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コモンルーム[W]

20191222W_0

SYSTEM
トリスが入室しました。
TOPIC by トリス
星の標 昼間 【人気】少なめ 【天候】曇り(予報は午後から雨)
 
 
 
 
 
 
 
リアン地方 イルスファール王国 星の標
ここは国内でも有数の冒険者ギルド支店として知られ
数多くの(ぼうけんしゃ)を取り揃え、高い依頼達成率を誇っていた
毎朝の依頼争奪戦や指名依頼、様々な仕事が舞い込む荒波の渦中にあるようなこの店も、凪の時間は存在する
指名依頼の冒険者達も出発し 寝坊をしたもの、他の仕事に向かったものなどを除くと
昼食を取るものやオフの時間を店内で過ごすものばかりとなり
とても静かな時間が流れる
SYSTEM
ワガハイが入室しました。
ワガハイ
│x・) こんばんは、おじゃまします
トリス
いらっしゃい
 
きぃ、と扉がゆっくりと開かれると 手荷物を持った女が一人 
黝い髪に、眠たげな青い瞳 人形のように整った顔立ちで 耳は硬質パーツに覆われている
 
窓辺に寝そべるのは一匹の大きめの猫である。くぁーとあくびをしてのんびりとした様子で、店内を見回している。
 
黒いパンツスーツ姿であり、首元のボタンは豊かな胸元の上まで外されている
ワガハイ
「ん…?おや、見かけぬお顔であるな」もしや依頼人か?と思い、店主殿、店主殿、と声をかけて。
スーツの女
くわえタバコをしており、ぼーっと店内を眺めると 髪を一房いじりながら 店内へと進んだ
ガルバ
猫に声をかけられ、店主の目がスーツの女へと向けられた。確かに、見ない顔ではある。
スーツの女
「……」眺めやると、人があまり居ないことに気がついて 適当なテーブル席につき 灰皿を寄せる
ぼーっと タバコを3本ほど吸い終えると
ワガハイ
もしやアテが外れたか…と思い、しっぽをゆーらゆーらとして、相変わらず窓辺に寝そべる猫である。
スーツの女
「‥…‥はぁ‥…だる……」
そう呟いて、ゆっくりと手荷物──アタッシェケース──をテーブルに置き
開き、内部から金属製の部品をいくつか取り出して、連結していく
ワガハイ
「にゃ」なんだろう、とゆっくりと目を開き、しっぽをゆらして観察
スーツの女
金属製の部品の連なり── 一本の槍を作ると ゆっくりとカウンターへ近づいていく
ガルバ
寡黙な店主は再度女とその手に持つ武器へと視線を向けた。
スーツの女
「……」 片手に槍、片手にタバコを保持して 「登録って、ここでいいの?」
ガルバ
「ああ、冒険者希望か。この用紙に記入を」といつも通り登録用紙を女に渡し
スーツの女
「そう……審査とか、そういうのはないの?」
ガルバ
「冒険者ギルド支部へまだ行っていないのなら、後から行ってもらうことにはなる」女にはソレに必要な書類も渡している。
ワガハイ
たぶん宿だけじゃないよ…ね?(何か間違ってたらごめん
トリス
ここが支部よ
ワガハイ
(´・ω・`)
スーツの女
「そう」
槍を立て掛けて
ワガハイ
宿とは別になんかランクとかそのあたり管理する支部があるのかと思ってた
トリス
あるわよ
ワガハイ
(´・ω・`)
スーツの女
内容を記載していく
SYSTEM
ヴェインが入室しました。
ヴェイン
俺だ。ワガハイ色被ってるやべえ
ワガハイ
ワガハイはフラッシュオレンジ?でしね
こんばんは
ヴェイン
これでいいか
スーツの女
機械じみた性格な文字で 最後に トリス(tris)と名前を記載して
トリス
「これでいい?」
ヴェイン
このあたりだな
トリス
いらっしゃい
ガルバ
中身を確認し…特に内容に問題はなさそうなので。
ヴェイン
「…あー、だりぃ・・・」 ドアベルが鳴り、赤い棘頭をガリガリしながら入ってきたのは、見た目チンピラの青年だ。
ガルバ
「…いいだろう」残りの事務手続きはここでな、と地図も渡す
トリス
「……聞いていい?」
ヴェイン
「ガルバぁ、とりあえずなんかダルさ吹っ飛ぶ苦いコーヒーでも淹れてく・・・あ?」 取り込み中じゃねえか
ガルバ
「生憎今の時間は仕事がはけてしまっているが…朝にそこの掲示板などに張り出されたり、募集がかけられていることもある」
「どうぞ」>鳥巣
トリス
「…手続きを分けてある意味はどこ?」 めんどくさげに
ガルバ
ヴェインの言葉には、キャロ、と声をかけて応対させる。
トリス
「……」ヴェインの方に眠たげな視線を投げて
ヴェイン
「ンだよ、新人登録か?」 欠伸を一つ。トリスにはこれまただるそうな視線を返して片手をヒラヒラと
トリス
「……」 口元に笑みを浮かべて ひらひら、と手を振替した
振り返した
ガルバ
「冒険者の宿とは別に、冒険者のランクなどを管理する場所がある。その関係上、な」
ヴェイン
「…お、おう」 何故かキョドった。別に初心な訳ではないのだがこういうのには弱いんだ多分。誤魔化すように適当にカウンターに座る 
ワガハイ
としか言えないごめんなさい(土下座
ヴェイン
まぁフワっとええんちゃう(ええんちゃう
ワガハイ
「………」その様子をにんまりと眺めた猫である
トリス
「……ま、聞くだけ無駄ね」 タバコを咥えて 
地図を受け取る 多分いかない
ヴェイン
「あー…?」 なんかよからぬ視線を感じた。見渡せば・・・ああ、いたわ。あのデカイ猫もといミアキス
トリス
「ありがとう…ついでに、コーヒーでも貰える?」
ワガハイ
「にゃぁ」軽く前足をあげて >ヴェイン
ガルバ
「用意しよう」>トリス
ヴェイン
「おう、ワガハイ。・・・今日は猫モードか」 適当に片手ヒラヒラ
トリス
意地悪しただけだからいいのよ
ヴェイン
わるいひとだ
ワガハイ
(´・ω・`)
トリス
スツールの一つに腰掛けると またヴェインに視線を投げて 「……貴方もなんでしょ」
「コーヒー」
「お隣どうぞ」
ヴェイン
「あ?…まぁ、そうだがよ」
 
しばらくすると、挽きたてのコーヒーのよい香りとともに、看板娘が2杯のコーヒーをお盆にのせて運んできた
ワガハイ
「ははは。ワガハイは猫であるからな。基本仕事など必要がないとき以外は猫であるよ」>ヴェイン
トリス
「……」猫が喋ってる
ヴェイン
「ガルバの淹れたコーヒーは美味いぜ。特に酒飲み過ぎた次の日なんかはな」
 
ミルクと砂糖壺も忘れない。
トリス
「それはいいわね……」 タバコを灰皿に押し付けて 煙を吐き出してから
ヴェイン
「あー、アイツはワガハイっつう信じられねェかもしれねえが、此処の冒険者だ。ミアキスとかいう種族だったか」
ワガハイ
「こんにちは」にゃっ、と前足をあげてごあいさつ >トリス
トリス
新しいのを取り出す 「そう、なんでも居るのね」
ヴェイン
ヴェインはブラック派である。ザルなので(謎理論
トリス
「……」 タバコを咥えて ひらひら、と手を振って>ワガハイ
ワガハイ
「そうさなぁ…リカント、シャドウ、センティアン、タビット、ソレイユ…色々なご種族の方がおられる」>トリス
ヴェイン
「後半きかねェ種族だなおい」
トリス
「トリスよ」 耳もとには硬質部品があるため、ルーンフォークであることは一目瞭然だろう
ワガハイ
「珍しいご種族ではあるゆえ」>ヴェイン 「ワガハイは…先ほどヴェイン殿からもご紹介いただいたが、ワガハイと申す者、よろしく、トリス殿」
ヴェイン
「ヴェインだ。一応魔法戦士って奴らしいぜ」
トリス
咥えていたタバコに火を付けて 「そう、器用ね」
ヴェイン
「そん代わり斥候だの野伏だの識だのはカラキシだがな」 肩竦めて
ワガハイ
「ははは。人には長所短所というものがあるものである。補いあうのがPTというものでもある」
トリス
「私はその斥候……かしら……」 気怠げな声で ふーっと煙を吐いて タバコを片手で保持してコーヒーカップを持ち上げる
ヴェイン
「まァな」
トリス
「……真面目に仕事しなくてもいい仕事ってないかしら」 一口飲んでから ぼやくように
ヴェイン
「サボラーかよ」
トリス
「……あ、目の前に雇い主が居たわね」 ふふ、と眠たげな目をガルバに向けて笑った
「全力で仕事してたら、すぐに疲れちゃうでしょ」
「どんな魔動機にだって、マナは必要だし……それがなくなったら動かなくなる」
「それが……私にはこれとかってだけで」 タバコをまた、灰皿に押し付けて
ヴェイン
「適度にがんばりゃいいんだよ、そこのワガハイも言ってたが、手前の分野じゃねえ所は他に任せときゃいい」
トリス
「…貴方にだってあるでしょ?」 ヴェインに流し目を送るように
ワガハイ
「適度に動いて適度に休むのが適当ではあるのだろうな」
ヴェイン
「…」 別に免疫がない訳じゃないんだが、蠱惑的に見えるのは気のせいか。  「へっ。俺なンざ斬った張った以外は他に任せきりだよ」
ワガハイ
「この仕事なら比較的自由はきくが、仕事によっては長期にわたることもありうる」
トリス
「……」 苦笑して 「猫が言ってると、なんか真面目なのがおかしいわね」
ワガハイ
「何を目的としているかにもよる部分もあろう、生活のためにやむにやまれずという者もいれば、縛りなく様々な世界を渡り歩きたいという者もおる」
ヴェイン
「コイツぁこう見えて色々気が利く…」 そういやコイツの性別って…どっちだ…? 「ミアキスだからな」 濁した。
ワガハイ
「ははは。ワガハイは猫である。戯言と思うてお聞き流してもらってもよい」
ヴェイン
「なぁ、お前ほんとに交易共有語苦手なのか?ぜってぇフカシだろ」>ワガハイ
トリス
「そう」
トリス
ブラックはいいものよ
ワガハイ
「ははは。ワガハイのこの交易共通語は教わったというより見て聞いて見様見真似で覚えたものであるゆえ」>ヴェイン
「今でも勉強中であるよ」
ヴェイン
「そこいらの奴より流暢で頭いい喋りしてんぜ…」
トリス
「真面目ね…猫のくせに」
ヴェイン
「にしても、アンタ煙草吸うんだな」 今更ではあるが。>トリス
トリス
「……」新しいものを取り出して 「ええ」
ワガハイ
「好きな物事に対しては真摯になるのは猫も人も動物も変わらぬよ」>トリス
トリス
「さっきも言ったでしょ…これが私のマナだって」
ヴェイン
煙草120本も持ってる…
トリス
また火を付ける
ワガハイ
ヘビーか
ヴェイン
「別にどうこういわねェが、折角コーヒー飲んでんだから香りとぶレベルにはすんなよ」
トリス
「…‥?」 きょとんとして 「……この組み合わせは、割と好きなのよ」 眠たげな視線をヴェインに向けて
「タバコの香りと、コーヒーの苦味。交互に楽しめるのは、悪くないわ」
ワガハイ
「なるほど、なるほど」
トリス
「好きなものね、人でも好きなのかしら」
>ワガハイ
ヴェイン
「…まぁいいけどよ」  アレコレ言うのも面倒臭いので、切り上げた
トリス
「貴方は、」 「コーヒーというものに拘りがあるのね」
ワガハイ
「うむ。人と話し、交わり、共にあるのが好きなのである」>トリス
「しかしながら…『コレは覚えれた』のだが、魔法文明語はさっぱりでな」やれやれ、といった様子。カギかっこは魔動機文明語である。
「今のところは交易共通語と魔動機文明語で精一杯である」
ヴェイン
「個人的に、コーヒーは香りと味を楽しむモンだと思ってるからな。煙草の紫煙は強すぎンだよ」
トリス
「好きよ。そう言う拘りは」
まだ半分ほども残っているタバコを灰皿に押し付けて 
「複数言葉が操れるだけで、すごいことでしょう?」
ヴェイン
「別に無理して他の言葉喋る必要もねぇとは思うがな」
ワガハイ
「ははは。そう言っていただけると勉強した甲斐もあるというものである」>トリス
トリス
「………」より気怠げに カウンターに突っ伏して 「ただ、吸えないとなると……だるいわね」
ヴェイン
「… … …。いや、別に強制はしねェからな?」 吸いたきゃ吸えよ、と
ワガハイ
「そうさなぁ。基本的な交流ならば今で事足りるが…もうひとこえ、といったところであってなぁ」
トリス
「好きにしてるだけよ」 突っ伏したまま、顔だけヴェインに向けて
ワガハイ
「他の物で代用できればよいのだがなぁ」
トリス
「それは求めてないわ」
ワガハイ
「なるほど」
トリス
「猫さんにはマタタビがあるでしょう?」
ヴェイン
「なら別にいいんだけどよ」 つーかコイツ一々仕草がアレだな。わざとか?違うよな?疑心暗鬼の俺だ
「酔うだろソレ」
「いやミアキスってマタタビ・・・どうなんだオイ」
ワガハイ
「ははは。夜中などであれば酒と同じで用いてもよいのだが、さすがに昼間からそれは店主殿の目もあるゆえ」
「にゃ?」尻尾ゆーらゆらと >ヴェイン
ヴェイン
「…いやなんでもねェ」 別に試そうとも思ってもない。むしろマタタビもない
トリス
「……」 くすくす、と笑って見せて 「あなた、見た目と違って面白いわね」
ワガハイ
ヴェインとトリスを交互に一度ずつ見て、ヴェインを見て、にゃーん、とにんまり笑って一鳴きした。
ヴェイン
「…あんだよ」 どことなく居心地悪そうな渋面を
トリス
「いいえ、……見た目より真面目そうで面白かっただけ」 身体を起こして コーヒーカップを持ち上げて 啜る
ワガハイ
「ヴェイン殿はよき男であるからな。先日も悪人をちぎってはなげちぎってはなげの無双であった」
トリス
カップを置いて 「ふぅん」
ヴェイン
「盛りすぎだろうが!?」>ワガハイ
ワガハイ
「せいぎのみかたさんじょうという感じでござった」うむうむ
ヴェイン
「キャラじゃねえよ…」 げんなり
「つーか、それはお前の方だろ」
トリス
「……」 コーヒーの香りを楽しむように 二人の会話に耳を傾けて
ワガハイ
「はて?そうであったかな?」首をかしげてみゃぁととぼけて鳴く猫である。
ヴェイン
「…別に、正義の味方でもなんでもねえよ。俺は」 頬杖つき、どことなく諦観したような顔つきで呟く。
トリス
「そうなってしまう人は居るんじゃない?」
ヴェイン
「願い下げだぜ。正義の味方なんざ都合のいい押し付けられ役だろうが」
トリス
「ふぅん」
ヴェイン
「…いや冒険者やってる俺等が言う台詞でもねェがよ」 そういえば、見事に都合のいい押し付けられ役だ。
ワガハイ
「ほぉほぉ」
「ははは。正義の味方かどうかはおいておいて、厄介ごと解決お助け隊というものではあろうな」
トリス
「また変な単語ね」
「厄介ごと解決お助け隊。貴方の言葉?」
ヴェイン
リターン(報酬)はちゃんとあるがな」
「無償のお助けはしねェぞ」
トリス
「リターンが無い仕事なんて‥…願い下げね」
ワガハイ
「今作った」>トリス
トリス
「それが、どういうものであっても」
ヴェイン
「冒険者だって命賭けてたんだ。無償奉仕なんざそれこそどうかしてるぜ」
ヴェイン
駆けてんだ ダゾ
トリス
「貴方は、専業冒険者?」
「猫さんはそうじゃないと不思議だけど」
ワガハイ
「そうさなぁ…報酬が全くないという仕事はな…遺跡探索くらいか、赤字になる可能性があるのは」
ヴェイン
「専業・・・まぁ、専業っちゃ専業か。流れ着く前は雇われやらだったがよ」
トリス
「そう言う人は尚更そうでしょうね」 言ってからコーヒーカップを干して
SYSTEM
ユーノスが入室しました。
トリス
「──」 カップを置いて 「副業を持つことをお勧めするわ」
 
――からん。扉を開いて、一人、男が入ってくる。
ヴェイン
「副業なぁ…依頼のねェ時は日雇いでもありゃいいんだがよ」 と、音が鳴った方に視線を向けて
ユーノス
男はこの辺りでは見ない顔だ。纏っている服こそ神官然としているが、男自体は店内をぐるぐると見回しながら、落ち着きがない。
ワガハイ
「確か腕っぷしがよいと用心棒や街の警備の仕事があるとは聞いたことが」
「おや…今日は新しいお客人が多い日であるな」
「そこな御仁、いかがめされた。依頼であるか、それとも、冒険者の登録であるか」>ユーノス
トリス
「…‥」視線をゆっくりと 扉の方へ向けて
ヴェイン
「あンだよお上りさんか?」 人の事はいえない
ヴェイン
むむむ、入力に遅延が入ってきたな
ユーノス
濃紺の髪は短く整えられており、そこから覗く灰の眼は、しかし期待に溢れている。
「えっ、と」 声をかけてきたワガハイへと視線を向けると、ぴ、と姿勢を正しくして一礼する。
ワガハイ
「ははは。これはご丁寧にありがたく」ぺこり、と同じように頭を下げる猫である >ユーノス
ヴェイン
「…お前そのカッコ一々驚くから人型になってきた方がいいんじゃねェの?」>ワガハイ
ユーノス
「俺……じゃない、自分は、冒険者として登録させてもら……い、頂く? 為に、こちらに!」 落ち着きがないのは視線だけではないようだ。あわあわと舌を度々噛みながら
トリス
「……」 眠たげな視線をユーノスの方に向けて
ワガハイ
「え?ここで人の姿になれと?なかなかに酷なことを申す御仁であるのぉ」>ヴェイン
ユーノス
「ああ、いえ。……ミアキスは、村にもいましたので! 全然!」 >ヴェイン
ヴェイン
「…ったく」 椅子から乗り出し、ユーノスの元へ 
ユーノス
視線を向けてきたヴェインとトリスにも、それぞれきちっと一礼して
ヴェイン
「お前それわざといってんだろ!」と、ワガハイにいいつつの
ユーノス
「……!?」 何か無礼を働いたろうか。少しぎょっとしながら固まって
ワガハイ
ゆーらゆーら、としっぽを揺らしている猫である。
トリス
ひらひら、と手を振って微笑んで見せる
ヴェイン
「別に気張らなくてもいいぜ。登録してェんなら、カウンターにいる店主に手続きして貰えやいい」 親指でガルバを指し
ユーノス
きゅっと口元を結んで緩みかけた頬を縫い留めながら、赤くなった頬を隠す様に、汗を拭うふりをして額を腕でぐしっと。 >トリス
「気張ってなんて、全然! ……えーっと、あの人ですか?」 親指の先、ガルバへと視線を向けて
ワガハイ
「ははは。まぁ言うてしまえばただの宿兼酒場であるからな」
ワガハイ
私はやらかしたので誰か任せた(ばとんたっち
ユーノス
あ、いえ! 地の文ですませますよ!
トリス
「……」ヴェインのカップが空になってるのを確認して タバコを取り出して火を付ける
ヴェイン
「あぁ。あのオッサンだ」
ユーノス
「じゃあちょっと行ってきます!」 歩き始めようとして、歩を止めて
ヴェイン
なんかくそ重くなってきたんでそろそろお暇するぜ
ワガハイ
あらまあ…。
ヴェイン
クロームjなのになあ
ワガハイ
おつかれさまなのだー
トリス
わかったわ
ユーノス
「ありがとうございました!」 三者それぞれに一礼をしてからガルバの方へ。
ワガハイ
ユーノス
お疲れ様です!
ワガハイ
ているんいまよべばいいんじゃないか?(名推理
<重くなってる
ユーノス
原因はわかってないって言ってましたので
ヴェイン
「…眩しいねェ」 なんていいつつ
ユーノス
多分解決は出来ないと思います!
F5押しても変わりませんか?>ヴェイン
ワガハイ
そっかぁ…。
ヴェイン
「あー、俺ァちっとブラついてくるわ。・・・と」 スタスタとカウンターまで戻ってきて
トリス
「そう」
ユーノス
ガルバからの説明には、一々店内に通る声で返事をしながら
ワガハイ
「いってらっしゃーい、である」
ヴェイン
「あぶねェ」 コーヒー代置いて  「んじゃ、またな」
ユーノス
それぞれ説明を受けて 時折うるせえと怒られつつ
ワガハイ
「日が暮れる前には帰ってくるのであるぞー」
トリス
「ええ」
ヴェイン
お、モドタ
トリス
あら
ヴェイン
「お前は俺のオカンかよ!」 と、つっこみをしつつ外へ繰り出していった
ヴェイン
まぁ時間も丁度よいのでこのまま退散だ。アドバイスありがとう
ワガハイ
おつかれー
トリス
お疲れさま
ユーノス
了解です! お疲れさまでした!
ヴェイン
お付き合いありがっとう
SYSTEM
ヴェインが退室しました。
トリス
「……」ふー‥と煙を吐いて
ユーノス
――ご説明ありがとうございました、ガルバさん! これからよろしくお願いします!」 一際通る声で一礼してはまた怒られる。
ユーノス
これは怒られますね! 大きい!
トリス
「……」 流石に視線を向けて また苦笑する
ユーノス
頭を掻きながら戻ってくると、ワガハイに視線を向けて
「……えっと。あー……」 しまったな、と腕を組み
「先ほどの方はもう、出て行かれましたか?」
トリス
「ええ」
右手でタバコを保持しつつ 紫煙が柱を作る
ユーノス
「お名前、聴きそびれてしまったな。……また、機会があるかな」
トリス
「ヴェインって言ってたわ」
「私はトリス」
ワガハイ
「そのあたりをぶらついてくると申しておった。ああ、あの御仁のお名前ならばヴェイン殿と申す」
ユーノス
「……覚えておきます。ありがとうございます、トリスさん、と……えーと」
ワガハイ
「ワガハイはワガハイと申す者である、よろしくお頼み申す、神官殿」
にゃっ、と前足をあげてごあいさつ。
ユーノス
「ワガハイはワガハイと。……」 ん? 一瞬理解が遅れて 「ワガハイさんですね!」 
ワガハイ
「うむ」
ユーノス
は、と思いついたように姿勢を正して
「自分は、ユーノス・フーゲンベルクと申します! こちらには、流れてきて間もありませんがどうぞよろしくお願いします!」 声量としては、先程ガルバに礼を述べていた時くらいのものだ。
ワガハイ
「ははは。なるほど、なるほど。なに、このあたりには流れ者が多くいるゆえ、気にすることはなし」
「冒険者は仕事柄色々なところに行く機会も多い、そのうち覚わるであろう」
ユーノス
ワガハイの言葉に頷いてみせて
「二人は……ご友人ですか?」 それぞれを交互にみやり。
トリス
「……」この猫、楽ね
咥えて吸い込むと 煙を吐いて 「難しい質問ね」
「友人でいい?」 ワガハイに
ユーノス
「難しい……と仰います、と……」 確認を取り始めたトリスに目を丸めて
「…………」 しまった、と顔に浮き出てくる。苦笑して
ワガハイ
「ははは。問題ない」>トリス
トリス
「じゃ、友人ということらしいわ」>ユーノス
ユーノス
「…………」 これは友人って言っていいのか? どうだと思う、父さん……
ワガハイ
「つい先ほど知り合うたばかりであるが、何、出会って即座に恋に落ちることもあるゆえ、そういうこともある」
ユーノス
「えっ」 「――えっ!?」
「流石に出会って即座になんてことは……ああいや、でも一目惚れって言葉もあるくらいだしそうでもないのかな。…………」 ぶつぶつ言いながら頭を抱え始める。
トリス
「……」 どうするの、って顔をワガハイに向ける
ワガハイ
「ん?人の書物でそういうこともあると読んだのであるが?」わがはいなにかまちがってた?
ユーノス
「…………ま」 「まあ、そういうこともありますよね!」
トリス
「……変わってるわね」
ユーノス
「変わってる……というのは」 自分か、と示した後に
トリス
短くなったタバコを灰皿に押し付けて
ワガハイ
「ユーノス殿はあれだな、素直な御仁であるな、よきことである」うむ
ユーノス
少し躊躇いながらワガハイもちらっと示して
トリス
「……ああ」
「どっちも」
ワガハイ
「にゃ?」尻尾ふりふり
トリス
>ユーノス
ユーノス
「じ、自分も……ですか。そんなに変でしょうか」 うーん、と首を傾げて
「まずは聴く。受け取って、自分の頭で考えて、答えを出す。……というのは、変になります……か……?」
>トリス
トリス
「真面目ね」
「私は、そこまでしたくないわね」
ユーノス
「いえ、そんな事。きっと、皆さんがすんなりとしていることを、自分がゆっくりと、段階を踏んで行っているだけですよ」
「トリスさんもワガハイさんも、聴いて、考えて、返事をするでしょう?」
トリス
「……」んー…と考えて
ワガハイ
「ん?…………うむ!」
ユーノス
「ほら!」 嬉しそうに微笑んで、ふたりを示して
トリス
「そうでもないわね」 タバコを取り出して
ユーノス
「今、受け取って、考えて、それから――」 トリスの言葉に頷いて
「ほら、答えを出してくれました。皆やっている事なんですよ!」
トリス
「そのまま、返しちゃうこと、ない?」
ユーノス
「そのまま返す、ということは」
トリス
火を付け、紫煙を燻らせる
「やれ、と言われたら はいって返すように」
「考えなくても返事は出来る、ということ」
ユーノス
「その場では判断に値しないと感じたか、もしくは判断する事を拒んだとき、だと思いますから」
「……ヘリクツ、ですけどね。トリスさんの仰ることも、その通りだとは思います」 へへ、と子供っぽく笑って
ワガハイ
「なるほど、なるほど」初めて話すタイプの御仁である、とは思う。
トリス
煙を吐いて 「……真面目ね」 どこか呆れに似た声音で
ユーノス
「どうしたって、完全に考えないで返す……ということって、できないんです。自覚しているかしていないか、考えが浅いか深いか……」
「そこに行きつくと、俺は思いますから!」
「……、あ」 「自分は思います!」
トリス
「そう。それが貴方の拘りなのね」
ユーノス
「拘り……」 首を傾げて 「そう、なんでしょうか。間違っていないとは思ってますけど……」
トリス
「……それを否定はしないわ。ただ、それが間違ってることは、知っているから」
ふー、と煙を吐いてから、そういうと灰皿にタバコを押し付けて スツールから立ち上がる
ユーノス
「間違っている、ですか」 んん、と唸って 暫く唸っても答えが出ず、懐から手帳を出して
――あの、トリスさん!」
トリス
立て掛けた槍に手を伸ばして 「…何?」
ユーノス
「よかったら、なんですけど。何が間違っているのか、とかって……お聞きしてもいいですか?」
トリス
「……そうね、ヒントはあげるわ」少し、面倒くさげにそう言って
ユーノス
手帳を持って、トリスの近くまで。首下にイーヴの聖印が見える。
トリス
かばんを手にして 「──すべての人が考えて行動できるわけではないということ」
ワガハイ
しっぽをゆーらゆーらと揺らして、猫は目を細めるのみである。
ユーノス
さっとそれを記して 目を伏せながら、眉を顰める。
トリス
「それじゃあね」
ユーノス
「でも――
ワガハイ
「また縁あれば」手をふりふり
ユーノス
「それを知っている、という事は。トリスさんはきっと、考えられる人、……なのかな」 こちらの言葉はぼそぼそと呟いた。
「と、――っと、お気をつけて!」 手帳を仕舞いこみながら手を振って見送る。
トリス
ユーノスとワガハイを置いて、トリスは店の扉をくぐっていった
ワガハイ
おつかれー
トリス
では、こちらは抜けておくわね
お疲れさま
)))
SYSTEM
トリスが退室しました。
ユーノス
ふう、と息を吐いて ワガハイのいる近くにやってくると
「いいですか、ここ」 椅子を示してみせる。
ワガハイ
「思考という部分に拘りをお持ちなのであるな」にゃぁ、と一鳴きして
「どうぞどうぞ」
ユーノス
有難うございます、と微笑んで 椅子に腰かける。
「……ええ。賢神の信徒、ではありませんが」
思考(それ)を止めてしまったら、人は獣ですらありません。……だから、誰でもそうしているものだと、思いたいんです」
ワガハイ
「なるほど、なるほど」目を細めて、みゃぁ、と。
「異大陸の神ではあるが、そういう格言を持つ神も確かおられたはず」
ユーノス
その言葉には微笑んでみせて
「……勿論、誰にでも受け入れて頂けるとは思っていません。たった今、間違えていると指摘されてしまいましたが」 苦笑して
「そちらについても、ヒント……と仰られていましたし。またお会いする頃には、答えられるようになっておかないと」
ワガハイ
「ははは。ユーノス殿は素直な御仁であるな。きちんと真摯に向き合おうとなされておる」
ユーノス
「何事にも、そうでありたいと思います。……自分は、いつでも」
ワガハイ
「ワガハイは思考をしていないというほどではないが、思考よりも先に口や手が出ることもある」
「先日も…傷を負った少女が宿に飛び込んできてな、つい口をはさんでしまった」
ユーノス
「傷を?」
ワガハイ
「村が蛮族に襲われ、助けを乞いに来た者であった」
ユーノス
「……痛ましい事ですね。その後は?」
ワガハイ
「ワガハイ含め、冒険者が急行し…蛮族退治には成功した」
ユーノス
その言葉には安堵したように頷いたが、には、という言葉を選んだことに少し悲しそうに。
ワガハイ
「普通の人ならばあれだ、かかわりあいになりたくない、と思う御仁もおられるだろう、あるいは、自らの利になるかどうか考える御仁もおるやもしれぬ、が」
「そのような思考の前に、口と手が動いた。人の言葉で言うのならば…そうさなぁ、つい、身体が勝手に、というのであろう」尻尾ゆーらゆら。
「短慮と言われてもやむなしである」
ユーノス
「まず、前提として」
「自分は、その場に居合わせていません。ですから、貴方を短慮だと、或いはそうでないと判ずる事はできません」
「けれど――……確かに、そうですね。確かに、いつでも思考を十全に行えるひと、という方はそういらっしゃらなさそうだ」
ワガハイ
「そういうケースもある、というくらいに見ていただけたらと。こう、人でいう…ぐれぇぞぉんというやつか」
ユーノス
「……そう、ですね」 ふむ、と頷いて
「よし。自分も、一度宿を取りに行かなければ……訪れてすぐですが、自分もこれで」
ワガハイ
「いってらっしゃい、また縁があれば」
ユーノス
「ええ。またお話を聞かせてください、ワガハイさん」 では、と一礼すると、ゆっくりと宿を出て行った。
ワガハイ
にゃっ、と前足をあげて。
ユーノス
では、自分もお先に失礼します!
)))
ワガハイ
おつかれさまー
SYSTEM
ユーノスが退室しました。
ワガハイ
「いやはや。これだから…人と話すのは、やめられぬな」
にゃん、と一鳴きして…猫は再び、窓際で微睡むのであった。
SYSTEM
ワガハイが退室しました。
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