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幕間

20201115_0

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アンフィスが入室しました
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ベスティアが入室しました
ベスティア
というわkで
というわけで捕まってしまったわけだ
アンフィス
はい
よろしくお願いいたします。
ベスティア
うむ
 
 
 
イルスファール王国。南方の要塞都市ユディスの後方拠点ともいえる都市、ダイアン。
軍人が多く滞在し、さらに彼らをを相手にする店で活気があって、イルスファールいちの歓楽街としても名高い街である。
そのダイアンの駐留部隊の依頼を受け、遺跡を発見、遭遇した魔動機を撃破した報酬とは別に
軍の隊長、オットーの計らいにより、ダイアンの高級ホテルの部屋をせっかくなので冒険者達で利用するようにと話があった。
 
 
 
Place:ホテルのとある一室
アンフィス
思ったよりでかかった
ベスティア
そうよ
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BGMを変更 by ベスティア
ズイタウン ジャズ アレンジ100%
アンフィス
「もう…ルビィさんにも皆にも手間をかけて…」ぷくぅ、と少しむくれているのは黒髪に白いリボンをつけた少女である。
ベスティア
「まったく……」と、手ごろなベッドの上に座り「少しは気を使ったつもりだったのだがな」
「2部屋といわれていたから、俺が抜ければ素直に2-2で別れれば。後は一癖ある、オディールだったか。奴と離れれば円満に済むとは思ったんだがな。お前のような人間と、ルビィのような人間は相性が悪いわけではない」
アンフィス
「今回はみんなで解決した依頼、貴方だけがなしなんてだめよ。それに、あんな風に言ったらご厚意をいただいたお相手に失礼よ、ベスティア君」めっ、とまるで子どもにでも言い聞かせるように
ベスティア
「まあ、そのせいでこうやって捕まってしまったわけだが」はぁと、ため息をついて
「そもそも依頼は果たした。オットー氏にも最低限の礼儀は弁えていたはずだが。最後の最後は、あからさまにお誂え向きとしかいいようがない」
「まあいい、終わったことだ」はぁと、飛び切り大きいため息を吐く。その悪態の付き方は昔の彼のとおりだ
アンフィス
「確かに私もびっくりはしたけれども…」その様子に昔と変わった部分もあるが変わってない部分もあるのだと改めて思う
「…まあいいわ。そうね、この話はこれでおしまい、ここからは」
「幼馴染としての時間、ね?」にこっと笑うその笑みは見慣れた物であろう
ベスティア
「そこまで勿体ぶって言う必要があったか? まあいい」
「久しぶりだな。ノワール。随分と優秀な剣士になったようだ。それは認めよう」
アンフィス
「ふふ、ありがとう。ベスティア君も久しぶりね。背だいぶ伸びたわね…」自分も種族の女性としては低い方ではないが、彼の背は高い。性別も無論あるだろうが。
ベスティア
「俺も男だ。成長すればそれは伸びるだろう」
「しかし、一つ気になるのは……ふむ。イルスファールには、どういう経緯で来たんだ。違う場所だったと聞いていたが?」
アンフィス
「元々は別の街で仕事してたんだけど…星の標の評判を聞いて、こっちに来たの」
ベスティア
「移籍のようなものか、なら大体似たようなものだ」
アンフィス
「ベスティア君も、星の標の評判を聞いてきたの?」
ベスティア
「シラー方面で仕事をしていたんだが。ああ、都市部ではない。もっと小さなギルドだ。そこで、星の標にいってみないかという話を受けてな」
「それでイルスファールにやってきたという感じだ。仕事で訪れたことはあったが、幾分、じっくりと過ごすのははじめてでな。田舎者であることを思い知っているところだ」
アンフィス
「そうねぇ…広い都市だもの、私もまだ全部回り切れてないわ」生活に必要な物をそろえに商業街はまわったくらいである
ベスティア
「俺も重要なギルドと、商業街くらいしか回れていない。だから、今回は早く帰都したかったのもあった」
「今回は報酬も悪くないからな。街を歩くにも路銀は必要だろう?」
アンフィス
「そうね…さすが星の標、いきなり軍の依頼に当たるとは思っていなかったわ」
ベスティア
「そういえば初任務だったか。軍に功績は知れることは悪くない」
「名誉や名声は興味はないが……」
アンフィス
それだけイルスファール軍…ひいては、イルスファール王国の信頼も厚いということなのだろう。
ベスティア
「冒険者としての評判は生活するうえで使えるkらな」
「いっつ……」と、かんだらしい
アンフィス
その物言いに、ベスティアらしい、と笑みがこぼれる
ベスティア
「使えるからな……」と、
アンフィス
「うーん…そうねぇ…でも軍の依頼は緊張してしまうわ?」
オットー氏が気さくな人物であったこと、PTメンバーに明るさがあったことは正直助かった部分である。
ベスティア
「何にせよ、今回は面子に恵まれた。アルモニカは知識だけでなく戦略にも優れていた。ルビィもああいう感じではあったが神官としての腕は確かだ。あのオディールとかいう女も、こだわりが強そうなことを除けば優秀な人材であったしな」
「まさか、ヴァルキリー。それも黒の羽をもつヴァルキリーにはおもわんかったがな」
にあうとは
アンフィス
「ティダン神殿にヴァルキリーがいることは噂で聞いていたわ。きちんと状況の把握もできていて…実力も確かな人だわ」
ベスティア
「よく考えれば、戦場で打撃を受ける恥をさらしたのは俺だけだったか……くっくっく、無様なものだな」と、後悔していない、悪い笑みをみせて
「抑え込んでいたというのが正しいか。まあ、初めてあったばかりの人間にどうこう必要もなかろう」
アンフィス
「…そんなことないわ、敵の攻撃に当たってしまうのは誰しも起こりうることだもの」
ベスティアのフォローということはなく、それは事実である。
ベスティア
「まったく、そう真面目にとらえるのも変わらんな」
「なんにせよ、着こんでいた防具が役に立ったわけだ。以前の見せで、ザーレィなりの魔動機を相手にした経験だな。昔取った杵柄とでもいうやつか」
アンフィス
「代わりに物理的な打撃の耐久性が…どちらを選ぶかは難しい物ね」
ベスティア
「もう少し俺が魔法の扱いに慣れれば、ある程度フォローはできるのだろうが……精霊体も中々、扱いが難しい。森に祈りを生命の流転を信じよ。堅苦しい話ではあるが……」
「腐っても森羅導師。そこははき違えられんところだ」
「といっても、更に森羅の道を究めるのならば──。もう少し森の中で修業をするべきなんだろうが……。今力を貸してくれる縁故を大切にする方を俺は重要視しているといったところか」と、までいって
「やれやれ、喋りすぎたな」
アンフィス
「ふふ…いいのよ、昔は私のお話たくさん聞いてくれたもの。ベスティア君のお話、聞かせてくれて嬉しいわ」
ベスティア
「そうだったかもしれんな」ふっと笑ってみせて
アンフィス
「ベスティア君が初めて森羅導師の力を持った時、私不思議には思わなかったわ」
「うまく言えないけれども…ああ、やっぱり、って思ったのは覚えているわ」
ベスティア
「俺自身はあまり実感はわかなかったがな。森で昼寝をしていたくらいだ」
「まあ、そちらの神も縁故や朋友を大切にするらしいのは知っている。その信徒であるお前がいうのならば、そうなんだろうな」
と腕を組みながら答えた
アンフィス
「きっと森にいる精霊達も…ベスティア君が、自然に敬意をはらって、大切にしていたことに気づいていたからだと思うわ」
ベスティア
「俺たち生物というものは生きているだけで自然を食い散らかしているものだ。そこを理解したうえで適切な距離をはかり、理解し、暮らしていく。別段と不思議な考えではないと思うがな」
「まあいい。俺の信条など、ここで話しても益はなかろう」
アンフィス
昔とは変わらない口癖に、少し笑みがこぼれた
確かに背も高くなって、彼もまた私が知らない経験を経て、大人になった部分もあるだろう、が。
子どもの頃から変わっていない部分に、ベスティアのままでいてくれてることは嬉しかった
「聞いている私は嬉しいからいいんじゃないかしら?」
ベスティア
「物好きなやつだな」
アンフィス
「そう?お話を聞くのも好きよ?」
ベスティア
「それは知っている」
「でなければ、みんなの相談役などというような二つ名はつかんだろう。あの時代に」
アンフィス
「ふふ…懐かしいわ。でも、たいしたことはしてなかったのよ」
「大半はただ聞いていただけなのよ
人は自分の中の思考を整理するために外に出すことも必要である、自分はその手助けをしたに過ぎない。
ベスティア
「別に驚かん。お前はそういうやつだ。神官になるのも不思議なことではない」
「だから、今日の戦いの最後。異貌した時は多少驚いたがな」
「オディール以上に冷静さを欠いたお前を見たような気がした。だが──何があったとはきかん。今はな」
と、その追及はそこでぴたりと止めた
アンフィス
「…ありがとう、ベスティア君」
異貌とはナイトメアにとって自分の本性である。いうなれば理性とは別の部分である。
他のナイトメアはわからないが…本来は制御してしかるべきものであるのだろうが
あの時いったようにまだまだ未熟、ということであろう。友を傷つけられて平静さを欠いたなど。
ベスティア
「礼を言われる筋合いはない。それにお前は面倒見は良いが、頑固だからな」
「くくっ──それを打ち砕く労力をするくらいなら、昼寝を優先するということだ」といって、ベッドに寝転がって、表情を見えないようにした
アンフィス
その様子にきょとん、としたが…ふふ、と笑みがこぼれた。
そういえば、昔も、よくこうして、ベッドにくるまっていた彼とただ話だけをしていたわね、と懐かしさも覚えた。
ベスティア
「まあ、冷静さを欠いていたのは俺も同じだ。あの魔動機にはやりかえしてやろうという気概はあったが──それ以上に、昔馴染みに対して。こちらに非がないのに拒絶するような態度を見せられたら──少しは嫌味の一つもいいたくなるだろう」
アンフィス
…いつか話せるだろうか。彼に。私の過ちを。
ベスティア
「そういう意味では俺も、全くまだまだガキだ。ということだ」
アンフィス
「…お互い頑張らないと、ね」
「冒険者としても、まだまだお互い始まったばかりなんだから、これから、よ」
ベスティア
「そうだな。それは同意しよう。ところで──お前の性格をみこして先にいっておくが」
ランクは最低限取っておけよ」といった。
アンフィス
「それは…おいおい、ね」
「まだ初めての依頼をこなしたばかりだし…」
ベスティア
「そうか。まあ深くは追及せん」
「──いや」
「………すまん。少し頭をつかったようだ。俺は休む、戻るなり、居づらいなら適当にこの部屋を使えばいい。俺はこのベッドの空間さえ使えたら十分だ」ベッドは2つ以上あるだろうし。
アンフィス
「…ええ、ありがとう、ベスティア君」おやすみなさい、と声をかけて
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BGMを削除 by ベスティア
アンフィス
口調は素っ気ない言葉が多いが、彼は優しい。
ベスティア
どうやら本気で寝始めたらしい。静かな寝息が聞こえてくる。
アンフィス
あまり彼に迷惑をかけたくはないが…今日だけは、甘えさせてもらおう。
「…もっと強くならないと、ね」
 
 
 
アンフィス
おつかれさまでした
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ベスティアが退室しました

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