもでも・・・、うふふ、うふ、しょ、処理が、すみ、すみそう」
- カレン
- 「──……」だが、どうにも違和感がある。見れてよかった。それはまるで、臨終の際の言葉のようで。それとも──
- フェル
- 「───ふうん」 そっけない口ぶりとは裏腹に、いつもは眠たげな目が剣呑な光を帯びる
- エナ
- 「な、何なのよ、どこに――」 聞き耳を立てて何処に潜んでいるのか探る
- "匙"
- 「そ、そんなふうに、言われても、ね、ね」 「じゃあ、仕方ない、か」 「うふ、うふふ」
- フェル
- 「いつも、こんな吃音なんですか」>いおん
- "匙"
- エナが耳を済ませる 3方向からそれは聞こえてきた
- ジャンヌ
- 「声が、複数……?」
- イオン
- 「人形で遊ぶときと、医術書について語るとき、それから興奮してる時は普通ですよ」
- 「むしろ早口です」
- エナ
- 「……な、あっちも、こっちからも……?」
- フェル
- 「ああ、そういう」
- カレン
- 「あら、そうなんですか。ならば、これがいつもの状態と納得して──」
- "匙"
- 暗がりから現れたのは 3人の長い黒髪で顔を覆うようにした 白衣の人影だ
- カレン
- 「もしかして、彼女は彼女自身も実験体にしたんです? ありえそうです」
- ジャンヌ
- 「三つ子……というわけではありませんよね」
- エナ
- 「……見た目は本人で間違いないのね? 幻術……じゃないわね」>イオン
- "匙"
- 「ざざ、ざん、残念だけど」 「わた、わた、私、の目的は、」 「果たさせてもら、もらうわね」
- イオン
- 「──、幻術ではありません、あるとしたら……っ」
- ジャンヌ
- 「……貴方の目的?」
- イオン
- 「だめ・・・」
- カレン
- 「ちょっと、イメージとは違いましたが……」と、イオンをギリっと睨んだ。彼女を敵対ししたわけではない。むしろ、冷静な彼女の焦りよう。
- 何かがくる
- ニオ
- 「"匙"…‥っ」
- ジャンヌ
- 「イオン、私の後ろへ」
- カレン
- その核心からだ。
- ニオ
- ジャンヌの静止を振り切り 駆け出していく
- フェル
- 「イオン──いや」
- エナ
- 「突然現れて何を勝手なことを言ってんのよ! ……っ!」
- ジャンヌ
- 「イオン……!?」
- カレン
- 確信
- フェル
- 「ニオ!」
- エナ
- 「やられた……!」