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ゲームルーム[N]

20200404_0

!SYSTEM
ユウゴが入室しました
!SYSTEM
ネフィーが入室しました
ネフィー
これでも明度はあがってるんだ
ユウゴ
どん
どこでやるか
ネフィー
酒場でもいいし、市場でもいいし、前みたいに宿近くでなんか運動してるところでもいいし
ユウゴ
悩むなら酒場がいいかなw
ネフィー
こっちがなんか冒頭でやりたいことっていうのがすぐ思いつかなかったので
それでおねがいします^p^
ユウゴ
ではでは
#
 
 
 
空は、夕暮れ。
店先や、道ばたにかけられた灯りが、ぽつぽつとともり始める頃。
通りには、いくつもの酒場が立ち並んでいる。
市場から程々に近い、この通りは、これからがむしろ稼ぎ時という時間帯だ。
一日の終わりを酒と食でささやかに祝おうと、いまも多くの人々が流れてきている。
そんな一角の――
ユウゴ
「………」とある酒場の外に並べられたテーブルに、どかっと陣取ったのはひとりの男だ。
いらっしゃい、とやってきた給仕の娘に、「そうだな、何か適当に早くできてうまいもんと、あと酒」と返すと、背もたれに身を預けて、目だけで辺りを見渡した。
――……」くあ、と欠伸を噛み殺す。
致命的に金欠というわけではない。稼業をやっていれば、剣の振るう先に困る事もない。冒険者仲間は、みんな一癖も二癖もあるが、基本的には良い奴らだ。
不満があるわけではない、しかし――
ありていにいえば、ユウゴはここのところ退屈していた。
ユウゴ
入れそうなら入っていいのよ
ネフィー
ほい
ユウゴ
給仕がもってきた酒を、ぐいっと呷る。
「……なんか、面白ェ事ねえかな」
ダメ人間な台詞をぼやいた。
ネフィー
にょきっと、ユウゴの前の座席の下から突然人の頭が生えてきた。
「よーっす」 相変わらずの笑んだ口元。
ユウゴ
生えてきた顔を、3秒ほどじっと見つめて、
「……ンだよ、お前か」
そう言って、もう一口酒を呷った。
ネフィー
「判断鈍ってんねぇ」 3秒ほど止まってたよね。
「なになに、負け続き? 探索続き? 大した成果が得られない?」
ユウゴ
「な訳あるか」 ネフィーの登場した時のテンションに合わせられなかっただけです
「んん……」
「どっちかって言うと、その逆だな」
ネフィー
「えっ、珍しくない?」
「でもその割に面白くないっていうのは」
「勝ち続けても退屈しちゃうゼイタクなお悩み?」 テーブルに身を乗り出し、両腕と上半身をのっける。
ユウゴ
「贅沢ねぇ……」
ネフィー
「あーと。勝ったら楽しいとかじゃなくて、勝つまでの過程が面白くないって~?」 ごろり、とそのままひっくり返り、逆さになった顔でユウゴを見る。
「まなんでもいーんだけどさー」 テーブルにのっかった適当にうまいもんに手をだす。
ユウゴ
「割り勘だぞ」
ネフィー
「け~ち~」
ユウゴ
ぴしゃり、と言葉でその手をはたくように半眼で。
「うるせー、何でお前に奢らなくちゃいけねえんだ」
ネフィー
「いーじゃんちょっとぐらい。ユウゴの胃袋ほどでかくないからそんな変わらないっしょ? あ、おねーさ~ん私もお酒ちょーだい!」 そのままの体勢で給仕に手を振ると、苦笑されながらも持ってきてくれた。
そして手を出したら割り勘になるものを食みつつ、ごろりと半回転して体勢を元に戻し、酒をのんだ。
ユウゴ
「おれにたかんな――つーか、近頃つまんねえ仕事ばっか引き受けてたのは、お前のせいでもあるじゃねえか」
ネフィー
「勝ってるならちょっとのことのひとつやふたつぅ」 気軽に笑いのけて言う。
ユウゴ
焼かれた肉にフォークを突き刺し、そいつをネフィーに突きつけた。
ネフィー
「えーそう? もともとじゃない?」
ユウゴ
びしびし
ネフィー
にま、と口を歪めて笑うと、突き刺さった肉に噛みつこうとした。
ユウゴ
さっ、と示し合わせたようにひっこめ、自分の口に放り込んで咀嚼する。「例の橋での闘いの一件で、作った借りを返すためによ、普段ならやんねえような細けえ仕事をコツコツコツコツと――
ごくん、「コツコツとか地道に、ってのは、おれァ一番嫌いなんだ!」
ネフィー
宙を切る。わかってますよーだとでも言わんばかりに顔を引っ込ませて、つまみを口に放って酒を一口。
「自業自得じゃない?」
ユウゴ
「おれの苦労を、そんな四文字で片付けるな」
ネフィー
「じゃあ因果応報で」
ユウゴ
「………」
はあ、と嘆息して、酒を一気に呷った。
ネフィー
「それはそれとして、コツコツが苦手なのはわかるなー」
「着実を悪いとは言わないけどね~、でもそんなちんたらやりたくないみたいな?」
ユウゴ
「……ま、そんなこんなも、そろそろ全部終わるけどな」
ネフィー
「お、やるじゃ~ん。えらいえらい」
やんわり笑いつつ、適当に食べ物の追加を頼んでそれを食べつつ、また飲んで。
ユウゴ
「借りを返して、晴れて自由の身だ」
「だからよ、ネフィー、おれ向きの面白そうなヤマがあったら、おれに話を寄越せや」
ネフィー
「大体そん時居ないからなぁ~」
「ん~……ユウゴは切った張ったのが好きじゃん? 探索とかキョーミある?」
肉にかぶりつく。んまい。
ユウゴ
「まあそう言うなって。いまなら、火の中水の中でも行ける気が――と」
肉を喰うネフィーを見つめて、ジョッキを置く。
「……探索?」
ネフィー
「そうそう、流れ着いた遺跡の探索みたいなやつ」
「行かなくはないけど好きそうなイメージそんなない~」
ユウゴ
――ま、内容次第によるな」
ネフィー
骨ごと肉をしゃぶり、かみきって、酒で流す。
「内容次第かぁ」 へら、と表情を崩して笑う。
ユウゴ
「以前、大昔に滅びたって国の遺跡にいったことがあるが、あれはあれで結構楽しかったぜ」
ネフィー
「へえ~。どこで楽しいって思ったかわかんないけど、面白そうだねそゆところ」
ユウゴ
強敵との命の削り合いも好きだが、純粋な冒険、というのも悪くない。というか、むしろ好ましい。
「遺跡っつっても、色々あんだろ。……言っちまえば、大昔に使われてた下水道だって遺跡扱いなんだしよ」
ネフィー
「昔の建物は皆遺跡だわね」 うふふ。肯定して頷く。
ユウゴ
「あれはあれで、厄介っちゃ厄介な時もあるが――
「清掃用の魔法生物が暴走していたり、なぜかワニが棲息していたり、二本足で立つカメの集団に遭ったりよ」
ネフィー
「にほんあしでたつかめ」
けんしきをふりたい
ユウゴ
カワバンガ!
見識ふってもでないです
ネフィー
はい
あいつらかよ!!1
ユウゴ
「………」 何かげんなりした顔になった。借りを返すための日々でいやなことがあったらしい
ネフィー
「体術がゴイスーで刀剣持ってたりしてなかった? そのカメ」 思い違いかな??
ユウゴ
「その話はやめようぜ――それはともかく、だ」
ネフィー
・з・
ユウゴ
「そういうからには、何か、アテでもあるのかよ?」
ネフィー
「んーや、ね。アテっていうか、今後なるんじゃないかみたいな話よー。耳に入れといて損はないかも~的な」 ポテトをつまんで、行儀悪く横にふりふりと振る。
ユウゴ
「んん……?」 今後ねえ、と。思わせぶりにも聞こえるネフィーの言葉に、首をひねる。
ネフィー
「この大陸に流れ着いた遺跡の一つでねぇ、魔動機文明と魔法文明が混じったやつなんだけど」
ユウゴ
「どっかで聞いたことある話だな……」
「それって、お前がここへ来るきっかけになったって遺跡じゃねえのか?」 前にそんな話を聞いた事がある気がするぞ
ネフィー
「え、すごい、覚えられてる」 記憶にない前提で話そうとしていただなんて。
ユウゴ
「……」 舐められている気がする 「――それで?」 そんな気は押し込めて、話の先を促した。
ネフィー
「それでね~」
「その遺跡って、魔動機文明の方は粗方調べ終わってて、残る魔法文明の方はというと今行ける範囲では大したものがなくって割と興味薄れてる系なんだけど~」
ユウゴ
「けど?」
ネフィー
「つい最近、転移魔法陣の痕跡が見つかったんだとさ。これをなんとか使えるようにしたら、未判明部分の調査ができるんじゃないかって」
ユウゴ
「さらに奥に行けるかもしれねえ、って話か」
「ネフィーお前、その調査ってのに一枚噛んでンのか? もしかして」
直近の状況まで耳に入れている事と、そもそもネフィーに縁のある遺跡であることから、そんな見当をつけて。
ネフィー
「どうだろねー? 話を(盗み)聞いただけだからさ~」
「噛むかもしれないし噛まされるかもしれないし」
「そんな可能性がある以上多分魔術師ギルドも黙ったままじゃないから、いずれ来るんじゃん的な~」
ユウゴ
「………」 ふうん、と
「案外、お前がこっちに来ちまった理由も分かったりするかもしれねえな」
ネフィー
「理由かぁ。理由ねぇ。単にたまたま流れ着いただけって思ってるけど、違ったりするのかな~?」
「まま、なんか面白いもん見つかるといいよね~」
んぐんぐと酒を飲みすすめ、ぷはーっと気持ちよさそうに息を大きく吐いた。
ユウゴ
だな、と同意して、「お前が案内できるなら真っ先に声がかかるだろうが、まだ誰も入った事がねえって場所じゃ、望み薄か。……ま、運よくこっちに回ってくるといいな」
「ガルバのおっさんに口利きでもしておいたらどうだ?」
ネフィー
「私が知ってるとこと同じとも限らないしねー」 微妙に口を尖らせて。
ユウゴ
「あのおっさんなら、こう…… うまいこと回してくれるかもしれねえぞ」
ネフィー
「ん~~~~~~」 笑顔のまま首をゆっくり傾げていって、
「ほっといても《星の標》に来るとは思うけど、それでもいっか?」 自分の人差し指が自分の頬にささる。
ユウゴ
「ま、おまえがおっさんのお眼鏡に適わなきゃそれまでだけどな」
かかか、と笑った。
ネフィー
「それね~」 砕けて笑った。
「今ぐらいので興味あるならユウゴにも来るといいね?」
ユウゴ
「そーだな。そろそろホネのある山に当たらねえと、腕がなまっちまうぜ」
ひとしきり笑い、ふと、酒がなくなっていることに気づいて、
――と。ちょうど空になっちまったか」
ネフィー
「もう一杯のむ~?」
ユウゴ
「んん……」 と、顎をなでて考え、
「それもいいが、河岸を変えようぜ。サシ飲みするなら、もっと向いた店がこの近くにあんだよ」
ネフィー
「いいよ! 知ってる店かな~?」
ユウゴ
「さあ、どうだか」 と、肩を竦めて立ち上がり、勘定をテーブルに置いて。
ネフィー
ユウゴの置いた勘定を見て、しっかり自分の分と割り勘分を隣に置きました。
「ついでに依頼以外のあの話やこの話をしよっかなー」
ユウゴ
「よし、行くか。来いよネフィー――さっきの話の礼に、最初の一杯だけ奢ってやるよ」
ネフィー
「まじ? さんきゅーユウゴ!」
ユウゴ
「はいはい。気が変わらねえうちに行こうぜ」 向こうだ、と顎で示して
肩で風を切るようにして、夜の街を歩いていく。
ネフィー
「行く行くー! 早く早くぅ!」 具体的な場所も知らずに、ユウゴを抜き去って前に出て、忙しない様子だった。
ユウゴ
子供(ガキ)かよ、全く」 そんな様を見て、思わず苦笑するユウゴだった。
ユウゴ
こんなところかな……
ネフィー
あの話はまたの機会にしよう(・ω・)
おつかれありがとうございました!
ユウゴ
あのはなし
お疲れさまでした!
ネフィー
依頼以外の話をしようとしてた(未遂)
ユウゴ
おう
なんか流れ的にね!
たくは……いつ……?
ネフィー
な……
ユウゴ
すや……
ネフィー
なる……はや……
すや……………
ユウゴ
なるはや
お待ちしています
ネフィー
よぶからよぉ……
ユウゴ
たのしみにしてるぜ
それじゃまた次の機会に
ネフィー
ブルブル またしましょう ノシ
ユウゴ
ありがとう~~おつかれ~~~
!SYSTEM
ネフィーが退室しました
!SYSTEM
ユウゴが退室しました
背景
BGM