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コモンルーム[V]

20191201V_0

SYSTEM
ツムギが入室しました。
SYSTEM
アウラが入室しました。
ツムギ
は。PC名でよかったな。
アウラ
ふふ、問題はありませんわ
ツムギ
ふむぐん。ではそうだな
NPCが存在するタイミングではたぶん離れなかったろうから
ニコラとクライヴをユディスに送り届けて、その帰りとかかな。
アウラ
ああ、いいと思いますわ
ツムギ
ではさっくりと始めよう。限界が来たら無理せずにで
アウラ
わかりました
 
 
 
 
――要塞都市ユディス。イルスファール王国の勢力の最南端であり、最前線に位置する都だ。
その土地柄、この都市には緊迫した、張り詰めた空気が漂っている。無論、そうでない事もあるが――慣れていない者からすれば、やはり少し息苦しいものだろう。
〈星の標〉では名の知れた冒険者らもこの地には駆り出されており、訪れた事が一切ない、という者は寧ろ多くないだろう。
その都市の中、彼らは帰路についていた。ある仕事で発生した追加の業務を終えた所である。
ドレイク・ブロークン――剣を喪ったドレイクであるクライヴと名乗る者と、彼を一時的にではあるが保護していた少女、ニコラ。彼らを然るべき機関に向かわせた帰路である。
道中、休息も取ったのだろうが――長旅は長旅だ。列車を乗り継いだだけとはいえ、疲労も嵩む。
人によってはそれをより強く感じるだろう。時刻は夕暮れ、列車の便は最終が残っているか……というくらい。
ルトヴィーク
――……」 青年の方は、特に疲労を感じさせることはなかった。これまでと変わらぬ歩調――あくまでも彼のペース――で歩を進めている。
アウラ
「……──」少女の方は、明らかにペースを落とした様子で 少し肩で息をしているようだ
ルトヴィーク
ただ淡々と歩を進め、黙々と駅を目指していた。が、息の上がってきた声に気付くと、面倒そうに頭を掻いて振り向いた。
「ここまで来てるんだから、別々で戻ればいいだろ。"前"みたいなケガもないし、無理について来なくていい」
アウラ
「──、随分な言い方ですわね」
「ですが・・・…はい、ルトヴィーク様の言うとおりですわね」 
ルトヴィーク
「は?」 小首を傾げて、続いた言葉にはやはり意図を掴み損ねているようにぐい、と更に首を傾げ
「……なに」
アウラ
「……疲れているときに、意地悪を言われたから少しカッとなってしまっただけですわ」
ルトヴィーク
「意地悪」 言ったか? 思い返して 「言ってないけど」
アウラ
足を止めて 「……無自覚なところは本当に、」
「直したほうが、良いと思いますわね」 ふぅ…
ルトヴィーク
「……」 む、として 「あんたこそ、身の丈に合った事をしたらいい」
アウラ
「身の丈……少し疲れているだけですわ」
「私は、明日の便にします…どうぞ、お先に進んで下さい」
ルトヴィーク
「だったら何でついてくるんだ……普通に帰ればいいだろ」 わからん。
アウラ
「それは、仲間ですもの。星の標に戻るまでがお仕事ですし」
「別々に帰るというのもいいですが……一緒に帰ったところでそう大した差もないはずですわ」
ルトヴィーク
「……仲間」 呟いて、眼を細める。
ぼんやりと懐かしい顔が浮かぶのは、この場所のせいだろう。溜息を吐いて
「……なら、さっさと部屋取ってきて。放って置いて帰って、おっさんに何か言われても面倒だ」
アウラ
「……」むくれて
「そう言うときは、殿方が気を利かせるものではなくて?」
ルトヴィーク
「……」 きょとん、として
「なんで?」 心の底から疑問符しかない。苛立ちだとかはなく、純粋な疑問だ。
アウラ
「紳士の教育をすべての人が受けられるわけでは無いですが……どうして余裕が無い方が、在る方のお世話をしなければならないのですか」
ルトヴィーク
「……ああ」 そういうことか、と頷いて 「泊まるのはあんただけ。俺は適当に帰るよ」
アウラ
「放って置いて帰ることにならないのですかそれは」
ルトヴィーク
「宿を取ったんだから、放ってはないだろ」 多少。
アウラ
「それに……最終便が出た後にどうやって帰るおつもりですか」
ルトヴィーク
「……」 「……歩く?」
アウラ
「……それこそ、明日の便に二人で乗れば済む話ではありませんか」
呆れたような表情でそう言って
ルトヴィーク
こういう時、あの時の金髪の男なら何と言って逃げるのか。手慣れた様子で抜け出しそうだ、とぼんやり思い出して
 
遠くに汽笛を聞いた 1度、2度、3度となるそれは 最終便の出発を告げるものだ
ルトヴィーク
「……」 やかましい汽笛の音に、軽く耳に手を当てて
「解った。じゃあ、付き合って送る」 多分あの男もこう返すだろう。そんな事を思いながら、肩を竦めて
アウラ
「──、行ってしまったのですね」 その様子を見て、察したように
ルトヴィーク
「向かうのが遅れたから」 悪意はない。ただそうだからというだけで口を開いて
アウラ
「すみません…もう少し、ペースをあげられたら良かったのですが……」移動の速度については、自分に非があると認めている
「……面と向かって言わなくてもいいのではなくて?」
ルトヴィーク
「…………」
「言ったら怒るし言わなくても怒るのか……」
アウラ
「タイミングの問題ですわ」
「もう少し間の取り方を覚えられたら、きっともっと円滑になります」
ルトヴィーク
「……エンカツって。別に困ってないし、仕事の時も……そこまでじゃないし」 たぶん。
アウラ
「それは、」
「………」言うべきか悩んで
ルトヴィーク
「何」 なにさ。
アウラ
「……それが困らないというのは、寂しいことですわ」
ルトヴィーク
「寂しい? ……なんで」 首を傾げながら、往来の中心から退くように手招きして、道の端へ
アウラ
「だって」
「今のままでは、分かってもらえないではないですか」
手招きされて、ルトヴィークの方へ移動して
ルトヴィーク
「何を。……、」 往来からは顔を隠す様に俯きながら歩いて
アウラ
「貴方のことをですわ」
ルトヴィーク
「解って貰ってどうするの。それこそ、」
「あんたみたいな奴ならまだしも、俺を解っても何にもならないよ」
アウラ
「知ってもらえれば、もっと仕事はしやすいはずです」
「貴方が誰でどんなふうに考えて、何が好きで何が嫌いかがわかれば、お話するのにも困らないですわ」
「……そうは考えられませんか?」
ルトヴィーク
子供をあやす様に語るアウラの様子を見て、また頭を掻く。言葉は解かるが意図が解らないとばかりに唸り
アウラ
「………すみません、少し待って頂けますか」楽器ケースを地面に置いて 両膝に手をつく
またペースが早かったのだろうか、やはり肩で息をしている
ルトヴィーク
「……」 自分は困っていない、と返そうとして、恐らく彼女が言っている困らない、というのは周囲がなのだろうと考えて口を閉ざし
「あ、……」 予想以上に疲労をしている様子に首を傾げて 「…………、休む?」 言葉を選ぶように、ゆっくりと。
アウラ
「体力づくりも…していかないといけませんわね……」
「……ええ、少し」
ルトヴィーク
「解った。…………あ」
「……別に移動が遅いとかは、今は思ってない」
アウラ
「……」その言葉にようやく微笑んで
「……少しお時間下さいますか」
往来にあるベンチを目指して 歩き出し
ルトヴィーク
「? ……」 空を仰いで 「陽が落ちる前までなら」
アウラ
「そんなに長くは休みませんわ」
「お部屋も取らないといけませんし……」
ルトヴィーク
歩を進めたアウラについていって 「なら、別に」
アウラ
「……?」言葉の続きを待つように振り向いて
ルトヴィーク
「別に良い、って言った。座るんだろ」 ほら、とベンチを示し
アウラ
「……はい」
ベンチに座って息を整える 水袋を取り出して 中身を少しずつ口に含んだ
ルトヴィーク
その傍らに立って、自分は座らずにそのまま待つ。やや俯きがちに周囲を確認しながら、宿を探す様に
アウラ
「先程の……」
「お言葉は、良かったと思いますわ」
ルトヴィーク
「……?」
ええと、と考えて 「どれ?」
アウラ
「休む、と聞いてくださったこと」
「気遣ってくださった事、の2つでしょうか」
ルトヴィーク
「……聞いたのはそうだけど、気遣った訳じゃない」 溜息を吐いて
アウラ
「誠実な方ではあるようですわね」ふふ、と笑って
ルトヴィーク
「知らないけど。なら、あんただって」
アウラ
「それを黙っておけば、相手の評価が上がったかもしれないのに」
ルトヴィーク
「不満そうな顔よりはそっちの方がいいんじゃない。……知らないけど」 評価が、という言葉を聞いて思いついたように。
アウラ
「……」
少し驚いたように
「ありがとうございます」もう一度微笑んで見せて
ルトヴィーク
満足気なアウラの様子に、金髪の男なら言うなだろうと思った言葉が間違ってはいなかったと頷いて
ツムギ
言うだろうなと思った~だな
ルトヴィーク
逃げる様に視線を地面へと戻して
アウラ
「そういった心がけは、してみてもいいと思いますわ」
ルトヴィーク
「……気が向いたら」
アウラ
「言葉だけで相手は図れるものではありませんが……」
「言葉がなくては、わかり合うことは難しいですから」
ルトヴィーク
「解り合う。……」 唸って 「あんたは、誰とでも解り合いたいの?」
アウラ
「誰とでも…というわけではありませんが」
「そういった試みをする前に終わらせてしまうのが少しもったいないと感じるだけ…といいますか」
「今回だってそうでした」
「バルバロスだからと言う理由でクライヴ様を倒してしまうことは、恐らく簡単な手段だったと思います」
ルトヴィーク
「……」 少し考えて 「ああ。傷を負っているみたいだったし」
アウラ
「でも話をした結果、譲歩させることが出来ましたわ」
「それは、大事な成果だと思うのです」
ルトヴィーク
「まあ、……そうだな。少なくとも、」
「……ドレイクじゃない方は、嬉しそうだった」
アウラ
「ええ」 頷いて 「ニコラ様にとっても最良に近い結果になりました」
「それが言葉の力だと…私は思いますわ」
ルトヴィーク
「言葉の力、……あんまり考えた事なかったけど。なんでそんなに気にしたんだ、あの二人のコト」
アウラ
「ニコラ様ではありませんが……」空になった水袋に栓をして
「放っておけなかったから。ですわ」
「ルトヴィーク様は、いかがでしたか」
ルトヴィーク
「自分に不利益があっても?」
「手間や危険があってもか?」
アウラ
「そうしたときに、伸ばせない手は持ち合わせていませんわ」
「確かに、立場もあります」
「不利益を被ることで困ることも在るでしょう」
「ただ、それで足や手を止めてしまったら、私は今までの自分に対して顔を向けられません」
「それに、全部1人で解決するわけではありませんし」
「あのとき過半数がクライヴ様のことを倒す方に意見が傾いていたのなら」
「私はそれを是としたかもしれませんわ」
「ただ、皆さんがそうではなかった、というだけで」
「それだけであの二人は救われたのですわ」
アウラ
ちょっとそろそろ限界でしょうか…
ツムギ様 大丈夫ですか?
今日のところは御暇しましょうか
TOPIC by アウラ
申し訳ありません。中断中ですのでお掃除は待っていただけると嬉しいですわ byアウラ
アウラ
これで、よし、ですわね
お風邪などを召しませぬように…
では一旦失礼しますわ
SYSTEM
アウラが退室しました。
アウラが入室しました。
ツムギ
入室判定が残っている……
アウラ
ふふ、そのようですわね
ツムギ
では打ち返します……
アウラ
はい、よろしくお願いします
ツムギ
「……なら、あんたは」 首を傾げて
「周りの過半数ってのが傾いていたら、それで意見を変えるって事なのか」
アウラ
ツムギ様、お名前が(小声
ツムギ
ンッ
ルトヴィーク
「……なら、あんたは」 首を傾げて
「周りの過半数ってのが傾いていたら、それで意見を変えるって事なのか」
アウラ
「その時は従わねばならぬでしょう。1人でやっているわけではありませんわ」
ルトヴィーク
「それは、自分が無いのと一緒じゃないのか。……自分の意思は、言うんだろうけど」
アウラ
「ただ、出来る事は最後までやって、」 ふふと笑って 「それで翻意させられないか試すだけで」
ルトヴィーク
思った通りの返答に、目を伏せながら息を吐いて
アウラ
「ではルトヴィーク様の言う、自分があるというのはどういう事でしょうか」
ルトヴィーク
「だよな」 頷きながら言って 「……まあ」
TOPIC by アウラ
削除しました
ルトヴィーク
「今あんたが言った事が、自分がある、だと思う。周りの奴と違っても、自分はこうだと言える事?」 頭を掻いて
「周りに合わせるのは、仕事だから」 仕方ない事だしな
アウラ
「あなたの言う自分があるという事を、もっと表に出せれば」 
「きっともっと素敵ですわね」
ルトヴィーク
「仕事をするのに必要ならするけど、別にそうじゃないだろ」
アウラ
「仕事じゃなければ、何もしたくないのですか?」
ルトヴィーク
「……」 「仕事じゃないなら、そういう事はしたくない。人付き合いが好きじゃない事くらい、解るだろ」
アウラ
「……では何が好きですか?」
ルトヴィーク
小さく身体を揺らして、視線を空に向けて
「さあ、なんだったっけ」
アウラ
「──私が好きなものは、」
「演奏する事、誰かと語らう事、自然と戯れる事、ですわ」
ルトヴィーク
「そう。……聞いてないけど」 緩く頭を振って
アウラ
「私から答えたから、聞かせてくれても良いのではなくて?」
ルトヴィーク
「……性格悪いな」 特段嫌そうでもなく返して、
「俺だって答えた。さっきのは嘘じゃない。何が好きだったかなんて覚えてない」
アウラ
「知っているでしょうに」ふふ、と笑って 「…そう、ですか」
「では、好きなものが出来ると良いですわね」
ルトヴィーク
「……いいよ、べつに。あるだけ重い」
アウラ
「そうすれば、そこから興味が繋がっていきますわ」
「お仕事する理由にもなります」
「──誰かに、使われるのを待つだけじゃなく、今を生きていくためには」
「そうした息抜きが必要ですわ。きっと」
ルトヴィーク
少し困った様に頭を掻いて、視線をアウラに向ける。濁った鉄色の眼は、普段よりもほんの少しだけ穏やかだ。
アウラ
「ああ、それから」 対照的に生気に満ちた蒼い瞳が鉄色の瞳を見つめ返して 微笑む
「忠告を聞いてくださってありがとうございます」
ルトヴィーク
「あんたの言う事は、……よくわからない。あんたの事もだけど、――なに」
アウラ
「分からないのは悲しいですが……いえ、」
「鎧が、新しくなっていましたから、まさか武器まで、新しいものに変えてるとは思いませんでしたが」
ルトヴィーク
「……べつに。言われたからやっただけ」 自分の意思でした訳ではない、と言いたげに鎧とカタナに触れて
「こっちはどうせなら持っていけって押し付けられたんだ。よくわからないけど、良いものだからって」
アウラ
「それでも、大事な心掛けですわ」
「いい職人様をご存知なのですね」
ルトヴィーク
「さあ。知らない奴だし、職人……でもないんじゃない。商人だって言ってたし。高いからそれなりに良いものだろうって思ったし、面倒だったから買ったけど」 言われるままに。
アウラ
「それは……」大丈夫なのだろうか
ルトヴィーク
「なに」 なにその顔は
アウラ
「いえ、ルトヴィーク様の事を疑っているわけではないのですが…少し心配になってしまって」
ルトヴィーク
「心配? 別に、不満はあんまり……ああ、でもこっちは使い辛いな」 カタナをこつ、と叩いて
アウラ
「知らない人から買うのではなく、顔なじみの方や、店主様の紹介のある方から、高いものは買うと良いですわね」
「どちらも、魔法の品でしょう?」
ルトヴィーク
「いないし」 そういうの。>顔馴染みとか
「うん。それはたぶんそう」
アウラ
「なら、店主様にお話を通したりとか、お願いするべきですわね」
「もしそれに抵抗があるなら、私がそうした伝手を探してもいいですわ」
ルトヴィーク
「……」 首を傾げて
「別に、そこまであんたがする義理もないだろ」
アウラ
「知らなければそうしていました、が」
「知ってしまいましたもの」
ルトヴィーク
「いいよ。一々手間を増やさなくて」 俺も手間だし。
アウラ
「手間だとは思っていませんが……それでもないよりはいいですわ」
ルトヴィーク
「……人の事するより、もう少し体力つけたらいいじゃんか」
アウラ
「…それは」
「意地悪ですわね」 もう
「それもきちんと気にしておきますわ」
ルトヴィーク
「あんたの意地の悪さが移ったんだろ」 多分
アウラ
「アウラ、ですわ」
ルトヴィーク
「あんた」
アウラ
「……」むー 「ではアウローラ、ですわ」
ルトヴィーク
「気が向いたら覚えておく」
「得意じゃないんだ、覚えるの」
アウラ
「なら努力してみましょう。まずは私の名前で」
ルトヴィーク
「……」 「いや、いいよ。それはいらない」 目を伏せて、首を横に振り
「あんたの名前は憶えてやらない」 至って平坦な声で、宣言するように重ね
アウラ
「……なら、覚えるまで何度でも自己紹介いたしましょう」溜息1つに笑顔を載せて
「そうした宣言をされたなら、猶更」
ルトヴィーク
「……本当に、性格悪い奴だな」
アウラ
「たかが名前、されど名前ですわ」
「名前を否定させることは、自分を否定することですもの」
ルトヴィーク
「……名前だから、だけど」 
アウラ
「そして名前を隠す事は、自分を隠す事…ですから」
「覚えて貰いますわ。アウローラ、と」
「アウローラ・フォン・デーニッツ。それが私の本名です」
ルトヴィーク
「……」 むっとして、口を開く。
「長い」
アウラ
「アウラ、で覚えて下さらなかった仕返しです」
ルトヴィーク
「でも、その内消える名前だ」
アウラ
「それは言っても仕方のない事ですわ」
「そのうち、というのは長い時間ですが」
「あらゆるものは土に還り、魂は輪廻に戻るのですから」
「でもそれを無駄とか無意味とはお考えなきように」
ルトヴィーク
「でも、俺達はそうじゃないんだろ」 側頭部に生えた、隠してもいないこぶを撫でて
アウラ
「終わりがあるから、楽しいのですわ」
「寿命に関していえば…そうかもしれません。ですが、絶対に終わらないものなんてありませんわ」
「誰かに使われる時、それが最後の時でしょう」
ルトヴィーク
「……」 「じゃあ」
アウラ
「そう決めてるから、日々を大切にして欲しいのですわ」
ルトヴィーク
「俺を使ってくれる奴には、全部使い切って欲しくなるな」 どんなものでも、と続けて
アウラ
「──そう言った価値のある事に、使われると良いですわね」
アウラ
こう
オルガさんがいない三日月さんを見ているような気持にさせられるのですわ
ルトヴィーク
首を傾げて 「別に。価値がどうとかはどうだっていいよ」
ツムギ
作成時のコンセプト通りなのでPLはニッコリしています。
アウラ
「…前もそう仰ってましたわね。ただ、」
「その時までは、やはり。今を生きて欲しいですわね」
「せっかく、出会ったのですから」
「今少し、心掛けてみませんか。生きるという事を」
ルトヴィーク
「……そうしたら、どうなるの。何が変わる訳でもないと思うけど」
アウラ
「もっと楽しいですわ。きっと、笑えます」
「あなたの笑顔を、私は見てみたいです」
ルトヴィーク
「笑ったらどうなるって、」 と返そうとして 
鳩が豆鉄砲を食ったような、抜けた顔をする。
「は?」 「……何で?」
アウラ
「見てみたいことに、理由が必要ですか?」 悪戯っ子の笑みで
ルトヴィーク
――……」 「じゃあ、見せたくない事にも理由はいらないな」
アウラ
「真っ向からですわね」 今度は困ったような笑みで
「名前を憶えて欲しい、憶えない。笑顔が見たい、見せない」
アウラ
すみません、数分お時間いただきますわ
ツムギ
了解です。発言続くような感じですのでこのままステイします
アウラ
お待たせしました
アウラ
「上手くいかないものですわ」
ツムギ
おかえりなさい
ルトヴィーク
「本当、あんたのことはよく解らない」 
「何がしたいんだ?」
アウラ
「お話がしたいのですわ」
「あなたの事をよく知りたいのです。一緒にお仕事をしていくうえでも大事ですけれど」
「せっかくお会いしたのですから。関わるという事をしないでおくのは勿体ないではありませんか」
ルトヴィーク
「……関わる方が面倒な事が多いのに?」
アウラ
「それは個人の見解の相違というものですわね」ふふ、と笑って
「私はそれを面倒だとは思いませんわ」
ルトヴィーク
「変な奴」 
「……馬鹿な奴」
アウラ
「そうやって」
「何から何まで知ったように冷めてみている方が、かっこいいとお思いですか?」
ルトヴィーク
「かっこいい?」 きょとん、として
アウラ
「そうは思いませんわよね。ちょっと意地悪でした」 困ったように笑って
ルトヴィーク
「それは解らないけど、でも」
アウラ
「ただ、それを馬鹿だ、変だで片付けるだけでは、進歩というものがありませんわ」
ルトヴィーク
「……余計なものは無い方が良い事は、知ってる」
アウラ
「……貴方が余計と思うものが」
「実は大事なものであることは多いと思います」
「…ですから、諦めないでください。ご自分を」
怖いのですか?とは問わない様に言葉を選んで
ルトヴィーク
「諦める?」
「……」 首を傾げて 「諦めてるのか?」
アウラ
「悟っているというよりかは、無駄だから何もしないと、決めつけている…様に見えたので」
「それは名前をつけるなら諦めというのではないでしょうか」
ルトヴィーク
「……そうかな」 「よく、わからないけど」 
アウラ
「……分からないなら」
「教えて差し上げます。ただ、それには」
「知りたいという気持ちや、こうしたいという意思が必要ですわ」
ルトヴィーク
「……それを知ったら、」
続く言葉を探すのに時間をかけて、頭を掻いて。それでも見つからずに小さく唸って、視線をアウラに向けたり空に向けたりふらふらさせる。
「…………なにかに使って貰えるのか?」
アウラ
「……ルトヴィーク様は、」
「…いえ…」言葉に詰まる
ルトヴィーク
「……?」 首を傾げて 「なに」
アウラ
どう答えてあげるのが、彼にとっての最善なのか。どう考えても彼は "使ってくれる人"を求めている
それを買って出るのは簡単だ でもそれは 「──、」
「使って貰えるかは──、分かりませんが」
「少なくとも貴方を見ようとする人は、増えると思いますわ」
「ただの仕事仲間ではなく、ルトヴィークとしての貴方を」
ルトヴィーク
「……」 それを聞いて、訝しむ様に眉根を顰めて
「もし、それが本当なら。……そうする」
アウラ
「だから見て貰ったらその時は、」
「貴方も相手の事を見てあげてください」
「それが、大事なことですわ」
ルトヴィーク
「使わせる為に見せるのに、俺も見るの?」
アウラ
「はい。貴方は道具ではありませんから」
「誰に使われるかは、しっかりと見定めないと」
「見定めたうえで無いと…納得は出来ないかもしれませんのよ?」
ルトヴィーク
「……別に。言ったでしょ、遣われればそれで、って」
アウラ
「……また、真っ向ですわね」溜息をついて
ルトヴィーク
「……」 頭を掻いて
「わかった。やればいいんでしょ」
アウラ
「……ええ」
ルトヴィーク
「なに」 アウラの様子に首を傾げて
アウラ
「まずはやってみてくださいな」ふんわり笑って 鉄色の瞳を見つめた
ツムギ
と、ごめんなさい10分ほど離席を
アウラ
はぁい
ツムギ
もどしました、すみません
アウラ
おかえりなさいませ
ルトヴィーク
「ああ、……解った」 素直に頷いて 
アウラ
「…では、休憩もできましたし。お宿を探しましょう」
ルトヴィーク
――……空を、」
アウラ
「……?」
ルトヴィーク
「見るのが。好きだった、……と、思う。…………多分」
思い出す様に、訥々と続けて
満足か、とばかりに首を傾げた。
アウラ
「……」立ち上がりかけて 「‥そうですか、」 また座り直して微笑んだ
「いい事を、聞けましたわ」
ルトヴィーク
「……?」 座り直したアウラに首を傾げて 「宿を探すんだろ。行かないのか?」
アウラ
「私の本当の名前は、オーロラという意味もあるようでして…空に関連するものです」
「いつか一緒に見ましょう。魔域に…絡んでしまうとあれなので、見れるところで」
ルトヴィーク
「……仕事なら、そうしよう」
アウラ
「……もう」
「……それから、1人だけ外って言うのはなしですわ」手を握って
ルトヴィーク
手を握られれば、特にそれを払うでも、握り返すでもなくそのままにして
アウラ
「お部屋を二つ取れるお宿を探しましょう」引いて行こうとするが、筋力的にちょっと足りないのかプルプルしてる
ルトヴィーク
「?」 ぷるぷるしている理由も意図も掴めずに、首を傾げて
アウラ
「一緒に、泊るところ、を、探す、のですわ」
ルトヴィーク
「……解った」 先程よりも僅かながらゆっくりと歩き始めて、
結んでもいない、しかしアウラが掴んだ手はそれにつられて引かれる形となる。
アウラ
「いきますわよ」 うんうん、と二回頷くと ゆっくりとした足取りで夜の闇が降りてくる往来を移動する
アウラ
私はこれで大丈夫ですわ
ルトヴィーク
「わかってる」 ぼんやりと暗くなった空を見上げて、どこか遠い目をして
人目を嫌う様に俯きながら、アウラに選ばせながら宿を探す為に雑踏へと消えた。
ツムギ
こちらもこれにて〆に
アウラ
では、お付き合いありがとうございました
とても試されてる気持ちになりましたわ
ツムギ
こちらこそありがとうございました!
試してなんていませんとも。ええ。
アウラ
ではまた、次の機会を楽しみに
)))
ツムギ
はーい。お疲れさまでした。
)))
SYSTEM
アウラが退室しました。
SYSTEM
ツムギが退室しました。
SYSTEM
アヤメが入室しました。
アヤメが退室しました。
SYSTEM
GMSが入室しました。
GMSが退室しました。
SYSTEM
アヤメが入室しました。
アヤメが退室しました。
背景
BGM