幕間:アーニャとエルとフィネルダ
20200710_0
- !SYSTEM
- フィネルダが入室しました
- フィネルダ
- うむ
- てきとーにうごくかの
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- リアン地方イルスファール王国 "星の標"
- 国内でも有数の冒険者ギルド支店として知られるこの店も
- 活発ではない時間帯というものは存在する
- 朝と昼の間 穏やかに過ぎる店の時間帯に 一人の少女がお茶を楽しんでいた
- 黝い髪に黒い瞳 白い神官服を身に纏った彼女の専門は、誰がどう見ても明らかだが
- 生憎と、彼女が必要な状況にはなっていないようだ
- フィネルダ
- 「──、うむ」 クリームが落とされたパンケーキにフォークを入れながら、些か尊大に彼女は頷いて 「平和じゃ」
-
- カウンター席の一つに腰を降ろして 朝食兼昼食を口にしている
- !SYSTEM
- アーニャが入室しました
- フィネルダ
- 「神殿で食べる食事は悪くはないが……些か味気ないからの」 うんうん 「妾としては此方が好みじゃ」
-
- ――からん。小さくベルの音を響かせて、ひとりの少女が店内へと入って来る。
- ガルバ
- 「──、」 そりゃ何よりだ なんて相槌は打たずに食器を磨いて ああ、心が洗われる
- フィネルダ
- 「む、ん?」 もくもく
- アーニャ
- アイスブルーの長髪と金の眼を持ったその少女は、黒のドレスコートの下に白のオフショルダーのドレスを纏っている。
コートの内側には普段はいくつもの短銃が仕込まれているが、この日はそれらは顔を見せていない。
- フィネルダ
- 音に反応するように扉を見て
- !SYSTEM
- エルが入室しました
- フィネルダ
- ライフォスカラーにかえてやろう
- アーニャ
- コートのポケットに手を突っ込みながら、周囲を見回して――
- 「うん?」 知り合いだったかしら。視線を向けられている事に気付くと、そちらに視線を返して、緩く右手を振ってみせる。
- まっしろね。
- フィネルダ
- 「──、」 ちら、と見て 「うむ」 緩く手を振り返して
- アーニャ
- 「何か用かしら。仕事のお誘いなら、今日はオフよ」 微笑みながらフィネルダの座る席へと歩いていく。
- フィネルダ
- 「いや、目に入っただけじゃ。妾も今、食事を楽しんでいるところなのでな」
- エル
- 「おっはよー!早朝から神殿の使いでこんな時間になっちゃったわね…ガルバ、サンドイッチある?厚めのハム挟んだ奴で宜しく!」 アーニャに続くように、けたたましい声と共に店に入ってきたのは真紅のおさげ髪の女性だ。
- ガルバ
- 「追加料金にしてやろうか?」
- なんて応じつつ ハムサンドを用意し始める
- アーニャ
- 「そ。……じゃあ、折角だからそっちに行ってもいいかしら?」 ふふ、と微笑みながらテーブルに手をついて、アイスブルーの髪が頬にかかる。
- フィネルダ
- 「良いぞ」 よきにはからえ
- アーニャ
- 「あら、……エルじゃない。久しぶりね!」 左手をテーブルに付きながら、右手を振って>エル
- フィネルダ
- パンケーキに向き直りつつ
- アーニャ
- 「じゃ、失礼しちゃおうかしら。……ガルバー、私もパンケーキの気分よ」
- エル
- 「ケチくさいわねー。あ、でもリクエスト通りなら追加料金も全然OKよ…って、あら。アーニャじゃない!ひっさしぶりー」 見知った声と顔、手を振り返して
- ガルバ
- 「ほらよ」 と ハムをメインとしたミックスサンドを置いて 付け合せにコーヒーを添えた>エル
- フィネルダ
- 「む、知り合いがいるのならそちらで話す方が良いのではないか?」 わらわは気遣いができるいい子なのじゃ
- >アーニャ
- エル
- 「さっすが店長、期待に応える男!あ、アーニャ。そっちお邪魔してもいい?」 ずけずけとそっちにきた
- アーニャ
- 「久しぶり。そっちもオフ?」 エルに答えつつ、フィネルダに視線を向けて。
「じゃ、3人でいいわね?」
- >フィネルダ
- フィネルダ
- 「うむ。其方がそれで良いなら妾は良いぞ」
- エル
- 「オフっていうか、今日は神殿の手伝い。ほらアタシ神官戦士だから、そっちの方でも駆り出される時あってさ…」
- フィネルダ
- 「ほう、神官戦士」
- アーニャ
- 「じゃあ問題なしね。煩くしちゃったらごめんね?」 ふふ、と微笑んで
- フィネルダ
- 「……ふむ、グレンダールか」 聖印を見て取って呟いて
- エル
- 「それで――」 フィネルダをちらり。 「そっちの尊大な喋りしてる子、知り合い?」
- アーニャ
- 「そ。大変ねえ、私は信仰よくわかんないわ……、ううん。ついさっき会ったばかりよ」
- エル
- 「そ、炎武帝。そっちはライフォスかしら」
- 「ふうん、それじゃお互いに初めましてって事でいいわね」 よくわからんが、そういう事らしい。
- フィネルダ
- 「グレンダールはライフォスのルミエル探索の旅に付き添った大事な友人の一人──うむ、神々の王、至高の御方。“始祖神”ライフォス様じゃ」
- アーニャ
- 「あー……あーあー……」 カミサマの話はむずかしいわねえ。
「ガルバー、まだー?」
- エル
- 「めっちゃ偉いって事よ」>アーニャ
- フィネルダ
- 薄い胸を叩いて
- ガルバ
- 「サンドイッチほどすぐに出せるわけ無いだろう」
- アーニャ
- 「王様って事ね」 なんとなく。>ライフォス
- ガルバ
- クリームが落とされているパンケーキを運んできて 置いた
- エル
- 「神様の王様…なによそれちょっと面白いじゃない」
- アーニャ
- 「何とかなるわよ」 あんたなら。
- 「面白いのぉ?」 苦笑しながら、やってきたパンケーキを見ると満足そうに微笑んで。
- フィネルダ
- 「うむ。そうじゃ」
- アーニャ
- 「ありがと。頂くわ」
- フィネルダ
- 「ライフォス様が一番上」 指を持ち上げて 「それ以外は全部下じゃ」
- エル
- 「あ、おいしそう…アタシもそっちにしとけば…あーでもハムサンドには勝てないわ」
- アーニャ
- 「何それ、喧嘩になりそうな事言ってないかしら?」 苦笑しつつ、ちら、とエルを見やり
- フィネルダ
- 「もっとも、」 うむ 「ライフォス様はよく考えて居られる。上だの下だのをはっきり口にすると喧嘩になるのは其方が言った通りじゃ」
- アーニャ
- 「なーら」 フィネルダに視線を向けて
- フィネルダ
- 「故に我らの聖印は円を中心としたものになっておるのじゃ。円形であれば、上だの下だのはないからの」
- エル
- 「説法してるみたいね…って、神官サマか」
- アーニャ
- 「あんたもそういう事は言わないの。要らない波は立てない方がいいもの」 頷いて。
- 「――あ。名乗ってもなかったわね……アーニャよ。宜しくね」
- フィネルダ
- 「そうじゃぞ。妾はこれでも侍祭じゃ」 また胸を叩いて ( ・´ー・`)どや って顔をして
- エル
- 「アタシは別に気にしないけど、信心深いのがいると拗れるから気を付けた方がいいわよ」
- フィネルダ
- 「フィネルダという」
- アーニャ
- 「……どれくらい凄い訳」 侍祭サマって。>エル
- エル
- 「あ、アタシはエル。先もいったけど、炎武帝の神官戦士ね」
- フィネルダ
- 神官<侍祭<司祭<高司祭<大神官
- アーニャ
- GBに書いてあった気がした(うろ
- エル
- 「えーと、なんていったらいいのかな…司祭って言う偉い人がいて、その付き人って感じかしらね」
- フィネルダ
- 2~、4~、7~、10~、13~ じゃな<レベル的には
- エル
- わかりやすい
- アーニャ
- 「あー、そういう? エルは?」
- エル
- 「アタシ?神殿としての位は下っ端神官よ。本業はほぼコッチだしね」
- 「司祭ぐらいになると、神殿での仕事の方が多くなると思うわ」
- フィネルダ
- 「成人前に侍祭なのじゃから、妾すごいんじゃぞ」 むむ
- アーニャ
- 「なるほどね。ま、今後に期待よね――あ、一口いる?」 パンケーキ。
- 「……? 成人してないの、フィネルダ」
- フィネルダ
- 「もうじき成人じゃ」 数え年的には問題ないのじゃ
- エル
- 「へぇ?成人してないのにすごいじゃないの。あ、貰う貰う。じゃアタシのハムサンド少し上げるわ」 ナイフでちょっと切っていいわよー
- アーニャ
- 「……ガルバにはちゃんと言ってるんでしょうね」 隠しちゃだめよ?
- フィネルダ
- 「そもそも紹介状はライフォス神殿から出ておる」 うむ
- アーニャ
- はい、とフォークで一口大に切って エルの口に持っていく
- フィネルダ
- 「何もやましいことなど無いぞ」
- エル
- 「大丈夫でしょ、ここの親父なら――ん~~~~…おいっし!」 パクリと咥えてご満悦顔
- アーニャ
- 「ならいいけどねえ……こらこら、ちゃんと食べなさい」
- 「でも、……そうなると、フィネルダはいくつの時から神殿にいる訳?」
- 「そんな小さなころからいるものなの?」
- フィネルダ
- 「む、イルスファールの神殿には最近じゃ」
- エル
- https://www.famitsu.com/images/000/199/253/y_5ecf8125a4880.jpg
- フィネルダ
- 「妾の故郷はもっと寒い所じゃからな」
- エル
- こんなカオしてるわ
- アーニャ
- 「寒い……? 聞いても良い?」
- アーニャ
- CEOさん!?
- フィネルダ
- 「うむ。いいぞ」
- 「アングルシというのじゃ」
- アーニャ
- 「アーンーグールーシ」 えーっと。
- エル
- 「アングルシ…」
- アーニャ
- 10以上で知ってるわ。
- 2D6 → 6[1,5] = 6
- 知らないわ……
- エル
- 属性もりもり森鴎外CEO
- エル
- 2D6 → 7[4,3] +4 = 11
- ギリギリね
- アーニャ
- 別に合わせなくていいわよ!?
- 「――……ふ」 小さく笑みを零して。
「どんなところなの、フィネルダ」
- フィネルダ
- 「わからなかったんじゃな」
- 「それはまあ知ってるほうが珍しいというものじゃ」 致し方ないのじゃ
- アーニャ
- 「そーよ」 パンケーキをたべ。
- フィネルダ
- 「ずっと雪に覆われている国でな、一年中冬なのじゃ」
- エル
- 「へぇ、寒冷地って奴ね」
- フィネルダ
- 「妾の国ではそもそも、信仰が神ではなく氷の獣を相手のもの。アングルシというのは、イグニスの炎を鎮めた氷の獣の名前なのじゃ」
- エル
- 「それホントの話…?まぁ、信仰してるからにはそうなんでしょうけど」
- フィネルダ
- 「さあのぅ」
- アーニャ
- 「…………、……?」 首を傾げて、はい、と手を挙げて
- 「質問!」
- エル
- 「はいアーニャさん、どうぞ」
- フィネルダ
- 「妾の家は代々ライフォスを信仰して──、ええい、勝手に進めるでないわ」
- 「なんじゃ、アーニャ」
- アーニャ
- 「アングルシ? って獣を信仰しているのに、ライフォスの神官なの?」
- フィネルダ
- 「そうじゃ」
- アーニャ
- 「……」
- フィネルダ
- 「何も全てが氷獣アングルシを信仰している訳ではない」
- アーニャ
- 「同じもの、じゃあ……ないわよね?」
- 「あぁ、……信仰のひとつ、ってことね」
- フィネルダ
- 「主な信仰がアングルシというだけのことじゃ」
- エル
- 「お国柄の信仰ってだけでしょ」
- フィネルダ
- 「妾の家は代々ライフォスを信仰しておるし、神官も排出しておる」
- 「何がいいたいかと言うと。妾は選ばれた存在ということじゃ」 ( ・´ー・`)どや
- アーニャ
- 「そ。……ごめんごめん、話の腰を――、もう、可愛いわねあんた……」 頭撫でておこ。
- フィネルダ
- 「こらこら、みだりに頭に触れるでないわ」 言葉とは裏腹に嬉しそう
- アーニャ
- うりうりうり。
- 髪を崩さない様には気を払いながら、暫く撫でて
- エル
- 「姉妹かあんたらは。ほんと初対面?」
- アーニャ
- 「――じゃ、続きをお願い」
- 「初対面よ。ほんとにほんと」 ねえ? >フィネルダ
- フィネルダ
- 「うむ」 頷き 髪の色はにているが目の色は違うぞ
- 「実際妾は選ばれた存在なのじゃぞ」 背中、そしてくるぶしから 青い光翼が展開した
- アーニャ
- パンケーキを一つ切り、口に運んで。
- 「――、ん。何それ……?」 反射的に、一瞬身構えて
- エル
- 「…うっそ」
- フィネルダ
- 「……」 うむうむ 「良いリアクションじゃ」 どやぁ
- エル
- 「ヴァルキリー…え、マジなの…」
- アーニャ
- 「……知ってるの?」 なによそれ。
- フィネルダ
- 「マジじゃぞ」
- 「ヴァルキリーというのは」
- エル
- 「…初めて見たわ…」 説明したがりだろうし、任せた。
- フィネルダ
- 「清浄なる魂を持つ乙女しか生まれぬ種族のことじゃな」
- アーニャ
- 「――せいじょうなるたましいをもつおとめ」
- 「乙女……?」 じと。
- フィネルダ
- 「光翼を持ち、祝福を与えることもできる」 うむ
- 「あ、その目は不敬じゃぞ」
- 「妾だってばいーんどーんってなるんじゃからな」
- アーニャ
- 「だぁって、大分目線が高いんだもの」 ・3・)
- エル
- 「フワっとしすぎよ」
- フィネルダ
- 初期生命は12(最大値)じゃもん(もん
- アーニャ
- 「成長すれば、ね」 まあ私は大分大きな側なんですけどね
- アーニャ
- 初期生命?
- 7よ
- フィネルダ
- 「育つぞ。長姉、も次姉もばいーんきゅ、どーんじゃ」
- エル
- 「あと…『神から祝福された子』、『神の使徒』っていう仰々しい呼ばれ方もされてるわね」
- アーニャ
- 「あー、妹は今のフィネルダみたいなものなのよね」 残念だけど。
- フィネルダ
- 「じゃから妾も問題ない」ほんとぅ?
- アーニャ
- 「だから、ね」 この子の目線の高さは。苦笑して >エル
- エル
- 「まぁいいんじゃないの。ほんとにバインボインになるかもしれないし、今の内よ今の内」
- フィネルダ
- ふふ。そういう意味なら19じゃ( ・´ー・`)どや
- エル
- 強いわよねヴァるキリー…
- アーニャ
- まあ設定的に私はFだけどね。
- フィネルダ
- 「そうじゃそうじゃ」
- アーニャ
- 「じゃ、成長をするのを楽しみに待ってるわね?」 にやにや。>フィネルダ
- エル
- 成人して完全フラットな貴族のお嬢さんもいたわね
- アーニャ
- ばばばばばかにしないでください!!!
- フィネルダ
- 「生まれつき神々に選ばれて、そして選んだのは始祖神。つまり」
- エル
- 墓「フラットちゃんチィース」
- フィネルダ
- 「特別な上に特別なのじゃ」 うむ むふー
- アーニャ
- 「そうやって、特別なんだーって自分で言ってる内は」
- 「……あ、おいし」 パンケーキ。
- フィネルダ
- 「うむ。見ておれ見ておれ……む?」
- エル
- 「生まれがすごいだけで否定する材料もないけど…って、何よシリアスなムードかと思ったらそうでもなかったわ」
- エル
- すごいだけに、よ
- エル
- 「ま、フィネルダが特別ってのは認めるわ。だけど冒険者仲間っていう点ではアタシ達は平等ね」
- アーニャ
- 「魔剣に名を連ねるのも近いかもしれないけど、ね」 もぐもぐ。
- エル
- 「へ、魔剣?」
- フィネルダ
- 「うむ。波風を建てるつもりはないし、妾が特別なことは重ねて言わなくても分かることじゃからな」 「冒険者ランクはどうじゃろうなぁ」
- アーニャ
- 「特別、って言われて浮かぶのはその辺りでしょ?」 >エル
- フィネルダ
- 「妾そんなに興味ない」
- アーニャ
- 「あら。その辺りまで行けば、きっと英雄みたいな扱いはされるわよ?」
- エル
- 「あぁ、そういう事ね」
- フィネルダ
- 「なってくれと言われたら話は変わるんじゃが……自分からなろうとは思わんなぁ」
- 「そんなことせずとも」
- 「妾特別じゃし?」
- きゃるん
- エル
- 「自分自身が気にしなくても、腕に対して馬の骨クラスだったらガルバがせっついてくるって、先輩冒険者がボヤいてたわよ」
- フィネルダ
- 「うーん…それは面倒じゃなぁ…」
- アーニャ
- 「…………」 大丈夫かしらねえ、この子。フィネルダをもう一度撫でて
- フィネルダ
- 思い出したようにパンケーキをきこきこしながら
- アーニャ
- 「ま、ランクについては私も知らないけどね」 そういう話は振らないでよね。>ガルバ
- ガルバ
- 「──、」 小さく息をついて その話題には触れなかった
- エル
- 「大体、大剣か名剣クラスなら文句も言われないし、そこそこの扱い…とか聞いたけどね。あ、ちなみにアタシは長剣よ」
- アーニャ
- 「私ー、は」 「何か貰ったけど覚えてないわ」
- ガルバ
- 「ふむ…まあひとまずはそこまで目指してみるかの」
- エル
- 「えぇ、何よソレ…」
- ガルバ!?
- アーニャ
- ガルバ!?
- フィネルダ
- あ、こっちこっち
- 「ふむ…‥まあ人まずはそこまで目指してみるかの」
- エル
- 「生きて活躍すれば、自然とそういう話も舞い込んでくるわ。アタシもそうだったし」
- ガルバ
- 「──、おい」
- >アーニャ
- アーニャ
- 「何かしら。あ、紅茶頂戴」
- フィネルダ
- 「そういうものか。変な依頼しかまだ受けたこと無いからのぅ」
- ガルバ
- 「──、」 まったく と 紅茶の準備
- アーニャ
- 「変な依頼って?」 ガルバの視線をスルーしつつ
- エル
- 「店主がちゃんと腕に見合った依頼選別してくれるから大丈夫よ。明らかにヤバイ奴だったら突っぱねるでしょうし」
- フィネルダ
- 「一つ目は……森にある洋館のアンデッドを払う仕事だったんじゃが」
- エル
- 「ふんふん」
- アーニャ
- うんうん、と頷きながら
- フィネルダ
- 「ポルターガイストみたいなのがたくさんおってなあ……」
- エル
- 「面倒そうね…」
- フィネルダ
- 「実に怖い仕事じゃった…」
- エル
- 「アタシは言うほど変な依頼は――… … …。請けてないわね、うん」
- フィネルダ
- 「次に受けた仕事は、何じゃ・・・ええと」
- アーニャ
- 「……そこは素直なのねえ」 ぐいぐい撫でて
- フィネルダ
- 「そうそう、マギテック協会の支部長」
- 「マックス・フリューゲルという男からの依頼じゃった」
- 「うむ。素直な良い子じゃぞ妾は」
- アーニャ
- 「あー、そっちは何となく聞いた事あるわね……、それを自分で言わないの」
- フィネルダ
- 「正しい認識を持つことは大事じゃぞ……そこれコーヒーを作る魔動機に焼き殺されそうになったのじゃ」
- アーニャ
- 「…………」
- 「…………まあ、豆みたいよね」 意地悪そうな笑みを浮かべて。
- フィネルダ
- 「む、その口は悪い口じゃな」
- アーニャ
- 「どうかしら。そう悪い口?」
- フィネルダ
- 「なにかあっても癒やしてやらんぞ」 むむむ
- エル
- 「マギテック関連なら、この前請けたわね…っていうか何よコーヒー作る魔動機って」
- アーニャ
- 「あらあら。そんな行い、始祖神様は頷くのかしらね」
- フィネルダ
- 「魔動バイクのように運用できて、それよりも大型で」
- 「音楽を流しながらコーヒーを淹れることができるという乗り物の試作品じゃった」
- エル
- 「ブっとんでるわね」
- フィネルダ
- 「始祖神の声を聞いて力を行使するのは妾の役目じゃ」
- アーニャ
- 「頭が痛くなるわね?」 なんだそれ、と苦笑して
- フィネルダ
- 「誰にどう使うかは妾のさじ加減なのじゃ」 うむ
- 「後確か会話もできたはずじゃぞ」
- アーニャ
- 「そ。そんな子に力を貸すんじゃ、高が知れちゃうわね」 肩を竦めて。
- エル
- 「こっちの魔動機は、村で『守護神』って祭られてる奴だったわね」
- フィネルダ
- 「魔動機が神と言われるのは烏滸がましいのじゃ」
- 「…む、ライフォス様をバカにすると罰が当たるぞ」
- アーニャ
- 「あ、あー……」 何か難しい話が。
- 「誰のせいかは、覚えておいて?」
- エル
- 「仕方ないわよ。守りの剣がない辺境の村なら…自分たちを守ってくれる存在は崇めるものよ」
- 「まぁ、性質の悪い蛮族が余計な事した所為で壊す羽目になったけどね」 やれやれ、と
- フィネルダ
- 「先に豆って言ったのは誰じゃ」
- 「ふむ……守っていた魔動機か」
- 「それは残念な事じゃな…」
- アーニャ
- 「それで癒しを与えない、だの言ったのは誰かしら」 茶化す様に笑って、背凭れに身体を預けて
「そっちもそっちで、色々やってるわねえ」
- フィネルダ
- 「蛮族とはやはり相容れない。ライフォス神官の中では蛮族とも融和しようとするものらが居るが」
- エル
- 「ほんとよ。ただの蛮族ならまだしも、銃撃ってきたし!おかげで酷い目にあったわ」
- フィネルダ
- 「妾としては、剣を握ったままで話し合った所で殺し合いになるのは道理だと思う」
- 「妾で遊んで良い人物は限られておるぞ」 むむむ
- エル
- サーチバルバルロスって言う奇跡がある時点で、蛮族シスベシな感じよねライフォス
- ばるばろす。。。
- フィネルダ
- サーチ・バルバロスは使った時点で相手にバレるから
- 実は地雷魔法なのじゃ
- エル
- 「やっぱ姉妹じゃないのアンタ達」
- エル
- なんでこんな魔法あんのかしらね…
- フィネルダ
- 使うなら人海戦術で包囲するように使うのが良いのじゃが
- アーニャ
- 「そういう扱いを望んでるなら、冒険者なんてやめておく事ね」 肩を竦め。
- フィネルダ
- 「いやじゃ」
- エル
- 「難しい話ね。中にはコッチに協力してくれるのもいるって聞いたけど…大半は斬った張ったになるし」
- アーニャ
- 「じゃ、諦めなさい。エルも言ってたけど、冒険者じゃ大体平等よ」
- 「敬え、なんて考えは今の内に辞めておくことを勧めるわ?」
- フィネルダ
- 「個人と友誼を結ぶことは尊いことじゃとライフォス様も仰っておる」
- エル
- 「(こういうのは育った環境が影響するから、矯正すんのも大変なのよねー…)」
- フィネルダ
- 「ただ、不当な扱いを受けたなら指摘しないのはそれは敬って欲しいという気持ちとは別じゃ」
- アーニャ
- 「不当な扱い、ね」
- 「んー……」 肩を竦めて。
- エル
- 「気難しい話は今度にしましょ。折角美味しいの食べてるんだからさ」
- アーニャ
- 「……ま、そうね」 頷いて。
- エル
- 「もっと軽い話題の方がいいわよ。例えばアタシがミノタウロスを自慢の槍で身体ごと真っ二つにした奴とか」
- フィネルダ
- 「妾が鼻持ちならないただの小娘だと思うのはやめておくことじゃ」 ふぉーくとないふをしゃきーんとしつつ 「お、おおう…」
- 「すごいのぅ・・・」
- アーニャ
- 「そうじゃない所を見たら考えるわ。……そうねえ、調子乗った蛮族にガメルを叩きつけた話でもする?」
- エル
- 「あー、あったわね。アレはビックリしたわよ」
- アーニャ
- 「走って撃つ、なんてできないもの。……、ま、中々死にかけてたと思うけどね?」 あの時は。
- フィネルダ
- 「随分と器用な事ができるんじゃなぁ」
- アーニャ
- 「器用じゃないわ、獲物の距離から離れた私が悪いんだもの」
- 「もう少し、足腰鍛えるべきかしらねー……」
- エル
- ちょっと離席よー
- フィネルダ
- はぁい
- フィネルダ
- 「足腰……」ふむん
- アーニャ
- 「ん? どうかした?」
- フィネルダ
- 「いや、妾の欠点じゃからなぁ、と」
- 「足が遅いのじゃ」
- アーニャ
- 「んー……」
- 「でも、良いんじゃない? 闘う時はそう動かないでしょうし……移動はほら、あれ……騎獣? を手懐けてみる、とか」
- エル
- 「騎獣かぁ。居ると便利そうよね」
- フィネルダ
- 「馬を用意するのは大事じゃな」
- アーニャ
- 「ね。……まあ、そう簡単にできるものでもないんでしょうけど」
- 「選択肢の一つにはなるんじゃない? どう?」
- エル
- 「依頼こなしてれば足腰は自然と鍛えられるけど、まぁそうね。アーニャの言う通り手段の一つとしては悪くないんじゃない?」
- フィネルダ
- 「んー……騎手の勉強まではのぅ…」
- 「普通の馬がいいところじゃな」
- アーニャ
- 「なら、そうね……、あと何かあるかしら」
- 「ジョギングでもしたらどう? 案外楽しいわよ」
- エル
- 「王都の周り歩くだけでも
- 結構な運動になるけどね。広いし」
- フィネルダ
- 「あと妾知力と精神が伸びてほしいから敏捷出る行動とか嫌じゃ」
- フィネルダ
- 「やってみるかのぅ…」 ううむ
- アーニャ
- 「……じゃー、そうねえ」 思いついた様に
- 「ランチの後に少し回る? 食後の運動よ」
- アーニャ
- 「大丈夫ですよ、前衛みたいな成長をしてもプリなら生きていけますから」
- フィネルダ
- 「うむ。そうじゃな」
- 「妾も夕方頃までは空いて居る。一緒に行動してくれたら嬉しいぞ、アーニャ、エル」
- エル
- 「あ、ついでに服とか見て周らない?お洒落な奴見つけてさ」
- アーニャ
- 「最近暑いんだもの、汗を掻いてからはちょっと……、だから」
- 「フィネルダも空いてる。エルも私も空いてる」
- 「なら一つよね。まずは買物から!」
- エル
- 「オッケー決まりね。それじゃ、パパっと準備しちゃいましょ」
- フィネルダ
- 「決まりじゃな!」 よーしと
- アーニャ
- 「……あ、私はそれなりに動けるけど、フィネルダはちゃんと限界が来る前に言うのよ?」
- フィネルダ
- 「うむ。相わかった」
- エル
- 「心配しなくても疲れたらおぶってあげるわよ」
- アーニャ
- 「それじゃ、……着せ替えにいきましょっかね」 >エル
- エル
- 「それもいいけど、アタシらの服もちゃんと見繕うわよ」
- アーニャ
- 「もっちろん。……ガルバー、お代は置いとくからね!」
- ガルバ
- 「ああ。すきにしろ」
- エル
- 「ハムサンドご馳走様!じゃ、いくわよー」
- ガルバ
- 「騒がしい連中だ全く・・・」
- アーニャ
- 「ごちそうさま! キャロにもよろしくね!」
- フィネルダ
- 「着せ替えじゃと…」
- エル
- 「言葉の綾よ。…多分ね」
- アーニャ
- 「そうね、きっと」 ほら、行くわよー、と手招きして。
- フィネルダ
- 「まあ、よい」 少し困ったように笑ってアーニャとエルに続いた
- フィネルダ
- こんなところじゃな
- アーニャ
- そうね。この後しばらく着せ替え人形にしたわ。
- エル
- たのしかったわー
- フィネルダ
- むむじゅ
- ログは掃除しておこう
- お付き合い感謝じゃ
- アーニャ
- 部屋の用意もありがとね。じゃあ、あとはお願い。
- ありがと、おつかれさま。
- エル
- てっしゅう。ありがとう!
- !SYSTEM
- アーニャが退室しました