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コモンルーム[X]

20200205X_0

SYSTEM
セルマが入室しました。
SYSTEM
アルヴァロが入室しました。
アルヴァロ
さて
どうする? おっさんはどこででも呑んでるけど
セルマ
どこでもいいぞ
アルヴァロ
んじゃ星の標かな ちょっとトイレ行ってくるからお願いさせていただいてもいいかな
セルマ
私の導入力のなさをしっての狼藉か
アルヴァロ
だいじょうぶさ
いってくる)))
 
 
星の標。
イルシファール王国でも名うての冒険者が集うと名高い評判の店である
イルスファール王国でも名うての冒険者が集うと名高い評判の店である
料理もなかなかのものを提供し、酒の種類も多いことから、依頼を受ける以外にも利用する冒険者も多い
昼や夕の飯時にでもなれば、なかなかの賑わいを見せる
現在は夕食時の真っ最中であり、店内は混雑している
店を覗けば、ほぼ満員というのはすぐ見て取れる。後から来た客は別の店を探すか、時間を潰すために踵を返す者が殆どだ
アルヴァロ
もどりまして
席は開いていないことは無いのだが……
セルマ
「ふぅん。ま、悪くは無い」 開いているのは、2人用のテーブル席を1人で使っている先客のところくらいなもので
見知らぬ相手と相席するのを選ぶ者は滅多にいないのだった。
セルマ
料理をゆっくりと口に運んで、もぐもぐと口を動かしているこの女、一見してガラが悪い
別に周囲を威圧している訳でもないが、どことなく目つきが悪く、格好もラフで、冒険者らしいといった風体なのである
アルヴァロ
「やあやあお嬢さん、一人かい」 くい、と。セルマの対面にある椅子を引かれる。
たのは、焦げ茶の髪を流した、薄緑の眼の男性だ。顔には薄い笑みを浮かべながら、返事を待たずに椅子の背凭れを指でとん、と叩く。
セルマ
「あん?」 口に運ぼうとしていたスプーンの動きを止め、目線を向け
アルヴァロ
たのは? ナシで
アルヴァロ
「おっさんも一人でさあ、こんだけ人がいる中寂しくメシを食おうってのも寂しいもんでね。ちょーっとだけ付き合ってよ」
セルマ
「なんだおっさん。相席なら他に───」 ちらっと周囲に目線を走らせ 「は空いてねえな……」
アルヴァロ
「そーなの。空いてないしさ、お嬢さんみたいな美人さんなら飯も酒も美味くなるってモンなのよ」
セルマ
「まあ、座って勝手に飯食うくらいは構わないぜ」
アルヴァロ
「どーも」 ついっと椅子を引いてそれに腰かけると、キロラインを名指しで呼び付けて
キャロライン。
セルマ
「ナンパ目的なら余所行ってやれよ」 と邪険にするような事言いつつ、仕方ねえなあと笑い
アルヴァロ
ざーっとつまみとエールを頼むと、よろしくぅ、と手を振った。
「ちょっとだけだってぇ、寂しいおっさんの話し相手になってよ」 「あと目の保養とかも」
セルマ
「ま、話し相手くらいなら構わないけど、タカリは無しだぜ。こっちもそう金がある訳じゃないしな」
「目の保養ねぇ。勝手にしてる分にゃ構わないけどさ」
アルヴァロ
「あ、そっちの心配? いらないいらない、集るほど困ってなーいの」 苦笑して、返事には若いねえ、と返して
「んで。お嬢さんのお名前から聞いちゃいましょう」 マイクでも差し出すように、適当なペンを持ってセルマへと向ける。
セルマ
「こっちもその台詞を言おうと思ってたところだぜ。しかし、女に先に名乗らせんのか?」
アルヴァロ
「おやおやおや。こりゃ失敬」 ひゃあ、と両手を上げると、ごほん、と喉を鳴らしながら、着崩した神官服をこれ見よがしに着直す。
「おじさんはアルヴァロ、っていうんだ。んで見ての通り敬虔な神官サンで――
「あ、サカロスじゃないからね。ダリオン様だ」 聖印をびろーんと見せて 「つい昨日くらいにここに登録したかな? えーっとあとは」
セルマ
「うっそぉ!絶対サカロスだと思った」
アルヴァロ
「そうね、好きなものは酒と女の子。嫌いなものはあんまりないかな――、みーんなそういうんだよなぁ、やになっちゃうわあ」 わざとらしく肩を竦めて
セルマ
「こんなダリオン神官見たこと無いし。っていうかダリオン自体がそういないけど」
アルヴァロ
「あー、こらこら。いけないんだぞそういうこと言っちゃ」 運ばれてきたエールを手元に置いて
「ではあらためまして、お嬢さんは?」
セルマ
「セルマ。剣士って言うほどのものじゃないが、まあ、見ての通りだ」
手を広げて見せる
アルヴァロ
「セルマちゃんね。……いやいや、見た所カワイイお嬢さんなんだよな。困ったなー」 視線を露骨に体へと移して
ふーん。なるほど。へえ。 「結構鍛えてんだねえ」
セルマ
腰には小ぶりな剣とツール類が色々。露出は多めで動きやすそう。わかりやすく斥候だ
「そりゃあな。身体が資本ってやつだし」
アルヴァロ
「……」 ごくり。 「そうだねえ、何かあったら大変だ」
セルマ
「なんで息のんだ今」 眉を潜め
アルヴァロ
「いやあ、あんまりセルマちゃんが綺麗だからねえ」 ははー、と軽く笑ってエールを持つと、乾杯を求める様に小首を傾げてウインクしてみせる。
「あ、カワイイの方がいい?」
セルマ
「おっさんのウィンクは可愛くねーぞ?」 笑って流し 「どっちでもいーよ。世辞じゃあなさそうだしな」
自分のエールジョッキを持って掲げてみせた
アルヴァロ
「あー、ひっどい。これでも昔はモテたんだぜ?」 ブロブとかに。
「そりゃあそうさ、おっさんは嘘をつかないの」 「んじゃ、綺麗でカワイイセルマちゃんとの出会いに乾杯、っと」 下から近づけて、自分の位置を低くしながらそれに軽く当てる。
セルマ
「はいはい乾杯」 ジョッキに口をつけ半ばほど飲み込み 「っはあ、おっさんが気を使うなよ」 わざと位置低くしたの気づいてんぞ
アルヴァロ
「先客はセルマちゃんだろ? 借りてんだから遣うさあ」 からから笑いながらぐいっと呑んで 「――お、呑むねえ。いけるクチかい?」
セルマ
「ふぅん。ま、そういうことなら良いけど」 んぐんぐと中身を飲み 「まあ、人並みってところだけど、乾杯の時くらいは景気よく、だろ」
アルヴァロ
「あらぁ。嬉しい事言ってくれるねえ」 おっさん感激、とわざとらしく笑って 「ここ長いの?」 ガルバを示して
セルマ
「いや、私も最近だ」 残ってた料理にも手を付けだし 「生まれはこの国だけどな」
アルヴァロ
「お、そうなの」 最近、という返事よりは生まれの方に興味を示すと、軽く身を乗り出して 「どの辺?」
セルマ
「この王都より南。ダイアンって街。おっさんが好きそうな店いっぱいあるぞ」
アルヴァロ
「あらほんと? いいね、ダイアンね」 懐からメモを取り出すと何某かを書き留めた。
今度行こ。静かに心に決めて 
「セルマちゃんはなんで王都(こっち)に?」
セルマ
「行くなら良い店紹介してやるよ。あっちは王都程には治安よくねーしな」
アルヴァロ
「エッ」 「以外。そういうお店行くの?」
セルマ
「行かねーよ」
アルヴァロ
「安心」
セルマ
「孤児でな。そーいう店で育ったの。丁稚みたいな感じかね」
アルヴァロ
はっは、と笑いながらジョッキを空にして もうひとつちょうだいキャーロちゃーん。
「なるほどね。んじゃあ独りで生きてきたわけだ?」
セルマ
「そうでもないぜ。女ばっかで協力してやってる、雰囲気の良いとこだったし。」「だけど、まあ、私はそういう商売ってのは向か無いなって思ったんで、他に身一つで出来て稼ぎも良いこっちの商売についた訳」
アルヴァロ
「ほっほう?」 頷きながらもう一度視線を落としてすぐ戻す。向いてるのでは? 「ってもまあ、こっちはこっちで危ないし汚いし臭いし……大変だぜ?」
セルマ
「心配してんなら有難うよ。でも何も考えて無い訳じゃない。適正があるからこそさ」
「あと男の視線って女はすぐ気づくからな」
アルヴァロ
「あ、わかっちゃう? 綺麗だからついね」 悪びれる素振りもなく笑って 「考えてないだろうとは言わないけど、まあ老婆心さ」
「こんな筈じゃなかった、なんて思わないようにしてほしいしネ」
セルマ
「ま、派手な格好してるのはわざとだし、咎めないけどさ」 「そう思う頃ってのは死ぬ直前だろ。気にしなさんな」
アルヴァロ
「まあ格好についてはもう少し刺激のない服にした方がいいかもね? おっさんはノータッチだけどね」 犯罪になっちゃうし。
「まあね。……あ、セルマちゃんみたいな可愛い子だったらおっさんいくらでもついてくよ。腕はないけどね」
セルマ
「いいんだよ。見た目からして斥候っぽい、がさつっぴ、あまり気にしないっぽい、って感じだろ。こっちのが声かかりやすいの」
がさつっぽい 
「どこについてくる気だよ」
アルヴァロ
「そんなん悪い男に引っ掛けられても知らないよぉ? ここ、御同業の店なんだから少しは気を付けた方がいーかもよ」
「オシゴト? ここの人なんでしょ」
セルマ
「自己紹介か?そこまで無防備じゃないって」 「まー、神官ならついてくんのは歓迎だけどな」
アルヴァロ
「おっさん……そんな風に見える? こんなに良いおっさんなのに」 やあねえ。
「ま、呼べば行くしいたら行くよ。オッサンで良ければだけどねえ」
セルマ
「そりゃあいきなり口説いてきたらなぁ」 冗談っぽく笑い 「ま、縁があれば宜しくな」
アルヴァロ
「美人がいたらそりゃあ口説くわよ」 気にしていない様に笑って 「そだね。縁が合ったらね」
セルマ
「さすがにそこまで言われると恥ずかしくなってくるけどな」 「んー……メシ食ったら帰るかと思ってたけど、もう少し飲んでくか」
アルヴァロ
「ほんとぉ? そうは見えないけどなあ、オッサンには」 肩を竦めて 「いいね。朝までいっちゃう?」
セルマ
「朝まではダメだろ。明日に差し支えるし健康によくないぞ。おっさんなんだから」
アルヴァロ
「いいのいいの。酒と女の子がいればおっさんはくたばらないのさ」
セルマ
「調子がいいなぁ。まあ、ある程度なら付き合ってやるよ」
アルヴァロ
「どーも。倒れたらちゃんと介抱してあげっからね」
「……あ、キャロちゃーん、エールもう……三つ四つくらいー」
セルマ
「そこまで飲まないしさせねーぞ」
アルヴァロ
「ざんねん。楽しみだったのに」
セルマ
「こんなんで持ち帰られたら話にならないだろ」 にへっと笑い
アルヴァロ
「あら」 それもそうなんだけど。
「なるほど、じゃあもうちょっと頑張ってもらおうね?」
セルマ
「頑張るって程じゃないよ。さっきは人並みって言ったけど、私、結構強いからな?」
アルヴァロ
「じゃあおっさん期待しちゃおっと。こっちに来てからこっち、あんまりそういう機会もなかったからねえ」
セルマ
「ま、それでも程々にするけどな。おっさんこそふらふらになって倒れるなよ」
アルヴァロ
「おっさんは呑んでも呑まれないの。オトナだからねー」
――という訳で、じゃあ」 ほい、と新しいジョッキを持ち上げて
セルマ
「はいよ」 持ち上げまして
アルヴァロ
「かーんぱい」 今度はしっかり、同じ高さでジョッキを合わせるのだった。
セルマ
「乾杯、と」 やや苦笑した感じでジョッキを合わせまして
その後はくだらない話を続けるのであった
アルヴァロ
おっさん見てるから潰れてもいいのに。
セルマ
そういう身体に悪い飲み方はダメなんだぞ(常識人
アルヴァロ
ほらほら呑んで呑んで
セルマ
仕方ないないなあ
アルヴァロ
んじゃあまたね。ナンパ以外にもできることがあることは今度見せよう
セルマ
そこは期待しておくぜ
というわけでじゃあな
アルヴァロ
ん、まったねえ
SYSTEM
セルマが退室しました。
SYSTEM
アルヴァロが退室しました。
背景
BGM