- SYSTEM
- GM苗が入室しました。
- SYSTEM
- アヤメが入室しました。
- アヤメ
- HP: MP: 防護:
- アヤメ
- HP:47/47 [+47/+47]
- MP:20/20 [+20/+20]
- アヤメ
- わたくし
- かえったら
- 技能リビルド刑を受けるのですわ……
- GM苗
- どうするの?
- アヤメ
- 防護:3 [+3]
- アヤメ
- 回避行動を
- さようならして
- 鎧抜きⅠを生やしますの
- そして変幻自在をとりますの…
- GM苗
- いいね
- アヤメ
- 正直ケンタまでとると
- いらないかなって…
- レベル9で練体の極意だし余計に…
- GM苗
- そうね…
- アヤメ
- この前のザーリッシュマンがくっそかたかったのもあったけど
- 鎧鎧を
- したくなったのもある
- やっぱ鎧抜きつよいよ…
- SYSTEM
- シリカが入室しました。
- アヤメ
- GMいいね「はい、防護0」
- シン殿「やれやれ」
- シリカ
- やれやれ。僕はエナで遊んだ。
- SYSTEM
- ベアトリスが入室しました。
- ベアトリス
- おまたせしました
- SYSTEM
- エミーが入室しました。
- アヤメ
- おまたせしました
- シン殿と仲いいキャラをつくりたくなってきた
- シリカ
- HP:64/64 MP:43/43 防護:13
- エミー
- キラ?
- シリカ
- みんな仲いいじゃないか。
- ベアトリス
- HP:41/41 MP:66/66 防護:2
- アヤメ
- そうだね
- アミー「そうだね」
- ベアトリス
- 今日は早く帰りたいって朝から言ってるんだから頼むから喋るより手を動かしてとか
- エミー
- HP:33/33 [+33/+33]
- MP:12/12 [+12/+12]
- 防護:4 [+4]
- ベアトリス
- 帰り寝ていいですよって言うんだったらその言葉通り寝させて下さいずっと喋りかけてくるのやめて
- ということでぼくはげんきです
- GM苗
- お疲れ様です。。。
- シリカ
- かわいそう。
- エミー
- おしゃべり万
- シリカ
- 先輩と現場出た時なんか
- 話題を考えるのも面倒くさいから
- 助手席で寝ててくれってずっと思ってる。
- エミー
- 話し相手にシリおいとこう
- GM苗
- えらい にこっと笑ってそれ以降無言を貫き通すGMの100倍えらい
- ベアトリス
- いやいつもならくだらない話もするけど
- アヤメ
- 俺が助手席に座ってウやるよ(ぐろ
- シリカ
- ウとは
- アヤメ
- 座ってやるよ;;;
- ベアトリス
- イラついてるときの下ネタとか不愉快すぎてやばいw
- GM苗
- それは、やばい
- シリカ
- 無視して寝ちゃうわそんなの
- GM苗
- お疲れ様です。。。
- SYSTEM
- ジルベルトが入室しました。
- ベアトリス
- そして今日一緒した人は空気の読めない人(不機嫌オーラに気付かない
- ジルベルト
- ちょっちかいせんとらぶる
- アヤメ
- ひえええ
- GM苗
- あい
- シリカ
- 強い
- ベアトリス
- よし、吐き出してすっきり。PCには持ち込まないようにします!
- ジルベルト
- はじめてください(これはスマホ)
- エミー
- 尻かに同じことしよう
- GM苗
- 承知しました
- シリカ
- 大丈夫私は黙れってちゃんと言う。
- ベアトリス
- えらい
- エミー
- よろしくおねがいします!
- シリカ
- よろしくお願いします。
- ベアトリス
- お願いします
- GM苗
- よろしくお願いします
- アヤメ
- よろしくおねがいします
- SYSTEM
- ジルベルトが入室しました。
- SYSTEM
- ジルベルトが退室しました。
- ジルベルト
- huu
- なにからなにまでトラブル続きの一日だ
- エミー
- なにからなにまでTo LOVEる続きって考えたら幸せだよ
- #716 この世界の頂で:後編──きっと、こんな空だった
- ジルベルト
- そうでもないかな・・・
- 探し屋"気分屋"シトリスの報告があった遺跡は、魔域に侵食されていた
- エミー
- なにからなにまで虎舞竜続きだ
- 13章くらい続く
- そこは、魔法文明時代末期の異大陸を再現したもので、黄昏ていく時代の移ろいを映し出していた
- アムネウス大陸と呼ばれるその地で、最後の都市と呼ばれた城塞都市テリーザル。そこで君たちは
- 近衛騎士クラッド、その部下のイオン、アムネウス帝国三十三代皇帝リーンベイルと出会い、魔域の核であるアビスコアを探す
- 目下のところの問題は、"硝子病"と呼ばれる伝染病、そして暴虐の異名を持つドレイクの将、ザーリッシュの軍勢による攻勢
- その内の1つ、ザーリッシュを撃破し、彼の魔剣によって立ち込めていた分厚い雲が晴れる
- 空は黄昏色に染まっていて、その中に、ティタニウス一族と呼ばれる者らが建設した"空中都市"ウラニボルグがその威容を示している
- ザーリッシュの言葉、リーンベイルの様子、そして、軍勢の動きなどの違和感を感じつつ
- 君たちはテリーザルへと帰還した
- 君たちが帰還する頃、ゆっくりと巨大な影が空に向けて飛翔していくのが見えた
- "宙船" 大型のガレオン船をそのまま空に浮かべたような外見のそれは 風の音だけを立ててウラニボルグへと向かっていくようだった
- 街はとても静かで
- 硝子病に苦しむ者たちも、逃げまどっていたもの達も…市民の姿は殆どない
- 小さな城の屋根に、ゼーファイストと呼ばれる竜が絡みつくようにして休んでいるのが見て取れる
- リーンベイルは、城の中に居るのだろう
- 一度客と認めたからには、兵士たちも止める事はなく 城の内部に入っていくのなら、玉座の間まで進むことが出来る
- エミー
- とりあえず報告?
- イオン
- 玉座の間まで行くと、黒髪に赤い瞳、黒いドレスの少女が扉の前で控えていて 君たちに丁寧に一礼した
- シリカ
- 「…………」 空に浮かぶ船や街の様子を見てからというもの、不愉快そうな表情を隠すこともなく、兵士たちを押しのけるようにして玉座の間まで歩いてきた。
- ベアトリス
- 「……………」 無言で冷ややかな目を送る。明らかに不機嫌である
- ジルベルト
- どのくらい突っ込んで話をするか
- アヤメ
- 「──」こちらも黙してついていくる。前者2人のように顔にまで不機嫌な様相が出ているわけではないが。それでも、人当たりのよい雰囲気はなくなっている。
- イオン
- 「お疲れ様でした。皆様」顔を上げて 「陛下がお待ちです」
- シリカ
- 「おい、どういうつもりだ」 頭を下げたイオンへと詰め寄り、威圧するように見下ろす。
- ジルベルト
- 「やあ、首尾よく事は運んだよ。君の作戦通り、という事になるのかな」
- エミー
- 「どーもデスよ」(特に何の感慨も無さそうに
- アヤメ
- 「──お待ちですか。少し落ち着いて話ができればいいけれども」と、シリカと同様、その少女を睨みつけるとまではいかないが、じっと見つめる
- イオン
- 「お話であれば、わたしなどではなく、」 シリカを見上げて
- ベアトリス
- 「そうか」
- アヤメ
- 普段ならなんでこんな喧嘩腰にと、思うのだろう。しかし「どういうつもりだ」という彼女の気持ちは今は分かる。
- ジルベルト
- 表面上はにこやかに、元々の作戦立案者であるイオンに語りかけた。だが、宙船が勝手に飛んでいるのは聞いていないことだ
- イオン
- 「陛下に直接する機会がありますし、そちらで如何でしょうか」
- ジルベルト
- 「そうだね、今後の事を話し合うにはその方がいい」
- イオン
- 「私は報告しただけです。作戦通りという事であれば、クラッド卿の御功績でしょう」
- エミー
- 「わざわざ待っててくれてマスし、それじゃ会いに行きましょうか」
- シリカ
- 「あいつに聞いた所で、定められた答えしか返って来ないだろう」
- アヤメ
- 勿論、作戦中のザーリッシュと陛下の様子も気になる。加えて空に”勝手”に浮かんでいた船。何もかもが急展開すぎる。同様、この国自体に何か隠されたことがあるではないかという疑問が浮かぶ。
- イオン
- 「どうぞ、中へ」 促すように 近衛兵がその合図で扉を開く
- ジルベルト
- 「どうかな、存外、腹を割って筋書きに無い事を話してくれるかもしれない」
- シリカ
- 「ザーリッシュ打倒の立役者である我々との約束を無視し、宙船を勝手に浮かべていることに加え、街の異常なまでの静けさ――」 開いた扉の奥へと視線を向けて、
- アヤメ
- 「そうですわね──クラッドさん”も”ともかく。陛下はお会いしたいということだけれども。果たして何を思い出したのか──それともまたあやふやな形な回答が返ってくるのか」
- シリカ
- 「それがリーンベイルの指示の下に行われているのならば、私は奴を斬るぞ」
- アヤメ
- ──扉の奥へ視線を向けて
- シリカ
- イオンを見向きすることなくそう告げて、玉座の間へと進んでいく。
- エミー
- 「それ思っても一応黙ってたほうがやりやすくないデス?」(すたすた
- アヤメ
- 「陛下の指示ではないとは思うけれども──けれども。何か隠されている事情はあると思うわ。きっと、この世界は間違いなく”こちら側”が原因で出来上がっているのだから」と、後ろからついていこう
- ジルベルト
- シリカの怒りに肩を竦め、玉座の間へ進む
- 静かな玉座の間は、近衛兵が整然と並んでいる そしてその主もまた、景色の一部と同化したように、玉座に収まっていた
- シリカ
- 「――ふん、馬鹿共が」
- ベアトリス
- 「私もその時は止めん」そっぽを向いて皆に続く
- 君たち5人とイオンが玉座の間に入る そして階段を上がり 俯きがちのリーンベイルが目に入る
- シリカ
- 同行者たちに向けて吐き捨てると、玉座の前へと先頭を切って進み出て
- 「申し開きはあるか、リーンベイル」 剣は抜かずとも、抜剣している時と同様に瞳を鋭く細めて問いかけた。
- リーンベイル
- 肘掛に両手を置いたまま、息をしているのか定かでもない様子で固まって 「──…‥」
- エミー
- 「?」
- アヤメ
- 「──全く。同行者も癖がありすぎるけれども。それ以上に、この世界の人物も一癖も二癖もあるだなんて……」腕を組んで
- と、不満をたらしつつ陛下の様子を見る
- とはいえ、まずは陛下を問いただすのには賛成だ。
- シリカ
- 「どうした。答えられぬのならば、その首を刎ねるぞ」
- ジルベルト
- 「少し待つんだ」
- エミー
- 「わりと待ってマスよ
- アヤメ
- 「そのような行動に移すならわたくしは止めますが──、ただ、貴女が何も答えぬことには立腹しているのは確かですわ」と、口では静止しつつも怒りの色を目に讃えてリーンベイルを見る
- エミー
- 「一声かけてマスしネ。それより」
- シリカ
- 「だから貴様は馬鹿だと言うんだ」
- エミー
- 「……」(よく玉座の様子を見る
- リーンベイル
- 「……あ、ああ…」生気が宿ったように 沈黙を破って声をあげる 頭を1つ振って
- ジルベルト
- 「君も大概だよ。さて…」皇帝の様子はどうか
- エミー
- 「………なんだ(動いた)」
- シリカ
- 「我々が何のために此処へ戻ってきたかは分かるか」
- リーンベイル
- 薄い金髪の髪が揺れて 「……戻ったか」 そう声を返す 「……」シリカの言葉に怪訝そうに
- ベアトリス
- 「────」 黙って目を閉じているばかり
- ジルベルト
- 「ザーリッシュの討伐、ならびに空を閉ざす魔剣の効力もなくなった。後は病気の根絶の手がかりを求めて空中都市へ、という話ではありませんでしたか? それから、私達の目的への協力も」
- アヤメ
- 「──」その返答にリーンベイルを睨みつける。
- リーンベイル
- 「倒せたか…」 瞑目して 「卿等に合わせて戦場に出て……そこから先がよく思い出せんのだ」
- ジルベルト
- 「なるほど。では、何故、宙船を動かされたのですか?」
- エミー
- 「なんなら私たちも乗せて欲しかったデスネ」
- アヤメ
- 「思い出せない……ならば。今のこの状況についてはご説明できますか。陛下」
- シリカ
- 「私たちが此方へと戻ってくる途中、宙船がウラニボルグへと向けて飛び去っていった。街にも、殆ど人が残っていなかった」
- 「船を動かしたのは貴様の指示ではないのだろう」
- リーンベイル
- 「宙船が動いている…?」
- ジルベルト
- 「ザーリッシュが健在ならば、仮に結界が無かったとしても出航は危険との事でしたが」
- シリカ
- 「貴様も私たちと戦場に出ていて、ザーリッシュを打倒するまで傍に居たのだ。戻ってきてから指示を出し、出航するには間が無さすぎる」
- アヤメ
- 「戦場下において貴女が呆然自失になっていたことも記憶しております。そして、宙船が動いていることを貴女は御存じでない。つまり──」
- 「そもそも貴女。ドミニオンを今、行使できるのかしら?」
- ジルベルト
- この場にクラッドの姿が無いか見回してみよう
- リーンベイル
- 「……イオン、報告せよ」 部下の姿を見つけると顔に手をあてながら
- 「…?」 アヤメの言葉に 「──近衛兵。構えよ」
- リーンベイルの命令に、近衛兵たちが訓練通りに抜剣する
- クラッドの姿は無さそうだ
- ジルベルト
- ドミニオンの行使による一糸乱れぬ動きであろうか
- アヤメ
- 「──……なるほど。力は自体は残されている。ということはあの宙船を動かした輩の検討はおおよそはつきそうですわね」
- リーンベイル
- 少なくともそう見える 命令伝達を受けて、動く というのは違和感がない
- シリカ
- 「さて、どうだかな。ドミニオンではないかもしれんぞ」
- ジルベルト
- 「クラッド卿はどちらに?」訊ねる先は皇帝ではなくイオンだ
- アヤメ
- 「もっとも、推測の域にすぎないけれども」と、髪をかきあげた
- ベアトリス
- 「………」 それはそうだろう。一言で動けぬ近衛など近衛ではない
- イオン
- 「クラッド卿のご判断で、傷病者、末期患者を載せて、ウラニボルグへ出航したのは事実です」
- アヤメ
- 「本当にドミニオンかどうか試す方法はあるけれども──正直、それを検証するよりも先に答えはでたみたいですわね」>イオンの答えに
- シリカ
- 「何故だ。ウラニボルグへそいつらを治せる手段があると、確証があったわけではないだろう」
- エミー
- 「随分急デスネ。善は急げデス?」
- ジルベルト
- 「皇帝陛下のご裁可ではなく、かい?」
- シリカ
- ウラニボルグに、だな。
- アヤメ
- 「──一つ可能性が考えられるとすれば。そもそもクラッドさんは、この状況を”全て”を把握していたのではなくって? だからこそ、あの空の島へ行くだけの確信があった」
- イオン
- 「はい。ですが、これ以上地上に置いておくよりは、良いとのことでした」
- ベアトリス
- 「待てなかった理由はあるのか」 やっと目を開いて言葉を発した
- アヤメ
- 「それにザーリッシュの言葉も嘘ではないでしょう。おそらく、”彼”が戦闘の最後で──操り人形としてではなく”自我”らしきものをもって述べた言葉は偽りではないはず」
- イオン
- 「もう一隻は、雲を超えてテラスティア大陸に向かうべく準備を進めています。後は、陛下のご指示があれば、出港となります」
- シリカ
- 「ただの一騎士が、随分と勝手な事をするものだ。しかも、貴様はずっと此処に居たというのに、今の今までそれをリーンベイルに伝えていなかった」
- アヤメ
- 「ええ。そうですわね。その疑問に関してはシリカさんに同意しましょう──言われなければ答えないのが、陛下への忠義かしら。──いえ、クラッドさんも今現状、陛下への裏切りに等しい行動をしている訳だけれども」
- エミー
- 「他にも兵士を載せて言ってるんデスかネー。」
- イオン
- 「皆様に向けて提供する宙船はご用意しておりますのでご心配なく」 待てなかったのか、という問いにはそう答えて
- シリカ
- 「答えになっていないな」
- アヤメ
- 「どう考えても──。陛下の裏で何かが動いているしか考えられないわ」
- ベアトリス
- 「答えになっていないぞ」
- アヤメ
- 「ええ、全く答えになっていませんわ」
- ジルベルト
- 「おや、他にもあったのか」二隻は移民用か
- ベアトリス
- 「それとも、貴様も全て知って同調しているのか」
- エミー
- 二隻くらいあったのは最初に説明してたかな
- イオン
- 全部で2隻、小型のが数隻 という形
- ジルベルト
- うん
- シリカ
- 二隻は聞いてたな
- アヤメ
- 2隻あったのはきいてた
- ジルベルト
- 「我々もウラニボルグへ向かうことになるだろうけれど、その前にきちんと説明して貰えるかな」>イオン
- アヤメ
- 「仮に。本当にわたくしたちの力が必要ならば、クラッドさんが何かを知っていたにせよ、ザーリッシュの討伐。そこから、クラッドさんを含めてのわたくしたちに再度の協力の要請を求めたはず」
- リーンベイル
- 「申せ、イオン」
- アヤメ
- 「正直に言えば、今のこの状況。嵌められた。としか思えない。このまま空に向かっても、”誰か”の駒として動くようなものでしょう」と、ため息をつきつつ、リーンベイルからのイオンの返答を待とう
- リーンベイル
- 「客人の手を汚させる訳にはいかぬ……クラッド卿は、何を考えている」
- アヤメ
- ちらと、リーンベイルの様子を見る。やはり彼女は白──というよりも、彼女も嵌められた側。あるいは利用されている側なのは間違いなさそうだ。
- エミー
- 「………くぁっ」(あくびを堪える。この状況にめんどくさそうな顔を一瞬浮かべる。
- ジルベルト
- 皇帝とイオンの会話を待つ(。。)
- イオン
- 「クラッド卿は、取り戻そうとされているのです。ご自分の過去を」
- シリカ
- 「意味が分かるように話せ。私はそう気が長い方ではないぞ」
- リーンベイル
- 「ウラニボルグに、それがあると…?」
- ジルベルト
- 「それは、ウラニボルグが卿の一族のものであった時代のことかな」
- アヤメ
- 「──ウラニボルグに自身の過去を取り戻す何かがある──?」と、考えるポーズを浮かべて
- エミー
- 「今更遺産でも欲しくなっちゃったデス?」
- リーンベイル
- 「ティタニウス一族が、空を治めていた時代は、とうに終わっているのに…‥」
- シリカ
- 「かつての威光を取り戻そうと考えているというだけならば分かる、が」
- イオン
- 「少なくとも、卿に協力を求められたのは事実です」
- シリカ
- 「そのために、重病人を連れていく必要はないだろう」
- エミー
- 昨日ラピュタ見たせいでクラッドの見た目が急にアレに
- イオン
- 「ええ、必要ないでしょう。ですが、陛下に対しては有効です」
- ジルベルト
- 「君は陛下への報告よりもクラッド卿への協力を優先したのか?」
- ジルベルト
- 言葉を慎みたまえ
- アヤメ
- 「──元からそういう関係だったのではなくて。やはりクラッドさんは、この世界の事をある程度は存じ上げているものだとみるわ」
- イオン
- 「わたしもすぐここに来れた訳ではないのです」
- シリカ
- 「……まるで人質を取っているとでも言いたげだな」
- リーンベイル
- 「……そんなはずがない」
- 「クラッド卿が……裏切るなど」
- エミー
- 「ところで、さっさと追いかけたほうが良くないデス? まだここで話しマス?」
- アヤメ
- 「──ですが陛下。今は現状をお考え下さい──。貴女の忠臣であった”彼”がろくに相談もせず動いている現状。何かしらの意図があるのは間違いないでしょう。それが”忠義”からなのか”裏切り”からなのか、それは今現状からは判断できません」
- ジルベルト
- 「今までは起こらなかった事、ですか?」>陛下
- シリカ
- 「追いかけたい所だが、移動手段をどうするかが問題だな。こいつらが用意したものなど、信用できん」
- アヤメ
- 「その追いかけるというのが、わたくし非常にひっかかっているのです。勿論、シリカさんの言うことも御尤もですが」
- エミー
- 「でもそれ以外で上に上がる手段って言うと…うーん、こんなに乗れマスかネ」(見渡して
- ジルベルト
- 「ブライト一頭ではさすがに厳しいかな」
- シリカ
- 「まったく……翼が無いというのは不便でならん」
- アヤメ
- 「わたくしたちを空に誘っているように見えます。その意図が何かどうかは分かりませんし──結局は空に行くことにはなるのだろうけれども。ここまで彼の思惑通りだとみて間違いないでしょう」
- エミー
- 理屈はともかく上を取られてるのが射手的に嫌なエミー
- リーンベイル
- 「……失陥から数年、ずっと伴にあったのだ…」 ジルベルトに頷いて
- アヤメ
- 周りに兵士がいるので。ザーリッシュは既に”リーンベイル”を殺したという発言を切り出しにくい。どうにか露払いができないものかと裏で考えつつ
- シリカ
- 「どうだろうな」 アヤメの言葉に口元に手を当てて考える。
- エミー
- 「結局、ここに無いなら空を見てみるしか無いデスからネ。私たちの場合」>アヤメ
- アヤメ
- 「──ええ。おそらくは核の空にある可能性も高いでしょう。だから結局はね」と、エミーに同意しつつ
- エミー
- 「やることが決まってるなら、動くのは早い方がいいデスよ。準備もありマスから」
- ジルベルト
- 「用意された道とはいえ、他に手がかりらしいものもない」
- シリカ
- 「そもそも、何故このタイミングで奴は空に向かった? 私たちが居なければ、あの雲は晴らせなかったのか?」
- エミー
- 「話ならその間にするといいデスよ」
- リーンベイル
- 「……一先ず、1つずつ処理していくとしよう」
- 「イオンを拘束せよ」
- 近衛兵にそう告げて
- アヤメ
- 「──晴らせなかったのではないかしら。彼女が”そういった存在”としてこの世界に定義されていたならば」と、シリカが先ほどしたようにこちらも考える。シリカを否定するような口調ではない。あのザーリッシュが言った言葉がどうにも引っかかっているのだ。
- ジルベルト
- 「いいえ、陛下、お待ちください」
- イオン
- 少女が脇を固められて 大人しくなる
- アヤメ
- 「でもそうなれば──第三者がここに来ることまで計算されていたことになる──?」
- エミー
- 「単に私たちが一緒に来るのが嫌だったんじゃないデス?」
- シリカ
- 「そう定義することが、そもそも合理的ではない」
- ジルベルト
- 「彼女はそのままこの場に。人払いを願います」
- リーンベイル
- 「なんだ、ジルベルト卿」
- シリカ
- 「第三者が来る事が、想定外だったのかもしれんな」
- ジルベルト
- 「ザーリッシュの言葉でお伝えしたいことがございます」
- アヤメ
- 「それはなぜかしら。それならば、シリカさんが先ほど申し上げたように──。私たちが来なくとも空への活路が既に見いだせていたような気がします。だからこの世界は本来、空へ向かうことはできないはず」と、途中まで言いかけて
- リーンベイル
- 「この者らは、ここで話された事は決して口にする事はない」
- エミー
- 「私たちがいなくてもいいなら、最初の時点で既に拘束しようとしてそうデスけどネ。もしくは追い出すか」
- シリカ
- 「あの空虚な戦には、合理的な意味を見出だせん。ザーリッシュの様子と、今までの戦いの状況の推移からして、蛮族軍も何者かの思惑によって操られていたようにしか思えんからな」
- エミー
- 「余計な要素はむしろ邪魔デスよ」
- シリカ
- 「それを打倒したことにして雲を晴らす事など、いつでも出来たようにしか思えんぞ」
- ベアトリス
- 「私達が出張らずとも、か」
- シリカ
- 「――ふん」 リーンベイルに面倒くさそうに鼻を鳴らす。 「決めろ。近衛を退出させるか、此処で死ぬか」
- アヤメ
- 「いえ、そういう意味では第三者が来て、それが想定外の方向に動いているというのはその通りだけれども……。ただそうなると、クラッドさんがこのタイミングで空に行くというのに説明がつかなくなる……」腕をくむ。事情が絡まってきた。
- ジルベルト
- 「では、遠慮なく」もう伝えてしまって構わないだろう?と仲間を振り返り
- リーンベイル
- 「……だが、何より人に聞かれたくないというなら、──」
- アヤメ
- 「──そうですわね。わたくしはその方がすっきりしますわ」>ジル
- シリカ
- 「想定外の存在である私たちを蛮族に当てて時間稼ぎをしている間に、何かの準備を整えに行ったと考えられるくらいだが――それも合理的というか、効率的と言えんことは分かっている」
- 「全てが支離滅裂だ。今この場にある情報ではな」
- ジルベルト
- 「ザーリッシュはかつて陛下を弑したと申しておりました」
- エミー
- 「そもそもここは場所が場所デスよ。効率とか、合理とか、空しい言葉デス」
- アヤメ
- 「──」と、シリカの言葉にはっとして
- 「そうですわね。支離滅裂。その通りだわ」と、合点した顔を見せた
- ジルベルト
- 「今ここに居る自分ではなく、本物の自分が、と」
- リーンベイル
- 「…‥なんだと」
- シリカ
- 「だが、何者かの思惑によって動いているというのならば、そこには理があるべきだ」 >エミー
- ジルベルト
- 「ここに居る自分も貴女も贋物にぎず、デュランディルという時代は既に終わったということを」
- エミー
- 「一般的にこの場所を思惑通り動かせる存在を考えると、理は理でも外の理って感じデスけどネ」
- アヤメ
- 「その何者かが──クラッドさんとしか現状考えられないわ。勿論、第三者がいるのであればまた別の話になるけれども」思惑云云
- リーンベイル
- 「‥‥…」
- アヤメ
- 「だから──彼は外の理を知っているのではないかとわたくしは思うの」
- と、言っている間にジルが口火を切ってくれた
- リーンベイル
- 「……話す、事がある」
- シリカ
- 「魔神共が、私たちの常識から外れた理屈で動いているというのならば、確かに推測のしようもなくなるかもしれんがな」
- ジルベルト
- 「あなたもご存じなのでは…?」
- エミー
- 「この中で、アレと別にそれを知っているのなら、そもそもここの住人じゃないデスけど…何デス陛下さん?」
- シリカ
- 「そうであっても、今回の一連の状況は奴らが喜ぶようなものだとも思えん」
- リーンベイル
- 「──、決して……口に出来ないと、あの場では返した事を、覚えているだろうか」
- シリカ
- 「言ってみろ」
- アヤメ
- 「まあ……空に魔神が巣くっていた。みたいな話になるならば、そうなればもう推測も何も」手をあげて
- 「──ええ」
- ジルベルト
- 「ええ、思えばその時に無理にでもお伺いすべきでした」
- リーンベイル
- 「──、自分が死ぬ、瞬間を余は覚えている」
- シリカ
- 「だから私は文字に落としてでも言えと言っただろう」
- 「夢ではなく、もっと現実的な感覚として、か」
- エミー
- 「うわぁ、それ嫌デスネ。ちなみにどんな感じデス?」
- リーンベイル
- 「現実的か、と言われれば、どうであろうな……ただ、それは動かない事実として、余の中にある」
- 「そうだな、ザーリッシュの剛剣が首筋を通っていくというか…‥千切れていくというか、吹き飛ばされるというか」
- 「視界が安定しなかったのは確かだな……」ちょっと蒼い顔をする
- アヤメ
- 「やはり、いえ、あの者があんなところで妄言を吐くような輩には思えないけれども、ザーリッシュの言葉は本当らしいですわね」
- シリカ
- 「さあな。あくまで言葉でしか聞いていない以上、確実だとは言えん」
- 「それで。その死ぬ瞬間を覚えているだけだというわけでもないのだろう?」
- リーンベイル
- 「そうだ。覚えている、というのも語弊がある」
- アヤメ
- 「語弊……?」
- ジルベルト
- 「この国がどうなっていくのか、いったのかを知っておられる?」
- リーンベイル
- 「そう言った記憶がある。知識がある。余が、リーンベイルであるという情報は、しかと頭にあるが、それは確かなものではないと…思うのだ」
- ジルベルト
- それは死の瞬間よりも先の記憶で、本来は知り得ぬ情報だろう
- SYSTEM
- ジルベルトが入室しました。
- ジルベルトが退室しました。
- リーンベイル
- 「…大陸は沈んだ。そうであるな?」
- シリカ
- 「記憶に知識があるのに、自身が自身であるかは不確か……? 妙なことを言う」
- アヤメ
- 「──」首を傾げ
- エミー
- 「ここの性質上、どこまで言っても再現デスからネ」
- ジルベルト
- 我帰還せり
- アヤメ
- うむ
- エミー
- おかせり
- シリカ
- 「そう聞いている。この国が在った数千年後の未来ではな」
- ジルベルト
- 「失われた大陸、と呼ばれているそうですよ」
- エミー
- あれ魔法文明ってそんな昔だったっけ
- シリカ
- 滅びたのが3000年前だな
- ジルベルト
- 3000年くらい前
- リーンベイル
- 「……そうか」
- シリカ
- 魔動機文明時代が興ったのが2000年くらい前
- 意外と1000年くらい暗黒時代があるっていう
- エミー
- わりと大雑把に前だった
- ジルベルト
- 成立はもっと前になる
- シリカ
- まあ魔法文明時代がもうちょっと実際は保ってたのかもしれないけど
- GM苗
- 空白の時代は浪漫
- ベアトリス
- とんでもない昔
- シリカ
- 魔動機文明時代がなんだかんだ1700年くらい続いてる
- エミー
- ローマ崩壊くらいの考えでいいんだろうきっと
- ジルベルト
- 魔動機文明の初期と成立前ってはっきりいって鎌倉時代よりも進んで無さそう
- エミー
- 魔動機誕生からの進化速度おかしそうだし
- リーンベイル
- 「自分が誰だか、わからなくなることが度々あったのだ」
- シリカ
- それから1700年あってようやく第一次世界大戦くらいだから
- かなり文明は退化してただろうな
- エミー
- 最後の魔動機なんてたった200年前後で成立してそう
- ジルベルト
- 「今しがたのように、ですか」
- シリカ
- 実際は魔動機と魔法が存在するから第一次世界大戦時より大分文明レベル高そうだけど
- ジルベルト
- ここに来て、放心していたあの様子を指して
- エミー
- 魔動機文明時代は産業革命から現代くらいの感じでいいんじゃないかな
- ベアトリス
- なんか、中国で火薬が発明されてから以降現代まで全部火薬時代 くらいの大雑把過ぎる位置付けな気がしてくる
- エミー
- というイメージ
- シリカ
- 終期はそれでいいと思ってる>産業革命以後
- ジルベルト
- 魔動機文明っていう括りがなんかもういい加減で
- アヤメ
- ちょいおてあらい
- シリカ
- 現実の時代分けと一緒の感覚で考えると
- リーンベイル
- 「今しがたというと……そうであろうな。少し、曖昧であった」
- シリカ
- 全然違うわね
- ジルベルト
- 平安~平成までまとめて日本文明っていってるみたいなレベル
- シリカ
- 「生気のない、まるで人形のような様子だった」
- 「ザーリッシュと同じだ」
- エミー
- 「タイムリミットでも近いんデスかネ」
- シリカ
- というかそれを魔動機文明って呼んでるだけで
- リーンベイル
- 「人形…か」
- ジルベルト
- 「そもそも、我々が交戦したのは最初、ザーリッシュではありませんでした」
- シリカ
- 現実の感覚と同じに当てはめようとするからいい加減に思えるだけだろう
- エミー
- 大破局の前後だけわかればええねんの精神
- もし出たらサプリで遊ぶ時代もそこだろうし…
- ジルベルト
- 「突然、駒を入れ替えるように、目の前で姿を変えたのです」
- リーンベイル
- 「それは分からない…ああ、急に姿が変わった」
- シリカ
- 現実でも紀元前の文明とかは
- 年数だけでいえば滅茶苦茶長いしな……
- ジルベルト
- まぁ考古学とかやってる余裕ないだろうからネ・・
- アヤメ
- もどり
- アヤメ
- 「ふむ」
- ジルベルト
- 研究が進めばラヒ文明も正当な系譜であることが明らかに(なりません
- エミー
- おかり
- リーンベイル
- 「…‥クラッド卿との記憶も朧げにある」
- アヤメ
- ラヒ!?
- エミー
- 紀元前とか後の時点でキリスト誕生を軸にするとか言う
- ふわっとした奴だしな!
- リーンベイル
- 「ただ‥‥何か靄がかかっているようでな、思い出せぬ」
- ジルベルト
- 「イオン、君はどうかな?」 拘束はされてるかもしれないがこの場にまだいる筈だ。今の話を聞いて様子はどうか>イオン
- リーンベイル
- 「はっきりしているのは帝都失陥、からの混乱、そして今。テリーザルに来てからの事が殆どだ」
- イオン
- 「……似たようなものです、とお答えしたいところですが」
- 「わたしははっきりと記憶があります」
- ベアトリス
- 胡乱げな視線をイオンに向ける
- ジルベルト
- 「――……話して貰えるね?」
- シリカ
- 「どのような記憶が、だ」
- エミー
- 「え、聞くんデス?」
- アヤメ
- イオンを見て
- イオン
- 「自分の記憶が、ですよ」 こともなげに答えて
- ジルベルト
- 「仮に"核"に近いのだとしたら、聞いておいて損はないさ」>エミー
- シリカ
- 「この国の滅亡に関する当時の記憶かどうか、という問だ」
- エミー
- 「それが本当の事かもう全く信用できないデスよ」
- 「まぁ……聞きたいならいいデスけどネ」(ぷひゅ、と息はいて壁際に寄って
- シリカ
- 「信用などするはずがなかろう。ただ見極めるために情報は必要だというだけだ」
- ベアトリス
- エミーを見やってから視線を戻し
- アヤメ
- 「ええ。お願いしたいわ」
- イオン
- 「──、そうですね。そこまでの話は、完全にお聞きできては居ませんでしたね」
- シリカ
- 「回りくどい言い方だな」
- エミー
- (お好きにどうぞ、と手で合図して
- イオン
- 「わたしはただのメッセンジャー。"道具"に過ぎませんから」
- アヤメ
- 「──(”道具”ややこしい言い方をしますわね)」
- ジルベルト
- 「「君の言う自分の記憶というのは用意されたものでは無い、元からある自分自身の記憶という意味か? 俺達と同じく」
- イオン
- 「そう言う事になります」
- ジルベルト
- 「だとしたら、君はどこから来た? 外か」
- アヤメ
- 「外」
- イオン
- 「ええ。クラッド卿に協力するために」
- シリカ
- 「奴に協力しているというのならば、私たちの敵だということになるが」
- ベアトリス
- 「…………」 小さくため息を吐いたが何も言わず
- ジルベルト
- 「それが君の主の意向に沿うという事か」
- アヤメ
- 「──ええ。それに、それは……とても重要な話なのではなくて。外の世界からの協力者となれば、やはりクラッドさんは、外の世界を認知しているということに……? 考えすぎかしら」むむむと、悩み
- イオン
- 「敵ではありませんよ。少なくとも敵対する意思はありません。わたしには」
- シリカ
- 「ならば貴様の知る限りを吐け」
- イオン
- 「クラッド卿が魔域の核を握っている。これは事実です」
- ジルベルト
- 「魔域、か…」外、とは言ったが敢えてそうは言わなかったのに、お構いなしのようだ
- アヤメ
- 「──加えて、クラッドさんはこの場所が魔域であることを認知していて。加えて言えばイオンさんが──、もっと言えばわたくしたちも外の世界の人間であるということを知っていた」と、もうイオンが魔域といったので
- シリカ
- 「私たちの目的はそれの破壊だ。奴を追い、核を潰さねばならん。敵対の意思はないというのならば、すべて詳らかに出来ような」
- アヤメ
- 「そういうことかしら」>リオン
- イオン
- イオン
- 「ここを生成されたのは、クラッド卿。目的は──おそらく」
- ジルベルト
- 「この魔域は彼の願望を元にしている……彼の望みは何だ。主を護れなかった後悔か? それとも、一族の復権か?」
- イオン
- 「陛下を取り戻す事‥…約束があると仰っていましたか」
- シリカ
- 「……ふん、馬鹿馬鹿しい」 目的そのものではなく、やり口が、だ。
- ジルベルト
- 「取り戻すだって…? 今更何を」
- シリカ
- 「取り戻すべき相手を傀儡として終わらぬ戦いの中に閉じ込め、このような所に放って行くとは」
- エミー
- 「そもそもまやかしデスよ。この場所は」
- イオン
- 「再現する際に、問題が起きたようですね。リーンベイル陛下だけではなく、他のものも再現したから」
- シリカ
- 「クラッド自身も幻に過ぎんというのならば、これほど空虚な場所もないな」
- ジルベルト
- 「ああ、まやかしだ。この箱庭も、何千年も昔に亡くなった者が失くしたものを取り戻すなんてことも」
- イオン
- 「クラッド卿は、」 言葉を切って 「ほんものですよ」
- ジルベルト
- 「……なんだって?」
- シリカ
- 「数千年前の人間だ、と?」
- エミー
- 「今の口ぶりをそのまま信じるなら、そうデスよネ」
- アヤメ
- 「──ふむ。それが事実なのであればクラッドさんはこの幾数年をこの魔域で過ごしてきた、ということになりますが」
- リーンベイル
- 「……」
- イオン
- 「それは少し、違いますね」
- エミー
- この魔域自体が数千年も続いてたら魔神将がゴロゴロ出て来そうやばい
- イオン
- 「クラッド卿がここを作られたのは、最近の事ですから」
- ジルベルト
- 「では、彼は外の世界で何千年もの時を過ごしてきた? 人間には到底かなわない事だろう」
- シリカ
- 「……ふん」
- アヤメ
- 「──ごめんあそばせ。少し理解が追い付きませんわ」と、頭をおさえ
- シリカ
- 「奴は人間ではなかっただろう」
- エミー
- 「人間ならそうデスネ」
- シリカ
- 「わざわざ、自分から角を見せていた」 こつこつ、と自分の角を指で叩いた。
- アヤメ
- 「ええ。だから、可能性としてはあり得るのは分かります……だから、理屈は通るのは分かるのだけれども……」
- ジルベルト
- あれ、ナイトメアだったっけ…素手忘れてた
- エミー
- 「ナイトメアが本当にそこまで長生きかわかんないデスけど、実際いるんデスから出来ると言うしかないデスネ」
- シリカ
- ナイトメアだぞ。
- アヤメ
- メアやで
- エミー
- うむ
- ジルベルト
- 「だとしても、魔法文明からか……? 俄かには信じがたいな……」
- シリカ
- 「あるいは、永い時を眠っていた可能性もある」
- アヤメ
- 「確かに──。永い時を眠っていた可能性。それならば」
- エミー
- 「まあそこは今考えてもわかんないデスよ」
- シリカ
- 「ああ。そこはどうであろうと構うまい」
- 「奴が外で生きていて、この魔域を造り出した事が問題だ」
- ジルベルト
- 「それで? 君達は何故彼に手を貸す。ここで俺達に手を貸すのは裏切りではないのか?」
- シリカ
- 「そもそも――魔域とは、人為的に造りだせるものなのか」
- アヤメ
- 「そ、そうですわね……。ともあれ、クラッドさんはこの世界のありようを認知している。そしてそのノイズの一部を取り除いた今だから動けるということですわね」
- 首を振り「わたくしも魔域を担当するのはこれがはじめて。存じ上げませんわ」
- ベアトリス
- 「……そういう研究もあったとは聞くが、私が知るのはそれまでだな」
- ジルベルト
- ( 。q ゜)
- イオン
- 「〈奈落の剣〉というものがあります」
- アヤメ
- 「〈奈落の剣〉?」
- ジルベルト
- 「〈守りの剣〉が結界を作るように、奈落でも作り出すっていうのかい?」
- シリカ
- 「今までの話を聞くに、そういうことだろうな」
- エミー
- 「ギルドが黙って無さそうな代物デスネ」
- イオン
- 「はい。持ち主の願いを叶え、魔域として再現する…ものとしてお考えください」
- アヤメ
- 「となれば、クラッドさんは〈奈落の剣〉と言われるものを現代で何かしらの手段で手に入れ──、そしてこの魔域を生成した」
- ジルベルト
- 「そんなものが本当にあるなら、都市の真ん中ででも使われた日には……」
- エミー
- 魔域ややこしいけど発生場所周辺に構造物あると取り込むから
- それは本物なのよな(壊れてるのが治ったりするのは再現だけど
- リーンベイル
- 「……どうしてだクラッド卿‥」
- ジルベルト
- プラフスキー粒子による再現はあるけど、実際に用意されたジオラマは本物みたいなものだな(何
- シリカ
- 公式は多分そこまで細かい所まで設定してないから自由な便利ダンジョンとして使ってくれって感じまでしか考えてない
- シリカ
- 「約束がどうと言っていたな」
- 「その具体的な内容までは聞いてはいないか」
- エミー
- 剣の迷宮と魔域の最大の違いだと思ってる>実際にあるものを召喚するのと空想の再現
- ジルベルト
- ダイバーズとビルダーズの違い
- イオン
- 「──、わたしにはよくわからなかったのですが」
- エミー
- なんとなく魔力で再現するほうが自然で
- マジで召喚する方がおかしく感じる(ぁ
- シリカ
- 魔剣の迷宮の仕組みなんてもう忘れた(
- エミー
- 食べ物も無いかもしれない場所に呼び出される幻獣可哀そう。そりゃ入ってきた奴襲うわ。
- イオン
- 「もう一度リーンと星空を見る。だそうです」
- エミー
- 「……なんか、随分ファンシーな話出てきましたネ」
- ベアトリス
- 「それは貴様だけではなく大抵の奴にもよくわからんだろう」
- シリカ
- 「それならば、リーンベイルと星空だけを再現すれば済むだけの話だろうに」
- イオン
- 「足りなかったようですね。それだけでは」
- エミー
- 「ま、こんな手段を使うくらいデスから。要求は高そうデス」
- アヤメ
- 「星空──」
- エミー
- 「(この話が本当ならだけどよ)」
- シリカ
- 「幻を再現したところで、取り戻す事など叶わぬだろうに」
- イオン
- 「最初は何もない空間にリーンベイル陛下だけ。ただ、どうあがいても納得できる人物にはならなかった」
- ジルベルト
- 「……あの曇天の下で、本当の彼女は死んだのだろうな」
- エミー
- 「そんな物分かりが良かったら、こんなことにはならないデスよシリカさん」
- イオン
- 「より近づけるには、どうしたら良いかと考えた結果」
- シリカ
- 「分かっている」
- イオン
- 「当時を完全に再現した」
- シリカ
- 「――ふん、これが完全だと? 笑わせる」
- ジルベルト
- 「同じ状況に置けばそれらしく振舞うだろうって?」
- シリカ
- 「出来たのは不出来な舞台に、不出来な人形共ではないか」
- イオン
- 「そこにいらっしゃる陛下は、その過程で作り上げられたものです」
- 「ええ、ですが…‥それはクラッド卿お一人でやっていたから」
- ジルベルト
- 「ハッ……役者に演じさせ続ければいつか本物になれるとでもいうのか。そんなもの、付け焼刃に過ぎないさ…」
- イオン
- 「より違う刺激がやってきたら、どうなりましたか?」
- シリカ
- 「――何も変わってなどいない」
- ジルベルト
- 「成功に近付いているようには見えないな」
- エミー
- 急に本物に見えたら中身がドッペルゲンガーになってるのが魔域の怖さ
- シリカ
- 「あのザーリッシュは、何があろうと贋物だ。決して本物には成り得ない」
- アヤメ
- 「ええ。確かにザーリッシュの様子は変わりましたが──結局は幻」>シリカと同じこといった
- ジルベルト
- 「彼女も、ザーリッシュも、自分を本物とは信じ切れずにいる」
- シリカ
- 「貴様の腹心は、相当に物分りの悪い人間だったようだな、リーンベイル」
- エミー
- 「どちらかと言えば悪いのは諦めかもデスネ」
- リーンベイル
- 「……主に似てしまった様だな」
- アヤメ
- 「しかしともあれ──少しは話は見えてきました」
- リーンベイル
- 「……曖昧だが、残っている記憶がある」
- シリカ
- 「諦めが悪いのは、嫌いではないがな」
- ベアトリス
- 「で……貴様、己を道具と言ったが、その道具の持ち手は誰で、協力することに何の目的があるのだ」
- リーンベイル
- 「…最後に、生きよと命じたのだ」
- エミー
- 「シリカさんはそんな感じデスネ」(にへ
- シリカ
- 「戦神の神官だからな。当然だ」
- アヤメ
- 「何がどうであれわたくしたちの依頼は魔域の破壊。であれば、ようやくクラッドさんの思惑の上であろうとも、空に行って、根本を破壊するという算段はつきましたわ」
- ジルベルト
- 「……」 リーンベイルの言葉に眉をひそめた
- シリカ
- 「最期の命令を律儀に守り続けているか。聞く者が聞けば感動に咽び泣きそうな話だ」
- アヤメ
- 「というより、ようやくスタートラインに立てた気がしますわ……」
- ジルベルト
- 「罪な事をしてくれる…」
- エミー
- 「寄り道するからデスよ」
- シリカ
- 「で――」 ベアトリスの言葉を受けて、鋭い視線をイオンへと向けた。
- 「私は最初から蛮族について人族を殺した方が早いかもしれんとは言っていたぞ」 エミーに対して肩を竦めた。
- イオン
- 「──、持ち手はここにいらっしゃいませんし、言うつもりもありません」
- ベアトリス
- 「そう言うだろうとは思ったが」
- アヤメ
- 「だって、仕方はないではありませんの──分からないことだらけに、イレギュラーに加えてイレギュラーが重なるなんて、魔域には常識は通用しないというけれども──ッ!」>エミー、寄り道
- エミー
- 「私はどっちでもいいデスけど、話が通じない方と味方になるとメンドクサイデスよ。」
- ベアトリス
- 「苦労して作り上げた魔域を壊す事を邪魔立てもせぬと?」
- シリカ
- 「私はドレイク語を話せるからな」
- ジルベルト
- 「事情が変わったのか、そもそも初めから彼を此処で始末するつもりだったのかは分からないが」
- エミー
- 「そういう意味じゃないデスよ」(ぷひゅ
- シリカ
- 「分かっていっている」
- イオン
- 「苦労したのは我々ではありませんから」
- アヤメ
- 「ああ、もう過ぎたことはいいのです──ッ! 結果として寄り道をしてしまったのですから!」
- シリカ
- 「クラッドへ協力――というよりも、〈奈落の剣〉を貸与し、その使い方を教えてやるところまではしてやった、が」
- ベアトリス
- 「つまりこの段階で目的は達しているか、この後の経過を見ることに意味がある?」
- シリカ
- 「そこから先は、貴様らの目的には関係ないというわけか」
- アヤメ
- 「とにかく、彼女はこれ以上協力する気もなければ──。もう干渉する意味がない」
- ジルベルト
- 「俺達がこの魔域を破壊する事はそちらの思惑の範囲内ということだな」
- アヤメ
- 「後は煮るなり焼くなり好きにしろ──みたいな感じかしら」
- シリカ
- 「あるいは、ベアトリスの言ったように、この後どのようになろうと、この時点でほぼ目的は達成されている」
- イオン
- 「そうですね…興味があるのは事実の様です」 どこか他人事のように呟いて 「その辺りはご想像にお任せします。外れではありませんから」
- シリカ
- 「――それは、私たちの敵であることと何の違いがある」
- ベアトリス
- 「無いな」
- アヤメ
- 「魔域を作り出せるというきっかけを与え──後はどうでもいいということ。今回の件に関してはクラッドさんをどうにかしなければなりませんが……」と、シリカ、ベアトリスと同様に
- イオンを見た
- 「ええ。そういった〈奈落の剣〉を貸し与える組織に貴女は在籍しているということ。それは確実に人族の、いえ、この世に対する反逆者と同様に思えるけれども」
- シリカ
- 「“奈落の魔域”というものには明るくないが、破壊を依頼されるようなものだ。放っておけば、我々の世界にも何かしら影響が出るのだろう」
- エミー
- 「そうデスネ。簡単な所から言えば魔神が出てきマスよ」
- シリカ
- 「それを造り出す手段を持っている存在と繋がっていると公言する者を放っておく理由はどこにもない」
- ベアトリス
- 「放っておくとやがて大きくなり周囲を飲み込んでいく。百害あって一利無しだ」
- シリカ
- 「そうか」 エミーとベアトリスの言葉に頷き、剣を引き抜き、その切っ先をイオンへと向けた。
- イオン
- 「──残念ですね」 息をついて
- アヤメ
- その様子を止めない。至極まっとうな判断だ。
- ジルベルト
- 「君にこちらの邪魔をするつもりがないのは分かった。だが協力関係を築こうとも思わない」
- エミー
- 「大分時間も稼がれました」
- ベアトリス
- 「──そんなものを背後に空に遠足を決め込むほどに能天気ではないからな」
- アヤメ
- こちらも動ける準備をする
- ジルベルト
- 同じく剣を抜いてベアトリスやエミーを護れる位置へ
- リーンベイル
- 「──部下の不手際は、余が処す」
- シリカ
- 「こやつは貴様の部下ではない」
- リーンベイル
- 「一時とはいえ、置いていた……そこに違いはない」
- アヤメ
- 「ええ。勿論、協力をしてくれるというのであれば、歓迎ですが──陛下貴方だけの問題ではございません」
- エミー
- 「どっちでもいいデスよ。早くしましょう」
- ジルベルト
- 「手出しは無用です。どちらかといえば、我々に因縁のある相手ですので」
- シリカ
- 「言っておくが――私たちも貴様の部下ではないぞ」
- じゃら。と音がする
- アヤメ
- 「矜持だけで、はかれるような時間は過ぎました。それに彼女は現代の因縁があるもの」
- シリカ
- 「選べ、イオン。大人しく捕まるか、死ぬか」
- ジルベルト
- リーンベイルの近衛も、最悪、何かしらの手段で敵に回っても不思議ではないのだ。
- イオン
- じゃらじゃらじゃらじゃら とスカートから、袖から、溢れるように湧き出す ──鎖
- ベアトリス
- 「趣味の悪い」
- エミー
- 「……はぁ、大人しくはしないんデスネ」(頭ぽりぽり
- アヤメ
- 「なるほど、あれは──一般的にフレイルと呼ばれるものですわね」
- ジルベルト
- 「暗器…いや、フレイルか」
- エミー
- 鉄球!? と思ったけどお嬢様に毒され過ぎた
- イオン
- 「──起きなさい〈絡みつく絆〉」 目が赤く発光する
- ジルベルト
- ふつうのお嬢様は鉄球なんてもたないぞ
- ベアトリス
- よその文化に口出ししちゃいけないよ
- アヤメ
- 「当てるということに関しては難がありますが──それさえクリアしてしまえば、威力もそして、急所にも当たりやすい危険な武具の一つ」
- イオン
- 「そのどちらでもなく、この場は退散するとしましょう」 鎖がひとりでに動き出し、固めていた近衛の首を縊る
- エミー
- お嬢様鉄球ってゲームもあるのに…
- アヤメ
- 「更に───なっ」
- シリカ
- 「――させると思うか」 剣を構え、イオンへと向けて振るう。
- ジルベルト
- 氾濫するお嬢様という概念…昔からだったわ
- アヤメ
- シリカと一緒に走りだそう
- イオン
- 鎖がシリカの四肢に巻き付き、剣にも絡みつく
- ベアトリス
- 「逃がすか」 近衛がいるのも構わず、手を真っ直ぐイオンに向けるが
- エミー
- ね、ネビュラチェーン
- シリカ
- 「ッ……鬱陶しい!」 絡みつく鎖を力任せに引き千切り、強引に距離を詰めるが――
- イオン
- どこにしまってあったのかと思うほどの夥しい量の金属の鎖が 行く手を阻み
- ベアトリス
- 「ち、邪魔だ」 鷹の目が無い
- ジルベルト
- 「悪いが、逃がしはしない」鎖をかいくぐり、迫る
- アヤメ
- 「なるほど──エミーさん、後方に離れて射撃準備を!」と、シリカがこうも容易く捉えるのならば、自分も捕まるはずだ
- イオン
- その間に抜いていた赤黒いショートソードをイオンは中空に振るった
- 空間が歪む
- ジルベルト
- 「!?」
- アヤメ
- なるべく捕まらないように、しかしながら、鎖に阻まれつつ、かいくぐっていくが
- エミー
- 「なんかおかしなことしてマスよ」
- シリカ
- 「何を――」 鎖を振り払えば、次の鎖が行く手を阻み、その隙間から赤黒い剣が見える。
- アヤメ
- 「──あれが〈奈落の剣〉!」
- ジルベルト
- 「いけない、レディ!」
- イオン
- 「ついてくるなら、どうぞご自由に」 チェシャ猫のような笑みを浮かべてから ゆっくりと歪みに入って行き
- そして完全に消える
- GM苗
- だいたいあってる
- アヤメ
- おそらく、イオンが消えると同時に、鎖も消えるだろう。その空間の様子を眺めて
- イオン
- 蜃気楼のように空間が歪んでいる箇所があるが、何もしなければそれも消えていく
- シリカ
- 「ッ――!」 持ち手が居なくなったことで緩んだ鎖を、剣で一薙ぎにして
- ベアトリス
- 「ええい……!」 悔しそうに地団駄を踏み
- エミー
- ネビュラチェーンか鎖野郎で年齢がバレる(なお両方おっさ
- シリカ
- 「――クソ、無茶苦茶だな」
- エミー
- 嫌がらせに空間に雷鳴の矢撃ったろ!
- ジルベルト
- 「…随分と一方的な事だ」 思えば今回はどこもかしこも一方通行だ
- アヤメ
- 「──少し理解を越えていますわ。というよりこんな事例をはじめての魔域で遭遇するなんて」
- ひずみはそして消えていく
- シリカ
- 「これが標準かもしれんぞ」
- エミー
- 「核を壊さずに魔域を出入りする手段はいくつかあるみたいデスけど、ああいうのもあるんデスネ」
- シリカ
- ため息をつき、剣を収めた。
- ジルベルト
- 「一般的な、なんて括りで語りたくはないが、これが標準的な魔域だとは思いたくないな」
- アヤメ
- 「──勘弁願いたいですわ」と、シリカに
- ベアトリス
- 「そういえばボルグあたりが出来るとか聞いたことはあるが……」>出入り
- ジルベルト
- 「どうする? 今でも外に出られるなら一旦報告に行くという手もあるが」
- アヤメ
- 「とにかく〈奈落の剣〉の存在はギルドに報告すべきですわね……いえ、わたくしたちだけが知らなかっただけかもしれませんが」
- シリカ
- 「まあいい。奴を追う手段は此処にはもうない。今は捨て置く」
- エミー
- 「私たちが出るには核を壊すしかないんじゃないデスかネ」
- アヤメ
- 「それにイオンと言う女の人相。これも報告しておいた方がいいでしょう。あの女、きっと神出鬼没よ」
- リーンベイル
- 「……──」溜息をついて 「……玉座で大物取りをする羽目になるとはな」
- シリカ
- 「最初にシトリスが訪れた時は出られたようだが、状況が変わった今も無事に出られるかは分からんな」
- ジルベルト
- 「来客の出入りもあれを使って自由自在なのだとすれば、今、外に出られるとは限らないな」
- アヤメ
- 「そうですわね……クラッドさんの目的を考えれば。一度撤退して、準備と、それこそ脅威度判定を再度行って。空に向かって本来の目的を果たすという線もありますが」
- 「ええ、出入りが自由かどうかは不明ですわ」
- シリカ
- 「それに、時間を掛けたい状況ではない」
- リーンベイル
- 「……余の知識が誤りで無ければ」
- エミー
- 「大分時間を稼がれましたよ」
- ジルベルト
- 「思えば、こうして俺達のような外からの配役をおびき寄せる為に、出入りを許可していたのか」
- アヤメ
- 「結局の所、第三者の介入を予見していたのは、あながち間違いでもなかったそうですが」
- 「ええ、時間を稼がれたのは確かでしょう」
- エミー
- 「一々話を聞いてるとろくなことにならないデスよ、まったく」(両手をひらひら
- ベアトリス
- 「ならばご自由に、などと言うでない」
- 「いや言ってはおらなんだか」まあいい
- エミー
- 「陛下さんどうしまデス?」
- シリカ
- 「それで殺す相手を間違えると面倒なのでな」
- エミー
- どうしま? どうした
- アヤメ
- 「とはいえ、私たち以外の冒険者にこの事実を周知できるのはよしとしましょう。そのためにも現状をどうにかしないと」
- リーンベイル
- 「ウラニボルグそれ自体は脅威ではないはずだ……」
- アヤメ
- 「それ自体は」
- ジルベルト
- 「では、そこに保管されたティタニウスの遺産は?」
- リーンベイル
- 「向かう事は難しくない‥…ゼーファイストの協力も得られれば尚よい」
- シリカ
- 「ふん、この魔域がクラッドの好きに出来るというのならば、安全などどこにもなかろう」
- リーンベイル
- 「十全であれば、……というより」
- 「ウラニボルグ自体に興味があるならば、その時は話が変わる」
- シリカ
- 「どういう意味だ。回りくどい言い方はやめろ」
- ジルベルト
- 「どういうことですか?」
- リーンベイル
- 「ティタニウス一族は」
- 「宙船と空中都市の技術を友誼のあったドワーフ族からもたらされ、それを用いて侵略行為や軍事作戦の数々を成功させていた」
- 「宙船自体が、脅威なのだ…と言っても、ここに在ったのは非武装のものが二隻だけではあるがな」
- 「独占技術というものは、盗まれるもので」
- 「空中都市に向けて侵攻するもの達も居たが」
- 「悉くがウラニボルグへは届かなかったと聞く」
- ジルベルト
- 「つまり、彼の都市には侵略に対抗する防衛手段があると」
- シリカ
- 「……それでよくウラニボルグ自体は脅威ではないなどと言ったものだ」
- リーンベイル
- 「既に封印処置が施されているからだ」
- 「それが……あの場所を禁足地にする為の手段であった」
- エミー
- 「私はあの上に浮いてるのをここに落とすだけで十分脅威だと思いマスよ」
- ジルベルト
- 「それを解くには十分な猶予を与えてしまったかもしれないね」
- エミー
- 「やろうと思えばできるでしょうからネ。さっさとなんとかしたいところデス」
- シリカ
- 「落として目的が果たせるのならばな」
- エミー
- 「上を取られてるのはどうも落ち着かないデス」
- アヤメ
- 「──」と、少し考え
- ジルベルト
- 「上から石ころ一つ落としただけでも大惨事だよ」
- シリカ
- 「いずれにせよ、さっさと向かわねばならんのは決まりだな」
- アヤメ
- 「陛下。そのような情報は分かりました。そしてわたくしたちはあの場所へ向かいます」
- シリカ
- 「だが、その前に――」 リーンベイルへと向き直り。 「貴様に問うておきたいことがある」
- アヤメ
- 「ただ──貴女に問いたいことがあります」
- と、被って「あ」と、手を口に当てる
- ベアトリス
- 「………」
- シリカ
- 「先に言え」 顎でアヤメを促した。
- アヤメ
- 「──貴女はどうされたいですか陛下。今は確かに貴女は幻の存在かもしれません。けれども、貴女自体は幻の存在と言えども、そこに意思がある。つまり」
- 「このまま玉座に座ったまま終わりを待つか。それとも、生きろと言った忠臣の真意を知るために、わたくしたちと共に宙の島へ向かうか──。そして、本当の意味で、貴女を願った彼と向かい合うか」
- 「わたくしはそれを貴女に問いたいです」と、シリカに先に促されてそう述べた。
- リーンベイル
- 「……あのもの…イオンが言っていたクラッド卿の目的」
- アヤメ
- リーンベイルの返答を待ちつつ、先を譲ってくれたシリカにいちれいしつつ、一歩後ろに下がった
- リーンベイル
- 「リーンと星空を見る、であったか…‥リーンベイルとは、アムネウスの言葉で、明るき星光という意味を持ち、リーンとは、明るき光という意味なのだ……そして、余の幼少のころの愛称でもある」
- 「すべてを思い出す事は出来ない……最初から知らないのかもしれぬ…ただ、」
- ジルベルト
- 「……」幼少の姫君とその騎士、か
- リーンベイル
- 「真意を、確かめ……そして、一言、言葉をかけてやりたいのだ」
- 「本物でない、というのであれば……クラッド卿にとっては、よりつらいものかもしれないが」
- 「それでも余は……声をかけに言ってやりたい。皇帝という立場に、則した行動ではないのだろうが」
- 「……それが、余の答えだ。不足か」
- ジルベルト
- 「些か」
- 「この際、立場を言い訳にする必要は無いんじゃありませんか? 姫君」
- シリカ
- 「言い訳にしていたようには聞こえなかったがな」
- ジルベルト
- 「あなたには彼に文句を言う権利だってあるだろうし、何なら一撃食わらせてもいい」
- アヤメ
- 「──不足ですわ。皇帝名乗るならば、もっと堂々と。貴女を思うあまり、不当な手段を使ってまで魔域を使ってまでここを再現した──堅物に」
- 「感謝と叱責を伝えに行きましょう。陛下。いえ、リーンベイル。そのお手伝いなら、わたくしは心の底から致しましょう」
- ジルベルト
- 「彼が会いたいのはリーンベイル皇帝陛下ではなく、リーンなんだろう?」
- エミー
- 「えーと、つまりついてくるでいいデス?」
- シリカ
- 「知るか、どちらも同じ人間だ」
- リーンベイル
- 「……名を呼ばれるというのは、いくつになっても嬉しいものだな」 アヤメにはそう言って
- ジルベルト
- 「そういう感傷を引き摺る人間もいるって事さ」
- アヤメ
- 「というより、ようやくわたくしは納得して動けそうです──。ごめんあそばせ、シリカさん。お先に失礼しました」と、シリカにバトンをパスした。
- ベアトリス
- 「男は特にな」 少々冷ややか
- リーンベイル
- 「余はリーンベイルでもリーンでもない……だが、代わりに言葉を伝える事はできよう」
- アヤメ
- 「──その嬉しさは、その忠臣に伝えるまで取っておきなさい」
- シリカ
- 「良い。私の聞きたい事も似たようなものだ――が」
- ジルベルト
- 「肩身が狭いな」苦笑して>ベア
- リーンベイル
- 「ああ、余も共に行こう」 とエミーに答えて
- シリカ
- 続くリーンベイルの言葉を聞いて、つかつかと彼女に近づき、その胸ぐらを掴んだ。
- エミー
- 「私が聞きたいのはそのくらいデスよ。後は好きにしてくださいデス」
- シリカ
- 「その言葉は撤回しろ。先程の言葉が何の意味も持たなくなる」
- 「改めて――私から問おう」
- リーンベイル
- 「……」 動き出そうとする近衛を「良い、動くな」 と制して
- シリカ
- 「貴様は、リーンベイル・アイゼ・アムネウス。アムネウス帝国の第三十三代――最後の皇帝に相違ないか」
- リーンベイル
- 「………ああ、とも」
- アヤメ
- その様子を静かに見つめている。必要なことだ。止めるつもりもないし、止めるべきではない。
- リーンベイル
- 「余は、リーンベイル・アイゼ・アムネウス……」 目を瞑ってから開いて
- 「テリーザルを守護する騎士クラッドの主にして、アムネウスを統べる者……この地が失われるその時まで」
- 「余は、リーンベイルだ」
- シリカ
- 「ならば、部下の不始末も、好いた男の不始末も、すべて貴様の手で片付けてやれ」
- 「人間というのは、守れなかった事に対する後悔を永く引き摺る者らしいからな」
- ジルベルト
- 「……」耳に、胸に痛い言葉だ。本当に。
- ベアトリス
- 「───そうらしい」 ちらっとジルを見た
- シリカ
- 「――私の友も、そうだった」 そう言って、手を離す。
- 「支度に移るぞ。使える宙船と、竜を用意させろ」
- リーンベイル
- 「‥‥…待て」
- 「支度の足しになるかは分からんが」
- シリカ
- 「何だ。もう貴様に問うことはないぞ」
- エミー
- 「はぁ、もう話はいいデス? そろそろ時間の余裕が……?」
- アヤメ
- 「──」と、シリカに言われて準備に向かおうとしたが、振り返る
- リーンベイル
- 「城の補充品から持っていけ。それから、これを」と髪留めを外して 「ザーリッシュを撃破した卿等に報いる方法が、他にないのでな」
- 「もし外に持っていけるのであれば、いい値になるだろう」
- シリカ
- 受け取った髪留めをエミーにでも放って。
- エミー
- 「ちょっと見せてください」(手に取れるならまじまじと価値でも計ろう
- シリカ
- 「では案内の兵士をよこせ。貴様はその間に空を飛ぶ手段の手配を急げ」
- リーンベイル
- うーん、売れたら20000Gかなぁ くらい>えみー 前回の報酬8000Gに含まれてます
- アヤメ
- はぁ……と小さくため息をついて「リーンベイル。全く、それは全て終わってからでも構わないのではなくて?」と、少し呆れたように最後は笑って
- エミー
- 「はぁ、結構良い品デスよ。追加報酬くらいにはなりマスかネ」
- ベアトリス
- 「ふむ。売るのか。金などにするのには勿体ない出来だな」
- シリカ
- 「持ち帰る事ができればな」
- エミー
- 「それはその時考えマスよ」
- リーンベイル
- 「すべて終わった時は終わった時で、また報いねばならぬ」笑みを返して 「ティタニウス一族ではないが。吝嗇な君主には人はついてこぬものだ」
- ベアトリス
- 「まあいい。補充が先だな」
- エミー
- (もし持って帰れるなら二、三頂戴してもバレなさそうだなと一瞬調度品に目をやり
- シリカ
- 「行くぞ」 踵を返し、兵士の一人を適当に捕まえて備蓄庫にでも案内させて準備に移ろう。
- ベアトリス
- 「どうせ魔域だ。漁るぞ」
- リーンベイル
- 「案内せよ」 兵士に命じて
- エミー
- 「しかしシリカさんはその内捕まりそうデスネ。もし王都でそうなったら私の名前、出していいデスよ」
- 「格安で引き受けマスデス」(にひひ
- アヤメ
- 「なら──せめて最後に、この世界を見れてよかったということを見せてくださいませ。リーンベイル”皇帝陛下”」
- 「吝嗇でないと述べるのは決してお金や報酬だけでないでしょう?」と、笑って見せてこちらも準備へ向かうのである
- シリカ
- 「弁護人ならばもっといい相手が居る。不要だ」
- ジルベルト
- 「さて、では参りましょうか、レディ達」
- ベアトリス
- 「もう先に進んでいるがな」ジルよりも
- リーンベイル
- 「……」 困ったような笑みを返して 「作り主も、それを望んでくれたらよいのだが」
- エミー
- 「……結構真面目デスネシリカさん」
- リーンベイル
- バルコニーに向かって 竜の名前を呼ぶ
- エミー
- (司法がまともに機能すると全く思ってない勢
- GM苗
- さて、すみません。この辺りで中断しましょう
- ジルベルト
- 「ははは、なら頑張って追い付かないとな」
- GM苗
- 2月7日は、シリカが難しい事は確認しているので
- 再来週である14日か
- アヤメ
- キリがいいからね
- エミー
- バレンタイン!
- ジルベルト
- 「足踏みは終わりだ」
- シリカ
- 7,8は私が居らん。9は夜ならまあ一応居るかなって感じ。
- GM苗
- 二月第二週のどこかで都合がつく日があればそこでという事になります
- ベアトリス
- 「うん」 すたすた歩いていった。結局皇帝には一度も言葉を投げなかった
- エミー
- あいあい
- アヤメ
- はいよ
- GM苗
- ただ二月第二週は、GMがちょっと辛いので…
- ジルベルト
- おーけい
- GM苗
- 2月10日とか空いてませんか…>皆さん
- ベアトリス
- 基本どこでも平気そう。9時半とかになる可能性はあるけど
- ジルベルト
- ダイタイダイジョーブ
- シリカ
- 木曜に固定の卓などが入っていなければ6日とかでもいいのではないのか
- アヤメ
- 3日の月曜以外はいけるかな
- GM苗
- では6日で
- エミー
- 今の所だいじょーぶ
- アヤメ
- 6日は大丈夫(3日の月曜日でこちらの中編終わるから)
- シリカ
- 10日でも大丈夫。
- GM苗
- 参りましょう
- アヤメ
- あいよ
- ここまできたら熱があるうちに
- やりたい
- ベアトリス
- おk
- GM苗
- 次回でラストの予定です
- シリカ
- では6日の21時半(ベア次第では21時かも)
- GM苗
- 長くなりましたが、最後までよろしくお願いします(深々
- シリカ
- ってところか。
- GM苗
- そうですね
- アヤメ
- あいよ
- ジルベルト
- 6日は木か、OK
- ベアトリス
- ちょっと最近仕事の終わりが安定してなくて
- GM苗
- 分かる…分かるよ…
- ベアトリス
- 19時半くらいにならないと21時に間に合うかが……
- GM苗
- 急に降って湧いたり
- ジルベルト
- 今日みたいな罠が無ければ大体コントロールできる(必ずとは言ってない
- エミー
- 始業には厳しく、終業がぐだぐだな日本企業
- GM苗
- そう言うのがあるんだよな‥
- とりあえず、今回はここまで
- シリカ
- うむ。
- ジルベルト
- お疲れ様でした
- ベアトリス
- 9時に間に合わせるつもりで居てもらって、場合によっては9時半、というのがいいかな……
- シリカ
- お疲れ様でした。GMありがとう
- GM苗
- 自由解散になります
- シリカ
- また次回もよろしく。
- SYSTEM
- ジルベルトが退室しました。
- SYSTEM
- シリカが退室しました。
- GM苗
- はい。お疲れ様でした
- ベアトリス
- ありがとうとざいました
- エミー
- おーつかれさーまー
- SYSTEM
- ベアトリスが退室しました。
- アヤメ
- おつう
- SYSTEM
- エミーが退室しました。
- アヤメ
- またねーーーー
- SYSTEM
- アヤメが退室しました。
- "空中都市"ウラニボルグ その中央にある城で 一人の騎士が佇んでいる
- 眼下に広がる広場には多くの傷病者が並べられている 銀髪の少女たちがそれを無表情に行っている
- 違う刺激を与えるのもダメだった。ならば〈剣〉それ自体の出力を上げてやる以外に、もはや方法は残っていない
- これだけはしたくなかった。…‥そう思う自分がまだいる事を自覚して、騎士は自嘲気味に嗤った
- 何を今更
- もう、わかり切っている事だろう
- 彼女と見る星空の為に……永くを生き長らえた。この時のために様々な方法を、手段を…
- クラッド
- 「もうすぐだ……」 赤黒い剣は、違う色を見せて発光を始めている 「‥もうすぐなんだ」
- 空は、黄昏色から戻らない。この場所が正気でない証拠に、夜になっても、空は赤みを帯びるだろう
- 星空が望めるかは…分からない
- 某所、魔域にて 黒髪の少女が、全身に鎖を巻きつけて寝転がっている 瞳は暗がりの中でも赤く輝いて 人ではない様にも見える
- イオンと呼ばれたあの少女は、黒髪のウィッグを乱暴に外すと 息をつく
- 仕事は終わった。ただ、自分の中で不満が残っている
- イオン
- 「──そんなに見に行きたいなら、後は好きにしてください」 暗闇で誰かに話しかけるように呟く
- 「ただ、あまり仕事に私情を持ち込むと、本当に破棄されますよ。ニオ」
- 「…‥もう貴方の意を汲むことはしませんからね」
- 表情が無表情になり、そして 別人のような印象に変わる
- 「──、行かないわ」
- 「ただ、ほんとうにほんとうに、お馬鹿さん、ねって」
- 「そう思うだけ……」
- 鎖が、じゃらりと鳴った
- 黒一色の魔域内で、1つの紙袋だけが 異彩を放っていたが
- それを見る者は、他にはいない
- SYSTEM
- GM苗が退室しました。
- GM苗が入室しました。
- SYSTEM
- シリカが入室しました。
- SYSTEM
- アヤメが入室しました。
- アヤメ
- さて
- わたくしでうわ
- でうでう
- シリカ
- うむ
- GM苗
- さむさむ
- ジルベルト
- あれ、退出出来てなかったか
- アヤメ
- 1週間縛り付けられたジルベルト!?
- ジルベルト
- 退出メッセージはあるのに入室メッセージは無い
- SYSTEM
- エミーが入室しました。
- GM苗
- ノートは抜けそびれたんじゃない?
- ジルベルト
- そうかもしれない
- SYSTEM
- ベアトリスが入室しました。
- ベアトリス
- 間に合ったンゴ
- GM苗
- 時間通りですね
- シリカ
- ぴったりだな。
- アヤメ
- ですのわよ
- ジルベルト
- よろしくお願いします
- GM苗
- では今日で、終われたら…いいなと言う感じで
- 分割になったらごめんね
- シリカ
- よろしくお願いします。
- ベアトリス
- よろしくお願いします。
- GM苗
- よろしくお願いします
- アヤメ
- よろしくおねがいします
- エミー
- よろしくおねがいします
- 魔法文明時代末期のアムネウス大陸を再現した魔域にて
- イオンの口から語られた、裏側
- クラッド・ブランデン・ティタニウスは再現体ではなく本物で
- 〈奈落の剣〉と呼ばれるアイテムでこの魔域を作成し、リーンベイルの再現を望んだ
- その姿はすでに地上になく、"空中都市"ウラニボルグにあるという
- 自らの願いを果たすために行動するクラッドを止めるという自らの想いを再確認したリーンベイルと共に、君たちは準備を整え空を目指すことになる
- 軽い休息と、城の備品からの装備の補充を行った君たちは
- リーンベイルの呼びかけによって再び集まることになる
- 玉座の間、玉座の奥にある広いバルコニーには、宙に浮かぶ小型の帆船とリーンベイルが待っていた
- リーンベイル
- 「皆、待たせたな」 長い金髪を今は解いたままにして 鎧姿の女帝は面々を見回した
- シリカ
- 「ふん。そう長くは待っていない」
- ベアトリス
- [
- アヤメ
- 「少し前置きが長くなってしまったけれども──いよいよ空。ですわね」と、腕組みをしながら宙船を見る
- シリカ
- 漆黒の鎧を身に纏い、身の丈程もある大剣を背中に携えたまま、鼻を鳴らして答える。
- ベアトリス
- 「ふん──」 目を反らし
- エミー
- 「なんだかもう二週間くらいここにいる気がしてきマスネ」
- ジルベルト
- 「なるほど、これが宙船か…用意いただき感謝します」飛び去る脱出船は見たが、現物を間近に拝むの初めてだ
- アヤメ
- 「ええ──想像以上の場所でしたから。魔域は時間の感覚がズレるとはいえ……長い旅でしたわ」息を吐き
- シリカ
- 「まあ、それもじきに終わりだ」
- ベアトリス
- 「終わったように言っているがまだこれからだぞ」
- リーンベイル
- 「卿等に貸与しようとしていたものとは別のものだが、却って良いだろう」
- ベアトリス
- 「───」かぶった
- アヤメ
- 「一つでも先に進めたことに心を落ち着けているだけです。ここからが本番であることは言うまでもなく理解しておりますわ」
- エミー
- 「まだ終わってないって意味ではあってマスよ」(にひっと笑い>ベアトリス
- ジルベルト
- 「実際、思った以上に時間が経っているなんて事もあり得ない話ではないんだろうね」
- シリカ
- 「どれだけ敵が此方に影響を与えられるのかは知らんが、奴の息のかかった機体を使うよりは余程良いだろうな」
- リーンベイル
- 「点検などは済ませた。ウラニボルグがどれほど稼働しているかは分からぬが、この船だけは守り通そう」
- エミー
- 「攻撃機能とかついてるんデス? ウラニ某には」
- アヤメ
- 「そうですわね」息がかかってない
- ジルベルト
- 「ウラニボルグの防衛能力は実際どの程度のものなんでしょうか」
- ベアトリス
- 「手を出す手段が無いのであれば、何を知ろうと変わるまい。私は少し寝る」
- リーンベイル
- 「伝え聞く限りでは堅牢そのもの。だが都市自体の火力はそれほどではないはずだ…」
- 「ウラニボルグの守護には《黒い皇太子号》と呼ばれる大型の宙船がその攻撃役を担っていたと聞く。流石にそれは連れて行った者たちが全員兵士でも動かしようがない」
- ジルベルト
- 「都市自体は、ということは……それ以外が?」
- シリカ
- 「確実ではなくとも、現状これ以外に手もないからな」
- アヤメ
- 「ええ。ここまできたらもう腹を括って、空へ飛んでいくしかないでしょう、事実、リーンベイルが把握している内容もこの世界の全てではないでしょうし」
- リーンベイル
- 「つまり…我らがたどり着くだけならなんの問題もないはずだ」
- エミー
- 「次善策無しでやるのは好みじゃないデスけど、やむをえませんネ」
- リーンベイル
- 「余とゼーファイストがこの船の守護行おう」
- シリカ
- 「それは前提だ。ついでに、万一船が落ちたら拾えよ」
- リーンベイル
- 「わかっておる」
- アヤメ
- 「ふふっ、そうですわね。まさか、そのまま落下死はご勘弁願いたいものだわ」>シリカの半分冗談? 半分本気であろう言葉に頷き。まあ実際拾ってもらわないと困る
- シリカ
- 「まあ、貴様も自在に操られかねん以上はどうしようもないがな」
- エミー
- 「一度乗り込めば、そこからは都市が落ちてもまあなんとかなるでしょう」
- ジルベルト
- 「それは心強い。及ばずながら私とブライトも迎撃に迎えるように備えておきましょう」
- シリカ
- 「覚悟が出来ているのならば行くぞ」
- リーンベイル
- 「……そうであるな」複雑そうにシリカに頷くと
- アヤメ
- 「ええ」
- ベアトリス
- 「お前はおとなしくしておれよ」>ジルに言いつつ
- エミー
- 「いつでもどうぞ」
- リーンベイル
- 「頼む、ジルベルト卿」
- 帆船から小型の階段 タラップが降りる
- エミー
- 「しかし、こんなことなら落下用の装備でも揃えて来るんでしたネ」
- ジルベルト
- 「そうは言ってもね、マイ・レディ。船を落とさせるわけには行かないさ」>ベア
- シリカ
- 「中にそのくらい用意してあるのではないのか」
- タラップが降りてくると、さっさと船に乗り込んだ。
- アヤメ
- ひょいひょいと私も乗り込もう
- ベアトリス
- 「……一度は止めたからな」 不機嫌そうに船に乗り込んだ
- エミー
- 「そんな気が利いてればいいデスけどネー」(てくてく
- リーンベイル
- 銀鱗の風竜種を骨でできた笛で呼び出すと バルコニーに竜が着地する
- ジルベルト
- 「ああ、ありがとう」先を行くベアトリスの背に告げてから自分も続いた
- エミー
- 偉い人「貴族ならば空から落ちても平気な魔法を一つや二つ覚えていよう。何、覚えていない? ふっ」
- ジルベルト
- ふぉーりんぐこんとろーる、どこ、、、
- 落下傘くらいはあってもおかしくないよね。なに?リトルウイング?
- リーンベイル
- 「ようやく、お前にも高い空を味合わせることができるな。ゼーファイスト」
- エミー
- わりとマジでフライトすればええやろ感<魔法文明
- GM苗
- 大空の翼があるようだ<AoG
- フライトじゃなくて
- 魔法のほうきがあるからね
- あと魔法文明でも10レベル以上は大魔法使いだよ
- <貴族がみんな高レベルの魔法使いというわけではない
- ジルベルト
- 古代魔法文明だからってだれもかれも15レベルってわけじゃないわかる
- シリカ
- 「そんな暢気な空旅ではないぞ」 ひょい、と搭乗口から顔を出して文句を言ってから引っ込んだ。
- エミー
- でも何の対策も無い奴は勝手に死んでどうぞ感凄い(貴族への悪評判
- リーンベイル
- 「わかっておる…口を挟むでない」
- エミー
- 「ずっと凹まれてるよりはいいデスよ」
- ジルベルト
- 「風の竜にとっては空こそが居場所のようなものだろうからね」
- リーンベイル
- 竜の背にまたがると
- 「目的地は"空中都市"ウラニボルグ……出港せよ!」
- ジルベルト
- レビテーションかけておけば落下死はしないはず
- タラップが戻り 宙を行く船は動き出す
- それと合わせて、ゼーファイストも翼を羽ばたかせる
- ゆっくりと、上昇していき 帆に風を受けて加速する
- テリーザルの街並みが、アムネウスの荒野が
- 小さくなり、ぼやけていく
- 宙船に並走するように 竜が身体を寄せて 空に浮かぶ構造物を目指していく
- エミー
- 魔法文明だからクロノトリガーの時の回廊イメージだったんだけど
- シチュエーション的にはTODのダイクロフトだな…
- アヤメ
- ダイクロフトなつかしい
- シリカ
- 「あの街以外、ろくなものが見えんな」
- 近づけば、その威容がわかってくる。王都イルスファールを3つか4つ束ねたような大きさの都市が、そのまま浮かんでいるのだから
- エミー
- 「必要無いものは作られないんでしょう。要らないデスからネ」
- アヤメ
- 「──それ以外は作っていないのか。あるいはもとからこういうものなのか」と、地上を見つつ
- ジルベルト
- 「海上の風を受けて進むのとは訳が違う速さだな……水をかき分ける必要がないからか…」移動の速さに感心している。今はまだ天馬には乗っていない。不測の事態に備えて動けるようにはしているが
- シリカ
- 「……ふん。それほどまでに欲しいのか、あるいはその程度だというべきか」
- エミー
- 「この大きさの中から探せ、って言われたら本当に二週間以上かかりそうデスよこれ」
- リーンベイル
- 「──上を、見て回ってみるぞ」 リーンベイルが君たちに声をかける
- アヤメ
- 「ええ、お願い」
- シリカ
- 「その時は貴様の出番だ」
- 「ああ」
- ジルベルト
- 「気を付けて」
- リーンベイル
- ゼーファイストが先行するように翼を動かすと
- 空中都市の更に上空を飛んで回っていく
- エミー
- 「せめて何処か当たりがつけば楽なんデスけど」
- シリカ
- 「何かしら目印はありそうだがな」
- 街の中央辺り……尖塔を備えた城の周りをゼーファイストが飛んでいると 不意に、翼が不自然に揺らされた
- ジルベルト
- 「…!」あの機動、何かを発見したか?
- シリカ
- 「……む」
- アヤメ
- 「──むむむ」
- そのまま、大きく旋回して君たちの方へと向かおうとして ゼーファイストが緩やかに高度を落とし始める
- ジルベルト
- 「――」天馬の彫像の在り処を再確認しつつ、空へと視線を巡らせた
- エミー
- 「降りるんデス?」
- ジルベルト
- 「リーンベイル陛下!」呼びかけてみる。騎手と竜ともども、あの茫洋とした待機状態の駒になってしまったのではないか
- 様子を見に行く?
- ジルベルト
- ペガサスに乗れば生けるか
- いけるよ
- ジルベルト
- 周辺に敵影が無ければ行ってみよう
- 船は高度を維持したまま、ゼーファイストが通ったルートをそのままたどる
- ジルベルト
- 「様子がおかしい……確認して来よう。エミー、何かあれば援護を頼むよ」
- 下に見える街並みは、優美でありながら堅牢で、整然としている 中央に城を備え、屋敷などもいくつも並んでいる
- ジルベルト
- ぜーファイスとは高度を落としてどんどん船から離れて行ってしまう?
- エミー
- 「お任せあれデス」
- エミー
- マテバでよければって言いそうになった(違う奴
- シリカ
- 「リーンベイルもあの時のような様子になっているのならば、この船の操舵手も同じかもしれんな」
- うん。徐々に降りていってる
- アヤメ
- 「──少し確認してくるわ」と、確認してこよう。操舵手がいるところを
- ジルベルト
- 「ああ、最悪、陛下だけでも連れてこよう」
- エミー
- 「流石に私もこの船の動かし方はわからないデスよたぶん」
- 操舵士は追従するよう命令を受けているのか、安定した航行を心がけるように動いている
- ではジルベルトが近づくと
- アヤメ
- 「──ふむ、こちらは問題なさそうだけれども」と、確認すれば皆の所へ戻る
- ジルベルト
- 「ブライト、行くぞ――」ペガサスを元の姿に戻して降下していく竜の元へと飛んでいく
- リーンベイル
- 「──、ジルベルト卿」
- ジルベルト
- 「リーンベイル陛下!」近づいたらもう一度呼びかける
- 「どうされました、ゼーファイストに何か?攻撃を受けたようには見えませんでしたが」
- リーンベイル
- 「ゼーファイストが、降りると言って聞かぬのだ……城の門前広場、そこに何やら並べてあるのを見た」
- 「船に指示を出すために余はそちらに戻る。載せてもらえるか」
- ジルベルト
- 「広場に…?」眼下を確認するが何か見えるだろうか
- リーンベイル
- 少し高度があるから見分けはつけづらいが、
- ジルベルト
- 「了解しました、下から回ります、こちらへ」
- リーンベイル
- 見て取れる色がまちまちなこと、そして時折動いている様子から、それは人ではないかと思った>ジル
- 「うむ」
- ジルベルト
- 空中での乗り換えなど曲乗りの類だが、竜を駆る騎兵ともなれば問題はないだろう。
- リーンベイル
- ペガサスの背中に乗ると 「……ゼーファイスト、すまぬ」
- ジルベルト
- 「―――」眼下の群集(?)は気がかりだが、降りて確認すればますます船と引き離される
- 「…行きましょう」移乗したリーンベイルを載せて高度を上げる
- リーンベイル
- 群れてる様子はないね どちらかといえば
- 戦場の死体の安置所 埋葬する場所がなく、かと言って放置するわけにも行かず 並べてある
- そんな印象を受けるよ
- ジルベルト
- エミーに望遠鏡を借りてくれば良かった
- 銀鱗の竜は高度を更に落として
- エミー
- まだ持ってないよ!
- 君はリーンベイルを連れて、船に戻る
- アヤメ
- ふふ、わたくし実は
- もっていないの;;
- もってないんじゃん
- エミー
- 望遠鏡って便利だと思うんだけど
- ジルベルト
- もってなかった
- アヤメ
- もってるのは指揮官と、ライカ殿~だよ、わーちゃん
- エミー
- シナリオブレイカー要素もちょっとありそうでアレね
- ジルベルト
- わかる
- では船に帰還すると
- ジルベルト
- 飛べる騎獣もだw
- リーンベイル
- 「世話をかけた…すまぬ。あれはおそらく、人だ」
- エミー
- 目が良いというフレーバー設定を望遠鏡のように使うのは良心が咎める
- アヤメ
- 「──ええ、おかえりなさい。ふむ、人?」
- シリカ
- 「何だ。正体を失くしたわけではなかったか」
- エミー
- 「人が広場に並べられてる?‥‥首だけとかデス?」
- リーンベイル
- 「……いや、動いている様子もあった。死んではおらぬだろう」
- ジルベルト
- 「いや、普通なら騎手の命令には従う筈だ」
- シリカ
- 「硝子病の患者たちを引き連れてウラニボルグへ向かったという話だったな」
- 「そいつらでも並べているのか?」
- エミー
- 「まあ別に相手は蛮族ではなかったデスネ」
- アヤメ
- 「となれば、ウラニボルグで病への特効薬はすぐには見つからず──ということになるのかしら」
- リーンベイル
- 「他に候補者が居らぬ‥」
- ジルベルト
- 「そうだとしても、竜を惹きつけるものがあるとも思えないが…」
- シリカ
- 「そもそも薬などを求めて来たのではなかろう」
- アヤメ
- 「ええ。なぜ連れて行ったかも定かではないところ。人質の線が一つはあると思うけれども」
- ベアトリス
- 「ヤツにとっては終わった話だ。どこぞの誰か以外に関しては」
- シリカ
- 「……竜のために無駄な時間を取るのは気が進まんが、どうする」
- エミー
- 「そうしたいデスけど、現状非常事態の時の備えデスよあの竜は」
- リーンベイル
- 「連れて行って、放置して、そのままという訳ではあるまい」
- エミー
- 「いざって時に気分屋でいられちゃ困りマスよ」
- SYSTEM
- ジルベルトが入室しました。
- ジルベルトが退室しました。
- ジルベルト
- カエッタ
- アヤメ
- 「竜を動物と一括りにするのは少し失礼かもしれないけれども……。こういう時の直観というものは人間などより遥かに優れているとききます」
- エミー
- オカエッタ
- シリカ
- 「ならばさっさと着陸するよう指示を出せ」
- アヤメ
- ただの動物とだな
- リーンベイル
- 「何者かが余の民の近くに居るはずだ…うむ」
- シリカ
- 「そもそも、竜ならば対話くらい出来るだろう」
- アヤメ
- 「それならば一度、ゼーファイストを信じてみては──それもそうでしたわね」対話
- ジルベルト
- 「ゼーファイストは何か言っていましたか?」
- ジルベルト
- りーん「ドラゴン語は分からんのだ…」 ライダーあるある
- リーンベイル
- 「降りる、と一言あるだけでな……ゼーファイストはもともと、クラッド卿が躾けていた」
- 「共に会った時間は、余よりも長いはずなのだ」
- エミー
- 性格悪いドラゴン「共通語分かるけど人間の言葉だからやだ」「なんだこのくそとかげ」
- リーンベイル
- 在った
- シリカ
- 「そういう話は聞いていたが……」
- 「騎獣としては落第だな。話にならん」
- エミー
- 性格悪いドラゴン「ころす」
「おい!」
- ジルベルト
- 「……クラッド卿が…? だとすれば、足止めか……?」
- シリカ
- 「早くしろ。この期に及んで騎手よりも敵を優先するような竜ならば斬って捨てる」
- エミー
- 「一々竜の相手したくないデスよ」
- リーンベイル
- 「広場に直接つけるのは難しい。埠頭につけて」
- エミー
- 「ともかく行ってみましょ」
- リーンベイル
- 「そこから進む」
- アヤメ
- 「ええ」
- いくつもの船のために用意された空間
- ベアトリス
- 「………」 ため息つきつつ再び目を閉じた
- ジルベルト
- 「俺とブライトは小回りが利くので先に偵察に出よう。罠であれば報せるから退避してくれ」
- それは、街の外に棘のように配置されていた
- その一つに着陸させると
- リーンベイル
- 「頼む。上から見ている限りでは聞いていた以上に整理された街並みのようだ。迷わずたどり着けるだろう」
- 具体的に言うと京都の街並みくらいマス目がきっちりしてます
- ジルベルト
- 地上だと迷いそう
- アヤメ
- 一条戻り橋
- エミー
- 霧の街みたいな防衛機構無くて良かったネ
- ジルベルト
- 着陸前に偵察しておこう。探索とか必要?
- リーンベイル
- 探索判定を振ってみて
- アヤメ
- これは街だから
- ジルベルト
- 目に見えて死体がゴロゴロとかアンデッドがウヨウヨとかなら退避を促すよ
- アヤメ
- レンジャーは-1だな
- リーンベイル
- 自らの装備を確認するように、長剣、大剣、そして盾
- ジルベルト
- この大空は自然環境!(詭弁
- リーンベイル
- 詭弁
- では判定どうぞ
- ジルベルト
- ではマイナス1で
- 2D6 → 7[4,3] +5-1 = 11
- エミー
- 都市の上なら探索指令使えるとか言い出したら迎撃してやる
- リーンベイル
- 遺体やアンデッドのたぐいは見当たらない
- アヤメ
- ふれるんなわたくしたちもふっておくか?
- 振れるのなら
- シリカ
- 着陸して外に出たならまあ触れるだろうが
- リーンベイル
- 空からって話だったからね
- ジルベルト
- 今は別行動だからこそじゃないかなってとこね
- アヤメ
- まだ偵察だよね
- リーンベイル
- 進路を阻むものは今の所、ない
- アヤメ
- 着席しとこ
- ジルベルト
- 武装した蛮族とかもおらんのならば一先ず良しとしますが、ゼーファイストは何処に?
- リーンベイル
- ゼーファイストは先程の城門前の広場に降りていったようだね
- 姿は城に近づかないと見れない
- エミー
- 直接そこへ行こう
- ジルベルト
- 「―――……何に引き寄せられた…?」疑問は尽きないが、船の方に手を振りひとまずの安全を報せて合流しよう
- シリカ
- 「あの駄竜が興味を惹かれそうなものに心当たりはないのか、リーンベイル」
- 聞き耳してもいい
- ジルベルト
- 聞き耳
- 2D6 → 6[2,4] +5 = 11
- リーンベイル
- 「……クラッド卿だろう、とは思う」
- 「感じ取ったのやもしれぬ……彼の存在を」
- ジルベルト
- 駄竜の誹りを受けても仕方がないのでは??
- シリカ
- 「……ならば言葉で伝えれば良いものを。竜というのは知能が高いと聞いているのだがな」
- 戦場で一度聞いてるから
- 多少遠くてもそれと分かる
- エミー
- 「一緒に来ると言い出しそうだからじゃないデス?」
- エミー
- 一緒に行くだった
- 竜の放つ風のブレスがどこかに着弾する音だ
- エミー
- 結果は同じや(日本語難
- シリカ
- 「騎手を置いて勝手に何処かへ向かうなど、以ての外だ」
- ジルベルト
- 「だとすれば叛意があると言っているようなものだが……――!?」
- エミー
- 「そこが知能の高さ故デスよ」
- エミー
- 正直人と変わらないほど知能がある騎獣って
- 勝手に動くからそもそも向いてないんだろうな本来
- ジルベルト
- 「風のブレスの音だ。何かと交戦している。行こう」
- ジルベルト
- チャドPを見ているとよく分かる
- シリカ
- 「――ふん、とんだ駄竜だな」
- アヤメ
- 「──ふうむ」
- シリカ
- 「先導しろ」 顎でジルベルトを促した。
- ジルベルト
- 勝手に動くんだあいつ(それロール
- ジルベルト
- 「ああ、目印にしてくれ」
- リーンベイル
- 「‥…誰も彼も余を置いていくか」
- ジルベルト
- 飛んで行った方が見通しがつきやすいだろう。ある程度の高度を取って音の方へ向かおう
- エミー
- 「置いてかれるのが嫌なら自分で行くしかないデスよ。ほらほら」(ベイベイの背中を押していく
- シリカ
- 「奴らにとっては、貴様が置いていった側かもしれんがな」
- リーンベイル
- 「……そうだな」 エミーに背を押されて
- 「……」 シリカの言葉には一度目を瞑って
- 「行こう」
- ではジルベルトが高度を保ちつつ
- みんなを先導していく 街並みは静かで 何者も阻むものは無い……
- と思っていたのだが
- 最初に気づけるのは、ジルベルトだろう 広場まではひとっ飛びといった距離まで来たが
- 人の姿がある それも、ただの人のではなく小柄な影 女子供くらいの体格のそれが、何人か
- ジルベルト
- 「――…これは」どんな姿の者達だろうか。魔物の類では
- アヤメ
- チャドP;;;;
- 人だと明確にわかるが、奇妙な共通点がある
- 全員、銀の髪をしている
- シリカ
- 「どうした」 前方で止まったジルベルトを見上げつつ、行く先へと注意を向けた。
- ジルベルト
- あっふーん
- アヤメ
- あっふーん
- エミー
- 俺も聖印が良く勝手に動く
- ジルベルト
- 武装は?
- さらに言えば、どうやら命令者がそばにいなくても 動けているようだ
- エミー
- 「何デスかネ」
- 遠目だとよくわからないが 目立つような武装はしていなさそうだ
- ジルベルト
- 「人がいる。だが、少し気になる。気を付けてくれ」
- アヤメ
- 「──人が。気になるとはどういうことなのかしら?」
- シリカ
- 「ふん、こんなところに居る者がまともなはずがなかろう」
- リーンベイル
- 「人だと……?兵士か?だとしたら…」
- ジルベルト
- 「あの竜が降りてきてブレスを吐いた場所に残っているというところかな」
- ベアトリス
- 「敵と思っておけば良かろうよ」
- エミー
- 「私たちも似たようなものデスけどネ」