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- レイヴンが入室しました
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- マリーが入室しました
- マリー
- こんばんは
- よろしくお願いいたします。
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- レイヴン
- やあ
- イルスファール王国、星の標。
- レイヴン
- では、よろしくおねがいしましゅ!!!
- 数多くの冒険者が集うこの宿には様々な依頼が舞い込んでくる・・・が。
- その依頼がはけてしまえば静かなもので、その時間を利用して何かしらの作業を行う者も多い。
- そしてそんなのんびりとした時間を本を読んで過ごしていた青年は、本を閉じたところで、顔見知りの女性に声をかけられた。
- マリー
- 「ねえお兄さん、私と遊ばない?」
- レイヴン
- 「──」と、一応は本を閉じて。少し頭を抱えた。
Place└星の標
BGM:Beneath the Mask
https://www.youtube.com/watch?v=NIMKfhJCSME
- レイヴン
- 「こういう時に姐さんが声をかけてくるのは──大体何かしらよからぬことがあるか。もしくは俺に問題があるか──あるいは、姐さんが悪戯したいかのどれかなんだが……」
- マリー
- 「買い物に行きたいだけよ?」
- レイヴン
- 「……何のようすかね」と、ジト目で。読んでいる書物は主に、魔法的な効果を持つ武具類のものだ。
- 「──買い物か……」
- マリー
- にっこりと微笑むのはいつものことである。
- レイヴン
- 「──」ふうと、鞄に本をしまいつつ。「まあ、確かに姐さんにはお世話になってるんで、荷物持ちくらいはやるけれども……」
- マリー
- 「ありがとう、レイヴン」
- レイヴン
- 「この前も、情けないところをみられてしまったしな……」と、情けないわけではないのだが、記憶に新しいせいか気にしているらしい。
- マリー
- 「別に気にしなくてもいいのに」行きましょう、と声をかけ
- レイヴン
- 「ふう──」と、持ってきた色々なものを鞄に詰め。彼女の後ろについていく。
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- イルスファール王国、商業街。
- 食料品から日用品、武器防具など、様々なものを取り扱う店が軒を連ねている。
- 時折異国の食べ物などを売りに来る商人やら、屋台やらが出ている事もあり
- 街の中では、ひときわ活気がある場所ともいえる。
- そんな商業街に買い物に来た女性は、連れの男性に荷物を任せる…などということはなく、書物を取り扱う店に入り、題名を眺め、手に取れる範囲で新作の書物を確認している。
- マリー
- 「せっかくだから貴方も買ったら?」
- レイヴン
- 「──」いまいち今回は意図が読めない。本当に彼女の”買い物”に付き合っているだけなのだろう。たまにやられるような、おすすめの書物をアドバイスする。というわけでもなさそうだ。
- 「あ、ああ」
- と生返事で答えて、ざっと眺める。
- 幅広い書物が置いてる。娯楽ものもあれば、ミニ魔動機のカタログもあったりして、一瞬そちらに目がいってしますが。今の一つの課題である、できることを増やす方面のカテゴリーに目を移す。
- 操霊術は、それなりに使えるから正直ここらの書物ではもう補えないようなものがおおい。となれば、初歩的な練技の使い方。錬金術の使い方。あるいは、武具に関する雑誌か。
- という感じで目を移していく。
- 「(だが、これなら別に俺いらないんじゃないか…?)」
- マリー
- 「こっちは買う物は決まったけれども、何か買う物あるなら一緒に支払いする?」しばらくして、声をかけるのは数冊の本及び雑誌を持つ女性である
- レイヴン
- 「……」と思うが、口には出さず。時間を過ごしていく。「──これは面白そうだな」と、気になる本は見てたりするが。
- 「ああ、いや、大丈夫。また個人的に来る」と、読んでいた本を書棚にしまって
- マリー
- 「じゃあ買ってくるわね」そう告げる女性の声はいつも通りである
- レイヴン
- 「──」
- 「いや、会計までついていく。それなりの量になるだろうから。流石に、荷物持ちくらいはさせてほしい」と、外で待っているというのではなく、ついていって。
- マリー
- 物をねだるわけでもなく、荷物を持たせるわけでもない。
- 「あら、ありがとう」会計が終れば素直に少し重みがある袋(といってもたかがしれているが)を素直に渡す
- レイヴン
- 「──ああ」と、袋を持って。これくらい大したことない。
- 「何の本を買ったんだ。姐さん」と外に出たら聞いてみよう。
- マリー
- 「薬草学関係の本と魔法関係の本ね」
- 内容だけ聞けば彼女が買うのも頷ける内容であるのは青年にも察しが付くだろう。
- レイヴン
- 「ああ、なるほど。納得した。確かに姐さんの専門だからな。といっても、書店で買うよりも図書館で探した方が、有用なものが──」
- 「いや、だから新書か」と、新刊コーナーにいたことを思い出し
- 「確かに最新の技術を知ることは重要、か」と、一人頷いた
- マリー
- ランクこそとっていないが…大剣、宝剣クラスの冒険者と共に仕事をすることもある女性である。真面目には考えていないかもしれないが研鑽を積むのも違和感はないだろう。
- 「新しい論文や研究を読むのも面白い物よ」
- レイヴン
- それには頷いて
- 「いや、それを聞いて俺も思った。最近、読むものに遊びが足りなかったかもなと」
- 「思考が凝り固まってたかもしれない。悪い癖だ」と、首を振り
- マリー
- 「ふふ…集中するのは必ずしも悪いことではないわ?」
- 「でもそうねぇ…息抜きもたまにはいいんじゃないかしら?」
- レイヴン
- 「ほっぺをついてくる女が言う台詞なんですかね……それは」突っ込みつつ
- 「ただ、確かにそれはそうかもしれない」
- 「実力のなさをどう誤魔化していけるか、それを考えているうちに。袋小路に入っていたのは認めざるを得ないからな」と、素直だった。
- マリー
- 「貴女の強さは確かな努力に裏付けされている強さよ、レイヴン」
- レイヴン
- 「そう姐さんが、褒めてくれるのは嬉しいが──」腕を組み
- 「まだ、戦い方のバリエーションは増やせるはずだ。とはいえ、それができるようになったのは、姐さんが進めてくれた呼吸法と組み合わせてこそなんだろうが……」
- 「まだまだ足りない。同じレベルの冒険者と横に並ぶには、まだできることがあるはず。だと思っているよ」
- 「事実、本を読んで学ぶことが多い。そういう意味では無知であることに感謝して、学ぶことができるけれどもな」と、少し笑みを浮かべて
- と、卑屈ではあるものの、決して卑屈だから何もしないわけではないというような態度を見せる。ある意味、嫌味に見えるのかもしれないが。彼の場合本心なのだろう。
- マリー
- 「ふふ…向上心があるのはいいことね」
- レイヴン
- 「向上心を失ったらそれで終わりだからな……ま、まあ」と、少し顔を赤らめて
- 「単純に、学ぶことが面白いというものあるが──」
- 「ああ。もうそれはいいんだ」
- 「それで──。後は姐さんの家までこれを運べばいいか? 幸い、この時間帯なら俺も楽してあの通りを行けるけれども」帰り道の事である。
- マリー
- 「そうねぇ…貴方に渡したいものもあるし、寄ってくれると嬉しいわね」
- レイヴン
- 「分かった。ええと──その」
- 「男の俺がいうのもなんなんだが──」
- 「ボディガード頼みます……」行きのことである。申し訳なさそうに。
- マリー
- 「ふふ、いいわよ、レイヴン」
- レイヴン
- 「自分でいってマジで情けない……」
- マリー
- 「昔よりは進歩しているからいいんじゃないかしら?」
- レイヴン
- 「そう思いたいよ…」
- マリー
- 「帰りも街を出るまでは送るわ」
- レイヴン
- 「──分かった」と、何かを言いかけたが。頷いた
- マリー
- 付き合ってくれたお礼よ、となんともないように声をかけて
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- イルスファール王国、繁華街。
- 夜ともなれば多くの店が開かれ、にぎわいもあるが…昼間は比較的静かなものである。
- その繁華街の一角にある居住地に…神官である女性は住んでいる。青年も何度か来たことがある場所である。
- マリー
- 「今お茶淹れるわね」となれた様子で茶を淹れる女性である。
- レイヴン
- 「前もお世話になって悪い」と、座って待ちつつ
- いつものハーブティーを淹れ、青年にカップを渡す。
- マリー
- 「ふふ…今日も付き合ってもらったし、いいのよ」貴方とお出かけできたのも楽しかったし、と微笑んだ。
- レイヴン
- 「──…」お出かけできたのもという部分には頬を少し赤くした後に「まあ、実際に生活でも。依頼でも。これまでも頼りきりだからな。これくらい大したことないさ」
- 「いただきます」
- と、お茶をもらおう
- マリー
- 「あとこれは預かってたものよ」はい、と袋を渡した。少し重さがある。
- レイヴン
- 「預かっていたもの──?」
- 「姐さんに何かを渡した覚えはないが……」
- マリー
- 「貴方に渡してくれって頼まれたのよ」
- レイヴン
- 「?」訝し気な視線を浮かべて
- マリー
- 「…おにーさんは会いたくないと思うから、助けて欲しい、って」
- レイヴン
- 「クラウンあたりか。というか、最近あいつにもあっていないが──」
- 「あ……ああ」
- それで察したように頭を抱えて
- 「むしろ謝るのはこちらの方だというのに……こちらの事情というだけで、金銭だけ渡して、逃げるだなんて……。女性に対して不躾な行動をとったのはこちらだろう」と、ため息をつきながら
- 「といっても、これを受け取らないと言っても。彼女が納得しないか──」と、視線を少し逸らし考える
- マリー
- 「あの子が軽率だったのも事実よ、レイヴン」
- レイヴン
- 「といっても花街に住んでいる女性が──客を取るのは事実。それに対応しきれない俺が……」
- 「……」
- マリー
- 暗にもらっておきなさい、と。
- レイヴン
- 「いや堂々巡りになるな、やめておこう」
- 「ありがとう。と伝えておいてほしい。もし──会うことがあれば、自分でもいうようにする」と、それをしまって
- マリー
- 「対価をあの子が与えたならまた別だけど、そうじゃないならあの子はそのお金を受け取れないのよね」
- レイヴン
- 「なるほどな」
- 「彼女なりのルールか…
- マリー
- 「ええ、伝えておくわ」
- レイヴン
- 「……ますます俺が悪いじゃないか……」と、頭を抱えて
- 「と、とにかく言わんとすることは分かったよ。姐さん」
- マリー
- 「悪い子ではないんだけれどもねぇ…はしたないことをしたとは思ったわね」
- レイヴン
- 「だが、いずれにせよ。俺も彼女とちゃんと面と向かって話せないといけないことは事実だ。俺自身も反省の糧とするよ……一足飛びにはできないだろうけど」
- マリー
- 尚はしたない、という言葉が出てきたが自分が客観的にそうでないのは理解している。
- レイヴン
- 「ともあれ、姐さんが──なんというか。星の標で今日、わざわざ俺に声をかけた理由は理解した」
- マリー
- 「あら。ふふ…言ったじゃない、私と遊ばない?って」
- レイヴン
- 「なんでそこに戻るんですかね……」
- 「というか、何で嬉しそうなんですかね……そういうこという時は……」
- マリー
- 「そうねぇ…貴方と一緒に時間を過ごすのは楽しいから、かしら?」
- 「時間をとらせたわね、そろそろ行きましょう」
- レイヴン
- 「……」と、再び頬を赤らめたが「あ、ああ」
- 「いや──やっぱり一人で帰りたい。姐さんはもう休んでくれ」
- マリー
- 「…あら、大丈夫かしら?」
- レイヴン
- 「この時間帯ならまだ問題ないだろうし──。黄昏るわけじゃないけど、1人で街の景観を見ながら帰るのも悪くないしな」
- マリー
- 「ふふ…わかったわ」
- レイヴン
- 「いざとなったら──その時さ」
- 「それじゃ、姐さんも。無茶しないように。特に食事はちゃんとするように」
- 「失礼するよ」
- マリー
- 「また遊びましょう、レイヴン。そうねぇ…その時は、また泊っていってもいいわ」
- レイヴン
- と、いってドアを開けて出て行った。
- マリー
- 手を振って見送り
- レイヴン
- 「……泊まるような事態にはならない!」
- と聞こえてたらしく叫んで
- そのまま出て行った。
- マリー
- 「…………もう少しかしらね?」
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- マリー
- お疲れさまでした
- レイヴン
- こんな感じだな
- 御疲れ様ありがとう
- 明日から
- いらいがんばってきます
- マリー
- がんばってね。
- レイヴン
- 20200608_0
- マリー
- いってらっしゃい
- レイヴン
- これログよ
- そろそろ
- マリー
- ありがとうー
- レイヴン
- 頑張れそうだよね
- 女性関係
- マリー
- うむ
- レイヴン
- まあ、ここはこれでおさらばしておこう
- マリー
- 成長を楽しみにしているよ
- おつかれさまー
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- マリーが退室しました
- レイヴン
- ではかいさん
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- レイヴンが退室しました