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20191122V_0

SYSTEM
ジャンヌが入室しました。
ジャンヌ
掃除したのにされてないじゃないですか!!
大丈夫っぽかった。
SYSTEM
ニオが入室しました。
ニオ
これはびっくりしちゃうねw
ジャンヌ
NPC選択欄がやや小さい……
よしじゃあ
ニオ
これは操作ミスしそう
ジャンヌ
宿でいいですか。
ニオ
宿だと怒られちゃいそうというか人の目があるから
ジャンヌ
わかる。
ニオ
内緒話に適した状況を作りましょう
ジャンヌ
腹案がお有りなら最初はおまかせしましょう。
ニオ
はーい
ニオ
ニオ
こうなるんだねぇ
ニオ
"下弦の月"にまつわる依頼を受けて解決した帰り道
ジャンヌ
そうらしいです。
ニオ
半月が美しく浮かび 星星が闇夜を照らしている
今は、野営の最中、同行している2名は少し離れた場所にあるテントで休んでもらっていて
夜番を務める少女が2人、焚火を囲んで座っている
夜も冷える様になってきた時期、黒髪に銀色の髪が混ざる少女は、丸太に腰かけてぼーっと炎を見つめていた
ジャンヌ
「お疲れさまです、ニオさん」 そんな少女の所へと、手にカップを2つ持ってやってきたのは、金色のロングヘアの娘。
「辺りを見てきましたが、異常はなさそうです」 そう言って、白湯の入ったカップを片方「どうぞ」とにこやかに差し出した。 
ニオ
「……あ、」 ワンテンポ遅れて反応を返す 「ありがとう、じゃん・・・ぬ」 薄い表情に笑みを載せて カップを受け取る
ジャンヌ
「……ふふ、もう少しですね」 未だに名前を思い出すのに時間が掛かっている様子に不満そうな顔を見せることなく、笑顔で頷きを返す。 「しかし……今日は昨日より冷えますね」
ニオ
「心配ないね。ジャンヌがそう言うなら」小さく頷いて 「お隣どうぞ」 少しずれて横倒しの丸太を勧める
ジャンヌ
お礼を言ってニオの隣に座ると、寒い寒い、とでも云うようにマントに包まって、両手でカップを持って暖を取る。
ニオ
「ええ、冷えるわ」 カップの白湯を啜って 「だから、これはきちんとありがとう、ね」
ジャンヌ
「私は野伏や斥候の心得というか、才能がないものですから、皆さん程しっかりとした探索や索敵は出来ませんが……」
「本当なら、薬草茶の一つでも淹れられたら良かったのですが、生憎今は持ち合わせがなくて……」
ニオ
「美味しいわ」 白湯に対してのリアクションとしては 不思議な感想を述べて
ジャンヌ
「……」 自分も白湯を啜って。 「ふふ、そうですね。こういう所で飲むと、何だかとても美味しく感じます」
ニオ
「薬草茶、ね」んー、と考えて 「今度淹れてあげるわ、欲しかったら」
ジャンヌ
「本当ですか?」 ぱあっと表情を明るくして。 「嬉しいです。私も最低限の知識は身につけているつもりですが、お詳しい方から教えていただける機会というのは、なかなかなかったものですから」
ニオ
「……」ああ、そういう顔をされると わたしが出てきそうになる 「ただ、味は保証しないわ」
「しない、というより。できない?」小首を傾げて
ジャンヌ
「勿論味も重要ではありますが、香りや効能も大事ですから、大丈夫ですよ」 と答えた所で、ニオの様子を見て。
「……」 今までの会話と、先程の白湯の感想を思い出す。
ニオ
「ええ」 ジャンヌの表情を見て取って 「わからないの。味が」
ジャンヌ
「ええと、失礼ですがニオさん、もしかして、何か味覚に……?」
「……」 やっぱり、と言った表情を浮かべる。 「そうですか……。そういうご病気を患っていらっしゃったりするのですか……?」
ニオ
「すっごく濃くしたりすれば、ちょっとは感じるけど、ね」
「病気、というより」
「呪い、の方かしら。これは」
ジャンヌ
「成程……。でしたら、ニオさん用の食事は、少し濃い目の味付けにしておかないといけませんね」
「呪い、ですか……?」 続く言葉に、きょとんと目を丸くしてニオを見た。
ニオ
「いいのよ、じゃんぬ」
ジャンヌ
ちょっとしばらく電話に……!
ニオ
「大した差はないわ」薄く笑んで
ニオ
はーい
ニオ
「内緒話は、それ」
ジャンヌ
「良かったんですか? 私などにそんなお話をしてしまって……」
ニオ
「?」
きょとん、とした顔で
ジャンヌ
「内緒ということは、ニオさんとしても秘密にしておきたい事なのでしょう?」
「私とはまだ出会って間もない間柄ですし……そんなことを聞いてしまって良かったのかな、と」
ニオ
「これだけなら、ね。もっと、困る事があるから」
「ジャンヌに話しておこうと、思ったの」
「他の人には言わないでしょうし、あなたなら」
ジャンヌ
「……」 誰しも秘密はあるものだろうけど、もっと困った事があるなんてはっきり言われてしまうとちょっと困った顔になって。
「ええ、勿論、口外したりはしません」
ニオ
どう、と 人形めいた顔がジャンヌの表情を覗く 「うん」 小さく頷いて
ジャンヌ
「口は堅い方だといえる程自信はありませんが、少なくとも人の秘密をみだりに口にするようなことは、神に誓ってしません。安心してください」
ニオ
「内緒よ」しー、と唇の前に指を当てて
「覚えてる?ニオが飲んでたもの」
ジャンヌ
「はい、内緒です」 此方も人差し指を唇の前で立てて微笑む。
「ええ、覚えていますよ」
ニオ
「中身はね、血なの」
ジャンヌ
「……血?」 好きな飲物でも持参しているのかと思っていたところに、思わぬ答えが飛んできて、目を丸くした。
ニオ
「欲しくなっちゃうの。呪いの影響で」
「だから、普段持たせて貰ってるの」
ジャンヌ
「……血が欲しくなる呪い……。穢れの影響で、そういう症状が出る方がいらっしゃるというのは耳にしたことがありますが……」
「その……もししばらく摂取することが出来なかった場合は、どのような影響が出てしまうのでしょうか」
ニオ
「くるしいだけよ」
「死んじゃったりはしないわ。まだ」
ジャンヌ
「そうですか……」 だけと言われても、苦しい思いをしている時点で心配になり、表情が自然と曇る。
ニオ
「それが内緒話に必要な、お話」
「これも内緒、ね」
ジャンヌ
「……」 それ自体が内緒話ではない。となると、 「……はい、勿論。そんなことを誰かに話したりはしません」
ニオ
「あのね、あのね」 耳元に顔を近づけて囁くように
ジャンヌ
「内緒話に必要なお話……ということなら、大事な内緒のお話も、聞いてしまって良いのでしょうか」
「ん……」 此方からも顔を寄せて、しっかりと聞き取れるように。
ニオ
「なくなっちゃったの」
ジャンヌ
「それは……いけませんね。どうしましょう、何処かで手に入れば良いのですが……」
ニオ
「だから、ね」
「ジャンヌの血を、くれない?」 甘く囁くような声で 欲しがる
ジャンヌ
「私の血、ですか……?」 やや困惑したような顔を見せるも、少しすると口を開いて。 「……そうですね。それでニオさんが苦しまずに済むのであれば」
「ですが、それこそ味の保証はできませんよ……? 一応、健康的な生活を心がけてはいますが、血の味なんて意識したことはありませんし……」
ニオ
「お願いできないでしょう?他の人には」 人形めいていて、あまり変わらない表情が一瞬だけ妖しさを帯びてジャンヌを見た
「大丈夫よ」
ジャンヌ
「今の事情を説明すれば、私以外にも分けてくださる方はいらっしゃるとは思いますが……そうですね、お話をしていただいたからには、断るわけにもいきません」
ニオ
「あじ、わからないもの」言ったでしょ、という目をした
ジャンヌ
「……いつか、その呪いが解けて味が分かるようになるといいですね」
ニオ
「困らないわ」
「美味しいって、少し笑って見せれば」
「よろこぶわ、みんな」
ジャンヌ
「いいえ、それだけでは駄目です」
「美味しいと感じられるのは、幸せなことですから。貴方がそれをちゃんと感じることが出来なければ、その言葉の意味は半減してしまいます」
ニオ
「だいじなこと?」
ジャンヌ
「ええ、貴方自身が幸せを感じられるかどうかは、とても大事なことです」
ニオ
「ニオは幸せよ」
ジャンヌ
「美味しいと感じられるようになれば、もっと幸せになれますから」
ニオ
「だんげんするのね」
ジャンヌ
「ふふ、私がそうですから。美味しいご飯を食べているときは、とても幸せですよ」
ニオ
「強引な人は好きよ」 薄く笑って 「とても、素敵だわ」
ジャンヌ
「ご、強引だったでしょうか……」
ニオ
「だって、」
「ニオが知ってる幸せよりももっと上を知っているから、そうしてあげたいと思ってるんでしょう?」
ジャンヌ
「……上かどうかは分かりません。でも、幸せは多い方が良いですから」
ニオ
「幸せだっていう、ニオの気持ちをおいて」どこか楽しげに歌う様に言葉を述べる
ジャンヌ
「美味しいものを美味しいと感じられることは、貴方の今の幸せを奪うことではありませんから」
「……私がそう思っているだけ、傲慢だと言われれば、そのとおりなのかもしれませんけれど、ね」 困ったように苦笑を浮かべて。
ニオ
「いいと思うわ」
「その方があなたらしいもの」
ジャンヌ
「ふふ、そう言っていただけるのでしたら、今は貴方の云う強引な私でいようと思います」
ニオ
「うん。そういうあなたで居て」
そうじゃないと、壊し甲斐がないもの
ジャンヌ
「はい、ありがとうございます」 言葉には素直な笑顔を浮かべて頷いて。 「そういえば……血を差し上げるといっても、どういう形でお渡しすればいいのでしょう」
ニオ
「痛いかもしれないわ、少し」
「首筋か、指先、すぐ終わるのは、首筋。ちょっとかかるのは、指先」
ジャンヌ
「痛みには慣れていますから、お気遣いなく」
「どちらが良いのでしょう……。ええと、そうですね。ニオさんのやりやすい方でどうぞ」
ニオ
「そう」
顔を近づけて見つめて 「なら、首筋がいいわ」 犬歯にしては、少し長めのものが口から覗く
ジャンヌ
「……わ、分かりました」 ずい、と顔を近づけられると困惑と気恥ずかしさを滲ませて。 「ど、どうぞ……」 白い首筋に触れやすくするように、首を傾けた。
ニオ
ゆっくりと顔を首筋に近づけて 口を開く
ジャンヌ
「…………」 落ち着かず、緊張した様子で目を閉じて静かに待つ。
ニオ
何かが首筋に刺さる感じがして 続いてゆっくりと血が抜かれていく 軽い貧血にも似た感覚が襲ってくる
「…ん…はぁ…」 味覚がないと言った彼女が、まるで天上の美味を貪っているかのような吐息を漏らす
ジャンヌ
「っ……」 鋭いものが突き立てられる痛みと、血が吸い上げられ、決して心地が良いとはいえないふわふわとした感覚に襲われる。
ニオ
早く終わる というには少し長く感じる時間が過ぎ 「……ふぅ…」 首筋から顔を離す 唾液が糸を引いて、闇に溶けていった
ジャンヌ
「……」 力が抜けていくような感覚は、思ったよりも長く感じられて、少しばかり目眩を覚える。
ニオ
「だいじょうぶ?」
ジャンヌ
「……っは、ぁ……」 ようやく彼女の唇が離れると、無意識にやや艶の乗った声が漏れた。
「……え、ええ、大丈夫です。このような形で血を失うのは初めてなもので、ちょっと緊張しましたけど……」
ニオ
「素敵な味だったと思うわ」きっとね、と 「止血は、しておいて」
ジャンヌ
「そ、そうですか……。お口にあったのなら良かった……」 のだろうか。血の味を褒められてもなんだか釈然としない。
そう返しながらもきれいな布を傷口に押し当てて押さえて
ニオ
「これでたぶん、何日かは大丈夫」やっぱり量はとってたらしい
「ごめんなさい。こんなお願いして」
ジャンヌ
「良かったです。今後は、多めに持ってきておかないといけませんね」
「もしもの時は、こんな風に私を頼ってくださって構いませんから」
ニオ
「ありがとう、ジャンヌ」
ジャンヌ
「いえ、お役に立てたのなら――違いますね。……どういたしまして、ニオさん」 傷口を押さえたまま、柔らかな笑みを見せて。
ニオ
「使わないの?奇跡は」
ジャンヌ
「そう大きな傷というわけでもありませんし、このくらいならじきに止まりますから、大丈夫ですよ」
ニオ
「じゃあ、お礼」
ジャンヌ
「何でもかんでも騎士神に頼ってしまうというのも、何だか違う気がしますしね」
ニオ
「してあげるわ、消毒。念のため、ね」
ジャンヌ
「じゃあ、お願いします」 布をずらして、傷口を晒した。
ニオ
ポーチから慣れた手つきで清潔な道具を取り出すと
明らかに医術の心得がある手際で傷口を処理していく
ジャンヌ
「すごい……随分慣れていらっしゃるんですね」
ニオ
「お手伝いも、してるのよ」
ジャンヌ
「お手伝い。どなたのですか?」
ニオ
「研究者で、お医者さん」
「ニオの大事なひと」
ジャンヌ
「お医者様……珍しい方ですね。私の居た村やイルスファールでは、やはり神官の方が怪我や病気の対処に当たることがほとんどですから」
「ふふ、そうですか。ニオさんにもそういう方がいらっしゃるんですね」
ニオ
「うん。ニオはそのひとのものなのよ」頷いて
ジャンヌ
「まあ……。そのひとのものだなんて、まるで恋人みたいですね」
ニオ
傷口にガーゼを固定すると 離れて
「こいびと?」
ジャンヌ
「違うんですか?」 処置してくれた事にお礼を述べながらも、きょとんとした顔をニオへ向けて。
ニオ
「違うわ」
ジャンヌ
「そ、そうですか……。恋人でないのにそのひとのものだなんて云う関係……」 むむむ、と真剣に考え込む。
ニオ
「簡単なことなのだけど…」小首を傾げて 「まあ、その話は、いいわ」
ジャンヌ
「……ん、そうですね。じきに交代の時間のはずですし、次の方々のために飲み物などを用意しておきましょうか」
ニオ
「それは素敵ね」
「あ、」
ジャンヌ
「どうされました?」
ニオ
「薬草茶を淹れましょう」
「味はジャンヌが見てくれたらいいわ」
ジャンヌ
「ああ、ニオさんが茶葉をお持ちでしたら、そうしましょうか」
ニオ
「探して来ればいいわ」
立ち上がって 「戻るわ、すぐに」
ジャンヌ
「こんな時間に近くで見つけられるでしょうか……」
「……あ、はい。じゃあ、お任せします」
「私はお邪魔になってもいけませんし、此処で見張りを続けていますから、お気をつけて。何かあったらすぐに報せてくださいね」
ニオ
ひらひら、と手を振って 小さく頷いた
す、と気配が消えると
月夜に輝いていた銀糸のような髪が闇に溶けていく
ニオ
こんな感じでフェードアウト
ジャンヌ
はい
ニオ
やっぱり相談できるって楽ね
ジャンヌ
「……」 そんな美しい光景を、静かに見つめ続けて。
「……不思議な子、ですね」 冒険者に限らず、人にはそれぞれ事情がある。それでも、そう漏らさずには居られなくて。
出来る限り彼女の力にもなってあげたいと思いながら、一人見張りを続けた。
ジャンヌ
ですね。
ジャンヌ





ジャンヌ
いつから動いていいかとかも確認が楽ですし
ニオ
うんうん
ジャンヌ
よし、じゃあ今回はここまでで
お付き合いありがとうございました!
ニオ
はーい。ありがとうございましたー
殺しに来てね
ジャンヌ
助けにいきます
ニオ
ごういんなひと
ジャンヌ
)))
強引です。
ニオ
)))
SYSTEM
ジャンヌが退室しました。
SYSTEM
ニオが退室しました。
背景
BGM