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幕間:二つの手紙と二人の保護者

20200912_0

!SYSTEM
ウィスタリアが入室しました
!SYSTEM
シュナが入室しました
シュナ
わん
ウィスタリア
はい
では描写していきます ご希望の時間帯はありますか?
シュナ
いいえ、私は特にありませんよ
ウィスタリア
ではお昼過ぎ頃にしましょう
因みにようやくカタコトが取れました
シュナ
なん
ウィスタリア
ではでは
よろしくお願いします
シュナ
よろしくお願いします
 
 
 
 
 
 
リアン地方 イルスファール王国 "星の標"
此処は国内でも有数の冒険者ギルド支店としてその名を輝かしいものとしている
と言っても、それは仕事のうちだけで 施設そのものは他の店とは大差がない
仕事のピークが過ぎると、人が捌けるのも似たようなものだ
お昼過ぎ、夏がまだ残っているような気温の高めな午後
テーブル席の一つに、二人の少女が冷たい飲み物を伴に着いていた
ウィスタリア
「──」 白いブラウスに黄緑色のスカート 金色の後ろ髪をリボンで括った人形めいた少女は 気温とは対称的に涼しげな印象を覚える
 
二人は何をしているかと言えば、せめて冷たい飲み物で涼もうとしているのだが 現実は厳しく 気温は高い
ウィスタリア
ちょっと入りにくかったでしょうか。。
シュナ
「──暑い」 白いシャツにチェックのスカートという出で立ちのリカントの少女。見苦しく無い様に、と背筋を伸ばして座っているが、へたれた耳と尻尾はその気分を雄弁に語ってしまっている
ウィスタリア
「──、そろそろ気温が下がってもいい時期だとは伺っています」
「──、改めて、おかえりなさい。シュナさん」 お互い仕事などのすれ違いで ようやくゆっくりとした時間が取れたのである
シュナ
「そうですね……今年の夏が特に厳しいだけ、と思いたいですが」 癖っ毛ということもあるが、髪のボリュームが非常に多いことも暑さに関係があるだろうか
「──うん。ただいま。ウィス」 改めておかえりと言われたら、ふわりと優しげな笑みを浮かべた
ウィスタリア
「──、」 少し間を開けて 「またお会いできて嬉しいです」 こう続ける
シュナ
「はい。予定外に長いこと空けてしまってごめんなさい」 と、言葉を返してから、暫し目をぱちくり
「あれ、何だか雰囲気が変わりましたね…?」
ウィスタリア
「雰囲気……」不思議そうな表情をして 「言葉の習熟は、ほぼ完了しました」
シュナ
「ああ、本当だ。イントネーションの癖が無くなってますね」 耳が持ち上がってぴこぴこしてる 「それもあるのかな。少し、柔らかくなった気がします」
ウィスタリア
「──、良い変化なのでしょうか」
シュナ
「うん。私はそう思いますよ」 肩を寄せてから優しく髪を撫でた
ウィスタリア
「……」 されるがままに撫でられて 無表情ではあるのだが、撫でられて落ち着くような様子は前よりもはっきりと分かる
シュナ
「私が居ない間、特に不都合とかはありませんでしたか?」
ウィスタリア
「支障はありませんでした」
シュナ
「うん。それなら良かったです。ウィスはしっかり者ですしね」 ひとしきり撫でて名残惜しそうに手を放し
ウィスタリア
「報告をするとしたら、」 言葉を続けて
「色々な方とお話をしました」
シュナ
「うん」 居住まいを正して静かに聞く
ウィスタリア
「印象的な方をあげるとすると、」
「天使にお会いしました」 淡々と言葉を重ねて
シュナ
「て、天使?」 
ウィスタリア
「可愛らしい、愛らしいという意味を持つ言葉でもあるようです」 頷いて 「アンジェさんと仰るのですが」
シュナ
「あ、ああ、人か。うん。そうですよね……」
ウィスタリア
「?」
「表現に誤りがありましたでしょうか」 この前も同じ反応をされてしまった
シュナ
「ああ、いえ、本物の神の御使いにでも会ったのかと動揺しました」
ウィスタリア
「……改めます」 小さく頷いた
シュナ
「先にアンジェという名前を出してから解説した方が誤解は産まないかもですね」
「にしても天使、ですか。確かに、ウィスが言った意味で比喩として使ったりはしますね」
「ウィスは私の天使です。とか」
ウィスタリア
頷きを返して 「そうします」 
「私が天使、ですか」
シュナ
「ええ、はい。ふふ。私にとっては」
ウィスタリア
「──、」 少し悩むように 言葉を探すようにしばし沈黙して
「ありがとうございます。が、ふさわしい言葉でしょうか」
シュナ
「私はそう思いますけど、疑問ですか?」
ウィスタリア
「……言葉に定量はないですが」 淡々と
「"ありがとうございます"では不足しているような気がしたのです」
シュナ
「自惚れでなければ、その一言でも、ウィスの言いたいことは何となく分かるつもりですから大丈夫ですよ」
ウィスタリア
「やはり、難しいです」 
シュナ
「そうですねぇ。言葉って難しいです」
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エスメラルダが入室しました
エスメラルダ
だいぶ遅刻してしまったな。様子を見つつ参加するよ。
申し訳ない。
ウィスタリア
大丈夫です シュナさんの機転で予め始めておいて正解でしたね
ウィスタリア
「……」 頷きを返して
シュナ
もういつでもウェルカムですよ
シュナ
「たまに、私も自分の気持ちの表現に詰まることがあります」
「どう感じているかは自分しか分からないのに、それを表す言葉を知らなければ表現できないというのは、難しいものです」
ウィスタリア
「シュナさんでも、そうなることがあるのですね」
シュナ
「ええ。私もまだまだです。本を読むのも良いと思いますよ」
 
静かな時間が流れる中、からん、と静かに扉のベルが鳴り 扉が開かれる。
シュナ
「特に、小説の類を。その時々の人物の気持ちや、その気持ちを何というのか、教えてくれます」
ウィスタリア
「そうします。代筆にも、活かしていきたいところです」
 
開かれた扉の外から、気温の高い外気を伴って一人の青年が店内に脚を踏み入れて来る。革鎧と、腰には剣を佩いている姿は、冒険者の一人だろうと思える。
ウィスタリア
「──、」 扉の方に視線を送って
シュナ
「ん」 と何となしにウィスタリアの視線を追う
エスメラルダ
「頼まれていた仕事が終わった。荷は問題なく届けておいたよ」 カウンター越しにガルバを探し、やがて見つけるとそちらへと歩を進めて 幾つか言葉を交わし始める。
ウィスタリア
「──、」 エスメラルダを視線で追って
シュナ
「お知り合いですか?」
ウィスタリア
「はい」 シュナに視線を戻して
「何度かお話をして、今は配送の依頼を受けています」
エスメラルダ
区切りが付いたのか、報酬を受け取って 熱気の為に浮かんでいた汗を拭いながら、やや遅れた昼食を取ろうと背後を振り向き
シュナ
「配送の。そうでしたか」 と長身の青年を見つめる
エスメラルダ
ウィスタリアと、共に座るシュナに視線を向けた。 シュナの視線を受ければ、微笑みながら小さく首を傾げた。
「やあ、ウィスタリア。それと……何か、御用だろうかな」 軽く手を挙げて挨拶をしながら、テーブルに歩み寄る。
ウィスタリア
「こんにちは、エスメラルダさん」
シュナ
「こんにちは」 ぺこりと頭を下げる
ウィスタリア
「お見かけしたので」 目で追ってしまっただけなようだ 「此方が、シュナさんです」
手を添えるようにして紹介する
シュナ
「ええと、ウィスタリアがお世話になっている様で。ルームメイト…? のシュナです」
エスメラルダ
一礼して それぞれの紹介に頷いてみせる。
「世話は寧ろ、此方が焼いて貰っているくらいだよ。登録の時も、書いて貰っていたくらいだから」
シュナに首を横に振りつつ
「エスメラルダだ。ここで冒険者をしている……と言っても、お互い様だろうな」
シュナ
「ふふ、そうですね」
「ではエスメラルダさんと。よろしくお願いします」
エスメラルダ
「ああ、宜しく」
「ルームメイト……というと、以前から関りが?」
シュナ
「んん……そうですね。ウィスを保護してからずっと同じ部屋に住んでますよ」
「この子はちょっと出自が特殊なので」
エスメラルダ
「……朧気だが、聞いた覚えがあるな」 うん、と小さく唸って
「冒険者を勧めたのも……?」
ウィスタリア
「仕事は、自分から志願しました」 言葉を添えるように
シュナ
「ええ。むしろ反対ではあったのですけど」
エスメラルダ
「反対か。……危険だものな、命のやり取りを続ける訳なんだから」 
ウィスタリア
「……」
シュナ
「でもまあ──本人の意思は曲げたくないですからね。冒険者の私が言っても、棚上げみたいになっちゃうというのもありますし」
エスメラルダ
続いた言葉に、笑みを深めた。
「保護した相手の意志を尊重出来るのは良い事だ。……保護したからこそ、自分の意志を押し付けてしまう者もいるくらいだから」
テーブルを改めて示して いいかな、と首を傾げた。
ウィスタリア
エスメラルダに頷いて
シュナ
「ええ、どうぞ」
エスメラルダ
「ありがとう。……」 そのまま店員に声を掛けると、軽食と飲物を頼み
シュナとウィスタリアをそれぞれ眺めながら 先に運ばれてきた冷水を呑む。
ウィスタリア
「この前の手紙は……」 少し視線を下にして 「…まだ、届きそうにありません」 とエスメラルダに報告する
エスメラルダ
「いつかで良い、と言ったろう。急いだ所で届くものでもないからな」 姉妹の様だな、とそれぞれを見ながらぼんやりと考えつつ、軽く手を振ってみせる。
シュナ
「なにか配送上で問題が?」 二人の様子に首をかしげる
エスメラルダ
「問題……いや、宛先が遠いというくらいだよ。シュナも、運送の仕事を?」
シュナ
「いえ、私はそちらはしていません。冒険者専門です」
ウィスタリア
「……」 口を開こうとした所で話題が移ったので そのままにして
エスメラルダ
「ああ、そうだったか。……難しい依頼かもしれないんだ、何かあれば手伝って貰えないだろうか?」 シュナに視線を向けたまま、ウィスタリアの様子には気付かずに。
シュナ
「私が手伝えることでしたら良いですけれど、そんなに難易度が高いので?」 ウィスの方にも目をやりつつ
ウィスタリア
「……、はい」 シュナの言葉に頷いて
エスメラルダ
「内容が少し、漠然としてしまっているからな……」 具体的なものは書けていなくて、と苦笑しつつ
ウィスタリア
おっとじしん
シュナ
「差し支えなければどの様なものかお聞きしても?」
エスメラルダ
揺れたな
エスメラルダ
頷いて
シュナ
こっちはゆれなかった
エスメラルダ
「命令にも何にも縛られずに、思う様に生きてくれたら良い、とな」 
ウィスタリア
エスメラルダが頷いたのを見て ポケットから一通の封筒を取り出した
宛所は書いておらず、宛先人の名前だけが記してある
『ウィスタリア』と
エスメラルダ
「命令か、と聴かれる事がどうにも多くて……、と」 持ち出された手紙には流石に目を丸めて 
シュナ
「─────ああ」
エスメラルダ
「持ち、歩いているのか……」
シュナ
「ウィスを、気にかけて下さってるのですね」
ウィスタリア
「……問題がありましたでしょうか」 因みに重なるようにもう一つ 宛所が星の標、宛先がウィスタリアの封筒があった
エスメラルダ
「ウィス……ああ」 ウィスタリアを一瞥して 「そうだな。本人と、その友人の前で言葉にするのは憚られるが、隠さずに言うなら……危うく見える事が、無い訳ではないよ」
シュナ
「あ…」 私の手紙だ
エスメラルダ
「……?」 シュナの反応を見て
シュナ
「あ、いえ、私が出した手紙も、持ち歩いていてくれているんだな、と」
ウィスタリア
「……何度も、見たくなってしまうのです」
エスメラルダ
「そちらはシュナのものだったか。……そうだな、確かに以前も持ち歩いていたよ」
シュナ
「なんだか照れくさいですが、嬉しくなっちゃいますね」
エスメラルダ
「見直したくなる、か。……そうだな、大事にされているのは、送った側としても嬉しく思うよ」
シュナ
「にしても、何も縛られずに、ですか……まだ難しいですか?ウィス」
ウィスタリア
「……自分の思うようにというのが、納得できる形で理解できてはいないのです」
「難しい事だらけです」
エスメラルダ
「……」 だらけ、と語った様子に微笑みつつ 「枷になるのならば、撤回する方が良いか?」
シュナ
「自由。難しいですね、私だって、縛られて生きていますから。私を形作ってきたものからは離れられません」
ウィスタリア
「……」 エスメラルダの言葉には僅かに肩が落ちた気がした 
エスメラルダ
「ああ。けれど、それでも自分の思う様に生きる事は出来るだろう? 他者の命令に従って生きるのではなく、思うままに生きる事は」
ウィスタリアの様子には、返答を促す様に小さく首を傾げてみせるがそれ以上は言葉を続けない。
シュナ
「そう、ですね…」
「そうせざるを得なくなってしまいました」
エスメラルダ
「……せざるを、得ない?」
ウィスタリア
「……」 返答はできないまま 視線をシュナの方へ
シュナ
「私は、アルフレイム大陸の軍人、でしたから」
エスメラルダ
「軍、……」 穏やかだった表情が薄れ、青竹色の瞳も薄められる。
シュナ
「元々、命令されるのは慣れていて……また、いくらかの人たちには命令することもありました」
「………」 声のトーンが少し沈んでいるのを自覚して首を振り 「まあ、今はこうなっているので、自分で全部決めなきゃいけないっていうのはその通りで」
ウィスタリア
「──、」
シュナ
「命令って、結構重たいんですよ、ウィス」
エスメラルダ
首が振られたのを見れば、決して気分の良い過去ではなかったのだろうと判断し また穏やかな表情に戻る。
シュナ
「言われた方は、そのまま動けばいいからある意味楽ですけど、出した方は、その命令の責任を負わなきゃいけませんから。人の命を預かるのと同じです」
「平時ならいいですけど、戦いともなると、ね。そういう意味でも、自分で考えて動く方がいいというのはありますよ」
ウィスタリア
「──、了解しました」
「…‥やるだけ、やってみるようにします。分からなくとも、」
エスメラルダ
「……だからと言って、な。シュナも俺も、それを気負ったり、焦れと言っている訳ではないぞ」
ウィスタリア
「手足は、動かせます」
「……」
エスメラルダ
「人は確かに変わるものだと思う。けれど、すぐに変わる事なんて、出来はしないんだ。……まして、自分に根付いたものを変えようと思うなら」
シュナ
「ゆっくりでいいですよ。どうしても判断がつきかねるときは頼って下さい。出来る限り力になりますからね」 そういってまたウィスを撫でるのである
エスメラルダ
「それは俺だってそうだし、きっと彼女(シュナ)もだからな」
ウィスタリア
「……了解しました」 もう一度そう口にして シュナに撫でられる
エスメラルダの言葉にも応じるように見つめて
エスメラルダ
「彼女の言う通り、ゆっくりでいいんだ」 撫で、撫でられる少女達を見て微笑み。
「さて、どうだろう。あの手紙は、お前にとって枷になってしまうか?」 改めて問い掛けながら、小首を傾げた。
ウィスタリア
「言葉は難しいです」エスメラルダに 「悪い意味合いの表現を使わずに、困難な状況を表現するのは、とても難しいです」
「困難ではあります。ただそれを、悪いようには捉えていません。……という答えになります」
エスメラルダ
返答に笑みを深めて、冷水を一口飲んで
シュナ
「ふふ」
エスメラルダ
「そうか。……であるなら、良いんだ。だが、それはあくまで手紙(ねがい)であって命令じゃない。どうしても苦しい時には、捨ててしまっても良いものだという事は、忘れてくれるなよ」
ウィスタリア
「……捨てる」
エスメラルダ
「ああ。置いていく、返送する、でも構わない」
ウィスタリア
「……」
シュナ
「ウィスは何事にも真剣なのが美徳ですけど、考えすぎは良くないですね」
「あくまで可能性の話。それを捨てるという判断も含め、自由にして欲しいということですよ」
「今その必要性に迫られている訳ではないのですから、先送りして大丈夫なことです」
エスメラルダ
「……」 シュナの訂正を聴いて、ああ、と小さく零し
「い、今直ぐという事ではないぞ?」
ウィスタリア
「…‥了解しました」 納得言った様子で頷いて
エスメラルダ
「すまない、……此方の伝え方が悪かったな」 ウィスタリアに言いながら、シュナにはありがとう、と一言つけて
シュナ
「いえいえ。此方こそ、ありがとうございます」
エスメラルダ
「……良い人に保護されたな、良い事だ」 うん、と頷いて
シュナ
「私も未熟者ですけれどね」 苦笑し
ウィスタリア
「──」 二人を交互に見るようにして
「こういう時は、」 「なんと言えば良いのでしょう」
シュナ
「どういう感じがします?」
エスメラルダ
小首を傾げて 少女達のやり取りを眺める。
ウィスタリア
「自分の美点などをあげられても、納得しがたいことがあるのですが、」
「お二人がお互いを褒め合うのは、」 胸元を撫でて 「少し、暖かいです」
エスメラルダ
「暖かい、か。……安心する、とはまた違うか?」
シュナ
「それはまた表しにくいですね……」
シュナ
(そういえばそちら、そろそろ卓では
ウィスタリア
ですね。まとめにはいりましょうか
エスメラルダ
(俺だけなのでこのお話で退かせて頂こうと思っていた
ウィスタリア
「…‥」 どうなのだろう、と考えるように不思議そうな顔をした
シュナ
(ああ、苗は違ったのね
ウィスタリア
(はい
エスメラルダ
(ええ 遅刻している分際でだけど、このまま続けて貰うのも全然
シュナ
(問題はすごくトイレに行きたいという
シュナ
「うん。温かい、でいいと思いますけれどね」
ウィスタリア
(此処でやっぱり〆ましょうか
エスメラルダ
「それは、ウィスタリアにとって好ましいものか?」
エスメラルダ
(わかった。このまま話を続けた、という〆でも大丈夫
ウィスタリア
(ではそういたしましょう
シュナ
(すまない
(ちょっと私もうだめだ(慌てて離脱
ウィスタリア
「──、はい」 https://sw.tale.blue/tmp/nae/4tz5iI.png と、こういう表情を見せた
エスメラルダ
(笑んで〆 良いと思うんだ
 
 
 
 
 
夏の昼下がり、会話はその後も暫く続いて、涼しくなる頃に解散した
いずれ、自分を知るための、そうした一幕が、また
 
 
 
ウィスタリア
(こんな感じで
エスメラルダ
(うん、綺麗に〆てくれてありがとう
(お疲れさまでした。遅刻申し訳ない……
ウィスタリア
(お気になさらず。また遊びましょう
(私はシュナさんを待ちますが、エスメラルダさんは離脱してくださって構いません。ログ日付はDMに貼っておきます
エスメラルダ
(うん。また
(ありがとう、ではこれで。
(退室ログは残さないから、そのままログを取ってしまって欲しい
ウィスタリア
(了解です
シュナ
(ふう、失礼しました
ウィスタリア
(リンク先を確認して 拡大して顔を見るとちょっとだけ嬉しいかもしれません
シュナ
ふと見せた 笑顔まで行かないごく僅かな微笑みで、シュナは死んだ
ウィスタリア
まだお二人にしか見せられないものです
お付き合いありがとうございました。撤退はお好きなタイミングで大丈夫ですよ
シュナ
はい。またやりましょう。お疲れ様でした
(そっと体質
ウィスタリア
お疲れ様でした
背景
BGM