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朽ちるもの、朽ちぬもの

20210131_0

!SYSTEM
GMッが入室しました
!SYSTEM
ウィスタリアが入室しました
ウィスタリア
ウィスタリア
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:10代半ば
ランク:長剣 信仰:なし 穢れ:1
技能:フェンサー7/セージ5/エンハンサー3/フェアリーテイマー2/アルケミスト1
能力値:器用26+2[4]/敏捷26+1[4]/筋力18[3]/生命19[3]/知力18+1[3]/精神15[2]
HP:42/42 MP:23/23 防護:3
!SYSTEM
サフィが入室しました
サフィ
ごきげんよう
サフィ
絡繰奏者ピアニスト”サフィ
種族:ナイトメア(人間) 性別:女性 年齢:15
ランク:大剣 信仰:- 穢れ:1
技能:スカウト7/バード7/コンジャラー4/アルケミスト3/ドルイド2/セージ1
能力値:器用18[3]/敏捷21+2[3]/筋力14[2]/生命21[3]/知力24+1[4]/精神27+3[5]
HP:44/44 MP:48/48 防護:4
GMッ
やあ
!SYSTEM
エリカが入室しました
エリカ
ふう
エリカ
色がわかりにくいので変えておきましょう。
エリカ
エリカ
種族:ナイトメア(人間) 性別:女 年齢:不明
ランク:- 信仰:“慈雨神”フェトル 穢れ:1
技能:フェンサー8/エンハンサー5/プリースト4/アルケミスト1
能力値:器用28+2[5]/敏捷22+2[4]/筋力19[3]/生命22+3[4]/知力12[2]/精神22[3]
HP:49/49 MP:34/34 防護:0
エリカ
穢れくさいですねこのPT
GMッ
換気しよ
ウィスタリア
換気は重要です
!SYSTEM
ラグナルが入室しました
サフィ
ふう
そうですよ
けがれまみれです
ラグナル
ラグナル・アーロンソン
種族:人間 性別:男 年齢:24
ランク:大剣 信仰:“海風の神”ヴァ=セアン 穢れ:0
技能:ファイター7/レンジャー5/エンハンサー3
能力値:器用24+1[4]/敏捷18+1[3]/筋力25[4]/生命22[3]/知力14[2]/精神13[2]
HP:58/58 MP:13/13 防護:10
ラグナル
俺だけが穢れなき純真
エリカ
あと一人いるのでは
!SYSTEM
ヘーレムが入室しました
エリカ
今日はへレムの姉はいません
ヘーレム
ヘーレムのイカは?
エリカ
ありません
ヘーレム
ヘーレム
種族:人間 性別:女性 年齢:自称14
ランク:短剣 信仰:“導きの星神”ハルーラ 穢れ:0
技能:プリースト8/セージ6/コンジャラー3
能力値:器用10[1]/敏捷21[3]/筋力12[2]/生命16[2]/知力25+1[4]/精神24[4]
HP:40/40 MP:59/59 防護:4
ラグナル
へーレムの姉です、妹が失礼しました
ヘーレム
姉板
ウィスタリア
お姉さまがいらっしゃったのですね
ヘーレム
いないけどいた…
サフィ
ええ、イカの縁故で出会ったお姉様がいらっしゃったと
ウィスタリア
(小首をかしげる
サフィ
古事記にも書かれているのですわ
ところで古事記とは何なのでしょうか
ラグナル
コジキの別名さ
ヘーレム
メカジキの親戚でもある
ラグナル
そして、俺のオジキさ
ヘーレム
そう思ってるマジキチ
GMッ
ハイ……
エリカ
なにライムを刻んでるんですか
GMッ
アタチガンバッタケド……
エリカ
よろしくお願いします
GMッ
セントウナカッタラゴメンネ……
エリカ
戦闘なかったら終わった後に宇宙で殺し合いですよ
サフィ
よろしくおねがいいたしますね
ヘーレム
ヨワクテゴメンネ……
GMッ
Erica Is An Imposter
ウィスタリア
よろしくお願いします
GMッ
宜しくお願いします。
エリカ
インポスターでも全員殺すだけなので問題ありません。
ヘーレム
宜しくお願いします!
ラグナル
よろしくお願いします
 
 
 
 
 
 
 
!SYSTEM
BGMを変更 by GMッ
In Remembrance100%
 ――死に損なったな。
一面の死の中に、ただ一つ咲く華を見た。
 ――まあ、構わん。ついて来い。
決して朽ちる事のない、血の華を。
 
 ――王都イルスファール、〈星の標〉。
日々依頼が舞い込み、それを請け負った冒険者達が旅立って行くその宿では、
この日も早朝の依頼争奪戦が行われ、ある者は依頼を手にして店を発ち ある者は依頼を手に出来ずに店を発つか、そのまま残って時間を過ごす者が多い。
この日の君達は後者、或いは争奪戦にはそれぞれの理由で参加せずに居た。
依頼が掃け切り、そろそろ昼も近いかという頃 君達はどのように過ごしているだろうか。
!SYSTEM
BGMを削除 by GMッ
エリカ
マントのように裾の長い黒い上着に同色のスカートを身に着けた娘は、人のいないテーブル席でひとりコーヒーを啜っている。
ラグナル
ワタシワヌチャンイマアルイテルノ
エリカ
カウンターからはそう遠くない位置で、金になりそうな話があれば場合によっては口を挟むためだ。
サフィ
銀髪の少女は、一応は店主の了解を得ているので、ギルドでピアノを弾き始める。最近はとある事情があって森で色々としていたらしいが、彼女の奏術は劣ってはいない。プロ顔負けの旋律が店内に響いていた。
エリカ
モウスグイエヨ
サフィ
「~♪」と、ピアノを奏でる。肩には彼女のペットである小鳥が止まっている。
ヘーレム
旅立つ冒険者の、最後の一組の後ろ姿を羨望と――神官たる自身にお声が掛からなかったことによる――落胆の入り混じった目で見送った。手持無沙汰のままふらふらとテーブルに突っ伏して、窓の外を眺めつつ昼食のメニューに思いを馳せている。
ウィスタリア
「──、」 からん、とドアベルの音が鳴ると、人形めいた顔の少女はコート姿で入店してくる
エリカ
カップを口につけつつ、音を立てたドアの方を一瞥する。
ガルバ
「おう、行って来い」 ヘーレムのそんな視線には気付いている様子で まだまだお子様だと肩を竦めつつ、手続きを終えたパーティを送り出す。
エリカ
依頼人ではなさそうなのを見ると、目を手元に戻した。
ガルバ
店内に流れている旋律に心を落ち着けながら、さて、と残った書類の山と見合う。
ウィスタリア
手には旅行かばん。ゆっくりとカウンターに向かうと 「──お届けものです」 とガルバに向かって無表情に報告する
ガルバ
「ん」 声を聞けばウィスタリアへと視線を向け、手を差し出す
!SYSTEM
ラグナルが入室しました
ウィスタリア
何通かの手紙と2つの小包をカウンターに置いて
ヘーレム
テーブルに頬をくっつけながら、ドアベルの音により視線をそちらへ移し、ウィスタリアの姿を視界に入れると慌てて姿勢を戻し、そちらへ駆けていく。 「ウィスタリア!」
ヘーレム
おからぐなる
GMッ
ラグナル(本物)
ウィスタリア
「サインを」 と用紙を手渡した
ウィスタリア
すごいラグナルさん
ラグナル
――プハァ、おぉい、キャロライン、もう一杯頼まぁ」赤髭にエールの白い泡髭をつけて酒を飲むバイキング
エリカ
すごくないラグナルかもしれません
ラグナル
赤のラグナルの歌を唄います
ガルバ
「ああ」 用紙を受け取り、さらりと記載を終えて差し戻す。 「ご苦労さん」
ウィスタリア
名前を呼ばれると そちらを振り返る 「へーレムさん。こんにちは」 旅行かばんを閉じながら ペコリと頭を下げた
キャロライン
「はあい。……もう、お昼から飲み過ぎじゃないですかー?」 にこにこと微笑みながら次のジョッキを持ってくると、ラグナルが空にしたものを片付けていく。
サフィ
せすさんがすきそう
ラグナル
「真昼間から呑むからこその贅沢ってもんじゃねぇかよぉ」
エリカ
コーヒーを飲み終え、カップを置くと荷物を手に立ち上がる。
ヘーレム
「こんにちは。お仕事中なの?」 ウィスタリアがガルバに渡した何某かを見上げ
ガルバ
運ばれてきたものをいくつか確認しつつ、一先ずはと棚の上に置く。
エリカ
「代金、ここに置いておきます」 会話の横からそう言ってカウンターにコーヒー代を置く。
ウィスタリア
「今日は、お休みですか」 僅かだが、小さくかがむ様子を見せて 「はい。星の標に届けるのが最後でした」
キャロライン
「もー……」 「飲み過ぎには注意ですよ?」 心配する必要がない事は解っているが、そんな風に付け足しつつ
ラグナル
「大体、エールなんざ水みてぇのモンだろうが…しっかし」店内を見回す、残ってるのはメスガキばっかりだ
キャロライン
カウンターに代金を置いたエリカの方へと駆けていく。
「えーと……はい、確かに。またよろしくお願いしますねっ」
サフィ
「──」と、弾き終え「ううん、閑古鳥?」と、自分の小鳥に語り掛けて、つつかれて「いたっ」とか、ピアノに座りながら茶番を繰り広げていた。そして、落ち着くと違う1曲を奏で始める。
ラグナル
「お?」 その中で、どっかで見たようなツラをみつけた。 あれは確かどこぞで拾ってきた……
エリカ
確認が終われば、答えるでもなく頷くでもなく踵を返して、入り口へと歩いていく。
ヘーレム
「う、うん……お休み……ほ、ほら!冒険者にも休息は必要でしょ!」 お声がけされなかっただけとはいえず、そう強がる
では、エリカが扉へと向かっていけば 扉の奥から人の気配がする。
エリカ
「……」 気配を感じると扉とカウンターの線上から少し横に逸れた。
ウィスタリア
「そうですね」 小さく返して 「私も、書類を社の方に届けるのは後日になります。休暇になるか、別の仕事を受けるかのどちらかを可能であれば遂行したいところです」
どうやら扉の正面で立ち止まっている様子で、そこから動く素振りはない。
エリカ
「……?」
じっとしたまま、扉の向かい側で立ち止まって居る様子だ。
ラグナル
ひろいもの(ウィスタリア)を見て、あの時もこうしてエールを呑んだ事を思い出し何とも言えない顔をした。
エリカ
動かないのを見ると、ため息をついてから扉に手を掛けた。 「突っ立っていないで、入るのなら早く入りなさい」
ウィスタリア
「──、」 ふと、ラグナルの視線に気づけば ゆっくりと顔を上げて 会釈する
エリカ
そのまま扉を開く。
エリカが扉を開けば、
少女
黒いボブカットの少女が、両手に銀貨袋を抱えてぷるぷると震えていた。
ヘーレム
「ウィスタリアは働き者なのね」 へらっと微笑んでから彼女の視線を追い…そして背後で扉が開いた音にラグナルへ向かう視線は入口方向へ吸い込まれた。
少女
黒髪のボブカットだ。
エリカ
「…………」 面倒くさそうな表情でその少女をしばらく見下ろしてから
ラグナル
拾ってきた後でどこでどう暮らしてるのか気にもしていなかったが会釈されれば一応片手を挙げて応えた>ウィスタリア
エリカ
「……はあ、用なら、奥に店主がいます」
少女
「……あ、えと、その」 重さに耐えかねている様子で、ぷるぷると震える腕の中からゆっくりと袋が落下していく。
エリカ
つい、と顎でガルバを示してから、銀貨袋を取り上げた。
少女
「お、おく」 「いきま……、あっ」
ラグナル
隣にいるのはなんつったか、ヘチャムクレだかヘムヘムだったか、まぁいい
サフィ
「──あら、店の中の音が変わったわ?」と、途中で演奏を止めて
ヘーレム
失礼なあだ名が聞こえたのだわ
ウィスタリア
「──、」 ゆるく、扉の方から冷気を感じて 視線をそちらに向ける
少女
ずしりと重い銀貨袋をエリカが持てば、ぷはあ、と大きく息を吐く。
「す、すみません……持っていただいて……」
エリカ
「話があるのですか、ないのですか」 銀貨袋を落ちる寸前でキャッチして、威圧的に少女を見つめたまま問いかける。
少女
はー、と肩を落としながら一息つくと、エリカの問いにはっとした様に背筋を正して 
咳ばらいを一つすると、じっとエリカを見上げた。
「依頼があります。配達の依頼が」
ラグナル
「おう、オヤジィ、依頼人様のご登場みたいだぜ」新しいエールに口をつけながらガルバに冗談めいた口調で
ガルバ
「お?」 「おう、あんまり驚かすんじゃねえぞ」 そのツラで。
エリカ
「配達?」 片眉をあげ。
「……まあ、いいでしょう。私ではなく、店主にどうぞ」
ラグナル
「ハッ、鏡を見て言えってんだ」
少女
「はい。場所はユスの森と、古竜の……なんだっけ……し……?」
エリカ
「これは私が運びましょう」 手にした銀貨袋と少女を見比べてから、小さく首を振ってため息をついた。
「古竜の褥、ですか」
少女
「あっ、はい。……ありがとうございます、お姉さん」 いくつかの視線を感じながら、余裕はなさそうに小走りでカウンターへと駆けていく。
エリカ
「……そんなところに、一体何を運べというのです」 不審に思いつつも、仕方なしに少女の背を追う。
ウィスタリア
「──、」 視線で少女を追いかけて 旅行かばんを床に置く
ガルバ
「は」 ラグナルに肩を竦めながら、エリカがやってくるのを見ると、空いているカウンター席を示した。
「そこに置いておいてやってくれ」
エリカ
「ええ」 袋を置くと、腕を組んで引き続き様子を見る。
少女
黒髪の隙間から長耳を覗かせながら、ガルバと二、三言葉を交わし 
ヘーレム
年齢は自分と同じくらいだろうか?此処では久しく見た幼さに若干の親近感が沸いてくる。とたたっとカウンター前から一歩引いて場所を譲る。
ウィスタリア
「お仕事ですか」 小さく尋ねるようにガルバとエリカ、交互に見てから 少女に視線を再び移す
少女
そうだな、ヘーレムよりも一回り小さいくらいかな。
ラグナル
「配達の仕事だって? いくら入ってんだァ? わざわざ冒険者の(こんな)店なんぞに持ち込むかねぇ」
少女
少なくとも身体を鍛えているような印象は持てない。
エリカ
ウィスタリアの視線にはさあ?という答えの代わりに小さく肩を竦めて返した。
サフィ
「──とても、初々しく。そして、何か深い事情がありそうな奏でが聞こえました。失礼いたしますね」と、先ほどまで演奏をしていたが、君たちが集まっている場所の近くの椅子にこしかけた。特にものおじはせず。
ウィスタリア
「──、」 サフィには会釈をして
ガルバ
少女がポーチから引っ張り出してきた地図を見ると、軽く頭を掻いて。
ラグナル
https://www.nicovideo.jp/watch/sm16455845 サフィ、弾いて
サフィ
「古竜の褥という場所が場所だからこその、冒険者の依頼なのだろうけれども。ふふ、ごきげんよう」ウィスタリアにはにっこり微笑んで、後の皆にも会釈した。
エリカ
新しく近付いてきた娘には、一瞥をしてすぐに戻す。
サフィ
ラグナルうたってくれたらいいよ
ガルバ
「……まあ、場所柄の様だな。お前らにしても、それなりの場所までは進んで貰うぞ」 >ラグナル
ラグナル
なお、赤のラグナルは死ぬ
サフィ
でも
この女
歌いそうだな…
ヘーレム
お姉ちゃん風バシバシ吹かせていこう。 「こりゅうのしとね?」 やってきたサフィの言葉に首を傾げる。
ガルバ
最後にいくつか言葉を交わして ふむ、と頷いた。
サフィ
お姉ちゃん風
エリカ
「ニデア山の奥に広がる大森林地帯です」
ラグナル
「ああ、あのデケェ森の向こうの山か。竜が出るとかなんとか言ってたな」
ガルバ
「……纏めよう」 集まってきていた君達へそれぞれ視線を向けると、改めて地図を引っ張り出してきた。
ラグナル
デケェ森と山の向こう、だ
ウィスタリア
「竜種が数多く居ると言われている樹海です」
ガルバ
「配達物は手紙と小物。期間は無制限で、場所はここだ」
ヘーレム
「竜の森……」 ふとそう呟いて、ガルバが取り出した地図を覗くべく椅子に乗っかる。
ガルバ
ガルバの指が示したのは、ニデア山の麓付近だ。古竜の褥とニスの森の境を示しつつ、
エリカ
ニス!?
ユスです
ガルバ
「この辺り、らしいな」
ユスです
ラグナル
「で? なんだってガキの使いなんぞ寄越してんだ、そいつは」当然、本来の依頼人が要るんだろって顔>ガルバ
ガルバ
ニスはPCです
エリカ
「ニデア山を登っていけ、などという無茶を言われなくて安心しました」
ガルバ
「先日亡くなったそうだ。魔術師ギルドに所属している奴なんだがな」 俺も名前は聞いた事あるんだ。>ラグナル
エリカ
「期限がないのならば、スフェンを経由して行った方が確実でしょう」
ウィスタリア
ユスの森と褥の境目ということは
ラグナル
そこらのガキに小金を握らせてメッセンジャーにする、大体ロクでもない仕事だ。
ウィスタリア
かなり東の方でしょうか
エリカ
だと思います
GMッ
と、ごめん
そうだね。東側だからエリカのいう通りスフェン川だ
ウィスタリア
「そうなると思います」 エリカに小さく頷いて
サフィ
「ええ、そこの貴女様のおっしゃる通りかと。ただでさえユスの森の奥部は危険があります。もちろん、時間がないのであれば、わたくしたちの出番ではありましょうけれども……」
GMッ
https://sw.tale.blue/p/?plugin=attach&refer=world%2Fliam-region&openfile=LiamMap020321.jpg
このマップのスフェン伯国の
“ス”の文字からずっと真上に行って
ヘーレム
ありがた、地図探してた
GMッ
木が変化する辺りだね
ヘーレム
ほうほう、把握した
サフィ
「何かほかに事情があるのかしら?」と、少女をみつめてみた。
ラグナル
「魔術師ぃ? てこたぁ、ブツの配達先に居んのも魔術師ってとこか?」
!SYSTEM
BGMを変更 by GMッ
The Voice in My Heart100%
ヘーレム
どうしてツムギ君は自殺してるんだい
ウィスタリア
「研究員の方、ということでしょうか」
エリカ
まだ未履修だから駄目ですよ
サフィ
;;
少女
「はい。……義父(ちち)が幼い頃に助けて頂いた、魔術の師がいらっしゃられるそうです」
「私はお会いしたこともありませんし、どの様な方かは知らな……存じ上げないのですけれども」
サフィ
「まあ」と、手を口に当てて
エリカ
「無理して丁寧な言葉を使う必要はありませんよ。冒険者の店など、ならず者の集まりと大差ありません」
ウィスタリア
「フィールドワーカー、或いは人の世を捨てる魔法使いは珍しくないとは聞きます」
少女
「義父は亡くなる以前から、自分が亡くなった後にはこれを持って冒険者ギルドへ向かうように、と言っていたので」
「ち、ちがいます。私のきょうようの話です」 ほんまです
ラグナル
「おいおい、そいつぁ何年前の話だ? 言ったらもぬけの空ってこともあり得るってことか?」
少女
「もしそうでも、……ここにあるお金はお支払いします」
エリカ
「……はあ」 そういうことなら別に何も言わないけど。
ウィスタリア
「森に入る前に集落等があれば、時勢を知るために祈祷師(ウィッチドクター)として活動されていれば、消息を知ることが出来るかもしれません」
ラグナル
「そりゃあ結構なこった。こんな店に来るだけあって、おべんきょうが出来てやがらぁ」エールの泡を少し飛ばして笑った
少女
「殺して死ぬような人じゃない、と仰っていましたけど」 どこまでが本物なんだか。
「ふふん」 ドヤサァ……>ラグナル
サフィ
「事実、代金さえ頂ければ、冒険者の方々は、よほど不都合な依頼ではない限り受けてくださることが多いです」と、楽器を鳴らし「それに、ふふ、なるほど」
エリカ
「場所もありますが、生きているか分からないから、わざわざ冒険者に依頼を持ち込んだのでしょう」
ラグナル
あ、こいつ賢い馬鹿だ!
ヘーレム
「ラグナルったら。もう少し優しい言い方はできないのかしら!」 こんなに頑張ってるのに
少女
「……もし、亡くなられていた時は、……ううんと」
ウィスタリア
「或いは、配送以外、その他の可能性を考慮しての人選ではないかと思われます」
ラグナル
「あぁ? ご丁寧に扱って欲しいならライダーギルドだか何だかに持ちこみゃあいいだけだろうが」
少女
「うーん……おうちのものでも持ってきてもらったら……?」 それがしょうこになるのよ。
サフィ
「堰が止まった流水(オーフロ )を一度流してみる趣向は、中々興味深いです」
ラグナル
「確か、何とかいう配達屋が居るってぇ聞いたぜ」
サフィ
「んー、店主様」
ガルバ
「ああ、どうした」 >サフィ
サフィ
「貴方はいかように判断なさるかしら? 今回の依頼」
ガルバ
「依頼人はこの娘、報酬は用意されていて運ぶ荷もある。後は請負う奴らだけだな」 
エリカ
「報酬の額は十分なのですか? スフェンを経由するとなれば、かなりの長旅になりますよ」
ラグナル
「文句があったらおめぇが面倒みてやんな、へ…へ…ヘチャムクレ?」>ヘーレム
サフィ
「もちろん古竜の名のつくあの地にむかうのだから、腕の立つわたくしたちに頼むのは筋ではございましょう。けれども、彼がおっしゃるようにライダーギルドの話もあれば……期限さえなければ遠回り、遠回りしていく手段もある。けれども……事の流れ(フリューシヒ)はここにきた」
エリカ
ちょっと離席を
ヘーレム
「……へ、へちゃむくれ!?」
ラグナル
「ヘムヘムだったか…? まぁいいか」
サフィ
「ふふ、そうですね。ガメルは全てはありませんが、嘘はつきませんから」
ウィスタリア
「へーレムさんです」
ガルバ
「ああ、確認しよう」 こっちでやる方が早いからと袋をひょいと受け取り ざらりと数え始める
GMッ
いてらい
ラグナル
「おう、それだ」>へーれむ
少女
「義父は2万ガメル用意してある、と仰っていました。……ずうっと貯めておられたので、間違いは無いと思いますが」
これが溜まるまでは死ねないなー、なんてよく言ってました。
エリカ
戻りました
ヘーレム
「し、失礼なのだわ!失礼なのよ!人に優しくする前に、まずは礼節について学ぶといいのだわ!」 ラグナルにぺちぺち
少女
ガルバが計上していくのを横目に見つつ、ヘーレムの様子をじっと見る。
これが……冒険者……
GMッ
おからい
ウィスタリア
「お名前を教えて頂けますか」 少女に無表情に視線を向けて 少しかがんで見せた
エリカ
「この依頼のために貯め込んでいたのでしょうか」 まあ、額がちゃんとしていればどうでもいい。
ラグナル
「チッ、うっせーなぁ」ぺちぺちなど意にも介さず気の抜けたエールの残りをぐびり
ヘーレム
はしたないところをみせてしまった
エリカ
「……」 騒がしい人たちだ。
少女
「私はマリエルと申します。怪しい人にはついていきません」 屈んだウィスタリアにきちっとした礼をしてみせる。
サフィ
「ふふ、そうですわね。お姫様。礼節が大事でございますね? だから、お淑やかにいきましょう?」ヘーレムに微笑んで
ガルバ
「……」 ざらざらり。 「2万きっかりだな。大分貯めたもんだ」 >エリカ
エリカ
「怪しい店に依頼を持ち込んでいますがね」
ラグナル
「多少遠出なんだろうが、行って手紙を放り込んでくるだけで金になるってんなら受けてやってもいいぜ」
ウィスタリア
「では差出人の名前を確認出来ました。配送が可能です」
ヘーレム
サフィにはっとした表情を見せて、乱れた服装をちゃちゃっと直す 「そ、そうね!ラグナルに合わせてたらこっちまで野蛮になっちゃう」
サフィ
「マリエルさんですね。わたくしはサフィです。音楽にもたしなんでおりますが、呪歌使いと理解してくだされば」カーテシーして「となると、えっと。均等に配分するなら、1人頭、4000ガメルといったところかしら」
エリカ
「まあ、報酬が支払われるのならいいでしょう。スフェンの辺りまでなら」
マリエル
「えっ」 だってここが一番良いって“ザ・タワー”のひとが……
ウィスタリア
「ウィスタリア、と申します」 礼には礼を返して
「お引き受けします」
ラグナル
「おいおい、俺はお前と違って手なんて出しちゃいねぇだろ? 紳士的にな」>ヘーレム
マリエル
ラグナルやエリカ、ウィスタリアが請けると答えれば 一先ずはほっとした様に息を吐く。
ヘーレム
「私も冒険者だもの。頼まれればもちろん同行するのだわ!」 えへん
マリエル
「呪歌……遣い……」 「義父から聞いた事があります。歌に力があるのだとか」
サフィ
「けれども、女性は時折、獣のような一面も必要とも聞きます。野蛮になるのも、一つ教養かもしれませんわ。そう(クレッシェント)(デクレッシェント)があるように」と、ヘーレムに言った後に
エリカ
「……」 明らかに子供のようなのが依頼人と、同行者にも一人
マリエル
「……」 だいじょうぶなのかしらこのひと。>ヘーレム
ラグナル
「ま、他と比べりゃだいぶお行儀の良い店って評判だわな」
サフィ
「と、そうそう。依頼ですわね。はい、わたくしでよければ同行いたしましょう」
ヘーレム
「うぐっ、し、紳士的って言うなら言動からそうして欲しいわ!」
ガルバ
「依頼人はあくまでここまでだ。荷物はお前達に任せるぞ」
エリカ
「この娘、大丈夫なんですか?」 へレムを示してガルバに問いかけた。
ガルバ
「見かけによらずな」
「それなりに実績は積んできている。問題ないさ」
ラグナル
「ああ、そのチンクシャなら一応魔法は使えるぜ」
ヘーレム
ガルバの評価にぱっと顔を綻ばせた。
ウィスタリア
「へーレムさんは高位の奇蹟を扱える神聖魔法使いです」
ガルバ
エリカとの相性はさておき。
エリカ
「……そういうことを問うたわけではありません」
ラグナル
「まぁ、前に見た時からこれっぽっちも育ってねーから、今の腕の程は分からねぇがな」
ウィスタリア
「また、何度か私も仕事に同行させていただいています。実績が無い方ではありません」
ヘーレム
「ち、ちんくしゃ……」 ラグナルにもう一度手を上げようとして、ぎりぎり思い止まる。
サフィ
「神官様でいらっしゃるのね。ご教養授けてくださると幸いですわ?」
ガルバ
「確認しよう」 とんとん、と軽く机を叩き
エリカ
「私が気にしているのは、覚悟の有無です。命に関わる事態に直面することが多い仕事に、覚悟のない者は足手まといですから」
「……まあ、何かが起こった時にこちらに矛先が向かなければどうでもいいですが」
ガルバ
エリカの問いを受けると、同行経験の多いウィスタリアを一瞥した。
ヘーレム
「私だって、あれからぼーっとしてたわけじゃないんだから」 とウィスタリアの言葉に追従するように、ラグナルに胸を張ってみせて 「こちらこそよろしくだわ!」 これはサフィへ
ウィスタリア
「──、私が戦闘不能状態に陥った際にも立て直してらっしゃいます」
「味方が倒れても尚、職分を全うするのは、立派なことではないでしょうか」>エリカに顔を向けて
ラグナル
「はぁん、殺しの一つも出来るようになったか? 一丁前の口をききやがる」
エリカ
数秒目を伏せてから、 「それで自分が倒れては、意味がありませんがね」
ヘーレム
ウィスタリアを見上げ 「大丈夫よ、ウィスタリア」
エリカ
それだけ言ってから、その件にはそれ以上言及しないようにした。
サフィ
「百聞は一見に如かずともいいます。それに店主様の目をわたくしは信じましょう。人とは見かけによりませんから」
ウィスタリア
「仰るとおりです」 淡々とエリカに返して
ヘーレム
「ちゃんと、旅の中で分かってもらえるように頑張るから」
サフィ
「うふふ、そうなると、呪歌を生業とするわたくしが一番、頑張らないといけないかもしれませんわ」
ウィスタリア
「──了解しました」 へーレムに頷いて 
ガルバ
「……良いようだな」
サフィ
「して──見る限り、全員行くつもりの理解でよろしくて?」
ウィスタリア
「荷物は、お預かりします」
エリカ
「……」 その娘は、旅の途中出来るだけ視界に入れないようにしよう。
「構いません」
ガルバ
「依頼内容は荷物の配達。報酬は2万ガメル、場所はユスの森と古竜の褥の境にあるとされている小屋だ」
ラグナル
「竜の巣に突っ込んでタマ取って来いってわけでもねぇんだろ? なら、アタリの仕事だろうよ」>サフィ
ヘーレム
「うん」 サフィに頷く 「ラグナルも見てるがいいのだわ!」 殺し云々については触れないままでどやってみせよう
ラグナル
なんなら小屋なんてなかったZE☆といって帰ってきてもいい
サフィ
「ええ、ええ。楽ができるという意味合いでは、相当高額な報酬だと思いますわ。旦那様?」ラグナル
ガルバ
「ドラスまでを列車で、エニア丘陵を超えて北上していけばいいだろう。列車の乗車券と保存食については此方で手配する」
エリカ
「出発はいつにしますか。期限がないとはいえ、早い方がいいのでしょう?」 >マリエル
サフィ
「ただ、竜には一度、会ってみたくはありますわね? ほら、作曲のインスピレーションが浮かびそうだもの」
ラグナル
「もっと育ったら考えてもいいぜ」
>ヘーレム
マリエル
「……急がずとも構いません。ただ、荷を届けて頂けたらそれだけで」
ヘーレム
「ふふーん、前より身長だって伸びたし、ラグナルなんかすぐに追い越してやるわ!」
1cmくらい
エリカ
「分かりました。長旅になります。少なくとも2日程は準備に時間を取った方が良いでしょう」
マリエル
「義父のお師匠様は、“プリエール”と名乗られているそうです。赤い髪に藤色の目の女性だと」
ラグナル
「とんな大女だな、そいつは」くつくつと嗤った
「もう白髪頭のばあさんになってるんじゃねぇか?」
エリカ
「種族によるでしょう」
サフィ
「プリエールさん──ふむふむ」
ウィスタリア
「赤い髪に藤色の目、お届け先はプリエール様、ですね」
「可能な限り、届けられるよう努めます」 マリエルにそう言って 旅行かばんに手紙と小物をしまった
マリエル
手紙は一枚だけが便箋に入れられている様子で
ラグナル
「離れに住んでる偏屈魔女っていやあ腰の曲がったババアが定番だろ?」
エリカ
「知りません。そういう相手とは縁がないもので」
ラグナル
「クソ不味い薬湯、とありがたくもつまんねぇ長話もセットでな」
エリカ
マナチャージクリスタル1個くらい追加しても……(貯金が減ったのは)ばれへんか!
マリエル
小物は細長い四角錐の様だ。中身までは当然窺い知れない。
ラグナル
ええか!
エリカ
「手紙を届けたら、速やかに帰路につきますよ」
ラグナル
ぴらみっどぱわー!
ウィスタリア
「魔女と言われる方々にはそうしたイメージが多いというのは聞いたことがあります」
GMッ
アドミンで監視してる
サフィ
「まあまあ……うふふ、そうですね、老婆の長話とはつまらないもの。けれども、その一端に真実が含まれているもの」
ヘーレム
中には千年ぱずる
マリエル
「……もしお会いできたら、よろしくお伝えください」 
サフィ
「難しいものですね。さて、真実の箱はどのように空くのかしら? 楽しみですね」
ウィスタリア
「了解しました」
ラグナル
「よろしくねぇ、ま、生きてたらな」
エリカ
「……今更ですが」
マリエル
「では、失礼します」 君達へとそれぞれ一礼をすると、銀貨袋をそのままに扉へと歩いていく。
ヘーレム
「うん。マリエル、きっと届けるから、信じて待っていてね」
エリカ
「あ――いえ、お気をつけて」 去っていくマリエルの背中に問おうとしたが、首を振って見送った。
エリカ
マナチャージ5点を1個買って準備完了しつつちょっと離席です。
サフィ
準備はない
マリエル
「はい。お待ちしています」 くるりと振り向いてヘーレムに微笑みつつ、エリカには小さく首を傾げて そのまま出て行った。
サフィ
フィスタロッサムに
全てを
!SYSTEM
レディチェックを開始 by GMッ
サフィ
奪われた
GMッ
シュ
サフィ
チェック:✔
ウィスタリア
「ウィスタリアと申します」 改めて名乗って
ヘーレム
なんか多分だいじょうぶだろ!
チェック:✔
エリカ
チェック:✔
戻りました
エリカ
「……エリカです」
ウィスタリア
「他の仕事の処理をしてきますので、少し時間を頂けると」
ラグナル
「はーん。……名前くれぇは覚えてたってことか?」>ウィスタリア
ヘーレム
「ヘーレム・ウィアートルよ。宜しくお願いします!」 ぺこっとお辞儀
サフィ
「改めまして、サフィです」と、小鳥を示して「この子はステラリア。もう一羽いるけれども、そちらは、作る必要がございますので。ご容赦くださいな。
エリカ
「今日明日は準備に使いましょう。明後日の朝、駅で」
ウィスタリア
「いえ、そう名乗るようにと。それからはこれが私の名称です」>ラグナル 
サフィ
「承知いたしました」
ラグナル
そのガキ(ヘーレム)がさっきから言ってのを聞いてんだろうが、ラグナルだ」
GMッ
おかえさん
ウィスタリア
「了解しました」 エリカに頷いて
ウィスタリア
チェック:✔
エリカ
ウィスタリアたちの会話には小さく首を傾げながらも、名乗り終えると店を出ていった。
ヘーレム
「……?」 ウィスタリアとラグナルのやり取りに首を傾げて二人を見上げ
サフィ
「それでは、また待ち合わせの日に」と、一礼してわたくしはでていこう
ウィスタリア
「私は、シュナさん、そしてラグナルさんを始めとする冒険者の方々に発見される形で此処に来たのです」 へーレムに説明して
ラグナル
「そりゃあ結構だ。俺も気分で名前を変えてみるか。金を借りる前とかにな」イッツジョーク>ウィスタリア
ウィスタリア
「名義の不正使用は法に触れた行いです」 淡々と>ラグナル
ガルバ
「通じる相手に通じる冗談を言え」 まったく。
ヘーレム
「えっ、発見って――」 追及しようとして、サフィの挨拶に手を振り返し
ラグナル
「生憎と無法者でね」
GMッ
ラグナルが良ければ進めるぞう
ウィスタリア
「法に守らている間は法を遵守する必要があります。それは個人の名乗りと態度でしかありません」
ラグナル
チェック:✔
ウィスタリア
守られている
ラグナル
おっと、見逃してた面ゴメン後
GMッ
わからない誤字しないで!!
ラグナル
わかるだろ!わかれよ!
では、配達依頼を請けた君達は、準備期間を設けた後に集合し
ウィスタリア
斧使いがその台詞はいけません
そのまま列車に揺られて行き――
 
ラグナル
「へいへい、守って貰った覚えはねぇがな」
ドラスまで列車で数時間。エニア丘陵を超えるのに数日、そこから森へ入るのにもまた数日をかけて―――
君達は、ユスの森と古竜の褥の境へと、着々と近づいてきていた。
エリカ
基本自分からは会話しませんが、へレムはなるべく視界にも入れないようにしておきました。
サフィ
「なるほど──このあたりはこのような、音がするのですね。ふむふむ」
このままのスピードで進むことが出来れば、明日には到着できるだろう。そんな時――
サフィ
と、メモに何かを記していた。
ラグナル
ウィスタリアを拾った話を面白おかしく吹聴してやろう
ヘーレム
じゃあチラチラ視界の端っこに入るように話しかけたりしてました
エリカ
話しかけられれば答えはしました。あまり見ないように。
――おや、貴方達は旅の方かい?」 森歩く内、擦れ違った人間から声を掛けられる。
ラグナル
その時立ちはだかったバレルバレルドルンドルン(うろおぼえ)を俺がズンバラリン
サフィ
ざしゅ
ウィスタリア
覚えていないので それが一先ず正しい情報として認識しておきます(そしてシュナさんに確認するまでその認識は解けません
エリカ
「……?」 こんなところに人間?と怪訝そうな表情を見せた。
ウィスタリア
「──はい」 すれ違った人に頷いて
ヘーレム
ウィスタリアの出生を面白おかしく……
サフィ
「──あら、ごきげんよう?」と、その人間に
ヘーレム
ばれるばれるどるんどるん 「こんにちは!」
ラグナル
「見ての通りだよ、仕事中ってやつだ」
こんな所を好き好んで歩いてる女子供の寄せ集めなんざ他にねぇだろ?
様子を観察してみれば、どうやらこの周囲で活動している狩人の様で いくつか、手持ちの罠を抱えている。
ラグナル
それとも俺が人買いに見えるか? 見えるわ
ヘーレム
誤解を招きそう
「し、仕事ってねえあんた……」 こんな子達を連れてこんなとこまで……?
ウィスタリア
「失礼ですが」
中年の男性はラグナルを訝しみつつ、ウィスタリアに視線を向けた。
エリカ
「事実ですので、心配は無用です」
ラグナル
「詮索は無しで頼むぜ?」
ウィスタリア
「この辺りに、プリエールと名乗る魔法使いが住んでいるというお話を伺ったことはありませんか?」
「ああ、“正直者の”プリエールさんかい」
ヘーレム
「しょうじきもの?」
ラグナル
「正直者だ?」
「うちの村は特に世話になっているよ。こんな場所にあるもんでねえ……」
ウィスタリア
「その異称は知りませんでした」
エリカ
「知っているのですか」
サフィ
「あら、御存じでいらっしゃるのね。ふむ、正直者の」
にこにこしながら口にして、はたと気が付いた様にして 
ウィスタリア
「祈祷師として活動されているのですね。この先に、お家があるということでよろしいでしょうか」
「……まあ、村を助けて貰っているからねえ」 祈祷師、という言葉には反応は示さずに 
「そうとも。あの人はあべこべでねえ、本音がすうぐわかっちまうのさ」 >ラグナル
ラグナル
「そりゃ、ただのマヌケじゃねぇか」
「……んだけど、そんで」 「あー……何の用なんだい?」
エリカ
「場所を教えてもらえますか」 手持ちの地図を取り出して。
「あなたには関係がありません」
取り出された地図には目もくれずに エリカの返答に、小さく唸った。
ヘーレム
「私たち、お仕事ではいた……」 言いそうになってエリカを振り向き
サフィ
「そうですね……もし用向きを伝えたら案内してくださる?」
ラグナル
「詮索は無しだって言ったよな?」
「そ、それじゃあちょっと答えられねえさ。村の恩人の事だからねえ」
エリカ
「……」 咎めるような目をへレムに向けた。
ヘーレム
むぐっと口を噤んで狩人に向き直る。
ラグナル
「ま、取り立てや押し込みに入るわけじゃあねえから安心しな」
仕事、と聞いて 君達の獲物を見ると、表情に緊張が走った。
ヘーレム
うんうん頷く。
エリカ
「であれば、教えてもらわずとも結構です。村と人の行き来があるのであれば、探し出すのは容易ですから」
「……用件だけでも、聞かせてくれないかい。そうでなきゃ、応えられないもんでよ」
エリカの返答にはやはり気まずそうにして そうかい、と小さく呟いた。
ウィスタリア
「──お届け物に参りました」
ラグナル
「あ、おい……まぁ、いいか」
ヘーレム
ぱっとウィスタリアを見上げる。
エリカ
「……」 まあそのくらいならいいだろう。片手を腰に当てて男の反応を見る。
「と、届け物ねえ……」 あの人にそんな知り合い、外にいるのか……?
サフィ
「あら、折角、こちらからお伝えしたのに、そのような表情を……」
ウィスタリア
「プリエール様宛であることは、配送を承った時点で確認済みです」
サフィ
「わたくし涙がでてしまいます」と、目じりに涙をためて
「…………やあ、悪いね。あんまり外には出ない人だもんで」
ラグナル
「俺らはただの運び屋でね、の事情なんざ知ったこっちゃねぇんだ」
少し頭を抱えてから、はたと顔を上げて 「…………ああ」
ラグナル
「ブツを届け終わったらさっさと消えるからよ」
エリカ
「高位の魔術師なら、転移魔法くらい扱いますよ。あなたたちの知ることだけが全てなはずがないでしょう」
ウィスタリア
へーレムに小さく頷いて
「……わかったわかった。教えるよ。外の知り合いっていうのも、見当がついたからね」
「プリエールさんの小屋なら、ここから北西に進んだところだ。そうかからないよ」
ウィスタリア
「見当、ですか」
サフィ
「あら、御親切。ふふ、ありがとうございます。なるほど、北西に」
と、嘘泣きをやめて
エリカ
「……わざわざ聞くまでもありませんでしたね」
「王都から来たんだろう」 肩を落としつつ、ウィスタリアへ視線を向けた。
ヘーレム
「…!ありがとうございます!」 勢いよく頭を下げた
「おっと、詮索はしない約束だった」
サフィ
「ふふ、下手な疑いが消えたと思えば」
ラグナル
肩をすくめた
エリカ
「……」 わざわざ王都と言ったことに違和感を覚えながら、下手に口にするよりも沈黙を保った。
「ただ、これは頼み事なんだけれど」
ウィスタリア
「……」少し間を置いてから小さく頷いた この辺りで王都というと ヴェイルーン王国首都(クリスタ)を指す言葉だろうから
ヘーレム
「…?」 視線を上げる。
「本当に配達だけだろうから、心配はしちゃいないが……危ない事は、せんでくれよ」
サフィ
「危ないこと」
ラグナル
「心配しなさんなって、こんな場所で余所者が騒ぎを起こしてみろ」
「全部押し付けられちまうだろうがよ」
エリカ
「危惧するような事情があるのですか?」
ウィスタリア
「懸念される理由を伺ってもよろしいでしょうか」
「周りにゃ村なんてうちくらいさ。ヒトより他の方が怖いくらいだよ」 >ラグナル
サフィ
「ええ、言われてしまうと聞きたくなるのが人の性。ここまでお互いに話したのだもの。よろしければ」
ラグナル
「へえ?なら用心棒の仕事のクチでもありそうじゃねぇか」
「……」 うーん、と悩んで 「用心棒(それ)もしてくれてるからねえ……人族じゃあ、ないのさ」
ラグナル
「ツノでも生えてるって? それとも羽か?」
サフィ
「まあ」と、手に口を当て
エリカ
「……」 表情が険しいものに変わる。
ラグナルの問いには苦笑して 会話を打ち切る様に背負子を揺する。
「……そんじゃ、私はここでね」
ウィスタリア
「──、ありがとうございました」
ヘーレム
プリエールの姿を想像してみる。赤い髪に藤色の瞳に、ツノと羽根が生えてる人間。 「……い、一体どんな人なのかしら」
ラグナル
「ハッ、もったいぶりやがって」
そのまま歩を進めて行くと、君達の事は振り返らずに森の奥へと消えていく。
エリカ
「脅しつけてでも話を聞いてやれば良かったですね」
ヘーレム
「だ、駄目よ。そんな乱暴なこと!」
サフィ
「うーん、どうでしょうね。わたくしたちが頼まれた仕事は配達だけ。でも何を報告するかは自由」
ラグナル
「まぁ、相手が蛮族だろうとアンデッドだろうと知ったこっちゃねぇさ」
ウィスタリア
「直接見れば、判明することでもあります」
エリカ
「あのように中途半端に話すのが悪いんです」
サフィ
「でも、まずは見なければ何もわからない。ただ、面白い演奏が奏でられそうです」
エリカ
「北西でしたね。いきますよ」
サフィ
「ふふ、名探偵ごっこをしにきたわけではございませんが。わたくし、わくわくしてまいりました」
「はい、北西に」
ラグナル
「どうにも、妙な扱いをされてやがるみてぇだ。深入りは禁物だぜ」
ウィスタリア
へーレムを促すと 歩き出す
ヘーレム
「…サフィはいつも楽しそうなのだわ……」 ウィスタリアに頷いてついていきます
ラグナル
「特に、お前とかな」でこをつーん>ヘーレム
では、君達は北西へと向けて歩を進めていく。陽は傾いていき、そう遠くない内に沈んでしまいそうだ。
ヘーレム
「あたっ……」
エリカ
「……遊んでいないで、早く」
サフィ
「何かを作るには常に、広い視点が重要ですもの」>ヘーレム
そろそろ野営地を決めるべきだろうか。そんな事を考えていると――
!SYSTEM
BGMを削除 by GMッ
――君達の視界の先に、小さな小屋が入ってくる。
小屋の周辺には何も置かれておらず、小屋には窓も付いていない。
ただ、魔法の心得があるものも、そうでないものも
ヘーレム
豆腐ハウスだ
ラグナル
イナバ物置では
エリカ
100人で乗りますか
ヘーレム
やっぱりイナバ!
ウィスタリア
豪雪地帯などではその真価が現れていると聞きます
ラグナル
雪なんてそう重たい筈がないwwwとか言い出すやつが無駄な耐久性だと笑うのだった
ヘーレム
シンダリア地方ではイナバ物置大人気
GMッ
ごめんちょっと呼ばれたので数分離席
ラグナル
建築業の勇、イナバウアー商会
エリカ
いってらっしゃい
ヘーレム
いってらっしゃーい
ウィスタリア
いってらっしゃいませ
サフィ
ほい
GMッ
もどりまして。失礼しました
ウィスタリア
おかえりなさい
ラグナル
おかえ
進行方向からぱさりと飛んできた鳥に気付け 同時に、君達の前に滞空したそれが使い魔(ファミリア)の類でないか、という事も気付ける
エリカ
おかえりなさい
ヘーレム
エリカ
「客です。主を出しなさい」 ファミリアを見上げてぶっきらぼうに告げる。
「ゴヨーケン! ゴヨー」
「キャク」
ラグナル
「おい、喋りやがったぞ」
ぴーぴーと喋り出した鳥は、エリカの言葉に上下に動いてみせる。
ヘーレム
「わっ、しゃ、しゃべった」
サフィ
「まあ、鳥」
ウィスタリア
「──、イルスファールより参りました、プリエール様の使者の方で間違いないでしょうか」
サフィ
「イルスファールよりお届け物といえば、よろしいかしら?」と鳥さんに
ウィスタリア
見上げて、声をかけた
エリカ
「……使い魔、なんですよね?」
ぱたぱたと羽根を揺らしながら、上下に動いて見せる。>エリカ
エリカ
「真語魔法には詳しくありませんが、会話が出来て、デュランディル語以外を喋るだなんて……」
ラグナル
「しっかし、あの小屋じゃ、飯もベッドも期待できねぇな」
サフィ
「わたくし、真語の魔法には通じておりませんので」
ウィスタリアにも肯定する様に、彼女の周りを一周する様に飛んで見せる。
サフィ
「でも、藁鳥(ストローバード)ではありませんわね」おほほほと、笑ってた。
エリカ
「……届け物をしたら、さっさと離れるんですから関係ないでしょう」
ウィスタリア
「マリエル様より、お手紙と小包を預かっています。お受け取りをお願いします」
ラグナル
「まぁな、さっさと片付けて帰るぞ」
「ゴヨーケン! ゴヨーケン!」 何度も繰り返しながら小屋の扉へと近づいていくと、
ヘーレム
「分かってくれたのかしら…?」
サフィ
「あるいは──外付けの機関で、あの言葉だけを喋っているのかしら?」
「ご用件、客」
ラグナル
「うるせぇな、おい、さっさとババアを出しやがれ」>鳥
そのまま小屋の裏に回り 静かになる
サフィ
「でも、それにしては迂遠なのですわよね」首をかしげて
ヘーレム
「………」 見えないと分かりつつ、体を斜めに倒したり背伸びしたりで小屋の裏を覗くような仕草をして
暫くすると、扉が一人でに開き
ウィスタリア
「もしあれが高位のファミリアであれば」
扉の中から、小鳥が顔を出す。
「キャク!」
ウィスタリア
「あのファミリアを通じて魔法の行使が可能であるはずです」
ラグナル
「あぁ?」 また鳥かよ
先程と同じ鳥だね。
エリカ
「……何をしているんですか」 へレムに呆れたように
サフィ
「あ」
「キャク! コイ! キャク!」
ヘーレム
「…だ、だって」 ちょっと照れつつエリカをみやり
サフィ
「さっさと ババアを だしやがれ」と、なぜかそのセリフをメモ帳に書いて
エリカ
「無意味です。嫌でもこれから見ることになるんですから」
ラグナル
「寝たきりかよ、ったく、仕方ねぇな…おい、行くぞ」
サフィ
「あら、許してくださったみたい」
エリカ
そう言って、つかつかと小屋の方へ歩いていった。
サフィ
「まいりましょうか」
ヘーレム
「……あ、は、はい!」 来いと言われれば向かいましょう
ウィスタリア
「──、」 頷いて 進みましょう
小屋の中を覗いて見れば、そこには一人の女性が椅子に腰かけていた。
ラグナル
たぶん荷物は重くなければ俺以外が持ってる筈だ。粗雑に扱いそうだとかで
ババアか、ババアなのか?
サフィ
ママだよ
ウィスタリア
荷物は預かっています
ヘーレム
うぃすたりあがもってくれてる、うぃすたりあならあんしん
ラグナル
ヒェッ
ヘーレム
「お、お邪魔します!」 一言断ってから小屋にIN
自身の背よりも長い絹糸の様な赤髪と、藤色の瞳の下には大きな隈を作っている女性には、君達が嫌でも目を引く特徴を持っている。
(女性は、
ウィスタリア
「失礼します」
エリカ
「届け物です。イルスファール王都のマリエルさんから」
サフィ
「失礼いたします。ご用向きは既にご存じであるかと思いますが──改めて。王都より届け物に参りました」と、恭しく挨拶しておこう。
エリカ
主の姿に怯んだ様子もなく、簡潔に用件を告げた。
額から両眼の間を流れる様に伸びる美しい角と、背から広げられている様々な色に輝くステンドグラスの様な翼を持つ女性は 君達を見かけると、小さく首を傾げた。
ラグナル
「ヒュー、大当たりじゃねぇか」
エリカ
「このような所に隠れ住んでいるわけです」
プリエール
「プリエールは私だが、マリエルとかいう奴は知らんな。……」 つい、と左の手を動かし、小さく、素早く唇を動かせば
ヘーレム
「ほ、ほんとに角と翼が生えてる…」
ウィスタリア
「お受け取りをお願いします」 旅行かばんから手紙と小包を取り出すと
「ご養父が亡くなった後の遺言を遂行していると伺いました」
プリエール
指の先にあった盆がふわりと浮いて 君達の方へと流れていく。
「載せろ」
ラグナル
「俺達ゃただの運び屋だ。そっちの事情はブツを見て判断してくんな」
ヘーレム
「……う、ういてる」
サフィ
ウィスタリアが後は色々してくれるだろう。
エリカ
「手紙を見れば分かるでしょう」 分からなければ別にそれはそれでどうでもいい。
ウィスタリア
「了解しました」 手紙と、小包をそれぞれ載せて
サフィ
「まあ、お盆が」と、驚きつつ「ええ、後はご確認なさってくださいな」
ラグナル
「金を貰う算段はもうついてるからよ、それを置いてったらそれ以上邪魔はしねぇよ」
プリエール
「ああ。此方で判断する」 言いつつ、載せられたらその盆を自分の方へと流していく。
エリカ
「ついでに帰りは手頃な場所まで転移してもらえると楽なのですが」
プリエール
「荷運びか。……転移、ね」
ラグナル
「おいおい、余計なお願いはやめとけって、何をふっかけられるか分かったもんじゃねぇ」>エリカ
プリエール
「構わんが、先に――……」 封を裂き、手紙を開いて
ヘーレム
「そ、そうよ!あまり我儘を言っちゃいけないわ!」
エリカ
「本気で頼んでいるわけないでしょう。こんな得体のしれない相手に」
プリエール
ぶわりと翼が揺れる。
「……そうか。死んだか、あいつ」
ウィスタリア
「──……」 プリエールの様子を見つめて
ラグナル
「それを本人の前で言うかねぇ」咎めるというよりは面白げに
サフィ
「けれども、あちらもきちんと内容は理解してくださった模様」
プリエール
小さく呟くと、小さく肩を落とす。 「ああ。差出人は解った」
ラグナル
「ああ、マリエルってのはそいつの娘だか弟子…だったか? まぁそんな奴だ」
エリカ
「仕事は終わりですね。帰還しましょう」
サフィ
「許しが得られれば一曲奏でたいところだけれども、今はプリエール様の対応を待ちましょう」
「はい、無事に届きましたようで何より」
ラグナル
「ああ、返事の手紙でも書くってんなら届けてやってもいいぜ? それなりの価格でな」
帰りがけに小遣い稼ぎをしてやろう
プリエール
「良く届けてくれた。……死んだ相手に返事もなかろう」
サフィ
「ふふ、それならわたくしの一人稼ぎになってしまいますわ。ラグナルさん。だって──鳩が飛ばしてくれるもの?」
エリカ
「この手紙を届けることを頼んだ者はまだ生きていますが?」
ラグナル
「なら、死んだ奴の為に葬式をあげたりもしねぇだろ」
サフィ
「マリエルさんのことはご存じないとおっしゃられていましたからね。それにマリエルさん自身もプリエール様のことをお名前しか存じ上げていなかったようですから」
ラグナル
意外とおセンチ(死語)なことを口にした
プリエール
「約束も果たせん馬鹿弟子の娘に、何を言ったものだかな」 肩を竦めると、ウィスタリアの視線に首を傾げる。
ラグナル
「馬鹿めとでも言ってやりゃいいんじゃねぇのか」
ウィスタリア
「……」 小さく頷いて 「ご自分の中の言葉を、形にされる方は居ます…ただ、」
「手紙は届けるために、ありますから」
ヘーレム
プリエールの視線を追って、ウィスタリアを見上げる。
サフィ
「馬鹿め」「おおー……」
プリエール
椅子の肘掛けに頬杖をつくと、ラグナルに苦笑してみせる。
「何度口にしたかわからんな。才も脳も無い弟子だった」
エリカ
「届ける言葉もないというのなら、私たちがこれ以上とやかく言うことではありません」
ラグナル
「偏屈な年寄りはいつもそうやってガキをいびりやがるもんなぁ」
エリカ
「後悔することになっても、彼女の勝手です」
プリエール
「抜かせ小童」 ラグナルへ小さく笑いかけ、エリカに視線を向ける。
エリカ
「……。何か?」
プリエール
「……いいや、何も。言葉というものが見つからんものでな」
ラグナル
「見た目と違って頭の中身は若作りできねぇみてぇだな、ババア」
サフィ
「言葉が見つからない……となれば……不躾な言葉ではございますが」
「何となくお伝えしたい気持ちはあるのかしら?」
ラグナル
小童という言葉への意趣返しか、揶揄するようにそんな事を言った
サフィ
「馬鹿め、とか?」
プリエール
言いながら小物の包みを開くと、四角錐の透明な箱の中に咲く紅い華を見て 小さく微笑むと、肘掛けに置いた。
エリカ
「返事も何も無ければ、私たちはこれで失礼します。蛮族の元になど、長居したくはありませんから」
プリエール
「そうさな。生きている内だけでは飽き足らん様だ」 サフィに返すと、ラグナルには肩を竦めてみせる。
ヘーレム
「ちょ、ちょっとエリカ!もう少し言い方があるでしょ!」
エリカ
「それ以外にどう言えと言うのです」
プリエール
「構わん。好んで留まる者はもう要らんからな」 >ヘーレム
エリカ
「大体、こんな所に居る蛮族がそのような物言いを気にするわけがありません」
ヘーレム
「人族じゃないからって蛮族だなんて……」
サフィ
「いえ、冒険者の姿勢としては御もっともではなくて?」>エリカの姿勢に、ヘーレムには。「ただ、わたくしは、プリエール様がどのようなお気持ちなのか、個人的に気になるだけです」
ラグナル
「そりゃそうだろうよな」
GMッ
れっきとした蛮族だ(小声)>ヘーレム
ウィスタリア
「──、では、此方に受け取りのサインを」用紙を取り出すと 示して見せて
エリカ
「人族じゃないからではなく、蛮族だから蛮族だと言っているのです」
サフィ
「だって、酔狂でなければ曲はつくれないもの」ふふっと笑っていた。
GMッ
ドレイクと呼ばれる種族だな。ごめんな!
ヘーレム
もっとてめぇってもん言い方!
ラグナル
オレのババア呼ばわりは許された!
プリエール
「……整理が付かん、というのが返答になるな」 >サフィ
用紙を見れば、手近なペンをまた浮かせて 鈍い様子でサインを記す。
サフィ
「ご返答頂きありがとうございます。整理がつかない──ですか」ふぅむと考えて
エリカ
「……ふん。蛮族の割に一丁前に人族と同じようなことを言いますね」
プリエール
「不満か、小娘」
ウィスタリア
「確かに、お預かりしました」
ヘーレム
「……もう!」 ぷうと頬を膨らませて
ラグナル
「チッ、面倒臭ぇ……ババアの長話のせいで日も傾いてきやがった」
エリカ
「不満に決まっています」
サフィ
「いえ、わたくしなら、整理がつかないとき。どのように音色を紡ぐかなあと、思っておりましたの」
プリエール
「三度目はくれてやらんぞ」 肩を竦めて
ラグナル
「どうせ野営するとこだったんだ。おい、ババア、明日の朝、もう一回寄ってやる」
プリエール
――……」 くれてやらんっていったのに。
エリカ
「……はあ?」 はあ?って顔した。>ラグナル
ラグナル
「それまでに届けもんがあんなら用意しとけ、カネと一緒にな」
ヘーレム
「ラグナル……」 ちょっと見直したのよ
ラグナル
「こっから引き返したとこで、すぐ野営すんのは変わんねぇだろ」
サフィ
「そうですね。今から戻るよりも野営をした方が、ね」
プリエール
「……ふむ」 ラグナルの提案には困った様子で頷くと、小さく翼を揺らして
ラグナル
「なら、この辺で決めて、ババアから食いもんと水を集ろうや」
プリエール
「届け物か。……おい貴様、次はないぞ」
エリカ
「だからといって、一々反対方向に戻ってくるなんて……。それにこの女は伝える言葉はないと――」 は、はっきり口にしていない。
ラグナル
「あぁ? そりゃこっちの台詞だ」
サフィ
「んー、ではプリエール様。このあたりに野宿しても構わないかしら? ああ、自衛の術は持ち合わせておりますので、お目をかけていただく必要はありませんわ」
ウィスタリア
「──、」 進んでいく話に耳を傾けながら じ、とプリエールを見て
プリエール
「周りの者どもに狩られても助けてやらんぞ」 >サフィ
サフィ
「ただ、わたくし。貴女様がどのような言の葉を紡ぐのかは気になりますので。あと、無礼が過ぎたというのならば、お人形でのやり取りでも構いませんわ。わたくし、これでもそちらの術には通じておりますので」
プリエール
「……何だ」 眉を顰めて>ウィスタリア
サフィ
「ふふ、御親切にありがとうございます」>プリエール。一礼した。
プリエール
「良い。そこの男は黙らせておけ」 >サフィ
ウィスタリア
「仕事とは関係のないことです。そして、個人に立ち入った話でもあります」
サフィ
「かしこまりました。……といってもどうしましょう?」と、ラグナル見て
「しりとりでもいたしますか?」
ラグナル
「ふぁーあ」黙れと言われた男は大欠伸をかました
ヘーレム
なんだかんだ気にかけてるサフィに笑いかけて 「ラグナルの事なら任せて頂戴!一晩でレディに対する言葉遣いを教え込んでおくのよ!」
ウィスタリア
「私は、その花と、手紙の本当の差出人の話を、プリエール様から伺いたいです」
エリカ
「徒労に終わることが目に見えていることに労力を割かずに、おとなしく休みなさい」 >へレム
サフィ
「……レディに対する言葉づかい」
プリエール
「……下らん話だぞ。話したくもなのだがな」
(話したくもないのだがな
サフィ
と、何と、ヘーレムに壁ドンして 「……今夜は君が欲しい」と、声色を変えていってみた。
エリカ
「……ちょっと、ウィスタリアさん。仕事には関係がないと自分でも言っているでしょう」
サフィ
「とかかしら?」
ヘーレム
「トローもカローもないのだわ!前々からラグナルの態度には言ってやりたい事があったのだし――ひ、ひえっ」
ウィスタリア
「私が、この仕事を続けているのは……そうした気持ちを、知るためです」
ラグナル
「老いぼれの昔語りなんざ聞き飽きてらぁ、俺はとっとと寝かせて貰うぜ」
ヘーレム
身長差で足ドンになってそう
サフィ
足ドン……
ウィスタリア
「私は今、なぜプリエール様が言葉に出来ないのか、理解し得ないでいます」
プリエール
風の妖精でも叩き起こしてやろうか。ラグナルを見つつぼんやり考えて
ラグナル
サフィトヘーレムには、なにやってんだこいつらという顔を向け
サフィ
「……ふふ、ではわたくしもお隣で」と、「ウィスタリアさん、よろしいかしら?」と、興味津々なのは変わらないので、壁ドン? 終えたら近づこう。
プリエール
「……さてな。ただ漠然と、言葉を探しているだけだ」
エリカ
「あなたの個人的な感情で、話したくもないと言っていることを聞き出すのですか」
ラグナル
もう一度遊べるドン
ヘーレム
「サ、サフィは何を考えてるのかわからなくて、すごくびっくりするのよ……」 ぷるぷる
ラグナル
「おい、井戸はどこだ? 水くれぇは使わせて貰うぜ」小屋の周りをうろついて
プリエール
「顔を見れば、かける言葉はあった。声を聞けば、返す言葉もあった。だが死なれてみれば、」
サフィ
「本当に話したくもないことを言う時の、声の色。表情。仕草の音。それは微妙に違います。だから──一度、外に出してみるのは悪くないかと」>エリカに子当てつつ
答えつつ
プリエール
「……喧しいっ」 「出て左手だ馬鹿者が」
ウィスタリア
「はい。ですが、申請しないで居るよりかは、申請してみて駄目だったほうが、私個人の経験にもなります」 サフィには頷きながら エリカに言葉を返して
サフィ
プリエールの話を聞こう
ラグナル
「チッ、なんだかんだ昔語りを始めてやがる。たっく、ひねた老いぼれがもったいぶりやがって」
サフィ
ヘーレムにはにこにこしておいた
ラグナル
そんなに憎まれ口を残して井戸に向かった
プリエール
「……」 殺してやろうかあの童……
エリカ
「……馬鹿馬鹿しい。遺された者の傷を抉って、誰が得をすると言うのですか」
ラグナル
勝手に井戸の傍に野営の準備を始めるのだった
ヘーレム
ちょっと照れて顔を背けました これが年上の女…どきどき >サフィ
プリエール
「死なれてみれば、……手向ける言葉も出て来るものだと思っていたがな。そうではなかったらしい」
サフィ
実はわたくし15歳
プリエール
「……傷か。そうか、これは傷だったか」 エリカの言葉に小さく頷いた。
エリカ
「万一報酬が減額でもされた場合は、あなたたちに責任を取ってもらいますからね」 それだけ言って、野営の準備のために外に出た。
サフィ
「ええ、そのように」エリカに答えて
ウィスタリア
「──、」 エリカに視線を送ってから プリエールに向き直る
ラグナル
お、人参が植えてある、借りるぜババア
ヘーレム
コラーッ!
プリエール
「……だとすれば、言葉が見つからない事にも納得出来るか」 ぶつぶつと呟き、小さく肩を竦めた。
サフィ
「傷……一つといえども、色々な言葉がございます。(心残り) 。(後悔) 。(無念)……」
「幸い、夜は長くございます。稚拙な作曲家のわたくしでよろしければ、言葉を探すお手伝いなら」
「ね、ウィスタリアさん?」
ウィスタリア
「──、私は、別の仕事で手紙の代筆を行っています」
サフィ
そのニンジン。光ってるよ >ラグナル
ウィスタリア
「そうしたお客様は、何人か見てきました」
ラグナル
やるじゃねぇか
ラグナル
 
 
ウィスタリア
「私は気持ちは分かりません。ただ、言葉を形にすることは出来ます」
ラグナル
「新鮮な野菜手に入った事だし、鳥でも捕まえてくるか」
ウィスタリア
「……届ける先が変わるだけで、届かない言葉はないと思うのです」
サフィ
氷の矢をうて
ウィスタリア
サフィに小さく頷きを返して
エリカ
「今からわざわざそのような手間を掛ける必要などないでしょう。……まったく、誰も彼も面倒なことが好きですね」
ラグナル
勝手に他人様の家の裏に野営の準備を済ませた俺は他人様の菜園から拝借した戦利品(やさい)を前にそうのたまった
エリカ
野営の準備を終えると、早々に火の傍に座って暖を取る。
プリエール
「……少なくとも」
ラグナル
「こんなとこで暮らせてんだ、カネかお宝でも貯めこんでるだろ、あのババア」
「ひと手間でそいつが手に入るんなら、多少の回り道も乙なもんだぜ」
プリエール
「今の(これ)は理解出来ない方が楽だろうな」 胸元に手で触れて
エリカ
「毟り取れるなら毟り取ってやろう、と? 中に残った人たちと、変わりませんね」
ラグナル
「おうさ、こちとら生まれが野蛮なんでね」
ウィスタリア
「──……楽なことと」
ラグナル
それに、偏屈な老いぼれとはちょっとばかし縁があるんだ、と言って森に野鳥を獲りに向かった。
エリカ
「……そうですか」 会話を打ち切るようにぴしゃりと言ってから、焚き火に折った枝を放り込んだ。
サフィ
「……理解できない方が楽だとは理解してはいても。それでも、何とか分かりたい。形にしたいと思う矛盾した気持ちが渦巻いている。それが言葉が見つからないことに繋がっているのでしょうか」
ラグナル
暇があったら台所から酒をくすねて来いよ
ウィスタリア
「したいこととが、相違する時、優先すべきは、後者だと思います」
エリカ
自分でどうぞ。
サフィ
「ふふ、右に同じですわ」ウィスタリアに頷き
プリエール
――ふん」 翼を揺らし、手を軽く動かして
サフィ
「ね、ヘーレムさん。貴方もそう思わない? それとも──レディへの言葉遣いのレッスンに行ってしまわれたかしら?」
ラグナル
ババアにカエルにされちまう
エリカ
それを人に押し付けないでください
サフィ
貴女
プリエール
「代筆と言ったな。いくらだ、貴様」
ヘーレム
ちらとサフィを見やり、次にウィスタリアの横顔を見つめ 「は、そういえばエリカに続いてラグナルもいなくなってる…!」
ラグナル
むしろ俺は真っ先にいなくなったが??
サフィ
「ふふ、行きましょうか、わたくしたちも」と、ヘーレムの横で「どうやら、大切なお仕事がはじまるみたい」
エリカ
私が跡でした
サフィ
「失礼いたしますわ。プリエール様。音楽が必要ならお申し付けくださいな」
ヘーレム
「私が見てないとだわ…!」 とととっと扉に向かいながらサフィに頷き、扉の前で足を止める。
ウィスタリア
「今は、その仕事を引き受けているわけではいません」 「この仕事に、付随した…業務の範疇であると考えます」
ヘーレム
順序がぎゃくだったのだわ
サフィ
と、ヘーレム連れて、外に行こう
ウィスタリア
「お代は、既に支払われた状態です。マリエル様から」
サフィ
きゃっきゃっ
ラグナル
俺はレンジャー器用で罠をこさえて鶏肉人権真君になる!!
ヘーレム
ウィスタリアに振り向いて 「ウィスタリアならきっと、大丈夫」 そう呟いてからキャッキャと外へ
エリカ
コウシュケッピー
ラグナル
2D6 → 6[4,2] +9 = 15
サフィ
コウケシュケッピー
ラグナル
まぁ一羽二羽くらいは捕まるやろ…たぶん
罠にかかったモルカー
サフィ
罠づくりなら負けませんわ
プリエール
ざら、と浮遊の魔法によって引き上げた宝石をその場に戻して
サフィ
2D6 → 7[2,5] +7+3 = 17
ヘーレム
こらー!勝手に人様の人参を盗むんじゃありませーん!
ウィスタリア
小さくへーレムに頷いて
プリエール
「……良かろう。付き合って貰うぞ、代筆屋」
サフィ
どんぐり
エリカ
「……」 焚き火の傍で剣を抱くようにして座って眠っていよう。
ラグナル
よし、上の部分だけ切って戻しとこうぜ
下の部分だけいただいちまえばバレねぇさ
サフィ
かしこい
エリカが抱いている姿が某アレを思い出してしまって、くすっときてしまったのですわ
ヘーレム
余計たち悪いわ!
ウィスタリア
「承知しました、お館様…お客様がお望みならば、何処へでも参ります」 へーレム仕込みの礼をして見せて
サフィ
レインボースピアを抱いて眠る……
ラグナル
仕方ねぇからババアには鳥一羽くれてやるよ、借りてねぇけど屋根代だ
プリエール
「うん。では――
ウィスタリア
「──」 旅行かばんから筆記用具と紙を取り出すと 鞄を机に膝の上に載せて 
ラグナル
おーい、ババア、コショウとワインビネガー貸せよ
――この夜、小屋に残っていたウィスタリアは手紙の相談を行うが
ヘーレム
こらー!今は邪魔しちゃだめよ!!
ラグナル
仕方ねぇ、勝手に持ってくか……
ヘーレム
こらー!人様の調味料を勝手に盗むんじゃありません!
ぽつぽつと、要素自体は見つけられてはいくものの
サフィ
チンッ 完璧
ラグナル
ちゃんとババアの胃袋ん中にも返せばいいだろ?
エリカ
うるさいですよ
決まった言葉を見つける事が出来ないまま時間が経過していく。
日付を跨いだ後にウィスタリアは開放され、その日は休む事になる。
サフィ
ごめんなさい
ヘーレム
ちゃんと許しを得てから使わなきゃなのよ!
ラグナル
話し込んでるんだからどうせ気付きゃしねえって

翌日、早朝。
ヘーレム
やっぱりきちんと礼儀作法を教え込まなきゃ……まずババアは駄目よ。レディと呼ぶのよ
プリエール
――おい、代筆屋」 君達が野営している地点に、椅子ごと浮遊したプリエールが移動し ウィスタリアを呼びつける。
ラグナル
あのてめぇの足で歩かないズボラがレディってナリかよ
ウィスタリア
「──、おはようございます」 身支度を整えて 白いロングワンピースに青いジャケットを羽織ったところだった
ヘーレム
「……ひゃっ」 同じく身だしなみを整えてるところに椅子に乗ったプリエールが現れ、驚いて
エリカ
「……そのくらい歩くか自分で飛ぶかすれば良いものを」
サフィ
「あら、ごきげんよう」スカートをはらって「ふふ、見つかりましたか?」
プリエール
「決まったぞ。準備しろ」 
サフィに頷きつつ、エリカに視線を向けた。
「この方が楽だ」
ラグナル
「あぁ? まさか、まだ終わってねぇのかよ」
サフィ
「ラグナルさん、カレーはお好き?」
ラグナル
「ズボラな上に筆不精かよ」
サフィ
と、突拍子もないことを聞いてみる
ウィスタリア
「承知しました」 コートを更に羽織って 旅行かばんを持ち上げる
エリカ
「何処が楽なのだか」 椅子と一緒に動くなんて邪魔なだけにしか思えない。 「それはともかく、昨夜の内に済んでいなかったのですか」
ラグナル
「カレー? そりゃあ嫌いじゃねぇが?」
エリカ
「出発を遅らせるつもりはありませんよ」
サフィ
「一晩寝かせれば、ということです」>ラグナル
プリエール
「口の減らん餓鬼だな」 
サフィ
「なら、エリカさんどうでしょう。それこそ、転移の術。冗談ではなく通じるかもしれませんわ?」
「ね、お願い聞いてくださる?」と、プリエールに甘えてみた。
エリカ
「……だから、本気で頼んでいませんって」
ウィスタリア
「直ぐに済ませます」
ラグナル
「だから、昨夜のうちに用意しとけって言ったろ」
プリエール
「気の短い連中だ」 一晩くらいで……
ラグナル
「しょうがねぇ……昨日の鳥の残りでメシにするか」
サフィ
「わーい、おいしかったですもの。早く食べたいわ」昨日の鳥の残りでメシ
ラグナル
「確か、クレソンとリーキもあったな…」
ヘーレム
「……あ、あの、プリエールさんが今書いてる手紙って――」 口に出していいか悩むように口をまごつかせ
エリカ
「……で? すぐに済ませるのではないのですか?」
プリエール
「……何だ」 ウィスタリアの準備を待ちつつ、ヘーレムに視線を向ける。
ウィスタリア
昨日書き連ねた文書と新しい紙を取り出して 筆記具を取り出し終える
ラグナル
ババアの菜園から勝手に香草を拝借して朝昼飯をつくろう
ヘーレム
遠慮がちに声を潜めて 「…マリエルのお父さん宛てに?」
エリカ
菜園なんて持ってるんですか?
ラグナル
\ニンニクだと思ったらマンドラゴラじゃねぇか!/
プリエール
「そうなるな。……柄でもないが」
ヘーレム
キエエエエ!
サフィ
危険感知判定ですわ
ウィスタリア
「どうぞ」
プリエール
「待っている、と」
エリカ
「……死者には、言葉も思いも届きませんよ」
ラグナル
村とも疎遠だろうし、自給自足くらいはしてるんじゃね
プリエール
「それだけで構わん。他にくれてやる言葉は、あの馬鹿弟子にはないな」
サフィ
ファミリア を くう
プリエール
「ああ。だがな、小娘」
ラグナル
自傷じゃん
ウィスタリア
「──、承知しました」
エリカ
ドレイクなんて肉だけ食べれば生きていけるんじゃないですか?
サフィ
ラグナルさん
これが本当に
自給自足です
ラグナル
たるんだ腹の肉でも食ってろ
プリエール
「届いているのだと、都合良く考えている方が幾分か傷も紛れるというものだ」
エリカ
「そんなの、ただ逃げているだけです」
サフィ
「なるほど──閃いた」と、一言だけメモ帳に書き連ねた。
ウィスタリア
新たな紙にそのフレーズを書くと プリエールに見せて
「ご確認下さい」
ラグナル
おれはいまのうちに おといれ
プリエール
「さてな。傷が塞がれば、また進めるだろうさ」 ウィスタリアが差し出した手紙を一瞥して 苦笑する。
ヘーレム
プリエールに頷いて 「時間が許されるならでいいから!も、もし良かったら、マリエル宛てにも一言書いてあげられない?」 ウィスタリアにも視線を向ける。
プリエール
「やはり柄でもないな、こんなものは。……それで構わん」 >ウィスタリア
「娘と言ったか? ……ふむ」
ウィスタリア
「──、」 頷くと折りたたんで 封筒に入れる
エリカ
「……塞がりませんよ、その傷は。決して」
プリエール
「ああ。塞ぐべきでもないだろうな」
サフィ
「……傷は塞がることはあるのでしょうか。きっと、生き物は一度傷を負ったら、塞がれることなく。一生その傷を向き合っていくもの」
「きっと、燃え続けているのでしょうね」
「傷と
プリエール
「傷があった事を無くしてはならんさ。ただ、その傷で進めなくなってもならん」
ウィスタリア
「──、此方で、如何でしょうか」 へーレムの言葉を受けて、フレーズを書いて見せて プリエールに見せる
プリエール
「だからこそ、それを紛らわせて進むだけだろう。……うん?」 
ウィスタリア
『その道行きに幸あれ』 ありふれた手紙の結びの言葉の一つ
エリカ
「蛮族にそんな説教をされる謂れはありません」
ヘーレム
「エリカったら!」
サフィ
「これでよし、と」この度の中で書き連ねたメモ帳を見返して「うん、よい(メロディ)ができそうだわ」
と、こちらは既にこちらの世界であった。
プリエール
読み取ると、頬杖を付きながら笑み
「気に入った。それで構わん」 示された一文に頷いた。
ウィスタリア
「──、」 頷いて、折りたたむともう一通をしまった
ヘーレム
昨晩も言ったけど、蛮族なんて呼び方良くないわ!種族が違く手も女性はレディ扱いすべき――くどくど
エリカ
「死者への手向けは、届かない言葉や思いを語ることではなく、ただその無念を晴らす(復讐を果たす)ことだけです」
プリエール
「小娘には分らん説教だったな」 くつくつ笑いながら、赤い髪が揺れる。
ウィスタリア
「それでは2通、お預かりしました」
サフィ
「復讐と無念──ああ」
プリエール
「……は」
サフィ
と、エリカの言葉に何か思いついた顔をして
エリカ
「……うるさいですね。蛮族は蛮族です」 へレムには鬱陶しそうな声を返した。
サフィ
「良い主題……ですわね」むむむ
プリエール
「そこまでにしておけ、どちらが人族(ばんぞく)か解らんぞ?」
ヘーレム
「むきーっ」
エリカ
「構いませんよ。私は別に、人族であることに拘りはありませんから」
ウィスタリア
「──……、」 エリカの方を見て 「それも、方法の一つなのですね」
サフィ
「果たして復讐は果たされて消えるのか。あるいは尚、残るものなのか……輪廻が続くものなのかしら。それとも、まわり続けるもの? ……輪廻曲(ロンド)の一つとして追及すべき……」
プリエール
「減らず口を」 微笑みながら、背凭れに身体を預け 
エリカ
「それもではなく、それが唯一の方法です」
サフィ
「……うん、悪くないわ」と、メモ帳を閉じた。
プリエール
「説教のついでだ、聞いていけ。……かけるべき言葉がある相手には、かけられる内にかけておけよ」
ウィスタリア
「唯一の……」
ヘーレム
「……?」 難しい話に首を傾げて、それぞれを見やる。
サフィ
「……ふふ」プリエールの言葉に「確かに、言葉は見つかったようですわね」
と、自分の世界から帰ってきて
エリカ
「その相手が居るのに、そんなことを話すと思いますか?」
ラグナル
ふう
プリエール
「特に貴様ら人族は、放っておけばすぐに死ぬからな」 肩を竦めて。
「……そんな所だ」 >サフィ
「思わんからこそ、こうして説教しているのだろう」
サフィ
「では、お仕事も終わりましたし……帰りましょうか。皆さま」
「あ」
ラグナル
「おおい、メシが出来たぞ、まだババアの妄言は終わってねぇのかー?」
エリカ
「……」 反射的にそう返してから、苦虫を噛み潰したような表情を一瞬だけ浮かべて首を振った。
サフィ
「転移は……だめ?」と、もう一度、お願いしてみた。
エリカ
「終わりました。帰りましょう」
サフィ
首傾げて
ウィスタリア
「……、」 唯一の方法。それが答え。だとするなら…
プリエール
「……そろそろ腕の一つは潰すか」 あの餓鬼め。
>サフィ
「構わん。飛ばすぞ」
GMッ
ないようが前後している
エリカ
「ウィスタリアさんに、へレムさんも。仕事は終わったのでしょう。早く支度を――……は?」 >プリエール
サフィ
「ふふ、交渉成立。何とかなりましたわ。エリカさん」
GMッ
構わん、飛ばすぞ がサフィ宛だな
ラグナル
「作っちまったもんはしょうがねぇだろ」
サフィ
「御親切にありがとうございます」
GMッ
腕の一つを潰すのがラグナル宛だ
サフィ
わかる
エリカ
「本気ですか? ……まったく知らない土地に飛ばされても知りませんよ」
ラグナル
わかる
エリカ
転移を頼んだだけで腕を飛ばされるサフィ
ウィスタリア
「届け物があります。これが担保になるはずです」
ヘーレム
「ラグナル、この塩コショウはどこから……ま、まさか…
サフィ
わたくしは1Hだから演奏できる!!!
???
ラグナル
「まぁいいか」どうせ半分はババアの食材だ
プリエール
「ああ。届けて貰わなければならんからな」 
「さて――」 左手を掲げ、マナを迸らせる。
エリカ
「手紙を持っていない者はどこに飛ばされたものだか」 肩を竦めて。
ヘーレム
でもよサフィ、腕が…!
サフィ
「はむはむ」
と、ちゃっかり転移前にラグナル飯くってた
ラグナル
「さなあ、魔法の鍋から湧いてきたんじゃねぇの」>ヘーレム
プリエール
「一仕事、だな」 左手を握り込めば、君達の視点は暗転し
サフィ
「ふぁい、いふでも」
ラグナル
流石は魔女のうちの鍋だぜ
サフィ
と、飛ばされたのだわ
エリカ
ド ン
次に君達が目を開けば、そこはユスの森の南端 エニア丘陵の入口だった。
サフィ
ド ン
 
ウィスタリア
安いもんさ、腕の一本くらい
ラグナル
「じゃあな」とワインボトルを掲げて転移した
ヘーレム
「そんな出鱈目な言葉信じるわけ――…ひゃっ」
周囲を見回してみれば、どうやら君達の野営道具も同時に転移されていた様で
荷物も確りと転移させられていた。
エリカ
あたりを見回して。 「……まあ、この辺りならドラスも近いし、妥当ですか」
サフィ
「……うっぷ」と、転移前に飯をくってたせいで顔が心なしか青い
エリカ
「……」 吐くなよこいつ
サフィ
いつもの笑顔は、そこにはない。
ヘーレム
「サ、サフィー!」 背中をよしよし
サフィ
「………」くるくるまわって
ラグナル
「行き掛けの駄賃が現物とは俺も焼きが回ったぜ」ババアのうちからくすねてきたワインの口を切ってラッパ飲み
ウィスタリア
「──……」
サフィ
「ふふ、ふふふふ、ヘーレムさん」
「エチケット袋はあるかしら……?」
ヘーレム
「あーっ!ラグナル!それどこから……えっ」
ラグナル
「よぉ、ちゃんとふんだくってきたか?」>ウィスタリア
金でも言葉でもブツでもなんでもな
ヘーレム
「ま、まま待ってほしいのだわ!ちょ、ちょっとだけ我慢してて頂戴!」
ウィスタリア
「マリエルさんから頂いた分だけです」
エリカ
「何を呆けているのです。それを届ける仕事を請けたのではないのですか」
ラグナル
「あいつから貰ったのは行きの分だけだぜ?」
「ま、俺は俺の分をきっちり貰って来たから別にいいけどな」
この後、君達は荷物を整えて王都へと帰還し
サフィ
「……ふふ、これもよろしいわね……転移をねだりにねだって、酔う女……。<ruby>転移酔狂(ウェルニッケ)の女</ruby>というお題で」
ラグナル
『ババアへ もらってくぜ』 秘蔵のワイン
サフィ
「ごめんあそばせ……」限界が来ました
ついでにルビも間違えた
ウィスタリア
「──、では、私の取り分をそのままお引取り下さい。丁度4000G分あります等分すれば良いと思います」
ヘーレム
サフィには使わない紙袋を差し出しておこう…… 「で、でもできればそのまま王都まで我慢してもらったほうが私としては嬉し――い、いやー!」
GMッ
「楽しみにしとったんだが……」
マリエルへと、プリエールからの手紙を渡し 改めて報酬を受け取れば、今回の小さな依頼は終了となる。
ラグナル
ケチケチすんな
ウィスタリア
「私は、エリカさんの言をとれば」
「傷口をえぐった上に、金品を頂くことは出来ませんでした」
ヘーレム
はたとウィスタリアの言葉に瞬きをして 「……ウィスタリアは傷口を抉るなんて、そんな酷いことしてないわ!」
エリカ
「それで傷ついたのは、あのドレイクだけです」
ラグナル
「良いんだよ、ああいう偏屈ババアは話を聞いてやるだけで御の字ってもんだ」
エリカ
「私は、報酬が減額された場合は責任を取ってもらうとは言いましたが、そうなったわけではありませんし、何の被害も受けていません」
ラグナル
「言ってたろ、寄り付く奴もいねぇってな」
エリカ
「返事を届ける仕事を請けたのは、全体としてではなくあなた個人としてのこと。手間が増えたわけでもなし、マリエルさんからの報酬について、あなたの取り分を受け取る理由はありませんね」
ラグナル
つまり、このヴィンテージワインも正当な報酬ッ
ウィスタリア
「──、了解しました」
サフィ
ぷるぷる
ヘーレム
よしよし…
そうして、一つの依頼から帰還した君達は、また別の依頼へと旅立って行くことになる。
 
 
お疲れ様でした。リザルト出しますね
エリカ
お疲れ様でした。
サフィ
おつかれさまでした
ウィスタリア
お疲れ様でした
ヘーレム
うっ、お疲れ様です!
ラグナル
あーなたのーこえがー みーちーしーるべー
8D6 → 24[2,3,3,3,2,5,3,3] = 24
!SYSTEM
トピックを変更 by GMッ
20210131_0 #1018 朽ちるもの、朽ちぬもの 経験点:1000 名誉:24 報酬:4000
ラグナル
納得の低名誉
8は多いよな……って思ったけど低くて安心した(?)
サフィ
わかる
サフィ前うごいたの
2019年の
リラクタントでウケる
ヘーレム
2 年 前
エリカ
すごい
ラグナル
やったぜ
サフィ
多分2年間
ドルイドの修行
してたんだよ
エリカ
成長1回らしいですよ。
ぽん。
敏捷度 or 筋力
うーん悩ましいですが敏捷。
すばやいエリカ.gif
エリカ
素早くないですよ
ラグナル
成長1回
知力 or 生命力
サフィ
わたくしも
エリカ
生まれの敏捷が低いので……
サフィ
成長1回らしいです
生命力 or 敏捷度
ラグナル
えぇ…
サフィ
やったあ
敏捷
ラグナル
生命
ウィスタリア
成長は1回です
器用度 or 生命力
器用です
ラグナル
ババアのうちに人参、SSRだったわ
それ……うちの畑じゃない……
サフィ
よし
更新したので
わたくしはおわりだ
ヘーレム
せいちょ1回
サフィ
GM乙~ありがとうですのわよのよ
ヘーレム
筋力 or 敏捷度
お疲れ様でしたー
エリカ
私も更新は完了したので撤退しましょう。
ラグナル
キョウハイイコトヲシタナー
!SYSTEM
サフィが退室しました
エリカ
GMありがとうございました。お疲れ様です
!SYSTEM
エリカが退室しました
ヘーレム
あの筋って知って読んだりしない?
しないよ
ウィスタリア
GMありがとうございました。招待ありがとうございました
失礼します、ではまた
ヘーレム
音読みで…
!SYSTEM
ウィスタリアが退室しました
ラグナル
こっちによこせよ
取り替えてやるよ…
ヘーレム
あげたいよ
こうかんこしよ…
びん"じょ"う"
ラグナル
俺を叩くから筋力が増えてしまったのだ
ヘーレム
なるほどね
サンドバッグナル
サグナル
ラグナル
今日はやさしさモードを発揮した
ヤグナル
ヘーレム
ウィスタリアの面白おかしい話を聞きたい
ラグナルの滑らない話
ラグナル
形見分けの時はぜひこの赤のラグナルに!
あばよ!ババア!
ヘーレム
やさしさとはいったい…
!SYSTEM
ラグナルが退室しました
しっしっ
ヘーレム
レディってよびなさいよ!
お疲れ様ありがとう!
!SYSTEM
ヘーレムが退室しました
お疲れ様でしたー、参加ありがとうございましたん

出目統計

23456789101112合計平均
23456789101112合計平均
サフィ
0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1回7.00
ラグナル
0.0%0.0%0.0%0.0%1100.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%0.0%1回6.00

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