このログにはBGMが含まれています。
音量設定をONにしますか?
(後からでもメニューから設定変更できます)

コモンルーム[Y]

20200129Y_0

SYSTEM
フレイヤが入室しました。
SYSTEM
ゾールが入室しました。
フレイヤ
よろしくお願いします
ゾール
よろしくおねがいします
フレイヤ
時系列的には…… 休息をとる前がいいな(とった後はカイと話してるので
ゾール
フレイヤ
作戦前に3時間の休息取るって話があったでしょ
ゾール
あああの区切りのあとね
フレイヤ
3時間の休息のあと、作戦前のわずかな時間でカイと話してるので
休息とる前がいいな、っていう話
ゾール
ごめんわかんなくなったどこww
フレイヤ
前回ラスト→(これからのCC)→作戦前の3時間の休息→フレイヤとカイのCC、ログはXの部屋にある
→次の卓スタート
で、分かる?
ゾール
前回ラストってことは
11/16のあとか…
フレイヤ
いや違う
ゾール
えっ
フレイヤ
#709 今やってる卓の前半
中断した所から、作戦前の休息の間の話
ゾール
えっと
まだまいきにいる
ことでいい…?
フレイヤ
いや、今中断したところだよ
こないだの中断したところ
ゾール
ふええ…
フレイヤ
これからディニスに行くぞって言う所で中断してるでしょ
ゾール
はい
フレイヤ
そこです
ゾール
わかりました
フレイヤ
魔域はもう出てるでしょ
ゾール
まだいるかもしれない
でてます
フレイヤ
状況は大丈夫?
ゾール
大丈夫です
フレイヤ
じゃあ描写するから
ゾールは好きに過ごしてて。フレイヤがあとから入る
ゾール
ほい
――ディニス近郊に設置された、カイ・キヴァリが率いる保守派のキャンプにて。
同じくディニス国の街のひとつ、アクガナ――そして、そこに人知れず開かれていた魔域での戦いから脱出し、
ゾールソモーンたちは別行動をとっていた仲間たちと合流。
3時間後のディニスへの出立を控え、残された時間をおもいおもいにすごしていた。
加護の力で、短い時間での休息が取れるとは、いえ、残された時間は多くない。
フレイヤ
どうぞどうぞ
ゾール
皆から外れた先で紅茶を淹れ、一息ついていた。
飲み終えたら、ホーリークレイドルの中にぎりぎり入るところで、仮眠を取るつもりであった。
フレイヤ
と、天幕の入り口が開いて、少女が入ってくる。
外の冷たい風が入ってこぬよう、すぐに入り口の布を閉じて、
と、「――
「……あ、いい香り」
ゾール
顔には依頼による疲労というより、人との気疲れの色が滲み出ていた。
入ってきた風により緊張を取り戻し、気配を感じ取った。
フレイヤ
天幕の中に漂う、ほっと落ち着くような芳香に誘われるように、ゾールの方へ近づいてきて
「……」近づいて気づく、彼女がどことなく漂わせる神経をとがらせたような雰囲気に、言葉なく、小さく頭を下げる。
ゾール
顔の多くは向かずに、誰が来たかを目で確認すると浅く息を吐いて、 「ああ……フレイヤ。すぐ終わるから、待ってて」
フレイヤ
「え、ああ、いえ、気にしないでください」
「いい香りだなって。こんな場所でも、何だかちょっとほっとしますね」
ゾール
「においは意外と、思っているより大事ね」
フレイヤ
なるべく早く、休んでおいたほうがいい。それは重々承知しておきながら、自分も一息つきたい気持ちの方が勝った。「……そばに、座ってもいいですか?」
ゾール
ほんの少しの間を置いてから、 「……構わない」 と一言零した。
フレイヤ
「ありがとうございます」微笑んで、たまたま傍にあった木箱――軍用品を運ぶためのもの――を引っ張って、椅子替わりにして腰かけた。
ゾール
先程紅茶を入れたカップをフレイヤに半ば押し付けるように渡してから、二杯目を作り始めた。
フレイヤ
「わ」
少々強引に押しつけられたカップを、小さな驚きとともに受け取る。
驚きは笑みに変わって、「…ありがとうございます」
ゾールの手元の動きを眺めながら、湯気をたてるカップに息を吹きかけて、一口、一口とちびちび飲み始めた。
その視線は、ゾールの作業を――そして、いつの間にか彼女の横顔へと移っていく。
「………」
何か言いたげな、けれど躊躇っているような。
ゾール
特に返事することもなかったが、視線に気がつくとはっきりと見返して、
「……何かついてる?」 軽く、自分の髪に指を滑らした。
フレイヤ
「あっ……」はっとした顔をして、
「……ごめんなさい」
やや、間が空いてから、「――ゾールさんに、聞きたいと思っていた事があったのを思い出しました」
それで、つい、と。
ゾール
「私に、聞きたいこと……?」 心当たりはなく、二杯目を注ぎながら聞き返した。
フレイヤ
「はい」こくり、と小さく頷いて。
――この仕事を引き受ける時に、ゾールさんが言っていた事が気になっていて」
「気になっていたんですけど、聞く機会がなくて……ほら、色々、たいへんでしたから」
ゾール
「……まあ、ゆっくりするような暇はなかった」
フレイヤ
はい、と頷く。
ゾール
注ぎ終わり紅茶の入ったカップを持って、予め用意していた腰掛け……フレイヤの隣に座り、続きを促すように顔を向けた。
フレイヤ
「……魔神紋」
「ゾールさんも、あの紋の治し方を探している、って」
カップの暖かさで、冷えた指先を温めながら、ぽつりと口にする。
フレイヤが思い出しているのは、カイの紋を見た時の反応と、その後の、何か思いつめたような雰囲気だ。
ゾール
眉頭に力が入り、僅かに顔を下に傾け、伺うような視線で見ている。
フレイヤ
「それって……ゾールさんの、大事なひとですか?」
ゾール
「勿論、そうよ」
じっと相手の目を見つめながら、はっきりと相手に伝えた。……つもりだ。
フレイヤ
――ですよね」彼女の反応を思い出せば、自ずとそれは察せる。
カイ、サイラ、そしてゾールの友人。溜息交じりに、「……どうやったら、治せるんでしょうね」
ゾール
「こちら側の知識だけでは、望んだ通りには辿り着かない。だから、この依頼のどこかで、少しでも掴めればいいのだけど」
フレイヤ
「ティーヴァさんが教えてくれたのは、〈奈落の剣〉に携わり続けた者に現れることと―― 消滅させるのが決して不可能ではないこと」
「ただし、余程条件が整わなければ不可能――って。その『条件』が一体、何なのかはわからずじまいです」
ゾール
「……」 聞きながら、ゆっくり頷く。
フレイヤ
「知識――ですか」
「……確かに、〈剣〉についてティーヴァさん以上に知っている人がいるとしたら、それは、いま〈奈落の剣〉を使って何かを企んでいる人たちくらいですもんね、きっと」
ゾール
「悪知恵が大層働くのだから、ないわけではないとは思ってる」
「それを聞き出せるかはさておいて」
フレイヤ
「あ、あはは……」それは確かに。
以前遭遇した、華や、つい先ほど出逢った糸たちのことを思い返している。
「……手ごわそう、ですよね」
ゾール
「どこをとっても、ね」 面倒な気持ちを隠さずに息を吐いた。
フレイヤ
――……」ゾールにつられて、少女も思わず溜息をついてしまう。
と、それに気づいて、気分を変えるように少し大きめの声で、
「……あ、そうだ」
「これは、ゾールさんに話したコト、ありましたっけ」
ゾール
少々訝しげに思いつつ、 「どんなことを?」
フレイヤ
今までの話からすると、だいぶ複雑ですけど――と前置きして、「わたしたち、先の戦いでカイさんに、魔神紋の力で助けてもらった事があるんです」
ゾール
「助けて……、もらう?」 呆気取られたような声。
フレイヤ
「……あ、ええと……」 自分で前置きした通り、ゾールにとっても複雑だろう。彼女の声音に、少し慌てて口ごもる。
ゾール
「ああ、いや……思ってもみない事だったから。ついこの間、魔域に連れて行ってもらったような、助けられ方……ではないんでしょう?」
フレイヤ
「……そうですね、それとはまた違います」
「その時も、カイさん達の依頼で――
――ディニスを発端とする、アーベントという名のテロリスト組織。彼らは、ダイアンとユディスの間の森に、〈剣〉を利用して作り上げた魔域を利用した要塞を作り上げていた。そこで行われていたのは、危険な兵器の製造だ。
その陰謀を食い止めるため、カイたちディニス勢と、イルスファール軍、そして自分たち冒険者による共同作戦が行われたこと。そんな顛末を、簡単に説明する。
「……」話しながら、やり口が今回と似ているな、と思う。
ゾール
「狙いはディニスだけではなかったわけね」 その組織は、と。
フレイヤ
「はい。ディニスだけにとどまらずに、色んな場所に広がっているみたいです」
――それで、戦いが佳境に差し掛かった頃に、あることが起きたんです」
「アーベントの人たちが、どんどん―― 化け物みたいな姿に変わっていって」
――しかも、彼らとの戦いで命を落とした味方の兵士も、その場で同じような化物へと姿を変えていったんです」
ゾール
「ああ。口封じのように魔物に変わってしまったって言っていた……」 アルベルトが言っていただろうか。
フレイヤ
頷き、ゾールの目を真っすぐに見る。
「ティーヴァさんは、こう言っていました」
「彼らは、〈奈落の剣〉を通して、奈落、混沌――あるいは、黄昏と呼ばれる力を得て、それで姿を変えている、って」
「しかも、その混沌の力は、ほかの生命をも侵します。そして、自分たちと同じ魔の者へと変えてしまうのだ、って……」
ゾール
「その辺りは……実際私が目にしたのと同じのようね」
フレイヤ
フレイヤは、再びうなずく。
「そして」本題はここからだ。息を継いで、
「 “魔神紋”を持つ者は、その、混沌の汚染?をうけないんだそうです」
――そして、“紋”を持つ者の近くにいる人も、同様にです」
「おかげで、カイさんと共に行動していたわたしたちは、化け物になってしまう事もなく…… 魔域の主を、倒す事ができました」
ゾール
「……」 中空に視線を巡らせ、言葉を聞いている。カップの中の紅茶はもう空だ。
フレイヤ
「……皮肉ですよね。“紋”のせいで、いつか魔人になってしまうかもしれない危険を背負ったひとに、その“紋”の力で護ってもらうなんて」
ゾール
紅茶ははいらないわい……
フレイヤ
大丈夫w
ゾール
「“紋”がある限り、それ以上侵食され、自我を即座に失うことはない……」
「その力を使って……“黄昏”を相手でもしたいのかしらね」
フレイヤ
「むしろ、すでにその“黄昏”に近づいていっているから、それより弱い汚染の影響はうけない――っていう、そんなことを言っていたと思います」
力そのものは、やはり忌むべきものだし、カイ本人もそう思っているだろう。けれど、
「それを、ゾールさんが今言ったように“黄昏”に対抗する力として使って、わたしたちを助けてくれた――それが、カイさんのしてくれた事です」
ゾール
「なるほどね。彼はその性質をわかっていて、そのように協力してくれたと」
フレイヤ
「ティーヴァさんの助言があって、ですね」
「治す方法とは程遠いですけど―― この話、なにかの参考になるでしょうか?」
ゾール
「具体的に何の、とはすぐに答えられる程度ではないけれど……なると思う」
フレイヤ
「本当ですか? ――良かった」
「“剣”や“紋”については、分かっている事のほうが少ないですから―― 少しでも、情報は共有しておいた方がいいかと思って」
ゾール
「ありがとう……教えてくれて。それなら私からも何か、話したほうがいいか」
「ちなみに詳しく考察がほしいなら、私じゃなくて、ライカの方がいいと思う」
「頭も回れば口もよく回る」
フレイヤ
「あはは。そのあたりは、さすがキルヒアさまに仕える神官さまと言う感じですね」
「もしご迷惑でなければ、ぜひ」
ゾール
「知っていることもあるだろうけど、とりあえずは……」
フレイヤ
頷いて、静かにゾールの言葉を待つ。
ゾール
やべえ“糸”が話してたわがはは
話すことないのでは…?
フレイヤ
……?
この後出撃も控えているし、今度にしてもいいかもね
というか、フレイヤ的にはそのうちどこかでアトランティス(とティーヴァ)の話を聞きたいのだが、時間が足りなそう
ゾール
性質というよりも、起源の話を口にする。依頼中に“糸”も語ったこと。“剣”はもともと、魔法文明時代で“黄昏”に対抗するために作られたものであり、アルカナも同時期に……
話していてふと、我に返ったように話を中断する。
「……またの機会で、いいだろうか。あるいは、どこかのタイミングで語られることがあるかもしれないし」
フレイヤ
――?」不意に途切れた言葉に、首を傾げる。
ゾールの言葉に我に返って、手の中に意識をやってみれば、紅茶の残りすっかり冷めきっていた。
「……わ、すみません。つい話しこんじゃって……」
出撃を前に、時間は貴重だ。何よりも、身体と精神を休めておかねばならない。
ゾール
「いえ、どうしてもこの話題はそうなりがち」
フレイヤ
そんな中、思っていたよりずいぶんと時間を貰ってしまった事に、今更のように気づいて、何度も頭をさげた。
「……また今度、お話してくれますか?」
顔を上げて、おずおずと尋ねる。
ゾール
「ええ。お互いの都合がつく時に、話そう」 ほんの少しの笑みを口元に作って、頷いた。
フレイヤ
ほっとした表情になって、「良かった」と呟く。
「それじゃ、その為にも――
「明日は、頑張らないと、ですね」
ゾール
「そうね。少ない時間だけど、休んで」
フレイヤ
「はい。ゾールさんも」
――紅茶、美味しかったです。ごちそうさまでした」
ゾール
「……フレイヤ」 言うか言わまいか、といった様子で
フレイヤ
カップ、洗って返そうか――と、そんなことを考えている所に声をかけられて、「……なんですか?」と、首を傾げる。
ゾール
「私は元々こういう質で……特に、邪険には思っていないから」 前にも言ったろうかと思いつつ、先程良かったと呟いた彼女を気にして、そのように言った。
フレイヤ
「………」彼女の言葉に、少し意外そうに目を見開いた。
それから、その目を細めて、
「大丈夫ですよ。ちゃんと伝わってます」
柔らかく微笑み、「でも、ありがとうございます」
彼女の気遣いに、ていねいに礼を言った。
ゾール
「……そう」 次に胸を撫で下ろしたのはこちらだった。
フレイヤ
――ふふ」ゾールのそんな機微に、少し親近感のようなものを覚える。
「じゃ、ちょっとカップ洗ってきます」こんな場所では、水袋の水で、ちょっと濯ぐくらいの事しかできないけれど。
椅子がわりの木箱から立ち上がって、カップを持って天幕を出ていく。
――出ていく所で、少女は振り返って、
「……頑張りましょうね」 と、その言葉には、これからの出撃に向けてだけではない、色々なものがこもっているようで。
ゾール
「……」 少々くすぐったかったようでへの字口になりかかっていたが、
「そうね……まだまだ、これから……」
フレイヤ
――はいっ」
そう応えて、少女は天幕の外へと出ていった。
ゾール
出ていった方向をそのまま見つめて、これからのことや、イルスファールにまだ居るであろう友人のことを思いつつ、休息に入るのであった。
フレイヤ
うむ
こっちはおk
ゾール
こちらもOK
フレイヤ
おつかれおつかれ
ゾール
おつかれありがと~
フレイヤ
魔神紋の効用?(副作用みたいなもんだけど)についてはゾールに伝えておきたかったんだ
ゾール
まったくしらないから
ありがたかったw
フレイヤ
今後にるにるに影響しそうなので…w
ゾール
わかる
フレイヤ
この後フレイヤはカイと話すことになるんだけど
その内容はけっこう大事そうなので、読んでおくといいかもしれない
ゾール
ろぐみなきゃぁ
フレイヤ
うむ
よんでよんで
じゃあ、こっちは落ちておくわね
ゾール
はーいありがとう~
フレイヤ
おつうう
SYSTEM
フレイヤが退室しました。
SYSTEM
ゾールが退室しました。
背景
BGM