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胴慾螺旋魔境 幕間

20201017_0

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フラウが入室しました
!SYSTEM
マリーが入室しました
マリー
こんばんは
よろしくお願いいたします。
フラウ
ようこそ
フラウ
あっちおちついてからはじめるね(描写が
いやしておくか
 
マリー
OK-
フラウ
おまたせ
マリー
OK-
さて、男性組が空き地で最終確認をしている間
女性たちは空き家で会話をしていた
マリー
「お疲れ様、フラウ」お茶を淹れながら 男性陣にもすぐ淹れられるようにはしている
フラウ
「──うん。やはり男性諸君はたくましいな。応援しちゃくなっちゃう」と、クリスタルに魔力を込めながらマリーに話しかける
「ええ、ええ。気が利くね」
マリー
「ふふ…そうね、みんないい人たちばかりだわ?」
フラウ
「でも、マリーも幾分と嬉しそうね。なんだか晴れやかな顔してるけど」
「うがちすぎかしら?」
マリー
「…ふふ、そうね」
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Briefing Time100%
マリー
「いいことはあったのよ、プライベートでね」
フラウ
「ふーん。乙女の秘密だね」
マリー
窓の方を見て、互いに切磋琢磨している男性陣の様子を見守りつつ
フラウ
「……本当にああいうのを見るのは気持ちがよいね」
マリー
「秘密という程ではないわ。ただ…彼の羽根が癒えたことが、嬉しいだけよ」
フラウ
「……レイヴンくんのことかな。そうだね、マリー。彼のこと気にしているものね」
「ふふっ、浅からぬ関係そうだしねえ」
マリー
「付き合い自体は長いわね。彼がこの街にいた時に知り合ったのよ」
フラウ
「そういえばフランメの所有物だったとは聞いていたけど」
「よく会えたね?」
マリー
「さあ。私は街にいた彼に声をかけただけだから、そのあたりはわからないわね?」
フラウ
「──なるほど。また聞いたら教えてくれるかな。彼」
「あ、これ野次馬根性ってやつだ。ふふっ」
マリー
「それで知り合って、話をしたり、一緒にご飯を食べたりしてたわね」
フラウ
「……なるほど。推測するにそれが彼が逃げ出せるきっかけになったのかな」と、言いつつ「よし、と」と、クリスタルに魔力を入れ終わる。乙女座のマークが輝いた。
マリー
「魔法も教えたわ?といっても、さわりだけで、あとは本人の独学よ」
「私は聖人君子でも、英雄でもないわ。できることしか彼にしなかった」
フラウ
「でもきっかけを与えた。それは大きいことよ、マリー」
マリー
「…人によっては、もっといい方法や、彼を根元から助ける方法もあったわね」
「ふふ、ありがとう、フラウ」
「…それは?」マークがついたクリスタルを見て
フラウ
「でも、実際に手を伸ばしたのは君だ」
「できると、やる」
「それは大きな違いさ」
「ああ、これのこと? うん、私の世界を展開するためのクリスタル。あの時の戦いでも見せたね」
「万が一の時に用意しているんだよ。あのフランメという女も、一筋縄ではいかなそうだしね」
マリー
「…大丈夫?あまり無理はしてはいけないわ?ここもあそこと同じで…貴方の領域ではないのだから」
フラウ
「だからこそよ」
「ここはフランメの領域。だからこそ、あちらの有利に働くことがある。なら、それを返すトリックくらいは用意しておかないと」
「……だって、おばあちゃんですもの」マリーにはそう告げて
マリー
「そうねぇ…魔域はどうしても、その管理者が有利に働くわ」それについては同意する
「…おばあちゃん?」
「…貴方の子であるキャンサーが作った魔域だから、かしら」
フラウ
「──そんな感じかなあ」
マリー
「…確かに、作成者と同じ波長のマナがあれば…干渉は可能なのかしら…ね」
フラウ
「まあ、使えるものは何でも使う。そういう感じだもの」
「だって、今に星座の魔域が残ってるのは」
「広く考えれば私たちのせいでもあるから」
マリー
「フラウ…」
フラウ
「だから、やれることはやりたいのよ。あっ、この言葉、前に話した3人組の受け売りね」
マリー
「…ふふ、なら、私もそれを支えないと、ね?」
みんながんばりやさんね、と少し笑って
フラウ
「……うん。それに……これは私の穿った見方をしていたら悪いんだけれども」と、マリーの杖をみて
「……君自身も何かを抱えているみたいだね。そういう変化を見せたことははじめてだから」
「と、ごめんなさい。乙女の秘密ね」
マリー
「何か、ね」
フラウ
「それより、楽しい話をしましょうか」と、クリスタルをしまって
マリー
「心当たりがないわけではないけれども、私もはっきりしないのよね」
フラウ
「……そう」
マリー
「…さっきジャックに言ってたのがそれよ、覚えていないのに覚えている」
フラウ
「……」と、息を呑み
マリー
「………ふふ、なんてね」
フラウ
「……ふふ、なんてね。だね」
「……私も人の力になれたらいいなとは思っているんだ。あの時から」
「もし困ったら呼んでくれると嬉しいわ」
マリー
「そう大したことじゃないわ。一般的に言うデジャヴというのかしら?別名気のせいともいうわね」
フラウ
と、こうマリーには告げた
「ああ、そういえばハイマンとかはそういう特徴があるらしいね」
マリー
「人間ではあるのだけれどもねぇ…実は母親がハイマンというのもありえるのかしら」私も孤児で良心しらないのよね
@両親
フラウ
「……なるほど」
マリー
「…ありえない話ではないのよね、彼らの魔術刻印ではないけれども…いつ入れられたかわからない、生まれつき左胸に蝶の痣もあるから」
フラウ
「……生まれつきの左胸に蝶の痣……か」
「……このスピカのクリスタルはね。本人の力や戦い方、色々なものをくみ取って、そして形をなしていくんだ」
「……杖がこういう形なのも起因しているのかな」
「……ごめんなさい」と、マリーに謝罪した
マリー
「蝶と黒い華…嫌いなモチーフではないけれども」とても綺麗だわ、と
若干窓の外が騒がしいが…治癒という意味ではある意味自分一人が行くよりも強力なのがそろっている
「あら…貴方が謝ることではないわ、フラウ」
フラウ
「……結局。ユーリくんにも、ジャックくんにも、そして貴女にも押し付けてしまったから」
マリー
「世の中の不思議なことに比べたら、私のはそうたいしたことじゃないわ」
フラウ
「だめだなあ……。また彼らに怒られちゃいそう」と、外を見て
マリー
「フラウ」
「彼らは強いわ…自分の運命を自分で選び取れるほどには」
「ふふ…私も貴女達の事が気になっているから、そうしたいからそうしてるのよ」
フラウ
「……そう、嬉しいな。ふふ」と、笑みを見せる。
「……ようやく、あの3体が人間を信じた理由が分かってきたような気がしてるよ」
マリー
「あら…ふふ、それはよかったわ」
「…確かに人は貴女達とは違う生物なのでしょうけど」
フラウ
「だから、やっぱり私も頑張らないと。綺麗なお姉さんが頑張る姿って、男子にとってはうれしいものでしょ?」
マリー
「…悪い生物ばかりじゃないわ?」
フラウ
「……」マリーに
「ふふ、そういってくれると助かるし」
「彼らにはカミングアウトしたいね。落ち着けるタイミングで」
マリー
「ジャックは水臭いって言うんじゃないかしらね…?」
フラウ
「ふふ、言いそうね」
「私もレイヴンくんに似ちゃったかしら?」
マリー
「ふふ、彼はいい男よ、真似できる人の方が少ないと思うわ?」
フラウ
「嬉しそうだね。マリー」
マリー
「嬉しいわね、短い付き合いでもないし、彼があのことについてどれだけ悩んできたのかも…見てきたから」
「…そうね、でも、少しだけ」
フラウ
「うん」
マリー
窓の外を見て、ジャック達とやいのやいのと言っている様子に目を細めて
目を伏せて
「…いいえ、なんでもないわ」
フラウ
「そう」
「……少しだけ不安なところがあるんだよ」
と、マリーに
マリー
「…不安?今回の攻略についてかしら」
フラウ
「いや……それよりも」
「レイヴンくんが飛ばされたことだね」
マリー
「………」
フラウ
「もし──昔の私なら」
マリー
「…それをできそうな人に、心当たりがあるのよね」
フラウ
「……嫌な予感を共有してそうだね」
マリー
「でも彼がなぜそれをしたのかまでは、わからないのよ。それこそ、単に興味本位という理由も」
「否定できないの」
フラウ
「……これでバランス取れたでしょ。歪んだものが正しく戻って……。だから、一回時空を歪ませた」
「……昔の私ならいいそうだな」
「……」
マリー
「…フラウ、貴方なら知ってるんじゃないかしら?私が知っている彼が本当は何者であるか」
フラウ
「……わからないの。私の手元を離れてから……」
「私は寝てしまったから」
マリー
「…たぶんまた星の標に接触はしてくるとおもうわ、今回の魔域かはわからないけれども」
フラウ
「分かった。私もできる限りの警戒はしておくよ」
「それにもし関係しているならフランメからも何かが見られるはず」
「彼をサポートしつつ、頭に置いておくとしよう」
マリー
「…ええ、ありがとう、フラウ」
フラウ
「……ふふ、湿っぽいはなしになっちゃったね」
マリー
「外が元気だから…こういうのもいいんじゃないかしら?」
フラウ
「そうだね。でも私、戦前だもの」
「愉しい話したいな? ないかな?」
「ジャックくんの恋の話とか」
マリー
「楽しい話ねぇ…ジャックについては本人が照れ屋さんだから聞けてないのよね」
「レイヴンについてはイロイロ知ってるけれども」
「話したら叱られそうだわ?」
フラウ
「じゃあ、この仕事が終わったら宴会できくとしよう」
マリー
「お酒弱いからすぐ寝ちゃうわよ?彼」
尚自分が前にそれをいいことに寝かしつけたり悪戯したのは言わない
フラウ
「へー、いいこと聞いちゃった」
マリー
「アッシャーあたりはお酒強そうね」ちなみに私は酔いません
「ユーリは強いか弱いかわからないけれども、そういう相手は慣れてるからそつなくこなすでしょうし」
「ジャックは…………あんまり飲ませない方がいいかもしれないわね?」
フラウ
「素面っぽくなりそうだよね」
マリー
「彼に悪戯するならほどほどにね」翌朝叱られてしまうわ?
フラウ
「はーい、おっと」
「あちら側も終わったみたいだね」
マリー
「ふふ、あっちも終わったみたいね」
フラウ
「じゃあ美人二人で迎える準備をしようか」
マリー
「ふふ、そうね」
フラウ
こちらも頃合いだな
マリー
お茶も淹れなおしましょうか、と言いつつ
出迎えの準備をしましょう
マリー
おつかれさまでした
フラウ
うむ
マリー
ふらうおねぃさんの弱いところが聞けた
おばあちゃん
いいぜ、おばあちゃんもまとめて面倒みてやるぜ
フラウ
わあい
マリー
おつかれさま、楽しかったよ。
フラウ
おつ~
マリー
ありがとうー
てっしゅ
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マリーが退室しました
フラウ
20201017_0

慾螺旋魔境 

──ジェイル:クトゥグア「前編」完──

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