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- GMが入室しました
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- キリーが入室しました
- GM
- 相手はカイでいいんだっけ。
- キリー
- うむ
- GM
- うむ、ちょっとまってね。前回のログの最後を漁ってくる
- キリー
- 決戦前夜に、カイが一人でいるところを、キリーが訪ねる形で
- GM
- 前夜(直前)
- もう突入前の最後の準備タイミングだからな
- キリー
- ええ、はい
- GM
- よし
- では始めよう。
- キリー
- あい
- GM
-
-
- 鋼都ディニスを覆い尽くす“奈落の魔域”の中には、何処までも澄んだような蒼穹が広がっている。
- 時間を問わず広がるその奇妙な碧天の下、冒険者たちは決戦を前に、最後の準備に入っていた。
- ブリーフィングが終わった後、ディニス鋼国軍の少佐であるカイは、半ば逃げ出す形で準備に向かった冒険者の少女ライカを追っていき……
- その成果はともかく、それが済んだ後に自身もこれからの戦いに備えて、軍拠点の一部屋の中で、準備を始めていた。
- カイ
- 他の誰の姿もない部屋の中で、携行する薬品類や武具の手入れの状況などを改めて確認する。時間がある限りは、準備をしすぎて悪いことはない。
- キリー
- そんなカイのいる部屋、カイ自身の立てる物音以外はしないような静寂を破り、コンコンと扉をノックする音が響く
- カイ
- 何度目かの確認を終えると、最後に、甲に奇妙な紋様の浮かんだ手へと、愛用のグローブを身に着けた。
- キリー
- (はやまった
- GM
- 問題ない。
- カイ
- 「どうぞ」 ノックの音に振り向くと、短く返す。
- キリー
- 「準備中に悪いな。少し、話しておきたいことがあって」 許可が出るや否やガチャリと開いた入り口から現れたのは、キリー・ティンロウ。既に準備は(対してすることないので)万端だ
- 「今、大丈夫か?」
- カイ
- 「いや、構わないさ。道具の確認も、もう何度目か分からないくらいだしな」 こういう時、他にしておく事もないというのが少々虚しいなと、半分冗談っぽく言って、頷きを返した。 「適当に座ってくれ」
- キリー
- 「おう。んじゃ、失礼するぜ」 言われた通りに適当に座り
- カイ
- 此方も椅子を引いてきて、腰掛ける。 「何か確認することでもあったか」
- キリー
- 「あー……やっぱり、緊張しているようだな」 どう切り出そうか迷い、あたりを見渡した後に綺麗に整頓された道具に目を止めて
- 「ああ……それなんだが」 とかやってたら聞かれた
- カイ
- 「緊張、か」 同じく、辺りを見回して。 「これだけの大きな事態は、早々ないからな。いつもは気を抜いているというわけじゃないが、やはり緊張しているのはあるのかもしれない」
- キリー
- 「色んなものも掛かってるしな……んん、コホン」少しだけ、姿勢を改め
「余計なお世話かとも思ったんだが、どうしても気になることがあってな。念の為、確かめておいた方がいいかと思ったんだ」
- 「アルベルトのことだ」
- カイ
- 「出来ることは出来るうちにしておくべきだ。準備だけじゃなく、話もな」 アルベルトの名前が出ると、少し表情を険しくして。 「……あいつがどうかしたか」
- キリー
- 「あいつが今どうなってるのか、どうしてるのかはわからないが、取り敢えず一発殴って連れ戻す。という方針でいいとは思ってるんだが」
- 「もしも、もしもだぞ? 万が一の仮定の話として、だ」
- カイ
- 「何をしようとしているにしても、皆に心配を掛けてはいるからな。一発くらいは殴らなければ気がすまない」
- キリー
- 「あいつと決定的に袂を分かつことになった場合。たとえそれが本意でなくとも、戦って最期まで決着をつけなければならなくなった場合」
- 「お前は、あいつに、刃を向けられるか?」
- カイ
- 「迷うつもりはない」 断言するように言い切ってから、ふ、と息を漏らす。 「と、言い切れればよかったんだがな」
- キリー
- 最初の一言で思わず息を飲む
- カイ
- 「戦う事になったのならば、手加減するつもりはない」
- キリー
- 飲み、続いた言葉で息を吐く
- カイ
- 「が……みすみすあいつを殺すつもりはないからな。もし、そうせざるを得なかった時は、刃が鈍らないとは言えない」
- キリー
- 「ふぅー……」 今のは、飲まれてしまったなと思いつつ 「そうか……いや、すまん。やっぱり、余計なことだったようだな」
- カイ
- 「だが……そうだな。迷いはするかもしれないが」
- 「君たちの誰かにその責任を押し付けてしまうくらいならば、必ず、最期は俺が手を下す。その覚悟はある」
- キリー
- 「いや、それは当然だ。ここで迷わない方が怖いさ」 ハハ、と乾いた笑いを浮かべ 「でも、それでも。手加減しないと、その顔で覚悟を表せるくらいなら、そこに文句つけることなんか誰もできやしないさ」 ゆるやかに首を振り
- 「俺自身はあいつについてそんな知ってるわけじゃないが、今回の事件だと、何が起きててもおかしくない」
- カイ
- 「ああ。既にこんな状況だし、ここからも俺たちの想像もつかないような事が起きたって不思議じゃない」
- 「ただ……」
- 「あいつについてそんなに知っているわけじゃない、というのは間違いだな」 気の抜けたような声になって、笑みをこぼす。 「あいつは、君たちが知っている通りの人間だ。長く見てきた俺が、断言しよう」
- キリー
- 「そして、もしあいつが敵に回ったりしたなら、一番動揺するのはカイ、お前だろうなと思ってさ。まあ……俺が気を回す必要はなかったようだが」 もし、その可能性から目をそむけていたら? それを恐れていた
- 「ハハハ、そうか!」
- 「じゃあやっぱり、何としても連れ戻さないとな」
- カイ
- 「動揺、か。……思っていたよりは、冷静な気がするな」
- 「こうなった以上、あいつと敵対するのも容易に想像出来ると、ずっと考えていたのもあるが……」
- 「たとえ敵対する事になったとしても、あいつが本心から君たちに害をなすようには思えないと信じている――いや、信じたいから……かな」
- キリー
- 「ああ──そうだな。俺も、そんな気がする」 信じると言えるほどの関係はないが
- カイ
- 「まあ、そう思ってはいるが」 腕を組んで、ふん、と鼻から息を漏らした。 「あいつの行動に業腹なのも確かだ」
- キリー
- 「その辺りは、うまく事が運んだら好きなだけその腹立ちをブツケてくれ。ああ、こっちのチームが出会ったら、そのときは俺が一発殴っておいてやるよ」 肩をすくめ、おどけたように
- カイ
- 「先にそちらが出会ったとしても、俺が殴る分は残しておいてくれよ」 冗談、というには真面目な様子で返して。 「……ああ、そうだ」 何かを思い出したように手を打つ。
- 「アルベルトとは関係ない話になるが、君からもちゃんとライカさんには謝っておくんだぞ」
- キリー
- 「さて、と。わざわざ時間取らせて悪かったな。来る前は色々と考えていたんだが、どうもほとんど杞憂だったようだし」 と、立ち上がりかけたところで 「ん?」
- 「あー……、おう……そうだな。何かさっきから見つからないんだが、次に機会があったら」
- カイ
- 「いや、助かったよ。はっきりと言葉にする事で、迷いが薄れた気がする」
- 「ああ、そうしてあげてくれ。俺もさっき、シグネに散々小言を言われてしまったからな……このままだと、キリーにもその矛先が向きかねない」
- キリー
- 「あいつ、普段はまったく女に見えないし怖いものなしっぽいのに、ふっとしおらしくなったりするから調子狂うんだよなぁ……」 ブツブツと呟く
- 「うげ。それは俺も勘弁だ」
- カイ
- 「……そうか? 彼女は何処からどう見ても女性だと思うが……」
- キリー
- 「まあ……その辺は見解の相違ってことで、うん。とにかく後で(見つけたら)話しておくから」
- カイ
- 「それこそ、俺がまだ彼女をしっかりと知らないだけかもしれないな」 付き合いは冒険者たちの方が長いのだし。 「ああ、頼むよ」
- キリー
- 「おう。それじゃ……ああ、あと一応これも言っておくか。ついでだし」
- カイ
- 「うん?」
- キリー
- 「お前がその様子なら大丈夫だと思うが、フレイヤには気をつけてやってくれ。多分、アルベルトが現れたときに一番狼狽えそうなのあいつだから」
- 「あ、いや。すまん。やっぱ今のナシで」
- カイ
- 「ああ、勿論だ。初めて出会った頃に比べれば随分頼もしくなったが――……ナシ?」
- キリー
- 「一番負荷がかかるのお前だってのに、更に積み重ねるのは良くなかったな。ああいや、気を配れる余裕があるなら嬉しいのも確かだが」
- カイ
- 「何だ、そんな心配か」
- 「無用な心配だ。こういう時は、周りに気を配っていた方が、案外自分自身の心の負担は軽くなるものさ」
- キリー
- 「ふむ……なるほど、そんなものか」
- カイ
- 「とはいえ、心配してくれるのは嬉しいものだ。礼を言うよ」
- キリー
- 「ま、お前たちに何かあったら、こっちにも影響あるからな! 礼を言われるようなことじゃないさ。ちょっとした冒険者の打算とか、そういうやつだよ!」 ハッハッハ
- カイ
- 「はは、強かでいいな。そのくらいの自由さは、生真面目過ぎる兵士たちにも見習って欲しいものだが――まあ、これは今は関係ないな」
- キリー
- 「団体行動するなら規律は大事だろうし、適材適所ってやつさ」
- 「さて。いつまで長居しても何だし、今度こそお暇しよう」
- カイ
- 「必要のない所まで堅すぎるのも少なくないからな……。かといって、アルベルトみたいなのは論外だが」 苦笑して立ち上がる。 「ああ、また後でな」
- キリー
- 「実のところ先行きにちょっと不安がないでもなかったが、それも話してたら何かスッキリした。まったく、お前たちはほんと大した兄妹だ」
- カイ
- 「考えるのがあまり得意でない、というのもあるけどな」
- キリー
- 「大事なことだけわかってれば、それでいいのさ。そんじゃ、本番もその調子でよろしく頼むぜ」 と言い、部屋から去っていった
- カイ
- 「ああ、そちらこそ、よろしく頼む」 頷きを返して、その背を見送る。
- キリー
- こっちは撤収して終わり
- カイ
- 「……まったく。歳下の人間にあそこまで心配させて、一発では済ませられなくなるかもしれないぞ」 嬉しそうな、呆れたような、何とも言えない呟きを漏らしてから、荷の最後の点検へと戻った。
- GM
- こっちもOK
- キリー
- お付き合い感謝。お疲れさまでした
- GM
- おつかれさま~~~~~~~
- キリー
- カイが頼もしすぎてあっさり終わったぜ
- GM
- らいかちゃんとも離しておけよ^^
- あいつはなんか
- キリー
- ^^;
- GM
- 鋼メンタル
- キリー
- 鋼やなぁ
- GM
- NPCだからというだけじゃない鋼メンタルの持ち主
- キリー
- 並のNPCだったらここまで鋼にはなりませんわね
- GM
- うむ。
- よし、じゃあ撤収しよう
- キリー
- ライカのことはいいね次第ということで、撤収しよう
- GM
- CCさんきゅーーーー
- うむ。
- キリー
- さんきゅー
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- GMが退室しました
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- キリーが退室しました