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コモンルーム[W]

20200128W_0

SYSTEM
クリムヒルトが入室しました。
SYSTEM
ウールヴルーンが入室しました。
ウールヴルーン
\我だ/
クリムヒルト
うむ
ばったり遭遇編だ
場所は〈星の標〉といこう
昼と夜で希望はあるか
ウールヴルーン
うーん。我がいるなら夜かな
クリムヒルト
承知した
 
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方イルスファール王国、王都イルスファール
城壁に囲まれた街並みの王城から見て北西にある冒険者ギルド支店〈星の標〉
朝から昼にかけて依頼が貼りだされ、紹介され
そして午後から夜にかけて、冒険者達が戻ってくる事が多い
夜はと言えば、夕食を摂るものから酒を飲むものまで様々で
賑やかな日もあれば、寂れている日もある
夕食の時間は過ぎ、酒を飲むものが増えて来た時間帯
深紅のマントとフード姿で、カウンターでジョッキを傾ける小柄な人影がある
片付けられてないジョッキの数は、4つ程。 すべて淵に泡が付いているところを見るとエールだろうか
クリムヒルト
「……」 喉を鳴らしてジョッキの中身を飲み干すと 「次だ」 と店員に追加を注文する
ウールヴルーン
「……ふむ。今日はそれなりだな」 ドアベルの音に次いで、鎧を鳴らして入店したのは真っ赤な髪のドワーフの女
美しい文様の刻まれた大盾と、斧を背負っている
クリムヒルト
クリムヒルトの注文を受けて、ジョッキを片付け、店員が頷いて離れていく
ウールヴルーン
つかつかと歩いていき、壁のラックに武器をかけてから、カウンターにやってくる
クリムヒルト
「……」まだ酔いは回ってない。水のようなものだ 新しいジョッキを受け取ると 口を付けようとして
ウールヴルーン
「隣、邪魔をするぞ」 一言かけてからカウンターの椅子に座ろう
クリムヒルト
「……」 埋まっている、と返そうとして そのいで立ち、髪色からドワーフである事を判別すると
「……‥ああ」 間の空いた、歯切れが悪そうな返事が返ってくる
ウールヴルーン
「エールと、何か適当につまみでも頼む」 注文すると 「なんだ。真に邪魔だったか?」 目を横の白髪に向けよう
クリムヒルト
「……いや」 フードが向いていたのが正面に戻って 首筋からこぼれていた白髪をフードの中に押し込むようにした 
「……その顔、その髪…、聞いたことがあると、思ってな」
「〈星の標〉には、ドワーフ族の盾の戦士が2人いる」
「1人は、"堅桜"と呼ばれる戦士…金色の髪に、深紅の瞳だと聞く」
「そして今一人は……"大盾"。赤き髪に水色の瞳…ちょうど、貴殿のような」
ウールヴルーン
「ああ、間違っていない。我はその赤髪の方、ウールヴルーンだ」
「しかし、大盾か。うん。そのまんまだな。悪くない」 愉快げに頷き
クリムヒルト
「……」 ジョッキを置いて 「いずれにせよ、ドワーフ族の誇りである事には違わぬであろう」
ウールヴルーン
「そこまで持ち上げられては敵わんな。我よりも勇猛なドワーフはごまんといるぞ」
クリムヒルト
「偶然とはいえ、……出会えて何よりだ。"大盾"殿」 どこか声に震えがある
ウールヴルーン
「まあ、そう言ってもらえるのは喜ばしく思う。して、御前の名は何という」
クリムヒルト
「音に聞く中では、その双璧が最高位。……わた…妾はクリムヒルトという」
ウールヴルーン
「クリムヒルトか。良い名だ」 頷き
クリムヒルト
「……」 つい、名乗ってしまった  「……ウールヴルーン程、響きは良くはない」
ウールヴルーン
「場所によってはクリームヒルトだ。韻は変わらんだろうに」 小さく笑みを作り 「ま、何はともあれ、せっかくだ。乾杯とするか」
クリムヒルト
「……」 少しためらう様にして 「……ああ」 
最終的にはフードが縦に動いて、ジョッキを持ち上げる
「……炎武帝の導きに」
ウールヴルーン
「うん。それは良いな。導きによる良き出会いに」
クリムヒルト
「……」 杯が触れそうなところで手が止まる 良き出会い という言葉に手が震えたようで
「……そう思って頂けるなら、幸いだ」 控えめに、ジョッキを触れさせて
ウールヴルーン
「思うとも」 こちらはやや強めにジョッキをぶつけ
クリムヒルト
「………そうか」 ジョッキを口元に運んで 一息に呷る
ごっ、ごっ、ごっ と喉が鳴って 「…うむ」
ウールヴルーン
こちらは意外にも数回に分けてジョッキに口をつけ
「うん。良い飲みっぷりだな」
クリムヒルト
「……今日は、飲む日なのだ。ところ構わず飲むと、際限がなくなるのでな」
SYSTEM
ヴィルガッシュが入室しました。
ヴィルガッシュ
ででん
クリムヒルト
「……貴殿は、意外にも大人しいな」
ヴィルガッシュ
見ずらい
ウールヴルーン
「うん。毎日だと飲んだくれになってしまうからな」
クリムヒルト
「いや、楽しみ方はそれぞれだとは……思うが、」 フォローを入れるように語を継いで
クリムヒルト
よく来た
ヴィルガッシュ
「うっひゃー、もうこんな時間じゃんか!没頭しすぎた!」 けたたましい声と共にドアベルが鳴り
ウールヴルーン
「ん。ああ、いや、同じだ。最初から飛ばすと、際限がなくてな」
ヴィルガッシュ
藍色の髪に緋色の瞳、小麦色の健康的な肌つきの少女は辺りを見渡し
クリムヒルト
「…‥」ちら、とフードの端から扉に目を向ける なんだ人間か
ヴィルガッシュ
「まーいいや。駆けつけ一杯~…お?おっ!」
ウールヴルーン
「ん?」 何だ人間か
ヴィルガッシュ
「その出で立ち、もしかして“大盾”さん!?」 ウールヴルーンを見るな否やドタドタ駆け寄ってきた。
クリムヒルト
「……」騒がしい奴だ 「……貴殿の知り合いか?」
ウールヴルーン
「む、おう? いや、初対面だが。ああ、我はウールヴルーンだ」
ヴィルガッシュ
「やっぱり!うわーうわー!どーしよ初めて会えた!あ、隣いいですかっあーえーと僕はヴィルガッシュです!」 なんか有名人にあったパンピーのようになってる
クリムヒルト
「……ドワーフの酒席だぞ」 人間は他所で飲め、と言外に>ヴィルガッシュ 「……」 名前の響きが、いや 
ウールヴルーン
「ああ、構わんが」 勢いに若干押される 「まあ、望んで取ったランクとはいえ、少しばかりこそばゆいな…」
ヴィルガッシュ
「ん?それなら問題ないよ。僕もドワーフだし」 クリムヒルトにはにへらっと笑って返した。
クリムヒルト
「……は?」
ウールヴルーン
「なん」
「いや、ちょっと……ああ、いや、そうか、生まれがドワーフか」
ヴィルガッシュ
「次に“こんな大柄なドワーフが居るか”と言う!」 ビシリ
とりあえず隣に座り、火酒を注文して
クリムヒルト
「ああ……」 ウールの言葉にどこか憐れむような声が出た 「そうか。……苦労したな」
ヴィルガッシュ
「なんか誤解されてる気がする!あ~でも久々な反応だな~。懐かしいや」
クリムヒルト
いわゆる"取り換えっ子" ドワーフの両親から生まれてしまった人間なのだろう、と納得する
ウールヴルーン
「苦労している様には見えぬが」
クリムヒルト
「……それもそうだ」
ヴィルガッシュ
「僕が苦労したのは此処に来る前かなぁ~…あ、そうだ。君の名前は?」 名乗ったからそっちも名乗ってよー、と>クリムヒルト
クリムヒルト
ほろ酔いで少々気分が違っていたようだ 「……」 少し悩んでから 「…クリムヒルトだ」
ヴィルガッシュ
「クリムヒルト、綺麗な響きだね。宜しく!」
ウールヴルーン
「うん。元気の良い奴だ」
ヴィルガッシュ
「そりゃドワーフだしね。・・・いや全部がそうって訳じゃないけどさ」
クリムヒルト
「……ああ」 複雑そうな声で返事をして 「…‥ドワーフを名乗るなら今少し‥」 酒には強いようだが
「……」いや、でもこの長身。そして声からして女性 一人称は少年のようだが…… ここまで大きな、ドワーフ…?
ヴィルガッシュ
「は~、それにしても憧れの人に会えるなんて冒険者やってて良かった。もう一人の方にはまだ会えてないけど」 火酒ゴッゴッゴッ
ウールヴルーン
「憧れともで言われると気が重いな。そこまで出来た人物ではないぞ」 「いや、しかし強いな。本当にドワーフの様だ」
クリムヒルト
「ああ。……酒の強さだけは、遜色なさそうだな」
ヴィルガッシュ
「あ、ごめんごめん。ほら、同族の人で宝剣級の冒険者が居るってなるとさ・・・だからドワーフだってば~」
クリムヒルト
「……」
ヴィルガッシュ
ケタケタ笑いつつ、追加でおつまみと酒注文しつつ 「まぁ、この前一緒になったドワーフのオッチャンにも『オメェみてえなドワフがいるかよ』とか言われたけどねー」
クリムヒルト
「……そう言う事にしておいてやる」 そっけなく
ウールヴルーン
「うん。ドワーフであろうとすることを誇りとするのは良いことだ」 うんうん
クリムヒルト
「追加だ。葡萄酒の火酒があったはずだ」 
ヴィルガッシュ
身長160cm、ドワーフです。
ヴィルガッシュ
「なんだか微妙に語弊を感じるけどまぁいいや。誇りは大事だよね」
ウールヴルーン
「では我も同じものを頂こうか」
ヴィルガッシュ
「あ、葡萄酒いいなー。僕も僕も」
クリムヒルト
「……」 ドワーフの誇りと聞いて、また口を閉ざして
「……」 恐らく、この人間族の少女と自分は、同じようなものだろう 「……そろそろ」
「……身体も温まってきた」 フードを外して
ヴィルガッシュ
「お??」
クリムヒルト
白い髪に、整った顔立ち。紅玉色の瞳が露になる。ただ、ドワーフにしては、肌は白い
ウールヴルーン
「なんだ。寒かったのか」
君だって背は高い方
クリムヒルト
「……そう言う事にしておいてくれ」
ヴィルガッシュ
「凍える時期だもんね~。南方とかヤバイんじゃん?」
クリムヒルト
ドワーフだ(ドワーフではない)から……<背が高い方
クリムヒルト
「‥‥隠したままというのも、非礼だと思っただけなのだ」
ヴィルガッシュ
「わ、綺麗じゃん」
ウールヴルーン
「実際寒かったな」 「うん。美しい顔立ちだな。隠すのは勿体ないぞ」
クリムヒルト
「…嫌いなのだ。この髪が」
「……ダークドワーフ共と、同じ髪色だ」
ヴィルガッシュ
「んー?なに、昔いざこざでもあったの?」
クリムヒルト
「…‥態々自分から晒そうとは、そうは思わぬ…が」
ウールヴルーン
「ドワーフには銀色も珍しくない。白とてまあいるだろうよ」
クリムヒルト
「……ダークドワーフと言えば、炎武帝を裏切り、サイクロプスから黒き炎を掠め取った愚か者共だ」
ウールヴルーン
「ま、そうは言うがな。今や此方側のものも多いぞ」
ヴィルガッシュ
「あ~…信仰的な理由?」 実は僕信仰してる神様はいない
クリムヒルト
「‥…利用価値は、認めるが」
「信仰ではない……妖魔共を見れば、叩き潰したくなる。それと同じ理由で好かぬだけだ」
ヴィルガッシュ
「(生理的な理由かなー)」
クリムヒルト
通りすがったイーライを睨み付けるように 取り入ろうとてそうはいかぬぞ
ウールヴルーン
「気を張りすぎだ」 苦笑しつつ
ヴィルガッシュ
「でもまー、割り切るしかないんじゃん?黒鉱石の加工技術は連中しか知らないんだし」
 
イーライはぴたっと 足を止めて そそそっと消えていった
ヴィルガッシュ
鉱物だったよ…
クリムヒルト
「──利用価値は認めると言った」 むすっと
 
店員がやってきて、それぞれの前に瓶で火酒が置かれる
ヴィルガッシュ
「プリプリしてちゃビジンが台無しだよ。肩の力抜きなって…ほら、お酒きたよ」
クリムヒルト
「……」 むすっとした表情は変えぬまま、瓶を持ち上げて 「……ドワーフの集いに」
ウールヴルーン
「良い事を言う。その通りだな」 「おう。集いに」
ヴィルガッシュ
「集いに!」
ウールヴルーン
「………はぁ」 半分ほどを飲み干し 「いや、クリムヒルトもドワーフか。名前や言葉からそういう雰囲気ではあったが」
クリムヒルト
「……身も心も、そのつもりだ」 口を離して 呟くように
ヴィルガッシュ
「なんか珍しいよね~。依頼でもドワーフがひと固まりになる事って全然ないや」
クリムヒルト
フードに手が伸びかけて ぎこちなく降ろされる
ウールヴルーン
「なに、御前も背が高いだろう」
クリムヒルト
「そうだな。……だから戦士の訓練を受けると言ったときも、問題なく混じる事ができた」
「一所に集ったとして……」
ヴィルガッシュ
「オヤジもかーさんも平均的なドワーフの背丈なのに、なんで僕だけこんな伸びたんだろ…」 葡萄酒ぐいぐい、ちょっとトオイメをした
クリムヒルト
「……炎あるところに赴く場合くらいか」
ヴィルガッシュ
「炎!そう炎!」 思い出したようにカウンターにグラスをドンと
ウールヴルーン
「おう?」
クリムヒルト
「…?」
ヴィルガッシュ
「アマドール灯台って所の依頼受けた事あるんだけどさ!」
「そこにいた…なんか呪われた妖精っぽいのと戦ったんだけどさ!」
「炎出してきて!僕にそんなの効かないってタカくくってたら!熱かった!火傷した!ずるくない!?」
クリムヒルト
「……」 やはりこいつは人間ではないのか‥?
「加護を抜ける炎もあるにはある……先ほど言った黒き炎もその一つだ」
ウールヴルーン
「まあ……その、何だ。身体が人間なのなら、炎は効くのでは?」
ヴィルガッシュ
「うぇ~、そうなんだ。呪いらしかったんだけどさ~…ドワーフで貴重な経験したよ…」
「ウールヴルーンさんまでそんな事言っちゃって~。も~酔うには早いよ~?」 ケタケタ
ウールヴルーン
「いや、その身長でドワーフと主張されてもな。背が高いと思ったクリムヒルトよりさらに10cmは高いであろ」
ヴィルガッシュ
「まぁ気持ちは解るよ。依頼受ける度にそんな反応の連続だったし…流石に此処で火に飛び込む真似は出来ないけど」
ウールヴルーン
「………本当にドワーフなのか」
ヴィルガッシュ
クリムさんノーブル持ってる…(今気づいた
クリムヒルト
昔の事だ
クリムヒルト
「…‥火浴か」
ヴィルガッシュ
「わ~すっごい疑惑の眼差し。うーん…別に意固地になってる訳でもないんだけど」
クリムヒルト
「髪を整えるとき、時間がない時……したものだな」 同行者(6レベル)が居たが
ヴィルガッシュ
「逆にソレ凄くない?」
クリムヒルト
「湯を張るよりも手軽だ。汚れも落とせる」
ウールヴルーン
「我はあまり思い出したく無いな。それをする時は、大抵ろくでもない目にあった時だ…」
ヴィルガッシュ
「… … …あー。ヤダ、思い出しちゃった…」二人の言動で項垂れた
クリムヒルト
「……」 何があったのだ‥
ヴィルガッシュ
「いつだったかなぁ…」
クリムヒルト
「……」 耳を傾けながら瓶に口を付けて 喉を鳴らす
ヴィルガッシュ
「お酒飲んでいい気分だから、ぼかして話すけど。あれだよ、腐った奴と戦った時にね…」 ちょっと目が濁った
クリムヒルト
「…ああ」
ヴィルガッシュ
せす卓のロトンワンダラーは苦い記憶
ウールヴルーン
「──うむ。似たようなものだ」
クリムヒルト
口を離して 「そう言った相手を屠った後は特に欲しくなる……」 分かるぞ、と
ウールヴルーン
ぶっかけられまくりましたね
ヴィルガッシュ
武器も魔化してなかったせいで、偉い事になってたわ
ウールヴルーン
「我は受けて防ぐことしか出来ぬからなぁ…」
ヴィルガッシュ
「もーホント相手にしたくない!」
「でも、それで皆が安心して戦えるんじゃん?ドワーフの重戦士程心強いものはないよ」>うー
クリムヒルト
「受けて防ぐ。叩きつけて、一撃を加える……それこそが、ドワーフの戦士の在り方」
ウールヴルーン
「そうなのだが。そうなのだが」 いや分かってるんだがな?
クリムヒルト
「妾は、そうした意味では、ドワーフからは外れている…」
ヴィルガッシュ
「まぁ僕のは斧じゃなくてフレイルだけどね~」 葡萄酒グb あれ、なくなってるじゃん
ウールヴルーン
「まあ我も斧より盾で殴りつけるほうが遥かに多いが」 「ふむ?」
ヴィルガッシュ
「どゆこと?」
クリムヒルト
「連接棍か…‥」 それも手であったな、と思いつつ
「いや、単に受けるのではなく避ける、……せせこましい戦い方なのだ」
ウールヴルーン
「ふむ。それに何か問題があるのか?」
クリムヒルト
「得物も斧ではない。斧にあこがれはあれど、……我らの斧を穢したくない」
「……貴殿の器量には恐れ入る」
ウールヴルーン
「前に立って戦うならそれは戦士だ。確かに、受けて叩き潰すがドワーフらしい、ということはあろうが、あくまでそれだけだ」
「我は魔法使いのドワーフも知っているし、戦いとは無縁の、農夫のドワーフも知っている。それらを、らしくない、と切り捨てるか?」
クリムヒルト
「……」 フードに反射的に手が伸びて 「‥‥…いや」
「……そうではないな」
ウールヴルーン
「ならば、己を卑下することはなかろう」
ヴィルガッシュ
「お、おぉ… これがれきせんのかんろく」
クリムヒルト
「……」 フードを被り直す 「……名だたる武人の言葉は重たいな」
ウールヴルーン
「ならば御前がそうなれば良い。クリムヒルト此処に有りと、自信を持って言える様にな」
ヴィルガッシュ
「自分にあった戦い方が一番いいよ。無理して拘る必要もないって」
クリムヒルト
「……」羨ましかったのだと思う 正道を行ける、彼女が 誇らしいと同時に、妬ましい……とても、顔を見せられない
「‥‥貴殿にも感謝を、ヴィルガッシュ」
「ウールヴルーン」
ヴィルガッシュ
「へ?いやいや別にそんな畏まらなくてもいいよ!僕そんな大層な冒険者でもないし!」 あわあわと両手をヒラヒラさせて
ウールヴルーン
「なんだ」
クリムヒルト
「貴殿と……会えてよかった。貴殿のような武人が居る事が、分かってよかった」
「また会おう。今宵は、これにて失礼する…」
ウールヴルーン
「──うむ。またな。良い夜を」
ヴィルガッシュ
「まったねー!」
クリムヒルト
「ヴィルガッシュ、ウールヴルーン‥…貴殿らに炎武帝のご加護がありますように」
ウールヴルーン
「御前にもな。クリムヒルト」
ヴィルガッシュ
「依頼で一緒になった時は宜しくね!」
クリムヒルト
武器をたてかけるラックから、槍を一振り取り上げると 店を出ていく 小さくフードが動いて、頷きを返したようだ
そのまま夜の街へと消えていく
ウールヴルーン
「槍か。ふむ……良い武器ではないか」
ヴィルガッシュ
「別に卑下するような武器でもないと思うけどなぁ~」
「クリムヒルトかぁ。堅苦しそうだったけど、嫌な感じじゃなかったかな。・・・なんか後ろ向きな感じでもあったけど」
ウールヴルーン
「まあ、そう単純なモノではないのだろう」
ヴィルガッシュ
「うーん複雑・・・僕は難しいの苦手。迷ったらとりあえずフレイルぶん回すしかない!」
「って、葡萄酒なくなっちった…追加頼むかなぁ。ウールヴルーンさんは?」
ウールヴルーン
「うん。御前はそれで良いと思うぞ。ただ、それが出来ない者もいる、という話だ」
「そうだな。良い具合の酔い具合、といったところだが、やめておくか。明日は野暮用があるのでな」
ヴィルガッシュ
「ん、それじゃあお開きにしよっか。一人で飲んでも寂しいし」
テーブルに酒とつまみ代金を置き、よっこら椅子から立ち上がり
ウールヴルーン
「それは悪いことをした。また今度飲み直そう」
ヴィルガッシュ
「うん、約束!…あ、そうだ」
「折角ドワーフ同士あったんだから、アレやってみたい!夜も遅いし場所が場所だから、声は控えめにしとくけど」
「あぁ~でもクリムヒルトが居る時にやればよかったなぁ。僕のバカバカ!」
ウールヴルーン
「なんだなんだ。そんなに、することがあったか?」
ヴィルガッシュ
「ん、いやぁ別にそんな大げさな事じゃないよ。ドワーフの鬨の声さ」
ウールヴルーン
「ああ──いや、あれは此処でするべきではあるまい」
「上の住人が飛び起きて、ガルバが怒る。かといって、小さい声ではやりたくない」
ヴィルガッシュ
「あはは!それもそうだね。いつか一緒になる事があったら、その時に」
ウールヴルーン
「おう。楽しみにしておこう。さて、そろそろ行ってみる」
ヴィルガッシュ
「うん、僕もそろそろ行くね。今日はありがと!会えて嬉しかったよ、ウールヴルーンさん」
片手ブンブンふって二階へあがっていったのだ。
ウールヴルーン
「うん。またな」 勘定を払いまして
「しかし本当にドワーフとは………」
クリムヒルトはどうだろう
「────まあ、その辺りなのであろうな」 姿を思い起こしながら、一人で納得して頷き、武器を背負いなおして店を後にしたのだった
クリムヒルト
こんなところか
ヴィルガッシュ
こんなところですな
クリムヒルト
お付き合い感謝だ
ウールヴルーン
こんなところだ
ヴィルガッシュ
楽しかったわ!
クリムヒルト
ドワーフ達とあえて良かった
ウールヴルーン
クリスと挟んでみたい
ヴィルガッシュ
憧れの一人とあえて新しい友達ができました
ひどいことになりそう
クリムヒルト
挙動不審になるというか
ひどいことになるな
ウールヴルーン
うふふ
では撤退しよう
ありがとう
クリムヒルト
うむ。ありがとう
ヴィルガッシュ
お疲れ様でしたー ありがとう
クリムヒルト
ではな
SYSTEM
クリムヒルトが退室しました。
SYSTEM
ヴィルガッシュが退室しました。
SYSTEM
ウールヴルーンが退室しました。
背景
BGM