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- マリー
- 私と遊びたいの?
- こんばんは
- ジャック
- 遊びじゃねぇぜ!
- こんばんわ
-
-
- マリー
- よろしくお願いいたします。
- ジャック
- よろしくお願いします、冒頭は承ろう
- エデン――かつて災厄の獣と呼ばれるものに脅かされた国の名だ。
- マリー
- 了解です
- 御伽噺や夢物語として語り継がれてきたその国は、今、魔域という箱庭の中でかつての姿を見せていた。
- 魔域に巻き込まれた"未来の英雄"達は、恋人を、仲間を取り戻す為に奔走し、"獣"の一人と相対した。
- 千に一つの奇跡か、あるいは想いの力か、辛くも"獣"を退け、仲間を取り戻したものの
- 倒した"獣"は写し身に過ぎず、真の決戦を控え、英雄達は亡国の街、イーハトーブにて羽を休めていた。
-
-
- そして、英雄はその地で――芋の皮を剥いていた。
- ジャック
- 「……」 よく切れるナイフと芋を手に、器用に皮を剥いている。まだ剥いていないもの、剥き終わったものの山の大きさは大体同じ。工程の半ばというところだ。
- 「……」 食事当番を買って出たのは自分から。傭兵時代にそればかりやらされていた手癖で料理の腕はそこそこある。そして、何より一番食べるのだから、自分で用意するのは当然と言えば当然。
- 「……」 昔はやらされていた仕事という意識が強かったが、最近は作って喜ばれる機会に恵まれ、楽しくなってきたところだった。だが、今は無心に芋の皮を剥く。
- 「……ん」 一つ剥き終え、次の一つに手を伸ばして気付いた。 傷んでいる。
- 「こんなとこまで再現するこたぁねぇだろうが…」 此処は魔域、この食材もまた魔域の中の虚像のようなものだ。きちんと食べられ、害はないと彼女は言ってくれたが。
- 「……」 傷んだ芋を皮を剥かずに二つの山のどちらでもなく、皮の中へ捨てようとして、その手を止めた。
- 「……」 選別して、捨てる。その行為に覚えがあったからだ。
- 「…妖精を使いつぶしましたか」
- ジャック
- 「……」 "獣"に言われた言葉を覚えている。それに対して自分は何と答えたか
- 自分がやらせた。確かにそう答えた。
- これまでも妖精たちの助けを借りてきた。自分の力だなどと思った事はない。
- 時には呼び出した妖精が巻き添えになったこともある。
- しかし、今回はハッキリと結果が見えていた。
- あの時、彼女を身代わりにしなければ、仲間の身が危険だった。
- そして、戦いが長引けば彼女を無事に取り戻すことは叶わなかっただろう。
- だから、選んで、犠牲にした。
- 「……酷なこと、かぁ…そうだよ、テメェと同じさ」 傷んだ芋をぎゅっと握り込み、独白する。
- 単純明快、直情的、ひたすら前向きな彼にしても、その選択は忘れがたいものだった。
- 「……」 傷んだ芋の皮を剥き始める。傷んだ個所を切り捨てていくと残ったのはちっぽけな欠片だけ。皮むきが下手糞な人間の為したもののようになった。
- ジャック
- こんなところかな
- マリー
- 了解です
- ジャック
- さあ、料理を手伝ってくれ!
- マリー
- 「あらあら、たくさん用意してるのね」
- 唐突に女性の声が聞こえるだろう。
- ジャック
- 「!?」 誰かに声をかけられるとは思っていなくて、その手から貧相な芋の欠片が転がり落ちて、声の主の足元へと転がっていった
- マリー
- 手をひらひらとふり、笑みを向けているのは…先の戦いで取り戻した仲間の女性である。
- ジャック
- 「……なんだ、お前ぇか…ま、食えるうちにたらふく食っとかねぇとだしな」 バツが悪そうな顔を向けつつ、答えた
- マリー
- 芋の欠片を拾い、これはあとで洗いましょうか、などといいつつ
- 「ふふ…でもこの量をひとりじゃ大変でしょうに」手伝ってもいいかしら?と尋ねる
- ジャック
- 「……あー、それな、傷んでやがったやつだからよ……捨てようと思ってたんだ」
- マリー
- すてよう、という言葉と、この小さな欠片が矛盾しているような気がした。
- ジャック
- 「つーか、魔域ん中のブツだってのに、なんだって傷んでるやつまで混ざってやがんだ。妙にこまけぇとこまで拘りやがって、レイヴンかっつーの」
- 冗談めかしてそんな事を口にするものの、彼をよく知る者からすればやや精彩に欠けてみえたかもしれない。
- マリー
- 「細かいところまで再現してないのよねぇ。そのまま再現してるだけよ?」
- いものかけらを二つの山とも違うところに、とりあえず混ざらないように置いて
- ジャック
- 「じゃあ、そいつは大昔っから腐ってたってわけか……」
- マリー
- 「当時はという意味ならそうね?」
- ジャック
- 「何百年前の話だか知らねぇが、昔も今も腐ったままたぁ救いのねぇ話だぜ」
- 「ま、無事な連中はこれからオレらの腹に収まっちまうんだがよ」
- マリー
- そんな話をしつつ、ジャックの隣に座り、ナイフを取り出し、同じように芋をむきはじめるだろう。
- ジャック
- そうして、しばし、無言に、無心に芋の皮を剥き続けていたが、
- マリー
- 余談であるが存外この女性…芋の皮むきという点ではジャックより下手である。
- マリー
- ヒント:器用度
- ジャック
- 器用度なんざ目安さ!
- マリー
- いつぞやレイヴンがああ見えてずぼらと言っていたのを思い出すかもしれない。
- ジャック
- 「なぁ、手伝いながらで良いからよ……ちっと耳も貸しちゃくれねぇか?」 人が二人いて、無心でなどいられない。気付けば口をついて出たのはそんな言葉だった。
- マリー
- 「いいわよ?」
- ジャック
- 「おう」
- マリー
- ジャックがこのように話しかけてくるのは珍しいと思う
- ジャック
- 「オレさ、英雄ってのは"運命に選ばれた特別な奴がなるもんだって思ってたんだ」
口にしたのはいつもの"英雄"についての話。自ら成るのだと公言してはばからず、今や、その入り口に立っていると周りから認められつつある。
ジャン=ジャック・カモミーユにとって象徴と言える言葉だ。
- マリー
- なぜなら彼の性質上、何かあれば直接的に尋ねてくるからである。
- そして口をついて出た言葉に、何か先の戦いで思うところがあったのだろうかとまずは思考をめぐらせる。
- ジャック
- 「最近よぉ、なんつーか、まさに運命的っつーの? とんでもねぇ力を借りてとんでもねぇ敵と戦って、勝って――まぁ、オレなりにちったぁ近づいてきたんじゃねぇかって思ったりもしたんだがよ」
- マリー
- 「そうねぇ…貴方達妙に最近縁があるわよねぇ」なおこの達に自分も含まれてるのはおいておく。無難な相槌。そして、思ったりもしたんだが、という言葉に耳を傾け、続きを待つ。
- ジャック
- 「実際んとこは、アイツやお前ぇが力ぁ貸してくれてなんとかってザマなんだけどな」
アイツというのはスピカの力を宿した宝具であり、人の姿で彼の仲間だったある女性のことだ。そして、今回の獣との戦いでは身動きすらままならない状態から脱したのはマリーの手助けによる。
- 「……あー、遠回しなのはガラじゃねぇや!」ナイフを置いて頭をガシガシと掻いて
- 「アイツに言われたことが気になっちまってな。 妖精を使い潰したってやつだ」
- マリー
- 「私はお話聞くの好きだからどちらでもいいわ?」事実そうであるのはこの女性の日頃の言動を考えれば明白である。
- 「気になった」あえて繰り返した。
- ジャック
- 「アイツに言われるまでもねぇ、なんせ、そうさせるつもりで呼んだのはオレだ」
- 「そうさ、ああなるのは分かってた、流石にオレでもな」
- 「時々うるせぇ奴もいればおかしな奴もいるが、オレは妖精を手下だなんて思った事はなかった。それは今も同じだがよ」
- 「結局、オレはあん時、選んじまったんだって思うんだ。」
- 「妖精か、仲間かをよ」
- 浮かべた表情は後悔や罪悪感というよりは戸惑いや不安に近いだろう。
- マリー
- ジャックが言葉を発しているときは黙って聞いている。まずはジャック自身が自分が何に悩んでいるか理解をしなければいけないためである
- 彼は知恵を貸してくれではなく、耳を貸してくれ、と言った。
- ジャック
- 「英雄ってのは選ばれた奴じゃなくてよ、こういうもんを選び続けてきた奴なんじゃねぇのかって、まぁ、そんなことを思いついちまったわけだ」
- マリー
- 無意識かもしれないが、少なくとも今の段階で助言を求められているわけではないのだろう、そう思う。
- ジャック
- 「重てぇよなぁ…」 深いため息と共に、同意を求めるようにそう言った。
後悔はしていない。最善を選んだという自覚はある。そして、きっとこの先も同じように選択を続けていくだろうということも。
- そして、此処に居る彼女もまた、過去と未来に選択を迫られ、選んだ者だと知っているから。
- だから、そんな彼女に聞いて欲しいと思ったのだ。
- マリー
- 「軽くはないわね」彼が目指すものと今悩んでいることを考えれば。
- ジャック
- 「あったりめぇだ、軽くてたまるかよ」
- 「よりにもよって、なぁ……」 犠牲にさせた妖精は、かつての仲間の名前でもある。
- 「オレが英雄になるってことは、いつか、お前ぇらや相棒に、同じことをするかもしんねぇってことだ」
- 「……なぁ、お前ぇはどうして選べたんだ?」 ここに来て初めて、疑問を投げかけた。 耳を貸して欲しいではなく、言葉を求めたのだ。
- 「あー、いや、昔の獣よか今の男のが良いってのは、そうなんだろうけどよ……」
- マリー
- 「…ふふ、確かにレイヴンはいい男よ」さらりとそんなことを言いつつ
- 自分がしてきた選択を振り返り、そして
- 「…その時によって違うわね。マルグリットの選択という意味なら…人族の味方をしたのは人が好きで、人でありたかったから」
- ジャック
- さらっとノロケられたことには苦笑いを浮かべつつ、耳を傾けるのだ
- マリー
- 「封印を受け入れたのは、あの人が開発している武器よりも先に愛欲の獣が暴走しない保証がなかったから」
- ジャック
- 「あー…まだ、よく分かってねぇんだが、マルグリットってのは柱と中身、結局どっちだったんだ?」
- マリー
- 「柱よ」
- ジャック
- 「混ざってんのは話の方なんてなぁ……中身がアレだもんなぁ…」
- マリー
- 「マリーとしての選択なら…この2つの理由の両方ね、全部を思い出したときに獣の危険性も理解したし、その力が外に出れば…なにをもたらすかもわかったわ」
- 「だから私は最短で確実な方法を一度は選んだわ」実際、最小の犠牲で済む方法としてはひとつの最適解であろうとは思う
- ジャック
- 「最短でも確実でもねぇだろうが、一番ロクでもねぇ選択だったぜ?」
- 「あの馬鹿とその他馬鹿を甘くみてやがったな」
- マリー
- 「…そうね、本当、無茶を通して道理にしてしまうの得意よね、貴方達」ふふ、と笑って
- ジャック
- 「まぁ、テメェの身一つで片付いちまうってんなら、他の奴にケツ拭かせるよか気が楽だってのは……よく分かったぜ」
- マリー
- 「…ただこれひとつ大きな問題があるのよね」
- ジャック
- 「あ?」
- マリー
- 「わたしひとりでかんがえて選択してたのよ」
- ジャック
- 「……」
- 「お前ぇ、あん時、オレらのこと覚えてたのか? 最初っから」
- マリー
- 「いいえ?体が縮んでた頃は全く」ようは魔域に入ったばかりの頃、少女マルグリットとしての時を指す
- ジャック
- 「まぁ、思い出してっから突っ走んのも同じか…」
- マリー
- 「最初から貴方達に助けてって言えてたらもっと楽だったわね?貴方達も」
- ジャック
- 「それな、本当に、マジでそれな」
- マリー
- 「最終的な決断を下すのはもちろん自分よ、でも」
- ジャック
- 「あ~…」大口を開けて何かに気付いたような、溜息のような、そんな声を出した
- マリー
- 「選択してるのは自分だけじゃない、というのは心にとめおいたほうがいいかもしれないわね」
- ジャック
- 「テメェがバカ野郎だって知ってんなら、バカやらかす前に先に肚ぁ割って話しとけってやつか」
- マリー
- 「あの時貴方が行方不明のお姫様を取り戻すことを選んでいたように、ね?」
- ジャック
- 「誰かがアホやらかしたりヘマこきゃ、そりゃ助けに行くわな」
- マリー
- フラウの事も
- 妖精は契約によって確かに縛られていて
- 否定権はないんですけど
- マリーから見た彼女は、いやいや従ってるようには見えなかった、という感じですね
- ジャック
- こいつ、もしかしたら契約とかちゃんとしてない可能性
- マリー
- 「…あの時の彼女も、確かに、貴方との契約があって、貴方の決断に沿って動いてはいたのでしょうけど」
- 「私の目には、嫌々貴方の言葉を聞いていたようには見えなかったわ」慰みでもなんでもなく、ただの事実である
- ジャック
- 「……あいつ、笑ってやがったんだよなぁ…最後までよぉ」
- マリー
- 玉ねぎ切ってたってわたしいえばいいかしら?
- <料理の準備
- ジャック
- な、ないてねーし
- マリー
- 「彼女は契約だけではなく、貴方の言葉に応えることを選んだ、そう見えたわ」
- ジャック
- 「またって、お前…次、来んのがテメェとも限んねぇだろがっての…」そもそも、あの時消えてなくなったかもしれない
- 「肚ぁ割って話したわけでもねぇってのに……たっく、とんだアホじゃねぇか……」ずずっと、鼻をすする音がした
- マリー
- 「ふふ…これだけじゃがいもがあるなら、そうねぇ…玉ねぎも切っておいてもいいんじゃないかしら?」
- ジャック
- 「……今、切ってるとこだったつーの」手にタマネギを持って腰掛けごと背を向けた。しかし、ナイフは俎板の上に置いたままだ
- マリー
- 「それに私思うのよねぇ…もし貴方が仮に、さっき貴方が言ってたような選択をしたとしても」
- 「そうなる前になんとかしちゃいそうな人たちだったり」
- 「水臭いって言って容赦なくその選択をばっさりしたり」
- 「0.1%でも可能性があるなら別の選択を探すとか言ったり」
- 「………あなたのまわりにいる人たち考えると、存外なんとかしちゃいそうで、それを否定できないのよね、本当」
- ジャック
- 「……出たとこ勝負もいいとこじゃねぇか」
- マリー
- 「でも貴方ひとりでさっき言ってた選択をしたらそうならないって断言できるかしら?」
- ジャック
- 「……どいつもこいつも、オレが殺そうとしたってくたばりそうにねぇ奴らばっかだもんな」
- 「そういや、ユーリの奴も根性で這い上がってきて言い返しきやがったよな」へ、へ、と思い出し笑いをして
- マリー
- 「…だからこれから先、何かを選択するとき、そこに誰かもいることは考えた方がいいわ、ね?」
- 「でないと私みたいに叱られるかもしれないわ」実感がこもった言葉である
- マリー
- もちろん全部の選択がそうではないですけど
- 少なくともジャックが悩んでる
- ジャック
- 「そんなこたぁ百も承知だってんだ…だから、バカなりに考えてよ……ちっと怖くなっちまったんだ」
- マリー
- 仲間とか相棒を選ぶとか、誰かが関わってる選択のときには
- そこには誰かがいる、っていうのは
- わかっておいてもいいんじゃないかなあ、とか。
- ジャック
- 「ああ、失くすのが惜しいんじゃねぇかって思ったがよ」
- 「――確かに、叱られんのはもっと怖ぇや」
- 「つーか、あいつら、死んだって起き上がってきそうだしよ」
- マリー
- 「耳が痛い話ね」不死性のことを思い出し
- 厳密には死んでも起き上がるとは違うが。
- ジャック
- 「あ、やべぇ、神官に蘇りの話は…って、そっちか!わ、悪い、忘れてたわ」
- マリー
- 「そうねぇ…叱るって意味で一番怖そうなのは…アッシャーかしらね?あとレイヴン」普段あんまり怒らない人が怒ると怖いって言うわよね?
- なおこの女性自身があのフォールンの魔域でそう思われていたなどとは知らない。
- ジャック
- マリーは獣の為の人柱である以前に、ただ、マリーという意識でいたので、不死性云々に関しては全く失念していたようだ。
- マリー
- 「ふふ…いいのよ。でもそうねぇ…もし気にしてくれてるなら」
- 「アッシャーとユーリに好みの料理聞いておいてもらえるかしら?」
- 「5人分、予約とらないといけないから」
- ジャック
- 「あいつらの? 自分で聞きゃいいじゃねぇか」
- 「へっ、甘いぜ、オレを誰だと思ってやがる」
- 「ザ・二階級特進、未来の大英雄、ジャン=ジャック・カモミーユ様はなんたって魔剣級だぜ? 予約なんざ無しで直接カチコミだって何とかならぁ! たぶんな」
- マリー
- 「貴女が聞いてくれた方がある意味二人も遠慮なく好みの話してくれそうなのよねぇ」例えば好みの女の子の話とか女の人の前ではしづらいとかあるでしょう?と
- ジャック
- ランクを笠に着た濫用行為である
- ジャック
- なんであれ、恨み言を言ってきそうにない奴らばかりで
- それが分かってるからこそ、重く受け止めていた感じ
- マリー
- ついでにレイヴンに好みの女性についても聞いてもらえると助かるわね?と冗談か本気かわからないようなことを言いつつ
- ジャック
- 「そいつを聞くのは此処から出てからにしとこうぜ」
- 「楽しみは後にってのもそうだけどよ」
- マリー
- ですね。だから軽くは考えてなくてお姉さんの言葉で返した感じです。
- ジャック
- 「こうして作ったメシ喰いながら、もっとうめぇもんは何かなんて話、悔しいじゃねぇか」
- マリー
- 「……ふふ、それもそうね」
- ジャック
- 好みの女の話もそうなんじゃねぇか?と返し
- マリー
- 尚余談ですがレイヴンに好みの女性のタイプとかジャックが聞いたらユーリが高速でツッコミを入れてくる予感がしています。
- ジャック
- 秒で矛先がオレにかわるやつだ
- マリー
- こんな感じですかね
- ジャック
- 「そうと決まったら、ちっと気合入れて仕込むか!」
- マリー
- 「ふふ…またいつでもお話も聞くわよ?」
- 「今度は恋のお話でもいいわよ?」
- ジャック
- 「なぁ、肉とかスパイスとか、もっと手に入るか? せっかく、タダ(?)なんだ、高ぇやつをバンバン使おうぜ」
- マリー
- などと冗談とも本気ともつかないようなあとは雑談をしつつ
- ジャック
- 「お、おう……ま、まぁ、そのうち…?な……?」
- マリー
- 再現してるから入るわよ?と応えつつ
- ジャック
- 「やべぇ、何で思いつかなかったんだ…よし、そしたら、」と、高級食材をばんばか並べ立て
- その結果がご覧の有り様だぜ
2D6+3+4+1 コック+器用+使いやすい調理道具
- 2D6 → 8[5,3] +3+4+1 = 16
- そこそこ美味そうじゃねぇか
- ジャック
- うむ
- マリー
- 「貴方も料理手慣れてるわねえ」などと感心しつつ
- ジャックの手伝いをして
- ジャック
- 「こんなもん、適当にぶち込んで味見ながら足してくだけだろ」
- ジャック
- お付き合い感謝なのぜ
- マリー
- うむお付き合い感謝
-
-
- いつか、選ばねばならない日が来るかもしれない。
- 何かを切り捨てて何かを得るための選択を、考え、話し合う暇すらなく為さねばならない。そんな日が
- それに対する不安や恐れは消えない。
- マリー
- むしろ消えてる方が怖いなあ、これ。<不安や怖れ
- なんていうか
- ジャックじゃなくて
- 英雄になっちゃいそう(うまくいえない
- ジャック
- そうだよ
- 仲間を大切に思うからこそ、その選択に重圧を感じる。
- 未だ英雄ではない若者は、その重さと、仲間への信頼を忘れぬよう心に刻むのだった。
-
-
- つづく
- マリー
- たぶんその重さとかわすれたら
- ジャック
- てきとうにまとめたった
- マリー
- なんか違う者になりそうで
- えいゆうってむつかしいですね
- ジャック
- 百人殺せば英雄だ
- マリー
- お付き合い感謝、おつかれさまでした
- ジャック
- 百人の味方を切り捨てて千人万人の敵を屠っても英雄だ
- そして、誰も切り捨てずに成し遂げるものは大英雄だ
- オレは大英雄に為る男!!
- マリー
- つよい
- ジャック
- お付き合い感謝!
- マリー
- ありがとうございましたー
- おそうじやりますねー
- ジャック
- ありがとう~~
- !SYSTEM
- ジャックが退室しました