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- アルモニカが入室しました
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- オディールが入室しました
- アルモニカ
- むむむ
- どこでなにしよう
- オディール
- 昨日の終わり頃からの話でいいなら
- 導入しましょうか
- アルモニカ
- じゃあお願いしちゃおう。
- オディール
- 昨日じゃないです木曜
- では
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- 古物店からの依頼をこなして 解散した後
- オディールは消耗品などの補充をするべく店を出た
- そこに、アルモニカもついてきて、王都に不慣れなオディールを案内する
- オディール
- 買い物が終わった後、でいいですね
- アルモニカ
- うん
-
- 一通りの消耗品を補充して、通りかかった公園の一つで一息をつくことになり
- アルモニカに主導権を握られたまま、誘われるまま オディールはぽつんとベンチの一つに座っていた
- オディール
- 隣の少女には、やや気まずさを覚えながら、茜色に染まりつつある空を見上げて
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- BGMを変更 by オディール
- The Human Heart100%
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- 背景を変更 by オディール
- 夕空/(C)空彩
- オディール
- 透過率は90くらいに設定しておくと邪魔になりません
- オディール
- 「……度々、ありがとうございます、アルモニカさん」
- アルモニカ
- 今丁度あげたところ>不透過率
- アルモニカ
- 「ううん、私も色々と見て回りたかったし、丁度良かったよ」
- 気まずそうなオディールとは一転、金髪を揺らしてにっこりと微笑みを返した。
- オディール
- 「‥‥そうですか」
- アルモニカ
- 「それに、折角のお買い物なら誰かと一緒の方が楽しいから。お礼を言うのはこっちの方」
- オディール
- 動く金髪に目を奪われながら 「…‥楽しい?」 戸惑ったような声を返して 思わずその目を見る
- アルモニカ
- 「ひとりでのんびり見るのも、それはそれで楽しいとは思うけど――人と話しながらも、すごく楽しいじゃない?」
- オディール
- 「……あ、いえ……そう、ですね」 愛想笑いを浮かべて 「そういうのも、悪くないかもしれません」
- アルモニカ
- 「私、すごい田舎の出身で、そもそも街で買い物する機会が少なかったし、同年代の友達と買い物に行くなんてこと全然無かったか――ら……」 オディールの顔をじっと見つめ返して話していると、途中で不意に言葉が止まった。
- 「……すっごく、今更なんだけど」
- オディール
- 「……、?」 なにか困ったことを言っただろうか 「‥はい」
- それに今、友達、と言わなかっただろうか。この少女は
- アルモニカ
- 「オディールって、何歳なの? 成り行きで呼び捨てにしちゃってたけど、失礼になっちゃってないかなあって、今更ながらに……」
- オディール
- 「……、ああ」 別に構いはしないのだが 「今年で15歳になります」
- アルモニカ
- 答えに表情をぱっと明るくさせて、よかったと手を打った。 「じゃあ、私と同じだ。まあ、年齢が同じだからって気さくに呼び捨てしていいってわけじゃないだろうけど」
- オディール
- 「失礼でもなんでもないですよ。呼びたいように呼んでくだされば」 大丈夫、ですと 「……」 一々喜ばれるのが、苦手だ。と 不自然にならないように視線を逸して
- アルモニカ
- 「そっか。じゃあこのままオディールって呼ばせてもらうね」
- オディール
- 「はい」 頷きを返して
- アルモニカ
- 「私のことも、一々さんなんて付けなくていいからね」
- オディール
- 「…‥」 表情が少し固まって 「…‥その、」
- 「仕事や敵以外で名前を呼び捨てにしたことが無いものですから…」
- アルモニカ
- 「不死殺し、だったよね。……周り、年上の人ばっかりだったの?」 敵はともかく。
- オディール
- 「そうですね……同年代の人も居ましたが、もう残っていませんでしたから」
- アルモニカ
- 「残ってないって、みんな辞めちゃったの?」
- オディール
- 「いえ、」淡々と 「一般の対不死者部門に比べると、損耗が高い役目ですから」
- アルモニカ
- 「あ……」 そこまで言われて、自分の失言に口元を押さえて。 「ご、ごめん……」
- オディール
- 「いえ、慣れてます」やはり淡々と 「そのままミイラ取りがミイラになることもありましたし」
- 「厳しい世界ではありましたから」
- 「……それに、その」 「……同年代の同僚たちにも、さん付けでした」
- アルモニカ
- 「……」 慣れている、か。自分の手元に視線を落とす。 「冒険者も、そうなんだよね。危ない所に向かうことも多いし……私もそのうち慣れていかなきゃいけないのかな」
- 「――」 考え込んでいたところに次の言葉が聞こえて、はたと顔をあげた。 「そうなんだ。ああ、でも、オディールってすっごく真面目そうだから、納得出来るかも」
- オディール
- 「……」 少し困ったように眉根を寄せて 「真面目そう、ですか」 確かにそういう評価はよく受けるけれど
- 「私はただ、役目に、主の使命に忠実であろうと思うだけです」
- アルモニカ
- 「そういうのを真面目だって言うんじゃない? 勿論、いい意味でね」
- オディール
- そうすればきっと、いつか、声が聞けるかもしれないから 「なるほど」 愛想笑いを一つ浮かべると 「そう言われると、納得できます」
- アルモニカ
- 「まあ、それと同年代の人たちにもさん付けするかどうかは、あんまり関係ないかもしれないけど」 苦笑を見せて。
- オディール
- 「…‥」 愛想笑いが固まる 「……そう、ですね」 や、やりにくい 業務上の話であれば幾らでも上手くやれる自信があるのに
- アルモニカ
- 「……と、いうことで、どう? これを機会に、さん付けなしで呼んでみるとか」
- オディール
- 「……」 少女を見る。どこか期待に満ちた視線を見てしまって なんとか気まずさを隠しながら しばし考える様に目を瞑る
- アルモニカ
- 「呼び捨てでもどうにも納得がいかない、っていうなら……モニカって呼んでくれてもいいし」
- オディール
- 「愛称、ですよね?」
- 目を開いて やっぱりまだ期待してる様な視線を感じる 「…‥でもその、」
- アルモニカ
- 「うん。村の人たちはみんなそう呼んでて……途中から、もっと省略してモニって呼んでくるようになって、いつの間にかそれが浸透しちゃってた」
- オディール
- 「……先程も、」 話題を変えようとして 「友達、と仰ってくださいましたが」
- 「…‥」視線を返すように見つめて 「…怖くないんですか?」
- アルモニカ
- 頷きながら話に耳を傾けて、予想外の問いかけにきょとんとした顔になった。 「怖いって、何が?」
- オディール
- 「……」 困惑した様子を隠せずに困った表情になって 「…‥なんでもないです」
- アルモニカ
- 「オディールの方が私より大人びてて綺麗だし、黒い髪も落ち着いた雰囲気で素敵だし、あの黒い翼も格好いいし……」 怖い、に繋がるようなものがあるだろうかと指折り数えていって
- 「アンデッドと戦ってる時は、確かにちょっと苛烈だったところもあるけど、味方のことを考えてくれてのことだと思うし、怖いっていうよりは頼もしいし……」
- オディール
- 「……、……」 席を立ちたい 俯くようにして握りこぶしを作って腿の上においた
- 「……、そう、ですか」 羞恥、自分に対する嫌悪、今まで抱えてきたもの、それらをいっぺんに触れられて 小刻みに震えて
- アルモニカ
- 「……ご、ごめん、何か変なこと言っちゃった……?」 明らかに様子がおかしいのを見て、心配そうに横から覗き込むように。
- オディール
- 「では、モニカ、と。そうお呼びしますので……」 話題を切り上げさせないといけない 「い、いえ・・・夏にしては、冷えるので…」
- アルモニカ
- 「――うん」 愛称で呼ぶことを了承してくれたことには、嬉しそうな笑顔を返して。 「……っとと、じゃあずっと外に居るのもアレかな」
- オディール
- 「……」 小さく息をついて 「……そうですね、休憩もいい頃合いでしょう」
- アルモニカ
- 「折角だし、何処かのお店で夕ご飯を食べてから戻ろっか」
- 「あ、宿は何処に取ってるの?」
- オディール
- 「‥‥」 アルモニカの方を見ると 少しためらいがちに 何度かチラチラと見て 「あ、ええと」
- アルモニカ
- 「?」
- オディール
- 「私は、ティダン神殿の方で宿舎をお借りしています」
- 「……その、折角そう呼ばせていただけるのですから」
- 「一度も呼ばずにというのは、どうなのかと思いまして……」
- アルモニカ
- 「じゃあティダン神殿の方に戻りながらいいお店を探すとして……」
- 「呼んでくれるなら、いつでもどうぞ」 期待に満ちた目でじっと見つめた。
- オディール
- 「……モニカ」 ごにょにょ
- アルモニカ
- 「――うん、オディール」 小さくても、同年代の友達にそう呼ばれたことが嬉しくて、満面の笑みを返した。
- オディール
- 「…‥い、行きましょう」 今度こそいたたまれなくなって 席を立ち上がった
- アルモニカ
- 「それじゃあ、行こう」 立ち上がると横からオディールの手を取って。 「〈星の標〉の近くにね、仲良くなったお店のおばさんがいるの。美味しいお店もいっぱい知ってるって言ってたから、その人に聞きに行ってみよう」
- オディール
- 「あ…」
- 手を取られて 小さく頷きを返して
- アルモニカ
- 「冷えるって言ってたし、あったかいものがいいかな。そうなると――」 どんなお店を紹介してもらおうか考えを張り巡らせながら、オディールの手を引いて
- 上機嫌で夕方の街の中を歩いていった。
- アルモニカ
- 私はこんな感じでいつでも。
- オディール
- その手の感触に確かな暖かさを感じて 戸惑うような自分の気持ちに困惑しながら アルモニカの後に続いた
- (友達…) そうか、これが街中の子たちが共に居るような様子は、これだったのか、と
- いつ、なったのだろう。それは今度、聞いてみるのが良いかもしれない
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- BGMを削除 by オディール
- オディール
- 私もこんなところで大丈夫です
- アルモニカ
- おつかれさまー
- オディール
- お疲れさまです
- アルモニカ
- 次のお問い合わせはまた後日
- オディール
- ええ。次は依頼でかもしれませんしね
- それでは、また
- )))
- アルモニカ
- またね
- )))
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- オディールが退室しました
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- アルモニカが退室しました