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フランシアとシリカの新居探し

20200922_0

!SYSTEM
シリカが入室しました
シリカ
うむ。
!SYSTEM
フランシアが入室しました
フランシア
はい
シリカ
私たちの家探しがはじまる。
フランシア
はい。BGM等を見繕おうと思うのですが 何か妙案はありますか
シリカ
今日は特に何も考えていないぞ。
フランシア
中々難しいところですね ではとりあえずなしで行きましょう
シリカ
うむ。問題ない。
フランシア
では描写していきましょう
よろしくお願いします
シリカ
よろしく頼む。
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方、イルスファール王国 王都イルスファール
今尚拡張される城壁に囲まれているこの街は、まだ若い
流入人口も多く、物件等もまだまだ空きがある。
特に、この街に住む形で暮らす冒険者に向けたものなどは、ギルドが物件を確保していることもあるくらいだ
ただ、今日 王都の西側。 "星の標"やビッグボックスがある方面の住宅街で家を見繕っているのは、
既に王都に屋敷を持つ家庭の娘と、その恋人だった
フランシア
「──、この辺りのはずですね」 地図とにらめっこしながら、夏物の白いワンピース姿に小さな白い帽子にサンダル 金色の髪、藤色の瞳の少女は恋人を伴って住宅街にやってきていた
 
少女の方そして恋人の方も低くはない冒険者ランクを獲得しており、二人きりで物件を回るというささやかな我儘は、不動産を扱うギルドの部署や下請けの会社にも聞き届けられていた
シリカ
「案内は貴様に任せきりだからな。私は知らん」 ぶっきらぼうに返すのは、黒いキャミソールにホットパンツを履いた白銀の髪を尻尾のように結わった娘だ。
フランシア
「……」 困ったように笑って 「言葉の綾というものです、シリカ」 地図を畳む
シリカ
「別に私も文句を言ったわけではない」
フランシア
https://sw.tale.blue/p/?plugin=attach&refer=world%2Fillus-far&openfile=CityMap2.png
シリカ
うむ。すでに開いてあるぞ
フランシア
「はい」 頷きを返すと 「まずはこの家ですね」 "星の標"からまっすぐ南にある大きめの公園 そこからも程近い、小さな2階建ての家を二人は前にしている
フランシア
ありがとうございますシリカ
フランシア
「鍵は預かっていますので、中を見てみましょうか」 小さな肩掛けポーチから 6つほどの鍵がついた革製の鍵束を取り出して
シリカ
「……ふぅん」 小さな家を見上げて。 「まあ、店に近いのは悪くはない。ライフォス神殿が近いのもフランにとっては都合が良かろう」 私には悪いが、と肩を竦めて。
「うむ、開けてみろ」
フランシア
「もし気になさるなら北側でもいいです。"ビッグボックス"が近いのも整備などに都合は良いですが、」 扉に近づいて
「シリカにとって都合が良いのが私にとっての一番ですから」
扉を開くと、 「どうぞ、シリカ」 と促す
シリカ
「ライフォス神殿が近かろうと今はもはやどうでもいい。いい加減、連中も私にも慣れて来ただろうからな。喧嘩を売られない限りはこちらから手出しするつもりもない」 
うむ、と頷いてから、家の中へと足を踏み入れる。
 
家の内部は、玄関から伸びる短い廊下、そして2階へ上がるための階段が有り、階段の下に扉が一つと 廊下の先に扉が一つ。 廊下の脇に扉が二つついている
フランシア
「1階は浴室と居間と台所、階段の下が物置で、2階に二部屋あるそうです。小さな庭もついてるそうですよ」
シリカ
「流石に屋敷に比べると手狭だな」 呟きつつ、最も近くにあった扉に手を掛けて。 「……この小さな家に浴室が付いているのか?」
フランシア
「預かっている鍵の家、全部に」 ふふ、と笑って 「浴室のあるものを、とお願いしたので」
「屋敷の湯殿と比べるととても小さいでしょうけど」
「二人で入る分にはきっと…ああ、でも足が伸ばせないかもしれませんね」 そうすると、とちょっと困ったように
シリカ
「……周到だな」 感心したような声が漏れる。 「それは仕方あるまい。あちらには、偶に顔を見せに行くついでに入ればいい」
「まあ、この家にそこまでは求めん。それ以外は、誰の目に憚ることもなく過ごせるのだからな」
フランシア
「台所も屋敷ほど立派ではないので、外に食べに出ることも増えるかもしれませんね」シリカに続いて入って扉を閉める
「シリカが食べる量を作るには、手狭かもしれませんから」
シリカ
「何でもかんでも貴様の屋敷と比べては流石に気の毒だ」 苦笑しつつ、居間や台所がある部屋へと入っていって。 「……む。それは考えていなかったな。確かにこの設備では少々面倒か」
フランシア
「作れる時は精一杯作ります」 ぐ、と拳を作って
「ただ満足するまで召し上がるなら星の標等も利用したほうがシリカの満足に繋がりそうだな、と」
シリカ
「まあ、そうだな。とはいえ、貴様の作ったものならば多少量が少なくとも他の料理よりは満足しやすい」
フランシア
続いて居間に入って 「悪くはないですね。ソファやテーブル…お客様をお招きするとしても余裕を見て2人。3人が限界でしょうか」
「そう言って頂けると、頑張り甲斐がありますね」
ふふ、と笑って
シリカ
「ああ。家具を置いていない状態でこれだからな。私は客を招くことなどないだろうし心配はないが、フランの方は少し物足りないか?」
フランシア
「ソールやルーナ、レーヴィアやフローラさん、シグネ先輩……」指折り数えて 「…大勢呼ぶ時は素直に屋敷をお借りしましょう」苦笑して
シリカ
「そんなに一斉に呼ぶつもりなのか……? まあ、貴様の好きにすればいいが……」
フランシア
「ああ、一斉に呼ぶ訳では…」 照れたように笑って 「ただ、シリカを紹介しておきたい人を挙げていったら、自然に」
「2階に行ってみましょうか。そうだ」
シリカ
「紹介、か。〈星の標〉の者に関しては、わざわざそうせずともそのうち顔を合わせる機会くらいはありそうだがな」
「どうした?」
フランシア
「家具は何色を基調にしたいですか?」
シリカ
「……む。それもまったく考えていなかったな」
フランシア
「シリカが落ち着く色が良いなと思いまして」
シリカ
「私にそういったセンスを求めても、大した考えは出て来ないだろう。貴様の屋敷に似た形で――……は、流石に元の家が違い過ぎるか」
「まあ、この家の内装に合った配色ならばそれが一番落ち着けるのではないか」
フランシア
「わかりました。では私に一任していただければと」 少し笑って
シリカ
「うむ。フランのセンスに期待する。貴様ならば、そうおかしなことにはなるまい」
フランシア
「では2階に行きましょうか」 窓から庭を見て 「手合わせ、は難しいですね。プランターや鉢植えを置くか、お茶のためのテーブルと椅子を置くくらいでしょうか」
シリカ
「流石にこの庭ではな。まあ、茶が飲める庭があるだけでも十分だ。日当たりも悪くない」 続いて窓の外を見て返して。 「私がそんなことを気にするとは、自分でも笑えて来るな」
いいつつ2階についていこう。
フランシア
「いい傾向だと思いますよ」 嬉しそうに笑って
「私達は戦いに生きていますが、それ以外の場ではそれ以外の事にも目を向ける必要がありますから」
シリカ
「どうだかな。蛮族としては悪い傾向だ」 あまりそうは思っていないような口調で返す。
フランシア
シリカを先導して階段を上っていく
シリカ
「そういうしがらみにはあまり縛られずに過ごしていきたいものだが、フランと居るからにはそうもいかんからな」
フランシア
「本当に嫌になったら言ってくださいね」 振り向かずに声をかけて 「二人で旅に出る、という手段もあります」
シリカ
「その時にはそもそも勝手に貴様を連れ去っている。心配するな」
 
階段を上りきると短い廊下 天井は高めになっており光を取り入れるための天窓が一つにその直下に出窓があって明るい 左右にそれぞれ一部屋ずつある様で 
右の部屋は居間よりも少しだけ広く 左の部屋は 1人で過ごすには問題ない広さだ
シリカ
「……ほう。小さな家だといっても、意外と小洒落た工夫を凝らしているのだな」
「どちらかを寝室にするとして、もう一方はどうするつもりだ?」
フランシア
「良い所ではあると思うんです」 頷いて 「公園からも近いので武器を使わない鍛錬もしやすいですし」
「そうですね。客間に出来るようにしつつ。装備を置く場所にするのはいかがでしょうか」
シリカ
「うむ。悪くはない」
「他の場所には装備は置きづらいだろうからな。後はまあ、読書や物を書けるようにしておくくらいか」
フランシア
「そうですね、……この前もそうでしたが」
「中々二人で同じ仕事を請ける、というのも前に比べると難しくなってきましたから」
シリカ
「貴様が出ている時は南に出ている事も多いし、暇を潰すくらいなら屋敷でも出来る。あまり気を揉むな」
「……まあ、物足りんのは確かだが」
フランシア
「……はい」
「…‥そういう事を言われると照れてしまいますね」 赤くなって
シリカ
「別に照れさせるために言ったのではない。単に事実を述べただけだ」
フランシア
「…はい」 嬉しそうに笑って
シリカ
「……」 その笑顔を見てこちらも恥ずかしくなったのか、咳払いを挟む。 「……まあ、一軒目にしては悪くはなかったな」
フランシア
「後5軒ありますから、一日作業ですね」
シリカ
「ああ、中々骨が折れそうだ」
フランシア
「流石に住宅街でバイクを飛ばすわけにも行きませんし…、途中星の標によって休憩や食事などを挟みましょう」
シリカ
「そう速度を出さなければバイクくらいは使ってもいいのではないか? 徒歩よりは速いだろう」
フランシア
「……服選びを間違ってしまったと言うか」 ロングのワンピースの裾を引っ張った 「ちょっと跨るには厳しいですね」
「それとも」 スフィアを取り出して 「シリカが運転なさって私が後ろに乗りましょうか」
シリカ
「そのくらいの運転なら私がしてもいい。基本は貴様が学ぶ時に合わせて覚えたからな」
フランシア
「‥‥そうでしたね」 ちょっと困った笑みになった
シリカ
「あるいは一度着替えて来るか、だな」
「ふふ、今でもフランが魔動機を扱えるのは不思議なくらいだ」
フランシア
「……前にも言いましたけれど、ディニスでちゃんと魔動船の操船技術は学びましたし、運転するだけなら問題なく行えるんですよ?」
むむ、となりつつ
「シリカに運転をお願いしましょうか。地図は私が覚えましたから」
シリカ
「勿論それは覚えているが、アルケミーキットをかしゃかしゃなどと言うくらいだからな……」
フランシア
「…‥そ、それは…」
シリカ
「良かろう」 フランシアの手からスフィアを取り上げて。 「この格好で、その格好のフランを後ろに乗せていたら、拐かしたのではないかと疑われそうだな」
フランシア
「そうはならないでしょう」 困ったように笑って
シリカ
「絵面だけ見ればそれ以外のなにものでもないぞ。まあ、私はそう思われても一向に構わんがな」
フランシア
「その時はちゃんと説明します」
「私の大事な人です、と」
シリカ
「……そ、そこまでわざわざ言わないでいい」 予想外の返しに頬を少しだけ紅く染めて。
フランシア
「先程の仕返しです」 ふふ、と笑って
シリカ
「まったく……そういうイタズラ好きな所は変わらんな」
フランシア
「ふふ、では次のお家に参りましょうか」 シリカの手を取って
「なんとなくなのですが。私はこの家で決まる気がしてます」
シリカ
「む……」 追い打ちをかけるように手を取られてちょっとたじろぎつつも、ゆるりと力を込めて握って。 「確かに悪くはなかったが、此処が一番自信があったのか?」
フランシア
「そういう訳ではないのですが」
「シリカと生活している風景が、目に浮かんだので」 また笑う
シリカ
「そういうものか?」 よくわからないなと考え込みつつ、フランシアの手を引く。 「ではその予想が当たるか外れるかを楽しみにしつつ、残りを回ろう」
フランシア
「はい」 手を引かれて階段を降りていく
フランシア
そろそろ〆ますか
シリカ
うむ。
シリカ
通りに出ると、先程預かった収納スフィアからバイクを取り出して、
運転席に跨ると、フランシアの手を取って後ろに乗せた。 「さて、それでは道案内は任せるぞ」
フランシア
「はい、シリカ。まずは大通りに出ましょう」 シリカの腰に手を回して、足を流すようにして座り
シリカ
「分かった。では、振り落とされるなよ」 そう言ってエンジンを軽く吹かすと、イルスファールの街の中をバイクで駆けていった。
シリカ
こちらはこれでいいぞ
フランシア
わかりました
フランシア
ぎゅっとしがみつくと 二人の体はバイクに運ばれ風を切る
 
その後、5軒を周り、そして二人は屋敷へと戻る
フランシアの予言は、当たったか外れたかは
また別の話。決まっているのは
2人が新たな居を構えたという、事実だけ
 
 
フランシア
こんな感じで
シリカ
うむ。ご苦労様だ
フランシア
お疲れさまでした。久し振りにシリカとお話出来て楽しかったです
シリカ
まあまた何処かで一緒出来る機会はあろう
フランシア
はい。必ず
ではログは格納しますので えーと
20200922_0 これがログ番号になるそうです
シリカ
分かった。
では退室しておこう。
またな。
フランシア
はい。お付き合いありがとうございました
!SYSTEM
シリカが退室しました
背景
BGM