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- マリーが入室しました
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- クラブマンが入室しました
- マリー
- よろしくお願いいたします。
- クラブマン
- こんにちは
- 描写はどうしよう
- マリー
- こっちやりますねー
-
-
-
- 冒険者としての仕事は多岐にわたる。
- 華々しい仕事も無論あるにはあるが、そればかりでもなく。
- 今回は神殿から神官としての依頼である。といっても、孤児院の子ども達の送り迎えの人手が足りないから手伝ってくれないかという話だけである
- イルスファール王国自体は治安はそう悪くはない部類であるが、やはり危険が全くないわけでもなく。また、先の戦乱等の影響で、孤児も少なくはない。
- 若干帰りが遅くなったが許容範囲内であろう。駅で他の神官と別れ、帰路につこうと。
- 近くにあるマギテック協会の建物を見つつ、そういえばこのあたりだったか冒険者が鍛錬につかっているという案山子があるのは
- ユーリやジャックもここを利用しているのだろうか、などなどととりとめもなく考えて歩いていた。
-
- さて、新しい住居に向かう彼女であったが。ふと、気づく。行きなれた道であり、人通りが少ない場所だ。
- 女性1人ではやや危険性があるような場所ではあるが、それは冒険者である彼女には些細な問題だろう。
- 道もわかっていることも考えれば──猶更だが
- 見慣れない路地裏へと続く道があった。
- 君はそれを無視しても、ちらと見てもいい
- ただ一つ聞こえるのは──傷ついているのか、疲れているのか、とにかく苦しそうな男の声である。
-
- マリー
- 「………」その声が気にならないわけではない
- 路地を除き、確認する。急病人だろうか。
- さて、路地裏を見れば……小汚い服装をした。青年らしき人物が壁にもたれかかっていた。
- マリー
- 路地に入り、声をかけようとする、ただ。そういうフリをしていることも考えられるので
- だが、その髪型には、未簿絵がある。
- 見覚えがある。
- マリー
- 杖は持ったままである。
- 軽薄で、そして、以前、海におぼれた? 男。
- クラブマンその人であった
- マリー
- 「…貴方、こんなところで、何をしているの?」
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- Kefka (Orchestral Remix)100%
- マリー
- 判断に迷う。治癒魔法はまだかけない。
- クラブマン
- 「──ん……ああ、お姉さんか。久しぶりだな? 相変わらず綺麗だぜ。スリーサイズ知りたいくらいだ」と、言いつつ壁にもたれかかっている
- 「何をしているかか……原点回帰かな?」
- 「ほら、初心に帰るって大切だろ?」
- マリー
- 「…ひとまず、星の標行くわよ」
- 「心当たりがないとはもう言わせないわよ?」
- クラブマン
- 「あーいや、行きたいのはやまやまなんだがな……そろそろ限界なんだよねぇ」
- 「おお、と怖い怖い。浮浪者に原点回帰するのもここまだな」
- マリー
- 「…疲れるようなことでもしたのかしら?」
- クラブマン
- と、急に立ち、そしてマリーから離れる
- マリー
- 「待って」
- クラブマン
- 「俺は悩み大き青年だからなあ。常に疲れてるぜ?」
- マリー
- 「疲れてるなら猶更ね」
- 「休んだ方がいいわ?」
- クラブマン
- 「ただ、俺が終わってしまう前にこうしてお姉さんと会えたのは運命かもしれないな」
- 「月に感謝だぜ」
- と、空を見上げて
- マリー
- 「…連れを呼ぶわ、私だけじゃ運べないけど、彼もいれば」
- 「…そこから絶対動かないで」
- クラブマン
- 「……ああ、構わないぜ。連れ、連れか……はっ」
- マリー
- そして通話のピアスを一旦つなげる
- クラブマン
- 「お相手できたのか? お姉さん!?」
- レイヴン
- 「マリー、どうした?」
- マリー
- 『もしもし、ごめんなさい、私よ。ちょっと急病人がいて、私だけじゃ運べそうにないから…ええ』@魔法文明語
- レイヴン
- と、返答が返ってくるだろう。要件を伝えれば動いてくれるはずだ。
- クラブマン
- 「なるほど、急病人がいて、運びそうにないから運んでくれる……優しいなあ」
- マリー
- 『この前、かわいそうな女の子に手を出した急病人よ』
- @声音で伝わるだろう
- レイヴン
- 『──わかった、すぐ向かう』
- マリー
- 「…動かないで、私、貴方の事嫌いじゃないのよ、前も言ったけれど」
- 場所を伝えて
- クラブマン
- 「──俺も、人間大好きなんだ。それに君たちを応援したくもある。だからな……」
- 「ああ、これはガチで謝っておかないとな。レイヴンくんとの握手の件、アレはすまなかった」
- マリー
- 「…だから、私にこんなことさせな……」
- クラブマン
- 「まあ、これで、この前の謎については、一つ繋がったってことで、ご容赦してくれメリクリウス的な」と、ウィンクして
- 通話は繋がっている。通話時間内につくはずだろう。
- マリー
- 「…クラブマン、貴方にとっての親切でも、本当にその人にとっては親切であるとは限らないのよ」
- クラブマン
- 「……いやいや、違うのさ。あれはレイヴンが最近頑張ってるからのガチのねぎらいの握手だったのさ。だけど、まあ、あの俺の天敵のフランメちゃんが、俺とレイヴン君を思う気持ちが強すぎたみたいでなぁ」と、頭をかき
- マリー
- 「あのあと大変だったのよ、イロイロね」
- クラブマン
- 「俺も見ての通り完璧じゃないんだ」
- 「だから、軽率だったぜ。反省してる」
- マリー
- 「…なら」
- クラブマン
- 「だから、お姉さんと会えないかなと。思って、ちょっとクラブマンとして黄昏てたんだぜ」
- マリー
- 「どうして、あの時…私たちの戦いに水を差したの」
- レイヴン
- 『マリー。聞こえるか、場所についたんだが……』
- 『マリー。どこにいるんだ? この場所だよな……?』
- マリー
- 『ええ、ならすぐそこ…』
- 「………っ」
- レイヴン
- 『──え?』
- と、時間切れだ
- クラブマン
- 「──そりゃまあ、対策はうつでしょ。とはいえ、ちゃんとお姉さんに危害を加える気もないからな。俺は話をしたいだけなんだぜ」
- マリー
- 「そう、最初からなのね」
- クラブマン
- 「で──質問の答えだよな」
- 「いやいや、俺だって完璧じゃないのはさっきも言った通りだ」
- 「ビーチボールに飛ばされてスリーサイズ聞き逃すし」
- 「なんなら、パグールスの旦那も助けられなかった」
- 「ああ、そういや二人。なんだかんだ、うまくいってるみたいだぜ。俺のトモダチ。出所までは時間かかりそうだけどな。皆のおかげだよ」
- マリー
- 「ソレ(スリーサイズ)についてはオイタをするなら教えないわね」
- クラブマン
- 「あ──そうだな。それはもうあきらめてる」
- マリー
- 「……元々は、貴方達が引き起こしたことじゃないのかしら、ソレは」誰と誰とは言わない <パグルース
- クラブマン
- 「で、なんで水を差したか。いやあ、そりゃ。素材があればねえ……俺も遊びたいと年頃なんだ」
- マリー
- 「…素材?」
- クラブマン
- 「いやいや、あれは事故なんだ。だから、俺はあの時あんたらを助けた」
- 「返しておくぜ。嬉しかったよ」
- と、どこからともなく、盾を取り出し
- マリーに投げた
- そこには、4人分のサインが書かれている。
- マリー
- 「事故…?」
- クラブマン
- 「まあ、それを話すには──今の俺の身体が限界がある。だから、水を差した理由を話すぜ」
- マリー
- 「………貴方、まさか」
- クラブマン
- 「①盾があったから、遊んじゃった。②フランメという女は実は俺にとっても脅威だったから、何とかしたかった。そして③まあ、最後は共闘くらいの夢を見てもいいよな」
- 「以上3点の理由からお送りした感じでございます」
- マリー
- 1を聞いた瞬間、右手で頬をひっぱたこうとします。
- クラブマン
- 「あぶなっ」と、声をききつつ避けようとするが
- どうぞ
- マリー
- といっても、相手にとっては痛くもかゆくもないのであろうが
- とみせかけて、左手でビンタしようとします
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- うむ
- それは命中する──そして……
- 痛いとはいわなかった
- マリー
- 「…どうしてそうされるかは、わかるわね、クラブマン、いいえ、別の名前で呼んだ方がいいかしら」
- だが、確実に──
- いや
- 確実に入りすぎるほど、そのびんたははいっていた
- なぜなら
- 首が飛んだからだ
- マリー
- 「…!?」
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- DISTRUST100%
- クラブマン
- クラブマンの身体は斃れる。
- そのまま後ろにだ
- マリーに反撃はくるか。
- いやこない。
- 一瞬の静けさが襲う
- では、この虚構の通路は消えたか
- いや、消える様子もない
- そしてしばらく様子を見ていれば──それはグロテスクな光景だった
- 身体が血の塊となしていく
- 肉塊となり、そして合成され──
- 「うげえ……これきついわ。まねてやるもんじゃねえし……この体も限界だわ……」
- と、血まみれのクラブマンができあがった
- マリー
- 「ソレが、本当の貴方なの?」
- クラブマン
- 「カストル君呼んだのはいいけど……あの一戦だけじゃ、パクれないなあ……」
- 「そうさ。クラブマンとしては本当だぜ」
- 「……ただまあ、ガタがきててな。それにこの街での信用もないだろうしな」
- マリー
- 「私が言っているのはそういう意味じゃないわ」
- 「…あなたの中身の話よ」
- クラブマン
- 「えらくはっきり聞いてくるな」
- 「──俺の中身? ああ、道具だよ。道具」
- 「最近仲いいんだろ? スピカかあ……ああ、ごめん。今はユングフラウだったか」
- 「彼女と」
- 「同じだよ同じ。そう。俺たちは仲間」
- マリー
- 「直情的な女はお嫌いかしら?」
- クラブマン
- 「嫌いじゃないぜ」
- マリー
- 杖は握る。彼女からもらった杖だ
- クラブマン
- 「……殺してもらって構わないぜ」
- 「ただ、まあ、少しだけ話を聞いてくれないか?」
- マリー
- 「殺しても死なないのにしても意味はないわ」
- 「…死ぬのは外身だけでしょう」
- クラブマン
- 「ご名答。だけど、それにも限界があってな」
- 「長く大好きな人間と一緒にいるためには、そろそろ不死性がほしくてな」
- マリー
- 「…ならお友達のカストル君にでも聞いたらどうかしら?」
- 不死性、と聞いてなぜだろう、ひどく気持ちが悪くなった
- クラブマン
- 「お友達じゃないさ。つーか、多分、見つかったら俺がボコられる」
- 「まだな」
- マリー
- 覚えていないのに覚えている。
- クラブマン
- 「というわけで、俺の身体もそろそろ限界。それで殴ればバイバイだろうさ」
- マリー
- 「…ろくなものじゃなさそうね、とは言っておくわ」
- クラブマン
- 「だから、お姉さん。俺の話に満足したらスリーサイズ教えてくれないか?」
- と言って語り始める
- マリー
- 「道具は壊れないでしょうに、嫌味な人」
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- title1100%
- クラブマン
- といってから、夜空を見るようにあおむけになって
- 「俺は人間が好きだ。だから、ちょっとあの街やばげなもんで……まあ、ほかに目的があるんだが、ちょっとの間、魔域で蓋をしたわけさ」
- 「ラプラスとルシェンカに影響が出たらまずいだろ?」
- 「それに2つ利益があるんだが──それはそのうちわかるからいいわ」
- マリー
- 話を聞くしかないだろう。少なくとも、今のこの魔域は彼の領域だ。
- クラブマン
- 「あのマークは著作権。権利表記みたいなもんだ。気にしないでくれ。というわけでまあ、母さんも君たちも頑張ってくれている。というわけで、まあ、時間期限はないから、安心してあの魔域を破壊してくれ?」
- 「お互いに食い合うかもしれねえが。星の標の冒険者は強い、何とかなる」
- 「何とかしてみせる」
- マリー
- 「…なら、よかったら会いなさいな」
- 「きっと彼女も喜ぶわ」
- クラブマン
- 「俺を恨んだおかげで、結果的に君たち4人も仲良くなっただろう。ユングフラウもようやく人間に溶け込めてきた」
- 「──くくく、きたいし……」
- といったところで、
- マリー
- 「オイタについてお母さんに叱ってもらいなさい」
- クラブマン
- ソレは事切れた
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- マリー
- 「っ…待ちなさい!」
- クラブマン
- と同時に──
- マリーに不思議な気配が襲う。魔域から出る気配だ。そして
- 気付けばいつも場所にいた
- レイヴン
- 「──マリー!」
- と、探していたのだろう、かなり焦った様子の君の恋人が走ってくる。
- マリー
- 「レイヴン…」
- レイヴン
- 「……何かいたんだな。何かあったんだな……すまん、気づけないで」と、手を握って
- 「それより、大丈夫か?」
- マリー
- 「…?」クラブマンがいた方を見る
- 裏路地へと続く通路はない
- 彼なりの配慮なのだろうか
- クラブマンの身体も消えている
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- Kuja's Theme100%
- 手元にあるのは
- あの盾だけだ
- マリー
- 「…ごめんなさい、逃がしてしまったわ」
- レイヴン
- 「──その盾……そうか、通話の内容……そういうことか……」といって
- 「いや、構わない。それよりも」
- 「良かった。よく無事でいてくれた……」
- マリー
- 最も、あの様子では、止められたかどうかはわからないが…。
- やりとりが思い出される。
- レイヴン
- 「……」と、自然とサバイバルコートをかけて
- 「ここは冷える。良かったら家で──はな」
- 「いや」
- 「整理しないか?」
- マリー
- 『長く大好きな人間と一緒にいるためには、そろそろ不死性がほしくてな』
- レイヴン
- 「おそらくユーリやジャック。アッシャーや、フラウさんにも共有すべきことだろう」
- マリー
- おそらく、彼が持つ不死性とは。あの言葉から予想がついている。
- 『というわけで、俺の身体もそろそろ限界。それで殴ればバイバイだろうさ』
- 「…ええ、そうね、宿に一旦行きましょう、まだ店主がいるといいけれども」平静を装うが
- その声は少し震えていた
- レイヴン
- 「……」と、手をしっかり握って
- 「……ああ。それでいい。行こうか」
- マリー
- 覚えていないのに、なぜ、この言葉でこんなに動揺しているのだろう。
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- マリー
- だって、そんな、そんなことで得た不死なんて、いいものじゃないわ
- ????
- こわい、こわい、もう、殺さないで
- ずるり、と青年が握ったであろう手から、身体から力が抜ける。
- レイヴン
- 「──……っ」
- と、慌てて支えて
- 「マリー……おい! マリー!」
- ????
- だって、私が殺されたら、殺されたら………
-
-
-
- 夢であるとすぐに気づいた。だって、いつものことだもの。
- 誰かが呼んでる、そしてたくさんの手が私に伸びてくる。
- 「わたしに〇〇を」「これは〇〇を〇〇するためなんだよ、〇〇」「だからがまんをしておくれ、〇〇」「わたしたちをうらまないでおくれ、〇〇」
- ????
- 「何も見ることはない、聞くことはない」
- 「お前はただ、標本のように、私のためにそこに在りつづければいい」
- 「そうだろう、私の………」
-
-
-
- マリー
- 「………どくとる?」
- 頭がひどく痛む。またあの夢だろう。
- ああ、そうか、自分はあの後倒れたのか…と状況を悟る。
- 時間がたつにつれ、冷静さが戻る。事実色々ショッキングな映像を見た…いや、見させられたと言ったほうが正しい
- レイヴン
- 「──ああ、気づいてくれたか」と、青年の声が聞こえる。気づけば君のベッドの上だっただろう。
- マリー
- 声が聞こえる、あの人じゃない。
- レイヴン
- 「……もし、起き上がれるなら。おいしくはできてないかもしれないが。これを」と、ハーブティだ。君が何度もこの青年に淹れてくれた。あの匂いがする。
- マリー
- 「ありがとう、レイヴン。ごめんなさい、手間をかけてしまったわね」
- レイヴン
- 「──いや、無事でいてくれたことが何よりだ」
- マリー
- 「…あの時の魔域にいた…フランメにとどめを刺した人物と接触したわ。もっとも…逃げられてしまったけれども」
- レイヴン
- 「悪い。店主にはまだ報告できていない。それよりも……」と、寝ずにマリーを見ていたのだろう。
- 欠伸をしてしまった
- 「そうか……」
- マリー
- 「いいえ、私が倒れてしまったのが悪いのよ…」盾の事と言い、失態としか言いようがない
- レイヴン
- とはいえ、彼の横。マリーの机の上には今日の朝刊が置かれている。レイヴンは既に読んだらしい。
- 「………」マリーの手を握って
- 「俺たち冒険者はお互いにミスがあったとしてもカバーで切るだろう。死ななければいくらでもチャンスはある。俺だって、マリーに何度もフォローしてもらってる」
- マリー
- 「貴方眠ってないわね…?ごめんなさい、店主への報告やフラウへの連絡は私が…」冷静さを取り戻しているのであろう、最適な行動をとろうと
- レイヴン
- 「……それに恋人のそんな顔はみたくない」
- マリー
- 「レイヴン…」
- レイヴン
- 「その……いつものマリーが……いい」と、最後は小声になったが
- 「いや、一緒に行こう。休むのはその後でもできる」
- マリー
- 「大丈夫よ、すぐそこよ」
- あの言動からして、おそらくまた接触してくることはない…はずである。
- レイヴン
- 「……俺がついていきたいんだ。俺のわがままを聞いてくれないか?」
- 「フラウさんへの連絡は任せるかもしれないが……」
- マリー
- 「ええ…わかったわ、一緒に行きましょう、レイヴン」
- レイヴン
- 「ありがとう」と、笑って
- 「ところで──行く前にこいつを見てほしいんだが」
- と、朝刊をマリーに見せた
- 端の方の記事である
- シラー共和国で変死体が見つかったという話。取り立てて話題にすべきようなものではないが、その変死体という話題性から小さいながら記事になったのだろう。
- マリー
- 目を向ける。
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- 魔女裁判 100%
- 被害者の名前はクラブマンというらしい。
- 職業は──
- マリー
- 名前を見た瞬間、凍り付いた。
- 過去のクラブマン
- 「いや、孤児院の生まれで、一回に死にかけてるからね。天涯孤独の1人旅って、やつですよ。おやっさん」
- クラブマン。孤児院の生まれで、そこが襲撃されたということくらいしかわからない。職もなく浮浪者として過ごしていたというくらいだ。名前が分かること自体が珍しいくらいだ。
- 過去のクラブマン
- 「まさか、お相手募集ですよ。レディ」
- クラブマン
- 当然、恋人もいない
- レイヴン
- 「──……」
- 「……悪いな。思い出させてしまったか」
- 「だけど、共有すべき問題だと思ってな……。すまない仕事頭で」
- マリー
- 「いいえ、大丈夫よ…」なぜなら自分が存在を危惧しているのはクラブマンではなくその中身だ
- レイヴン
- 「……報告が終わったら、今日はゆっくり休まないか」
- マリー
- そしてそれをフラウは…おとめ座のスピカは知っている
- レイヴン
- 「……1日くらい。仕事を休憩したところで大丈夫なはずだ。……おそらく」
- 「これから状況は変わってくる」
- マリー
- 「…そうね、すぐにフラウと連絡がとれるかもわからないわ」
- レイヴン
- 「そんな予感がするんだ」
- マリー
- 「一旦店主に、そこからは…店主からの連絡を待ちましょう」
- レイヴン
- 「ああ」
- 「それじゃ、急ごう」と、既に顔から眠気は飛んでいる
-
- そして二人は冒険者の宿に向かう。フラウは一旦、オルトラントの本部に帰っているらしい。何か手掛かりを掴んだようだが、合流は先になりそうだ。
- さて、報告を終え彼らがどう1日にを過ごしたのかはわからないが。
- 螺旋はすぐそこに迫っている
- ぶるぐとむ ぶぐとらぐるん ぶるぐとむ
-
- いやはやまさか、こんなことになってるとはね
人間というのはとても面白い
少しヒントを与えたらあれやこれやと生み出してしまう
本当に観察の対象としてはこれ以上なく愉快な生物だよ
──それで、この後はどうするって?
さあ? 俺が知ったことではないなあ
でも……人間を俺は信じているぜ?
-
- !SYSTEM
- BGMを削除 by クラブマン
- マリー
- おつかれさまでした