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コモンルーム[Z]

20200215Z_0

!SYSTEM
アルカディラが入室しました。
!SYSTEM
エフティアが入室しました。
エフティア
おっと 色をずらそう
アルカディラ
別にこっちでずらしてもいいわよ
アルカディラ
これでいいや。
エフティア
手が早かった。助かる
!SYSTEM
アーデリーネが入室しました。
エフティア
リーネが色に悩んでいる気配がする
アルカディラ
来たわよ。
アーデリーネ
お、おまたせしました
エフティア
来たか。
アーデリーネ
図星です…
黄色にするか、ピンクにするか、薄紫にするかで
だいぶ、、
エフティア
髪か瞳の色に落ち着く所はあるな
アーデリーネ
3人の邂逅編でいいのですよね
アルカディラ
あんまり詳しく何するのかは知らなかったけど。
エフティア
でもいいし、稼働前の認識合わせで王都に来た所でもいいが
アーデリーネ
では王都に来たところというか
エフティア
家の騒動からはじめるとなると、恐らく時間がかかるだろうとは思う 
アーデリーネ
元はどこに居た認識でしたか?>エフティア
アルカディラ
でしょうね。
エフティア
私は南方からリーネの家に引き取られる形であったから、
三人でそろって元居た場所といえばリーネの家がある地域かな。
アーデリーネ
家のある場所はユディスではないので、王都には最初から居たと思います
それが不都合であれば、ドラスとかになります
あるいはファティマ
アルカディラ
私はどこでも変わらないからお任せ。
アーデリーネ
ファティマにしましょうか。あまり焦点があたってる場所ではありませんし、王都からも近いですし
ファティマから、王都へ
エフティア
どちらでも構わない。では、そうしよう
アルカディラ
OK
アーデリーネ
描写は、と 私がする形でいいですか
アルカディラ
よろしくね。
エフティア
宜しく頼む。
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国、王都イルスファール
一台の大型馬車──ある家の家紋を幌に印刷した──が、停留所で止まる
御者台にいた2人の御者は、荷を下ろしていく 最近、この家紋を持った家のは、王都にある中規模の屋敷を借り上げたためだ
ヘルツベルク家 イルスファール王国で商家として知られるその家は、最近主を変えた
管理している会社等の経営自体にはその体制から影響はないが
その直近の家族にはそう思いってられない変化が起きている
御者たちは、黙々とファティマから運ばれた荷物を屋敷へと運ぶべく準備をしていく
その近くに、小型の馬車がまた一台 こちらは明らかに人……それも貴賓が載るように設計されたもので
中には3人の女性──少女達が居た
アーデリーネ
薄紫のセミロングヘアをまとめて、上等な執事服に身を包んだ少女は、御者と窓越しに2,3,言葉を交わすと 座り直して
アルカディラ
そんな様子に目をくれることもなく、足を組んで座り、読書を続けているのは長い白髪をワンサイドアップにした軽装の少女。
エフティア
はあ、と息を吐いて 腕を組みながら不愛想な表情を浮かべるのは、長く伸びた黒髪を低い位置で結んだ女性だ。
アーデリーネ
「──屋敷への荷運びは予定通り夜までには完了する見込みです。後続の荷物も、ファティマから取り寄せもできます」
エフティア
髪と同じ黒の瞳には、金の輪郭が浮かび上がっている。視線を薄紫の少女へと向けると、小さく頷いた。 「ああ。問題が無いのであれば良い」
アルカディラ
車内の誰とも言葉を交わす事なく、気怠そうにページを捲り、ひとつ欠伸をこぼす。顔を上げれば、その肌が肌色ではなく灰褐色で、さらに揺れる前髪の間からは、額に3つ目の瞳が見える。
アーデリーネ
金色の瞳を2人に向けて 「この後ですが……」
アーデリーネ
冒険者になると言い出したのは
エフティア様ですよね?
アルカディラ
声を掛けられ、紫色の瞳を一瞬持ち上げてから、すぐに本に視線を戻した。
エフティア
ああ、そうだな。
理由についてはさして語らずに、でいい。
アーデリーネ
「予定では王都の冒険者ギルドを回る…とありますが、本当によろしいのですか?」
正気か、と言えたら言っていただろう
エフティア
「伝えた通りだ。それとも、二度三度言わねば解らないか?」 言葉を選ぶアーデリーネに溜息をついて
アーデリーネ
「……いえ」
アルカディラ
「正気の沙汰じゃないわね。自ら死地に赴くようなものよ」
二人の会話に目を向けることなく口を挟む。
エフティア
「あの堅苦しい(いえ)に籠っていられる方が正気ではないさ」
アーデリーネ
「〈白銀の翼〉、〈桜木の葉〉、〈黒き剣〉……それから〈星の標〉」 メモを開いて読み上げて
アルカディラ
「好き勝手やっておいてよく言うわ」
エフティア
「まして、命を狙うものがいるくらいだ」 なあ、とアーデリーネを一瞥して
アーデリーネ
「……」 メモを握る手に力が籠もる
アルカディラ
「それをわざわざ手元に置いておくなんて、真性のマゾね。異常だわ」
ふ、と嘲笑を浮かべると、本を閉じて横に置いた。
エフティア
アルカディラの言葉は流すようにしていたが、やがて溜息をついて
「異常であることは否定出来んが、放っておける様なものでもなかっただけだ」 顎でリーネを示して
アーデリーネ
「……」 睨みつける様にエフティアを、そしてアルカディラを見て
アルカディラ
「いいじゃない。放っておけば勝手に死ぬわよ、この子」
「ね?」 睨むような視線に対して、意地の悪い笑みを浮かべて小首を傾げてみせた。
エフティア
「それでは、」 瞬きを一つして 「つまらない。……ああ、つまらないだろう」
アーデリーネ
一度瞑目して 落ち着かせて 「……お願いします」 御者に声をかける
アルカディラ
「やっぱり真性だわ」 溜息を返すと、背を座席に深く預けて腕を組んだ。
アーデリーネ
がらがら、と車輪が音を立てて王都の中を走り始める
エフティア
「……一言多い護衛だ、全く」
アルカディラ
「寛容ね。それとも鈍感なのかしら」 一言で済ませている気はないと、鼻で笑った。
エフティア
「寛容なんだ、私はな。躾のなっていない犬を育ててやる程度にな」
アーデリーネ
「……」 拳に力が籠もる
アルカディラ
「だそうよ、犬。何なら、私が飼い主を殺してあげましょうか? 頼み方次第では、安くしておくわよ」 
アーデリーネ
「…‥犬じゃない」
エフティア
揺れる馬車の振動に眼を瞑りながら、座席に背を預けて アルカディラの提案には、さして驚く事もなく様子を見守る。
アーデリーネ
「……お前も許すつもりはない…誰が、お前なんかに…」
アルカディラ
「私を恨むのはお門違いというものでしょう。先に裏切ったのはそっちなんだし」
アーデリーネ
「……」
「お前が邪魔をしなければ…」 つよいつよい、恨みを込めた声で
エフティア
「……殺したいのであれば、大人しくしていれば良かったんだ」 呆れた様に呟いて、
アーデリーネ
「黙れ、兄様の仇……」
アルカディラ
「邪魔じゃなくて、し・ご・と。分かる?」
エフティア
「お前も兄も、一族の連中も……」 仇、と言われれば少し目を伏せて
「愚鈍な連中ばかりだ。大人しく使っていれば良かったものを」 アルカディラを顎で示して
アーデリーネ
「……」 顔から血の気が引く
アルカディラ
「そうね。せめてもっとお金を積んでおけば、こんな事にはならなかったかもしれないのに」
アーデリーネ
「……黙れ…」
「家族への侮辱は赦さない……」 キッと睨みつけて 
エフティア
「中でも抜けて愚図なのは、お前の大好きな兄様と、待ても出来ない犬だがな」  
「次は"よし"のサインを間違えてくれるなよ」 脚を組み直して、いいか、とばかりに首を傾げてみせる。
アルカディラ
「まあ、事情なんて私にはどうでもいいけど。雇い主サマは何で冒険者になんて興味を持ったワケ?」
アーデリーネ
「……」馬車でなければ、手が出てる 落ち着け…叔父様の立場をこれ以上悪くも出来ない…落ち着け
エフティア
「ただの興味で、それ以上でも以下でもない。家に籠るつもりにも、せせこましい家業を継ぐつもりにもならなかった」
アルカディラ
「実入りが良いとは聞くし、私は反対はしないけどね。あなたが死んだら死んだで、契約も終わるし」
アーデリーネ
「……」どちらも死んでしまえばいいのに
エフティア
「ああ。お前に渡す報酬にも色が付くとなれば、お前としては止める理由もないだろう?」
「何だその顔は」 >アーデリーネ
アルカディラ
「だから止めてないのよ。個人的に稼げるようになったら、こっちから破棄するかもしれないけど」
アーデリーネ
「……いいえ」
エフティア
「それは問題だな。そうなる前に他の護衛も目途をつけておかねば飼い犬に噛まれてしまいそうだ」
アーデリーネ
「……何でもありません、エフティア様…」 今も冷たい場所に閉じ込められている叔父を想うと、冷静になれという自分の説得も受け入れられる
エフティア
「なら良い。……腰が痛い、到着はいつだ」 
アーデリーネ
「…‥」だが、こいつは、こいつは別だ アルカディラを横目で睨んで
アルカディラ
「……何?」
「私はあなたのご主人さまじゃないし、喧嘩なら好きに売ればいいのよ?」
アーデリーネ
「もう少しです」 視線をエフティアに戻して受け答えする 「まずは最寄りの…‥〈星の標〉からになります」
「……そうさせてもらう」
アルカディラ
「契約にはあなたを殺すななんて条件は入ってないから。挑んで来るならそのつもりでね」
エフティア
息を吐きながら、揺れる車体に身を任せて
アーデリーネ
「……」 まだ勝てない。無意識にセミロングになってしまった後ろ髪に手が伸びる
 
しばらくして、馬車が止まる
ここです。と御者が窓からリーネに告げて
エフティア
「次は残るかわからんな」 その様子に、独り言のように小さく呟いて 馬車が止まると、ついたのか、とリーネに
アルカディラ
「そうねぇ……簡単に殺しちゃってもつまらないし、次は何をして――」 当てつけのように、自分の長い髪を指で撫でて。
「やっと着いたのね。歩いた方が楽だったんじゃないかしら」
アーデリーネ
「承知しました。しばらく待っていてください。…‥」 言葉を飲み込んで 「…終わり次第次に行くか屋敷に戻るか決めますので」
「…到着しました」
2人に告げて 先んじて自分から降りて
扉を開いたままに保持する
アルカディラ
傍に置いてあった杖を手に取ると、アーデリーネに続いて馬車を降りた。
エフティア
ゆっくりと席を立ち、馬車を降り
外の空気を吸い込むと、コートを一度気にして 首下を確りと覆っている事を確認した。
 
立派な店構えの冒険者ギルド支店がそこにあって 
アルカディラ
「ふぅん……」 片手を腰に当て、掲げられた看板を見上げた。
エフティア
「星の標、……王都でも名の知れた店、だったか?」
アーデリーネ
「こちらが1件目、〈星の標〉です」 扉を閉じて
アルカディラ
「騒がしそうな所ね」 人が集ってそうで嫌だわ、とこぼしながらも店の入り口を開いた。
アーデリーネ
「参りましょう」
エフティア
「王都に来ている以上、人の波は避けられんだろうさ」 「ああ」
二人の背を追って入って行こう。
 
店内は人が少ない時間帯なのか、ゆっくりとした空気が流れていた 客…というより冒険者も数人いて
君たちの様子……付き人付きの入店者をみれば 依頼か、と腰を浮かす者も数名居る
アルカディラ
ちらりと客を横目で一瞥しながら、店内をある程度歩いていった後―― 「ほら」 顎でアーデリーネをカウンターへと促した。
アーデリーネ
「……」 間を置いてから頷くと
カウンターへと歩いていく 「失礼します」
エフティア
格好にしても、それなりに整えられたものだ。腰を浮かした者を見れば、溜息混じりに首を横に振っておいた。
アーデリーネ
カウンターへと声をかけて
ガルバ
「いらっしゃい。依頼か」
アーデリーネ
「いえ、冒険者登録を」
ガルバ
「……お前さんだけか?」
アーデリーネ
「いえ、3人分お願いします」
エフティア
ガルバに頷いてみせながら、そちらに歩を進める。 「ああ、全員分だ」
アーデリーネ
「手続きはすべて私が」
アルカディラ
「あら、そこまでしてくれるの?」
アーデリーネ
「…‥ご自分で書くというのであれば、お願いしてもよろしいですか」
エフティア
頷いて、書類には手を付けずに
「それは任せる」 字については得意ではない。短文ならまだしも、項目が幾つかあるならいつも通りに任せておく。
アルカディラ
「変なことを書かれたらたまらないもの。自分で書くわ」
アーデリーネ
「どうぞ」 アルカディラに頷いて エフティアの分、自分の分を記載していく 蘇生の希望欄のチェックは自分のにはチェックを入れる
エフティア
「虚偽を書ける様な犬でもないさ」 近場の壁に背を預けて
アルカディラ
「確かに。そんな能はないわよね」 受け取り、自分の分をさらさらと書いていく。
エフティア
アーデリーネが自分の蘇生欄にチェックを入れているのを確認すると、アーデリーネの後ろから手を伸ばして、ペンを持つ手によこせ、と示してみせる。
アーデリーネ
「……」 記載に悩んでいると 手を伸ばされて 大人しくペンを渡す
エフティア
迷わずに希望欄にチェックを入れて もう一度ペンを返す。
アルカディラ
「ふぅん……」 それを後ろから覗き込むように眺めて。
エフティア
視線をアルカディラに向けて 「どうかしたか」
アルカディラ
「別に? ただ二人ともそうなんだって思っただけよ」
アーデリーネ
「……取り戻すまでは死んでも死にきれない。私が最後の1人…ですから」
エフティア
「大方、一族を解放するまではだとか、そういう類だろうさ」 犬については、と頷いて
アーデリーネ
「……」
エフティア
アーデリーネの返答には肩を竦めてみせて 「書けたぞ」 ガルバへと声をかける。
アルカディラ
「消極的ね。そんなのでちゃんと帰って来られるのかしら」
ガルバ
「ああ」
アルカディラ
自分の分を書き終えると、無言でカウンターの上にそれを置いた。
ガルバ
書類を3人分受け取って記載を確認していく 「……」
アーデリーネ
「消極的なんかじゃ……」
ガルバ
「問題ない。受理しよう」
エフティア
確認できるのなら、アルカディラの蘇生希望の欄も置いた際に見ておこうかな。
ガルバ
「店と自らに恥じることのない活躍を期待している……」改めて3人を見て 
アルカディラ
「気になるの?」 指でわざと隠していたが、見られるとそこから指を離して。 「私、ダルクレム信者よ? 穢れがどうとか、気にするわけないじゃない」
ガルバ
「……あまり、かき乱してはくれるなよ」 それだけ言って 別の仕事に移った
エフティア
「自分だけ覗かれる事が好みではないだけだ。……予想もついているさ」 はぐらかす様に言って 「お前は積極的なのかどうかだけは、気にはなるが」
ガルバの言葉には雑に頷いておいて 続いた言葉には、返事はしなかった。
アルカディラ
「生きる目的があるわけじゃないけど、死んで終わりたいとも思わない。積極的とは言い難いわね」
カウンター席に座ると、片手で頬杖をついた。
アーデリーネ
「……登録は済みましたが、仕事がすぐにあるわけではなさそうですし、その予定もありません」
「屋敷に参りましょうか」
アルカディラ
「……ああ、そういえばそういう目的で来たんだっけ」
エフティア
「……」 アルカディラの語った言葉には、内心で頷いてはいたものの 表面には出さずに 
「また馬車、か」 
アルカディラ
「荷物はもう運んでいってるんでしょう? 歩きでもいいんじゃないの」
アーデリーネ
「御者を待たせて居ますが……」 どうされますか、と
アルカディラ
「雇い主サマに任せるわ」
エフティア
「……場所だけ聞いて、歩くとしよう」
「これから使う国なのだからな。犬には道を覚えて貰う必要がある」
アーデリーネ
「……御者には戻るように声をかけてきます」 
アルカディラ
――ですって」 立ち上がり、後ろからアーデリーネの肩に手を置いて耳元で囁いて。 「そうそう」
エフティア
頷いて、アルカディラに視線を向ける。
アルカディラ
「冒険者同士って、私闘は厳禁だそうよ」 嘲りの色を込めた含み笑いを浮かべると、先に店を出ていった。
アーデリーネ
「……」
エフティア
「……」 肩を竦めて
「行くぞ、アーデリーネ」 やれやれ、と頭を振りながら店を後にする。
アーデリーネ
「……はい」
頷くと
ガルバに一礼して最後に店を出る
アーデリーネ
こんなところでしょうか
アルカディラ
私はいつでも。
エフティア
ああ。
胃が蜂の巣になっていそうだな。
アーデリーネ
やってて本当にこう
不憫だなぁって
アルカディラ
かわいそうに。
アーデリーネ
思ってました
味方皆無だから
味方になってくれそうなキャラと絡んだときが
アルカディラ
お金さえ払えば味方になってあげるわ?
アーデリーネ
楽しみですね
エフティア
味方が出来ようが
飼い犬は飼い犬だがな。
アーデリーネ
お前に払ったところで
更に上を払われるのが目に見えてるのに
巻き上げようとするのはやめろ>アルカディラ
アルカディラ
上を行かせないくらい稼いで払えばいいじゃない
アーデリーネ
……お前もいつか…
いえ、今は言うべきではありませんね
エフティア
ヘルツベルク家の資産を上回れる様に頑張るんだな
アーデリーネ
お付き合いありがとうございました
アルカディラ
ええ、それじゃあ今日はこの辺りで
またね?
エフティア
ああ。お疲れ様。
!SYSTEM
アーデリーネが退室しました。
エフティア
)))
!SYSTEM
エフティアが退室しました。
!SYSTEM
アルカディラが退室しました。
背景
BGM