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思うままに出来るなら

20201130_2

!SYSTEM
シュナが入室しました
!SYSTEM
ウィスタリアが入室しました
ウィスタリア
急にお呼び立てに対応してくださって、ありがとうございます
状況を説明します(戦略図が出る
・前回のセッションで2回気絶
・それを見て(受けての)エスメラルダからのコメントが此方
https://sw.tale.blue/chat/?mode=logs&log=20201130_0
シュナ
ACでもエスコンなのかアマコアなのかで不穏度が違う
なるほど読みました
ウィスタリア
それを受けてちょっとお話をしないといけないと思い、こうしてお時間をいただこうかと
一先ずお部屋で
描写は受け持たせて頂きます
シュナ
はあい
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方、イルスファール王国"星の標"
国内でも有数の冒険者ギルド支点として知られるこの店の2階から上は
冒険者たちが生活する部屋がいくつもある
この二人部屋もまた、冒険者たちが生活する部屋だ
金色の髪に青い瞳の人形──いや、少女は、ゆっくりと部屋の扉を開けて戻ってくる 服装は仕事着で、表情はいつもと変わらない
──、訳ではなく
親しい者なら気がつく程度には、沈んだ表情をしていた
ウィスタリア
「──ただいま戻りました」
シュナ
「あ、おかえりなさい」 部屋に置いてある机で読み物をしていた。顔を上げて出迎え
ウィスタリア
旅行かばんを所定の場所に置き、ナイフベルトを外し、ジャケットを吊るす 手慣れた動きのはずだが、何処か緩慢で
シュナ
「────元気無いですね」 じーっと動作を見やってから口を開いた
ウィスタリア
「…シュナさん。戻っていらしたのですね」 部屋の主に、気が付き、声をかける 「戻りました」
「……」 少し視線を下にして
シュナ
「すぐに気付かない程、と。大丈夫ですか?」
ウィスタリア
「…‥行動に支障はありません」 頷いて見せて 「有事の際にも、問題なく活動出来ます」
「……ですが、万全とは、言い難いかもしれません」
とぼとぼと歩いて近づき
シュナ
「───何か話したい事がありますか?」 近付いてきたウィスタリアの頭に手を伸ばし、柔らかく撫でる
ウィスタリア
「ご相談したいこと──‥はい」
シュナに撫でられるままになって
シュナ
「うん。じゃあお話しましょう」もう一つある机の前の椅子を促し
ウィスタリア
椅子を持ってくるとシュナと向かい合うようにして
着座し ぽつぽつと語りだす
「依頼に参加したのですが…」
「内容は魔神を討伐するというもので、遺跡に赴き、交戦しました」
「そこで、」少し言うのを躊躇うように 「2度ほど、戦闘継続が不能な状態に陥りました」
シュナ
「……それは、大変な戦いでしたね。無事戻って来られて良かったです」 話を聞いて息を飲んだが、怪我は残っていない様子にほっとした
ウィスタリア
「戦闘自体は味方の活躍もあり、勝利に終わり、依頼は達成されました」 
「…しかし」合わせてた視線が下る
「それで、能力に不安を持たれてしまったようなのです」
シュナ
「能力に不安、ですか」
ウィスタリア
「はい。冒険者としての仕事を請けるのを止め、代筆と配達に専念して欲しい、と」
「そう、…願われました」
「……少し、わからないのです」
シュナ
「──なるほど」
「分からない、とは?」
ウィスタリア
「…エスメラルダさんの仰る、願いと命令の違いです」
「願いという言葉で、相手の行動を強制しようとするのは、命令と、…どう違うのでしょうか」
シュナ
「ああ、やっぱりエスメラルダさん」 だとは思いました
「命令と願いは勿論違いますけど、ウィスはそう取れるほどに強い希望だと捉えた訳ですか」
ウィスタリア
「…はい」
シュナ
「本人も分かってのことでしょうし──それでも言ってしまうほど、不安だったんでしょうね」
ウィスタリア
「…やはり、戦闘単位として、強い不安を与えてしまっているのでしょうか」
シュナ
「ああ、ウィスはそう捉えているんですね」
ウィスタリア
「ついて行けないから、員数から外すというのは、真っ当な理由だと思います」
シュナ
「それは尤もですが──とりあえず、もう少し詳しく戦闘について聞かせて貰えますか」
シュナ
かくかくしかじかでいいんですよ
ウィスタリア
「はい。では──」 なるべく事細かに説明をしていって
ウィスタリア
かくかくしかじか
ウィスタリア
「──というのが、私が憶えている限りの戦闘状況になります」
シュナ
「なるほど──それは正直、相手が悪かったですね」
ウィスタリア
「相性という意味では、そうなります」
「また、人数的な部分でも、店主様からは不足している旨が事前に伝えられました」
シュナ
「その状況だと、ウィスの様な軽戦士は、場を支えるというのは大変ですから」
ウィスタリア
「…はい」肩が微妙に落ちる
「…戦闘状況から、なにか分かりましたでしょうか」
シュナ
「正直その相手では、パーティ全体の相性というしかないと思います」
ウィスタリア
「……」 視線をシュナの目に合わせて
シュナ
「回復手段が奇跡頼りで、どうしたって長期戦は不利。重戦士を揃える方が楽だったでしょう──というのは無いものねだりですが」
「ウィスは魔法が直撃されたというのが──まあ、不運ですね」
ウィスタリア
「──、対策はしていました。ただ、それでも、防ぎ得なかったというだけで」
「それも…説明したのですが…」 また視線が下がって
シュナ
「うん、ですから、エディトさんという方はがちがちの重戦士の様なのでともかくとして──エスメラルダさんが、ウィスと同じ立場でも不思議ではなかったと思いますよ。聞いた限りでは」
ウィスタリア
「──……では何故でしょうか」
シュナ
「心配だからでしょうね」
ウィスタリア
「心配…」
シュナ
「エスメラルダさんは、ウィスのこと、気にかけていますしね」苦笑し
ウィスタリア
「……探したいものがある、と言ったら、自分が探して伝えるから、と言われました」
「だから、危険なことはして欲しくないと」
「……どうしたらいいのでしょうか。シュナさんは、どう思われますか」
「私が、冒険者(このしごと)を続ける事について」
シュナ
「そう、ですね──私も、ウィスが無事であるのが一番ですが」
「私は、ウィスの好きにやって貰いたいな、と思いますよ」
ウィスタリア
「好き…好きというのは、思うままにということでしょうか」
「様々な意味があります…難しいです」
シュナ
「うん。私の言うのはそういう意味です」
「だって、私に相談しているということは、続けたいからでしょう?」
ウィスタリア
「……、」 視線を再び合わせて 「……はい」
小さく、頷いた
シュナ
「じゃあ、私はウィスを応援します。そうしたいなら、そう出来る様に支えましょう」
ウィスタリア
「ありがとうございます、シュナさん」
シュナ
「確かに今回はウィスは危なかったのでしょう。私もその場にいれば動揺してしまったかも知れませんけれどね」
ウィスタリア
「鋭意努力します」 胸に手を当てて 「死なないで欲しいと、言われました」
「ですから、少しでも、生きていられるように、努めます」
シュナ
「うん。私もそうですよ」
「エスメラルダさんも、ウィスを大切に思ってるんですね」
ウィスタリア
「大切に…」
「……、危険から遠ざけようとされるのは、それが理由なのでしょうか」
シュナ
「大切だから危険から遠ざけたいと思う、という気持ちは分かりますから」
ウィスタリア
「……また、ご心配をおかけするかもしれません。ただ」
「…思うままに出来るなら…私は、続けて、行きたいです」
「…それを、伝えようと思います」
シュナ
「──うん。ウィスは、自己主張が控えめですから」
「こうしたいんだ、とはっきり伝えるのが良いですよ」
「相手の願いには、自分の願いをぶつけてみるのです」
ウィスタリア
「……」 目を瞬かせて 「それは、新しい知恵ですね」
シュナ
「自分が折れるばかりでは健全な関係ではないですからね」
ウィスタリア
「そうしてみます」
シュナ
「ええ、まあ、私も──」
「願いを何でも言っていいなら──ウィスには自分の願いを叶えて、それでいて怪我とかせず、幸せになって欲しいなと思いますけどね」
ウィスタリア
「……努めます」 少し、表情を柔らかくして
シュナ
「はい。じゃあ取り敢えず疲れを取りにお風呂でもいきません?」
ウィスタリア
「3つは、とても難しいですが」
「はい」 頷いて
「お背中を流します」
シュナ
「鋭意努力してくれるなら大丈夫です」
「はい。流しっこしましょう。そのあと美味しいものでも頂きましょうね」ふふっと笑い
ウィスタリア
「はい」 再び頷いて
シュナ
こんなところでしょうか
ウィスタリア
はい。ありがとうございます
中々自己主張が出来ない子なので助かりました…
シュナ
いえいえ
ウィスタリア
今後ともお見守り下さい(下さい
20201130_2 此方がログになるようです
シュナ
お姉ちゃんやってます
ウィスタリア
ありがたい話です
では撤退どうぞ。お付き合いありがとうございました
シュナ
こちらこそー
ではてったい
ウィスタリア
はーい
!SYSTEM
シュナが退室しました
背景
BGM