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- フランシアが入室しました
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- GMが入室しました
- GM
- デデンデンデデン
- デデンデンデデン
- フランシア
- てれーれーれーれー
- あいるびーばっく
- GM
- うむ
- フランシア
- 宜しくお願いします。描写はどうしましょ
- GM
- なんかこういうところがいいなって指定はありますか
- フランシア
- そうですね、探しに行ったり声かける口実として時間的には食事前とか
- 場所としてはサヤが居そうな所で 何処かの建物の屋上とかどうでしょう
- GM
- よかろう
- じゃあ適当に描写します
- フランシア
- お願いしますします
-
-
- GM
- サヤの仲間たちが捕らわれているという魔域で、時代や地域、様々な特色が入り混じった建物の立ち並ぶ奇妙な街に辿り着いた冒険者たち。
- 目的としているのは、その街の奥にあるという《黒の教団》の研究施設。
- そこを目指す途中、《神子》たる少女たちと遭遇し、それを撃破し、そのうち合計で4人の少女の身柄を確保した。
- 彼女たちと自分たちの身体を少しでも休めるため、一度街に引き返し、安全そうな建物を探し、各々休息や準備へと時間を充てていた。
- 依頼人の少女サヤはと言えば、先程から建物の中には姿が見えない。この状況で不用意に外に出るのも危険だと判断し、フランシアは建物を探し始め――最後に辿り着いた屋上で、ようやくサヤの姿を見つけた。
- サヤは一人、隅の方で目の前に広がるまとまりのない街の様子を静かに眺めていた。
- フランシア
- 「──、サヤ」 風で揺れる金の髪を片手で押さえながら 白銀の鎧の少女はゆっくりと依頼人に近づいた 「此処に居たのですね」
- サヤ
- 「ん――」 声を掛けられると、髪を風になびかせながら振り返る。 「フランシア。何かあった?」
- フランシア
- 「いえ、──」 柔らかい微笑みを顔に載せて 「そろそろ食事にしようという話になってきたので、呼びに来たんです」
- 「……」 ゆっくりと隣に行くと 「何が見えていましたか」
- サヤ
- 「あー……わざわざ悪かったわね。そろそろ戻ろうとは思ってたんだけど」 申し訳なさそうに頬をかいて答えてから、続く言葉に再び街に目を向けた。 「見ての通りの街よ。いろんな人の記憶がごちゃまぜになった、落ち着きのない街」
- フランシア
- 「落ち着きのない街、確かにそうですね」 苦笑を載せ直して 「ただ、私にはこうも見えますね」
- サヤ
- 「どう見えるの?」
- フランシア
- 「自分が、此処に居るぞ、此処に居たぞという主張の合戦です」
- 「それぞれの歴史、それぞれの価値観で造られた建物に見えるから、──私にはそう感じられます」
- サヤ
- 「……」 言われて、もう一度街をぐるりと見回す。 「実際、そうなんだと思うわ」
- 「ここは、私たちの記憶を反映して生み出されて、混ざりあった場所」
- 「だから色んな子たちの見てきたものが一緒になって、こんな風になっちゃってる」
- フランシア
- 「でも、統一感のある町並みというものは、確かに美しいものですが」ふふ、と笑って 「何処か物足りないと感じることもありますよ」
- サヤ
- 「そうなの?」
- フランシア
- 「イルスファールの隣国のディニスの都は、統一感のとれた美しい街並みでした」
- 「ですが、どれも皆、同じ様な作りに同じ様な色合いの家々が並んでるんです」
- 「イルスファールには出来ない統制のとり方なので、それはそれで学ぶべきところもありましたが」
- 「やっぱり故郷の街並みが好きだな、と再確認することが出来ました」
- サヤ
- 「私はそういう街も面白そうだなって思うけど――ふむ、やっぱり故郷には思い入れを持つものなのかしらね、みんな」
- フランシア
- 「サヤもソルタヤの街は、馴染み深いでしょう?」
- サヤ
- 「――そうね。っていっても、私の記憶にある街は大分昔のものだけど、やっぱり懐かしいと感じたし、一番落ち着く場所だったわ」
- フランシア
- 「イルスファールは歴史が浅いので、ソルタヤやオルトラントにある街並みと比較しても深みのある建物は少ないんですが」
- 「それでも、その分活気があって賑やかだというのが、贔屓目に見た私見ですね」
- サヤ
- 「ええ、出来たばっかりだからって、他の古い街に負けず劣らずの魅力があるわ」
- フランシア
- 「だから…と言ってはなんですが」
- 「サヤさえ良ければこの件が終わった後も、イルスファールにいらっしゃいませんか」
- サヤ
- 「イルスファールに? 私が?」 きょとんとした顔を向けた。
- フランシア
- 「はい。1人でハロルドさん…お父様の遺したものを引き継ぐにも大変でしょうし、」
- 「それに、連れて行ってないところもいっぱいあります」
- サヤ
- 「…………」 フランシアから視線を外すと、屋上の縁に座る。 「この街の中にはね、私が今まで見てきた風景も混ざってるの」
- フランシア
- 「──、」 言われて 視線を街に向ける
- サヤ
- 「あそこに、あそこ。あれもそうだし――あとはあれも」 人差し指を立て、順番に異なる建造物を指差していく。
- フランシア
- それを順に追っていく
- サヤ
- この辺りでも見るような建築様式もあれば、見たことのないものもある。それどころか、異なる時代を感じさせるものも。
- 「私、色々な街を見るのが好きなの。そこに住んでる人たちがどういう風に暮らして、歴史を紡いで、生きてきたのかが分かるような気がして」
- フランシア
- 「──、……」 少し唇を噛む 「サヤは随分と、色々な所に行っているのですね」 口にしたのはそういう感想だ
- 「分かりますよ──、イルスファールもユディスと王都ではだいぶ違います」
- サヤ
- 「ええ。《教団》の連中の実験に付き合わされる過程で、違う魔域の中で見たものも混ざってるけど」
- フランシア
- 「──、もっと色々な場所を見に行きたい。のですね」
- サヤ
- 「そうね。色んなところを巡って、色んな人に出会って――もちろん、一箇所に留まってそこに居る人や街を大事にするのも、素敵な生き方だと思う」
- 「でも、私はきっとそういう生き方を選べない」
- フランシア
- 「振られてしまいました」 ふふ、と笑って 残念そうではあるが、それをあまり感じさせない笑みだ
- 「ですが、その生き方は羨ましいですね」
- サヤ
- 「誘ってくれたことはすごく嬉しいわ。……シリカにはばれないようにしておいてね?」
- フランシア
- 「私も、シリカと一緒に、旅から旅の暮らしをしてみたいという憧れはあります」
- 「お友達と恋人は別ですよ」 それにも少し笑って見せて
- サヤ
- 「暮らすかどうかはともかくとして、しばらく旅に出るくらいはいいんじゃない? 冒険者なんて、いつでも仕事しなきゃいけないってわけじゃないんでしょ?」
- フランシア
- 「兄弟、──兄か弟がいれば、そうしていた気がします」
- 「ええ、終わったら‥…少し出ようと思っていますよ」
- この仕事が、と
- サヤ
- 「そっか、フランシアも一人っ子なのね」
- フランシア
- 「姉や妹には押し付けられる気がしませんから」 また笑って 「ええ、一人娘です。母は、幼い頃に亡くなりました」
- 「だから父一人、子一人で、サヤと似たような境遇ではありますね」
- サヤ
- 「気にかけてくれる理由、分かった気がするわ」
- フランシア
- 「それだけではないのですよ?」
- サヤ
- 「そうなの?」
- フランシア
- 「目標や目的に向かって行く姿に共感したからです」
- 「私も、騎士になるという目標がありますから。サヤが勇者になろうとするように」
- サヤ
- 「フランシアみたいに現実味のある目標と、私みたいな漠然としたものじゃ、全然違う気がするけど」 苦笑して
- フランシア
- 「そんな事はありませんよ」
- サヤの方を見て
- 「漠然としているか、現実味があるかは別として、目標を持ち、進み、積み上げていくのは尊い行為だと思いますから」
- 「それに、サヤは」
- 「しっかりと、進んで行けています。私が、そう保証します」
- 「貴方の目標は、素晴らしいものです」
- サヤ
- 「今はみんなが居てくれるもの。出会ったのがあなたたちじゃなかったら、多分こうは出来てないわ」
- フランシア
- 「それを縁を引き寄せるのも、力のうちだと思いましょう」 前向きに、と指を立てて
- 「自分自身の目標を、自分が貶めてしまっては、誰がその目標に向かってくれるというのでしょうか」
- 「──貴女だからです、サヤ」
- サヤ
- 「貶めてるつもりなんかないわ。私のやってることは、間違ってるとは思ってないもの」
- フランシア
- 「なら、いいのです。失礼しました」 と指を下ろして
- 「──、私は勇者サヤの旅路に同行できてよかったと思っているんです、だから」
- サヤ
- 「ただ――私は、あなたが思ってる程綺麗な人間じゃないわ」
- 「だから、〈境界線上の放浪者〉も私を認めてくれなかった」
- フランシア
- 「──、それが何だというのです」
- 「私は私の基準で、貴女を勇者だと思うし、貴女を友人だと思っています。剣に選ばれてないから勇者ではないなら、」
- 「勇者と名乗れる人は、限定的ではありませんか」 困ったように笑って
- サヤ
- 「……本当、優しいのね」
- フランシア
- 「──、私は自分の選べる範囲の選択で、」跪いて見せて サヤを見上げる
- 「貴女を勇者と認めているんです──、頼りない盾かもしれませんが、最後までお側においてくださいませんか?」 と手を伸ばして見せて
- サヤ
- 「……」 立ち上がると、自分の手のひらを見つめる。
- 「……本当に、何度でも言っておくけど」
- 「あなたたちが見てる私だけが、私じゃないのよ。もっと私の事を知れば、あなたは私を軽蔑するかもしれないし、嫌いになるかもしれない」
- 「……それでも、後悔しない?」
- フランシア
- 「──、まだ見せて貰ってない事、見えてない部分、教えて頂きたいこと、確かにあります」
- 「ただ、騎士に二言は無いのです。サヤ・アーベントロート」
- 「貴女が私を此処まで連れてきた。──、だから、最後までついていきます」
- 「私の剣と一緒に」
- サヤ
- 「……だったら、その手を取るのは今じゃなくて、約束を果たしてくれた時にするわ」
- フランシア
- 「では、こちらで」 立ち上がって 小指を差し出す
- 「約束ですよ」
- サヤ
- 「どうあっても何かしらの形でしたいわけね」
- 「――いいわ、約束ならお手の物だもの」
- そう言って、自分の小指を立ててフランシアのそれに絡めた。
- フランシア
- 「はい」 笑って頷いて
- サヤ
- 絡めた指を軽く振ってから離して。 「……さっきはイルスファールには戻らないって言ったけど」
- フランシア
- 「私のためでもあるんです。一つでも守るものややりたいことが多ければ、その分だけ先の危険から脱せる力になりますから」
- サヤ
- 「もし、気が変わったら、イルスファールに行くこともあるかもしれないわ」
- 「……あんまり抱えすぎて、パンクしちゃダメよ?」
- フランシア
- 「ええ、その時はお迎えしますね。是非、顔を見せて下さい」
- 「そこは気をつけるように言われてます…」
- サヤ
- 「楽しみにしてるわ、あなたの屋敷に行くこととか」
- フランシア
- 「──、」 あれ、と 思いつつ 「ええ、お待ちしてます」
- サヤ
- 「ふふ、初めて行くような新鮮な気持ちで行くってことよ」 考えを見抜いたように笑って返して
- フランシア
- 「あ、もう・・」
- 「あまりからかわないで下さい」
- 「では、降りましょうか」
- サヤ
- 「からかってるわけじゃないわ。大真面目よ、大真面目」
- 「ええ、戻りましょうか」
- フランシア
- 最後に街を見て その風景を焼き付けると 歩き出す
- サヤ
- 「――……」 待ちと、その奥にあるはずの施設を見てから振り返り、駆け足気味にフランシアに続いていった。
- GM
- 街!
- フランシア
- はい!
- ではこんな所で
- GM
- はい
- お疲れ様でした
- ログ番号先に出しておきましょう
- フランシア
- お付き合いありがとうございました
- はーい 今日は2回ですしね
- GM
- 2021/03/02_0
- これらしいです
- お付き合いありがとうございました><
- フランシア
- 了解です
- お疲れさまでしたー
- では撤退です
- GM
- おつおっつ
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- フランシアが退室しました
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- GMが退室しました